JP4669349B2 - グリップエンドの製造方法 - Google Patents

グリップエンドの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4669349B2
JP4669349B2 JP2005249261A JP2005249261A JP4669349B2 JP 4669349 B2 JP4669349 B2 JP 4669349B2 JP 2005249261 A JP2005249261 A JP 2005249261A JP 2005249261 A JP2005249261 A JP 2005249261A JP 4669349 B2 JP4669349 B2 JP 4669349B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
punch
wall portion
grip end
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005249261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007061270A (ja
Inventor
友幸 小南
一孝 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP2005249261A priority Critical patent/JP4669349B2/ja
Publication of JP2007061270A publication Critical patent/JP2007061270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669349B2 publication Critical patent/JP4669349B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

本発明は、球技用バットにおける中空状のグリップエンドの製造方法に関する。
グリップエンドは、球技用バットのグリップの端部に配設されている(例えば特許文献1参照)。
上記グリップエンドは重さを調節することで、バットの微妙なバランスを左右し、打ちやすさ、打感等に変化をもたらす。例えば、手元バランスのバットには重いグリップエンドが適している。また、軽いグリップエンドが適する場合もある。
従来、中空状のグリップエンドは、例えば、図15〜図19に示すごとく、板素材90にプレス加工を施すことにより成形を行ってきた。
まず、図15に示すごとく、金型を用いて板のブランク抜きを行い、円盤状の板素材90を準備する。次に、図16に示すごとく、金型を用いて上記板素材90に絞り工程を施し、カップ状の中間体901を製造する。その後、図17〜図19に示すごとく、上記カップ状の中間体901の側壁部912を、金型を用いて絞り工程を3回施し、側壁部912を内側に屈曲させ、順次中間体902、中間体903を形成した後、中空状のグリップエンド904を製造する。
しかしながら、上記従来技術には、次のような問題点がある。
即ち、金型を用いた絞り工程の生産性を考慮すると、用いることができる板素材の厚みには限界がある。それ故、板素材の厚みは選択できるが、板素材の厚みの選択範囲が狭く、重さの調整が困難である。
また、グリップエンドと、バット本体のグリップ部との接合は、溶接により行う場合が多いが、その場合の溶接部位の厚みには、最適な範囲がある。そのため、溶接接合を採用する場合には、側壁部の厚みは上記の適切な範囲に設定することが望ましい。しかしながら、側壁部の厚みを所定の厚みに設定した場合、上記板素材の厚みの選択範囲が狭くなる。それ故、従来技術の製造方法では、重さを自由に調整する事が困難であった。
特開2001−58017号公報
本発明はかかる従来の問題に鑑みてなされたもので、底部及び側壁部の肉厚を制御することができ、容易に重さの調整をすることができるグリップエンドの製造方法を提供しようとするものである。
本発明は、球技用バットにおけるグリップの端部に配設され、底部と該底部の外周端から円筒状に立ち上がってから内方に屈曲してなる側壁部とを備えた中空状のグリップエンドを製造する方法であって、
円柱状の素材に鍛造加工を施すことにより、上記底部と、該底部の外周端から円筒状に立ち上がった上記側壁部とを有するカップ状の中間体を成形する鍛造工程と、
上記側壁部に絞り加工を施すことにより上記側壁部を内方に屈曲させる絞り工程とを有しており、
上記鍛造工程は、上記素材の外径に対応する内径を有する有底の加工穴を設けたダイスと、上記加工穴の内径よりも小さい外形を有するパンチとを用いて、上記加工穴内に配置した上記素材を上記パンチにより圧縮することにより行い、上記中間体の上記底部の厚みは、上記ダイスに対する上記パンチの相対的な前進量によって調整することを特徴とするグリップエンドの製造方法にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記鍛造工程では、上記中間体の底部の肉厚を上記ダイスに対する上記パンチの相対的な前進量によって調整する。そのため、同じ金型を用いても、加工条件を調整するだけでグリップエンドの底部の肉厚の寸法を設定できる。そのため、外径が同じ中空状のグリップエンドであっても、その単重量を変化させることが容易であり、用途に応じて最適な重量配分のグリップエンドを容易に生産できる。それ故、例えば、手元バランスのバットに適したグリップエンド等を作製することができ、バランスコントロールに有効である。
また、底部の肉厚を変えても、側壁部の肉厚は、溶接などの際に最も効率が良い厚みを維持することができる。そのため、グリップエンドとバット本体のグリップ部との接合性を犠牲にすることなく、重量を調整する事ができる。
本発明においては、上記のごとく、素材の外径に対応する内径を有する有底の加工穴を設けたダイスと、上記加工穴の内径よりも小さい外形を有するパンチとを用いる。そして、上記加工穴内に配置した上記素材に上記パンチにより圧縮する鍛造工程を施すことにより、カップ状の中間体を成形する。
上記ダイスの加工穴は、その底部内面から側壁面の接合部分の形状を、最終的に得ようとするグリップエンドの底部近傍の外面形状に対応させておくことが好ましい。また、加工穴の内径寸法は、得ようとするグリップエンドの外径寸法に対応させておく。
一方、上記パンチの外径寸法は、得ようとする中間体の側壁部の厚みに応じて設定する。即ち、中間体の側壁部の厚みは、ダイスの加工穴の内径寸法とパンチの外径寸法とによって決定することができる。
また、上記中間体の上記底部の厚みは、上記ダイスに対する上記パンチの相対的な前進量によって調整する。したがって、上記素材は、得ようとする中間体(グリップエンド)の底部の厚みより大きい厚みを有するものを用いる必要がある。
上記素材は、アルミニウム合金とよりなることを特徴とすることが好ましい(請求項3)。
上記アルミニウム合金材質としては、例えば、6000系合金を用いることが好ましく、特に、6061合金を用いることがより好ましい。
この場合には、溶接性能が良好であり、また、鍛造加工を施すことで、熱処理をしなくても高い強度が得ることができるという効果が得られる。また、更に熱処理を施す場合には、より高い強度を得ることができる。
また、上記素材は、例えば、丸棒状の材料を所定の長さに切断して円柱状にしたものを用いることができる。また、厚みの大きい板材を円盤状に打ち抜いても良い。
(実施例1)
本発明の実施例に係るグリップエンドの製造方法につき、図1〜図14を用いて説明する。
本例では、図8に示ごとく、球技用バット8におけるグリップ80の端部に配設される中空状のグリップエンド1を製造する。
まず、図1〜図2に示すごとく、円柱状の素材10に鍛造加工を施すことにより、底部11と、該底部11の外周端から円筒状に立ち上がった底部11よりも厚みが薄い側壁部12とを有するカップ状の中間体101を成形する鍛造工程を行う。
次に、図2〜図5に示すごとく、上記側壁部12を内方に屈曲させる絞り工程を3回行うことにより、中間体102、中間体103の状態を介して、上記グリップエンド1が得られる。
以下、さらに詳説する。
上記鍛造工程は、図6に示すごとく、素材10の外径に対応する内径D1を有する有底の加工穴60を設けたダイス6と、上記加工穴60の内径よりも小さい外径D2を有するパンチ7とを用いる。そして同図に示すごとく、ダイス6の加工穴60内に配置した素材10をパンチ7により圧縮することにより鍛造工程を行う。
このとき、図7に示すごとく、中間体101の底部の厚みは、ダイス6に対するパンチ7の相対的な前進量、即ち、ダイス6の底面部61の内面610とパンチ7の先端面71との間の最終的な間隔によって決定される。そして、パンチ7の相対的な前進量の分だけ素材10が圧縮加工され、その圧縮加工の流動によって材料がパンチ7の外周側に回り込む。これにより、上述した底部11と、その外周端から円筒状に立ち上がった側壁部12とを有するカップ状の中間体101が得られる。
次に、上記絞り工程は、本例では上述したように3回行う。
第1の絞り工程は、図3に示すごとく、中間体101の側壁部12の上半分を内方に向けて斜めに変形させるよう絞り加工を行い、中間体102を作製する工程である。
第2の絞り工程は、図4に示すごとく、中間体102の側壁部12の上半分が底部11に近づくように、さらに倒して変形させる絞り加工を行い、中間体103を作製する工程である。
第3の絞り工程は、図5に示すごとく、中間体103の側壁部12の上半分を最終の所望形状まで変形させる絞り加工を行い、グリップエンド1を完成させる工程である。
本例では、以上のように、鍛造工程と絞り工程とを組み合わせてグリップエンド1を作製する。そして、注目すべきことは、上記鍛造工程において、中間体101の底部11の厚みを、ダイス6に対するパンチ7の相対的な前進量によって調整することである。
これにより、同じ金型を用いても、加工条件を調整するだけでグリップエンドの底部の肉厚の寸法を設定できる。そのため、外径が同じ中空状のグリップエンドであっても、その単重量を変化させることが容易であり、用途に応じて最適な重量配分のグリップエンドを容易に生産できる。それ故、例えば、手元バランスのバットに適したグリップエンド等を作製することができ、バランスコントロールに有効である。
また、底部の肉厚を変えても、側壁部の肉厚は、溶接などの際に最も効率が良い厚みを維持することができる。そのため、グリップエンドとバット本体のグリップ部との接合性を犠牲にすることなく、重量を調整する事ができる。
(実施例2)
本例では、実施例1と基本的に同じ製造方法により、同じダイス6とパンチ7を用いて重量の異なる中空のグリップエンドを得る具体例を示す。
まず、図9(b)には、代表例として、外径寸法d=φ50mm、底部11の厚みt1=5mm、側壁部12の厚みt2=2mmの中間体を作る例を示す。この場合には、鍛造工程において素材を圧縮する際に、ダイス6の底面部61の内面610とパンチ7の先端面71との距離が上記底部11の厚みt1に対応する寸法となるように、パンチ7を相対移動させる。得られた中間体101bは、上述した実施例1に示した絞り工程を施すことによって、最終的に底部11の厚みt1が5mmのグリップエンドとなる。
これに対し、上記代表例の場合よりも、単重量が軽いグリップエンドを得ようとする場合には、図9(a)に示すごとく、鍛造工程において上記と同じダイス6とパンチ7を用い、パンチ7の相対移動の量を上記代表例の場合よりも多くして、ダイス6の底面部61の内面610と、パンチ7の先端面71との距離を短くする。これにより、外径寸法d=φ50mm及び側壁部12の厚みt2=2mmは代表例と同じであるが、例えば、底部11の厚みt1=3mmの中間体101aを得ることができる。なお、このとき、上記と同じ素材を用いた場合には、中間体101aの側壁部12の高さが高くなるので、この場合には、予め厚みを薄くした素材を用いる(図示略)。そして、底部11の厚みが薄い中間体101aは、上述した実施例1に示した絞り工程を施すことによって、最終的に底部11の厚みt1が3mmの軽量のグリップエンドとなる。
また、上記代表例の場合よりも、単重量が重いグリップエンドを得ようとする場合には、図9(c)に示すごとく、鍛造工程において上記と同じダイス6とパンチ7を用い、パンチ7の相対移動の量を上記代表例の場合よりも少なくして、ダイス6の底面部61の内面610とパンチ7の先端面71との距離を長くする。これにより、外径寸法d=φ50mm及び側壁部12の厚みt2=2mm上記は代表例と同じであるが、例えば、底部11の厚みt1=8mmの中間体101cを得ることができる。なお、このとき、上記と同じ素材を用いた場合には、中間体101cの側壁部12の高さが低くなるので、この場合には、予め厚みを大きくした素材を用いる(図示略)。そして、底部11の厚みが厚い中間体101cは、上述した実施例1に示した絞り加工を施すことによって、最終的に底部11の厚みt1が8mmの重いグリップエンドとなる。
(実施例3)
本例では、実施例1と基本的に同じ製造方法により、図10〜図12に示すごとく、ダイス63とパンチ7を用いて、底部311と、該底部311の外周端から円筒状に立ち上がった上部側壁部312及び該上部側壁部312と反対に突出した下部側壁部313を有し、この下部側壁部313によって形成された凹部314に、バランス調整プレート32を収容することができる中空のグリップエンド3を得る具体例を示す。
この場合には、図10に示すごとく、底面部631の内面633における外周側にリング状の溝部634を設け、その中央部を突出させて凸部632とした加工穴630を有するダイス63を用いる。また、パンチ7としては実施例1と同じ構造のものを用いる。
そして、図10(a)に示すごとく、ダイス63の加工穴630内に配置した素材30をパンチ7により圧縮することにより鍛造工程を行う。この場合、底部311の厚みは、ダイス63に対するパンチ7の相対的な前進量によって調整することができる。
得られた中間体301は、図10(b)に示すごとく、実施例1の場合の中間体101の基本形状に対して、底部311の裏側に上記の下部側壁部313を追加した形状となる。
この中間体301に対して実施例1の場合と同様の絞り工程を行うことによって、図11に示すごとく、バランス調整プレート32を収容する凹部314を有する中空のグリップエンド3を得ることができる。
また、図11及び図12に示すごとく、上記グリップエンド3は、交換可能なバランス調整プレート32を収容することができる。
具体的には、グリップエンド3の上記下部側壁部313の内周側に、上記バランス調整プレート32を組み込ませる。その方法としては、例えば、上記下部側壁部313の内周315と上記バランス調整プレート32の側面321との間に、ネジ加工やロック機構等を施すことが挙げられる。
また、上記バランス調整プレート32は交換可能であり、上記バランス調整プレート32の材質としては、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレス、チタン、マグネシウム等の金属、また、例えば、ナイロン、ウレタン、硬質ゴム等の合成樹脂を用いることができる。
その他は実施例1と同様の作用効果が得られる。
(実施例4)
本例では、実施例1と基本的に同じ製造方法により、ダイス64とパンチ7を用いて、底部411と、該底部411の外周端から円筒状に立ち上がった側壁部412及び、上記底部411の裏側に同心の凸部413とを有する外側特殊形状付タイプの中空のグリップエンドを得る具体例を示す。
この場合には、図13に示すごとく、底面部641の内面643の中央部に同心の凹部644を設けた加工穴640を有するダイス64を用いる。また、パンチ7としては実施例1と同じ構造のものを用いる。
そして、図13(a)に示すごとく、ダイス64の加工穴640内に配置した素材40をパンチ7により圧縮することにより鍛造工程を行う。この場合、底部411の厚みは、ダイス64に対するパンチ7の相対的な前進量によって調整することができる。
得られた中間体401は、図13(b)に示すごとく、実施例1の場合の中間体101の基本形状に対して、底部311の裏側に上記の凸部413を追加した形状となる。
この中間体401に対して実施例1の場合と同様の絞り工程を行うことによって、凸部413を有する中空のグリップエンドを得ることができる。
その他は実施例1と同様の作用効果が得られる。
(実施例5)
本例では、実施例1と基本的に同じ製造方法により、ダイス6とパンチ75を用いて、底部511と、該底部511の外周端から円筒状に立ち上がった側壁部512及び、上記底部511の上面に同心の凹部513とを有する内側特殊形状付タイプの中空のグリップエンドを得る具体例を示す。
この場合には、図14に示すごとく、ダイス6としては実施例1と同じ構造のものを用いる。また、端部751に同心の凸部752を有するパンチ75を用いる。
そして、図14(a)に示すごとく、ダイス6の加工穴60内に配置した素材50をパンチ75により圧縮することにより鍛造工程を行う。この場合、底部511の厚みは、ダイス6に対するパンチ75の相対的な前進量によって調整することができる。
得られた中間体501は、図14(b)に示すごとく、実施例1の場合の中間体101の基本形状に対して、底部511の上面に上記の凹部513を追加した形状となる。
この中間体501に対して実施例1の場合と同様の絞り工程を行うことによって、凹部513を有する中空のグリップエンドを得ることができる。
その他は実施例1と同様の作用効果が得られる。
以上のように、本発明の製造方法によれば、底部及び側壁部の肉厚や、底部の形状を制御することができ、容易に重さの調整をすることができるグリップエンドの製造方法を提供することができる。
実施例1における円柱状の素材の断面図 実施例1における鍛造加工後のカップ状の中間体の断面図 実施例1における第1の絞り加工後の中間体断面図 実施例1における第2の絞り加工後の中間体の断面図 実施例1における、グリップエンドの断面図 実施例1における、鍛造加工前のダイス、パンチ及び素材の断面図 実施例1における、鍛造加工後のダイス、パンチ及びカップ状の中間体の断面図 球技用のバットの外観を示す側面図 実施例2における、鍛造加工後の、ダイス、パンチ及びカップ状の中間体の断面図 (a)実施例3における、鍛造加工前の、ダイス、パンチ及びカップ状の中間体の断面図(b)実施例3における、鍛造加工後の、ダイス、パンチ及びカップ状の中間体の断面図 実施例3における、バランス調整プレートのグリップエンドへの組み込み前の断面図 実施例3における、バランス調整プレートのグリップエンドへの組み込み後の断面図 (a)実施例4における、鍛造加工前の、ダイス、パンチ及びカップ状の中間体の断面図(b)実施例4における、鍛造加工後の、ダイス、パンチ及びカップ状の中間体の断面図 (a)実施例5における、鍛造加工前の、ダイス、パンチ及びカップ状の中間体の断面図(b)実施例5における、鍛造加工後の、ダイス、パンチ及びカップ状の中間体の断面図 従来技術における、板素材の断面図 従来技術における、第1の絞り後のカップ状の中間体の断面図 従来技術における、第2の絞り後の中間体の断面図 従来技術における、第3の絞り後の中間体の断面図 従来技術における、グリップエンドの断面図
符号の説明
10 素材
4 ダイス
40 加工穴
41 底面部
410 内面
5 パンチ
51 先端面

Claims (3)

  1. 球技用バットにおけるグリップの端部に配設され、底部と該底部の外周端から円筒状に立ち上がってから内方に屈曲してなる側壁部とを備えた中空状のグリップエンドを製造する方法であって、
    円柱状の素材に鍛造加工を施すことにより、上記底部と、該底部の外周端から円筒状に立ち上がった上記側壁部とを有するカップ状の中間体を成形する鍛造工程と、
    上記側壁部に絞り加工を施すことにより上記側壁部を内方に屈曲させる絞り工程とを有しており、
    上記鍛造工程は、上記素材の外径に対応する内径を有する有底の加工穴を設けたダイスと、上記加工穴の内径よりも小さい外形を有するパンチとを用いて、上記加工穴内に配置した上記素材を上記パンチにより圧縮することにより行い、上記中間体の上記底部の厚みは、上記ダイスに対する上記パンチの相対的な前進量によって調整することを特徴とするグリップエンドの製造方法。
  2. 請求項1において、上記絞り工程は、上記側壁部の上半分を内方に向けて斜めに変形させるよう絞り加工を行う第1の絞り工程と、上記側壁部の上半分が上記底部に近づくように、さらに倒して変形させる絞り加工を行う第2の絞り工程と、上記側壁部の上半分を最終の所望形状まで変形させる絞り加工を行う第3の絞り工程とからなることを特徴とするグリップエンドの製造方法。
  3. 請求項1又は2において、上記素材は、アルミニウム合金よりなることを特徴とするグリップエンドの製造方法。
JP2005249261A 2005-08-30 2005-08-30 グリップエンドの製造方法 Active JP4669349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005249261A JP4669349B2 (ja) 2005-08-30 2005-08-30 グリップエンドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005249261A JP4669349B2 (ja) 2005-08-30 2005-08-30 グリップエンドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007061270A JP2007061270A (ja) 2007-03-15
JP4669349B2 true JP4669349B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=37924173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005249261A Active JP4669349B2 (ja) 2005-08-30 2005-08-30 グリップエンドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4669349B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003343430A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Zexel Valeo Climate Control Corp 圧縮機用ピストンの製造方法及びその方法によって形成されたピストン

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929770Y2 (ja) * 1979-10-31 1984-08-27 トヨタ自動車株式会社 製品しごき装置
JPS5716616Y2 (ja) * 1981-02-26 1982-04-07
JPH0243539Y2 (ja) * 1984-09-10 1990-11-20
JPS61127825U (ja) * 1985-01-22 1986-08-11
JP3140929B2 (ja) * 1994-02-07 2001-03-05 東洋鋼鈑株式会社 乾式絞りしごき加工缶用樹脂被覆鋼板
JP2705571B2 (ja) * 1994-05-02 1998-01-28 東洋製罐株式会社 ネックイン部付きシームレス缶

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003343430A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Zexel Valeo Climate Control Corp 圧縮機用ピストンの製造方法及びその方法によって形成されたピストン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007061270A (ja) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140033786A1 (en) Fabricating method for fabricating metallic member
JP4760437B2 (ja) メッキ用アノード銅ボールの製造方法
JP5300275B2 (ja) 複数の突部を備えた金属部材の製造方法
JP5981884B2 (ja) 熱間据込鍛造装置、及び熱間据込鍛造方法
JP4328372B2 (ja) コアメタルの製造方法とコアメタルとインジェクションギヤ
JP4669349B2 (ja) グリップエンドの製造方法
JP4428581B1 (ja) 鍛造工具の設計方法及び鍛造工具
JP2008188610A (ja) ベアリングレースのカップ状成形体の成形方法
JP2009285688A (ja) 中空歯形部品の製造方法
JP6552468B2 (ja) バーリング工具及びバーリング加工装置
JP2010058142A (ja) シャープエッジを備えた筒状金属部品のプレス成形方法
JP2010201442A (ja) ヘリカル内歯ギヤの加工方法及び金型
JP3614244B2 (ja) 金属カップ体のテーパ周面形成方法
US20120291506A1 (en) Method for Producing Patterned Plate
JP6988136B2 (ja) シェルの製造方法及び缶蓋の製造方法
DE60326466D1 (de) Verfahren zur herstellung einer metallschale und zum dienen als rohling ausgeführter becher
JP3817456B2 (ja) 鍛造用金型
JP3746828B2 (ja) 円筒状部品の製造方法
JP4716859B2 (ja) 鍛造用素材の製造方法及び鍛造用素材の製造装置
JP2005118848A (ja) 鍛造装置および鍛造方法
JP6958174B2 (ja) 歯付プーリの製造方法
JP2005205498A (ja) 円筒状部品の製造方法
CN106914568B (zh) 法兰螺柱及其制造方法
JP2005103546A (ja) ボス付ドラムの成形方法
JP2015098049A (ja) 穴形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4669349

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115