JP4664082B2 - システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、システム及び情報処理方法に関する。
これまで、製造業における生産管理システムでは、工場の各工程を網羅したファイルがある。このファイルは上流から下流まで一貫したファイル構造が取られることが多い。具体例として鉄鋼の厚板であるプレートを製造する際に生成されるファイルであるプレートファイルは、プレートに関する圧延〜倉庫までの情報(命令、実績、ステータス等)を一貫して格納する。これは製造主体のファイル構成であり、従来の計算機のリソース制約・性能に起因するファイル構成でもある。
しかしながら現在、工場の設備増強や、品質管理・操業管理の高度化等、操業を続けていく中で、ファイル情報の質・量も大きく変化している。たとえば、ファイル数も数倍に膨れ上がったり、種々の管理に必要な多くの項目追加を繰り返してきたことでファイルレイアウトが崩れてきているといった問題が起こっている。
このようにファイル数が増加したり、ファイルレイアウトが複雑化したりすることにより、生産管理システムの開発の各フェーズにおいてどうデータを扱ってよいかを定めることは容易ではない。このため、それらのデータを処理するアプリケーションの開発時において、データ処理における波及調査や分析に多くの時間を必要とするようになっている。さらに、システムの安定性を確保するために便宜的に作られるファイルの数も増加しており、特に最近はこの傾向が顕著である。
例えば、複数の実績データ入力端末から入力された実績データを、ネットワークを介して受信したデータ蓄積端末上のデータベースに設けた実績ファイルへ登録する生産実績データ収集装置について開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−158943号公報
しかし、上述したようなファイル構成を利用する生産管理システムでは、データ構造が分かりにくく、それらのデータを扱うアプリケーション機能の理解を妨げる要因となるという問題がある。また、アプリケーションの開発も困難なものとなるという問題がある。特に、多種多様化したユーザニーズへ柔軟に対応するために、生産管理に利用する情報の量・質を柔軟に変化させたり、さらに緩やかな製品の状態変位などを示す情報を管理したりすることは困難である。
製品製造に係るデータ処理を直感的に理解できるデータ構成を有するデータを用いて製品製造を行うことを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決すべくなされたものであり、製品を加工する複数の製造設備の各々に対応して設置されている、対応する製造設備を制御する複数のプロセス制御装置と、データを管理するデータ管理装置と、を含むシステムであって、前記データ管理装置は、メモリに、製品を識別する製品識別情報と共に、前記製品に関する情報を格納する物テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、製品の加工処理に関する命令情報を格納するプロセス命令テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、製品の加工処理に関する実績情報を格納するプロセス実績テーブルと、製品の加工を行う製造設備の加工に関する基準値を格納する基準値テーブルと、から構成されるデータ構造を有するデータを記憶、管理しており、前記プロセス制御装置は、前記物テーブルに格納されている前記製品識別情報に基づいて、前記プロセス命令テーブルより製品の加工処理に関する命令情報を取得し、前記命令情報に基づき製品に対して加工処理を施すよう対応する製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、前記製品に関する情報と、を関連付けて前記データ管理装置に送信し、前記データ管理装置は、受信した前記製品識別情報に基づいて、前記プロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、前記製品識別情報に基づいて、前記物テーブルの前記製品に関する情報を更新する。
また、本発明は、製品を加工する第一の製造設備を制御する第一のプロセス制御装置と、前記第一の製造設備で加工された製品を加工する第二の製造設備を制御する第二のプロセス制御装置と、データを管理するデータ管理装置と、を含むシステムであって、前記データ管理装置は、メモリに、製品を識別する製品識別情報と共に、前記製品に関する情報を格納する物テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第一の製造設備における製品の加工処理に関する命令情報を格納する第一のプロセス命令テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第一の製造設備における製品の加工処理に関する実績情報を格納する第一のプロセス実績テーブルと、前記第一の製造設備における製品の加工を行う製造設備の加工に関する基準値を格納する第一の基準値テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第二の製造設備における製品の加工処理に関する命令情報を格納する第二のプロセス命令テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第二の製造設備における製品の加工処理に関する実績情報を格納する第二のプロセス実績テーブルと、前記第二の製造設備における製品の加工を行う製造設備の加工に関する基準値を格納する第二の基準値テーブルと、から構成されるデータ構造を有するデータを記憶、管理しており、前記第一のプロセス制御装置は、前記物テーブルに格納されている前記製品識別情報に基づいて、前記第一のプロセス命令テーブルより製品の加工処理に関する命令情報を取得し、前記命令情報に基づき製品に対して加工処理を施すよう前記第一の製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記第一の基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、前記製品に関する情報と、を関連付けて前記データ管理装置に送信し、前記データ管理装置は、受信した前記製品識別情報に基づいて、前記第一のプロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、前記製品識別情報に基づいて、前記物テーブルの前記製品に関する情報を更新し、前記第二のプロセス制御装置は、前記物テーブルに格納されている前記製品識別情報に基づいて、前記第二のプロセス命令テーブルより製品の加工処理に関する命令情報を取得し、前記命令情報に基づき前記第一の製造設備で加工処理された製品に対して加工処理を施すよう前記第二の製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記第二の基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、前記製品に関する情報と、を関連付けて前記データ管理装置に送信し、前記データ管理装置は、受信した前記製品識別情報に基づいて、前記第二のプロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、前記製品識別情報に基づいて、前記物テーブルの前記製品に関する情報を更新する。
本発明によれば、製品製造に係るデータ処理を直感的に理解できるデータ構成を有するデータを用いて製品製造を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の一実施形態におけるデータ処理装置を含むデータ処理システムとして、製造ラインにおける操業オンラインデータ処理システムを例に説明を行う。特に、本実施形態では、母材を加工することで製品を製造する例えば鉄鋼業における厚板製造における製造情報の蓄積処理を例に説明する。厚板製造の工程は、母材であるスラブに対して圧延処理を行いアズロールに加工する圧延工程、圧延処理で加工されたアズロールに対して所定の形状にせん断処理を行いプレートに加工するせん断工程、せん断処理で加工されたプレートに対して表面加工やキズや歪みの修正を行う精整工程、精整工程後のプレートを倉庫に山積みする倉庫工程から構成される。
図1は、本実施形態におけるデータ処理装置を含むデータ処理システムの概要を示す図である。図1において、1A、1B、1C、…は、製造設備であり、例えば製造ラインに設置され、製品を加工する設備である。また、2A、2B、2C、…は、プロセス制御装置(以下、制御装置とする)であり、各製造設備1A、1B、1C、…に対応して設置され、各製造設備1A、1B、1C、…の制御を行う端末である。尚、以下の説明において、製造設備1A、1B、1C、…は、単に設備1とし、制御装置2A、2B、2C、…は、制御装置2とする。
3は、ネットワークであり、制御装置2と後述するデータ処理装置4との通信はこのネットワークを介して行われる。尚、ネットワーク3は、有線又は無線又はそれらの混在した通信網などである。データ処理装置4は、制御装置2から刻々と変化する製造情報を、ネットワーク3を介して受信してリアルタイムでデータを蓄積し、データベース43を構築する。
ここで、データ処理装置4の構成について説明する。送受信部41は、ネットワーク3を介して制御装置2と通信を行う。すなわち、送受信部41が、制御装置2から刻々と変化する製造情報を、ネットワーク3を介して受信する。データ制御部42は、送受信部41が受信した製造情報を所定のデータ形式及び所定のデータ構造となるようデータベース43に格納する処理を行う。
次に、データベース43のデータ構造について図2を用いて説明する。図2は、図1に示したデータベース43のデータ構造の概要を示す図である。図2に示すように、データベース43は、「物エンティティ」431、「プロセスエンティティ」432、「基準値エンティティ」433の3種類の情報テーブルから構成されている。「物エンティティ」431は、製品(母材を含む)に関する情報を格納する情報テーブルであり、製品の名称や形状別に用意する情報テーブルである。本実施形態では、スラブ、アズロール、プレートに対応する3種類の情報テーブルがある。
「プロセスエンティティ」432は、製品の加工処理の実績に関する情報を格納する情報テーブルであり、設備1毎に用意する情報テーブルである。本実施形態では、例えば圧延工程においては、加熱処理を行う加熱炉、圧延処理を行う圧延機、冷却処理を行うCLCの3種類の設備1があるので、設備1毎の3種類の情報テーブルがある。尚、情報テーブルの詳細については、後述する。また、本実施形態においては、「プロセスエンティティ」432を設備1毎に用意しているが、例えば複数の設備が一体となって加工処理を行う場合には、それら複数の設備に一つの「プロセスエンティティ」432を用意するようにしてもよい。
「基準値エンティティ」433は、製品の加工処理を行う設備1の基準値に関する情報を格納する情報テーブルであり、設備1毎に用意する情報テーブルである。ここで、設備1の基準値とは、各設備1に固有の仕様等により定まる静的なデータであり、例えば、圧延処理を行う設備1であれば、圧延基準値として圧延サイズがあり、圧延最大長、圧延最小長、圧延最小巾などが定められている。
次に、上述した、データベース43における「物エンティティ」431、「プロセスエンティティ」432、及び「基準値エンティティ」433の3種類の情報テーブルの具体例を示し、それらのテーブルと工程や設備1の関係について説明する。
図3は、データベース43における「物エンティティ」431、「プロセスエンティティ」432、及び「基準値エンティティ」433の情報テーブルと工程や設備1との関係を示す図である。図3に示すように、圧延工程には、加熱炉、圧延機、CLCの3種類の設備1がある。また、せん断工程には、アズロールの形状計測を行う平面形状計、アズロールの切断を行う切断機1及び切断機2の3種類の設備1がある。また、精整工程には、プレートに対してガス切断を行うガス、プレートに対して表面手入処理を行う手入床、プレートに対して矯正処理を行うCL、プレートに対して塗装処理を行うプライマーの4種類の設備1がある。また、倉庫工程には、倉庫及び出庫の2種類の設備がある。
そして、「物エンティティ」431として、加熱炉〜圧延機までの設備間で加工される製品であるスラブに関する情報を格納するスラブテーブル、CLC〜切断機2までの設備間で加工される製品であるアズロールに関する情報を格納するアズロールテーブル、ガス〜プライマーまでの設備間で加工される製品であるプレートに関する情報を格納するプレートテーブル、倉庫〜出庫までの設備間で加工される製品であるプレート(山積み)に関する情報を格納するプレート(山)テーブルが示されている。
また、「プロセスエンティティ」432として、加熱炉における製造実績に関する情報を格納する加熱炉テーブル、圧延機における製造実績に関する情報を格納する圧延機テーブル、CLCにおける製造実績に関する情報を格納するCLCテーブル、平面形状計における製造実績に関する情報を格納する平面形状計テーブル、切断機1における製造実績に関する情報を格納する切断機1テーブル、切断機2における製造実績に関する情報を格納する切断機2テーブル、ガスにおける製造実績に関する情報を格納するガステーブル、手入床における製造実績に関する情報を格納する手入テーブル、CLにおける製造実績に関する情報を格納するCLテーブル、プライマーにおける製造実績に関する情報を格納するプライマーテーブル、倉庫における格納実績に関する情報を格納する倉庫テーブル、及び出庫における出荷実績に関する情報を格納する出庫テーブルが示されている。
また、「基準値エンティティ」433として、加熱炉における基準値に関する情報を格納する加熱炉基準値テーブル、圧延機における基準値に関する情報を格納する圧延機基準値テーブル、CLCにおける基準値に関する情報を格納するCLC基準値テーブル、平面形状計における基準値に関する情報を格納する平面形状計基準値テーブル、切断機1における基準値に関する情報を格納する切断機1基準値テーブル、切断機2における基準値に関する情報を格納する切断機2基準値テーブル、ガスにおける基準値に関する情報を格納するガス基準値テーブル、手入床における基準値に関する情報を格納する手入基準値テーブル、CLにおける基準値に関する情報を格納するCL基準値テーブル、プライマーにおける基準値に関する情報を格納するプライマー基準値テーブル、倉庫における格納実績に関する情報を格納する倉庫基準値テーブル、及び出庫における出荷実績に関する情報を格納する出庫基準値テーブルが示されている。
図4は、図3に示した各設備による製品の加工処理例を示す図である。
図4に示すように、厚板のスラブが、加熱炉及び圧延機により圧延されることで、アズロールになり、アズロールがCLC及び平面形状計を経て切断機1、切断機2及びガスにより切断されることで、プレートになる。また、プレートに対して手入床、CL、及びプライマーにより、表面処理や塗装が行われて、最終製品として倉庫に運ばれ山となる。倉庫に運ばれたプレートは、出荷のタイミングで出庫に運ばれて山となる。
次に、図3に示した情報テーブルの具体例を示してデータ蓄積処理について説明する。図5は、本実施形態における情報テーブルの具体例及び情報テーブルの更新処理例を示す図である。図5では、プレート61に対してプロセスAを行いプレート62に加工する設備54と、プレート62に対してプロセスBを行いプレート63に加工する設備58の処理に伴う情報テーブルの更新処理を示している。ここで、具体例としては、設備54をCLとし、設備58をプライマーとする。すなわち、プロセスAは図3のCL処理であり、プロセスBは図3のプライマー処理であるとする。
尚、図5では、データの流れを分かりやすく表示しているが、実際には、設備54や設備58は、図1に示すように、制御装置2及びネットワーク3を介して、データ処理装置4内のデータベース43に格納される各種情報テーブルに製造情報を提供する。また、プロセスA基準値テーブル51、プロセスA(命令)テーブル52、テーブル53、プロセスA(実績)テーブル55、プロセスB基準値テーブル56、プロセスB(命令)テーブル57、及びプロセスB(実績)テーブル59は、図1のデータベース43に含まれる。
図5において、プロセスA基準値テーブル51及びプロセスB基準値テーブル56は、それぞれ設備54及び設備58の仕様や基準値を格納するテーブル情報である。上記具体例ではプロセスA基準値テーブル51及びプロセスB基準値テーブル56は、図3のCL基準値テーブル及びプライマー基準値テーブルに対応する。
また、物テーブル53は、プレートに関する情報として、プレートを識別するための識別子であるプレートNo、現在位置、行先情報、成品実績サイズ、現在位置情報(倉庫に山積みされた際の山名、積み順)、プレート現在状態、行先ルート情報などが格納される。ここに、示した情報には、現プロセスの後工程となる倉庫工程で入力される情報(上記現在位置情報のこと)も含まれている。
また、プロセスA(命令)テーブル52及びプロセスB(命令)テーブル57は、プレートNoに関連付けて、それぞれ設備54及び設備58に対してプロセスA、プロセスBの処理を行うよう指示する命令(コマンド)に関する情報を格納する。プロセスA(実績)テーブル55は、プレートNoに関連付けてプロセスAを行った時刻、及び実績に関する情報を格納する。同様に、プロセスB(実績)テーブル59は、プレートNoに関連付けてプロセスBを行った時刻、及び実績に関する情報を格納する。上記具体例ではプロセスA(命令)テーブル52及びプロセスA(実績)テーブル55は、図3のCLテーブルに対応し、プロセスB(命令)テーブル57及びプロセスB(実績)テーブル59は、プライマーテーブルに対応する。
次に、図5を用いて、データ処理装置4においてデータベース43にプレートに関する情報や製造実績情報を格納することで、図3に示したようなデータベース43を構築する動作について説明する。
まず、プロセスA設備54は、プロセスA(命令)テーブル52と物テーブル53から得たプレートNo.よりプロセスAの命令を受け取り、さらにプロセスA基準値テーブル51を参照して、プレート61に対してプロセスAの処理を行う。具体的には、プロセスA設備54に対応する制御装置2(例えばプロセスA設備54が図1において設備1Aに対応するのであれば、制御装置2A)がネットワーク3を介してデータ処理装置4より、プレートテーブル(物テーブル53)とCLテーブル(プロセスA(命令)テーブル52)及びCL基準値テーブル(プロセスA基準値テーブル51)を参照し、CL処理命令及びCL基準値を得る。これらの情報をもとにプロセスA設備54(CL)の制御を行う。これにより、プロセスA設備54は、プレート61に対してCL処理(プロセスA)を行う。
次に、設備54は、プレート61に対する上記処理を加えたプレート62を出力するとともに、プレート61自体に関する情報(以下、プレート情報とする)及び、プロセス実績(製造実績)に関する情報(以下、製造実績情報とする)を制御装置2へ出力する。制御装置2は、プレート情報及び製造実績情報をデータ処理装置4に送信する。これにより、データ処理装置4は、設備54の制御装置2からプレート情報及び製造実績情報を受信し、プレート情報を物テーブル53に反映させ、製造実績情報をプロセスA(実績)テーブル55に反映させる処理を行う。
次に、プレート62は、設備58に入力される。設備58は、物テーブル53とプロセスB(命令)テーブル57よりプロセスBの命令を受け取り、さらにプロセスB基準値テーブル56を参照して、プレート62に対してプロセスBの処理を行う。具体的には、プロセスB設備58に対応する制御装置2(例えばプロセスB設備58が図1において設備1Bに対応するのであれば、制御装置2B)がネットワーク3を介してデータ処理装置4より、プレートテーブル(物テーブル53)とプライマーテーブル(プロセスB(命令)テーブル57)及びプライマー基準値テーブル(プロセスB基準値テーブル56)を参照し、プライマー処理命令及びプライマー基準値を得る。これらの情報をもとにプロセスB設備58(プライマー)の制御を行う。これにより、プロセスB設備58は、プレート62に対してプライマー処理(プロセスB)を行う。
次に、設備58は、プレート62に対する上記処理を終えると、プレート63を出力するとともに、プレート62自体に関するプレート情報及び、プロセスBに関する製造実績情報を制御装置2へ出力する。制御装置2は、これらのプレート情報及び製造実績情報をデータ処理装置4に送信する。これにより、データ処理装置4は、設備58の制御装置2からプレート情報及び製造実績情報を受信し、プレート情報を物テーブル53に反映させ、製造実績情報をプロセスB(実績)テーブル59に反映させる処理を行う。
尚、制御装置2は、設備54や設備58で複数回同じ工程を繰り返した場合には、複数のプレート情報及び製造実績情報をデータ処理装置4に送信する。これにより、データ処理装置4は、プレート情報及び製造実績情報を受信する度に、物テーブル53及びプロセスA(実績)テーブル55やプロセスB(実績)テーブル59を更新する。すなわち、本実施形態のデータ処理装置4においては、同じ設備で同じ工程が複数回繰り返し行われる場合に、繰り返された全ての工程に関する情報をプロセスA(実績)テーブル55やプロセスB(実績)テーブル59に格納して管理することができる。従来の生産管理システムでは、同じ設備で同じ工程が複数回繰り返し行われた場合には、最終の工程による結果のみが蓄積されているので、従来と比べて、より詳細な製造実績情報を蓄積するデータベース43を構築できる。
以上に説明したように、本実施形態におけるデータ処理装置4は、制御装置2及びネットワークを介して、製品情報及び製造実績情報を受信すると、製品情報を、物エンティティ431に属する情報テーブル(スラブテーブル、アズロールテーブル、プレートテーブルのいずれか)に格納し、製造実績情報を、プロセスエンティティ432に属する設備別の情報テーブルに格納する。これにより、データベース43におけるデータ構造を製品の形状別の情報テーブル(以下、物エンティティ431に属する情報テーブルとする)で製品情報を管理し、工程別の情報テーブル(以下、プロセスエンティティ432に属する情報テーブルとする)で工程情報を管理することで、生産管理システムのアプリケーションの開発者がデータについて直感的に理解可能なデータ構造を構築することができる。また、各工程情報には、工程を行う設備の基準値情報も関連付けられているので、必要な時にいつでも参照可能である。
また、本実施形態におけるデータ処理装置4は、各工程の発生イベント毎の製品に関する情報(物エンティティ431に属する情報テーブル)や、設備に関する情報(プロセスエンティティ432に属する情報テーブル)を、それぞれ時系列的にデータベース43に蓄積することができるので、過去に遡っての分析調査を容易(例えば、製品クレームに対する追跡調査など)に行うことができる。また、生産管理システムのシミュレーションへの利用も容易である。
このように、本実施形態のデータ処理装置4は、図3に示したように、データベースにおけるデータ構造の可視化を実現している。データベースにおけるデータ構造の可視化とは、「実世界において人が自然と無理なく受け入れ可能なものをデータベースのエンティティとする」ことにより実現しており、データ構造と実世界とのマッピングともいえる。具体的には、鉄鋼製造プロセスにおいて、図3に示すように、加熱炉、圧延機、CLC、…といった設備毎における加工処理をプロセスエンティティ432として、物(製品)の形状がスラブ、アズロール、プレートと変化する毎に物エンティティ431を定義することで、実世界そのものをデータ構造とし(=可視化)、データの理解の容易性を高めた。また、図3に示すデータ構造は、生産管理に関する情報の量・質の変化や細やかな状態変位を示すことができるようなデータ構造であるともいえる。
尚、上述した実施形態では、鉄鋼製造プロセスの厚板製造ラインを例に説明したが、この限りではなく、本発明は、母材を加工して製品を製造する製造業において適用することができる。
また、上述した実施形態において、図5で説明したデータ処理装置4の各処理は、ハードウェアとしてはメモリ及びCPU(中央演算装置)により構成され、各処理部の機能を実現する為のプログラムをメモリに読み込んでCPUが実行することによりその機能を実現させるものである。また、これに限定されるものではなく、各処理部の一部の処理又は全部の処理を専用のハードウェアにより実現されるものであってもよい。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組合せによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送する伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本実施形態におけるデータ処理装置を含むデータ処理システムの概要を示す図である。 図1に示したデータベース43のデータ構造の概要を示す図である。 「物エンティティ」431、「プロセスエンティティ」432、及び「基準値エンティティ」433の情報テーブルと工程や設備との関係を示す図である。 図3に示した各設備による製品の加工処理例を示す図である。 本実施形態における情報テーブルの具体例及び情報テーブルの更新処理例を示す図である。
符号の説明
1A、1B、1C、… 設備(設備1)
2A、2B、2C、… 制御装置(制御装置2)
3 ネットワーク
4 データ処理装置
41 送受信処理部
42 データ制御部
43 データベース
431 物エンティティ
432 プロセスエンティティ
433 基準値エンティティ

Claims (5)

  1. 製品を加工する複数の製造設備の各々に対応して設置されている、対応する製造設備を制御する複数のプロセス制御装置と、データを管理するデータ管理装置と、を含むシステムであって、
    前記データ管理装置は、
    メモリに、製品を識別する製品識別情報と共に、前記製品に関する情報を格納する物テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、製品の加工処理に関する命令情報を格納するプロセス命令テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、製品の加工処理に関する実績情報を格納するプロセス実績テーブルと、製品の加工を行う製造設備の加工に関する基準値を格納する基準値テーブルと、から構成されるデータ構造を有するデータを記憶、管理しており、
    前記プロセス制御装置は、
    前記物テーブルに格納されている前記製品識別情報に基づいて、前記プロセス命令テーブルより製品の加工処理に関する命令情報を取得し、前記命令情報に基づき製品に対して加工処理を施すよう対応する製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、前記製品に関する情報と、を関連付けて前記データ管理装置に送信し、
    前記データ管理装置は、
    受信した前記製品識別情報に基づいて、前記プロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、前記製品識別情報に基づいて、前記物テーブルの前記製品に関する情報を更新するシステム。
  2. 前記プロセス制御装置は、
    前記命令情報に基づき製品に対して加工処理を施すよう対応する製造整備を制御したが、前記加工処理された製品が前記基準値テーブルに格納されている基準値を満たしていない場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、を関連付けて前記データ管理装置に送信し、
    前記データ管理装置は、
    受信した前記製品識別情報に基づいて、前記プロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、
    前記プロセス制御装置は、
    再び、前記命令情報に基づき製品に対して加工処理を施すよう対応する製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、を関連付けて前記データ管理装置に送信し、
    前記データ管理装置は、
    受信した前記製品識別情報に基づいて、前記プロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積する請求項1記載のシステム。
  3. 製品を加工する第一の製造設備を制御する第一のプロセス制御装置と、前記第一の製造設備で加工された製品を加工する第二の製造設備を制御する第二のプロセス制御装置と、データを管理するデータ管理装置と、を含むシステムであって、
    前記データ管理装置は、
    メモリに、製品を識別する製品識別情報と共に、前記製品に関する情報を格納する物テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第一の製造設備における製品の加工処理に関する命令情報を格納する第一のプロセス命令テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第一の製造設備における製品の加工処理に関する実績情報を格納する第一のプロセス実績テーブルと、前記第一の製造設備における製品の加工を行う製造設備の加工に関する基準値を格納する第一の基準値テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第二の製造設備における製品の加工処理に関する命令情報を格納する第二のプロセス命令テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第二の製造設備における製品の加工処理に関する実績情報を格納する第二のプロセス実績テーブルと、前記第二の製造設備における製品の加工を行う製造設備の加工に関する基準値を格納する第二の基準値テーブルと、から構成されるデータ構造を有するデータを記憶、管理しており、
    前記第一のプロセス制御装置は、
    前記物テーブルに格納されている前記製品識別情報に基づいて、前記第一のプロセス命令テーブルより製品の加工処理に関する命令情報を取得し、前記命令情報に基づき製品に対して加工処理を施すよう前記第一の製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記第一の基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、前記製品に関する情報と、を関連付けて前記データ管理装置に送信し、
    前記データ管理装置は、
    受信した前記製品識別情報に基づいて、前記第一のプロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、前記製品識別情報に基づいて、前記物テーブルの前記製品に関する情報を更新し、
    前記第二のプロセス制御装置は、
    前記物テーブルに格納されている前記製品識別情報に基づいて、前記第二のプロセス命令テーブルより製品の加工処理に関する命令情報を取得し、前記命令情報に基づき前記第一の製造設備で加工処理された製品に対して加工処理を施すよう前記第二の製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記第二の基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、前記製品に関する情報と、を関連付けて前記データ管理装置に送信し、
    前記データ管理装置は、
    受信した前記製品識別情報に基づいて、前記第二のプロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、前記製品識別情報に基づいて、前記物テーブルの前記製品に関する情報を更新するシステム。
  4. 製品を加工する複数の製造設備の各々に対応して設置されている、対応する製造設備を制御する複数のプロセス制御装置と、データを管理するデータ管理装置と、を含むシステムにおける情報処理方法であって、
    前記データ管理装置が、メモリに、製品を識別する製品識別情報と共に、前記製品に関する情報を格納する物テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、製品の加工処理に関する命令情報を格納するプロセス命令テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、製品の加工処理に関する実績情報を格納するプロセス実績テーブルと、製品の加工を行う製造設備の加工に関する基準値を格納する基準値テーブルと、から構成されるデータ構造を有するデータを記憶、管理するステップと、
    前記プロセス制御装置が、前記物テーブルに格納されている前記製品識別情報に基づいて、前記プロセス命令テーブルより製品の加工処理に関する命令情報を取得し、前記命令情報に基づき製品に対して加工処理を施すよう対応する製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、前記製品に関する情報と、を関連付けて前記データ管理装置に送信するステップと、
    前記データ管理装置が、受信した前記製品識別情報に基づいて、前記プロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、前記製品識別情報に基づいて、前記物テーブルの前記製品に関する情報を更新するステップと、
    を含む情報処理方法。
  5. 製品を加工する第一の製造設備を制御する第一のプロセス制御装置と、前記第一の製造設備で加工された製品を加工する第二の製造設備を制御する第二のプロセス制御装置と、データを管理するデータ管理装置と、を含むシステムにおける情報処理方法であって、
    前記データ管理装置が、メモリに、製品を識別する製品識別情報と共に、前記製品に関する情報を格納する物テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第一の製造設備における製品の加工処理に関する命令情報を格納する第一のプロセス命令テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第一の製造設備における製品の加工処理に関する実績情報を格納する第一のプロセス実績テーブルと、前記第一の製造設備における製品の加工を行う製造設備の加工に関する基準値を格納する第一の基準値テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第二の製造設備における製品の加工処理に関する命令情報を格納する第二のプロセス命令テーブルと、製品を識別する製品識別情報と共に、前記第二の製造設備における製品の加工処理に関する実績情報を格納する第二のプロセス実績テーブルと、前記第二の製造設備における製品の加工を行う製造設備の加工に関する基準値を格納する第二の基準値テーブルと、から構成されるデータ構造を有するデータを記憶、管理するステップと、
    前記第一のプロセス制御装置が、前記物テーブルに格納されている前記製品識別情報に基づいて、前記第一のプロセス命令テーブルより製品の加工処理に関する命令情報を取得し、前記命令情報に基づき製品に対して加工処理を施すよう前記第一の製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記第一の基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、前記製品に関する情報と、を関連付けて前記データ管理装置に送信するステップと、
    前記データ管理装置が、受信した前記製品識別情報に基づいて、前記第一のプロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、前記製品識別情報に基づいて、前記物テーブルの前記製品に関する情報を更新するステップと、
    前記第二のプロセス制御装置が、前記物テーブルに格納されている前記製品識別情報に基づいて、前記第二のプロセス命令テーブルより製品の加工処理に関する命令情報を取得し、前記命令情報に基づき前記第一の製造設備で加工処理された製品に対して加工処理を施すよう前記第二の製造整備を制御し、前記加工処理された製品が前記第二の基準値テーブルに格納されている基準値を満たした場合、前記製品識別情報と、プロセスの加工処理を行った時刻と、加工処理の実績と、前記製品に関する情報と、を関連付けて前記データ管理装置に送信するステップと、
    前記データ管理装置が、受信した前記製品識別情報に基づいて、前記第二のプロセス実績テーブルの前記実績情報にプロセスの加工処理を行った時刻と共に加工処理の実績を蓄積し、前記製品識別情報に基づいて、前記物テーブルの前記製品に関する情報を更新するステップと、
    を含む情報処理方法。
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