JP4667449B2 - 基地局装置および無線送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リピティション送信を行う基地局装置および無線送信方法に関する。
近年、移動体通信においては、音声以外に画像やデータ等の様々な情報が伝送の対象になっている。これに伴って、高信頼かつ高速な伝送に対する必要性がさらに高まっている。しかし、移動体通信において高速伝送を行う場合、マルチパスによる遅延波の影響が無視できなくなり、周波数選択性フェージングにより伝送特性が劣化する。
周波数選択性フェージング対策技術の一つとして、OFDM方式に代表されるマルチキャリア通信が注目されている。マルチキャリア通信は、周波数選択性フェージングが発生しない程度に伝送速度が抑えられた複数のサブキャリアを用いてデータを伝送することにより、高速伝送を行う技術である。特に、OFDM方式は、データが配置される複数のサブキャリアの周波数が相互に直交しているため、マルチキャリア通信の中でも最も周波数利用効率が高く、また、比較的簡単なハードウェア構成で実現できる。このため、OFDM方式は、第4世代のセルラ方式移動体通信に採用される通信方法として注目されており、様々な検討が加えられている。
また、OFDM方式において、さらなる受信誤り対策として、同一のデータシンボルを複数個のシンボルに複製(リピティション)して送信するリピティションOFDMあるいはシンボル繰り返しOFDMと呼ばれる技術が存在する(例えば、非特許文献1参照)。このリピティションOFDMは、単に周波数拡散を用いるOFDM方式よりも周波数利用効率が高い方式として注目されている。
一方、セルラ方式において、セル境界付近に位置するユーザは基地局から遠くにいる分、受信電力が弱くなるだけでなく他セルからの干渉も受けるため、受信環境が比較的良くない。これを改善するための技術として、ソフトハンドオーバ(適宜SHOと略す)と呼ばれる処理がある。このソフトハンドオーバはセル境界付近のユーザに対して、複数のソフトハンドオーバ相手の基地局(SHO基地局)から同一データを同期して送信する処理であり、これにより、セル境界付近のユーザの受信品質が改善し、スループットを向上させることが可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−178036号公報 前田、新、岸山、および佐和橋 共著「下りリンクブロードバンドチャネルにおけるOFCDMとOFDMの特性比較」信学技報RCS2002−162、2002年8月
しかしながら、リピティションOFDMにおいて、ソフトハンドオーバを行った場合に、各ユーザに対して同一データを複数の基地局から送信するため、各ユーザに対して使用する無線通信システムのリソースの配分が多くなり、通信システムに収容するユーザ数が低下するという問題がある。例えば、セル境界付近のユーザに対して3つのセルから送信する場合には、1ユーザが通常の3倍(3ユーザ分)のリソースを使用していることになる。
本発明の目的は、無線通信システムのリソースを効率的に配分し、通信システムの収容ユーザ数を増加させることができる基地局装置および無線送信方法を提供することである。
本発明の基地局装置は、送信データをリピティションして送信する送信手段と、複数の基地局から信号を受信する移動局宛ての送信データのリピティション数を設定するリピティション数設定手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、無線通信システムのリソースを効率的に配分し、通信システムの収容ユーザ数を増加させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の概要を示す図である。ここでは、3つのセルの各基地局(BS1、BS2、BS3)が、セル境界付近に位置するソフトハンドオーバ中の移動局(MS1)に対し送信を行う場合を例にとって説明する。また、各基地局は、リピティションOFDM方式によって送信を行っており、各送信シンボルはリピティションされて送信される。
本実施の形態では、セル境界付近に位置し、ソフトハンドオーバ中の移動局に対し、各基地局は、送信するデータのリピティション数を、各セルの混雑度、例えば各基地局のリソース使用率に応じて決定する。これにより、ソフトハンドオーバ中の移動局の受信品質を向上させつつ、通信システムへ収容するユーザ数を増加させることができる。
例えば、図1の例では、BS1のリソース使用率は低く、BS2のリソース使用率は中程度、BS3のリソース使用率は高い。よって、ソフトハンドオーバ中のMS1に対するリピティション数を各リソース使用率に応じ、BS1は4に、BS2は2に、BS3は1(すなわち、リピティションなし)に設定する。図1において、s1〜s6(斜線のデータシンボル)は、MS1宛のデータシンボルを表している。
なお、本明細書においては、ソフトハンドオーバ中の移動局が通信している基地局(ソフトハンドオーバ前から通信している基地局)のことを特に「接続基地局」と呼び、隣接セルのソフトハンドオーバ対象の基地局のうち、接続基地局以外の基地局のことを「SHO基地局」と呼ぶこととする。例えば、3GPP規格では、Serving Node B(Node Bは基地局と同義)が接続基地局に該当し、Active set(ソフトハンドオーバ対象の基地局群と同義)内のNon-serving Node BがSHO基地局に該当する。
図2は、本実施の形態に係る基地局装置BS1〜BS3および移動局MS1間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。ここで、基地局間は有線で接続され、基地局と移動局との間は無線伝送が行われるものとする。
移動局MS1は初め、BS1と通信しており、周期的にSHO基地局(BS2、BS3)の受信電力を測定する(ST1010)。測定した受信電力は接続基地局BS1へ報告され(ST1020)、BS1では報告された受信電力に基づいてどの基地局をソフトハンドオーバ対象とするかの判定(以下、SHO判定と呼ぶ)を行う(ST1030)。例えば、受信電力が所定の閾値を越える基地局をソフトハンドオーバ対象の基地局と判定し、閾値を超える基地局がなければソフトハンドオーバしないと判定する。
次に、BS1からBS2へ、またBS1からBS3へ、この移動局に対する送信を依頼する旨の通知(以下、この通知をSHO依頼と呼ぶ)を行う(ST1040、ST1041)。このSHO依頼は、3つのデータを通知することにより行われ、そのデータとは具体的には、SHO依頼を示す情報(ビット列)、ソフトハンドオーバする移動局のID、および接続基地局のIDである。なお、SHO依頼が他のデータを含んでいても良い。
BS1は、自局のリソース使用率に基づいてMS1に対するリピティション数を決定し(ST1050)、SHO依頼を受けたBS2およびBS3も、各基地局のリソース使用率に基づいてそれぞれ独立にリピティション数を決定する(ST1051、ST1052)。各基地局は、決定したリピティション数を用いて直接MS1に対しデータを送信する(ST1060〜ST1062)。ここで、決定されたリピティション数のMS1への事前通知はしない。
なお、ここでは各基地局が直接接続されている場合を例にとって説明したが、基地局間が制御局(RNC)を介して接続される構成でも良い。また、ST1040、ST1041の実行される順番は図に示した通りでなくても良いし、ST1060〜ST1062の順番も図の通りでなくて良い。
図3は、本実施の形態に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図である。
まず、送信処理を担当する構成について説明する。送信データは、データ種別によって、制御情報処理部110、SHOユーザ処理部120、およびセル内ユーザ処理部130に分かれて入力される。なお、セル内ユーザ処理部130は、収容可能な各ユーザに対応する複数の回路から構成されているが、SHOユーザ処理部120は、複数の回路から構成されるものの、収容可能な全ユーザ数には対応しておらず、ソフトハンドオーバする移動局として想定される数分だけの回路が備えられている。
制御情報処理部110は、制御情報の送信処理を行う。入力される制御情報に対して符号化部111でターボ符号化等の符号化を行い、変調部112でQPSK等の変調を行い、多重部101へ出力する。なお、後述のSHOユーザに対するリピティション数情報も制御情報として送信処理される。
SHOユーザ処理部120は、ソフトハンドオーバ中の移動局(SHOユーザ)宛ての送信データの送信処理を行う。符号化部121および変調部122で符号化処理、変調処理が行われた後、リピティション部123において、別途入力されるSHOユーザ用リピティション数情報に従ってリピティション処理(シンボル繰り返し処理)が行われる。リピティション後の信号は多重部101へ出力される。
セル内ユーザ処理部130は、ソフトハンドオーバしていないセル内ユーザに対する送信データの送信処理を行う。符号化部131および変調部132で符号化処理、変調処理が施された後、リピティション部133において、別途入力されるセル内ユーザ用リピティション数情報に従ってリピティション処理が行われる。リピティション後の信号は多重部101へ出力される。
多重部101は、制御情報処理部110からの制御情報信号、SHOユーザ処理部120からの送信信号、およびセル内ユーザ処理部130からの送信信号が、OFDMのサブキャリア上で多重される。なお、これらの信号の多重はサブキャリア上への多重ではなく、時間多重やコード多重としても良い。多重部101は、使用サブキャリア数をリソース使用率測定部142へ出力する。
SHOユーザ用リピティション数決定部140は、リソース使用率測定部142およびリピティション数算出部143を備え、動作制御部141から動作指示信号C1が入力され、多重部101から使用サブキャリア数が入力される。
リソース使用率測定部142は、リソース使用率、すなわち使用サブキャリア数を全サブキャリア数で除した値、を算出し、次の動作指示信号が入力されるまでの間のリソース使用率の平均値を測定する。動作指示信号が入力されれば、平均リソース使用率をリピティション数算出部143へ出力する。
リピティション数算出部143は、動作指示信号が入力された際に、リソース使用率測定部142から出力されたリソース使用率に基づいて、SHOユーザ用リピティション数を算出し、制御情報処理部110内の符号化部111、およびSHOユーザ処理部120内のリピティション部123へ出力する。動作指示信号が入力されない際は、リピティション数算出部143は、前回算出したリピティション数を出力する。リピティション数の算出は、例えば、図4に示すような、リソース使用率とリピティション数との関係を表すデータテーブルを用いることによりリピティション数を算出する。この場合、例えば、リソース使用率が75%の場合、リピティション数は2となる。
動作制御部141は、SHOユーザ用リピティション数決定部140を制御するため、入力される送信キュー変動量情報から、SHOユーザ用リピティション数決定部140の動作周期を算出し、算出された動作周期に従って動作指示信号C1を出力する。ここで送信キュー変動量情報は、送信キューにたまっているパケット数またはデータ量の時間的な変動量を表す情報である。動作制御部141は、送信キュー変動量が大きいほど動作周期を短く、変動量が小さいほど動作周期を長く設定する。すなわち、動作制御部141は、送信キューにたまっているパケット数またはデータ量の変動の激しさに応じて、MS1に対するリピティション数の更新周期を制御する。
IFFT部102は、多重部101から出力された送信信号に対して逆高速フーリエ変換(IFFT)処理を施し、OFDMシンボルを生成する。GI挿入部103は、送信信号にGI(Guard Interval)を挿入する。送信無線処理部104は、送信信号にD/A変換、アップコンバート等の無線処理を施し、アンテナ105から送信する。
次に、本実施の形態に係る基地局装置の受信処理を担当する構成について説明する。
受信無線処理部151は、アンテナ105で受信した信号に対してダウンコンバート、A/D変換等の無線処理を施し、ベースバンド信号を得る。GI除去部152は、OFDMシンボル毎に受信信号からGIを除去する。FFT部153は、OFDMシンボル毎に高速フーリエ変換(FFT)を施す。チャネル推定部155は、パイロットシンボルを用いてチャネル推定を行う。復調部154は、チャネル推定部155で算出されたチャネル推定値を用いて、FFT部153から出力される受信信号に対してチャネル変動補償を行った後、QPSK等で変調されているシンボルの軟判定を行う。復号部156は、ターボ復号等の復号処理を行い、受信データを得る。
セル内ユーザ用リピティション数決定部158は、移動局MS1から報告される受信品質報告値に基づいて、リピティション数を決定する。リピティション数の決定には、あらかじめ保持している受信品質とリピティション数との関係を表すテーブルを用いる。
SHO判定部157は、報告された受信電力に基づいて、BS2、BS3のうち、いずれの基地局をソフトハンドオーバ対象とするかを判定するSHO判定を行い、決定されたSHO基地局に対しSHO依頼を通知する。
このように、本実施の形態によれば、リソース使用率が低い場合、すなわち、通信システムの混雑度が低い場合は、SHOユーザに対して高いリピティション数を用いるため、SHOユーザの受信品質を向上させることができる。よって、SHOユーザのスループットを向上させることができ、またBER(Bit Error Rate)を改善することができる。また、リソース使用率が高い場合、すなわち、通信システムの混雑度が高い場合は、SHOユーザに対して低いリピティション数を用いるため、その分リソースを空けることができ、セル内の収容ユーザ数を増加させることができる。このように、無線通信システムのリソースを効率的に配分し、スループットを増加させると共に通信システムの収容ユーザ数を増加させることができる。
また、以上の構成において、SHOユーザ用リピティション数を頻繁に変更すると、制御情報の送信頻度が高くなり伝送効率が低下する。逆にリピティション数変更周期を長くすると、リソースの効率的な配分がトラヒックの変化に追従できず結果的にスループットまたは収容ユーザ数を低下させる恐れがある。
そこで、本実施の形態では、送信キューの変動量からSHOユーザ用リピティション数決定の動作周期を制御することにより、リピティション数変更周期を必要最低限の長さにすることができる。ただし、SHOユーザに対してリピティション数を急激に変化させると、急激な受信品質の劣化を招く恐れがあるため、SHOユーザ用リピティション数は段階的に変更するようにしても良い。
なお、本実施の形態では、基地局毎に1つのセルが形成される場合を例にとって説明したが、セクタ化により基地局毎に、例えば3セクタが形成されているような場合にも本発明は適用できる。かかる場合、本実施の形態に係る隣接セルを、隣接セクタと読み替えれば良い。
また、本実施の形態では、送信キュー変動量情報に応じて、SHOユーザ用リピティション数の更新周期を制御する場合を例にとって説明したが、SHOユーザ用リピティション数を所定の固定周期で算出し、この所定周期でセル内に報知するようにしても良い。この場合、動作制御部141は所定周期ごとに動作指示信号C1をSHOユーザ用リピティション数決定部140へ出力する。
また、リソース使用率が一定量以上変化した場合にのみSHOユーザ用リピティション数を更新しても良いし、リソース使用率が閾値以上となった場合にのみSHOユーザ用リピティション数を更新しても良い。
さらに、本実施の形態では、MS1を対象としてリピティション数を制御する場合を例にとって説明したが、対象を増やしてセル内の全移動局に対し同一のリピティション数を設定しても良いし、移動局毎に異なるリピティション数を設定しても良い。後者の例としては、優先度の高い移動局ほどリピティション数を多くなるように、リピティション数に対して優先度に応じた重み付けをすることが考えられる。
また、本実施の形態では、混雑度としてリソース使用率を用いる場合を例にとって説明したが、トラヒック量(具体的には、例えば送信キューにたまっているデータ量の平均)、セル内に存在するユーザ数、あるいは通信中のユーザ数等を用いても良い。
また、本実施の形態では、各基地局は、決定したリピティション数を用いて直接MS1に対しデータを送信し、事前通知はしない場合を例にとって説明したが、SHO基地局(BS2、BS3)は、決定したSHOユーザ用リピティション数を接続基地局(BS1)に報告し、BS1からMS1にこれを通知する構成としても良い。
また、本実施の形態では、SHO判定を接続基地局BS1が行う場合を例にとって説明したが、SHO判定は上位の制御局が行っても良い。
また、本実施の形態では、ソース使用率とリピティション数との関係をデータテーブルを用いて表したが、関数を用いても良い。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2では、セル境界付近の移動局の伝送レートを所要伝送レートに保ちつつ、または、必要最小限のリソースを使いながら、収容ユーザ数を増加させる。具体的には、接続基地局(移動局が属している基地局)でのリピティション数を、所要伝送レートから決められる所要リピティション数と、SHO基地局(BS2、BS3)でのSHOユーザ用リピティション数との双方を用いて決定する。
図5は、本実施の形態に係る基地局装置BS1〜BS3、および移動局MS1間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。なお、このシーケンスは、実施の形態1のシーケンスに示したSHO依頼処理(ST1041)まで同様の処理であるので、同一のステップには同一のステップ番号を付し、その説明を省略する。
ST1040、ST1041によってSHO依頼を受けたBS2、BS3は、各基地局のリソース使用率に基づいてそれぞれ独立にリピティション数を決定する(ST1051、ST1052)。そして、BS2、BS3は、決定したリピティション数をBS1へそれぞれ報告する(ST2010、ST2011)。BS1は、報告されたBS2、BS3が用いるリピティション数と、移動局MS1に対する所要伝送レートとから、後述の方法により所要リピティション数を算出し、この所要リピティション数を用いてMS1に対するリピティション数を決定する(ST2020)。各基地局は、実施の形態1のシーケンスと同じく、決定したリピティション数を用いてそれぞれ移動局MS1に対しデータを送信する(ST1060〜ST1062)。
次に、接続基地局BS1におけるリピティション数の算出方法を以下に示す。
BS1のリピティション数は、MS1の所要リピティション数からSHO基地局でのリピティション数の合計を差し引いたものとして計算する。例えば、MS1の所要リピティション数が8で、BS2およびBS3から報告されたリピティション数が共に2だった場合、BS1のMS1に対するリピティション数は4となる。ただし、所要リピティション数は、BS1からMS1へ送信したときに、所要伝送レートを満たすために必要な受信品質を達成できるリピティション数として算出する。
また、理想的には上記のような計算となるが、実際には、移動局MS1において観測される各基地局からの受信信号の電力は異なるため、SHO基地局でのリピティション数は、移動局におけるBS1とSHO基地局との受信電力比によって補正する必要がある。従って、BS1のリピティション数を下記の式(1)によって算出する。ただし、最低リピティション数は1とする。
Figure 0004667449
また、
BSi:BSiにおけるリピティション数
req:所要伝送レートを満たすための所要リピティション数
α=PBS2/PBS1 、α=PBS3/PBS1
BS1:MSにおけるBS1からの受信電力
BS2:MSにおけるBS2からの受信電力
BS3:MSにおけるBS3からの受信電力
である。
また、ソフトハンドオーバ対象としているSHO基地局がMBS個存在する場合は、BS1のリピティション数を下記の式(2)によって算出する。
Figure 0004667449
図6は、本実施の形態に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図である。なお、この基地局装置は、実施の形態1に示した基地局装置(図3参照)と同様の構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、基本的にその説明を省略する。
送信データは、データ種別によって、制御情報処理部110、自セルSHOユーザ処理部210、他セルSHOユーザ処理部220、およびセル内ユーザ処理部130に分かれて入力される。なお、自セルSHOユーザ処理部210および他セルSHOユーザ処理部220は、それぞれ想定されるユーザ数分だけの回路が備えられている。
制御情報処理部110の動作は、基本的に実施の形態1と同様であるが、SHO基地局のリピティション数情報と、自セルSHOユーザ用リピティション数情報とが入力され、それらの情報をその他の制御情報と共に符号化し、変調処理を施す。
自セルSHOユーザ処理部210は、自セルに属するSHOユーザ、すなわち、その基地局が接続基地局となっているSHOユーザの送信データが入力され、別途入力される自セルSHOユーザ用リピティション数情報に従って、この送信データのリピティション処理を行う。なお、自セルSHOユーザ処理部210内部の構成は、実施の形態1に示したSHOユーザ処理部120(図3参照)と同様である。
他セルSHOユーザ処理部220は、他セルに属するSHOユーザの送信データが入力され、別途入力される他セルSHOユーザ用リピティション数情報に従って、この送信データのリピティション処理を行う。なお、他セルSHOユーザ処理部220内部の構成も、実施の形態1に示したSHOユーザ処理部120(図3参照)と同様である。
自セルSHOユーザ用リピティション数決定部250は、SHO基地局のリピティション数と受信電力情報とが入力され、これらに基づいて自セルSHOユーザ用のリピティション数を決定する。決定方法は上記式(1)を用いた方法をとる。内部の構成は、実施の形態1に示したSHOユーザ用リピティション数決定部140(図3参照)と同様である。
他セルSHOユーザ用リピティション数決定部260は、他セルに属するSHOユーザのリピティション数を決定する。内部の構成は、実施の形態1に示したSHOユーザ用リピティション数決定部140(図3参照)と同様である。決定された他セルSHOユーザ用リピティション数はSHO基地局へ報告される。
このように、本実施の形態によれば、各SHO基地局ではソフトハンドオーバ中の移動局に対して、リソース使用率に応じたリピティション数で送信するため、混雑度の高い状態ではリピティション数を下げることができるため、ソフトハンドオーバ処理による収容ユーザ数の低下を防ぐことができる。
また、接続基地局からはSHOユーザの所要伝送レートを満たすのに必要なリピティション数で送信されるため、SHOユーザの伝送レートを所要伝送レートに保つことができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3では、ベストエフォート型のトラヒックである状況下において、セル境界付近の移動局のスループットを最大限に向上させつつ、収容ユーザ数を増加させる。具体的には、ソフトハンドオーバする移動局に対するMCS(符号化率および変調方式の組み合わせ)を、接続基地局が各基地局(BS1、BS2、BS3)のリピティション数に基づいて決定する。
図7は、本実施の形態に係る基地局装置BS1〜BS3および移動局MS1間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。なお、このシーケンスは、実施の形態1のシーケンスに示したリピティション数決定処理(ST1050〜ST1052)まで同様の処理であるので、同一のステップには同一のステップ番号を付し、その説明を省略する。
ST1050〜ST1052においてリピティション数が決定した後、BS2、BS3は、決定したリピティション数をBS1へ報告する(ST3010、ST3011)。BS1は、報告されたBS2、BS3のリピティション数、および自身(BS1)のリピティション数からMCSを決定する(ST3020)。なお、このMCS決定方法については後述する。BS1は、決定したMCSをBS2、BS3へ通知する(ST3030、ST3031)。各基地局は、決定したリピティション数およびMCSを用いて、移動局MS1にデータを送信する(ST3040〜ST3042)。
次に、MCS決定方法について説明する。図8は、MCSの決定に使用されるMCSテーブルの一例を示す図である。
このMCSテーブルは、受信SIRと、その受信SIRのときにスループットを最大にするMCSとの関係を表している。一般に、受信SIRの値は、そのMCSを使用したときにPER=0.01を満たすための所要SIRが用いられる。図8において、例えば、SIR=12dBの場合には、MCSとして「16QAM、R=1/2」を用いるとスループットを最大化できることを示している。
受信SIRは、ソフトハンドオーバ中の移動局での受信SIR(BS1、BS2、BS3からソフトハンドオーバ中に受信されるデータのSIR)を用いる必要がある。なお、この受信SIRは、ソフトハンドオーバ開始前には測定できないため、本実施の形態では、受信SIRを各基地局でのリピティション数と各基地局からの受信電力とを用いて推定する。すなわち、受信SIRのS(信号電力)は、各基地局から送信された信号をリピティション数分だけ合成したものとなるので、受信SIRは以下の式(3)によって推定される。
Figure 0004667449
ただし、
BSj:MS1におけるBSjからの1シンボル当りの受信電力
BSi:BSiにおけるリピティション数
I:MS1における干渉電力
あるいは、受信SIRは、上記式(3)から次のように導出される式(4)を用いて推定することもできる。
Figure 0004667449
ただし、
SIRBS1:MS1におけるBS1からの信号の受信SIR
α=1、α=PBS2/PBS1 、α=PBS3/PBS1
ここで、式(3)を用いる場合には、各BSからの受信電力情報の他に、移動局MS1が干渉電力情報を報告する必要がある。また、式(4)を用いる場合には、各BSからの受信電力情報の他に、移動局MS1がBS1からの受信信号のSIRを報告する必要がある。なお、受信SIRは無線リンク状態の把握や、適応変調等、他の用途にも用いられるため、本実施の形態では、式(4)を用いることとし、移動局MS1は、定期的にBS1へBS1からの受信SIRを報告するものとする。BS1は、式(4)で推定された受信SIRを用いて、図8に示したMCSテーブルによりMCSを決定する。
なお、ソフトハンドオーバ対象としているSHO基地局がMBS個存在する場合は、式(4)は下記の式(5)のように表される。
Figure 0004667449
図9は、本実施の形態に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図である。なお、この基地局装置は、実施の形態1に示した基地局装置(図3参照)と同様の構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、基本的にその説明を省略する。
本実施の形態では、実施の形態1に示した構成に加えて、MCS決定部301が設けられている。MCS決定部301は、SHOユーザ用リピティション数決定部140で決定されたSHOユーザ用リピティション数と、SHO基地局から報告されるSHO基地局のリピティション数と、移動局MS1から報告される受信電力報告値とが入力され、これらの値を用いて、上記のMCS決定方法によりMCSを決定する。
決定されたMCS情報は、制御情報処理部110へ入力されると共に、SHOユーザ処理部120の符号化部121および変調部122へ入力される。また、MCS情報はSHO基地局へ報告される。
このように、本実施の形態によれば、ソフトハンドオーバ中の移動局に対して、各基地局のリソース使用率に応じたリピティション数で送信するため、混雑度が高い状態ではリピティション数を下げられるため、ソフトハンドオーバによる収容ユーザ数の低下を防ぐことができる。
また、ソフトハンドオーバ中の移動局に対しては、各基地局のリピティション数を考慮して最もスループットが高くなるMCSで送信されるため、移動局のスループットを向上することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4では、ソフトハンドオーバ中の移動局に対し近い位置に存在する基地局、すなわち、ソフトハンドオーバ中の移動局の受信品質の改善効果が大きい基地局ほど、リピティション数を増加させる。一方、受信品質の改善効果が少ない基地局ほど、収容ユーザ数を増加させる。これにより、ソフトハンドオーバ中の移動局のスループットを改善させると共に、ソフトハンドオーバ中の移動局から遠い基地局のユーザ収容数を増加させることができる。具体的には、ソフトハンドオーバ中の移動局に対するリピティション数の決定の際に、移動局での受信電力が強い基地局ほどリピティション数を多くするようにする。
図10は、本実施の形態に係る基地局装置BS1〜BS3および移動局MS1間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。なお、このシーケンスは、実施の形態1に示したシーケンスと基本的に同様であるので、同一のステップには同一のステップ番号を付し、その説明を省略する。
実施の形態1(図2参照)と異なるのは、ST1040の次にST4040が追加され、ST1041の次にST4041が追加されている点である。ST4040およびST4041によって、BS1から、SHO依頼と共にリソース使用率のオフセット量が通知される。各基地局は、通知されたオフセットをリソース使用率に加え、オフセット考慮済のリソース率を用いて、リピティション数を決定する(ST1050〜ST1052)。
次に、本実施の形態に係るオフセットの算出方法およびリピティション数の決定方法について説明する。
各基地局におけるオフセットは、BS1との受信電力差(dB)に基づいて決定される。具体的には、図11に示すような、受信電力差とオフセットとの関係を表すデータテーブルを用いて決定される。ここで、受信電力差が大きいほどオフセットも大きく設定される。各SHO基地局は、実施の形態1に示したデータテーブル(図4参照)を用いてリピティション数を決定する際に、左欄のリソース使用率として、通知されたオフセットを加えたリソース使用率を用いる。
なお、ここではリソース使用率にオフセットを加える場合を例にとって説明したが、リピティション数に対して受信電力差に応じたオフセットを加えるようにしても良い。
図12は、本実施の形態に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図である。なお、この基地局装置は、実施の形態1に示した基地局装置(図3参照)と同様の構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、基本的にその説明を省略する。
実施の形態1と異なる構成は、オフセット算出部401、およびSHOユーザ用リピティション数決定部140内に設けられたリピティション数算出部402である。リピティション数算出部402は、収容可能な全ユーザ数に対応して設けられている。
リピティション数算出部402には、SHO基地局から通知されるオフセット量情報が入力され、収容可能な全ユーザに対して設けられた回路のうち、ソフトハンドオーバ中のユーザに対応した回路のみが動作する。
オフセット算出部401は、移動局MS1から報告される各基地局に対応する受信電力情報が入力され、SHO基地局からの受信電力と接続基地局からの受信電力との差に基づいてオフセットを算出する。オフセットの算出方法は上述の通りである。このオフセットはオフセット量情報としてSHO基地局へ通知される。
リピティション数算出部402は、リソース使用率とSHO基地局から通知されるオフセット量情報とが入力され、SHOユーザ毎にオフセットを加えたリソース使用率を用い、リピティション数を決定する。決定方法は上述の通りである。
このように、本実施の形態によれば、ソフトハンドオーバ中の移動局に対してより受信電力の大きい、すなわち、リピティションによる受信品質の改善量がより大きい基地局ほど多くのリピティション数で送信するため、ソフトハンドオーバ中の移動局の受信品質を向上させることができる。また、リピティションによる受信品質の改善量が小さい基地局の収容ユーザ数を増加させることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
本発明に係る基地局装置および無線送信方法は、上記各実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記各実施の形態で説明したリピティション処理は、送信シンボルを単純に繰り返すものとして説明したが、繰り返された送信シンボルの位相や電力を変えて送信するようにしても良い。また、各実施の形態は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
また、上り回線および下り回線の伝送方式としてOFDMを用いる場合を例にとって説明したが、CDMAやTDMA等その他の伝送方式にも適用できる。また、上り回線と下り回線とが異なる伝送方式であっても良い。
なお、ここでは、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明をソフトウェアで実現することも可能である。例えば、本発明に係る無線送信方法のアルゴリズムをプログラミング言語によって記述し、このプログラムをメモリに記憶しておいて情報処理手段によって実行させることにより、本発明の基地局装置と同様の機能を実現することができる。
また、上記各実施の形態における基地局はNode B、移動局はUE、サブキャリアはトーン(Tone)と表されることがある。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されていても良いし、一部または全てを含むように1チップ化されていても良い。
また、ここではLSIとしたが、集積度の違いによって、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラム化することが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続もしくは設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
さらに、半導体技術の進歩または派生する別技術により、LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてあり得る。
本明細書は、2005年1月31日出願の特願2005−024150に基づく。この内容はすべてここに含めておく。
本発明に係る無線送信方法は、移動体通信システムにおける基地局装置等の用途に適用できる。
実施の形態1の概要を示す図 実施の形態1に係る基地局装置および移動局間の信号のやりとりを示すシーケンス図 実施の形態1に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図 リソース使用率とリピティション数との関係を表すデータテーブルの図 実施の形態2に係る基地局装置および移動局間の信号のやりとりを示すシーケンス図 実施の形態2に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図 実施の形態3に係る基地局装置および移動局間の信号のやりとりを示すシーケンス図 MCSの決定に使用されるMCSテーブルの一例を示す図 実施の形態3に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図 実施の形態4に係る基地局装置および移動局間の信号のやりとりを示すシーケンス図 受信電力差とオフセットとの関係を表すデータテーブルの図 実施の形態4に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図

Claims (14)

  1. 送信データをリピティションして送信する送信手段と、
    複数の基地局から信号を受信する移動局宛ての送信データのリピティション数を設定するリピティション数設定手段と、
    を具備する基地局装置。
  2. 通信システムの混雑度を測定する測定手段をさらに具備し、
    前記リピティション数設定手段は、
    前記混雑度に応じてリピティション数を設定する、
    請求項1記載の基地局装置。
  3. 前記リピティション数設定手段は、
    前記混雑度の変化量が所定レベルより小さい場合は前記リピティション数の増減を行わず、
    前記混雑度の変化量が所定レベル以上の場合に前記リピティション数の増減を行う、
    請求項2記載の基地局装置。
  4. 前記測定手段は、
    前記混雑度として、セル内のリソース使用率、セル内のトラヒック量、セル内のユーザ数、または通信中のユーザ数を用いる、
    請求項2記載の基地局装置。
  5. 前記リピティション数設定手段は、
    前記混雑度が大きいほど、前記移動局に対するリピティション数を小さく設定する、
    請求項2記載の基地局装置。
  6. 前記リピティション数設定手段は、
    前記混雑度が小さいほど、前記移動局に対するリピティション数を大きく設定する、
    請求項2記載の基地局装置。
  7. 自局が前記移動局と通信している場合、
    前記リピティション数設定手段は、
    自局のリピティション数を、前記移動局のソフトハンドオーバ相手の基地局が使用するリピティション数をさらに考慮して設定する、
    請求項1記載の基地局装置。
  8. 自局が前記移動局と通信している場合、
    前記リピティション数設定手段は、
    前記移動局において観測される自局からの受信信号と、前記移動局において観測される前記移動局のソフトハンドオーバ相手の基地局からの受信信号との電力比を用いて自局の決めたリピティション数を補正する、
    請求項1記載の基地局装置。
  9. 前記移動局に対するMCSを各基地局のリピティション数を用いて設定する設定手段、
    をさらに具備する請求項1記載の基地局装置。
  10. 前記移動局において観測される自局からの受信信号と、前記移動局において観測される前記移動局のソフトハンドオーバ相手の基地局からの受信信号との電力比を用いて、前記移動局に対するMCSを設定する設定手段、
    をさらに具備する請求項1記載の基地局装置。
  11. 各基地局の前記移動局における受信品質の改善効果への寄与を判断する判断手段をさらに具備し、
    前記リピティション数設定手段は、
    自局の前記寄与が最大の場合、他の基地局よりも自局の前記移動局に対するリピティション数をより多く設定する、
    請求項1記載の基地局装置。
  12. 前記判断手段は、
    前記寄与として、前記移動局における受信電力を用いる、
    請求項11記載の基地局装置。
  13. 前記判断手段は、
    前記寄与として、前記移動局と自局との距離を用いる、
    請求項11記載の基地局装置。
  14. 送信データをリピティションして送信するステップと、
    通信システムの混雑度を測定するステップと、
    前記混雑度に応じて、ソフトハンドオーバ中の移動局宛ての送信データのリピティション数を増減させるステップと、
    を具備する無線送信方法。
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