JP4663266B2 - 織機の経糸送り出し装置 - Google Patents

織機の経糸送り出し装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4663266B2
JP4663266B2 JP2004214796A JP2004214796A JP4663266B2 JP 4663266 B2 JP4663266 B2 JP 4663266B2 JP 2004214796 A JP2004214796 A JP 2004214796A JP 2004214796 A JP2004214796 A JP 2004214796A JP 4663266 B2 JP4663266 B2 JP 4663266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warp
braking force
brake
warp beam
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004214796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006037246A (ja
Inventor
康弘 倉
啓一 名木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Industrial Co Ltd
Priority to JP2004214796A priority Critical patent/JP4663266B2/ja
Priority to CN200510064506XA priority patent/CN1724735B/zh
Priority to KR1020050050561A priority patent/KR20060048337A/ko
Priority to US11/175,309 priority patent/US20060016504A1/en
Publication of JP2006037246A publication Critical patent/JP2006037246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4663266B2 publication Critical patent/JP4663266B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D49/00Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
    • D03D49/04Control of the tension in warp or cloth
    • D03D49/06Warp let-off mechanisms
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D49/00Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
    • D03D49/04Control of the tension in warp or cloth
    • D03D49/06Warp let-off mechanisms
    • D03D49/10Driving the warp beam to let the warp off
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D49/00Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
    • D03D49/04Control of the tension in warp or cloth
    • D03D49/06Warp let-off mechanisms
    • D03D49/08Warp beam brakes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

本発明は、織機の経糸送り出し装置において、経糸送り出し用のワープビームに対する制動装置に関する。
織機の経糸送り出し装置は、シート状の経糸に所定の張力を掛けながら、経糸の張力の高まりに応じて、経糸送り出し用のワープビームを送り出し方向に回転させ、経糸を送り出す。例えば、特許文献1の経糸送り出し装置は、経糸張力に抗する制動力をウォーム歯車機構の逆止め機能によって確保しながら、専用モータによりウォーム歯車機構のウォームを回転させ、ウォームホイールを駆動することによって、ウォームホイールと一体のワープビームを送り出し方向に回転させ、経糸を所定の張力のもとに送り出している。
織機の製織過程において、開口運動や筬打ちにより経糸張力が急激に変動し、またこの振動が毎ピック(1サイクル毎)に発生するため、経糸が巻かれたワープビームに張力変動が伝わり、この張力変動が加振力となって、軸のねじり変形やギヤのバックラッシュによりワープビームが微細な送り出し方向の回転と反送り出し方向の回転(逆転)とを繰り返し、いわゆる振動回転を誘発する。
この振動回転によって織り口からワープビーム間の経糸長さが変化し、織り段(密度むら)が発生する。ワープビームが大径であるほど、ワープビームに加わる加振力の半径が大きくなるため、ワープビームが振動回転しやすくなり、またワープビームの重量が大きいほど、振動回転のエネルギーが大きくなり、織り段が大きくなりやすい。また高密度織物での製織では、特に筬打ち時のだぶつきによる急激な経糸張力変動が問題となる。
特開2003−193355号公報
したがって本発明の課題は、織機の経糸送り出し装置において、経糸張力変動を抑制し、織り段を防止することである。また、他の課題は、ワープビームの回転軸を駆動する回転の駆動源および変速機の容量を小さくするとともに、許容経糸張力や打ち込み密度範囲等の使用条件範囲を拡げ、織機の汎用性を向上させることである。
上記課題のもとに、本発明は、織機モータとは独立した回転の駆動源としての専用モータと、専用モータの回転をワープビームに伝達する伝達装置とからなる駆動装置を備え、前記伝達装置は、専用モータの出力軸に連結されているウォームと、このウォームに噛み合いウォームの回転をワープビームに伝達するウォームホイールとを含み、前記駆動装置は経糸張力に抗する制動力をウォームとウォームホイールによる逆止め機能によりワープビームに作用させつつ、経糸の張力に応じて専用モータによりウォームを回転させてワープビームを送り出し方向に回転させ、経糸を所定の張力のもとに送り出す織機の経糸送り出し装置において、前記駆動装置の制動力とは別に、ウォームホイールの回転によって回転させられる部材に制動力を作用させることによりワープビームに制動力を作用させる制動装置を設けている(請求項1)。
また、本発明は、ワープビームの反送り出し方向の回転時に制動装置の制動力を緩和させる制動力緩和手段を制動装置に設けている(請求項2)。上記制動力緩和手段は、制動装置の制動力0〜所定の制動力値とするために、ブレーキ軸と一体のブレーキ円板に対するブレーキディスクの接圧力を減少させるアクチュエータによって構成される(請求項3)
なお、上記駆動装置は、織機モータ以外の独立した専用モータによって、電動式の送り出し装置として構成する。また、駆動装置で経糸張力に抗する制動力を作用させる構成、専用モータ、駆動軸、ワープビームギヤ(ウォームホイール)と噛み合うウォーム歯車機構の逆止め機能(セルフロック可能なウォームギヤ)で構成、ウォームギヤで経糸張力に抗する制動力を作用させる。
本発明によると、専用モータの出力をウォームからウォームホイールを介してワープビームへ伝達する伝達装置を有し、経糸張力に抗する制動力をウォームとウォームホイールによる逆止め機能によりワープビームに作用させる駆動装置を備える織機の経糸送り出し装置において、前記駆動装置の制動力とは別に、ウォームホイールの回転によって回転させられる部材に制動力を作用させる制動装置を設けたことによって、ウォームとウォームホイールとの間に存在するバックラッシュに起因するワープビームの振動回転が抑制でき、ワープビームの振動回転による織り段の発生が有効に防止できる(請求項1)。
後述の〔ウォーム歯車(ウォームギヤ)機構による送り出し駆動の説明〕に記載の通り、反送り出し方向の回転時に必要な駆動装置のトルクが送り出し方向の回転時に必要な駆動装置のトルクより大きいので、ワープビームの反送り出し方向の回転時に制動装置の制動力が制動力緩和手段により緩和されるから、ワープビームの反送り出し方向の回転時での駆動装置の負荷が軽減でき、駆動装置の負荷が軽くなる。このため、駆動装置が同じ容量でも、許容経糸張力や打ち込み密度範囲等の使用条件範囲が広がり、織機の汎用性が向上する。また使用条件範囲を広げる代わりに1ランク小さい容量の駆動装置が使用でき、これによりコストダウンを図ることができる(請求項2)。
制動力緩和手段が接圧力を減少させるアクチュエータによって構成すれば、その接圧力の加減制御が容易に変更でき、最適な接圧力の調節が行える(請求項)。
まず図1は、本発明に係る織機の経糸送り出し装置1の前提となる部分の構成を示している。図1において、織機の経糸送り出し装置1は、ワープビーム2を駆動するために駆動装置3を備えており、駆動装置3は、駆動源4としての専用モータ32と、この専用モータ32の回転をワープビーム2に伝達する伝達装置5とからなる。伝達装置5は、この例で専用モータ32の出力軸と一体の駆動シャフト33に固定されているウォーム34と、このウォーム34に噛み合うギヤ50と、ギヤ50に一体的に組み合わされ、ギヤ50と一緒に回転軸52に支持されているギヤ51と、ギヤ51に噛み合うワープビームギヤ35とで構成されている。ワープビームギヤ35は、ワープビーム2を支持するための回転軸21に取り付けられワープビーム2とともに回転する。
この例でギヤ50は、ウォームホイールであるから、ウォーム34およびギヤ50は、大きな減速比のウォーム歯車(ウォームギヤ)機構を構成しており、逆止め機能(セルフロック機能)を有している。このため、専用モータ32の回転は、減速してワープビームギヤ35に伝達できるが、その逆つまりワープビームギヤ35の回転力は、ウォーム34に伝達されない。
駆動装置3は、ワープビーム2から織り前8に送り出される経糸9に対し、その経糸張力Tに抗する制動力をワープビーム2に作用させつつワープビーム2を回転させる。ここでの経糸張力Tに抗する制動力は、ウォーム歯車機構(ウォーム34およびこれに噛み合うウォームホイールによるギヤ50)の逆止め機能(セルフロック機能)により得られる。なお、経糸9は、ワープビーム2からシート状として引き出され、ガイドロール6、テンションロール7に案内され、織り前8の方向に送り出される。また、テンションロール7は、通常、図示しない張力付与手段により移動自在に支持され、経糸9に所定の経糸張力Tをかける。
そして、本発明の織機の経糸送り出し装置1は、特徴的な構成として、駆動装置3の制動力とは別に、ワープビーム2に制動力を作用させる制動装置10を有している。この制動装置10は、以下の実施形態により具体化される。なお、実施形態2以外は一方向回転伝達装置13を用いた例であり、実施形態2はアクチュエータ31でブレーキディスク25に対する接圧力を減少させる例である。
〔実施形態1(図2)〕
実施形態1は、図2のように、制動装置10のブレーキギヤ11とブレーキ軸14との間に、制動力緩和手段12として一方向回転伝達装置13を組み込んだ例である。図2において、制動装置10は、ワープビームギヤ35に噛み合うブレーキギヤ11と、このブレーキギヤ11に制動力を作用させる制動手段としてのブレーキ円板23、一対のブレーキデイスク25、ワープビーム2の送り出し方向の回転(以下に送り出し方向の回転を正転ともいう。)に対して制動力を作用させ、反送り出し方向の回転(以下に反送り出し方向の回転を逆転ともいう。)に対してのみ制動力を作用させない一方向回転伝達装置13とで構成されている。ここでの一方向回転伝達装置13は、例えばワンウェイクラッチである。なおワープビームギヤ35は、ワープビーム2を支える回転軸21に同心状態で取り付けられている。
ブレーキギヤ11および一対のブレーキデイスク25は、ともにブレーキ軸14により支えられている。ブレーキ軸14は、玉軸受け15、軸受けハウジング16によりフレーム17に対し回転自在に支持されている。ブレーキギヤ11は、ワープビームギヤ35に噛み合う位置で、ニードル軸受け18、一方向回転伝達装置(ワンウェイクラッチ)13、スリーブ19およびスリーブ19のキー22を介在させながらブレーキ軸14の先端に取り付けられている。
つぎに、制動装置10は、軸受けハウジング16に取り付けられた複数の支柱20、これらの支柱20により回り止め状態で支持されたブレーキ円板23、このブレーキ円板23を挟み込むように対向する一対のブレーキデイスク25、およびブレーキばね27により構成されている。一対のブレーキデイスク25は、ブレーキ軸14に対してスプラインなどにより回り止めされ、軸方向に移動可能に支持されており、外周のブレーキライニング24によりブレーキ円板23の面に摩擦的に接することによって、ブレーキ軸14に制動力を作用させる。
また、ブレーキばね27は、コイル状であり、ブレーキ軸14に通され、先端でブレーキばね27側のブレーキデイスク25に当接し、後端でブレーキ軸14に挿入されたばね受け28に当接している。ばね受け28はブレーキ軸14の雄ねじ29にねじ込まれた調節ナット26によりブレーキばね27を圧縮し、ブレーキ円板23と一対のブレーキライニング24との間に必要な制動力に対応する摩擦力を発生させる。なお、一方向回転伝達装置(ワンウェイクラッチ)13側のブレーキデイスク25は、受けリング30により玉軸受け15に当たる。このようにして、制動装置10は、ブレーキ円板23と一対のブレーキライニング24との間の摩擦力によって必要な制動力を発生する。
上記の構成によって、ブレーキギヤ11は、ニードル軸受け18によりブレーキ軸14に対して回転自在であるが、一方向回転伝達装置(ワンウェイクラッチ)13の一方向のみの回転伝達機能のために、ワープビームギヤ35の反送り出し方向の回転(逆転)を許容するものの、送り出し方向の回転(正転)に対してブレーキ軸14と一体に回転し、経糸張力Tに抗するように制動装置10の制動力を作用させる。このように一方向回転伝達装置13は、ワープビーム2の回転軸21と制動力緩和手段12との間に介在し、ワープビーム2の送り出しの回転方向に対して制動装置10の制動力を作用させ、送り出しと逆の回転方向つまり経糸張力Tに抗する方向の回転に対してのみ制動装置10の制動力を作用させないことになる。
この結果、製織中に、開口運動や筬打ちにより経糸張力Tが急激に変動し、この張力変動がワープビーム2に対する大きな加振力となっても、ワープビーム2の送り出し方向の回転に対して、ウォーム歯車機構(ウォーム34およびこれに噛み合うウォームホイールによるワープビームギヤ35)の逆止め機能(セルフロック機能)により得られる制動力と制動装置10の制動力との和の制動力によって、ワープビーム2は振動回転を誘発しなくなる。このため織り段発生が未然に防止できる。
また、ワープビーム2の逆転(反送り出し方向の回転)時に、制動力緩和手段12としての一方向回転伝達装置(ワンウェイクラッチ)13はワープビーム2の逆転(反送り出し方向の回転)を許容するから、制動装置10の制動力は、ワープビーム2の逆転(反送り出し方向の回転)に対して作用せず、殆ど0になって緩和される。このため、制動装置10が設けられていても、ワープビーム2の逆転時での駆動装置3の負荷は増大せず、送り出し方向の回転の負荷より軽減されることになる。
この結果、後述の〔ウォーム歯車(ウォームギヤ)機構による送り出し駆動の説明〕に記載の通り、駆動装置3が同じ容量(同じ制動力)でも、制動装置10に制動力緩和手段12として一方向回転伝達装置(ワンウェイクラッチ)13を組み込むことによって、駆動装置3の必要トルクに余裕がでるので、簡素な構成により、経糸張力や打ち込み密度範囲等の使用条件範囲が広がり、織機の汎用性が向上する。また、使用条件範囲を広げる代わりに、1ランク小さい容量(駆動力)の駆動装置3を採用することもでき、これにより装置のコストダウンを図ることができる。
図示の例によると、制動力緩和手段12としての一方向回転伝達装置(ワンウェイクラッチ)13が制動装置10と回転軸21との間に介在しているが、一方向回転伝達装置(ワンウェイクラッチ)13は、ブレーキディスク25とブレーキ軸14との間に組み込むこともできる。また、一方向回転伝達装置13は、ワンウェイクラッチでなく、電磁クラッチとして構成することもできる。電磁クラッチで構成するときには、織機の制御と連動して、あるいは人為的に、制動の必要なときに励磁し、逆転など不必なときに、励磁を解除し、フリーな状態に設定することになる。
〔実施形態2(図3)〕
実施形態2は、図3のように、制動装置10の制動力緩和手段12をブレーキ軸14と一体のブレーキ円板23に対する一対のブレーキディスク25の接圧力を減少させるアクチュエータ31例えばエアシリンダによって構成し、ワープビーム2の正逆転を切り替えるタイミングで、一対のブレーキディスク25をブレーキ円板23に対して接離させる例である。なお、ブレーキギヤ11は、キー22により直接にブレーキ軸14に固定されている。
図3において、アクチュエータ31は、支柱20とその先端に取り付けられた取り付け板36に取り付けられ、圧力源38、バルブ39および制御装置40により、そのアクチュエータロッド37の進出量(進出力)を制御されるようになっている。アクチュエータロッド37は、取り付け板36を貫通し、先端のばね受け28によりブレーキばね27の一端に所定の進出力で当接している。従って、ブレーキ軸14が回転すると、ブレーキ円板23と一対のブレーキディスク25との間に一定の摩擦力(制動力)が作用する。
ワープビーム2の送り出し方向の回転(正転)時には、制御装置40がバルブ39を制御し、アクチュエータロッド37を進出方向に移動させ、一対のブレーキディスク25に一定の接圧力を掛けることにより、ワープビーム2に制動力を作用させる。これに対して、ワープビーム2の反送り出し方向の回転(逆転)時には、制御装置40がバルブ39を制御し、アクチュエータロッド37を後退方向に移動させ、一対のブレーキディスク25をブレーキ円板23から外れない程度に離す。これによって、ブレーキ円板23と一対のブレーキディスク25との間の一定の制動力が減少するか、または殆ど制動力が作用されない状態となる。
なお、アクチュエータ31は、エアシリンダの代わりに、油圧エアシリンダ、電磁ソレノイドであってもよく、また電動モータや油圧モータとねじ機構などの回転−直線運動変換機構とを組み合わせ機構により構成することもできる。
〔実施形態3(図4)〕
実施形態3は、図4のように、ワープビーム2を支える回転軸21の位置に制動装置10および制動力緩和手段12を組み込んだ例である。図4で、制動力緩和手段12としての一方向回転伝達装置(ワンウェイクラッチ)13は、回転軸21の外径部分に挿入されており、回転軸21の逆転時に空転する。また制動装置10としての滑り軸受け41は、一方向回転伝達装置(ワンウェイクラッチ)13と織機フレーム42との間に設けられており、滑り軸受け内輪43と滑り軸受け外輪4の間の摩擦(摺動抵抗)により制動力を発生する。この場合、回転軸21の直径が大きいほど、摩擦力が上がるため、制動力は強くなる。
ワープビーム2の送り出し方向の回転(正転)時には、回転軸21と滑り軸受け内輪43とが共に回転し、滑り軸受け41によりワープビーム2に制動力が作用する。これに対して、ワープビーム2の反送り出し方向の回転(逆転)時には、回転軸21のみが回転するので、ワープビーム2に制動力は作用しない。
〔実施形態4(図5)〕
実施形態4は、実施形態1(図2)において、一方向回転伝達装置13としてワンウェイクラッチを用いる代わりに、図5のように、一対のブレーキディスク25とブレーキギヤ11との間のブレーキ軸14に、ねじりコイルばね45を介在させた例である。ねじりコイルばね45は、ブレーキ軸14の外周面に沿って巻き付けられ、一端でブレーキ軸14に固定され、他端でブレーキギヤ11のボス部分に固定されている。
ワープビーム2の送り出し方向の回転時には、ブレーキギヤ11がねじりコイルばね45をねじる方向に回転するため、ねじりコイルばね45は、ねじりきるとまたは所定の回転量にだけ回転すると、ブレーキギヤ11の回転をブレーキ軸14に伝達する。この結果、ワープビーム2の送り出し方向の回転時に、制動装置10の制動力はワープビーム2に作用する。
これに対して、ワープビーム2の反送り出し方向の回転時には、ブレーキギヤ11がねじりコイルばね45のねじりを戻す(開放)方向に回転するため、ねじりコイルばね45はその付勢力をブレーキギヤ11に作用させながら回転する。この時、ブレーキディスク25には、ブレーキギヤ11の回転が伝達されないため、制動装置10の制動力はワープビーム2に付与されない。なお、逆転時の回転量を、制動力を超えない程度(逆回転にブレーキディスク25が回転しない程度)とするか、または制動力を超えない程度すなわち逆転量に対応した十分なねじり量を持つように、ねじりコイルばね45のばね定数を決定する。
〔実施形態5(図6および図7)〕
実施形態5は、実施形態4(図5)において、ねじりコイルばね45を用いる代わりに図6および図7のように、圧縮コイルばね46、ブレーキ側連結部材47およびギヤ側連結部材48を用いた例である。ブレーキ側連結部材47はブレーキ軸14に固定されており、ギヤ側連結部材48はブレーキギヤ11に固定されている。またブレーキ側連結部材47とギヤ側連結部材48とは、圧縮コイルばね46を介して互いに連結されている。
ワープビーム2の正転には、ブレーキギヤ11は圧縮コイルばね46を圧縮する方向に回転する。ブレーキギヤ11が回転し、圧縮コイルばね46が圧縮しきると、または圧縮コイルばね46の圧縮力が制動装置10の制動力相当の圧縮量になると、ブレーキディスク25にブレーキギヤ11の回転が伝達され、ワープビーム2に制動装置10の制動力が作用する。
ワープビーム2の逆転時には、ブレーキギヤ11は、圧縮コイルばね46を解放する方向に回転する。これによって圧縮コイルばね46はブレーキギヤ11に付勢力を作用しながら回転する。この時、ブレーキディスク25には、ブレーキギヤ11の回転が伝達されないため、制動装置10の制動力はブレーキギヤ11に付与されない。なお逆転時の回転量を制動力を超えない程度(逆回転にブレーキディスク25が回転しない程度)とするか、制動力を超えない程度にすなわち逆転量に対応した十分なねじり量を持つように圧縮コイルばね46のばね定数を決定する。
〔実施形態6(図8)〕
実施形態6は、実施形態1(図2)において、一方向回転伝達装置13としてのワンウェイクラッチを用いる代わりに、図8のように、一対のブレーキディスク25の間に挟まれているブレーキ円板23を所定の範囲で回転できるようにする例である。図8で、ブレーキ円板23は、円周方向の長孔による取り付け孔49によって支柱20に挿入され、支持されているため、取り付け孔49としての長孔の範囲でのみ一対のブレーキディスク25とともに回転できるようになっている。
ワープビーム2の正転時には、ブレーキ軸14が回転することによって、一対のブレーキディスク25およびこれらに挟まれているブレーキ円板23が共回りするが、ブレーキ円板23の取り付け孔49つまり長孔の一端が支柱20に当たると、ブレーキ円板23は停止し、これに対し一対のブレーキディスク25が摩擦力を作用させながら回転するため、制動装置10は、その制動力をワープビーム2に作用させる。
ワープビーム2の逆転時には、ブレーキ軸14が回転させられるが、一対のブレーキディスク25およびこれらに挟まれているブレーキ円板23が共回りし、ブレーキ円板23の取り付け孔49つまり長孔の他端が支柱20に当たると、ブレーキ円板23は停止する。このように、ブレーキ円板23の取り付け孔(長孔)49と支柱20とが当接するまで、制動装置10は、制動力が作用させない。なお、ワープビーム2の逆転時の回転量は、ブレーキ円板23の取り付け孔49が支柱20に当たるまで(逆回転に制動力を作用させない程度)とし、それ以上は逆転させないものとする。電動式の駆動装置3では専用モータ32により何度も逆転させる場合があるため、駆動装置3での逆転量を制限したり、取付け孔49の形成範囲を広くすることで適用される。
〔ウォーム歯車(ウォームギヤ)機構による送り出し駆動の説明〕
前記のように、ワープビーム2の送り出し方向の回転(正転)駆動は、経糸張力Tに抗する制動力を作用させるために、負荷方向と回転方向とが同一となる経糸張力Tに対する制動緩め駆動となる。このため、一般にこの送り出し駆動にウォームギヤが多く使用されている。ウォームギヤ(ウォーム34およびウォームホイールのワープビームギヤ35)は経糸9の送り出し時にワープビーム2が空回りしないように常にワープビーム2に制動力を付与している。ワープビーム2の正転時での駆動装置3に必要なトルクは、このウォームギヤ(ウォーム34およびウォームホイールのワープビームギヤ35)による制動力の大きさすなわち経糸張力Tの大きさに左右される。
一般にウォームギヤを用いた送出の場合、ウォームギヤに接続された専用モータ32の経糸張力Tに対する正転時の必要モータトルクTFと逆転時の必要なモータトルクTRはTF<TRの関係になる。また、それらの比TR/TF=3〜4(進み角10°以下の場合)である。これは、制動装置10がなくとも逆転時のモータトルクTRは正転時の3〜4倍必要とすることを示しており、逆転時の必要なモータトルクTRを減らすことが課題になる。
従来は、逆転時のモータトルクTRを稼ぐため専用モータ32の減速比を大きくしているが、弊害として減速比が大きいと、ワープビーム2の最高回転数が低くなり、粗密度製織に対応できない。また粗密度に対応させようとすると、高い経糸張力Tに対応できなくなる。また、ワープビーム2の外径が大きい時や、経糸張力Tが高い時は、ワープビーム2の駆動装置3の必要トルクが大きくなるが、上記のウォームギヤを用いた織機の経糸送り出し装置1に制動装置10を設けた場合、ワープビーム2の正転時には、ウォームギヤ制動力が制動装置10の制動力(以下、ワープビーム制動力という。)によって、一部負担されるため、ワープビーム2の正転時での駆動装置3の必要トルクは、(経糸張力T)−(ワープビーム制動力B)に対応したトルクになる。
しかし、ワープビーム2の逆転時には、正転時とは逆に(経糸張力T)+(ワープビーム制動力B)に打ち勝つトルクによりワープビーム2を回転させなければならない。よってワープビーム2の逆転時の必要トルクは、(経糸張力T)+(ワープビーム制動力B)に対応したトルクになる。このため駆動装置3の容量選定はワープビーム2の逆転時の必要トルクで決定されることになり、本来必要十分なトルクすなわちワープビーム2の正転時の必要トルクに対し大きな容量の専用モータ32を選定しなくてはならなくなる。またこのために本来のトルクが生かせずに、許容経糸張力や打ち込み密度範囲(1インチあたりの緯入れ本数であり、小さい(粗い)ほどワープビームを速く回転させる必要がある。)等の使用条件範囲が制限されてしまう。
本発明制動置10は送り出し全期間に渡って制動を作用させてもよいし、製織中に製織条件を変更する織機において、織段が発生しやすい、またはワープビーム2が振動しやすい製織条件でのみ制動装置10によって制動を作用させてもよい。さらに伝達装置5に対して制動装置10による制を作用させてもよい
織機の経糸送り出し装置1の側面図である。 実施形態1による織機の経糸送り出し装置1の要部の断面図である。 実施形態2による織機の経糸送り出し装置1の要部の断面図である。 実施形態3による織機の経糸送り出し装置1の要部の模型的な説明図である。 実施形態4による織機の経糸送り出し装置1の要部の模型的な説明図である。 実施形態5による織機の経糸送り出し装置1の要部の模型的な説明図である。 図6でのAの矢印方向から見た要部の説明図である。 実施形態6による織機の経糸送り出し装置1の要部(ブレーキ円板23)の模型的な説明図である。
符号の説明
1 織機の経糸送り出し装置
2 ワープビーム
3 駆動装置
4 駆動源
5 伝達装置
10 制動装置
11 ブレーキギヤ
12 制動力緩和手段
13 一方向回転伝達装置
14 ブレーキ軸
21 回転軸
23 ブレーキ円板
25 ブレーキディスク
27 ブレーキばね
31 アクチュエータ
32 専用モータ
33 駆動シャフト
34 ウオーム
35 ワープビームギヤ
45 ねじりコイルばね
46 圧縮りコイルばね
47 取り付け孔
50 ギヤ
51 ギヤ
52 回転軸

Claims (3)

  1. 織機モータとは独立した回転の駆動源(4)としての専用モータ(32)と専用モータ(32)の回転をワープビーム(2)に伝達する伝達装置(5)とからなる駆動装置(3)を備え、
    前記伝達装置(5)は、専用モータ(32)の出力軸に連結されているウォーム(34)と、このウォーム(34)に噛み合いウォーム(34)の回転をワープビーム(2)に伝達するウォームホイール(50)とを含み、
    前記駆動装置(3)は経糸張力に抗する制動力をウォーム(34)とウォームホイール(50)による逆止め機能によりワープビーム(2)に作用させつつ、経糸の張力に応じて専用モータ(32)によりウォーム(34)を回転させてワープビーム(2)を送り出し方向に回転させ、経糸を所定の張力のもとに送り出す織機の経糸送り出し装置(1)において、
    前記駆動装置(3)の制動力とは別に、ウォームホイール(50)の回転によって回転させられる部材に制動力を作用させることによりワープビーム(2)に制動力を作用させる制動装置(10)を設けたことを特徴とする織機の経糸送り出し装置(1)。
  2. 前記経糸送り出し装置(1)は反送り出し方向にも回転可能であって、ワープビーム(2)の反送り出し方向の回転時に制動装置(10)の制動力を緩和させる制動力緩和手段(12)を制動装置(10)に設けたことを特徴とする請求項1記載の織機の経糸送り出し装置(1)。
  3. 制動力緩和手段(12)をブレーキ軸(14)と一体のブレーキ円板(23)に対するブレーキディスク(25)の接圧力を減少させるアクチュエータ(31)によって構成することを特徴とする請求項2記載の織機の経糸送り出し装置(1)。
JP2004214796A 2004-07-22 2004-07-22 織機の経糸送り出し装置 Expired - Lifetime JP4663266B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004214796A JP4663266B2 (ja) 2004-07-22 2004-07-22 織機の経糸送り出し装置
CN200510064506XA CN1724735B (zh) 2004-07-22 2005-04-11 织机的送经装置
KR1020050050561A KR20060048337A (ko) 2004-07-22 2005-06-13 직기의 날실 송출 장치
US11/175,309 US20060016504A1 (en) 2004-07-22 2005-07-07 Warp let-off device for loom

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004214796A JP4663266B2 (ja) 2004-07-22 2004-07-22 織機の経糸送り出し装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009252868A Division JP4851576B2 (ja) 2009-11-04 2009-11-04 織機の経糸送り出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006037246A JP2006037246A (ja) 2006-02-09
JP4663266B2 true JP4663266B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=35655867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004214796A Expired - Lifetime JP4663266B2 (ja) 2004-07-22 2004-07-22 織機の経糸送り出し装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060016504A1 (ja)
JP (1) JP4663266B2 (ja)
KR (1) KR20060048337A (ja)
CN (1) CN1724735B (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080135123A1 (en) * 2006-12-12 2008-06-12 Sultex Ag Cloth draw-off apparatus
EP2180092B1 (de) * 2008-10-24 2012-11-21 Groz-Beckert KG Breithalter mit Klemm- und Lüftvorrichtung
KR200457562Y1 (ko) 2009-12-01 2011-12-23 김기형 직기의 경사 공급 속도 보정장치
CN102146607A (zh) * 2010-11-17 2011-08-10 江苏万工科技集团有限公司 织机经纱送出机构采样周期的自动调节装置及调节方法
CN102070046B (zh) * 2010-11-23 2012-12-05 东华大学 一种织机启动时纱线张力控制方法
CN102443947A (zh) * 2011-09-26 2012-05-09 江苏万工科技集团有限公司 一种双后梁转动联动装置
CN103510252A (zh) * 2012-06-20 2014-01-15 吴江市金真缝纫机有限公司 一种电动急纱送经机构
RU2606221C2 (ru) * 2015-02-02 2017-01-10 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Костромской государственный университет" (КГУ) Устройство для формирования трехмерной ткани
CN105227002B (zh) * 2015-10-30 2018-06-15 湖州现代纺织机械有限公司 一种织机马达停转装置
CN105226879B (zh) * 2015-10-30 2018-11-23 湖州现代纺织机械有限公司 一种织机马达刹停装置
CN105537900B (zh) * 2016-03-04 2017-12-12 郑州纺机工程技术有限公司 一种用于浆纱机自动上落经轴装置
CN106192169B (zh) * 2016-09-05 2018-08-24 江苏工程职业技术学院 一种交替产生不同立体泡绉效应的织机送经机构
CN108221145A (zh) * 2018-01-30 2018-06-29 约科布·缪勒机械制造(中国)有限公司 Vtx单向传动控制装置
CN108691075A (zh) * 2018-07-10 2018-10-23 山东日发纺织机械有限公司 主动送经装置
CN109706594B (zh) * 2019-01-15 2023-11-10 扬州市海力精密机械制造有限公司 织网机下线刹车结构
CN111826784B (zh) * 2020-06-15 2021-11-23 苏州市天翱特种织绣有限公司 一种妆花罗织造的停撬装置
CN112160102A (zh) * 2020-09-30 2021-01-01 际华三五四二纺织有限公司 一种浆纱机经轴架装置
CN115029844B (zh) * 2022-06-27 2023-01-03 浙江泰坦股份有限公司 一种喷气织机自动上经轴装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2518158A (en) * 1948-05-18 1950-08-08 Kellogg M W Co Electrical let-off
CH504558A (de) * 1970-03-02 1971-03-15 Wernli Ag Verbandstoffabrik & Kettbaumbremse
DE2062859A1 (de) * 1970-12-21 1972-06-29 Scheffel, Walter, 8832 Weissenburg Vorrichtung zum Fördern bandartiger Gebilde mittels Walzen, insbesondere an Webmaschinen
US3677305A (en) * 1971-02-19 1972-07-18 Southern Machinery Co Loom having interconnected warp let-off and cloth take-up means at back of loom
BE768521R (nl) * 1971-02-26 1971-11-03 Weefautomaten Picanol N V Meti Kettingafwinder voor
US3799210A (en) * 1971-06-19 1974-03-26 A Gardella Brake unit for the warp beam of weaving looms
US3749136A (en) * 1971-10-13 1973-07-31 D Robinson Tension control device
CH603860A5 (ja) * 1976-09-21 1978-08-31 Saurer Ag Adolph
DE2939607C2 (de) * 1979-09-29 1983-10-27 Maschinenfabrik Stromag Gmbh, 4750 Unna Regeleinrichtung für den Antrieb eines Kettablasses einer Webmaschine
US4485849A (en) * 1982-06-14 1984-12-04 Franks Bobby L Loom beam let off
US4552186A (en) * 1982-12-02 1985-11-12 Nissan Motor Co., Ltd. Warp let-off mechanism of weaving machine

Also Published As

Publication number Publication date
CN1724735B (zh) 2012-03-28
US20060016504A1 (en) 2006-01-26
CN1724735A (zh) 2006-01-25
KR20060048337A (ko) 2006-05-18
JP2006037246A (ja) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4663266B2 (ja) 織機の経糸送り出し装置
KR102267897B1 (ko) 마찰 장치를 포함한 어셈블리
JP4264139B2 (ja) 線形アクチュエータ
JP6811171B2 (ja) リニア・アクチュエータ
EP1009904B1 (en) Winding mechanism for roller blinds
JP4864582B2 (ja) トルク自動切替装置
JP4037927B2 (ja) 綾巻パッケージを巻成する繊維機械の糸巻返し装置用のパッケージ巻成フレーム負荷軽減装置
CN104074941B (zh) 安全带张紧驱动装置
KR101591262B1 (ko) 헬리컬 기어장치
KR20100084177A (ko) 전기 기계식 마찰 브레이크
WO2004027290A2 (en) A linear actuator with self-locking spindle
GB2076928A (en) Reducing gear vibration in elevator apparatus
CN207504705U (zh) 具有制动装置的升降电机
CN102308110A (zh) 传动机构
JPH09502251A (ja) モータ車両用クラッチの制御装置
FR2741929A1 (fr) Dispositif pour convertir un mouvement de rotation en un deplacement axial
JP4851576B2 (ja) 織機の経糸送り出し装置
JP2006516704A (ja) 固定装置付き緩み調整機構
JP7356985B2 (ja) リニアアクチュエータ
JPH0824939A (ja) 連続伸線機
US3598210A (en) Clutch comprising a helical spring actuator
US3095068A (en) Actuator self-adjusting as to range
KR20170000150A (ko) 완충 구조가 개선된 ars 시스템
JP2000002309A (ja) アクチュエータ
EP1746300A1 (en) Clutch structure of mechanical automatic transmission

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091104

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091117

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20091211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4663266

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3