JP4673827B2 - 歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造 - Google Patents

歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造 Download PDF

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Description

本発明は、フレーム部材の長さが可変可能で、フレーム部材の一方側の部材と他方側の部材とを線状部材で連結/接続する歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造に関する。
例えば、自動車の車体ボディ側からスライドドア側に電気を供給したり、スライドドア側から車体ボディ側に電気信号を送ったりするために、車体ボディ側とスライドドア側とにワイヤハーネス(以下、線状部材という)が配設されている。
車体ボディ側とスライドドア側とに配設された線状部材は、スライドドアの移動により弛みが発生する。
線状部材の弛みを吸収するために、車体ボディ側とスライドドア側とに配設された線状部材をループ状に巻いて、ループ状に巻いた線状部材を、車体ボディ側の収納カバー内に拡縮自在に収納する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−2288公報
この線状部材の配設方法によれば、スライドドアがスライド移動した際に、ループ状に巻いた線状部材を拡縮させることで、線状部材の弛みを吸収することが可能である。
以下、ループ状に巻いた線状部材を、「ループ状の線状部材」と称する。
しかし、特許文献1の線状部材の配設方法は、ループ状の線状部材を収納するために、車体ボディ側に収納カバーを新たに設けなければならない。
このため、車体ボディ側に収納カバーを設ける空間を確保する必要があり、そのことが実用化を図る妨げになっていた。
さらに、車体ボディ側に収納カバーを新たに設けるために、部品点数が増え、そのことが簡素化を図る妨げになっていた。
本発明は、ループ状の線状部材を収納する収納カバーを新たに設ける必要がなく、かつ、線状部材の弛みを吸収することができる歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、フレーム部材の長さが可変可能に構成されるとともに、少なくとも前記フレーム部材の一部がカバー部材で覆われ、前記フレーム部材の一方側に備えた一方側部材と、前記フレーム部材の他方側に備えた他方側部材とを線状部材で連結/接続する線状部材の配設構造において、前記一方側部材および前記他方側部材間において、前記線状部材がループ状に巻かれ、前記ループ状に巻いた線状部材が前記カバー部材の内部空間に収納されたことを特徴とする。
請求項2において、前記カバー部材は、前記内部空間を形成するために外周に沿って設けられた外周壁と、前記外周壁に沿って設けられた内周壁と、を有し、前記外周壁および前記内周壁でドーナツ状の収納空間が形成され、前記収納空間に前記ループ状に巻いた線状部材が収納されたことを特徴とする。
ここで、ループ状(環状または渦巻状)に巻いた線状部材は、カバー部材内でズレることが考えられる。ループ状に巻いた線状部材が、カバー部材内でズレると、ループ状に巻いた線状部材を好適に拡縮させることが難しい。
そこで、請求項2において、カバー部材に外周壁および内周壁を設け、外周壁および内周壁でドーナツ状の収納空間を形成した。
そして、ドーナツ状の収納空間にループ状に巻いた線状部材を収納することで、ループ状に巻いた線状部材が収納空間内でズレることを防止することにした。
なお、ループ状に巻いた線状部材を拡縮させるとは、ループ状に巻いた線状部材の直径を変化させること(大きくしたり小さくしたりすること)をいう。
請求項3は、前記フレーム部材に前記線状部材を案内するガイド部材を設け、前記ガイド部材で、前記ループ状に巻いた線状部材を円滑に移動させるようにしたことを特徴とする。
請求項4は、前記線状部材を複数本有し、複数の線状部材をそれぞれ個別に案内するために、前記ガイド部材に複数のガイド孔が設けられたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、フレーム部材の長さを可変可能とし、このフレーム部材をカバー部材で覆った。そして、フレーム部材の一方側部材および他方側部材を線状部材で連結/接続し、この線状部材をループ状に巻いてカバー部材の内部空間に収納した。
線状部材をループ状に巻くことで、フレーム部材の長さの変更に対応させて、ループ状に巻いた線状部材を拡縮させることができる。
このように、ループ状に巻いた線状部材を拡縮させることで、フレーム部材の長さを変更させた際に、線状部材に発生する弛みを吸収することができる。
これにより、線状部材が弛んでカバー部材の外側に露出することを防止できるという利点がある。
加えて、既存のカバー部材を利用してループ状に巻いた線状部材を収納することで、ループ状に巻いた線状部材を収納するために、カバー部材を新たに設ける必要がない。
これにより、カバー部材を設けるために空間を新たに確保する必要がなく、実用化の容易化を図ることができるという利点がある。
また、カバー部材を新たに設ける必要がないので、部品点数の増加を抑えることができるという利点がある。
さらに、請求項1に係る発明では、フレーム部材を、ロアポストおよびアッパポストで構成し、アッパポストに操作ハンドルを設けた。
これにより、アッパポストを昇降させることで、操作ハンドルの高さを、操作者の体格や作業形態に合わせて自在に調整することができるという利点がある。
加えて、トランスミッションケース側部材および操作ハンドル側部材を結ぶ動力伝達ケーブルをループ状に巻き、ループ状の動力伝達ケーブルをカバー部材に収納した。
よって、アッパポストを昇降させる際に、ループ状に巻いた動力伝達ケーブルを拡縮させることで、動力伝達ケーブルに発生する弛みを吸収することができる。
これにより、動力伝達ケーブルが弛んでカバー部材の外側に露出することを防いで、外観性を好適に確保できるという利点がある。
請求項2に係る発明では、カバー部材の外周壁および内周壁でドーナツ状の収納空間を形成し、この収納空間にループ状に巻いた線状部材を収納した。
よって、ループ状に巻いた線状部材が、カバー部材内でズレることを内周壁で規制することができる。
これにより、ループ状に巻いた線状部材を、収納空間内に安定的に収納できるので、ループ状に巻いた線状部材を良好に拡縮させることができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、フレーム部材にガイド部材を設け、ガイド部材でループ状に巻いた線状部材を案内するようにした。
これにより、フレーム部材の長さを変更させた際に、ループ状に巻いた線状部材をガイド部材で円滑に移動させて、ループ状の線状部材を良好に拡縮させることができるという利点がある。
請求項4に係る発明では、ガイド部材に複数のガイド孔を設け、複数のガイド孔に線状部材をそれぞれ個別に設けた。
よって、複数の線状部材を、それぞれ個別にガイド孔で案内することができる。これにより、ループ状に巻いた複数の線状部材をガイド部材で円滑に移動させて良好に拡縮させることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は操作者から見た方向に従い、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
なお、本実施の形態では作業機として歩行型耕耘機を例示する。
図1は本発明に係る歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造(第1実施の形態)を示す側面図である。
作業機としての歩行型耕耘機10は、作業機本体を兼ねるトランスミッションケース12の上部12aに搭載されたエンジン13と、トランスミッションケース12内に設けられた変速機構(図示せず)と、トランスミッションケース12の後端部12bに設けられた左右の駆動輪15,15と、トランスミッションケース12の前端部12cに設けられたロータリ作業部17および補助輪18と、トランスミッションケース12の後端部12bに設けられたハンドル装置20と、ハンドル装置20側の部材およびトランスミッションケース12側の部材を連結/接続する線状部材の配設構造22とを備える。
エンジン13は、出力軸であるクランクシャフト31を備え、このクランクシャフト31を縦置き、すなわち下方に延ばした形式のバーチカルエンジンである。
このエンジン13は、始動用のスタータモータ32を備え、スロットル弁33の開度を調整するスロットルレバー(一方側部材)34を備える。
クランクシャフト31の下端部は、走行クラッチ35を介して前記変速機構に連結されている。この変速機構および走行クラッチ35はトランスミッションケース12の内部に設けられている。
走行クラッチ35は、走行クラッチ35をオン状態とオフ状態とに切り換えるクラッチレバー(一方側部材)36を備える
走行クラッチ35をオン状態にすることで、エンジン13の回転を前記変速機構を介して左右の駆動輪15,15やロータリ作業部17に伝える。
これにより、左右の駆動輪15,15で走行しながら、ロータリ作業部17を回転させる。ロータリ作業部17が回転することで、耕耘爪37…が回転して土壌を耕耘する。
一方、走行クラッチ35をオフ状態にすることで、エンジン13の回転を前記変速機構に伝わらないようにする。
これにより、左右の駆動輪15,15を静止状態に保つとともに、ロータリ作業部17を静止状態に保つ。
図2は第1実施の形態に係る線状部材の配設構造を備えたハンドル装置を示す斜視図、図3は図2のハンドル装置からハンドルポストカバーを外した状態を示す斜視図である。
ハンドル装置20は、トランスミッションケース12の後端部12bに設けられたハンドルポストユニット41と、ハンドルポストユニット41の上端部に揺動自在に設けられた操作ハンドルユニット42と、ハンドルポストユニット41を覆うとともに操作ハンドルユニット42の一部を覆うハンドルポストカバー(カバー部材)43とを備える。
ハンドルポストユニット41は、トランスミッションケース12の後端部12bに伸縮可能(可変可能)に設けられたハンドルポスト(フレーム部材)45と、ハンドルポスト45を伸縮可能に切り換えるスライド切換手段46とを備える。
ハンドルポスト45は、長手方向において複数個(2個)に分割されたロア固定ポスト(ロアポスト)51およびアッパ昇降ポスト(アッパポスト)52を有する。
ロア固定ポスト51は、トランスミッションケース12の後端部12bに、左ロアポスト部54が左取付ブラケット56を介して取り付けられるとともに、右ロアポスト部55が右取付ブラケット57を介して取り付けられている。
左右のロアポスト部54,55は、それぞれパイプで形成され、トランスミッションケース12の後端部12bから後方に向けて上り勾配で延出されている。
左ロアポスト部54は、右ロアポスト部55に臨む壁部に左ロック孔54a…が所定の間隔をおいて複数個形成されている。
右ロアポスト部55は、左ロアポスト部54に臨む壁部に右ロック孔55a…が所定の間隔をおいて複数個形成されている。
アッパ昇降ポスト52は、左ロアポスト部54の上半分54bにスライド自在に嵌合された左アッパポスト部58と、右ロアポスト部55の上半分55bにスライド自在に嵌合された右アッパポスト部59と、左右のアッパポスト部58,59のそれぞれの上端部に連結された支持梁部61と、左右のアッパポスト部58,59のそれぞれの下端部に架け渡されたポスト連結部材62を有する。
左右のアッパポスト部58,59および支持梁部61は、パイプで略逆U字状に曲げ形成された部材である。
左アッパポスト部58は、右アッパポスト部59に臨む壁部に左保持孔58cが形成されている。
右アッパポスト部59は、左アッパポスト部58に臨む壁部に右保持孔59cが形成されている。
すなわち、ハンドルポスト45は、トランスミッションケース12の後端部12bから後方に向けて上り勾配で延出され、ロア固定ポスト51およびアッパ昇降ポスト52が長手方向にスライド可能に構成されている。
スライド切換手段46は、ポスト連結部材62に設けられ、ロア固定ポスト51およびアッパ昇降ポスト52を長手方向にスライド可能なスライド状態と、所定位置に保持する保持状態とに切り換えるものである。
このスライド切換手段46によれば、切換ハンドル47を手で握って切換ハンドル47を矢印の方向に回動することで、左右のロックピンがロック孔54a…,55a…から退避する。
よって、ロア固定ポスト51に沿わせてアッパ昇降ポスト52を上下方向に昇降させることができる。
アッパ昇降ポスト52を所定位置に保持する場合には、切換ハンドル47から回動力を解除する。左右の復帰ばねで左右のロックピンがロック孔54a…,55a…に進入する。
よって、アッパ昇降ポスト52を所定位置に保持することができる。
操作ハンドルユニット42は、ハンドルポスト45の支持梁部61に取り付けられた支持部材64と、支持部材64に揺動自在に設けられた操作ハンドル65と、支持部材64に設けられた揺動切換手段66と、操作ハンドル65に揺動自在に設けられた走行用のクラッチ操作レバー(他方側部材)68とを備える。
支持部材64は、支持梁部61に支持ブラケット71が取り付けられ、支持ブラケット71に収納凹部(図示せず)が設けられている。
この収納凹部は、操作ハンドル65のハンドル支軸部74を回動自在に支持するものである。
揺動切換手段66は、操作ハンドル65を揺動可能な揺動状態と、所定位置に保持する保持状態とに切り換えるものである。
操作ハンドル65は、作業機本体の幅方向に延びたハンドル支軸部74と、ハンドル支軸部74の左端部から後方に延出された左ハンドル側部75と、ハンドル支軸部74の右端部から後方に延出された右ハンドル側部76と、左右のハンドル側部75,76のそれぞれの後端部に連結されたハンドルグリップ部77とを有する。
この操作ハンドル65は、ハンドル支軸部74、左右のハンドル側部75,76およびハンドルグリップ部77で略矩形のループ状に形成されている。
操作ハンドル65には、走行用のクラッチ操作レバー68が支持ピン83,83を軸にして揺動自在に設けられている。
クラッチ操作レバー68の右レバー側部86にケーブルブラケット91が設けられている。ケーブルブラケット91はクラッチケーブル(線状部材)92を介してクラッチレバー36(図1参照)に連結されている。
クラッチケーブル92は、クラッチ操作レバー68の動力をクラッチレバー36に伝達する動力伝達ケーブルである。
クラッチ操作レバー68を操作ハンドル65と一緒に握ることで、クラッチ操作レバー68が操作ハンドル65に重ねられる。クラッチケーブル92が引っ張られ、走行クラッチ35がオン状態になる。
クラッチ操作レバー68の握りを解放することで、クラッチ操作レバー68が操作ハンドル65から離れる。クラッチケーブル92の引っ張り状態が解除され、走行クラッチ35がオフ状態になる。
ハンドルポストカバー43は、上カバー部93と、下カバー部94とを備える。
上カバー部93は、略矩形状の外周壁95を備えるとともに、略矩形状の内周壁96を備えることで、中央に略矩形状の中央開口部97が形成され、上端部に操作パネル98が形成されている。
上カバー部93を、アッパ昇降ポスト52、スライド切換手段46、ハンドル支軸部74および揺動切換手段66に被せることで、これらの部材を覆う。
すなわち、上カバー部93は、少なくともハンドルポスト45の一部(アッパ昇降ポスト)52を覆うように構成されている。
上カバー部93の底部開口93aに下カバー部94がボルト止めされる。
中央開口部97にスライド切換手段46の切換ハンドル47が配置されている。
操作パネル98には、スタータスイッチ101やスロットル操作レバー(他方側部材)102が設けられている。
スタータスイッチ101は、ワイヤハーネス103を介してエンジン13のスタータモータ32(図1参照)に接続されている。
スタータスイッチ101を押すことにより、スイッチがオン状態になり、スタータモータ32が作動する。スタータモータ32が作動することでエンジン13が始動する。
スロットル操作レバー102は、図3に示す支軸105を介してレバー106に連結されている。レバー106は、スロットルケーブル(線状部材)107を介してスロットルレバー34(図1参照)に連結されている。
スロットルケーブル107は、スロットル操作レバー102の動力をスロットルレバー34に伝達する動力伝達ケーブルである。
スロットル操作レバー102を前後方向に操作することで、スロットルレバー34を操作する。スロットルレバー34を操作することで、スロットル弁33の開度を調整する。
線状部材の配設構造22は、クラッチ操作レバー68およびクラッチレバー36(図1参照)を連結するクラッチケーブル92と、スロットル操作レバー102およびスロットルレバー34(図1参照)を連結するスロットルケーブル107と、スタータスイッチ101およびスタータモータ32(図1参照)を接続するワイヤハーネス103とを有する。
以下、線状部材の配設構造22を図4〜図8に基づいて詳しく説明する。
図4は図2の4矢視図である。
上カバー部93は、天井部99の外形が略矩形状に形成され、天井部99の外縁に沿って外周壁95が設けられ、天井部99の略中央に中央開口部97が形成され、この中央開口部の周縁に沿って内周壁96が設けられている。
天井部99、外周壁95および内周壁96で内部空間145がドーナツ状に形成される。
内部空間145には、アッパ昇降ポスト52、スライド切換手段46の本体部46aおよびハンドル支軸部74などを収納する。
この内部空間145は、左内部空間145a、右内部空間145b、後内部空間145cおよび前内部空間145dで形成されたドーナツ状の空間である。
アッパ昇降ポスト52は、左アッパポスト部58が左内部空間145aに収納され、右アッパポスト部59が右内部空間145bに収納され、支持梁部61が後内部空間145cに収納され、ポスト連結部材62が前内部空間145dに収納されている。
左アッパポスト部58の下端部58dは、外周壁95の前左側凹部95aを貫通して上カバー部93の左側から前方に向けて突出されている。
右アッパポスト部59の下端部59dは、外周壁95の前右側凹部95bを貫通して上カバー部93の右側から前方に向けて突出されている。
支持梁部61から支持部材64が後方に延出され、支持部材64に操作ハンドル65のハンドル支軸部74が揺動自在に連結されている。
支持部材64およびハンドル支軸部74は、後内部空間145cに収納されている。
ハンドル支軸部74の左端部74aは、外周壁95の後左側凹部95cを貫通して上カバー部93の左側から左外部に向けて突出されている。
ハンドル支軸部74の右端部74bは、外周壁95の後右側凹部95dを貫通して上カバー部93の右側から右外部に向けて突出されている。
線状部材の配設構造22は、クラッチケーブル92がクラッチ操作レバー68(図3参照)およびクラッチレバー36(図1参照)間においてループ状に巻かれ、スロットルケーブル107がスロットル操作レバー102およびスロットルレバー34(図1参照)間においてループ状に巻かれ、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aがハンドルポストカバー43のドーナツ状の内部空間145に収納されている。
ここで、ハンドルポストカバー43は、アッパ昇降ポスト52、スライド切換手段46の本体部46a、ハンドル支軸部74および揺動切換手段66を覆うためのカバーである。
この既存のハンドルポストカバー43の内部空間145を利用して、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aやスロットルケーブル107aを収納する。
よって、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aやスロットルケーブル107aを収納するために、カバー部材を新たに設ける必要がない。
これにより、カバー部材を設けるために空間を新たに確保する必要がなく、実用化の容易化を図ることができる。
また、カバー部材を新たに設ける必要がないので、部品点数の増加を抑えることができる。
さらに、上カバー部93の外周壁95および内周壁96でドーナツ状の収納空間145を形成し、この収納空間145にループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを収納した。
よって、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aが、ハンドルポストカバー43内でズレることを内周壁96で規制することができる。
これにより、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを、収納空間145内に安定的に収納できる。
クラッチケーブル92およびスロットルケーブル107は、それぞれ第1〜第7のガイド部材(ガイド部材)161〜167に挿通されている。
第1〜第7のガイド部材161〜167は、クラッチケーブル92およびスロットルケーブル107を円滑に移動させるように案内する部材である。
第1、第2のガイド部材161,162は、アッパ昇降ポスト52の左上コーナ部171に設けられている。第3ガイド部材163は、アッパ昇降ポスト52の右上コーナ部172に設けられている。
第4、第5のガイド部材164,165は、ポスト連結部材62の左端部に設けられている。第6、第7のガイド部材166,167は、ポスト連結部材62の右端部に設けられている。
なお、左上コーナ部171は、左アッパポスト部58および支持梁部61で形成された部位である。また、右上コーナ部172は、右アッパポスト部59および支持梁部61で形成する部位である。
また、線状部材の配設構造22は、ワイヤハーネス103が相対的に硬いハーネス部111と軟らかいハーネス部112とで形成され、軟らかいハーネス部112がハンドルポストカバー43に収納されている。
図5は第1実施の形態に係る線状部材の配設構造の第1ガイド部材を示す側面図である。
第1ガイド部材161は、金属製の線材(一例として、軟鋼線材やピアノ線材)175を折り曲げることでガイド孔176を形成し、一端部175aを上方に延ばして左上コーナ部171に溶接したものである。
ガイド孔176は、左上コーナ部171に対して略直交する方向にL1の長さで延びた横長の孔である。
このガイド孔176に、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aが配置されている。ループ状に巻いたクラッチケーブル92aやスロットルケーブル107aを線材175で案内して、矢印方向および矢印に直交する方向に円滑に移動させることができる。
よって、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aやスロットルケーブル107aを円滑に拡縮させることができる。
第2〜第3のガイド部材162,163は、第1ガイド部材161と同一形状の部材なので、それぞれの部材162,163の説明を省略する。
図6は第1実施の形態に係る線状部材の配設構造の第4ガイド部材を示す側面図である。
第4ガイド部材164は、金属製の線材(一例として、軟鋼線材やピアノ線材)177を折り曲げることでガイド孔178を形成し、一端部177aを横幅方向に延ばしてポスト連結部材62の左端部62aに溶接したものである。
ガイド孔178は、図1に示すトランスミッションケース12の幅方向(以下、「作業機本体幅方向」という)にL2の長さで延びた横長の孔である。
ガイド孔178に、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aが配置されている。ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを線材177で案内して、矢印方向および矢印に直交する方向に円滑に移動させることができる。
よって、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aやスロットルケーブル107aを円滑に拡縮させることができる。
第5〜第7のガイド部材165〜167は、第4ガイド部材164と同一形状の部材なので、それぞれの部材165〜167の説明を省略する。
図7は第1実施の形態に係るクラッチケーブルの配設構造を示す斜視図である。
クラッチケーブル92は、ケーブルブラケット91に後端部92bが連結され、クラッチレバー36に前端部92cが連結されている。
このクラッチケーブル92は、クラッチ操作レバー68およびクラッチレバー36間において、クラッチケーブル92aがループ状に巻かれている。
ループ状に巻いたクラッチケーブル92aは、第1〜第7のガイド部材161〜167のガイド孔176…,178…に配置されている。
ループ状に巻いたクラッチケーブル92aを第1〜第7のガイド部材161〜167で支えることで円滑に移動(拡縮)させることができる。
ループ状に巻いたクラッチケーブル92aは、ハンドルポストカバー43の内部空間145(図4参照)に収納されている。
図8は第1実施の形態に係るクラッチケーブルの配設構造を示す斜視図である。
スロットルケーブル107は、レバー106に後端部107bが連結され、スロットルレバー34に前端部107cが連結されている。
このスロットルケーブル107は、レバー106およびスロットルレバー34間において、スロットルケーブル107aがループ状に巻かれている。
ループ状に巻いたスロットルケーブル107aは、第1〜第7のガイド部材161〜167のガイド孔176…,178…に配置されている。
ループ状に巻いたスロットルケーブル107aを第1〜第7のガイド部材161〜167で支えることで円滑に移動(拡縮)させることができる。
ループ状に巻いたスロットルケーブル107aは、ハンドルポストカバー43の内部空間145(図4参照)に収納されている。
ワイヤハーネス103は、スタータスイッチ101に後端部103aが接続され、スタータモータ32に前端部103bが接続されている。
このワイヤハーネス103は、スタータモータ32および位置P1間の部位を、相対的に硬いハーネス部111とし、位置P1およびスタータスイッチ101間の部位を、相対的に軟らかいハーネス部112としたものである。
軟らかいハーネス部112は、ハンドルポストカバー43(図4参照)で覆われている。
図3に示すハンドルポスト45の長さを短くする際に、軟らかいハーネス部112が弛む。この状態で、軟らかいハーネス部112は、ハンドルポストカバー43に収納されているので外観性が損なわれることはない。
つぎに、歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造22の作用を図9〜図10に基づいて説明する。
図9(a),(b)はハンドルポストが最小高さの場合の線状部材の配設構造を説明する図であり、図9(b)は図9(a)の9b部矢視図である。
(a)において、切換ハンドル47を手で握って矢印Aの如く回動することで、スライド切換手段46のロックピンをロック位置からスライド位置に退避させる。
ロア固定ポスト51に沿わせてアッパ昇降ポスト52が上下方向に昇降可能になる。
アッパ昇降ポスト52を最下位まで下降させることで、ハンドルポスト45を最小高さH1にする。
これにより、操作ハンドル65の高さを、操作者の体格や作業形態に合わせて調整することができる。
一方、ハンドルポスト45を最小高さH1にすることで、クラッチ操作レバー68およびクラッチレバー36間の間隔が小さくなるとともに、スロットル操作レバー102およびスロットルレバー34間の間隔が小さくなる。
(b)において、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aが、ハンドルポストカバー43(上カバー部93)の内部空間145内で拡張する。
同様に、ループ状に巻いたスロットルケーブル107aが、上カバー部93の内部空間145内で拡張する。
よって、ハンドルポスト45を最小高さH1(図9(a)参照)にした際に、クラッチケーブル92およびスロットルケーブル107に発生する弛みを吸収することができる。
これにより、クラッチケーブル92およびスロットルケーブル107が弛んで上カバー部93の内部空間145の外側に露出することを防いで、外観性を好適に確保することができる。
さらに、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aは、第1〜第7のガイド部材161〜167で支えられている。
よって、ループ状に巻いたケーブル92a,107aが拡張する際に、第1〜第7のガイド部材161〜167で案内されて円滑に移動することができる。
加えて、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aが、ハンドルポストカバー43(上カバー部93)内でズレることを内周壁96で規制することができる。
これにより、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを、収納空間145内に安定的に収納できる。
よって、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを良好に拡張させることができる。
図10(a),(b)はハンドルポストが最大高さの場合の線状部材の配設構造を説明する図であり、図10(b)は図10(a)の10b部矢視図である。
(a)において、切換ハンドル47を手で握って矢印Aの如く回動することで、スライド切換手段46のロックピンをロック位置からスライド位置に退避させる。
ロア固定ポスト51に沿わせてアッパ昇降ポスト52が上下方向に昇降可能になる。
アッパ昇降ポスト52を最上位まで上昇させることで、ハンドルポスト45を最大高さH2にする。
これにより、操作ハンドル65の高さを、操作者の体格や作業形態に合わせて調整することができる。
一方、ハンドルポスト45を最大高さH2にすることで、クラッチ操作レバー68およびクラッチレバー36間の間隔が大きくなるとともに、スロットル操作レバー102およびスロットルレバー34間の間隔が大きくなる。
(b)において、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aが、ハンドルポストカバー43(上カバー部93)の内部空間145内で収縮する。
同様に、ループ状に巻いたスロットルケーブル107aが、上カバー部93の内部空間145内で収縮する。
よって、ハンドルポスト45を最大高さH2にした際に、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを最大高さH2に対応させて引き出すことができる。
また、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aやスロットルケーブル107aが、上カバー部93の内部空間145内で収縮するので、それぞれのケーブル92a,107aが上カバー部93から外側に露出することを防いで、外観性を好適に確保することができる。
このように、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aやスロットルケーブル107aを拡縮させることで、それぞれのケーブル92,107を弛ませることなく、ハンドルポスト45の最大高さH2を最小高さH1(図9(a)参照)に対して大きく設定することができる。
すなわち、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aやスロットルケーブル107aを拡縮させることで、ハンドルポスト45の伸縮量を大きく確保することが可能になる。
さらに、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aは、第1〜第7のガイド部材161〜167で支えられている。
よって、ループ状に巻いたケーブル92a,107aが収縮する際に、第1〜第7のガイド部材161〜167で案内されて円滑に移動することができる。
加えて、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aが、ハンドルポストカバー43(上カバー部93)内でズレることを内周壁96で規制することができる。
これにより、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを、収納空間145内に安定的に収納できる。
よって、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを良好に収縮させることができる。
つぎに、第2〜第3の実施の形態の歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造を図11〜図12に基づいて説明する。なお、第2〜第3の実施の形態において第1実施の形態の歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造22と同一類似部材については同じ符号を付して説明を省略する。
図11は第2実施の形態に係る歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造を示す側面図である。
第2実施の形態の線状部材の配設構造180は、ガイド部材181に2個(複数)のガイド孔183,183を設け、それぞれのガイド孔183,183を横方向に並べたもので、その他の構成は第1実施の形態の線状部材の配設構造22と同じである。
ガイド部材181は、金属製の線材(一例として、軟鋼線材やピアノ線材)182を折り曲げることで2個のガイド孔183,183を形成し、一端部182aを上方に延ばして左上コーナ部171に溶接したものである。
ガイド部材181に2個(複数)のガイド孔183,183を設けることで、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aをそれぞれ個別のガイド孔183,183に配置することができる。
よって、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを、それぞれ個別にガイド孔183,183で案内することができる。
これにより、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aをガイド部材181で円滑に移動させて良好に拡縮させることができる。
図12は第3実施の形態に係る歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造を示す側面図である。
第3実施の形態の線状部材の配設構造190は、ガイド部材191に2個(複数)のガイド孔193,193を設け、それぞれのガイド孔193,193を縦方向に並べたもので、その他の構成は第1実施の形態の線状部材の配設構造22と同じである。
ガイド部材191は、金属製の線材(一例として、軟鋼線材やピアノ線材)192を折り曲げることで2個のガイド孔193,193を縦方向に形成し、一端部192aを上方に延ばして左上コーナ部171に溶接したものである。
2個のガイド孔193,193を縦方向に並べることで、それぞれのガイド孔193,193を、横方向にL3の長さで延びる横長の孔とすることができる。
ガイド部材191に2個のガイド孔193,193を設けることで、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aをそれぞれ個別のガイド孔193,193に配置することができる。
よって、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aを、それぞれ個別にガイド孔193,193で案内することができる。
加えて、それぞれのガイド孔193,193を、横方向にL3の長さで延びる横長の孔とした。
よって、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aやスロットルケーブル107aを拡縮する方向に円滑に移動させることができる。
これにより、ループ状に巻いたクラッチケーブル92aおよびスロットルケーブル107aをガイド部材191で円滑に移動させて良好に拡縮させることができる。
なお、前記実施の形態では、ハンドルポスト45をロア固定ポスト51およびアッパ昇降ポスト52の2個に分割した例について説明したが、これに限らないで、3個などの他の複数個に分割することも可能である。
さらに、前記実施の形態では、線状部材として動力伝達ケーブル(クラッチケーブル92やスロットルケーブル107)を適用した例について説明したが、これに限らないで、ワイヤハーネスなどの他の線状部材を適用することも可能である。
本発明は、フレーム部材の長さが可変可能で、フレーム部材の一方側の部材と他方側の部材とを線状部材で連結/接続する配設構造を備えた歩行型耕耘機などへの適用に好適である。
本発明に係る歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造(第1実施の形態)を示す側面図である。 第1実施の形態に係る線状部材の配設構造を備えたハンドル装置を示す斜視図である。 図2のハンドル装置からハンドルポストカバーを外した状態を示す斜視図である。 図2の4矢視図である。 第1実施の形態に係る線状部材の配設構造の第1ガイド部材を示す側面図である。 第1実施の形態に係る線状部材の配設構造の第4ガイド部材を示す側面図である。 第1実施の形態に係るクラッチケーブルの配設構造を示す斜視図である。 第1実施の形態に係るクラッチケーブルの配設構造を示す斜視図である。 ハンドルポストが最小高さの場合の線状部材の配設構造を説明する図である。 ハンドルポストが最大高さの場合の線状部材の配設構造を説明する図である。 第2実施の形態に係る歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造を示す側面図である。 第3実施の形態に係る歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造を示す側面図である。
符号の説明
10…歩行型耕耘機(作業機)、12…トランスミッションケース(作業機本体)、22,180,190…線状部材の配設構造、34…スロットルレバー(一方側部材)、36…クラッチレバー(一方側部材)、43…ハンドルポストカバー(カバー部材)、45…ハンドルポスト(フレーム部材)、51…ロア固定ポスト(ロアポスト)、52…アッパ昇降ポスト(アッパポスト)、65…操作ハンドル、68…クラッチ操作レバー(他方側部材)、92…クラッチケーブル(線状部材、動力伝達ケーブル)、92a…ループ状に巻いたクラッチケーブル、93…上カバー部、95…外周壁、96…内周壁、102…スロットル操作レバー(他方側部材)、107…スロットルケーブル(線状部材、動力伝達ケーブル)、107a…ループ状に巻いたスロットルケーブル、145…内部空間、161〜163…第1〜第3のガイド部材(ガイド部材)、164〜167…第4〜第7のガイド部材(ガイド部材)、181,191…ガイド部材、176,178,183,193…ガイド孔。

Claims (4)

  1. フレーム部材の長さが可変可能に構成されるとともに、少なくとも前記フレーム部材の一部がカバー部材で覆われ、前記フレーム部材の一方側に備えた一方側部材と、前記フレーム部材の他方側に備えた他方側部材とを線状部材で連結/接続する歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造において、
    前記一方側部材および前記他方側部材間において、前記線状部材がループ状に巻かれ、前記ループ状に巻いた線状部材が前記カバー部材の内部空間に収納された歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造であって、
    前記フレーム部材は、トランスミッションケースに設けられたロアポストと、前記ロアポストにスライド自在に設けられたアッパポストとを有し、
    前記アッパポストに、操作者が握る操作ハンドルが設けられ、
    前記線状部材は、前記一方側部材であるトランスミッションケース側部材と、前記他方側部材である操作ハンドル側部材とを結ぶ動力伝達用の動力伝達ケーブルであることを特徴とする歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造。
  2. 前記カバー部材は、
    前記内部空間を形成するために外周に沿って設けられた外周壁と、
    前記外周壁に沿って設けられた内周壁と、を有し、
    前記外周壁および前記内周壁でドーナツ状の収納空間が形成され、
    前記収納空間に前記ループ状に巻いた線状部材が収納されたことを特徴とする請求項1記載の歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造。
  3. 前記フレーム部材に前記線状部材を案内するガイド部材を設け、
    前記ガイド部材で、前記ループ状に巻いた線状部材を円滑に移動させるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造。
  4. 前記線状部材を複数本有し、
    複数の線状部材をそれぞれ個別に案内するために、前記ガイド部材に複数のガイド孔が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の歩行型耕耘機に備えた線状部材の配設構造。
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