JP4663520B2 - 床置き式空気除菌装置 - Google Patents

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本発明は、空中浮遊微生物ウィルス等の除去が可能な例えば可搬式の床置き式空気除菌装置に関する。
一般に、空中浮遊微生物ウィルス等の除去を目的として、空気中に電解水ミストを拡散させて、この電解水ミストを空中浮遊微生物に直接接触させ、ウィルス等を不活化する除菌装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2002−181358号公報
しかし、上記除菌装置では、微粒子状の電解水ミストが到達しやすい使用環境下、すなわち、比較的小空間では効力を発揮するものの、電解水ミストが到達しにくい使用環境下、すなわち、大空間、例えば幼稚園や小・中・高等学校や、介護保険施設や、病院等では効力を発揮しにくいという問題がある。
これを解消するため、一つの筐体内に、保水性を有する気液接触部材を設け、この気液接触部材に水道水を電気分解して得た電解水を滴下しつつ、シロッコファン等の送風ファンによって、気液接触部材に室内空気を送風し、この空気を大空間に放出する空気除菌装置が、出願人によって提案されている。
この種の装置では、仕切り部材で仕切られた電装箱内に、制御基板部を配置するのが一般的であるが、上記構成では、当該電装箱内に電解水を生成する電解水生成手段の制御基板部を配置することになる。しかし、この電解水生成手段の制御基板部は、発熱量の多い電子部品を搭載し、この放熱が課題となる。
そこで、本発明の目的は、電解水生成手段の制御基板部を効果的に冷却できる床置き式空気除菌装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、床置き式の筐体内を仕切り部材で仕切り、一方の室には、保水性を有する気液接触部材および送風ファンを設け、前記気液接触部材に電解水を浸透させつつ、前記送風ファンによって、気液接触部材に室内空気を送風すると共に、他方の室には、電解水を生成する電解水生成手段の制御基板部を配置し、この制御基板部の電子部品のヒートシンクを前記仕切り部材の開口を貫通させて、前記送風ファンの吸込口に対向させたことを特徴とする。
この構成では、制御基板部の電子部品のヒートシンクが、仕切り部材の開口を貫通して、送風ファンの吸込口に対向する位置に臨むため、室内空気が、ヒートシンクに接触して流れて、送風ファンの吸込口に吸い込まれる。これにより、ヒートシンクの冷却が促進し、電子部品の放熱が促進される。また、ヒートシンクは、仕切り部材の開口を貫通して配置されるため、ヒートシンクに予め制御基板を取り付けた状態で、これを他方の室側から一方の室に挿入して、このヒートシンクをねじ等により仕切り部材に取り付ければよく、取り付け作業性を向上させることができる。
この場合において、前記仕切り部材が筐体内を縦に仕切り、送風ファンの吸込口が略水平に配置され、送風ファンによって、気液接触部材に送風される室内空気が、前記筐体に形成された、送風ファンの下側に位置する吸い込み口から吸い込まれるものであってもよい。また、前記電子部品が電解水生成手段の電極制御用部品であってもよい。
また、電解水が電極に通電して水道水を電気分解することにより得られる活性酸素種を含む電解水であってもよい。活性酸素種は次亜塩素酸、オゾンまたは過酸化水素のうち少なくともいずれかの物質を含んでもよい。さらに、定期的、或いは所定の条件下で不定期に電極の極性を反転させることは可能である。
本発明では、制御基板部の電子部品のヒートシンクが、仕切り部材の開口を貫通して、送風ファンの吸込口に対向する位置に臨むため、室内空気が、ヒートシンクに接触して流れて、送風ファンの吸込口に吸い込まれるから、ヒートシンクの冷却が促進し、電子部品の放熱が促進される。また、ヒートシンクは、仕切り部材の開口を貫通して配置されるから、ヒートシンクに予め制御基板を取り付けた状態で、これを他方の室側から一方の室に挿入して、このヒートシンクをねじ等により仕切り部材に取り付ければよく、取り付け作業性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1において、符号1は、床置き式空気除菌装置を示す。この床置き式空気除菌装置1は、箱形の筐体2を備え、この筐体2は、脚片2Aと、前パネル2Bと、天パネル2Cとを含み、この天パネル2Cの両側には、操作蓋2D、開閉蓋2Eがそれぞれ横並びに配置されている。この筐体2の下部には、図2に示すように、横長の吸込口3が形成され、この吸込口3の上方にはプレフィルター3Aが配置されている。このプレフィルター3Aの上方には送風ファン7が配置され、この送風ファン7の上方には、保水性の高い気液接触部材5が、図3に示すように、筋交い状に配置され、この気液接触部材5の上方には、横長の吹出口4が配置されている。符号8は、送風ファン7の支持板であり、この支持板8は、筐体2に支持されている。
この気液接触部材5は、ハニカム構造を持ったフィルタ部材であって、気体接触面積が広く確保され、電解水滴下が可能で、目詰まりしにくい構造になっている。すなわち、この気液接触部材5は、図4に示すように、波形状に曲げられた素材5Aと、平板状の素材5Bとを接合し、全体としてハニカム状に形成されている。これら素材5A,5Bには、後述する電解水に反応性の少ない素材、要するに、電解水による劣化が少ない素材、例えば、ポリオレフィン樹脂系、PET樹脂系、塩化ビニル樹脂系、フッ素樹脂系またはセラミックス樹脂系等の素材が使用されている。気液接触部材5の傾斜角θは、30°以上であることが望ましい。それ以下の場合、滴下した電解水が、気液接触部材5の傾斜に沿って流れず、下方に落下するためである。また、傾斜角θが90°に近づいた場合、気液接触部材5を通過する送風経路が水平に近くなり、その分だけ上方への吹き出しが困難になる。この吹き出し方向を水平にした場合、吹き出し空気を遠くに送風できなくなり、後述するように、大空間の除菌に適した装置とならない。この傾斜角θは、80°>θ>30°が好ましく、本構成では約40°である。
図5A〜図5Cは、気液接触部材5に電解水を滴下する手段を示す。
この気液接触部材5の下方には、水受け皿9(図3参照)が配置され、この水受け皿9には、給水タンク支持皿10が連接されている。この給水タンク支持皿10には、当該支持皿10内に塩素イオンを含む水道水を供給する給水タンク11と、循環ポンプ13とが配置されている。この循環ポンプ13には電解槽31が接続され、この電解槽31には電解水供給管17が接続されている。この電解水供給管17は、外周部に多数の散水孔(図示せず)を備えて構成され、図5Bに示すように、気液接触部材5の上縁部に形成された散水ボックス5C中に挿入されている。
この電解槽31には、図5Cに示すように、電極32、33を備え、電極32、33は、通電された場合、電解槽31に流入した水道水を電気分解して活性酸素種を生成させる。ここで、活性酸素種とは、通常の酸素よりも高い酸化活性を持つ酸素と、その関連物質のことであり、スーパーオキシドアニオン、一重項酸素、ヒドロキシルラジカル、或いは過酸化水素といった、いわゆる狭義の活性酸素に、オゾン、次ハロゲン酸等といった、いわゆる広義の活性酸素を含めたものとする。電解槽31は、気液接触部材5に接近して配置され、水道水を電気分解して生成された活性酸素種を、ただちに気液接触部材5に供給できるように構成される。
電極32,33は、例えばベースがTi(チタン)で皮膜層がIr(イリジウム)、Pt(白金)から構成された電極板であり、この電極32,33に印加する電流値は、電流密度で数mA〜数十mA(ミリアンペア)/cm2(平方センチメートル)として、所定の遊離残留塩素濃度(例えば1mg(ミリグラム)/l(リットル))を発生させる。
上記電極32,33により水道水に通電すると、カソード電極では、
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-
の反応が起こり、アノード電極では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応が起こると同時に、
水に含まれる塩素イオン(水道水に予め添加されているもの)が、
2Cl-→Cl2+2e-
のように反応し、さらにこのCl2は水と反応し、
Cl2+H2O→HClO+HCl
となる。
この構成では、電極32,33に通電することで、殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)が発生し、この次亜塩素酸が供給された気液接触部材5に空気を通過させることにより、この気液接触部材5で雑菌が繁殖することを防止でき、気液接触部材5を通過する空気中に浮遊するウィルスを不活化することができる。また、臭気も気液接触部材5を通過する際に、電解水中の次亜塩素酸と反応し、イオン化して溶解することで、空気中から除去され、脱臭される。
図2において、符号51は、筐体2の内側を縦に仕切る仕切り部材である。
この仕切り部材51で仕切られた一方の室Aの上段には、上述したように、保水性を有する気液接触部材5が設けられ、一方の室Aの下段には、送風ファン7が設けられ、その下に上記プレフィルター3Aが配置されている。
また、仕切り部材51で仕切られた他方の室Bには水密性を高めた電装室が形成されている。この電装室Bには、図7に示すように、装置全体の制御を司る制御基板152、52が配置されている。一方の制御基板152には電子部品153が実装され、これらはねじ156を介して筐体2の背板2Fに固定されている。また、他方の制御基板52には、図8に示すように、上記電極32,33への通電を制御するスイッチングトランジスタ(電子部品)53Aが接続され、このトランジスタ53Aは絶縁シート54を介して放熱用のアルミニウム押出し形材製のヒートシンク55に取り付けられ、このヒートシンク55はねじ56を介して仕切り部材51に取り付けられている。
このヒートシンク55の複数のフィン体55Aは、仕切り部材51に形成された、当該複数のフィン体55Aの外形と略同一形状の開口51Aを貫通し、一方の室Aの下段であって、プレフィルター3Aと支持板8との間の吸込み空間Cに延出し、送風ファン7の吸込口7Aに対向している(図2参照)。
つぎに、この実施形態の動作について説明する。
図1において、操作蓋2Dを開くと、図示を省略した操作パネルが臨んでおり、この操作パネルを操作することで、床置き式空気除菌装置1の運転が開始される。この運転が開始されると、図6を参照して、循環ポンプ13が駆動され、給水タンク支持皿10に溜まった水道水が、電解槽31に供給される。
この電解槽31では、電極32、33への通電により、水道水が電気分解されて活性酸素種を含む電解水が生成される。この電解水は、電解水供給管17の散水孔(図示せず)を経て、散水ボックス5C中に散水され、ここから気液接触部材5の上縁部にしみ込み、下部に向けて徐々に湿潤する。
余剰となった電解水は、水受け皿9に集められ、隣接する給水タンク支持皿10に流入し、そこに貯留される。本構成では、水が循環式となっており、蒸発等により水量が減った場合、給水タンク11を介して、給水タンク支持皿10に水道水が適量供給される。この給水タンク11の水量が減った場合には、開閉蓋2E(図1参照)を開いて、給水タンク11を取り出して水道水を補給する。
電解水で湿潤した気液接触部材5には、送風ファン7を経て、矢印Xで示すように、室内の空気が供給される。この場合、本実施の形態では、図2を参照し、室内空気は吸込み空間C内を、ヒートシンク55のフィン体55Aに接触して流れて、送風ファン7の吸込口7Aに吸い込まれる。この空気は、各フィン体55Aの間を通過して流れ、これにより、ヒートシンク55の冷却が促進し、特に電子部品53Aの放熱が促進される。この電子部品53Aは、上記電極32,33への通電を制御する電子部品であり、その発熱量は大きいが、この構成では、冷却促進の効果によって、放熱量が増大するため、十分に冷却される。ヒートシンク55は、仕切り部材51の開口51Aを貫通して配置されるため、ヒートシンク55に予め電子部品53Aを取り付けた状態で、これを他方の室B側から一方の室Aに挿入して、このヒートシンク55をねじ56により仕切り部材51に取り付ければよく、ヒートシンク55の組み付け性が向上する。
上記室内の空気は、気液接触部材5にしみ込んだ活性酸素種に接触して、再び、室内に吹き出される。この活性酸素種は、室内の空気中に、例えばインフルエンザウィルスが浮遊した場合、その感染に必須の当該ウィルスの表面蛋白(スパイク)を破壊、消失(除去)する機能を持ち、これを破壊すると、インフルエンザウィルスと、当該ウィルスが感染するのに必要な受容体(レセプタ)とが結合しなくなり、これによって、当該ウィルスの感染が阻止される。実証試験の結果、インフルエンザウィルスが浮遊した空気を、本構成の気液接触部材5に通した場合、インフルエンザウィルスを99%以上除去(不活化)できることが判明している。
本構成では、筐体2の下部に設けられた吸込口3から吸い込んだ室内の空気を、気液接触部材5に滴下した電解水に接触させて、筐体2の上部に設けられた吹出口4から吹き出す構成を備えるため、この床置き式空気除菌装置1が、例えば幼稚園や小・中・高等学校や、介護保険施設や、病院等のいわゆる大空間に設置された場合であっても、電解水に接触して除菌された室内の空気を、大空間の遠くに飛ばすことが可能になり、大空間での空気除菌が効率よく達成される。また、気液接触部材5が、床置き式の筐体2内に筋交い状に配置されるため、それが水平配置された場合に比べ、筐体2の奥行き寸法が小さくなり薄型化される。さらに、気液接触部材5が電解水に反応性の少ない素材で形成されるため、気液接触部材5の耐久性が向上し、その長寿命化が図られる。また、電解水が滴下式であるため、電解水を気液接触部材5の全域に均等に湿潤させることができ、ここを通過する空気を万遍なく除菌することが可能になる。
本構成では、次亜塩素酸を含んだ電解水が、水受け皿9に集められ、隣接する給水タンク支持皿10に流入する。このため、各皿には雑菌が発生せず、スライムの発生が防止される。このため、各皿の清掃及びメンテナンスの頻度が減少し、メンテナンス等の労力の軽減が図られる。
上記構成では、電解水中における活性酸素種(次亜塩素酸)の濃度を目標の濃度に調整することが望ましい。目標濃度は、通常、床置き式空気除菌装置1の設置場所(例えば、学校)に多く存在するウィルス等(例えば、カビ菌)を不活化させる濃度に設定される。この場合、例えば電極32、33を流れる電流、または、これら電極32、33間に印加される電圧を変更することで、電解水中における次亜塩素酸の濃度が調整される。一例としては、電極32、33に流れる電流を増やすことにより(例えば、電流密度で40mA/cm2)、次亜塩素酸の濃度を高い濃度に変更できる。これによれば、新たな装置等を用いることなく、電極への印加電圧等を変更するだけでよいため、低コスト化及び省スペース化が図られる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、活性酸素種としてオゾン(O3)や過酸化水素(H22)を発生させる構成としても良い。この場合、電極として白金タンタル電極を用いると、イオン種が希薄な水から、電気分解により高効率に安定して活性酸素種を生成できる。
このとき、アノード電極では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応と同時に、
3H2O→O3+6H++6e-
2H2O→O3+4H++4e-
の反応が起こりオゾン(O3)が生成される。またカソード電極では、
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-
2 -+e-+2H+→H22
のように、電極反応によりO2 -が生成したO2 -と溶液中のH+とが結合して、過酸化水素(H22)が生成される。
この構成では、電極に通電することにより、殺菌力の大きいオゾン(O3)や過酸化水素(H22)が発生し、これらオゾン(O3)や過酸化水素(H22)を含んだ電解水を作ることができる。この電解水中におけるオゾンもしくは過酸化水素の濃度を、対象ウィルス等を不活化させる濃度に調整し、この濃度の電解水が供給された気液接触部材5に空気を通過させることにより、空気中に浮遊する対象ウィルス等を不活化することができる。また、臭気も気液接触部材5を通過する際に、電解水中のオゾンまたは過酸化水素と反応し、イオン化して溶解することで、空気中から除去され、脱臭される。
水道水を電気分解することにより、電極上(カソード)にスケールが堆積した場合、電気伝導性が低下し、継続的な電気分解が困難となる。
この場合、電極の極性を反転(電極のプラスとマイナスを切り替える)させることが効果的である。カソード電極をアノード電極として電気分解することで、カソード電極上に堆積したスケールを取り除くことができる。この極性反転制御では、例えばタイマを利用して定期的に反転させてもよいし、運転起動の度に反転させる等、不定期的に反転させてもよい。また、電解抵抗の上昇(電解電流の低下、あるいは電解電圧の上昇)を検出し、この結果に基づいて、極性を反転させてもよい。
上記実施形態では、出し入れ自在な給水タンク11による給水方式としたが、この給水タンク11の代わりに、例えば水道管を接続して、市水を直接導く水配管給水方式としてもよいことは云うまでもない。
本発明の一実施形態を示す斜視図である。 内部構成を示す斜視図である。 筐体の縦断面図である。 気液接触部材の正面図である。 気液接触部材に電解水を滴下する手段を示す系統図であり、Aは側面図、Bは散水ボックスの断面図、Cは電解槽の構成図である。 空気浄化の説明図である。 ヒートシンクの配置を示す斜視図である。 ヒートシンクの配置を示す図である。
符号の説明
1 床置き式空気除菌装置
2 筐体
3 吸込口
4 吹出口
5 気液接触部材
7 送風ファン
9 水受け皿
10 給水タンク支持皿
11 給水タンク
13 循環ポンプ
31 電解槽
32、33 電極
51 仕切り部材
A 一方の室
B 他方の室
52 制御基板
53 電子部品
53A 電子部品
54 絶縁シート
55 ヒートシンク
55A フィン体

Claims (5)

  1. 床置き式の筐体内を仕切り部材で仕切り、一方の室には、保水性を有する気液接触部材および送風ファンを設け、前記気液接触部材に電解水を浸透させつつ、前記送風ファンによって、気液接触部材に室内空気を送風すると共に、他方の室には、電解水を生成する電解水生成手段の制御基板部を配置し、この制御基板部の電子部品のヒートシンクを前記仕切り部材の開口を貫通させて、前記送風ファンの吸込口に対向させたことを特徴とする床置き式空気除菌装置。
  2. 前記仕切り部材が筐体内を縦に仕切り、送風ファンの吸込口が略水平に配置され、送風ファンによって、気液接触部材に送風される室内空気が、前記筐体に形成された、送風ファンの下側に位置する吸い込み口から吸い込まれることを特徴とする請求項1に記載の床置き式空気除菌装置。
  3. 前記電子部品が電解水生成手段の電極制御用部品であることを特徴とする請求項1または2に記載の床置き式空気除菌装置。
  4. 前記電解水生成手段で生成した電解水は電極に通電して水道水を電気分解することにより得られる活性酸素種を含む電解水であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の床置き式空気除菌装置。
  5. 前記活性酸素種は次亜塩素酸、オゾンまたは過酸化水素のうち少なくともいずれかの物質を含むことを特徴とする請求項4に記載の床置き式空気除菌装置。

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