JP4666477B2 - トナー濃度検知装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

トナー濃度検知装置及びこれを備える画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、透磁率センサを用いてトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置及びこのトナー濃度検知装置を備える画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式を採用したプリンタや複写機等の画像形成装置が知られており、この画像形成装置には、感光体上に形成された静電潜像にトナーを付着させて現像を行う現像装置が設置されている。そして、この現像装置には、磁性トナーのみを含有する1成分現像剤、或いは、非磁性トナーと磁性キャリアとを含有する2成分現像剤が収容される。特に、現像装置に2成分現像剤を用いる場合には、現像剤中のトナーが消費されるにつれてトナー濃度が低下するため、現像剤中のトナー濃度を検知し、その変化に応じてトナーの補給を行うことにより、現像剤中のトナー濃度を最適な値に制御して画像の品位を高い状態に保持する必要がある。
また、現像剤中のトナー濃度の制御方式としては、一般に、透磁率センサを用いてこの透磁率センサの出力電圧によりトナー濃度を検知する方法が用いられ、この透磁率センサとしては差動トランスを使用したものが挙げられる。具体的に、この差動トランスは、駆動コイルと、現像装置における現像剤が収容される部分の近傍に設置される検知コイルと、基準コイルと、を同心に重ねたものである。そして、駆動コイルを高周波で駆動すると、検知コイルの出力電圧と基準コイルの出力電圧との差である差動電圧が得られる。また、現像剤中のトナー濃度に応じて現像剤の透磁率が変化すると、検知コイルのインダクタンスの大きさが変化し、差動電圧の値が変化する。よって、この差動電圧の値に基づき、現像剤中のトナー濃度を検知する。
ところで、現像剤は、温度や湿度の影響を受け易いため、現像装置内部の温度や湿度が変化すると、トナー濃度が同じであるにもかかわらず現像剤の透磁率が変化し、透磁率センサの出力電圧が変化する。これに対し、透磁率センサにより現像剤の透磁率を計測するとともに、4色のトナーそれぞれに対して温度や湿度の値に応じた補正値を設定することにより、現像剤中の4色のトナーそれぞれのトナー濃度を最適な値に制御するトナー濃度制御装置を備える電子写真装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−235939号公報
上述のように、トナー濃度が同じ場合でも、現像装置内部の温度や湿度の高低により、透磁率センサの出力電圧が変化する。ここで、電子写真装置の内部には、装置内部の各電子部品にDC電流を供給するためにAC−DCコンバータが設置される。そして、このAC−DCコンバータを駆動すると、このAC−DCコンバータより磁界ノイズが発生する。このとき、AC−DCコンバータと透磁率センサとが近接する位置に設置されていると、透磁率センサが磁界ノイズの影響を受けて、実際のトナー濃度に応じた電圧とは異なる電圧が透磁率センサより出力される。即ち、透磁率センサがAC−DCコンバータより発生する磁界ノイズの影響を受けるため、トナー濃度を正確に検知できないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、トナー濃度を正確に検知することのできるトナー濃度検知装置及びこのトナー濃度検知装置を備える画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のトナー濃度検知装置は、トナー濃度を検知するための透磁率センサを備え、前記透磁率センサの出力電圧に応じてトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置において、AC電流をDC電流に変換して出力するAC−DCコンバータと各種データを記憶する記憶部とを備える画像形成装置に設置され、前記AC−DCコンバータより前記画像形成装置内部の各電子部品に供給されるDC電流の大きさを測定する電流測定部を備えるとともに、前記AC−DCコンバータより出力されるDC電流の大きさと前記透磁率センサの出力電圧の有効範囲との関係を示すデータが前記記憶部に記憶されており、前記電流測定部で測定されるDC電流値に応じて、前記記憶部に記憶される前記AC−DCコンバータより出力されるDC電流の大きさと前記透磁率センサの出力電圧の有効範囲との関係を示すデータを参照することにより、前記透磁率センサの出力電圧の有効範囲を設定することを特徴とする。
ここで、透磁率センサがAC−DCコンバータより発生する磁界ノイズの影響を受けると、トナー濃度が同じであるにもかかわらず、透磁率センサの出力電圧が変化する。そして、透磁率センサの出力電圧は、AC−DCコンバータより画像形成装置内部の各電子部品に供給されるDC電流に依存する。このため、AC−DCコンバータより画像形成装置内部の各電子部品に供給されるDC電流の影響に依らない部分を透磁率センサの出力電圧の有効範囲として設定することにより、トナー濃度を正確に検知することができる。
このように構成されたトナー濃度検知装置において、前記電流測定部で測定されるDC電流値と前記透磁率センサの出力電圧との間に所定の関係が成立するとき、前記電流測定部で測定されるDC電流値から算出される前記透磁率センサの出力電圧を基準として、基準値以上の電圧か、或いは、基準値よりも大きな電圧を前記透磁率センサの出力電圧の有効範囲として設定する。
そして、電流測定部で測定されるDC電流値がゼロであるとき、AC−DCコンバータで磁界ノイズが発生しないため、透磁率センサがAC−DCコンバータより発生する磁界ノイズの影響を受けることがない。よって、電流測定部で測定されるDC電流値から算出される透磁率センサの出力電圧を基準として、基準値以上の電圧を透磁率センサの出力電圧の有効範囲として設定する。一方、電流測定部で測定されるDC電流値がゼロでないとき、AC−DCコンバータで磁界ノイズが発生するため、透磁率センサがAC−DCコンバータより発生する磁界ノイズの影響を受けることとなる。よって、電流測定部で測定されるDC電流値から算出される透磁率センサの出力電圧を基準として、基準値以下の電圧はAC−DCコンバータより発生する磁界ノイズの影響に依るものと判断する。そして、基準値よりも大きな電圧を透磁率センサの出力電圧の有効範囲として設定する。
また、上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、トナーが収容されるとともに感光ドラムの表面に形成された静電潜像に前記トナーを付着させることで現像を行う現像装置と、上述の何れかに記載のトナー濃度検知装置と、を備え、前記AC−DCコンバータから前記現像装置にDC電流が供給されるとともに、前記トナー濃度検知装置が、前記現像装置の内部に収容される前記トナーの濃度を検知することを特徴とする。
ことを特徴とする。
このように、トナー濃度検知装置が画像形成装置の内部に設置される。そして、AC−DCコンバータから現像装置を含めた画像形成装置内部の各電子部品にDC電流が供給されるとともに、トナー濃度検知装置が、電流測定部で測定されるDC電流値に応じて、透磁率センサの出力電圧の有効範囲を設定する。
本発明によれば、透磁率センサがAC−DCコンバータより発生する磁界ノイズの影響を受けてトナー濃度に応じた電圧と異なる電圧を出力する場合にも、電流測定部で測定される電流値に応じて、磁界ノイズの影響に依らない部分を透磁率センサの出力電圧の有効範囲として設定することにより、磁界ノイズの影響を排除してトナー濃度を正確に検知することができる。また、本発明のトナー濃度検知装置を画像形成装置に設置することにより、現像装置に収容されるトナーの濃度を正確に検知することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態》
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置は、感光ドラム10と、この感光ドラム10の表面全体を帯電させる帯電装置20と、感光ドラム10の表面にレーザ光を照射する露光装置30と、感光ドラム10の表面のうちレーザ光が照射された部分にトナーを付着させることで現像を行う現像装置40と、感光ドラム10の表面に付着したトナーを記録紙に転写する転写装置50と、記録紙に転写されたトナーを記録紙に定着させる定着装置60と、定着装置60で生じる熱を画像形成装置の外部へ放熱することで画像形成装置の内部を冷却する冷却ファン70と、を備えている。
また、図1に示すように、この画像形成装置には、多数の記録紙が収容される給紙カセット80と、給紙カセット80から記録紙を送り出す給紙ローラ81と、給紙ローラ81から送り出された記録紙を搬送する搬送ローラ82と、搬送ローラ82を通過した記録紙の向きを矯正するとともに記録紙が搬送されるタイミングを調整する一対のレジストローラ83と、一対のレジストローラ83から感光ドラム10へ記録紙を搬送するとともに感光ドラム10を通過した記録紙を定着装置60へ搬送する搬送ガイド84と、定着装置60を通過した記録紙を画像形成装置の外部へ排出するための排紙ローラ85と、排紙ローラ85から画像形成装置の外部へ排出された記録紙を貯めておくための排紙トレイ86と、が設置されている。
更に、図2に示すように、この画像形成装置は、商用AC電源に接続されるとともにAC電流をDC電流に変換して画像形成装置内部の各装置に供給するAC−DCコンバータ90と、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさを測定する電流測定装置91と、現像装置40の内部に収容されるトナーの濃度に応じた電圧を出力する透磁率センサ92と、透磁率センサ92より出力される電圧のアナログデータをデジタルデータに変換するA/Dコンバータ93と、電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさに応じて透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲を設定するとともに画像形成装置内部の各装置の動作を制御する制御装置94と、制御装置94が各処理を実行する際に必要な作業領域を提供するRAM95と、制御装置94が実行する各種制御プログラムが格納されるとともにAC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさと透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲との関係を示すデータテーブルが記憶されるROM96と、電流測定装置91、A/Dコンバータ93、制御装置94、RAM95、及びROM96のそれぞれに接続されるデータバス97と、を備えている。
そして、図2に破線で示すように、電流測定装置91、透磁率センサ92、A/Dコンバータ93、制御装置94、RAM95、及びROM96、がトナー濃度検知装置100を構成している。
このような構成の画像形成装置において、帯電装置20は、図1に示す帯電ローラ21を備えており、この帯電ローラ21は感光ドラム10に近接する位置に設置されるとともに、帯電した帯電ローラ21の放電によって感光ドラム10の表面をマイナスに帯電させる。また、図1に示すように、露光装置30は、感光ドラム10へ向けてレーザスキャナ(不図示)からレーザ光を照射するものであり、感光ドラム10のうちレーザ光が照射された部分をプラスに帯電させることでこの部分に静電潜像を形成する。
また、図1に示すように、現像装置40は、感光ドラム10の近傍に設置されており、その内部に非磁性トナーと磁性キャリアとを含有する2成分現像剤41が収容されている。また、現像装置40は、トナーとキャリアとを攪拌することによりトナーをキャリアとの摩擦で帯電させる攪拌ローラ42と、帯電したトナーを感光ドラム10へ供給するための現像ローラ43と、上述した2成分現像剤41中のトナー濃度を検知するための透磁率センサ92(図2参照)と、を備えている。そして、現像装置40は、感光ドラム10の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させることで現像を行う。
また、転写装置50は、図1に示す転写ローラ51を備えており、この転写ローラ51と感光ドラム10との間に記録紙を挟むニップ部が形成されている。そして、転写装置50は、このニップ部を記録紙が通過する際に、プラスに帯電した転写ローラ51に感光ドラム10に付着したトナーを引き寄せることでこのトナーを記録紙に転写する。
更に、図1に示すように、定着装置60は、定着ローラ61と、この定着ローラ61の内部に設置されるとともに該定着ローラ61を加熱するための定着ヒータ62と、加圧ローラ63と、を備えており、この定着ローラ61と加圧ローラ63との間に記録紙を挟むニップ部が形成されている。そして、定着装置60は、このニップ部を記録紙が通過する際に、定着ローラ61の熱によって記録紙に転写されたトナーを溶解させるとともに加圧ローラ63によって記録紙に圧力を加えることでトナーを記録紙に定着させる。
このように構成された画像形成装置において、画像形成装置の電源をONにすると、AC−DCコンバータ90から画像形成装置内部の各装置にDC電流が供給されるとともに、制御装置94からの制御信号により画像形成装置内部の各装置の動作が制御される。よって、図1に示す画像形成装置において、上述した帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及び定着工程の各工程が順に行われる。
具体的に、画像形成装置では、図1に実線の矢印で示すように、給紙ローラ81によって給紙カセット80から記録紙が送り出され、給紙カセット80から送り出された記録紙が搬送ローラ82へ搬送される。そして、搬送ローラ82を通過した記録紙は、一対のレジストローラ83においてその向きが矯正されるとともに感光ドラム10への搬送タイミングが調整された後、搬送ガイド84を通って感光ドラム10と転写ローラ51との間のニップ部へ搬送される。
このように記録紙が感光ドラム10へ向かって搬送されるとき、まず、帯電装置20が、帯電工程において帯電ローラ21の放電により感光ドラム10の表面全体を帯電させるとともに、露光装置30が、露光工程においてレーザスキャナ(不図示)から感光ドラム10へ向けてレーザ光を照射し、感光ドラム10の表面のうちレーザ光が当たった部分に静電潜像を形成する。
次に、現像装置40が、現像工程において、攪拌ローラ42を回転させてトナーとキャリアとを攪拌し、キャリアとの摩擦によってトナーを帯電させる。そして、帯電したトナーを現像ローラ43により感光ドラム10へ供給することで、感光ドラム10の表面に形成された静電潜像にこのトナーを付着させて現像を行う。続いて、転写装置50が、転写工程において感光ドラム10と転写ローラ51との間のニップ部を通過する記録紙に感光ドラム10の表面に付着したトナーを転写する。そして、転写工程においてトナーが転写された記録紙は、搬送ガイド84を通って定着装置60における定着ローラ61と加圧ローラ63との間のニップ部へ搬送される。
また、図2に示す制御装置94から定着ヒータ62へ出力される制御信号をONとすることでAC−DCコンバータ90から定着ヒータ62へのDC電流の供給が開始されて定着ヒータ62が加熱され、この定着ヒータ62によって記録紙にトナーを安定して定着させることが可能な温度まで定着ローラ61が加熱される。そして、定着装置60が、定着工程において定着装置60のニップ部を通過する記録紙のトナーを定着ローラ61の熱によって溶解させるとともに加圧ローラ63によって記録紙に圧力を加えることで、トナーを記録紙に定着させる。定着工程においてトナーが定着した記録紙は、排紙ローラ85によって画像形成装置の外部へ送り出され、排紙トレイ86へ排出される。
このような動作を行う画像形成装置では、画像形成装置の電源がONとなっているときに、図2に示す電流測定装置91を用いて、AC−DCコンバータ90より画像形成装置内部の各装置に供給されるDC電流の大きさが測定される。そして、図2に示すように、この電流測定装置91によるDC電流の測定データが、データバス97を通じて制御装置94に入力される。
また、この画像形成装置では、画像形成装置の電源がONとなっているときに、図2に示す透磁率センサ92を用いて、現像装置40の内部に収容される2成分現像剤41中のトナー濃度が検知される。この透磁率センサ92としては、差動トランスを使用したものが挙げられる。具体的に、この差動トランスは、駆動コイルと、現像装置40における2成分現像剤41が収容される部分の近傍に設置される検知コイルと、基準コイルと、を同心に重ねたものである。これにより、駆動コイルを高周波で駆動すると、検知コイルの出力電圧と基準コイルの出力電圧との差である差動電圧が透磁率センサ92の出力電圧として得られる。そして、図2に示すように、透磁率センサ92より出力される電圧が、A/Dコンバータ93においてアナログデータからデジタルデータに変換された後、データバス97を通じて制御装置94に入力される。尚、差動トランスを構成する駆動コイル、検知コイル、及び基準コイルについては、図示を省略する。
ここで、図3に示すように、横軸に現像装置40の内部に収容される2成分現像剤41中のトナー濃度を示すとともに縦軸に透磁率センサ92の出力電圧を示すグラフにおいて、2成分現像剤41中のトナーとキャリアとの混合比が一定値に達すると透磁率センサ92の出力電圧が飽和する。よって、本発明では、透磁率センサ92の出力電圧が飽和した時点における2成分現像剤41中のトナー濃度を100%とするとともに、透磁率センサ92の出力電圧が飽和した時点でのトナー量に対するある時点でのトナー量の割合で「トナー濃度」を定義する。
そして、透磁率センサ92がAC−DCコンバータ90で発生する磁界ノイズの影響を受けないものとすると、図3に示すように、2成分現像剤41中のトナー濃度が25%から75%までの範囲では、トナー濃度に比例して透磁率センサ92の出力電圧が増加し、2成分現像剤41中のトナー濃度が75%を超えると、トナー濃度が100%に近づくにつれて、透磁率センサ92の出力電圧の増加割合が次第に減少してゆく。
また、図3に示すグラフの一部を詳細に表した図4において、上述のように、2成分現像剤41中のトナー濃度が25%から75%までの範囲では、トナー濃度に比例して透磁率センサ92の出力電圧が増加する。例えば、2成分現像剤41中のトナー濃度が45[%]のときに、透磁率センサ92から2[V]の電圧が出力される。また、2成分現像剤41中のトナー濃度が65[%]のときに、透磁率センサ92から4[V]の電圧が出力される。
尚、この画像形成装置では、2成分現像剤41中のトナー濃度を25[%]まで検知できるように透磁率センサ92の出力電圧を設定しているが、これに限定されるものではない。即ち、2成分現像剤41中のトナー濃度が25[%]未満のときでも透磁率センサ92の出力電圧が得られるようにして、検知可能なトナー濃度の下限を25[%]未満に設定してもよい。また、この画像形成装置では、例えば、2成分現像剤41中のトナー濃度が45[%]のときにおける透磁率センサ92の出力電圧を2[V]に設定しているが、トナー濃度に対する透磁率センサ92の出力電圧がこれに限定されるものではない。
また、図5に示すように、横軸にAC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさを示すとともに縦軸にAC−DCコンバータ90で発生する磁界ノイズの大きさを示すグラフにおいて、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさに比例してAC−DCコンバータ90で発生する磁界ノイズが増加する。このように、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流が多くなればなる程、AC−DCコンバータ90で発生する磁界ノイズが増加し、透磁率センサ92に対して悪影響を及ぼす。
そして、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさに比例してAC−DCコンバータ90で発生する磁界ノイズが増加するため、図6に示すように、横軸にAC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさを示すとともに縦軸の左側に透磁率センサ92の出力電圧を示すグラフにおいて、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさに比例して透磁率センサ92の出力電圧の大きさが増加する。例えば、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさが2[A]のときに、透磁率センサ92から1[V]の電圧が出力される。また、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさが6[A]のときに、透磁率センサ92から3[V]の電圧が出力される。
このように、透磁率センサ92の出力電圧の大きさが、2成分現像剤41中のトナー濃度に関係なく、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさのみによって決まる。
よって、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさが2[A]のときに、透磁率センサ92の出力電圧が0[V]から1[V]までの範囲では、AC−DCコンバータ90で発生する磁界ノイズの影響により正確にトナー濃度を検知することができない。また、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさが6[A]のときに、透磁率センサ92の出力電圧が0[V]から3[V]までの範囲では、AC−DCコンバータ90で発生する磁界ノイズの影響により正確にトナー濃度を検知することができない。即ち、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさがn[A]のときに、透磁率センサ92の出力電圧が0[V]からn/2[V]までの範囲(図6に斜線で示す部分)では、AC−DCコンバータ90で発生する磁界ノイズの影響によりトナー濃度を正確に検知することができない。
そこで、この画像形成装置のROM96には、上述のように、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさと透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲との関係を示すデータテーブルが記憶されている。このデータテーブルは、電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさがn[A]のときに、透磁率センサ92の出力電圧αの有効範囲をn/2<α≦5とするものである。
そして、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさが2[A]のときには、透磁率センサ92の出力電圧が1[V]を越えて5[V]まで、即ち、図6のグラフにおいて縦軸の右側に示すように、35%を越えて75%までを有効なトナー濃度の検知範囲として設定する。また、AC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさが6[A]のときには、透磁率センサ92の出力電圧が3[V]を越えて5[V]まで、即ち、図6のグラフにおいて縦軸の右側に示すように、55%を越えて75%までを有効なトナー濃度の検知範囲として設定する。
このように構成された画像形成装置において、電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさに応じて設定される透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲を図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、画像形成装置の電源をONとすると、商用AC電源よりAC−DCコンバータ90を介して画像形成装置内部の各装置にDC電流が供給される(ステップS11)。このとき、図2に示すように、電流測定装置91においてAC−DCコンバータ90から出力されるDC電流の大きさが測定されるとともに、測定データが電流測定装置91からデータバス97を通じて制御装置94に入力される。
そして、制御装置94において、電流測定装置91で測定されたDC電流の大きさが0[A]よりも大きいか否かの判断が行われる(ステップS12)。このとき、制御装置94が、電流測定装置91で測定されたDC電流の大きさが0[A]であることを確認すると(ステップS12でNo)、ROM96に記憶されたAC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさと透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲との関係を示すデータテーブルを参照することにより、透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αを0≦α≦5に設定する(ステップS13)。これにより、0[%]から75[%]までが有効なトナー濃度の検知範囲となる。即ち、電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさが0[A]のときには、AC−DCコンバータ90において磁界ノイズが発生しないため、透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αの下限が0[V]に設定される。
一方、このとき、制御装置94が、電流測定装置91で測定されたDC電流の大きさが0[A]よりも大きいことを確認すると(ステップS12でYes)、次に、制御装置94において、電流測定装置91で測定されたDC電流の大きさが2[A]以上であるか否かの判断が行われる(ステップS14)。
ここで、画像形成装置が省電力モードに設定されており、AC−DCコンバータ90から制御装置94などの制御系の電子部品以外に電流が供給されていないとき、電流測定装置91では2[A]未満の大きさのDC電流が測定される。一方、画像形成装置の省電力モードが解除されて画像形成動作が行われているとき、AC−DCコンバータ90から図1に示す画像形成装置内部の各電子部品に電流が供給される。このため、電流測定装置91において、2[A]以上の大きさのDC電流が測定される。
そして、制御装置94が、電流測定装置91で測定されたDC電流の大きさが2[A]よりも小さいことを確認すると(ステップS14でNo)、ROM96に記憶されたAC−DCコンバータ90より出力されるDC電流の大きさと透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲との関係を示すデータテーブルを参照することにより、透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αの上限を5[V]に設定するとともに、その下限を電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさに1/2を乗じた値に設定する(ステップS15)。また、このとき、電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさが0[A]よりも大きく2[A]未満となるため、透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αの下限が、0<α≦1に設定される。これにより、25[%]を越えて35[%]以下が有効なトナー濃度の検知範囲の下限となるとともに、75[%]が有効なトナー濃度の検知範囲の上限となる。
一方、制御装置94が、電流測定装置91で測定されたDC電流の大きさが2[A]以上であることを確認すると(ステップS14でYes)、ROM96に記憶された電流測定装置91で測定される電流の大きさと透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲との関係を示すデータテーブルを参照することにより、透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αの上限を5[V]に設定するとともに、その下限を電流測定装置91で測定されたDC電流の大きさに1/2を乗じた値に設定する(ステップS16)。また、このとき、電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさが2[A]以上となるため、透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αの下限が1[V]に設定される。これにより、35[%]を越える値が有効なトナー濃度の検知範囲の下限となるとともに、75[%]が有効なトナー濃度の検知範囲の上限となる。
このように、画像形成装置の電源がONとなっている間は、電流測定装置91において、AC−DCコンバータ90から画像形成装置内部の各装置に供給される電流の値が電流測定装置91により継続して測定される。そして、電流測定装置91で測定されたDC電流の大きさに応じて、0[A]または2[A]を閾値として、透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αが設定される。
本実施形態によれば、透磁率センサ92がAC−DCコンバータ90より発生する磁界ノイズの影響を受けてトナー濃度に応じた電圧と異なる電圧を出力する場合にも、電流測定装置91で測定される電流値に応じて、磁界ノイズの影響に依らない部分を透磁率センサ90の出力電圧の有効範囲として設定することにより、磁界ノイズの影響を排除してトナー濃度を正確に検知することができる。また、本実施形態のトナー濃度検知装置100を画像形成装置に設置することにより、現像装置40に収容される2成分現像剤41中のトナー濃度を正確に検知することができる。
また、本実施形態によれば、磁界ノイズの影響を考慮して透磁率センサ90の出力電圧の有効範囲を設定するため、透磁率センサ92とAC−DCコンバータ90とを近接する位置に設置することができる。よって、画像形成装置の内部において、透磁率センサ92とAC−DCコンバータ90との設置自由度を向上させることができる。
尚、上記画像形成装置において、現像装置40が4つ設置されるとともに4つの現像装置40のそれぞれにシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのトナーが収容されるとき、各現像装置40に透磁率センサ92が設置される。そして、電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさに応じて、各透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αが設定される。
また、上記画像形成装置では、図7に示すフローチャートのステップS14において、電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさの閾値を2[A]としたが、これに限るものではない。即ち、省電力モードと画像形成動作との動作の切り換え時において、AC−DCコンバータ90から画像形成装置内部の各装置に供給される電流量が変化するときに電流測定装置91で測定されるDC電流を閾値としても構わない。そして、例えば、省電力モード時にAC−DCコンバータ90から画像形成装置内部の各装置に供給される電流量が3[A]よりも少なく、一方、画像形成動作時にAC−DCコンバータ90から画像形成装置内部の各装置に供給される電流量が3[A]よりも大きいとき、図7のステップS14において、電流測定装置91で測定されるDC電流の閾値が3[A]とされる。
また、上記画像形成装置では、図7に示すフローチャートのステップS12及びステップS14において電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさの閾値を0[A]及び2[A]としたが、これに限るものではない。即ち、電流測定装置91で測定されるDC電流の閾値を定めることなく、制御装置94が、電流測定装置91で測定されるDC電流の大きさに1/2を乗じた値を透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αの下限とするとともに、透磁率センサ92の出力電圧の有効範囲αの上限を5[V]とするようにしても構わない。
以上説明したように、本発明は、透磁率センサを用いてトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置及びこのトナー濃度検知装置を備える画像形成装置について有用である。
実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 実施形態に係るトナー濃度検知装置の構成及びトナー濃度検知装置と現像装置及びAC−DCコンバータとの接続関係を示すブロック図である。 トナー濃度と透磁率センサの出力電圧との関係を示すグラフである。 図3に示すグラフの一部を詳細に表したものである。 AC−DCコンバータから出力されるDC電流の大きさとAC−DCコンバータで生じる磁界ノイズの大きさとの関係を示すグラフである。 AC−DCコンバータから出力されるDC電流の大きさと透磁率センサの出力電圧との関係を示すグラフである。 電流測定装置で測定される電流の大きさに応じて設定される透磁率センサの出力電圧の有効範囲を示すフローチャートである。
符号の説明
10 感光ドラム
21 帯電ローラ
30 露光装置
40 現像装置
51 転写ローラ
61 定着ローラ
63 加圧ローラ
70 冷却ファン
80 給紙カセット
90 AC−DCコンバータ
91 電流測定装置
92 透磁率センサ
93 A/Dコンバータ
94 制御装置
95 RAM
96 ROM
100 トナー濃度検知装置

Claims (3)

  1. トナー濃度を検知するための透磁率センサを備え、前記透磁率センサの出力電圧に応じてトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置において、
    AC電流をDC電流に変換して出力するAC−DCコンバータと各種データを記憶する記憶部とを備える画像形成装置に設置され、
    前記AC−DCコンバータより前記画像形成装置内部の各電子部品に供給されるDC電流の大きさを測定する電流測定部を備えるとともに、前記AC−DCコンバータより出力されるDC電流の大きさと前記透磁率センサの出力電圧の有効範囲との関係を示すデータが前記記憶部に記憶されており、
    前記電流測定部で測定されるDC電流値に応じて、前記記憶部に記憶される前記AC−DCコンバータより出力されるDC電流の大きさと前記透磁率センサの出力電圧の有効範囲との関係を示すデータを参照することにより、前記透磁率センサの出力電圧の有効範囲を設定することを特徴とするトナー濃度検知装置。
  2. 前記電流測定部で測定されるDC電流値と前記透磁率センサの出力電圧との間に所定の関係が成立するとき、
    前記電流測定部で測定されるDC電流値から算出される前記透磁率センサの出力電圧を基準として、基準値以上の電圧か、或いは、基準値よりも大きな電圧を前記透磁率センサの出力電圧の有効範囲として設定することを特徴とする請求項1に記載のトナー濃度検知装置。
  3. トナーが収容されるとともに感光ドラムの表面に形成された静電潜像に前記トナーを付着させることで現像を行う現像装置と、
    請求項1または請求項2に記載のトナー濃度検知装置と、を備え、
    前記AC−DCコンバータから前記現像装置にDC電流が供給されるとともに、前記トナー濃度検知装置が、前記現像装置の内部に収容される前記トナーの濃度を検知することを特徴とする画像形成装置。
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