JP4676665B2 - 速結端子及び電線接続器並びに照明器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電源線と器具内配線との中継をなす電源端子台等として使用される電線接続器、及びこの接続器が備える正極用及び負極用の一対の速結端子、並びに前記電源端子台を備えた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10に示した従来の電源端子台1は、ボディ2とこれに連結されたカバー3とからなる筐体4に、図11に示す速結端子5を正極用及び負極用として2個収容して形成されている。ボディ2の下面(正面壁)には、一対の正極用電源線挿入孔6a、6bと、一対の負極電源線挿入孔7a、7bとが開けられており、ボディ2の一側壁には一対の正極用器具内配線挿入孔8a、8bと、一対の負極用器具内配線挿入孔9a、9bとが開けられている。なお、図10中符号10a、10bはボディ2の下面に開けられた一対のアース線挿入孔を示している。
【0003】
図11(A)に示すように速結端子5は、基板部11から同一面側に向けて略直角に折り曲げられた第1、第2の電線受け板部12、13と、基板部11から折り曲げられて両電線受け板部12、13間に位置する第1、第2の鎖錠板14、15とを備えている。両鎖錠板14、15は、いずれも第1電線受け板部12に斜めに対向する弾性変形可能な第1鎖錠片14a、15a、及び第2電線受け板部13に斜めに対向する弾性変形可能な第2鎖錠片14b、15bを有している。
【0004】
第1電線受け板部12と第1鎖錠片14a、15aとの間には、電源線挿入孔6a又は7aに挿入された電源線が接続され、第2電線受け板部13と第2鎖錠片14b、15bとの間には、電源線挿入孔6b又は7bに挿入された電源線が接続される。
【0005】
第2電線受け板部13の先端にはこの板部13を境に基板部11とは反対側に向けて略直角に第3電線受け板部16が折り曲げられ、板部16の先端には第2電線受け板部13と略平行に第3鎖錠板17が略直角に折り曲げられている。この第3鎖錠板17には第3電線受け板部16に斜めに対向する弾性変形可能な一対の第3鎖錠片17a、17bが切起こされている。
【0006】
第3電線受け板部16と一方の第3鎖錠片17aとの間には、器具内配線挿入孔8a又は9aに挿入された器具内配線が接続され、第3電線受け板部16と他方の第3鎖錠片17bとの間には、器具内配線挿入孔8b又は9bに挿入された器具内配線が接続される。
【0007】
前記構成の速結端子5は、図11(B)に示すように打ち抜かれた1枚の平板を折り曲げて作られる。図11(B)中点線は折り目を示し、平行斜線を付した部分はスクラップとなる部分を示している。
【0008】
前記速結端子5は、第2電線受け板部13を基準に基板部11と第3電線受け板部16とが、互いに正反対の方向に折り曲げられて段違い平行状に設けられているとともに、これら基板部11と第3電線受け板部16の先端に夫々設けられた第1電線受け板部12と第3鎖錠板17とが互いに正反対の方向に折り曲げられている。このように速結端子5は、その曲げの方向が反対向きとなっている個所が多く、夫々の曲げの向きに応じて工程を分けて曲げる必要があるとともに、曲げ個所が多いので、曲げ成形に要するコストが高く、よってコストダウンをするには不利であり、その改善が求められている。
【0009】
しかも、電源線挿入孔6a、6b、7a、7bから挿入された電源線を第1、第2の電線受け板部12、13との間に鎖錠する第1鎖錠板14は、その中央平板部で基板部11に接続されているだけであるので、挿入された一方の電源線に引き抜き力が加わった場合に、前記中央平板部を介して第1鎖錠板14全体が動く可能性がある。このように電源線の引き抜き力で鎖錠板14が動き易いと、電源線の接続信頼性を損なう恐れが考えられる。
【0010】
更に、前記速結端子5は、器具内配線を接続するための第3鎖錠片17a、17bが、図11(A)中に矢印で示す電源線の挿入方向に沿って並設されているので、速結端子5の高さHが大きくなり勝ちである。そのため、この速結端子5を収容する筐体4の厚みを薄くする場合の妨げとなり易く、電源端子台1を薄形化するには適さず、その改善が求められている。
【0011】
又、従来の電源端子台1は、そのボディ2の正面壁に上向きの電源線挿入孔6a、6b、7a、7bを設けるとともに、一側壁にこれを貫通する横向きの器具内配線挿入孔8a、8b、9a、9bを設けているので、合成樹脂製のボディ2を成形するにあたっては、器具内配線挿入孔8a、8b、9a、9bを成形するためのスライド型を必要とする。そのため、金型費が嵩み、成形にも時間がかかって、コスト高となり易い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、成形が容易で薄形に構成できる安価な速結端子、及びこの速結端子を備えた電線接続器、並びにこの電線接続器を備えた照明器具を得ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明の速結端子は、基部の両側に一体に張り出した張り出し板部から折り曲げられるとともに、前記張り出し板部に対してこの板部の幅方向一端側に突出した幅方向一端側部分をなす平板状部位を有した第1電線受け板部と、この第1電線受け板部の先端から折り曲げられて前記張り出し板部に対向する第2電線受け板部と、前記張り出し板部の幅方向に並設されて前記第1電線受け板部の平板状部位に斜めに対向する弾性変形可能な第1鎖錠片と、前記第1電線受け板部の幅方向他端側部分から切起こされて前記第2電線受け板部に斜めに対向する弾性変形可能な第2鎖錠片と、を具備するとともに、前記第1鎖錠片と前記第1電線受け板部の平板状部位間への電線挿入方向と、前記第2鎖錠片と前記第2電線受け板部間への電線挿入方向とが互いに略直交していることを特徴としている。
【0014】
この請求項1の発明の速結端子は、1枚の平板から第1電線受け板部、第2電線受け板部、及び第2鎖錠片を夫々折り曲げるが、これらは前記1枚の平板の対応する各部を前記平板の一面側にあたかも丸めるように曲げたり切起こしたりして設けられるので、各部の曲げの向きが反対向きとなることが少なく、曲げ個所を少なくでき、よって、この発明の速結端子は成形し易い。しかも、弾性変形可能な第1鎖錠片と第2鎖錠片が速結端子の厚み方向に沿って並設されることがないので、薄形にできる。
【0015】
請求項2の発明の速結端子は、基部の両側に一体に張り出した一対の張り出し板部から夫々同じ側に折り曲げられて相対向するとともに、前記張り出し板部に対してこの板部の幅方向一端側に突出した幅方向一端側部分をなす平板状部位を有した一対の第1電線受け板部と、これら第1電線受け板部の先端から互いに近づくように夫々折り曲げられて前記張り出し板部に対向する一対の第2電線受け板部と、前記張り出し板部の幅方向に並設されて前記第1電線受け板部の平板状部位に斜めに対向する弾性変形可能な一対の第1鎖錠片と、前記第1電線受け板部の幅方向他端側部分から切起こされて前記第2電線受け板部に斜めに対向する弾性変形可能な一対の第2鎖錠片と、を具備するとともに、前記第1鎖錠片と前記第1電線受け板部の平板状部位間への電線挿入方向と、前記第2鎖錠片と前記第2電線受け板部間への電線挿入方向とが互いに略直交していることを特徴としている。
【0016】
この請求項2の発明の速結端子においても、1枚の平板から一対の第1電線受け板部、一対の第2電線受け板部、及び一対の第2鎖錠片を夫々折り曲げるが、これらは前記1枚の平板の対応する各部を前記平板の一面側にあたかも丸めるように曲げたり切起こしたりして設けられるので、各部の曲げの向きが反対向きとなることが少なく、曲げ個所を少なくでき、よって、この発明の速結端子は成形し易い。しかも、弾性変形可能な一対の第1鎖錠片と一対の第2鎖錠片が速結端子の厚み方向に沿って並設されることがないので、薄形にできる。
【0017】
前記課題を解決するために、請求項3の発明の電線接続器は、ボディ及びカバーを連結してなるとともに、正面壁に開口された電線挿入孔及び一側壁に開口された送り用電線挿入孔を有する筐体と、前記請求項1に記載の速結端子であって、前記第1鎖錠片の先端部を前記電線挿入孔に対向させるとともに、前記第2鎖錠片の先端部を前記送り用電線挿入孔に対向させて、前記筐体に内蔵された速結端子と、を具備したことを特徴としている。
【0018】
この発明においては、成形が容易で薄形に構成できる安価な速結端子を備えているので、この速結端子のコストダウンに応じて安価で、かつ、厚み方向のコンパクト化を図るのに有利な電線接続器を提供できる。
【0019】
又、前記課題を解決するために、請求項4の発明の電線接続器は、ボディ及びカバーを連結してなるとともに、正面壁に開口された一対の正極用電線挿入孔、前記正面壁に開口された一対の負極用電線挿入孔、一側壁に開口された一対の第1送り用電線挿入孔、及び前記一側壁に対応する他側壁に開口された一対の第2送り用電線挿入孔を有した筐体と、前記請求項2に記載の速結端子であって、前記一対の第1鎖錠片の先端部を前記一対の正極用電線挿入孔に個別に対向させるとともに、前記一対の第2鎖錠片の先端部を一方の前記第1送り用電線挿入孔及び一方の前記第2送り用電線挿入孔に個別に対向させて、前記筐体に内蔵された正極用速結端子と、前記請求項2に記載の速結端子であって、前記一対の第1鎖錠片の先端部を前記一対の負極用電線挿入孔に個別に対向させるとともに、前記一対の第2鎖錠片の先端部を他方の前記第1送り用電線挿入孔及び他方の前記第2送り用電線挿入孔に個別に対向させて、前記筐体に内蔵された負極用速結端子と、を具備したことを特徴としている。
【0020】
この発明においても、成形が容易で薄形に構成できる安価な速結端子を備えているので、この速結端子のコストダウンに応じて安価で、かつ、厚み方向のコンパクト化を図るのに有利な電線接続器を提供できる。
【0021】
請求項5の発明の電線接続器は、請求項3又は4に記載のボディとカバーとの接合面に設けた前記各送り用電線挿入孔の半割溝を、互いに合わせて前記各送り用電線挿入孔が形成されていることを特徴としている。
【0022】
この発明においては、各送り用電線挿入孔がボディの側壁を貫通して設けられることがなく、ボディとカバーとを接合し連結して筐体を構成することに伴って各送り用電線挿入孔を接合面間に形成できるので、ボディの成形型において貫通する各送り電線挿入孔を作るためのスライド型を要しない。
【0023】
請求項6の発明は、請求項5に記載の各送り用電線挿入孔の入口の近傍に位置して前記ボディに夫々形成された係止爪を、前記各送り用電線挿入孔の入口の近傍に位置して前記カバーに形成された爪受け部に引掛けて、前記ボディとカバーとを連結したことを特徴としている。
【0024】
この発明においては、電線挿入孔の入口の近傍で爪係合によりボディとカバーとを連結しているので、電線挿入孔に挿入された電線がその挿入方向に対して交差するように斜めに引っ張られた場合に、ボディとカバーとの間が不用意に開くことを防止できる。
又、前記課題を解決するために、請求項7の発明の照明器具は、電源線と器具内配線が接続される電源端子台を備えた照明器具において、前記電源端子台に請求項4から6の内のいずれか一項の電線接続器を用いたことを特徴としている。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を参照して本発明の一実施形態を説明する。
【0026】
図1中21は天井に例えば埋め込んで設置される蛍光灯照明器具を示し、この器具21は、下面が開放されたシャーシ22を備えている。このシャーシ22の長手方向両端部に夫々一対のランプソケット23が取付けられていて、シャーシ22の長手方向に対向するランプソケット23にわたって直管形の蛍光ランプ24が取付けられている。
【0027】
シャーシ22の天板には、両蛍光ランプ24間に位置して電線接続器例えば電源端子台25が取付けられているとともに、図示しないが例えば調光可能なインバータ式の安定器からなる点灯装置等が取付けられている。電源端子台25には前記天板に穿った電源線引込み孔26を通って天井裏からシャーシ22内に引込まれる図示しない電源線(電線)が接続される。更に、電源端子台25は図示しない器具内配線(電線)を介して前記点灯装置に接続されるとともに、図示しない器具内配線を介してシャーシ22の長手方向一端側のランプソケット23に接続される。又、前記点灯装置は図示しない更に他の器具内配線を介してシャーシ22の長手方向他端側のランプソケット23に接続される。そして、これら電源端子台25、点灯装置、及び各器具内配線を覆う断面V形の中央反射板27が、2本の蛍光ランプ24間に位置して前記天板に取付けられている。
【0028】
図2〜図9を参照して電源端子台25を説明する。電源端子台25は、電気絶縁性の合成樹脂例えばナイロン樹脂製の筐体31と、この筐体31に内蔵された正極用及び負極用の一対の速結端子32、33とを具備している。
【0029】
図2〜4及び図7等に示すように筐体31は、ボディ35と、これに連結されるカバー36とからなる。これらボディ35とカバー36とは、いずれか一方に形成した後述の複数の係止爪とこの爪に対応して他方に形成した複数の爪受け部とを互いに夫々引掛けることによって組立てられている。筐体31は、カバー36を上側に配置するとともにボディ35を下側に配置した姿勢でシャーシ22に取付けられる。この取付けは、シャーシ22の天板を上から貫通する図示しない2本のねじを、カバー36に設けた図示しない2個のねじ受け孔に螺合することにより行なわれる。
【0030】
図3〜図5に示すように容器状をなすボディ35は、一対の端子収容室35b、35cを有しているとともに、その相対向する一対の側壁構成部35aには張り出し縁部が設けられている。この張り出し縁部の端面によってカバー36との接合面34が形成されている。図5中35dは端子収容室35b、35cを仕切るための互いに平行な隔壁を示しており、これら隔壁35d間にはボディ35の中央部に位置するセンター軸35eが設けられている。このセンター軸35eは接合面34より突出している。端子収容室35b、35cの夫々には端子支えリブ35f、35gが設けられ、これらのリブ35f、35gは夫々基部嵌合部47を有している。基部嵌合部47は例えば端子収容室35b、35cの開放面に向けて突出する突部で形成されている。
【0031】
ボディ35の正面の壁(既述のようにシャーシ22に固定された状態では下面をなす壁)には、図2及び図3に示すように一対の正極用電線挿入孔37a、37bと、これらの近傍に個別に対応して設けた一対の角孔状リリース孔38a、38bとが縦方向に貫通して開けられている。これら各孔37a、37b、38a、38bは、いずれも一方の端子収容室35bに連通している。
【0032】
同様に、ボディ35の正面壁には、更に他の一対の負極用電線挿入孔39a、39bと、これらの近傍に個別に対応して設けた一対の角孔状リリース孔40a、40bとが縦方向に貫通して開けられている。これら各孔39a、39b、40a、40bは、いずれも他方の端子収容室35cに連通している
図4及び図5に示すようにボディ35が有する一対の前記張り出し縁部の内の一方の接合面34には、一対の半割溝41a、42aが形成されている。一方の半割溝41aは一方の端子収容室35bの内外を連通し、他方の半割溝42aは他方の端子収容室35cの内外を連通している。同様に、ボディ35が有する他方の前記張り出し縁部の接合面34には、一対の半割溝43a、44aが形成されている。一方の半割溝43aは一方の端子収容室35bの内外を連通し、他方の半割溝44aは他方の端子収容室35cの内外を連通している。
【0033】
図3〜図5に示すようにボディ35の張り出し縁部の外面には、呼び込み用のテーパ面を有する係止爪45が、各半割溝41a、42a、43a、44aの筐体31の外部に臨む入口に沿って一体に形成されている。更に、図5に示すように張り出し縁部を有しないボディ35の他の一対の側壁の外面にも、呼び込み用のテーパ面を有する係止爪46が一体に形成されている。
【0034】
図3、図4、図6に示すように容器状をなすカバー36は、単一の端子収容室36bを有しているとともに、その相対向する一対の側壁構成部36aには張り出し縁部が設けられている。これらの張り出し縁部の端面によってボディ35との接合面51が夫々形成されている。図6(A)中36cは端子収容室36bの中央部に位置するセンター孔を示し、この孔36cには前記センター軸35eの先端部が嵌合され、この嵌合によりボディ35とカバー36との結合強度が高められている。端子収容室36bには、端子収容室35bの端子支えリブ35fに対応する端子支えリブ36dと、端子収容室35cの端子支えリブ35gに対応する端子支えリブ36eとが設けられている。
【0035】
図4及び図6に示すようにカバー36が有する一対の前記張り出し縁部の内の一方の接合面51には、半割溝41a、42aに個別に対向する一対の半割溝41b、42bが形成されている。これらの半割溝41b、42bはいずれも端子収容室36bの内外を連通している。同様に、カバー36が有する他方の張り出し縁部の接合面51にも、半割溝43a、44aに個別に対応する一対の半割溝43b、44bが形成されている。これらの半割溝43b、44bはいずれも端子収容室36bの内外を連通している。
【0036】
カバー36はボディ35に被さる四角環状の嵌合壁52を有している。この嵌合壁52の相対向する一対の壁部には、各半割溝41b、42b、43b、44bの筐体31の外部に臨む入口に対応して、図6(B)に代表して示すように半円状の溝の縁からなる爪受け部53が形成されている。更に、嵌合壁52の相対向する他の一対の壁部の外面にも四角形状の溝の縁からなる爪受け部54が形成されている。
【0037】
前記構成のボディ35はその嵌合壁52をカバー36の外周に嵌合させることにより、各爪受け部53に各係止爪45を夫々個別に引掛けるとともに、一対の爪受け部54にボディ35の一対の係止爪46を個別に引掛けて、カバー36に連結される。ボディ35とカバー36とが連結された組立状態は図3(A)および図4(A)に示されている。この連結状態では、ボディ35の接合面34とカバー36の接合面51とが互いに突き当たって密接状態に接合される。
【0038】
それに伴って、図7に示すように対向する半割溝41a、41b同士が合わさって第1送り用電線挿入孔41が形成されるとともに、対向する半割溝42a、42b同士が合わさって他の第1送り用電線挿入孔42が形成される。同様に、図2(B)に示すように対向する半割溝43a、43b同士が合わさって第2送り用電線挿入孔43が形成され、対向する半割溝44a、44b同士が合わさって他の第2送り用電線挿入孔44が形成される。
【0039】
前記組立によって側壁構成部35aと36aとは相連続して筐体31の側壁を形成する。従って、一対の第1送り用電線挿入孔41、42は筐体31の一側壁を横方向に貫通して設けられ、一対の第2送り用電線挿入孔43、44は前記一側壁に対応する筐体31の他側壁を横方向に貫通して設けられる。
【0040】
前記一対の速結端子32、33は、いずれもばね性を有する導電材料、例えば金属、好ましくは燐青銅板のような銅合金により形成されている。これらの速結端子32、33は、同一構造であリ、図示しないフープ材から図9(B)に示すように打ち抜かれた燐青銅板製の1枚の平板製ブランクBの各部を、あたかもこのブランクBをその1面側に丸め込むように折り曲げたり切起こしたりすることにより、図8及び図9に示すように成形されている。なお、図9(B)中点線は折り目を示している。
【0041】
これらの速結端子32、33は、基部61と、一対の第1電線受け板部62,63と、一対の第2電線受け板部64,65と、弾性変形が可能な一対の第1鎖錠片66,67と、弾性変形が可能な一対の第2鎖錠片68,69とを具備している。
【0042】
基部61は、平坦であっても差し支えないが、本実施形態では前記基部嵌合部47と凹凸嵌合ができるように外面に開放する断面コ字状をなす溝状に形成されている。基部61はブランクBの全幅にわたり延びている。この基部61の長手方向の一端部側にはその両側に一体に張り出す張り出し板部70,71が設けられ、基部61の長手方向の他端部側にはその両側に第1鎖錠片66,67が斜めに折り曲げられて設けられている。
【0043】
一対の第1電線受け板部62,63は、両張り出し板部70,71の先端から同じ側に略直角に折り曲げられて、互いに対向している。これら第1電線受け板部62,63は第1鎖錠片66,67と対向する平板状部位を有している。この平板状部位は、図8(B)及び図9(A)に示すように第1電線受け板部62,63の幅方向一端側部分をなしており、そこには第1鎖錠片66,67の先端部が斜めに近接して対向されている。
【0044】
一対の第2電線受け板部64,65は第1電線受け板部62,63の先端から互いに近づくように夫々略直角に折り曲げられている。これら第2電線受け板部64,65は、張り出し板部70,71と略平行でこれらに対向する平板状部位と、第1鎖錠片66,67の先端部と対向する部位とを有し、後者の部位には逃げ孔72が設けられている。なお、第1鎖錠片66,67の先端部と対向する部位を省略して、張り出し板部70,71と対向する平板状部位だけで第2電線受け板部64,65を形成してもよい。
【0045】
第2鎖錠片68,69は、第1電線受け板部62,63の幅方向他端側部分、つまり、張り出し板部70,71とこれらに対向する第2電線受け板部64,65の平板状部位とをつないだ部分から夫々切起こされている。これらの第2鎖錠片68,69は、その先端部が互いに近づけられる方向に、言い換えれば、張り出し板部70,71と、第1電線受け板部62,63と、第2電線受け板部64,65とがなす側面視コ字状をなす部分の内側に斜めに切起こされている。こうして切起こされた第2鎖錠片68,69の先端部は、対応する第2電線受け板部64,65に斜めに対向している。
【0046】
第1鎖錠片66,67とこれらに対応する第1電線受け板部62,63とは、図示しない正極側又は負極側の電源線を接続するために使用され、第2鎖錠片68,69とこれらに対応する第2電線受け板部64,65とは、図示しない器具内配線を接続するために使用される。そして、電源端子台25の使用状態において、第1鎖錠片66,67及び第1電線受け板部62,63間への電源線の挿入方向は上向きであり、第2鎖錠片68,69及び第2電線受け板部64,65間への器具内配線の挿入方向は横向きであり、互いに略直交するようになっている。
【0047】
図3(A)及び図4(A)に示すように前記構成の正極用速結端子32は、ボディ35の端子支えリブ35f、35gとカバー36の端子支えリブ36dとで挟まれて筐体31の端子収容室35b側に内蔵されている。同様に、前記構成の負極用速結端子33は、ボディ35の他の端子支えリブ35f、35gとカバー36の端子支えリブ36eとで挟まれて筐体31の端子収容室35c側に内蔵されている。これら一対の速結端子32、33は、その基部61にはボディ35の基部嵌合部47が嵌入されて、位置決めされている。
【0048】
筐体31に収容された正極用速結端子32の一方の第1鎖錠片66の先端部は、一方の正極用電線挿入孔37aに対向され、同様に他方の第1鎖錠片67の先端部は、他方の正極用電線挿入孔37bに対向されている。更に、正極用速結端子32の一方の第2鎖錠片68の先端部は、第1送り用電線挿入孔41に対向され、同様に他方の第2鎖錠片69の先端部は、第2送り用電線挿入孔43に対向されている。
【0049】
この速結端子32に対し負極用速結端子33は、センター軸35eを中心とする点対称の配置で筐体31に収容されている。この速結端子33の一方の第1鎖錠片66の先端部は、他方の負極用電線挿入孔39bに対向され、同様に他方の第1鎖錠片67の先端部は、一方の負極用電線挿入孔39aに対向されている。更に、負極用速結端子33の一方の第2鎖錠片68の先端部は、第2送り用電線挿入孔44に対向され、同様に他方の第2鎖錠片69の先端部は、第1送り用電線挿入孔42に対向されている。
【0050】
前記構成を備えてシャーシ22にねじ止めされた電源端子台25に対して、供給用及び送り用の電源線は、いずれも電源線挿入孔37a、37b、39a、39bに上向きに差し込んで接続され、又、供給用及び送り用の器具内配線は、いずれも筐体31の左右両側壁に振り分けて設けられている各送り用電線挿入孔41〜44に横方向から差し込んで接続される。なお、送り用電線挿入孔41、43に接続される器具内配線には調光制御が可能なインバータ式の点灯装置が接続され、他方の送り用電線挿入孔42、44は予備として使用される。
【0051】
蛍光灯照明器具21は、その器具内配線を予め電源端子台25に接続した状態で建物の施工現場に搬入されて、電源端子台25に対する電源線の接続がなされる。そのため、これら電源線の接続において横向きに差し込み接続されている器具内配線が邪魔になることが少なく、既述のように上向きに差し込めばよいので接続し易い。
【0052】
前記構成の電源端子台25の筐体31を作るボディ35及びカバー36は、その接合面34、51間に、筐体31の側壁を貫通する送り用電線挿入孔41〜44を設けている。そして、これらの送り用電線挿入孔41〜44を作るボディ35の半割溝41a、42a、43a、44aは、ボディ35の厚み方向に接離する一対の成形型によって成形でき、同様に挿入孔41〜44を作るカバー36の半割溝41b、42b、43b、44bも、カバー36の厚み方向に接離する一対の成形型によって成形できる。
【0053】
そのため、ボディ35の成形において、前記一対の成形型の他に送り用電線挿入孔41〜44を作るためのスライド型を不要とできる。したがって、成形型の構成が簡単となり、型費が低減されるとともに、成形のサイクルも短くなるので、安価に成形でき、電源端子台25のコストダウンを図ることができる。
【0054】
更に、ボディ35とカバー36とを、その送り用電線挿入孔41〜44の入口近傍で係止爪45と爪受け部53とを引掛けて連結したので、送り用電線挿入孔41〜44が半割溝を合わせて形成されているにも拘わらず、その入口部が不用意に開くことを、ボディ35とカバー36とを連結する爪係合を利用して、より確実に防止できる。そのため、送り用電線挿入孔41〜44に挿入された器具内配線がその挿入方向に対して交差するように斜めに引っ張られた場合にも、ボディ35とカバー36との間が不用意に開くことを防止できる。
【0055】
又、筐体31に内蔵された速結端子32、33は、1枚の平板の各部をこの平板の一面側にあたかも丸めるように折り曲げたり切起こしたりすることによって、一対の第1電線受け板部62,63、一対の第2電線受け板部64,65、一対の第1鎖錠片66,67、及び一対の第2鎖錠片68,69を夫々形成されるので、各部の曲げの向きが反対向きとなることが少ない。
【0056】
そのため、これらの速結端子32、33に対する曲げ及び切り起こしの加工が容易であり、曲げ個所も少なくできる。したがって、速結端子32、33の成形が容易で、その成形コストを低減でき安価に速結端子を32、33を得ることができ、それに応じて電源端子台25のコストダウンを図ることができる。
【0057】
更に、差し込まれた器具内配線を第2電線受け板部64,65との間に鎖錠する弾性変形可能な一対の第2鎖錠片68,69は、速結端子32、33の厚み方向と直交する方向に位置して相対向する一対の第1電線受け板部62,63から夫々切起こして形成されている。言い換えれば、一対の第2鎖錠片68,69は、が速結端子32、33の厚み方向に沿って並設されることがなく、一対の第1電線受け板部62,63に振り分けて設けられている。そのため、速結端子32、33を薄形に形成できるものであり、それに応じて筐体31を厚み方向にコンパクト化できるとともに、筐体31の構成材料が少なくなってコストダウンを図ることができる。
【0058】
又、速結端子32、33は、その基部61が幅方向に延びる溝状をなしているので、基部61の強度及び延べ面積が大である。そのため、基部61が平板である場合に比較して、第1電線受け板部62,63の一方とこれに斜めに対向する第1鎖錠片66,67の一方との間に挿入して接続された電源線に引き抜き力が加わった場合に、他方の第1鎖錠片に前記一方の第1鎖錠片の動きが波及することを抑制できる。しかも、ボディ35に設けた基部嵌合部47が基部61内に嵌合されているので、この基部嵌合部47で速結端子32、33の基部61をその変形が防止されるように支持できる。この点においても、差し込み接続された電源線に引き抜き力が加わった場合に、一方の第1鎖錠片の動きが他方の第1鎖錠片に波及することをより確実に抑制できる。従って、電源線の接続信頼性が高い。
【0059】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0060】
請求項1,2の発明によれば、曲げ易く、曲げ個所も少なく、成形が容易であるので、成形コストの低減に伴い安価な速結端子を提供できるとともに、第1鎖錠片と第2鎖錠片とが速結端子の厚み方向に並設されないので、薄形な速結端子を提供できる。
【0062】
請求項3,4の発明によれば、成形が容易で薄形に構成できる安価な速結端子を備えているので、この速結端子のコストダウンに応じて安価で、かつ、厚み方向のコンパクト化を図るのに有利な電線接続器を提供できる。
【0064】
請求項5の発明によれば、ボディの成形においてスライド型を要することなく各電線挿入孔を筐体に設けることができるので、型費及び成形コストの低減が可能であるに伴い、より低コストで得ることが可能な電線接続器を提供できる。
【0065】
請求項6の発明によれば、電線挿入孔に挿入された電線が斜めに引っ張られた場合に、ボディとカバーとの間が不用意に開くことを防止できるので、電線の接続信頼性が高い電線接続器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電源端子台を備えた蛍光灯照明器具を一部切欠いて示す斜視図。
【図2】(A)は本発明の一実施形態に係る電源端子台を示す正面図。
(B)は一実施形態に係る電源端子台を図2(A)中矢印U方向から見て示す側面図。
【図3】(A)は図2(A)中Z−Z線に沿って示す電源端子台の断面図。
(B)は図3(A)の状態を分解して示す断面図。
【図4】(A)は図2(B)中Y−Y線に沿って示す電源端子台の断面図。
(B)は図4(A)の状態を分解して示す断面図。
【図5】(A)は一実施形態に係る電源端子台のボディを示す背面図。
(B)は図5(A)のボディを示す側面図。
【図6】(A)は一実施形態に係る電源端子台のカバー示す背面図。
(B)は図6(A)のカバーを示す側面図。
【図7】 図4(A)中のX−X線に沿って電源端子台の断面図。
【図8】(A)は本発明の一実施形態に係る速結端子を示す平面図。
(B)は図8(A)中矢印W方向から見て示す速結端子の正面図。
(C)は図8(A)中矢印V方向から見て示す速結端子の側面図。
(D)は一実施形態に係る速結端子を示す下面図。
【図9】(A)は一実施形態に係る速結端子を示す斜視図。
(B)は一実施形態に係る速結端子を展開して示す図。
【図10】従来の電源端子台を示す斜視図。
【図11】(A)は従来の電源端子台が備えた速結端子を示す斜視図。
(B)は図11(A)の速結端子を展開して示す図。
【符号の説明】
25…電源端子台(電線接続器)
31…筐体
32…正極用速結端子
33…負極用速結端子
34…ボディの接合面
35…ボディ
36…カバー
37a、37b…正極用電線挿入孔
39a、39b…負極用電線挿入孔
41a、42a、43a、44a…ボディの半割溝
45…係止爪
51…カバーの接合面
41b、42b、43b、44b…カバーの半割溝
41、42…第1送り用電線挿入孔
43、44…第2送り用電線挿入孔
47…基部嵌合部
53…爪受け部
61…基部
62,63…第1電線受け板部
64,65…第2電線受け板部
66,67…第1鎖錠片
68,69…第2鎖錠片
70,71…張り出し板部
Claims (7)
- 基部の両側に一体に張り出した張り出し板部から折り曲げられるとともに、前記張り出し板部に対してこの板部の幅方向一端側に突出した幅方向一端側部分をなす平板状部位を有した第1電線受け板部と、
この第1電線受け板部の先端から折り曲げられて前記張り出し板部に対向する第2電線受け板部と、
前記張り出し板部の幅方向に並設されて前記第1電線受け板部の平板状部位に斜めに対向する弾性変形可能な第1鎖錠片と、
前記第1電線受け板部の幅方向他端側部分から切起こされて前記第2電線受け板部に斜めに対向する弾性変形可能な第2鎖錠片と、
を具備するとともに、前記第1鎖錠片と前記第1電線受け板部の平板状部位間への電線挿入方向と、前記第2鎖錠片と前記第2電線受け板部間への電線挿入方向とが互いに略直交していることを特徴とする速結端子。 - 基部の両側に一体に張り出した一対の張り出し板部から夫々同じ側に折り曲げられて相対向するとともに、前記張り出し板部に対してこの板部の幅方向一端側に突出した幅方向一端側部分をなす平板状部位を有した一対の第1電線受け板部と、
これら第1電線受け板部の先端から互いに近づくように夫々折り曲げられて前記張り出し板部に対向する一対の第2電線受け板部と、
前記張り出し板部の幅方向に並設されて前記第1電線受け板部の平板状部位に斜めに対向する弾性変形可能な一対の第1鎖錠片と、
前記第1電線受け板部の幅方向他端側部分から切起こされて前記第2電線受け板部に斜めに対向する弾性変形可能な一対の第2鎖錠片と、
を具備するとともに、前記第1鎖錠片と前記第1電線受け板部の平板状部位間への電線挿入方向と、前記第2鎖錠片と前記第2電線受け板部間への電線挿入方向とが互いに略直交していることを特徴とする速結端子。 - ボディ及びカバーを連結してなるとともに、正面壁に開口された電線挿入孔及び一側壁に開口された送り用電線挿入孔を有する筐体と、
前記請求項1に記載の速結端子であって、前記第1鎖錠片の先端部を前記電線挿入孔に対向させるとともに、前記第2鎖錠片の先端部を前記送り用電線挿入孔に対向させて、前記筐体に内蔵された速結端子と、
を具備したことを特徴とする電線接続器。 - ボディ及びカバーを連結してなるとともに、正面壁に開口された一対の正極用電線挿入孔、前記正面壁に開口された一対の負極用電線挿入孔、一側壁に開口された一対の第1送り用電線挿入孔、及び前記一側壁に対応する他側壁に開口された一対の第2送り用電線挿入孔を有した筐体と、
前記請求項2に記載の速結端子であって、前記一対の第1鎖錠片の先端部を前記一対の正極用電線挿入孔に個別に対向させるとともに、前記一対の第2鎖錠片の先端部を一方の前記第1送り用電線挿入孔及び一方の前記第2送り用電線挿入孔に個別に対向させて、前記筐体に内蔵された正極用速結端子と、
前記請求項2に記載の速結端子であって、前記一対の第1鎖錠片の先端部を前記一対の負極用電線挿入孔に個別に対向させるとともに、前記一対の第2鎖錠片の先端部を他方の前記第1送り用電線挿入孔及び他方の前記第2送り用電線挿入孔に個別に対向させて、前記筐体に内蔵された負極用速結端子と、
を具備したことを特徴とする電線接続器。 - 前記ボディとカバーとの接合面に設けた前記送り用電線挿入孔の半割溝を、互いに合わせて前記送り用電線挿入孔が形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の電線接続器。
- 前記送り用電線挿入孔の入口の近傍に位置して前記ボディに夫々形成された係止爪を、前記送り用電線挿入孔の入口の近傍に位置して前記カバーに形成された爪受け部に引掛けて、前記ボディとカバーとを連結したことを特徴とする請求項5に記載の電線接続器。
- 電源線と器具内配線が接続される電源端子台を備えた照明器具において、前記電源端子台に請求項4から6の内のいずれか一項の電線接続器を用いたことを特徴とする照明器具。
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