JP4669370B2 - 段ロール及び片面段ボールシート製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、中芯を波形に成形するのに用いて好適の、段ロール及びこれをそなえた片面段ボールシート製造装置に関する。
片面段ボールシート製造装置には、段ボールシートの中芯紙(以下、単に中芯という)を波形に成形する(段繰る)ための一対の段ロールが設けられている。図5に示すように、各段ロールの周面は、周方向にわたって段山1a,接続部1c及び段谷1bからなる連続した波形に形成されている。なお、図5は、便宜上、段ロール周面の波形状を段谷1bの最下端が直線(点線)上にくるように展開して示す図である。図5に示す段ロールの波形状は標準的な形状であり、段山1aは断面視で半径R1の円2aに沿う形状に形成されているとともに、段谷1bは断面視で半径R2の円2bに沿う形状に形成されている。また、接続部1cは段山1aと段山1bとの間を接続する部分であり、図5に示す標準的な例では、接続部1cは、段山1aを形成する円2aと段谷1bを形成する円2bとの接線により形成される。
また、図6に示すように、一対の各段ロールは、一方の段ロールの段山1aと他方の段ロールの段谷1b´、一方の段ロールの段谷1bと他方の段ロールの段山1a´とがそれぞれ噛み合いながら回転するようになっており、このような一対の段ロール間を中芯3が通過することにより中芯3が波形に成形される。なお、図6に示す中心線CLは、一方の段ロールの回転軸心と他方の段ロールの回転軸心とを結んだ線であり、中芯3にかかるニップ圧が一番高い箇所である。
一般に、段ロールの摩耗による劣化寿命を延ばすために段ロール表面に硬質クロムメッキ処理を施しているが、さらに寿命を延ばすため、近年では段ロール表面にタングステンカーバイトを溶射しているものもある。タングステンカーバイトを溶射した後は段ロール表面がざらつくので溶射後に研磨を行なうが、タングステンカーバイト溶射したものは非常に硬いため、完全に研磨することが困難であり、研磨を行っても硬質クロムメッキ処理と比べて段ロール表面に凹凸が残りやすい。このため、タングステンカーバイトが溶射された段ロールは硬質クロムメッキ処理された段ロールと比べて表面の摩擦係数が大きくなり、中芯3が段ロール表面に引っ掛かりやすく、中芯3の段割れ(中芯3が破れてしまう現象)が生じやすい。
この段割れの原因について説明する。中芯3には段ロール入口付近において所定の初期中芯張力がかかっている。そして、噛み合い箇所(一方の段ロールの段山1aと他方の段ロールの段谷1b´との間、または、一方の段ロールの段谷1bと他方の段ロールの段山1a´ との間)において波形に成形される際に中芯3にはさらに張力が加えられる。このとき、中芯3にかかる張力の合計が、中芯破断張力を超えると、中芯3の段割れが発生する。
通常、段ロールの噛み合い箇所と噛み合い箇所と間の区間(接続部1c)では、中芯3は段ロールによって拘束されることなく微小な滑りを生じながら移送されるが、この接続部1cにおいて、中芯3が段ロール表面に引っ掛かる等して拘束された場合には、波形に成形される際に中芯3に加わる張力が大きくなるため、中芯3の段割れが生じやすくなる。したがって、段ロール表面の摩擦係数が高いタングステンカーバイト溶射の場合は、中芯3にかかる波形成形時の張力増分が大きくなり段割れが生じやすくなるのである。
さらに、このような段割れは、特に、旧ロール紙と新ロール紙とが貼り合わされて接続された部分(紙継ぎ部)が段ロール間を通過するときや、機械仕様の最大通紙幅に対して使用する中芯3の幅が非常に小さい(2/3以下程度)ときに生じやすい。紙継ぎ部は、それ以外の部分と比べ紙厚が2倍以上となっている為、段ロール接続部1c、1c´の隙間に突っ掛り、前記波形成形時の張力増分が大きくなり段割れが生じ易くなるものである。また、機械仕様の最大通紙幅に対して使用する中芯の幅が狭くなると、シングルフェーサより上流ユニット(ミルロールスタンド、スプライサ等)のロール・ブレーキ等の回転抵抗により、中芯3の単位幅当たりの中芯初期張力が大きくなるため、中芯3の幅が大きいものと比較して段割れが生じ易くなるものである。
したがって、タングステンカーバイトが溶射された段ロールにおいてはさらなる研磨が要求されるが、前述のとおり、タングステンカーバイトは非常に硬いため、研磨により表面を滑らかにするのは非常に困難である。
そこで、段ロールの波形状に着目し、段ロールの波形状を中芯3の段割れが生じにくい特殊な形状に形成する技術が開発されている。具体的には、中芯3の波成形に支障が出ない範囲で、段繰り時の一方の段ロールの接続部1cと他方の段ロールの接続部1c´との隙間が標準形状時よりも広がるように段ロールの波形状を特殊形状に変更して、段繰り時の各段ロールの接続部1cによる中芯3の突っ掛り(段ロール噛み合い間の隙間より中芯の方が厚い場合、スムーズに通過できない状態)を低減しようとしている。これにより、中芯3が接続部1cの表面に突っ掛かってしまうのを標準形状時よりも低減することができ、中芯3の段割れを低減することが可能となる。
図7は従来の段ロールの特殊形状の一例を説明するための図である。図7に示す段ロールは、上述したような標準形状の段ロールの直線状の接続部1cとは異なり、段山1aを形成する円2aが外周面に接し、且つ、段谷1bを形成する円2bが内周面に接する仮想円10に沿うような曲線状の接続部10cを有している。つまり、図7に示すように接続部10cは標準形状の接続部1cと比較して段山1a側に窪んで形成されている。これにより、図8に示すように、段繰り時の各段ロールの接続部10c間の隙間D10を標準形状時の隙間D0(図6参照)と比べて広げることができる。
また、特許文献1には、段山が、横に長い楕円の上部に沿うような形状で形成されているとともに、段谷が、縦に長い楕円の下部に沿うような形状で形成された、段ロールが開示されている。特許文献1の段ロールも、段繰り時の各段ロールの接続部間の隙間を標準形状時の隙間D0(図6参照)と比べて広げることができる。
米国特許第5626709号明細書(FIG.3参照)
ところで、中芯3の紙継ぎ部はそれ以外の部分と比べて厚さが大きい(厚さが約2倍となる)ので、中芯3の紙継ぎ部を段ロールの接続部1c間をスムーズに通過させるためには、中芯3の波成形に支障が出ない範囲で、標準形状時の隙間D0よりも広い隙間を段山1aと段谷1bとの間に可能な限り長く形成することが望まれる。
しかしながら、上述した従来の段ロールでは、段繰り時の各段ロールの接続部10c間の隙間D10は標準形状時の隙間D0と比べて広くなっているが、各段ロールの接続部10c間の両端部(即ち段山1a及び段谷1bに近い部分)の隙間は狭く、中芯3の紙継ぎ部の厚みよりも大きい隙間となる区間P10は十分に長いとはいえない。したがって、従来の段ロールは、標準形状の段ロールと比べれば段繰り時の各段ロールの接続部1cによる中芯3の拘束力を低減できるものではあるが、未だ十分とはいえず、中芯3の段割れをさらに低減するには限界がある。また、特許文献1の段ロールでも同様のことがいえる。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたものであり、段繰り時における中芯の拘束力をより低減できるようにして、中芯の段割れをさらに低減できるようにした、段ロールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明の段ロールは、周面が周方向に連続した波形状に形成され、中芯を挟んで回転して前記中芯を波形に成形する、段ロールであって、前記段ロールの波形状がそれぞれ断面視で、円弧状に形成された段山と、円弧状に形成された段谷と、凹状に形成され前記段山及び前記段谷を接続する接続部とをそなえて構成され、前記接続部が、前記段山側に設けられ前記段山に接する第1の直線部と、前記段谷側に設けられ前記段谷に接する第2の直線部と、前記第1の直線部と前記第2の直線部とを円弧状に接続する曲線部とからなることを特徴としている。
請求項2記載の本発明の一対の段ロールは、周面が周方向に連続した波形状に形成され、中芯を挟んで回転して前記中芯を波形に成形する、段ロールであって、前記段ロールの波形状がそれぞれ断面視で、円弧状に形成された段山と、円弧状に形成された段谷と、凹状に形成され前記段山及び前記段谷を接続する接続部とをそなえて構成され、前記接続部が、前記段山側に設けられ前記段山に接する直線部と、前記直線部と前記段谷とを円弧状に接続する曲線部とからなることを特徴としている。
請求項3記載の本発明の一対の段ロールは、前記段ロールの前記周面には、少なくともタングステンカーバイト溶射処理または硬質クロームメッキ処理射のいずれかが施されていることを特徴としている。
請求項4記載の本発明の一対の片面段ボールシート製造装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の段ロールをそなえたことを特徴としている。
請求項5記載の本発明の一対の片面段ボールシート製造装置は、一対の前記段ロールをそなえたことを特徴としている。
請求項1記載の本発明の段ロールによれば、接続部の段山側と段谷側とが直線を含んで構成されるので、従来のような曲線の場合と比べて広い隙間を長い区間確保することが可能となる。これにより、段繰り時における中芯の拘束力をより低減することができ、中芯の段割れをさらに低減することが可能である。
請求項2記載の本発明の段ロールによれば、接続部の段山側が直線を含んで構成されるので、従来のような曲線と比べて広い隙間を長い区間確保することが可能となる。これにより、段繰り時における中芯の拘束力をより低減することができ、中芯の段割れをさらに低減することが可能である。
請求項3記載の本発明の段ロールによれば、段ロールの周面にタングステンカーバイト溶射処理あるいは硬質クロームメッキ処理射が施されているので、段ロールの摩耗による劣化寿命を延ばすことができることに加え、段ロール表面の摩擦係数が大きくなった場合でも、中芯3が段ロール表面に突っ掛かることを低減して中芯の段割れを低減することができる。
請求項4記載の本発明の片面段ボール製造装置によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の段ロールをそなえているので、片面段ボールの製造にかかる中芯の段割れを低減でき、効率的に片面段ボールを製造することができる。
請求項5記載の本発明の片面段ボール製造装置によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の段ロールを一対そなえているので、片面段ボールの製造にかかる中芯の段割れをさらに低減でき、効率的に片面段ボールを製造することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(A)第1実施形態
図1〜図3は本発明の第1実施形態としての一対の段ロールを説明するための図であって、図1は一方の段ロールの波形状を拡大して示す断面図、図2は一対の段ロールの噛み合い部分を拡大して示す断面図、図3は一対の段ロールの断面図である。
図2及び3に示すように、本実施形態にかかる各段ロールの周面は、周方向にわたって段山1a、1a´,接続部5、5´及び段谷1b、1b´からなる連続した波形に形成されている。このような一対の段ロールが噛み合いながら回転し、噛み合い部分に中芯3が通過することで、中芯3を波形に成形する(段繰る)ことができる。なお、図2及び図3に示す中心線CLは、一方の段ロールの回転軸心と他方の段ロールの回転軸心とを結んだ線であり、中芯3にかかるニップ圧が一番高い箇所である。また、本実施形態にかかる各段ロールの表面には、段ロールの寿命を延ばすためにタングステンカーバイトが溶射されており、研磨が施されている。
また、本実施形態にかかる各段ロールの波形状は、段ロールの標準的な形状とは異なっており、中芯3の波成形に支障が出ない範囲で、段繰り時の一方の段ロールの接続部5と他方の段ロールの接続部5´との隙間D5が標準形状の段ロール間の隙間D0(図6参照)よりも広がるように各段ロールの波形状が設定されている。さらに、このような広い隙間D5が従来よりも長い区間において形成されていることに特徴がある。
具体的には、図1に示すように、段山1aは、断面視で半径R1の円2aに沿う形状(円弧状)に形成されているとともに、段谷1bは、断面視で半径R2の円2bに沿う形状(円弧状)に形成されている。また、標準形状の接続部1cは段山1aを形成する円2aと段谷1bを形成する円2bとの両者の接線により形成されるが、本実施形態にかかる接続部5は凹状に形成されている。なお、本実施形態では、半径R1と半径R2とが異なる大きさに設定される(R1<R2)が、R1>R2であってもよく、R1=R2であってもよい。
接続部5は、段山1a側に設けられ段山1aに接する第1の直線部(以下、第1直線部という)5aと、段谷1b側に設けられ段谷1bに接する第2の直線部(以下、第2直線部という)5bと、第1直線部5aと第2直線部5bとを円弧状に接続する曲線部5cとからなる。
なお、第1直線部5aと標準形状の接続部1cとのなす角度θ1が5度以上50度以下に設定されていることが好ましい。また、第2直線部5bと標準形状の接続部とのなす角度θ2が20度以上50度以下に設定されていることが好ましい。
曲線部5cは、第1直線部5aと第2直線部5bとの交点部分にR(円弧状曲線)をとることで形成することができる。つまり、曲線部5cは第1直線部5a及び第2直線部5bがいずれも接する半径R3(ここでは、R3>R1)の仮想円の円弧であり、第1直線部5aと第2直線部5bとを滑らかに接続している。第1直線部5aと第2直線部5bとを曲線部5cにより滑らかに接続することで表面研磨が施しやすくなる。
本発明の第1実施形態としての一対の段ロールは、上述のごとく構成されているので、図2に示すように、一対の段ロールの接続部5、5´間の隙間D5を標準形状の段ロール間の隙間D0よりも広げることができ、段繰り時の各段ロールの接続部5、5´による中芯3の拘束力を低減することができる。
また、接続部5の段山1a側の第1直線部5aと、接続部5の段谷1b側の第2直線部5bとが直線で構成されているので、従来のような曲線の場合と比べて隙間D5を直線的に広げることができる。これにより、広い隙間を段山1aと段谷1bとの間で長い区間確保することが可能となり、段繰り時における中芯3の拘束力を従来よりも低減することができるので、中芯3が接続部5の表面に引っ掛かってしまうのを従来よりも低減することができ、中芯3の段割れを低減することが可能となる。
(B)第2実施形態
図4は本発明の第2実施形態としての一対の段ロールの波形状を拡大して示す断面図である。図4に示すように、本実施形態にかかる各段ロールは、段山1aと段谷1bとを接続する接続部6の形状が第1実施形態とは異なる。以下、本実施形態にかかる接続部6について説明し、その他の説明については第1実施形態と同様なので省略する。
接続部6は、段山1a側に設けられ段山1aに接する直線部6aと、直線部6aと段谷1bとを円弧状に接続する曲線部6bとからなる。また、直線部6aと標準形状の接続部1cとのなす角度θ1が5度以上50度以下に設定されていることが好ましい。また、曲線部6bは、直線部6aに接し、且つ、段谷1bを形成する円2bに内周面が接する仮想円16に沿うように形成されている。なお、図4中、角度θ2は20度以上50度以下に設定されていることが好ましい。
本発明の第2実施形態としての一対の段ロールは、上述のごとく構成されているので、第1実施形態と同様に、一対の段ロールの接続部6間の隙間を標準形状の段ロール間の隙間D0よりも広げることができ、段繰り時の各段ロールの接続部6による中芯3の拘束力を低減することができる。
また、接続部6の段山1a側の直線部6aが直線で構成されているので、従来のような曲線の場合と比べて隙間を直線的に広げることができる。これにより、広い隙間を段山1aと段谷1bとの間で長い区間確保することが可能となり、段繰り時における中芯3の拘束力を従来よりも低減することができるので、中芯3が接続部5の表面に引っ掛かってしまうのを従来よりも低減することができ、中芯3の段割れを低減することが可能となる。
(C)その他
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、第2実施形態では、接続部6の段山1a側の部分を直線部6a、接続部6の段谷1b側の部分を曲線部6bとしたが、これとは逆に、接続部6の段山1a側の部分を曲線部、接続部6の段谷1b側の部分を直線部としてもよい。いずれにしても、接続部の段山1a側の部分又は段谷1b側の部分を直線にすることで、段山1a又は段谷1b近傍における隙間を従来よりも増加させることができ、広い隙間を段山1aと段谷1bとの間に長い区間確保することが可能となる。
また、上述した実施形態では、段ロールの表面にタングステンカーバイトを溶射しているが、硬質クロムメッキ処理を施してもよい。
さらに、上述の実施形態では、一対の段ロールについて説明したが、必ずしも一対の段ロールの両方共に上述の実施形態のごとく形成する必要はなく、いずれか一方の段ロールについてのみ、上述の実施形態の段ロールを適用してもよい。
本発明の第1実施形態としての一対の段ロールの波形状を拡大して示す断面図である。 本発明の第1実施形態としての一対の段ロールの噛み合い部分を拡大して示す断面図である。 本発明の第1実施形態としての一対の段ロールの断面図である。 本発明の第2実施形態としての一対の段ロールの波形状を拡大して示す断面図である。 従来の標準形状の段ロールの波形状を示す断面図である。 従来の標準形状の一対の段ロールの断面図である。 従来の特殊形状の一対の段ロールの波形状を拡大して示す断面図である。 従来の特殊形状の一対の段ロールを示す断面図である。
符号の説明
1a,1a´ 段山
1b,1b´ 段谷
1c,1c´ 接続部
2a 段山を形成する円
2b 段谷を形成する円
3 中芯
5,5´ 接続部
5a,5a´ 第1直線部(第1の直線部)
5b,5b´ 第2直線部(第2の直線部)
5c,5c´ 曲線部
6 接続部
6a 直線部
6b 曲線部
10 仮想円
10c,10c´ 接続部
16 仮想円

Claims (5)

  1. 周面が周方向に連続した波形状に形成され、中芯を挟んで回転して前記中芯を波形に成形する、段ロールであって、
    前記段ロールの波形状がそれぞれ断面視で、円弧状に形成された段山と、円弧状に形成された段谷と、凹状に形成され前記段山及び前記段谷を接続する接続部とをそなえて構成され、
    前記接続部が、
    前記段山側に設けられ前記段山に接する第1の直線部と、
    前記段谷側に設けられ前記段谷に接する第2の直線部と、
    前記第1の直線部と前記第2の直線部とを円弧状に接続する曲線部とからなる
    ことを特徴とする、段ロール。
  2. 周面が周方向に連続した波形状に形成され、中芯を挟んで回転して前記中芯を波形に成形する、段ロールであって、
    前記段ロールの波形状がそれぞれ断面視で、円弧状に形成された段山と、円弧状に形成された段谷と、凹状に形成され前記段山及び前記段谷を接続する接続部とをそなえて構成され、
    前記接続部が、
    前記段山側に設けられ前記段山に接する直線部と、
    前記直線部と前記段谷とを円弧状に接続する曲線部とからなる
    ことを特徴とする、段ロール。
  3. 前記段ロールの前記周面には、少なくともタングステンカーバイト溶射処理または硬質クロームメッキ処理射のいずれかが施されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の段ロール
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の段ロールをそなえた
    ことを特徴とする、片面段ボールシート製造装置。
  5. 一対の前記段ロールをそなえた
    ことを特徴とする、請求項4記載の片面段ボールシート製造装置。
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