JP4661653B2 - 文字入力装置,文字入力方法及び文字入力用プログラム - Google Patents

文字入力装置,文字入力方法及び文字入力用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置に対して文字入力を行う文字入力装置に関し、特にテンキー等の限られた数のキーを用いて文字入力を行う文字入力装置に関するものである。
従来、携帯電話端末等における文字入力には、電話番号入力用のテンキーが用いられている。図6は従来の携帯電話端末6を示す図である。
図6に示すように、テンキー7は、「0」〜「9」と「*」,「#」とのキーで構成されており、仮名文字入力を行う場合のために、「1」から順に「あ行」、「か行」、・・・、「8」に「や行」、「9」に「ら行」、「0」に「わをん」が割り当てられている。これにより、例えば「1」キーを1回打つことで「あ」が入力され、「1」キーを連続で2回打つと「い」、「1」キーを5回連続打つことで「お」が入力される。従って、「あ,か,さ、・・・、わ」を入力するにはキーを1回打ち、「お,こ,そ,・・・,ろ」を入力するには5回同じキーを打つことになる。
また、英字入力を行う場合のために、「1」に「.@/:」、「2」に「ABC」、「3」に「DEF」、・・・、「7」に「PQRS」、「8」に「TUV」、「9」に「WXYZ」が割り当てられている。これにより、「2」キーを1回打つことで「A」が入力され、「C」あるいは「F」を入力するには、3回同じキーを打つことになる。図7は、テンキーを用いた従来の文字入力方式における各キーとそれに対応する文字を示す対応表である。
この従来の文字入力方式における仮名文字入力に関しては、利用者に広く知られており、多くの利用者は、キーの位置とそれに対応する仮名文字を記憶し、キーを目視すること無く迅速に仮名文字入力を行っている。しかし、英字入力に関しては、利用する機会が少ないため、利用者は、キーを目視しアルファベットを探しながら入力を行っている場合が多く、英字入力に手間がかかっているという不都合があった。
この不都合に対する解決策として考えられるもので、ローマ字変換テーブルを用いて平仮名入力をローマ字に変換する文書処理装置が特許文献1で開示されている。
特開平8‐110905号公報
しかしながら、特許文献1に示す文書処理装置は、仮名文字をローマ字綴りに変換する装置であり、本来の英字綴りの文字入力には対応できない。例えば、「STAR」を英字入力したい場合、「TA」の部分を「た」の入力で対応できたとしても「S,R」に対応する仮名文字が無いために、「STAR」を入力することができない。よって、特許文献1に示す文書処理装置では、英字入力に関する不都合が解決できていないことになる。
そこで、本発明は、上記従来技術の不都合を改善し、利用者がキーを目視すること無く迅速に英字入力を実行できる文字入力装置,文字入力方法及び文字入力用プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の文字入力装置は、「0」〜「9」キーと「*」,「#」キーとからなるテンキーを備え、仮名文字入力のためにテンキーの各キーに対して「あ行」〜「ら行」、「わをん」を割り当てて設定している文字入力装置であり、英字コードをテンキーの各キーに対応付けて格納している英字対応テーブルと、キーの押下を検知するキー押下検知手段と、英字対応テーブルを参照し押下が検知されたキーに応じて英字コードを選出する英字選出手段とを備え、当該英字対応テーブルが、英字コードをこの各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて「あ行」キーから「わをん」キーに割り当てて格納していることを特徴とする(請求項1乃至3)。
このような文字入力装置によれば、従来の仮名文字入力のキー配置に対して英字コードをこの各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて割り当てている英字対応テーブルから、押下されたキーに応じて英字コードが選出される。これにより、既に仮名文字入力のキー配置を把握している多くの利用者は、入力したい英字の日本語読みを基に押下するべきキーを認識するので、対応するキーを探すことなく迅速に英字入力を実行することができる。
また、上記の文字入力装置は、「大/小文字変換」キーを備えると共に、上述したキー押下検知手段が「大/小文字変換」キーの押下を検知する機能を有し、キー押下検知手段が「大/小文字変換」キーの押下を検知した場合に英字選出手段に選出された英字コードを大文字又は小文字に変換する大/小文字変換手段を備えてもよい(請求項2)。
このようにすると、一つのキーに大文字と小文字の両方を示す英字コードを割り当てる必要がなく、大文字又は小文字のいずれかを割り当てておき、「大/小文字変換」キー押下で変換すればよい。従って、キーの押下回数を少なくし、利用者の労力を減少させることができる。
さらに、上記の文字入力装置において、英字対応テーブルは、「あ行」キーに「A(エー)」,「E(イー)」,「F(エフ)」,「H(エイチ)」,「I(アイ)」,「L(エル)」,「M(エム)」,「N(エヌ)」,「O(オー)」,「R(アール)」,「S(エス)」,「X(エックス)」,「@(アット)」を割り当てると共に、「か行」キーに「K(ケー)」,「Q(キュー)」,「,(カンマ)」,「:(コロン)」を割り当て、「さ行」キーに「C(シー)」,「G(ジー)」,「J(ジェイ)」,「Z(ゼット)」,「/(スラッシュ)」,「;(セミコロン)」を割り当て、「た行」キーに「D(ディー)」,「T(ティー)」,「W(ダブリュ)」,「.(ドット)」を割り当て、「は行」キーに「B(ビー)」,「P(ピー)」,「V(ブイ)」,「‐(ハイフン)」,「+(プラス)」を割り当て、「ま行」キーに「−(マイナス)」、「や行」キーに「U(ユー)」、「わをん」キーに「Y(ワイ)」を割り当てて格納している(請求項3)。
このようにすると、既に仮名文字入力のキー配置を把握している多くの利用者は、迅速に英字入力を実行することができる。
次に、本発明の文字入力方法は、仮名文字入力のために「0」〜「9」キーと「*」,「#」キーとの各キーに「あ行」〜「ら行」、「わをん」を割り当てて設定されているテンキーを用いた文字入力方法であり、キーの押下を検知するキー押下検知工程と、英字コードをテンキーの各キーに対応付けて格納している英字対応テーブルを参照しキー押下検知工程で押下を検知されたキーに応じて英字コードを選出する英字コード選出工程とを設け、当該英字対応テーブルは、英字コードをこの各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて「あ行」キーから「わをん」キーに割り当てて格納していることを特徴とする(請求項4乃至5)。
このような文字入力方法によれば、従来の仮名文字入力のキー配置に対して、英字が各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて割り当てられている。これにより、既に仮名文字入力のキー配置を把握している多くの利用者は、迅速に英字入力を実行することができる。
また、上記の文字入力方法は、上述した英字コード選出工程の後に、「大/小文字変換」キーとして設定されたキーの押下を検知する変換キー押下検知工程と、この「大/小文字変換」キーの押下が検知された場合に英字コード選出工程で選出された英字コードを大文字又は小文字に変換する大/小文字変換工程とを設けてもよい(請求項5)。
このようにすると、一つのキーに大文字と小文字の両方を示す英字コードを割り当てる必要がなく、大文字又は小文字のいずれかを割り当てておけばよい。従って、キーの押下回数を少なくし、利用者の労力を減少させることができる。
次に、本発明の文字入力用プログラムは、仮名文字入力のために「0」〜「9」キーと「*」,「#」キーとの各キーに「あ行」〜「ら行」、「わをん」を割り当てて設定されているテンキーを備えた情報処理装置の動作を制御するコンピュータに、押下されたキーに対応したキー信号を入力するキー信号入力処理と、英字コードをテンキーの各キーに対応付けて格納している英字対応テーブルを参照し当該キー信号が示すキーに応じて英字コードを選出する英字選出処理を実行させることを特徴とし、当該英字対応テーブルが、英字コードをこの各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて「あ行」キーから「わをん」キーに割り当てて格納していることを特徴とする(請求項6乃至7)。
このような文字入力用プログラムによれば、従来の仮名文字入力のキー配置に対して英字コードがこの各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて割り当てられている英字対応テーブルを参照し、押下されたキーに応じて英字コードが選出される。これにより、既に仮名文字入力のキー配置を把握している多くの利用者は、迅速に英字入力を実行することができる。
また、上記の文字入力用プログラムは、「大/小文字変換」キーとして設定されたキーに対応したキー信号を入力する変換キー信号入力処理と、この「大/小文字変換」キー信号を入力した場合に、上述した英字選出処理で選出された英字コードを大文字又は小文字に変換する大/小文字変換処理とをコンピュータに実行させてもよい(請求項7)。
このようにすると、一つのキーに大文字と小文字の両方を示す英字コードを割り当てる必要がなく、大文字又は小文字のいずれかを割り当てておけばよい。従って、キーの押下回数を少なくし、利用者の労力減少させることができる。
本発明は以上のように構成され機能するため、これにより、既に従来からの仮名文字入力のキー配置を把握している多くの利用者は、入力したい英字の日本語読みを基に押下するべきキーを認識し、キーを目視すること無く迅速に英字入力を実行することができる。
以下、本発明における一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1の外観を示す図である。
図1に示すように、携帯電話端末1は、複数のキーからなるテンキー2と、文字や画像を画面に表示する表示部3を備えている。
図2は、図1に示すテンキー2を抜き出して示す図である。図2に示すとおり、テンキー2は、キー21〜32で構成されており、携帯電話端末1は、これらキー21〜32が押下されることで数字や文字を表示部3に表示するように構成されている。
携帯電話端末1における電話番号入力等の番号入力に関しては、従来の携帯電話端末と同様に、キー21を押下すると「1」が入力されるように設定されており、同様に、キー22に「2」、キー23に「3」、キー24に「4」、キー25に「5」、キー26に「6」、キー27に「7」、キー28に「8」、キー29に「9」、キー30に「*」、キー31に「0」、キー32に「#」が割り当てられて設定されている。
また、仮名文字入力に関しても、従来の携帯電話端末と同様に、キー21を押下すると「あ行」が入力されるように設定されており、同様に、キー22に「か行」、キー23に「さ行」、キー24に「た行」、キー25に「な行」、キー26に「は行」、キー27に「ま行」、キー28に「や行」、キー29に「ら行」、キー30に「゛゜」、キー31に「わをん」、キー32に「改行」が割り当てられて設定されている。
図3は、本実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1の内部構成を示すブロック図である。図3は、本実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1における英字入力に関しての内部構成を示している。
図3に示すとおり、携帯電話端末1は、上記で説明したテンキー2と、テンキー2におけるキー21〜32のうち押下されたキーを検知するキー押下検知手段11と、押下されたキーに応じて英字対応テーブル13から英字コードを選出する英字選出手段12と、英字コードをテンキー2におけるキー21〜32に対応付けて格納している英字対応テーブル13と、英字選出手段12によって選出された英字コードを大文字又は小文字に変換する大/小文字変換手段14と、英字選出手段12によって選出された英字コード、又は、大/小文字変換手段14によって変換された英字コードに対応する英字を画面に表示する表示部3とを備えている。
キー押下検知手段11は、テンキー2におけるキー21〜32の押下により生成されるキー信号を検知し、このキー信号を英字選出手段12及び大/小文字変換手段14へ送出する機能を有している。英字選出手段12は、キー信号を入力し、このキー信号が示すキーに応じて英字対応テーブル13で特定される英字コードを選出する機能を有している。
英字対応テーブル13は、英字コードをこの英字コードが示す各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて「あ行」キーであるキー21から「わをん」キーであるキー31に割り当てて格納している。ここで、英字対応テーブル13を図4に示す。
図4は、英字対応テーブル13が、英字コードをそのアルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に基づいてキー21からキー31に割り当てており、それらキーの連続押下回数によって英字コードを特定することを示している。
例えば、日本語読みの頭文字があ行の英字「A(エー)」,「E(イー)」,「F(エフ)」,「H(エイチ)」,「I(アイ)」,「L(エル)」,「m(エム)」,「N(エヌ)」,「O(オー)」,「R(アール)」,「S(エス)」,「X(エックス)」,「@(アット)」,「1」が「あ行」キーであるキー21に割り当てられており、キー21が1回押下されると「A」、その後連続で2回目が押下されると「E」というようにキー21の連続押下回数によって「A」〜「1」の順に特定される。そして、キー21の連続押下15回目には再び「A」、16回目には「E」というようにキー21が連続して押下される限り、「A」〜「1」の順で繰り返し特定される。
同様にして、「か行」キーであるキー22には、「K(ケー)」,「Q(キュー)」,「,(カンマ)」,「:(コロン)」,「2」を繰り返し特定するように割り当てており、「さ行」キーであるキー23には、「C(シー)」,「G(ジー)」,「J(ジェイ)」,「Z(ゼット)」,「/(スラッシュ)」,「;(セミコロン)」,「3」を、「た行」キーであるキー24には、「D(ディー)」,「T(ティー)」,「W(ダブリュー)」,「.(ドット)」,「4」を、「な行」キーであるキー25には、「5」を、「は行」キーであるキー26には、「B(ビー)」,「P(ピー)」,「V(ブイ)」,「‐(ハイフン)」,「+(プラス)」,「6」を、「ま行」キーであるキー27には、「−(マイナス)」,「7」を、「や行」キーであるキー28には、「U(ユー)」,「8」を、「ら行」キーには、「9」を、「わをん」キーであるキー31には、「Y(ワイ)」,「0」を割り当てている。
大/小文字変換手段14は、キー押下検知手段11から入力したキー信号が予め設定した「大/小文字変換」キーを示す場合に、英字選出手段12によって選出された英字コードを大文字又は小文字に変換する機能を有している。この「大/小文字変換」キーとしては、図1に示すテンキー2以外のキーに割り当てて設定する。
具体的には、キー21の1回押下で特定された「A」が、その後「大/小文字変換」キーの押下によって「A」から「a」に変換される。また、その後に再度「大/小文字変換」キーが押下されると「a」から「A」に変換される。このように「大/小文字変換」キーが連続して押下される限り、「A」〜「a」の変換が繰り返し実行される。
表示部3は、英字選出手段12によって選出された英字コードを入力し、この英字コードに対応する英字を画面に表示すると共に、大/小文字変換手段14によって変換された英字コードに対応する英字を画面に表示する機能を有している。
次に、本実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1における動作を説明する。ここで、本発明にかかる文字入力方法についても、同時に説明する。
図5は、本実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1の文字入力処理動作を示すフローチャートである。
まず、キー押下検知手段11によってテンキー2におけるキー21〜32の押下により生成されるキー信号が検知され、このキー信号が英字選出手段12に入力される(図5:ステップS51,キー押下検知工程)。
入力されたキー信号が示すキーに応じた英字コードが英字選出手段12によって英字対応テーブル13から選出され(図5:ステップS52,英字コード選出工程)、この選出された英字コードに対応する英字が画面に表示される(図5:ステップS53)。
続いて、キーの押下がある場合、キー信号が検知され、このキー信号が英字選出手段12及び大/小文字変換手段14に入力される(図5:ステップS55,キー押下検知工程)。キーの押下がない場合は、文字入力処理動作は終了する(図5:ステップS54のノー)。
入力されたキー信号が「大/小文字変換」キーとして設定されたキーを示す場合は(図5:ステップS56のイエス,変換キー押下検知工程)、先程選出され画面に表示された英字コードを大文字又は小文字に変換し(図5:ステップS57,大/小文字変換工程)、画面に表示する。入力されたキー信号が「大/小文字変換」キー以外のテンキー2のいずれかを示す場合は(図5:ステップS56のノー)、このキー信号が示すキーに応じた英字コードが英字選出手段12によって英字対応テーブル13から選出され、この選出された英字コードに対応する英字が画面に表示される。
ここで、上述したキー押下検知工程,英字コード選出工程,変換キー押下検知工程,大/小文字変換工程についてはその内容をプログラム化しコンピュータにキー信号入力処理,英字選出処理,変換キー信号入力処理,大/小文字変換処理として実行させるように構成してもよい。
次に、本実施形態の文字入力装置を使用した英字入力について具体的に説明する。
本実施形態において「Tokkyo」と入力する場合、「T」:「4」キー押下2回、「o」:「1」キー押下9回、「大/小文字変換」キー押下、「k」:「2」キー押下、「大/小文字変換」キー押下、カーソルキー右押下、「k」:「2」キー押下、「大/小文字変換」キー押下、「y」:「0」キー押下、「大/小文字変換」キー押下、「o」:「1」キー押下9回、「大/小文字変換」キー押下という手順となる。
次に、本実施形態の文字入力装置を使用した場合の文字入力の所要時間を従来の場合と比較して説明する。
従来の文字入力において、利用者がアルファベットに対応したキーを捜すまでの時間を2秒、キーを押下する操作に要する時間を0.2秒、カーソルキーを押下する操作に要する時間0.5秒と仮定し、本実施形態での文字入力において、利用者は、アルファベットと仮名の対応関係からキーの位置を認識できるので、アルファベットに対応したキーを捜すまでの時間を0.5秒とし、キーを押下する操作に要する時間を0.2秒、カーソルキーを押下する操作に要する時間0.5秒と仮定する。
このような仮定に基づいて、「TOKKYO」という文字列を入力する場合の所要時間を計算すると、従来では、「T」:(キーを捜すまで2秒)+(「8」キー押下0.2秒)=2.2秒,「O」:(キーを捜すまで2秒)+(「6」キー押下0.2秒×3)=2.6秒,「K」:(キーを捜すまで2秒)+(「5」キー押下0.2秒×2)=2.4秒,カーソルキー右押下0.5秒,「K」:(キーを捜すまで2秒)+(「5」キー押下0.2秒×2)=2.4秒,「Y」:(キーを捜すまで2秒)+(「9」キー押下0.2秒×3)=2.6秒,「O」:(キーを捜すまで2秒)+(「6」キー押下0.2秒×3)=2.6秒の合計15.3秒となる。
一方、本実施形態では、「T」:(キーを捜すまで0.5秒)+(「4」キー押下0.2秒×2)=0.9秒,「O」:(キーを捜すまで0.5秒)+(「1」キー押下0.2秒×9)=2.3秒,「K」:(キーを捜すまで0.5秒)+(「2」キー押下0.2秒)=0.7秒,カーソルキー右押下0.5秒,「K」:(キーを捜すまで0.5秒)+(「2」キー押下0.2秒)=0.7秒,「Y」:(キーを捜すまで0.5秒)+(「0」キー押下0.2秒)=0.7秒,「O」:(キーを捜すまで0.5秒)+(「1」キー押下0.2秒×9)=2.3秒の合計8.1秒の所要時間となる。この仮定によれば、本実施形態においては、従来の53%の入力操作時間で文字入力が可能となる。
以上のように本実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1によれば、入力する英字コードをキーに対応付けて格納している英字対応テーブル13において、英字コードが各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて「あ行」キーであるキー21から「わをん」キーであるキー31に割り当られているので、既に仮名入力にためのキー配置を把握している利用者にとっては、この英字入力のためのキーの配置を把握しやすく、迅速な英字入力が可能となる。
ここで、本実施形態は、携帯電話端末に適用した文字入力装置について示しているが、これに限らず、ノートパソコン,固定式電話機,PDA,電子手帳,電子辞書等の小型で装備するキーの数が限定される情報処理装置、若しくはテンキーを備えた情報処理装置に適用してもよい。
また、本実施形態では、仮名文字入力に関して、キー21に「あ行」、キー22に「か行」、・・・、キー31に「わをん」、キー32に「改行」が割り当てられて設定されているが、本発明は、これに限らず、「あ行」,「か行」,〜,「わをん」がどのキーに割り当てられている場合でも、その「あ行」,「か行」,〜,「わをん」のキーに対して英字をこの日本語読みに応じて割り当てる。例えば、「は行」と「ま行」がある1つのキーに割り当てられたとする場合、その1つのキーに「B(ビー)」,「P(ピー)」,「V(ブイ)」,「‐(ハイフン)」,「+(プラス)」,「−(マイナス)」を割り当てればよい。これにより、利用者は、入力したい英字の日本語読みを基に押下するべきキーを認識することができる。
本発明における一実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1の外観を示す図である。 図1に示す実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1におけるテンキー2を抜き出して示す図である。 図1に示す実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1の内部構成を示すブロック図である。 図1に示す実施形態の文字入力装置における英字テーブル13を示す図である。 図1に示す実施形態の文字入力装置を適用した携帯電話端末1の文字入力処理動作を示すフローチャートである。 従来の携帯電話端末6の外観を示す図である。 従来の文字入力方式における各キーとそれに対応する文字を示す対応表である。
符号の説明
1 携帯電話端末
2 テンキー
3 表示部
21〜32 キー
11 キー押下検知手段
12 英字選出手段
13 英字対応テーブル
14 大/小文字変換手段

Claims (7)

  1. 「0」〜「9」キーと「*」,「#」キーとからなるテンキーを備え、仮名文字入力のために前記テンキーの各キーに対して「あ行」〜「ら行」、「わをん」を割り当てて設定している文字入力装置において、
    英字コードを前記テンキーの各キーに対応付けて格納している英字対応テーブルと、前記キーの押下を検知するキー押下検知手段と、前記英字対応テーブルを参照し前記押下が検知されたキーに応じて英字コードを選出する英字選出手段とを備え、
    前記英字対応テーブルは、前記英字コードをこの各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて「あ行」キーから「わをん」キーに割り当てて格納していることを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記請求項1に記載の文字入力装置において、
    「大/小文字変換」キーを備えると共に、前記キー押下検知手段が、「大/小文字変換」キーの押下を検知する機能を有し、前記キー押下検知手段が「大/小文字変換」キーの押下を検知した場合に前記英字選出手段に選出された英字コードを大文字又は小文字に変換する大/小文字変換手段を備えたことを特徴とする文字入力装置。
  3. 前記請求項1又は2に記載の文字入力装置において、
    前記英字対応テーブルは、「あ行」キーに「A(エー)」,「E(イー)」,「F(エフ)」,「H(エイチ)」,「I(アイ)」,「L(エル)」,「M(エム)」,「N(エヌ)」,「O(オー)」,「R(アール)」,「S(エス)」,「X(エックス)」,「@(アット)」を割り当てると共に、
    「か行」キーに「K(ケー)」,「Q(キュー)」,「,(カンマ)」,「:(コロン)」を割り当て、
    「さ行」キーに「C(シー)」,「G(ジー)」,「J(ジェイ)」,「Z(ゼット)」,「/(スラッシュ)」,「;(セミコロン)」を割り当て、
    「た行」キーに「D(ディー)」,「T(ティー)」,「W(ダブリュ)」,「.(ドット)」を割り当て、
    「は行」キーに「B(ビー)」,「P(ピー)」,「V(ブイ)」,「‐(ハイフン)」,「+(プラス)」を割り当て、
    「ま行」キーに「−(マイナス)」、「や行」キーに「U(ユー)」、「わをん」キーに「Y(ワイ)」を割り当てて格納していることを特徴とする文字入力装置。
  4. 仮名文字入力のために「0」〜「9」キーと「*」,「#」キーとの各キーに「あ行」〜「ら行」、「わをん」を割り当てて設定されているテンキーを用いた文字入力方法において、
    前記キーの押下を検知するキー押下検知工程と、
    英字コードを前記テンキーの各キーに対応付けて格納している英字対応テーブルを参照し前記キー押下検知工程で押下を検知されたキーに応じて英字コードを選出する英字コード選出工程とを設け、
    前記英字対応テーブルは、前記英字コードをこの各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて「あ行」キーから「わをん」キーに割り当てて格納していることを特徴とする文字入力方法。
  5. 前記請求項4に記載の文字入力方法において、
    前記英字コード選出工程後に、「大/小文字変換」キーとして設定されたキーの押下を検知する変換キー押下検知工程と、この「大/小文字変換」キーの押下が検知された場合に前記コード選出工程で選出された英字コードを大文字又は小文字に変換する大/小文字変換工程とを設けたことを特徴とする文字入力方法。
  6. 仮名文字入力のために「0」〜「9」キーと「*」,「#」キーとの各キーに「あ行」〜「ら行」、「わをん」を割り当てて設定されているテンキーを備えた情報処理装置の動作を制御するコンピュータに、
    押下されたキーに対応したキー信号を入力するキー信号入力処理と、英字コードを前記テンキーの各キーに対応付けて格納している前記英字対応テーブルを参照し当該キー信号が示すキーに応じて英字コードを選出する英字選出処理とを実行させることを特徴とし、
    前記英字対応テーブルは、前記英字コードをこの各アルファベット及び記号の日本語読みの頭文字に応じて「あ行」キーから「わをん」キーに割り当てて格納していることを特徴とする文字入力用プログラム。
  7. 前記請求項6に記載の文字入力用プログラムにおいて、
    「大/小文字変換」キーとして設定されたキーに対応したキー信号を入力する変換キー信号入力処理と、この「大/小文字変換」キー信号を入力した場合に前記英字選出処理で選出された英字コードを大文字又は小文字に変換する大/小文字変換処理とを前記コンピュータに実行させることを特徴とする文字入力用プログラム。
JP2006084619A 2006-03-27 2006-03-27 文字入力装置,文字入力方法及び文字入力用プログラム Expired - Fee Related JP4661653B2 (ja)

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