JP4668555B2 - クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Description
クリーニング工程は、像担持体である感光体の表面や中間転写体の表面にクリーニングブレードやファーブラシを圧接して、像担持体である感光体の表面や中間転写体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を掻き取って除去するようになっている。
円柱状の基体と、その周りに設けられた繊維より成るファーブラシとを有するブラシローラを回転させながら、そのファーブラシを潜像担持体表面に摺擦せしめて、同表面上のトナー像転写後の残留トナーを掻きつつ静電的にファーブラシ側へ吸着して該残留トナーを潜像担持体表面から除去する画像形成装置のクリーニングにおいて、前記ファーブラシが、折り返し部を潜像担持体に対する摺擦部分としたループ状繊維と、カットした端末部を潜像担持体に対する摺擦部分とした直毛状繊維より成り、ブラシローラの回転時に、ループ状繊維と直毛状繊維とが潜像担持体表面の同一部分に対して摺擦するように、両繊維が円柱状基体に互いに隣り合う状態でスパイラル状に巻きつけられ、ループ状繊維と直毛状繊維の配分面積比が1:1に設定することは公知である(特許文献1を参照)。
クリーニング部材のファーブラシは、その植毛の密度、太さ、又は、長さを異にすることにより、当接圧を変更することも公知である(特許文献2を参照)。
体積平均粒径が5〜10μm、その粒径5μm以下のものが60〜80個数%のトナーを含む現像剤を用いて潜像担持体上に形成されている静電潜像の可視像処理および可視像の転写工程を行った後、潜像担持体上の余剰トナーの除去を行うクリーニング工程を実行し得るクリーニング装置であって、上記粒径のトナーの通過を阻止する密度を以てトナーと同じ極性に摩擦帯電可能な材質を用いて上記潜像担持体表面に接触可能なループ形状の線材を植毛した基布を回転可能な芯金に一体化したファーブラシを接地可能な状態で備えることも公知である(特許文献4を参照)。
これまで、感光体の摺擦力を調整する方法は、種々提案されている。
例えば、特許文献1には、ファーブラシの織り方法の異なる2種類のブラシをスパイラル状に巻き付ける構成が開示されている。この方法は、ある程度、感光体の摺擦力を高めつつ、且つ、感光体に対する当りムラを低減することはできる。
然し、ループ状繊維のものは、感光体の長手方向に対して、線で接触するので異物の掻き取り能力は向上するものの、ループを形成する際に、ある程度ループ形状が大きなものとなってしまうために、感光体に対する摺擦能力のバラツキがどうしても生じてしまい、長期的な経時においては、やはり感光体の表面を徐々に粗い形状に削ってしまう。
又、機械寿命の内で何回か交換が必要となる部品の中でも、感光体は高価なものであり、近年高寿命化が要望されている。
然し、感光体の表面が徐々に粗い形状になってしまうと、感光体上にのせた電荷が不均一なものとなってしまい、特に、中間調、例えば、黒系統の色であれば灰色の画像を出したいときに画像にムラとなって表れてきてしまい、早期感光体寿命となってしまう。
図19乃至図21において、又、直毛状繊維においては、従来の繊維断面は、図19に図示する真円形状繊維103bのものが主であり、図20に図示するように感光体151の長手方向(図面左右方向)に対しては、点で接触するに留まっていたので、感光体151の長手方向の線接触部での接触圧差が均一になるものの(図21を参照)、感光体151上の異物を掻き取り除く能力は不十分であった。
毛材質を強固なものにて構成したり、毛密度を高くして植毛におけるコシを強くする方法で感光体摺擦能力を上げる方法はあるものの、感光体の長手方向に対して点接触する形では、感光体上の異物を取り除く能力にはどうしても限界があった。
又、毛密度をあまり多くしすぎると、ファーブラシの繊維間に入り込んだトナーを除去できなくなり、経時にてファーブラシが固いローラ状のものとなってしまい、異物掻き取り能力がなくなり異常画像を引き起こすという不具合もあった。
この方法はトナーを確実に帯電させるには適しているものの、経時にてある程度キャリアも感光体に付着してしまい感光体に付着したキャリアによって感光体を傷つけてしまうという不具合がどうしても発生してしまう。
又、この傷を起点として、トナーが感光体上にフィルミングしてしまい、経時にて、感光体表面上のフィルミングした箇所の電位が除去できないことで、例えば、画像形成部に露光するような画像形成装置では白ポチとして異常画像が発生してしまう。
従って、従来のクリーニング装置、及び、そのクリーニング装置を具備するプロセスカートリッジ、並びに、画像形成装置は、ファーブラシの繊維断面は丸(真円)形状のものが主であり、像担持体である感光体の表面や中間転写体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を掻き取って除去することが不十分で、ループ状繊維のものは、像担持体である感光体の表面や中間転写体の長手方向に対して、線で接触するので異物の掻き取り能力は向上するものの、ループを形成する際に、ある程度ループ形状が大きなものとなってしまうために、像担持体である感光体の表面や中間転写体の表面に対する摺擦能力のバラツキがどうしても生じてしまい、長期的な経時においては、やはり像担持体である感光体の表面や中間転写体の表面を荒れた形状に削ってしまい、像担持体である感光体や中間転写体が早期寿命となってコスト高になってしまうだけでなく、異物掻き取り能力が無くなり異常画像を引き起こすと言う不具合が生じていた。
本発明のクリーニング装置は、さらに、基体は、ローラ部材であることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、さらに、基体は、板部材であることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、さらに、ファーブラシは、クリーニング糸の材質がポリエステル繊維からなることを特徴とする。
本発明のプロセスカートリッジは、画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、上記いずれかのクリーニング装置を有することを最も主要な特徴とする。
本発明の画像形成装置は、被記録体に記録画像を形成する画像形成装置において、形成画像を担持する像担持体と、上記いずれかのクリーニング装置を有することを最も主要な特徴とする。
本発明の画像形成装置は、さらに、像担持体は、感光体であることを主要な特徴とする。
本発明の画像形成装置は、さらに、像担持体は、中間転写体であることを主要な特徴とする。
本発明によれば、ローラ部材に設けられたファーブラシは異形化処理が施された線接触形状部により像担持体の表面と線接触して像担持体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体は長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止するクリーニング装置を提供することが出来るようになった。
本発明によれば、板部材に設けられたファーブラシは異形化処理が施された線接触形状部により像担持体の表面と線接触して像担持体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体は長期寿命となり低コストで、クリーニングする面積が増加して摺擦効果が増加して異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止するクリーニング装置を提供することが出来るようになった。
本発明によれば、ファーブラシは異形化処理が施された線接触形状部により像担持体の表面と線接触して像担持体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体は長期寿命となり低コストで、像担持体の表面電位を除去して異物掻き取り能力が他の部材を要しないでも容易に向上して異常画像の発生を防止するクリーニング装置を提供することが出来るようになった。
本発明によれば、ファーブラシは異形化処理が施された線接触形状部の線接触放射形状部により像担持体の表面と線接触して像担持体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体は長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止するクリーニング装置を提供することが出来るようになった。
本発明によれば、ファーブラシは異形化処理が施された線接触形状部の線接触井型形状部により像担持体の表面と線接触して像担持体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体は長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止するクリーニング装置を提供することが出来るようになった。
本発明によれば、ファーブラシは異形化処理が施された線接触形状部の線接触多角形状部により像担持体の表面と線接触して像担持体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体は長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止するクリーニング装置を提供することが出来るようになった。
本発明によれば、ファーブラシは異形化処理が施された線接触形状部により像担持体の表面と線接触して像担持体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体上のフィルミングを確実に掻き取ることが可能となり像担持体は長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止するクリーニング装置を提供することが出来るようになった。
本発明によれば、像担持体の表面と線接触して像担持体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体は長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止して高速で高品質の画像を形成する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
本発明によれば、像担持体の感光体の表面と線接触して像担持体の感光体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体の感光体は長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止して高速で高品質の画像を形成する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
本発明によれば、像担持体の中間転写体の表面と線接触して像担持体の中間転写体の表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、像担持体の中間転写体は長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止して高速で高品質の画像を形成する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
図1乃至図3において、像担持体上に付着又は形成する現像剤等の異物を掻き取ってクリーニングするクリーニング装置0は、回動、移動、又は、固定可能に保持されたアルミや鉄製の棒部材から成る基体1、又は、中空のパイプ部材の芯金のローラ部材1aと、ローラ部材1aに巻きつけて接着して設けられて、画像形成装置50の像担持体51のドラム形状の感光体51a、又は、図示しない中間転写ベルトの中間転写体51bの表面に当接してニップ部(N)を形成するファーブラシ2と、ファーブラシ2を形成する単繊維を数十本から数百本の複数本を撚り合わせられる撚糸となる直径が10μm乃至200μmの糸形状のクリーニング糸3と、クリーニング糸3の線断面の外縁に形成した感光体51aの表面、又は、図示しない中間転写体51bの表面に線接触する形状からなる線接触形状部4の放射形状からなる線接触放射形状部4aとからなり、ファーブラシ2は異形化処理が施された線接触放射形状部4aにより感光体51a、又は、図示しない中間転写体51bの表面と線接触して感光体51a、又は、図示しない中間転写体51bの表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、感光体51a、又は、図示しない中間転写体51bは長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止する。
多数のクリーニング糸3をローラ部材1aの外周に巻き付け、接着、植毛することによりファーブラシを形成する。
クリーニング装置0は、転写手段52からの転写バイアスによって転写紙上に転写しきれずに感光体上に残留したトナーが、本体内部0aに搬送された後、ファーブラシ2と感光体51aと接触して当接するニップ部(N)に到達する。
ファーブラシ2と感光体51aと接触して当接するニップ部(N)にて、大きく3つの作用を行っている。
まず、第1として、感光体51a上の残留トナーをある程度除去すること、第2に感光体51aに付着したフィルミング状異物を除去すること、第3として、転写残留トナーと転写後の感光体51a上残留電位とをファーブラシ2から本体筺体へ向けて除電することにより、クリーニングブレード5でのトナー堰き止め能力をアシストすることである。
次に、ファーブラシ2にて除去しきれなかったトナーをクリーニングブレード5で堰き止める。
次に、クリーニングブレード5で堰き止めたトナー、及び、ファーブラシ2にて除去したトナーは、フリッカ部材6にて、回収コイル7へとはじき飛ばされる。
次に、回収コイル7へとはじき飛ばされたトナーは、図示しない本体のトナー回収部へと搬送される。
使用される現像剤のキャリアの平均粒径は30μm乃至100μmであり、ここで使用される現像剤のキャリアの平均粒径は50μmで、線接触放射形状部4a(図2を参照)、線接触井型形状部4b(図9を参照)、線接触扁平形状部4c(図11を参照)、線接触多角形状部4d(図13を参照)の最大幅(X)は直径が80μmでリップル低減効果があることが確認された。
線接触放射形状部4a(図2と図3を参照)と線接触井型形状部4b(図9図と10を参照)は、図3と図10に図示のように、各放射形状部と井型形状部の股の部分が感光体51a、又は、中間転写体51bに当たっていないが、線接触放射形状部4a(図2と図3を参照)と線接触井型形状部4b(図9と図10を参照)は弾性を有しているから、使用時に撓んで、線接触放射形状部4a(図2と図3を参照)と線接触井型形状部4b(図9と図10を参照)の各放射形状部と井型形状部の股の全域部分が感光体51a、又は、中間転写体51bに当接する。
従って、感光体51aの図示の矢印(A)方向の長手方向においては、図5、図6に図示したような感光体51a上に現像剤で形成された傷51a1よりも大きな範囲(Z)で、感光体51aの図示の矢印(A)方向の長手方向を摺擦することが可能となり、感光体51a上のフィルミングを確実に掻き取ることが可能となっている。
更に、ファーブラシ2は、クリーニング糸3における原糸比抵抗が1012Ω・cm以下で構成し、基体1のローラ部材1aの端部1a1に接触支持されたアース板部材8は、画像形成装置50の筺体50aに連結されており、感光体51aに接触しているファーブラシ2のクリーニング糸3は画像形成装置50の筺体50aに連結されており電気はアースに向けて流れるので、感光体51aの表面電位を除去しながら、異物掻き取り能力を発揮させることが可能となることで、感光体51a上の異物掻き取り能力が、他の部材を要しないでも容易に向上させることが出来るようになった。
図9と図10において、線接触形状部4の井型形状からなる線接触井型形状部4bは、感光体51a、又は、中間転写体51bの表面と線接触するから、異形化処理が施された線接触形状部4の井型形状からなる線接触井型形状部4bにより感光体51a、又は、中間転写体51bの表面と線接触してその表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、感光体51a、又は、中間転写体51bは長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止する。
図11と図12において、線接触形状部4の扁平形状からなる線接触扁平形状部4cは、感光体51a、又は、中間転写体51bの表面と線接触するから、異形化処理が施された線接触形状部4の扁平形状からなる線接触扁平形状部4cにより感光体51a、又は、中間転写体51bの表面と線接触して感光体51a、又は、中間転写体51bの表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、感光体51a、又は、中間転写体51bは長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止する。
図15において、画像形成装置50に着脱可能なプロセスカートリッジ40は、図示の矢印(A)方向に回動可能に保持された感光体51a、帯電手段54、現像手段55、本発明のクリーニング装置0を有するから、感光体51aの表面と線接触して感光体51aの表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、感光体51aは長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止して、プロセスカートリッジ40の一個あたりの画像形成可能枚数が増えることになってランニングコストも下がり、感光体51aの交換時期とクリーニング装置0のファーブラシ2の交換時期とを容易に一致させることが可能となり、感光体51aやファーブラシ2等の保守や交換の作業が容易にすることが可能となった。
画像形成装置50のカラープリンタは、回動可能に保持されて形成されるトナー画像を担持する感光体51aと中間転写体51bと、感光体51a上を均一に帯電する帯電手段54の帯電ローラと、帯電手段54の帯電ローラで均一に帯電された感光体51a上の表面を露光して潜像を形成する潜像形成手段53と、潜像形成手段53で形成された潜像を現像してトナー画蔵を形成する現像手段55と、現像手段55で形成されたトナー画像を像担持体51の中間転写体51b上と被記録体(P)の記録用紙上に転写する転写手段52の一次転写手段52aと二次転写手段52b、定着手段56等で構成されている。
画像形成装置50の電子写真方法でトナー画像を形成するカラープリンタは、光導電層を有する感光体51aをタンデム式に4本を配列し、4本の感光体51aをイエロー画像形成部50(Y)、シアン画像形成部50(C)、マゼンタ画像形成部50(M)、ブラック画像形成部50(Bk)の各イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の4色の画像形成に割り当てて、これらを色重ねすることによりカラーのトナー画像を形成する。
各イエロー画像形成部50(Y)、シアン画像形成部50(C)、マゼンタ画像形成部50(M)、ブラック画像形成部50(Bk)は、感光体51aに直径40mmの小径ドラムを用いている。
各イエロー画像形成部50(Y)、シアン画像形成部50(C)、マゼンタ画像形成部50(M)、ブラック画像形成部50(Bk)の感光体51aの回りには、帯電手段54、潜像形成手段53、現像手段55、一次転写手段52a、クリーニング装置0等が配置されている。
感光体51aは、現像手段55とプロセスカートリッジ40に保持されたクリーニング装置0の間で、像担持体51の中間転写体51bに当接している。
その後、潜像形成手段53の露光装置であるレーザー光学系によって画像露光を施し、感光体51aの表面の光導電層上に静電潜像を形成する。
そして、感光体51aの表面の光導電層上の静電潜像に、現像手段55に備えられた現像ローラ55aから、イエロー(Y)現像剤のトナーを用いて現像が行われて、潜像をイエロー(Y)のトナー画像として可視像化される。
現像ローラ55aは、少なくとも現像時は、感光体51aの表面に対して近接配置され、現像剤が感光体51aの表面に接触する状態で現像できる様に設定されている。
画像形成装置50の電子写真方法でトナー画像を形成するカラープリンタに用いた2成分現像剤は、重合法によって製造した平均粒径5μm乃至6μmのネガ帯電トナー(T)と平均粒径が35μmの磁性キャリアを混合して構成されている。
トナーとキャリアの混合比は重量比で8:92としてトナー濃度制御により設定されている。
又、現像時には、現像手段55の現像ローラ55aには現像バイアスとして、−300Vが印加されて現像が行われている。
転写手段52の一次転写手段52aで像担持体51の中間転写体51bに転写されずに感光体51aの表面に付着して残留する残留トナー等は、クリーニング装置0によってクリーニングされて次工程のトナー画像の形成に備えるようになっている。
その後に、シアン画像形成部50(C)、マゼンタ画像形成部50(M)、ブラック画像形成部50(Bk)の順でそれぞれの感光体51aの表面のトナー画像は像担持体51の中間転写体51bに転写が行われ、像担持体51の中間転写体51b上に色重ねしたカラーのトナー画像が形成される。
像担持体51の中間転写体51b上に色重ねをして形成されたトナー画像は、転写手段52の二次転写手段52bbにより被記録体(P)の記録用紙に転写が行われ、その後、定着手段56によりカラーのトナー画像は被記録体(P)の記録用紙に熱定着されて、排紙ローラ57によって排紙トレイ58に排紙されて収納される。
色重ねをして形成されたトナー画像を被記録体(P)の記録用紙に転写して像担持体51の中間転写体51b上に付着して残留する残留トナー等は、クリーニング装置0によってクリーニングされて次工程のカラーのトナー画像の形成に備えるようになっている。
クリーニング装置0を具備する画像形成装置50は、従来のクリーニング装置100を具備する従来の画像形成装置150に比べて、メダカと言われる異常画像のメダカ発生ランクが優れていることが明確になった。
従って、感光体51aと中間転写体51bの表面と線接触して感光体51aと中間転写体51bの表面に付着、又は、形成する現像剤等の異物を確実に掻き取って除去すると共に、感光体51aと中間転写体51bは長期寿命となり低コストで、異物掻き取り能力が向上して異常画像の発生を防止して高速で高品質の画像を形成するクリーニング装置0を具備する画像形成装置50を提供することが出来るようになった。
0a 本体内部
1 基体、
1a ローラ部材、
1a1 端部、
1b 板部材
2 ファーブラシ
3 クリーニング糸
4 線接触形状部、
4a 線接触放射形状部、
4b 線接触井型形状部、
4c 線接触扁平形状部、
4d 線接触多角形状部
5 クリーニングブレード
6 フリッカ部材
7 回収コイル
8 アース板部材
40 プロセスカートリッジ
50 画像形成装置、
50a 筺体、
50(Y) イエロー画像形成部、
50(C) シアン画像形成部、
50(M) マゼンタ画像形成部、
50(Bk) ブラック画像形成部
51 像担持体、
51a 感光体、
51a1 傷、
51b 中間転写体
52 転写手段、
52a 一次転写手段、
52b 二次転写手段
53 潜像形成手段
54 帯電手段
55 現像手段、
55a 現像ローラ
56 定着手段
57 排紙ローラ
58 排紙トレイ
100 クリーニング装置
101 基体
102 ファーブラシ
103 繊維、
103a ループ状繊維、
103b O形状繊維
150 画像形成装置
151 感光体
Claims (9)
- 像担持体上に付着又は形成する異物を掻き取ってクリーニングするクリーニング装置において、回動、移動又は固定可能に保持された基体と、上記基体に設けられて像担持体の表面に当接してニップ部を形成するファーブラシと、上記ファーブラシを形成する複数本からなる糸形状のクリーニング糸と、を備え、
上記クリーニング糸の断面形状は、上記像担持体の表面と線接触可能な線接触井型形状を有している
ことを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1に記載のクリーニング装置において、
基体は、ローラ部材である
ことを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1に記載のクリーニング装置において、
基体は、板部材である
ことを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1、2又は3に記載のクリーニング装置において、
ファーブラシは、クリーニング糸の材質がポリエステル繊維からなる
ことを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1、2、3又は4に記載のクリーニング装置において、
クリーニング糸の断面形状である線接触井型形状の最大幅は、使用される現像剤の粒径より大きい
ことを特徴とするクリーニング装置。 - 画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
上記請求項1、2、3、4又は5に記載のクリーニング装置を有する
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 被記録体に記録画像を形成する画像形成装置において、
形成画像を担持する像担持体と、請求項1、2、3、4又は5に記載のクリーニング装置を有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7に記載の画像形成装置において、
像担持体は、感光体である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7に記載の画像形成装置において、
像担持体は、中間転写体である
ことを特徴とする画像形成装置。
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