JP4666297B2 - 送付用媒体組 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は各種情報が設けられた内容物を袋体に封入した送付用媒体組に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
通信販売業者や大型小売業者などにおいては従来から顧客向けに新規な商品やサービスなどの紹介を行なうに場合、パンフレットなどを封筒に入れて各顧客向けにダイレクトメールとして送付しているが、封入物を外部から見ることのできない封筒形態であるため、顧客側では開封することなく廃棄されることが多い。このことから近年では目新しさで人目を引くようにするために透明なフィルム基材を利用した封筒にパンフレットなどを入れて顧客に送付されてきたものが何であるかを外から見えるようにし、顧客側での開封率が高まるようにした工夫が行われている。そして、透明なフィルム基材からなる封筒にパンフレットなどを入れたダイレクトメールにおいて、外部から一部分が見えないようにして何が入っているのか期待感を持たせて開封率をより高めるようにしたいとの要望がある。
そこで本発明は上記事情に鑑み、外部から一部の情報などを目視することができないとともに、開封後に内容物を取り出せば簡単にその情報が確認できるようにすることを課題として、ダイレクトメールの開封率をさらに高めることを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、偏光面部を有する袋体と、該袋体に封入され、前記袋体の偏光面部に対応する少なくとも一部に偏光面部を有する内容物とからなり、前記袋体の偏光面部の偏光格子の方向と内容物の偏光面部の偏光格子の方向とが直交していることを特徴とする送付用媒体組を提供して、上記課題を解消するものである。
【0004】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明を図1から図5に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1は送付用媒体組で、該送付用媒体組1は透視可能なフィルムを基材とした袋体2にパンフレットなどの書面3aからなる内容物3を封入したものであり、前記内容物3には顧客へ通知する各種情報が設れられている。そして、前記袋体2は片面全面に偏光膜4を貼り付けて光透過可能にした偏光面部5を有している。
一方、袋体2の内部に封入される内容物3にあっては、前記袋体2の偏光面部5に対応する位置に図1に示すように隠蔽情報6が設けられている。この隠蔽情報6は、例えばこの送付用媒体組1を受ける顧客ごとに異なる紹介情報などで構成されている。そして、この隠蔽情報6は、図2に示されているように書面3aに偏光膜7を貼り付けてなる偏光面部8の領域内に位置するように設けられている。そして、この内容物3を単独で取り扱うときには、前記偏光面部8中の隠蔽情報6が目視できる。
【0005】
上述したように袋体2の偏光面部5は偏光膜4を袋体2の基体である透明フィルムに貼り付けて設けられているものであり、内容物3の偏光面部8は通常の書面3aの所要位置に偏光膜4を貼り付けたものである。そして、前記袋体2の偏光面部5の偏光膜4の偏光格子の方向Aは袋体2の上下方向に沿う方向としている。これに対して前記内容物3の偏光面部8の偏光膜7の偏光格子の方向Bは袋体2の幅方向に沿う方向としており、前記袋体2の偏光膜4の偏光格子の方向Aと内容物3の偏光膜7の偏光格子の方向Bとが直交している。
これによって、送付用媒体組1において上記内容物3の偏光面部8の位置を袋体の偏光面部5を通して見ると、上記二つの偏光格子の方向が直交していることから偏光面部8の領域の内側にある隠蔽情報6は目視することができず、何が記載されているのかという期待感を持たせるようになる。勿論、内容物3において偏光面部8以外での情報は袋体2の偏光面部5を通して目視することができる。
そして、送付用媒体組1を開封して袋体2から内容物3を取り出せば、前記偏光面部8の上に袋体2の偏光面部5が存在しないため、図3に示すように、前記偏光面部8の隠蔽情報6を目視することができ、隠蔽情報6の確認自体は袋体2から内容物3を取り出すという簡単な作業で行なえるようになる。
【0006】
上記実施の例においては、袋体2の片面全面に偏光膜4を貼り付けて偏光面部5を設けたが、本発明はこれに限定されるものではない。図4と図5にその他の例が示されていて、袋体2において内容物3の隠蔽情報6に対応する位置のみに偏光膜4を貼り付けてなる偏光面部5を設けている。内容物3にあっては前記隠蔽情報6が記載された書面3aを透明フィルムからなる内袋3bに収めた構成を有し、前記内袋3bは書面3aの隠蔽情報6に対応する片面に偏光膜7を貼り付けて偏光面部8を設けている。
そして、上記実施の例と同じように偏光面部5の偏光膜4の偏光格子の方向Aと偏光面部8の偏光膜7の偏光格子の方向Bとが直交していて、送付用媒体組1を外部から見たときには前記隠蔽情報6を目視することができないようになり、何が記載されているのかという期待感を持たせており、また、袋体2から内容物3を取り出せば、内容物3の偏光面部8を通して隠蔽情報6を目視できるように設けられているものである。
なお、上記各実施の例では、袋体のフィルムや内袋のフィルムに偏光膜を貼り付けて偏光面部を形成するようにしたが、前記フィルム自体に偏光格子を形成して偏光面部を一体に備えるようにしてもよい。
【0007】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の送付用媒体組によれば、偏光面部を有する袋体と、該袋体に封入され、前記袋体の偏光面部に対応する少なくとも一部に偏光面部を有する内容物とからなり、前記袋体の偏光面部の偏光格子の方向と内容物の偏光面部の偏光格子の方向とが直交していることを特徴とするものである。このように袋体の偏光面部での偏光格子の方向と内容物の偏光面部での偏光格子の方向とが直交していることから、袋体の外側から内容物に設けられている隠蔽情報が目視することができず、何が記載されているのかという期待感をこの媒体組を受領した側に持たせることができるようになり、媒体組に対する開封率アップが期待できる。そして、内容物の隠蔽情報を確認する場合は開封して袋体から内容物を取り出すだけでよく、極めて簡単にその隠蔽情報を確認できるようになるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送付用媒体組の一例を示す説明図である。
【図2】一例を要部断面で示す説明図である。
【図3】袋体から内容物を取り出した状態を示す説明図である。
【図4】他の例を示す説明図である。
【図5】他の例における要部を断面で示す説明図である。
【符号の説明】
1…送付用媒体組
2…袋体
3…内容物
3a…書面
3b…内袋
4…袋体の偏光膜
5…袋体の偏光面部
6…隠蔽情報
7…内容物の偏光膜
8…内容物の偏光面部
A…袋体の偏光格子の方向
B…内容物の偏光格子の方向
Claims (1)
- 偏光面部を有する袋体と、該袋体に封入され、前記袋体の偏光面部に対応する少なくとも一部に偏光面部を有する内容物とからなり、前記袋体の偏光面部の偏光格子の方向と内容物の偏光面部の偏光格子の方向とが直交していることを特徴とする送付用媒体組。
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- 2001-02-28 JP JP2001054868A patent/JP4666297B2/ja not_active Expired - Fee Related
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