JP4661324B2 - デジタルアナログ回路とデータドライバ及び表示装置 - Google Patents

デジタルアナログ回路とデータドライバ及び表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、デジタルアナログ回路とデータドライバ及びそれを用いた表示装置に関する。
近時、表示装置は、薄型、軽量、低消費電力を特徴とする液晶表示装置(LCD)が幅広く普及し、携帯電話機(モバイルフォン、セルラフォン)やPDA(パーソナルデジタルアシスタント)、ノートPC等のモバイル機器の表示部に多く利用されてきた。しかし最近では液晶表示装置の大画面化や動画対応の技術も高まり、モバイル用途だけでなく据置型の大画面表示装置や大画面液晶テレビも実現可能になってきている。これらの液晶表示装置としては、高精細表示が可能なアクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置が利用されている。はじめに、図17を参照して、アクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置の典型的な構成について概説しておく。なお、図17には、液晶表示部の1画素に接続される主要な構成が、等価回路によって模式的に示されている。
一般に、アクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置の表示部960は、透明な画素電極964及び薄膜トランジスタ(TFT)963をマトリックス状に配置した半導体基板(例えばカラーSXGAパネルの場合、1280×3画素列×1024画素行)と、面全体に1つの透明な電極966を形成した対向基板と、これら2枚の基板を対向させて間に液晶を封入した構造からなる。
スイッチング機能を持つTFT963のオン・オフを走査信号により制御し、TFT963がオンとなるときに、映像データ信号に対応した階調信号電圧が画素電極964に印加され、各画素電極964と対向基板電極966との間の電位差により液晶の透過率が変化し、TFT963がオフとされた後も該電位差を液晶容量965で一定期間保持することで画像を表示するものである。
半導体基板上には、各画素電極964へ印加する複数のレベル電圧(階調信号電圧)を送るデータ線962と、走査信号を送る走査線961とが格子状に配線され(上記カラーSXGAパネルの場合、データ線は1280×3本、走査線は1024本)、走査線961及びデータ線962は、互いの交差部に生じる容量や対向基板電極との間に挟まれる液晶容量等により、大きな容量性負荷となっている。
なお、走査信号はゲートドライバ970より走査線961に供給され、また各画素電極964への階調信号電圧の供給はデータドライバ980よりデータ線962を介して行われる。またゲートドライバ970及びデータドライバ980は表示コントローラー940で制御され、それぞれ必要なクロックCLK、制御信号、電源電圧等が表示コントローラー940より供給され、映像データはデータドライバ980に供給される。なお現在では、映像データはデジタルデータが主流となっている。
1画面分のデータの書き換えは、1フレーム期間(1/60・秒)で行われ、各走査線で1画素行毎(ライン毎)、順次、選択され、選択期間内に、各データ線より階調信号電圧が供給される。
なお、ゲートドライバ970は、少なくとも2値の走査信号を供給すればよいのに対し、データドライバ980は、データ線を階調数に応じた多値レベルの階調信号電圧で駆動することが必要とされる。このため、データドライバ980は、映像データを階調信号電圧に変換するデコーダと、その階調信号電圧をデータ線962に増幅出力する演算増幅器よりなるデジタルアナログ変換回路(DAC)を備えている。
また、近時、液晶表示装置において、高画質化(多色化)が進み、少なくとも26万色(RGB各6ビット映像データ)、さらには2680万色(RGB各8ビット映像データ)以上の需要が高まっている。
このため、多ビット映像データに対応した階調信号電圧を出力するデータドライバは、DACの回路規模が増加し、それによりデータドライバLSIのチップ面積が増加し、コスト高を招く要因となってきている。この問題について、以下に詳しく説明する。
図18は、図17のデータドライバ980の一般的な構成例を示した図であり、データドライバ980の要部をブロックにて示したものである。図18を参照すると、データドライバ980は、ラッチアドレスセレクタ981と、ラッチ982と、階調電圧発生回路983と、デコーダ984と、バッファ回路985を含んで構成される。
ラッチアドレスセレクタ981は、クロック信号CLKに基づき、データラッチのタイミングを決定する。ラッチ982は、ラッチアドレスセレクタ981で決定されたタイミングに基づいて、映像デジタルデータをラッチし、STB信号(ストローブ信号)に応じて、一斉に、各デコーダ984にデータを出力する。階調電圧発生回路983は、映像データに対応した階調数の階調電圧を生成する。デコーダ984は、入力されたデータに対応した階調電圧を1つ選択して出力する。バッファ回路985は、デコーダ984から出力された階調電圧を入力し、電流増幅して出力電圧Voutとして出力する。
例えば6ビット映像データが入力される場合、階調数は64であり、階調電圧発生回路983は、64レベルの階調電圧を生成する。デコーダ984は、64レベルの階調電圧から1個の階調電圧を選択する回路構成とされる。
一方、8ビット映像データが入力される場合、階調数は256となり、階調電圧発生回路983は、256レベルの階調電圧を生成し、デコーダ984は、256レベルの階調電圧から1個の階調電圧を選択する回路構成とされる。
このように、映像データが多ビット化すると、階調電圧発生回路983やデコーダ984の回路規模が増大する。例えば6ビットから8ビットに増加した場合、回路規模は、4倍以上となる。したがって、映像データの多ビット化によりデータドライバLSIのチップ面積が増加してコスト高となる。
これに対して、多ビット化してもデータドライバLSIのチップ面積の増加を抑えるようにした構成が、後記特許文献1に提案されている。図19は、後記特許文献1に提案されている構成の一例(後記特許文献1の第4図に対応する)である。
図19を参照すると、このデータドライバは、図18に示したものとは、階調電圧発生回路986、デコーダ987、及びバッファ回路988の構成が異なっている。図19の階調電圧発生回路986は、2階調おきに階調電圧を生成し、デコーダ987の階調電源線数を、図18のデコーダ984の約1/2に減らしている。デコーダ987は、映像データに応じて、2つの階調電圧を選択してバッファ回路988に出力する。バッファ回路988は、入力された2つの階調電圧、及び、2つの階調電圧の中間の階調電圧を増幅出力することができる。
後記特許文献1に記載される構成は、2つの階調電圧を入力し2つの階調電圧の一方とその中間電圧を出力するバッファ回路988を具備することで、デコーダ987の階調電圧線数を半分に削減し、デコーダ987の回路規模を削減し、省面積化すなわち低コスト化の実現を目指すものである。したがって、映像データ信号の多ビット化に対して、データドライバLSIのチップ面積の増加をある程度抑えることができる。
なお、バッファ回路988に好適な差動増幅器として、後記特許文献1の第5(B)図に示すような構成が提案されている。後記特許文献1の第5(B)図に示す構成では、差動対の出力が、ダイオード接続されたカレントミラーの入力端となっており、差動増幅器として機能しない構成であると思料されるが、後記特許文献1に提案されている差動増幅器の特徴は、図20に示すような差動増幅器であるものと推量される(本発明者の検討による)。また図20は、後記特許文献2の第5図において差動対を2つ備えた構成の差動増幅器と同等である。
図20を参照すると、第1差動対をなすトランジスタ901、902のそれぞれと並列に、第2差動対をなすトランジスタ903、904が接続されており、各差動対は、共通の電流源907で駆動される。トランジスタ901、903のゲートにはそれぞれ階調電圧V(T1)、V(T2)が入力され、トランジスタ902、904のゲートは共通接続されて差動増幅器の出力電圧Voutが帰還入力されている。また、第1及び第2の差動対の出力対はカレントミラー(911、912)の入力端及び出力端にそれぞれ接続され、第1及び第2の差動対の共通の出力信号に応じた増幅動作を行うものである。
このような構成の差動増幅器は、
・電圧V(T1)、V(T2)が同一入力電圧のときに、出力電圧Voutは入力電圧と等しく、
・電圧V(T1)、V(T2)が異なるときに、出力電圧Voutは電圧V(T1)、V(T2)の中間電圧となる。
特開2001−34234公報(第4図) 米国特許第5396245号明細書(第5図)
図20に示した差動増幅器は、2つの入力電圧(V(T1)、V(T2))の中間の電圧を出力する場合、2つの入力値の電圧差が大きくなると、中間の電圧にならず、2つの入力電圧の一方の電圧値寄りにずれる、という課題(第1の課題)がある、ことが指摘されている(上記特許文献1の第13頁、段落[0113]の記載参照)。
また図19のデータドライバは、図20の差動増幅器を用いた場合、デコーダ987の階調電圧線数を減らすことができるのは、図18のデコーダ984の1/2が限界で、それ以上階調電圧数を削減して省面積化を図ることができないという課題がある。
したがって、本発明の目的は、2つの電圧の電圧差が広がっても、高い電圧精度で出力電圧を出力することができるデジタルアナログ変換回路を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記デジタルアナログ変換回路を用いて、デコーダの階調電圧線数を大幅に削減することを可能とするとともに、階調電圧を選択するデコーダの素子数を大幅に削減する省面積のデータドライバを提供することができる。
さらに、本発明の他の目的は、低コスト化を達成し、データドライバの実装における狭額縁化も可能とする表示装置を提供することにある。
本願で開示される発明は、概略以下の構成とされる。
本発明の1つのアスペクトに係るデジタルアナログ変換回路は、互いに電圧値が異なる複数(m個)の参照電圧を入力し、データ入力端子より入力されたデジタルデータ信号を選択信号として、前記m個の参照電圧から、同一又は異なる参照電圧を2つ選択して1つの端子に順次出力するデコーダと、前記1つの端子に順次供給される2つの電圧を入力し、前記2つの電圧を、予め定められた所定の外分比で外分した電圧を出力端子から出力する増幅回路と、を備え、前記デジタルデータ信号の値に応じて、最大でmの2乗個の互いに異なる電圧レベルが前記出力端子から出力可能とされてなる。
本発明の1つのアスペクトに係るデジタルアナログ変換回路は、互いに電圧値が異なる複数の参照電圧を出力する参照電圧発生回路と、入力された複数ビットのデジタルデータ信号のうち、制御信号に基づき、偶数及び奇数ビットの一方を出力し、つづいて、前記偶数及び奇数ビットの他方を出力するように制御するデータ入力制御回路と、前記参照電圧発生回路から出力される複数の参照電圧のうち、前記データ入力制御回路からの出力信号に応じて、重複も含めて、順次、第1、第2の電圧を選択し、該選択した第1、第2の電圧を1つの端子へ順次出力するデコーダと、前記デコーダより出力される前記第1、第2の電圧を、前記1つの端子より順次入力し、前記第1、第2の電圧に対して予め定められた外分比で外分してなる出力電圧を出力端子より出力する増幅回路と、を備えている。
本発明において、前記データ入力制御回路は、前記偶数又は奇数ビットの一方を反転して出力する構成とされる。
本発明において、前記データ入力制御回路には、前記複数ビットのデジタルデータ信号の偶数及び奇数ビットが並列に入力される構成としてもよいし、前記複数ビットのデジタルデータ信号の偶数及び奇数ビットの一方が入力され、つづいて前記偶数及び奇数ビットの他方が入力される構成としてもよい。
本発明において、前記デコーダは、前記データ入力制御回路から出力される1つの出力信号に対して前記出力信号の正転信号と反転信号を制御端子にそれぞれ入力しオン・オフ制御される2つのスイッチを少なくとも備え、前記2つをスイッチの一端は、互いに異なる参照電圧供給端子に、直接に又は他のスイッチを介して、それぞれ接続され、前記2つをスイッチの他端は、前記1つの端子に、直接に又は他のスイッチを介して接続される構成としてもよい。
本発明において、前記デコーダが、前記複数の参照電圧を出力する前記参照電圧発生回路の各電圧供給端子と、前記1つの端子との間にそれぞれ接続され、前記データ入力制御回路からの偶数ビットに基づいてそれぞれオン・オフ制御される複数のスイッチよりなるスイッチ群と、前記データ入力制御回路からの奇数ビットに基づいてそれぞれオン・オフ制御される複数のスイッチよりなるスイッチ群とが共有されてなる構成としてもよい。
本発明において、前記増幅回路は、容量素子とスイッチを含み、前記1つの端子より順次供給される前記第1、第2の電圧を、前記容量素子及びスイッチの接続切替により演算して出力する構成としてもよい。
本発明において、前記増幅回路は、出力対が共通に負荷回路に接続され、それぞれに対応する電流源で駆動される複数の差動対と、前記負荷回路と前記複数の差動対の出力対の共通接続点の少なくとも1つに入力端が接続され、前記出力端が、前記出力端子に接続された増幅段と、を有し、前記1つの端子に一端が接続されたスイッチと、前記スイッチの他端と基準電圧端子との間に接続された容量と、を備え、前記複数の差動対の入力対の一方は前記スイッチの他端に共通に接続され、前記複数の差動対のうち所定個の差動対の入力対の他方は前記1つの端子に接続され、残りの差動対の入力対の他方は前記出力端子に接続されている構成としてもよい。
本発明において、前記増幅回路が、出力対が共通に負荷回路に接続され、それぞれに対応する電流源で駆動される第1、第2の差動対を有し、前記負荷回路と前記第1、第2の差動対の出力対の共通接続点の少なくとも1つに入力端が接続され、前記出力端が、前記出力端子に接続された増幅段を有し、前記1つの端子に一端が接続された第1のスイッチと、前記第1のスイッチの他端と基準電圧端子との間に接続された容量と、を備え、前記第1、第2の差動対の入力対の一方は前記第1のスイッチの他端に共通接続され、前記第1の差動対の入力対の他方と、前記出力端子と前記1つの端子との間にそれぞれ第2、第3のスイッチを備え、前記第1の差動対の入力対の他方は前記出力端子に接続されている構成としてもよい。
本発明において、前記増幅回路により出力される電圧レベル数が、前記複数の参照電圧の2乗個である。
本発明において、前記デコーダは、互いに電圧値が異なる第1乃至第m(=2(2のK乗)、ただし、Kは所定の正整数)の参照電圧を入力し、前記第1乃至第2の参照電圧に関する4(4のK乗)個の組み合わせの電圧対のうちのいずれかの対を選択して前記1つの端子から出力し、最大で4個の異なる電圧レベルが、前記出力端子から出力可能とされてなる。
本発明において、外分比が1:2とされ、前記出力電圧と前記第2の電圧の和が、前記第1の電圧の2倍となり、前記デコーダは、互いに電圧値が異なる第1乃至第m(=2(2のK乗)、ただし、Kは所定の正整数)の参照電圧を入力し、
前記第1乃至第2の参照電圧は、等間隔の第1乃至第4(4のK乗)の電圧レベルのうち、それぞれ、
{1+ΣK-1 X=0 (εX・4X)} (ただし、εXは1、2をとる)
番目のレベルとされ、
2Kビットデータにより、第1のレベルから第4のレベルまでの計4個の互いに異なるレベルの電圧が前記出力端子より出力される。
本発明の他のアスペクトに係るデータドライバは、入力されたデジタルデータ信号に基づきデータ線を駆動するデータドライバにおいて、前記デジタルアナログ変換器を備えている。
本発明の他のアスペクトに係る表示装置は、上記本発明に係るデジタルアナログ変換器を含むデータドライバと、表示パネルと、を備え、前記データドライバの出力信号に基づき、前記表示パネルのデータ線を駆動する。
本発明の他のアスペクトに係る表示装置は、一の方向に互いに平行に延在された複数本のデータ線と、前記一の方向に直交する方向に互いに平行に延在された複数本の走査線と、前記複数本のデータ線と前記複数本の走査線の交差部にマトリクス状に配置された複数の画素電極と、を備え、前記複数の画素電極のそれぞれに対応して、ドレイン及びソースの一方が対応する前記画素電極に接続され、前記ドレイン及びソースの他方が対応する前記データ線に接続され、ゲートが対応する前記走査線に接続されている、複数のトランジスタを有し、前記複数の走査線に対して走査信号をそれぞれ供給するゲートドライバと、前記複数のデータ線に対して入力データに対応した階調信号をそれぞれ供給するデータドライバと、を備えている。前記データドライバは、本発明に係るデータドライバよりなる。
本発明において、nビットの映像データを、RGB(赤、緑、青)ごとに、それぞれ、mビット(ただし、n<m)の映像データに対応させるためのデータ変換テーブルと、前記nビットの映像データを入力し、前記データ変換テーブルを参照して、前記mビットの映像データに変換し、前記データドライバに出力するデータ変換回路と、を更に備えた構成としてもよい。
本発明のデジタルアナログ変換回路によれば、2つの電圧の電圧差が広がっても高い電圧精度で出力電圧を出力することができる。
また本発明によれば、デコーダの階調電圧線数を、従来技術のものよりも更に大幅に削減することができ、また階調電圧を選択するデコーダの素子数を大幅に削減する省面積のデータドライバを提供することができる。
そして、本発明のデータドライバを用いた表示装置では、低コスト化のみならずデータドライバの実装における狭額縁化も可能となる。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係るデジタルアナログ変換回路(DAC)の構成を示す図である。図1を参照すると、このDACは、2Kビットデジタルデータに基づき最大で4個の電圧レベルを出力可能なDACであり、参照電圧発生回路100、デコーダ200、データ入力制御回路300、演算増幅回路500を備えて構成されている。
参照電圧発生回路100は、2個の参照電圧(V(1)、V(2)、…、V(2))を生成し、デコーダ200に入力する。参照電圧発生回路100は、例えば両端に所定の電圧が供給された抵抗ストリングで構成し、抵抗ストリングの各タップから電圧を取り出す構成などを用いることができる。また各タップからボルテージフォロワ構成のアンプ等で増幅出力してもよい。
データ入力制御回路300には、2Kビットのデジタルデータ信号(B(2K),B(2K−1),…,B3,B2,B1)が入力され、2Kビットのデジタルデータ信号の偶数番目のビット信号(B(2K),…,B4,B2)のグループと、奇数番目のビット信号(B(2K−1),…,B3,B1)のグループのビットグループに分け、一方のビットグループのデータを反転する。そして、制御信号2に応じて、各ビットグループをKビットデータごとに順次シリアル出力する。
デコーダ200は、データ入力制御回路200より、同じタイミングで入力されるKビットデータごとに、2個の参照電圧(V(1)、V(2)、…、V(2))から、それぞれ1つを選択して端子T0にシリアル出力する。
演算増幅回路500は、端子T0へシリアル出力された2つの電圧(V(T1)、V(T2)とする)の少なくとも一方を保持する容量を備え、その2つの電圧を所定の比率(1対2)で外分(外挿)した電圧を増幅出力する。この動作制御は制御信号1に応じて行われる。
本発明のDACは、シリアル入力される2つの電圧を所定の比率(1対2)で外分(外挿)した電圧を増幅出力する演算増幅回路500を用いることで、演算増幅回路500より出力される出力電圧レベル数(4個)に対して参照電圧発生回路100で生成する電圧数を大幅に削減するとともに、それを選択するデコーダ200の素子数も大幅に削減し、DACの面積を大幅に削減することができる。
本発明において、階調電圧発生回路100で生成する階調電圧数を大幅削減できる理由について図11、図12を参照して以下に説明する。図11、図12は、演算増幅回路500が2つの入力電圧V(T1)、V(T2)を1対2に外分(外挿)出力する場合における、DACの入出力レベル対応図である。
図11は、図1において、K=1、すなわち2ビットデータ(B2,B1)により4個の電圧レベルを選択出力する場合の入出力レベル対応図である。このとき、参照電圧数は2個でよい。この2つの参照電圧を、第2、第3レベルV2、V3に設定すると、4つの電圧レベルをリニア出力とすることができる。このとき、2ビットデータ(B2,B1)により、V(T1)、V(T2)として選択される参照電圧V2、V3の組合せも図11に示す。なお、入出力レベル対応図において、各電圧レベルは、記号Vの後にレベル数を付けて表す。例えばV2、V3は、レベル2、3の電圧を表している。また、出力電圧Voutが電圧V(T1)、V(T2)を1対2に外分する電圧のとき、以下の関係式(1)が成り立つ。
Vout=2・V(T1)−V(T2) …(1)
図11に示すように、2ビットデータ(B2,B1)=(0,0)、(0,1)、(1,0)、(1,1)により、(V(T1),V(T2))として、(V2,V3)、(V2,V2)、(V3,V3)、(V3,V2)がそれぞれ選択されるとき、(1)式より、VoutはそれぞれV1,V2,V3,V4となり、2つの参照電圧により4つのリニア電圧出力が可能であることが確認できる。
図12は、K=2、すなわち4ビットデータ(B4,B3,B2,B1)により16個の電圧レベルを選択出力する場合の入出力レベル対応図である。このとき、参照電圧数は4個でよい。この4つの参照電圧を第6、第7、第10、第11レベルV6、V7、V10、V11に設定すると、16個の電圧レベルをリニア出力とすることができる。そして図12に示された、4つの参照電圧から重複を含めて選択された(V(T1),V(T2))を、(1)式に代入すると、V1からV16の出力電圧Voutが得られ、4つの参照電圧により16個のリニア電圧出力が可能であることが確認できる。
以上、K=1,2の場合について、それぞれ図11、図12に示したが、K=3以上についても、2Kビットデータ(B(2K),B(2K−1),…,B3,B2,B1)に対し、2個の参照電圧により、4個のリニア電圧出力が可能である。なお、2個の参照電圧の設定は、以下の式(2)のように、設定される。
VREF=1+(ε・4)+(ε・4)+(ε・4)+ … +(εK-1・4K-1
=1+ΣK-1 X=0 (εX・4X
ただしεX=1,2 …(2)
図13、図14は、それぞれ図11、図12に対応した各参照電圧を、電圧V(T1)、V(T2)として選択出力するときのビットデータの選択条件を示す図である。図13、図14に示すように、電圧V(T1)の選択は、偶数番目のビット信号に基づき行われ、電圧V(T2)の選択は、奇数番目のビット信号に基づき行われる。この原理について、以下に説明する。
デジタルデータが2Kビットデータのとき、出力電圧Voutの1〜4Kレベルは、2K桁の2進数(bK-1,aK-1,bK-2,aK-2,…,b,a,b,a)を用いると、
Vout=1+(a・2)+(b・2)+(a・2)+(b・2)+… +(aK-1・22(K-1))+(bK-1・22(K-1)+1
=1+ΣK-1 X=0(aX・22X+bX・22X+1
ただしaX,bX=0,1 …(3)
=1+ΣK-1 X=0 (aX+2・bX)・4
ただしaX,bX=0,1 …(4)
と表すことができる。
なおaX,bXは、それぞれ2K桁の2進数の奇数桁、偶数桁の各値で0又は1である。
また、2K桁の2進数は0〜(4K−1)を表すため、右辺に1を加算し、左辺Voutのレベル数と一致させている。また(4)式のΣの項は、K桁の4進数表記でもある。そしてaX,bX=0,1に対する(aX+2・bX)の関係は表1に示す関係となる。
Figure 0004661324
ところで、出力電圧Voutが電圧V(T1)、V(T2)を1対2に外挿(外分)する電圧レベルである場合、(1)式が成り立ち、また参照電圧V(T1)、V(T2)は(2)式で規定される。ここでV(T1)、V(T2)を(2)式に基づき、以下のように表す。
V(T1)=1+ΣK-1 X=0(βX・4X
ただしβX=1,2 …(5)
V(T2)=1+ΣK-1 X=0(αX・4X
ただしαX=1,2 …(6)
(5)、(6)式を(1)式に代入すると、以下の式(7)が導出される。
Vout=1+ΣK-1 X=0(−αX+2・βX)・4
ただしαX,βX=1,2 …(7)
(7)式のΣの項は、K桁の4進数を表し、(−αX+2・βX)は各桁の値を表す。
αX,βX=1,2に対する(−αX+2・βX)の関係は表2に示す関係となる。
Figure 0004661324
ここで、(7)式及び表2を、(4)式及び表1と比較してみると、両者は同等の関係にあることがわかる。これより、V(T1)、V(T2)が(2)式で規定され、(1)式の関係を満たすとき、Voutの電圧レベルは1〜4Kレベルをとることができ、(2)式による参照電圧設定が正しいことが確認できる。
また、表1、表2の比較より、以下の関係が導かれる。
βX=1+bX
ただしbX=0,1 …(8)
αX=2−aX
ただしaX=0,1 …(9)
(8)、(9)式を(5)、(6)式に代入すると、次式(10)、(11)が導出される。
V(T1)=1+ΣK-1 X=0(1+bX)・4X
ただしbX=0,1 …(10)
V(T2)=1+ΣK-1 X=0(2−aX)4X
ただしaX=0,1 …(11)
(10)、(11)式より、V(T1)のレベルは、出力電圧Voutの2進数表記の偶数桁の各値(bX)で規定され、V(T2)のレベルは、出力電圧Voutの2進数表記の奇数桁の各値(aX)で規定される。
したがって、出力電圧Voutが、電圧V(T1)、V(T2)を1対2に外分する電圧レベルの場合、電圧V(T1)、V(T2)の選択がそれぞれ偶数番目のビット信号及び奇数番目のビット信号に基づき行われることが示される。
これは、図13、図14からも確認することができる。例えば、図14は、図12の4ビットデータ(B4,B3,B2,B1)の入出力レベル対応図より、参照電圧V6、V7,V10,V11がそれぞれV(T1)、V(T2)として選択される選択条件であり、電圧V(T1)の選択は、偶数番目のビット信号(B4,B2)によって規定されており、電圧V(T2)の選択は、奇数番目のビット信号(B3,B1)によって規定されている。
なお、Voutの2進数表記と、電圧V(T1)、V(T2)の関係について説明する。V(T1)に関する(10)式を以下のような2進数表記に変形する。
V(T1)=1+ΣK-1 X=0(1+bX)・22X
ただしbX=0,1 …(12)
(3)式と(12)式との比較より、(1+bX)は2K桁の2進数の奇数桁の値で
X=0のとき、(1+bX)=1
X=1のとき、(1+bX)=2
となる。
ただし、(1+bX)=2のときは、1桁繰り上がる。
したがって、出力電圧Voutの出力レベルが2進数で対応付けられ、偶数桁がbX、1桁下の奇数桁がaXで表記される場合、
・bX=0のとき、(bX,aX)と同じ2桁が(0,1)とされる電圧レベルが、V(T1)となり、
・bX=1のとき、(bX,aX)と同じ2桁が(1,0)とされる電圧レベルが、V(T1)となる、
ことが導かれる。
また、V(T2)に関する(11)式も同様に2進数表記に変形する。
V(T2)=1+ΣK-1 X=0(2−aX)・22X
ただしaX=0,1 …(13)
(3)式と(13)式との比較より、(2−aX)は2K桁の2進数の奇数桁の値で
X=0のとき、(2−aX)=2
X=1のとき、(2−aX)=1
となる。
ただし、(2−aX)=2のときは、1桁繰り上がる。
したがって、出力電圧Voutの出力レベルが2進数で対応付けられ、偶数桁がbX、1桁下の奇数桁がaXで表記される場合、
・aX=0のとき、(bX,aX)と同じ2桁が(1,0)とされる電圧レベルがV(T2)となり、
・aX=1のとき、(bX,aX)と同じ2桁が(0,1)とされる電圧レベルがV(T2)となる、
ことが導かれる。
例えば4ビットデータ(B4,B3,B2、B1)に対応する出力電圧Voutが(0,1,0,0)の場合、偶数桁のB4,B2の値よりV(T1)は(0,1,0,1)、奇数桁のB3,B1の値よりV(T2)は(0,1,1,0)となり、図13に示す関係と一致する。
また、V(T1)、V(T2)が同じ参照電圧を選択する場合の条件は、(1)式より、
V(T1)=V(T2)=Vout
であり、(12)、(13)式より、
(1+bX)=(2−aX) ただしaX,bX=0,1 が導かれる。これを満たす(bX,aX)の条件は以下となる。
(bX,aX)=(0,1)、(1,0)
したがって、V(T1)、V(T2)が同じ参照電圧を選択する場合、V(T1)を規定する2進数表記の偶数桁の各値(bX)と、V(T2)を規定する奇数桁の各値(aX)は相補(反転)の関係となる。
例えば図14において、参照電圧V06をV(T1)、V(T2)へ選択出力する偶数ビットデータ(B4,B2)、奇数ビットデータ(B3,B1)は、それぞれ(0,0)、(1,1)の相補(反転)の関係にあり、他の参照電圧についても同様である。
なお、図1のDACは、この特性を利用し、データ入力制御回路300で、奇数番目及び偶数番目のビットグループの一方のデータを反転させて、デコーダ200に入力する構成としている。これにより、デコーダ200は、それぞれのビットグループに対して共有化し、Kビットデジタルデータに基づいて、2個の参照電圧から1つの電圧を選択するデコーダ構成とすることができる。かかる構成のデコーダは、既知のデコーダ構成で容易に実現することができる。
したがって、図1のDACは、2Kビットデジタルデータ入力でありながら、デコーダ200はKビットデータ入力で構成することができるので、デコーダ200を構成する素子数の大幅な削減を可能としており、省面積で構成することができる。
図2、図3、図4は、図1のDACのデータ入力制御回路300及びnチャネル型トランジスタよりなるデコーダ200の構成を示す図である。図2は、2ビットデータ入力(K=1)、図3は、4ビットデータ入力(K=2)、図4は、2Kビットデータ入力に一般化したものである。図2、図3、図4のそれぞれのデータ入力制御回路には、2Kビットデジタルデータがパラレル(並列)に入力される構成とされ、これを300Aとする。図2を参照すると、データ入力制御回路300Aは、ビットデータB1が、インバータ303とスイッチ301を介して、ビットデータB2が、スイッチ302を介してデータ入力制御回路300の出力にそれぞれ接続される。スイッチ301、302は制御信号2によってオン・オフ制御され、ビットデータB1、B2の一方に対応した出力信号を出力した後に他方に対応した出力信号を出力するように制御される。デコーダ200は、参照電圧供給端子V(1)と端子T0間に接続されたトランジスタ201と、参照電圧供給端子V(2)と端子T0間に接続されたトランジスタ202と、を備え、トランジスタ202、201のゲートには、データ入力制御回路300の出力と、該出力をインバータ203で反転した信号が供給される。
図3を参照すると、データ入力制御回路300Aは、ビットデータB1が、インバータ315とスイッチ311を介して、ビットデータB2が、スイッチ312を介して、データ入力制御回路300Aの第1の出力にそれぞれ接続され、ビットデータB3が、インバータ316とスイッチ313を介して、ビットデータB4が、スイッチ314を介して、データ入力制御回路300Aの第2の出力にそれぞれ接続される。スイッチ311、312、313、314は制御信号2によってオン・オフ制御され、偶数ビット(B2,B4)及び奇数ビット(B1,B3)の一方に対応した出力信号を出力した後に他方に対応した出力信号を出力するように制御される。
また、デコーダ200は、参照電圧供給端子V(1)、V(2)に第1の端子(ソースとドレインの一方)がそれぞれ接続され、第2の端子(ソースとドレインの他方)が共通接続されたトランジスタ211、212と、参照電圧供給端子V(3)、V(4)に第1の端子がそれぞれ接続され、第2の端子が共通接続されたトランジスタ213、214と、トランジスタ211、212の第2の端子の共通接続点に第1の端子が接続され第2の端子が端子T0に接続されたトランジスタ215と、トランジスタ213、214の第2の端子の共通接続点に第1の端子が接続され第2の端子が端子T0に接続されたトランジスタ216と、を備え、データ入力制御回路300Aの第1の出力がトランジスタ212、214のゲートに供給され、データ入力制御回路300Aの第1の出力をインバータ217で反転した信号がトランジスタ211、213のゲートに供給され、データ入力制御回路300Aの第2の出力がトランジスタ216のゲートに供給され、データ入力制御回路300Aの第2の出力をインバータ218で反転した信号がトランジスタ215のゲートに供給される。
図4を参照すると、データ入力制御回路300Aは、ビットデータB(2L−1)、B(2L)(但し、Lは1からKまでの正数)の2ビットごとに対とされ、各対ごとに、1個出力端を有する。奇数ビットのデータB(2L−1)の入力端は、インバータとスイッチを介して出力端と接続され、偶数ビットのデータB(2L)の入力端はスイッチを介して出力端と接続される。
各スイッチは、偶数ビットごと、及び奇数ビットごとに制御信号2によってオン・オフ制御され、偶数ビット及び奇数ビットの一方に対応した出力信号を出力した後に他方に対応した出力信号を出力するように制御される。すなわちデータ入力制御回路300AよりKビットデジタルデータ単位でのシリアル出力が可能となる。
一方、デコーダ200は、Kビットデジタルデータに基づいて2個の参照電圧(V(1)、V(2)、…、V(2))から1つの電圧を端子T0へ選択出力する任意のデコーダを用いることができる。図2、図3、図4には、トーナメント型デコーダの構成が示されている。2個の参照電圧は(2)式に基づき設定される。
そして、偶数ビットグループのデータに基づき端子T0へ選択出力される電圧をV(T1)、奇数ビットグループのデータに基づき端子T0へ選択出力される電圧をV(T2)とすると、図2、図3は、それぞれ図11、図12の関係を満たす構成となる。
図5は、図4の変更例を示す図であり、データ入力制御回路が、図4と異なる。図5のデータ入力制御回路300Bは、2Kビットデジタルデータが偶数ビットグループ、奇数ビットグループごとにシリアル入力される構成である。データ入力制御回路300Bは、ビットデータB(2L−1)、B(2L)(但し、Lは1からKまでの正数)の2ビットごとに対とされ、各対ごとに1個の入力端及び出力端を有し、ビットデータB(2L−1)、B(2L)がシリアル入力される。各対の入力端と出力端はインバータとスイッチが直列形態で接続された経路と、スイッチのみが接続された経路が並列に接続される。そして各スイッチは、偶数ビットごと、及び奇数ビットごとに制御信号2に応じて制御され、Kビットデジタルデータ単位でシリアル出力される。制御信号2は、2Kビットデジタルデータの偶数ビット及び奇数ビットグループごとのデータ入力制御回路300Bへのシリアル入力も同時に制御し、図5では奇数ビットグループのデータがインバータで反転される。なお、デコーダ200は図4と同一構成である。
そして、図2、図3、図4、図5のそれぞれ示す構成において、偶数ビットグループのデータに基づき端子T0へ選択出力される電圧をV(T1)、奇数ビットグループのデータに基づき端子T0へ選択出力される電圧をV(T2)とする。なお、図2、図3、図4、図5の構成では、データ入力制御回路300A、300Bともに、奇数ビットグループのデータがインバータで反転される構成を示したが、偶数ビットグループのデータを反転する構成とすることも可能である。その場合、インバータを偶数ビット側に付け替える。ただし、このときデータ入力制御回路の出力信号が図2、図3、図4、図5の同出力信号の反転信号となる。したがって、デコーダ200も、各nチャネル型トランジスタのゲートへ入力される信号を反転させた構成とする必要がある。もしくは、ゲートへ入力される信号を反転させずに、デコーダ200のnチャネル型トランジスタをpチャネル型トランジスタに置き換えてもよい。
図6は、図1のDACにおいて、タイムシリアルに端子T0へ選択出力される2つの電圧を、1対2の比率で外分(外挿)する電圧を出力する演算増幅回路500の構成例である。
以下では、図6を説明する前に、図6の回路構成のもととなる図15について説明しておく。図6は、図15の構成において、端子T1、T2からの入力を端子T0からの入力に変更したものである。図15に示された構成は、端子T1、T2の電圧V(T1)、V(T2)を1対2の比率で外分(外挿)する電圧を増幅出力する演算増幅回路である。
図15を参照すると、この演算増幅回路は、入力対の一方が端子T1に接続された2つの差動対を有し、入力対の他方が端子T2及び出力端子に接続された構成である。具体的には、負荷回路をなすカレントミラー(トランジスタ537、538よりなる)に出力対が共通に接続された2つの差動対(差動トランジスタ対531、532と電流源トランジスタ535、差動トランジスタ対533、534と電流源トランジスタ536)を備え、差動対(531、532)の非反転入力と反転入力をなすトランジスタ531、532のゲートは、端子T1と端子T2に接続され、差動対(533、534)の非反転入力と反転入力(トランジスタ533、534のゲート)は、端子T1と出力端子3に接続されており、増幅器539は、カレントミラー(537、538)の出力端(トランジスタ531、533、538の接続点)の電圧を入力し、出力端は出力端子3に接続されている。
図15において、2対の差動トランジスタ対を同じサイズのトランジスタで構成し、それぞれの差動対を駆動する電流源(535、536)の電流も等しく設定した場合、V(T1)とV(T2)を1対2に外挿する電圧を出力電圧Voutとして出力することができる。
図15が端子T1、T2の電圧V(T1)、V(T2)を1対2の比率で外分(外挿)できる原理について図16を参照して説明する。図16は、V(T1)>V(T2)の場合の作用を説明する図である。図16は、ドレイン・ソース間電流Idsとゲート電圧Vとの関係図において、トランジスタ531、532の特性曲線1とトランジスタ533、534の特性曲線2を示している。それぞれのトランジスタの動作点は、それぞれの特性曲線上に存在する。なお、2つの差動対のそれぞれのソース電位が個別に変化することにより、2つの特性曲線は、単に横軸方向にずれているだけである。
トランジスタ531、532、533、534のそれぞれの動作点a、b、c、dに対応する電流(ドレイン−ソース間電流)を、それぞれIa、Ib、Ic、Idとすると、図16における各トランジスタの電流の関係として、次式(14)、(15)が成り立つ。
Ia+Ib=Ic+Id …(14)
Ia+Ic=Ib+Id …(15)
ここで、(14)式は、電流源535、536の電流が等しいことにより導かれる式であり、(15)式は、カレントミラー(537、538)の入出力電流が等しいことにより導かれる式である。
上記関係式を解くと、次式(16)が導かれる。
Ia=Id、Ib=Ic …(16)
(16)式より、4つの動作点a、b、c、dは、図16のように定まる。トランジスタ531、533の動作点a、cは、図16の横軸Vに対して、V=V(T1)が共通である。したがって、4つの動作点を結ぶ図形は平行四辺形となり、辺adと辺bcは等しいので、出力電圧Voutは、電圧V(T1)、V(T2)を1対2に外挿(外分)する電圧となる。なお、図16は、V(T1)≧V(T2)の場合の作用を示す図であるが、V(T1)≦V(T2)の場合も同様にして、出力電圧Voutは、電圧V(T1)、V(T2)を1対2に外挿(外分)する電圧となる。
図16に示す作用(動作原理)は、2つの電圧V(T1)、V(T2)の電圧差が広がっても成り立つ。したがって、図15の演算増幅回路は,高精度出力可能な増幅回路となる。
図6(A)は、図15を変形した構成である。図6(A)は、図15の端子T2を端子T0に接続し、端子T0、T1間に接続したスイッチSW51と、端子T1と基準電圧VSSとの間に接続された容量C51を付加した構成であり、これ以外は、図15の構成と同様である。
図6(B)は、1データ期間(t1〜t2)におけるSW51のオン、オフ制御のタイムチャートである。図6(B)を参照すると、期間t1において、スイッチSW51をオンとし、このとき端子T0へ入力された電圧が端子T1にも供給される。これをV(T1)とすると、期間t1では、電圧V(T1)が差動対(531、532)の入力対の両端及び、差動対(533,534)の非反転入力端子(トランジスタ533のゲート)に入力され、容量C51には端子T1を電圧V(T1)に保持する電荷が蓄積される。このとき図6(A)はボルテージフォロワ構成となっており、出力電圧Voutは電圧V(T1)となる。
次に、期間t2において、スイッチSW51をオフとし、このとき入力された電圧が端子T0に供給される。これをV(T2)とすると、期間T2では、電圧V(T2)が差動対(531,532)の反転入力端子(トランジスタ532のゲート)に入力される。
一方、端子T1は、スイッチSW51がオフとされた後も、容量C51に保持された電荷により電圧V(T1)が保たれる。この状態は、図15と同様であるため、出力電圧Voutは電圧V(T1)、V(T2)を1対2に外分(外挿)する電圧となる。
すなわち、図6(A)の構成は、図15の入力電圧V(T1)、V(T2)を順次シリアル入力する構成に変更した演算増幅回路となっている。なお、図6には、期間t1、t2で、電圧V(T1)、V(T2)が、順次、端子T0へシリアル入力される例を示したが、電圧V(T1)、V(T2)の入力順序を入れ替える場合には、図6(A)のスイッチSW51及び容量C51を、端子T0と端子T2(トランジスタ532のゲート)との間に接続し、端子T1を端子T0に直接接続する構成に変更すればよい。
図7は、図6の構成の変形例を示す図である。図7を参照すると、トランジスタ532のゲートと、端子T0、出力端子3との間にスイッチSW53、SW52を備えており、スイッチSW51、SW52は期間t1でオンし、期間t2でオフし、SW53は、期間t1でオフし、期間t2でオンする。これ以外の構成は、図6(A)に示したものと同じである。
図6に示した演算増幅回路では、期間t1に、差動対(533,534)はボルテージフォロワとして動作するが、差動対(531,532)は、ボルテージフォロワとして動作しない。
それに対して、図7に示す構成では、期間t1で、2つの差動対(531,532)、(533,534)がボルテージフォロワとして動作するようにしたものである。これにより、電圧V(T1)を出力する期間t1の駆動能力が向上する。
図8は、図1のDACにおいて、タイムシリアルに端子T0へ選択出力される2つの電圧を、1対2の比率で外分(外挿)する電圧を出力する演算増幅回路500の更に別の構成例である。図8の演算増幅回路は、容量と差動増幅器と、を有し、シリアル入力される2つの電圧の差電圧を前記容量の端子間電圧として与え、前記2つの電圧の一方に又は一方から、前記容量の端子間電圧を、加算又は減算することで、前記2つの電圧を外分した電圧を出力するように制御する手段を備えた構成である。
図8(A)には、演算増幅回路の構成例が示されており、図8(B)は、第1乃至第4のスイッチSW20、SW21、SW22、SW23の1出力期間におけるオン、オフ制御状態が示されている。
図8(A)は、非反転入力端子(+)が端子T1に接続されたOPアンプ等の差動増幅器501と、差動増幅器501の出力端子3と端子T2との間に接続された容量C20と、端子T1に一端が接続され、基準電圧Vrefの供給端子に他端が接続された容量C21と、端子T0と端子T1、T2間にそれぞれ接続されたスイッチSW20、SW21と、差動増幅器501の反転入力端子(−)に一端が接続され、出力端子3に他端が接続されているスイッチSW22と、差動増幅器501の反転入力端子に一端が接続され、端子T2に他端が接続されているスイッチSW23と、を備える。
図8(B)は、1データ期間(t1〜t3)におけるSW20、SW21、SW22、SW23のオン、オフ制御のタイムチャートである。図8(B)を参照すると、期間t1において、スイッチSW20、SW22をオン、スイッチSW21、SW23をオフとすると、差動増幅器501はボルテージフォロワとなり、このとき端子T0に入力された電圧が端子T1に供給される。この電圧をV(T1)とすると、期間t1では、電圧V(T1)が容量C21により端子T1に保持され、容量C20と出力端子3との接続点も差動増幅器501により増幅出力された電圧V(T1)が保持される。
次に、期間t2において、スイッチSW20、SW23をオフ、スイッチSW21、SW22をオンとすると、このとき端子T0に入力された電圧が端子T2に供給される。この電圧をV(T2)とすると、期間t2では、端子T1及び出力端子3は電圧V(T1)がそのまま保持されているので、容量C20の両端に電圧V(T1)、V(T2)が印加され、その電圧差が保持される。
そして期間t3において、スイッチSW20、SW21、SW22をオフ、スイッチSW23をオンとすると、容量C20が差動増幅器501の反転入力端子(−)と出力端子3との間に接続され、期間t2に保持された電圧V(T1)、V(T2)の電圧差が両端子間に印加される。また差動増幅器501の非反転入力端子(+)である端子T1には電圧V(T1)がそのまま保持されている。したがって出力電圧Voutは、非反転入力端子電圧V(T1)に容量C20の電圧差(V(T1)−V(T2))が加算された電圧となり、出力電圧Voutは電圧V(T1)、V(T2)を1対2に外分(外挿)する電圧となる。
すなわち、図8(A)は、2つの電圧V(T1)、V(T2)が端子T0へ順次シリアル入力されるとき、電圧V(T1)、V(T2)を1対2に外分(外挿)した電圧を増幅出力する演算増幅回路となる。
図9は、本発明の一実施例をなす多出力DACの構成を示す図である。図9は、図19の階調電圧発生回路986、バッファ回路988を、図1の参照電圧発生回路100、演算増幅回路500に置き換え、図19のデコーダ987を、図1のデータ入力制御回路300及びデコーダ200に置き換えた構成である。なお、図9では、データ入力制御回路300及びデコーダ200をまとめて回路400で示す。またラッチアドレスセレクタ601及びラッチ602は、図19の981、982と同等のものを用いることができる。
参照電圧発生回路100は、4個の出力レベルに対して2個の参照電圧を生成出力し、多出力DACに対して共有されている。
個の各参照電圧が、(2)式で設定されるとき、各DACの4個の出力レベルはリニアとなる。図9の回路400は、図4の構成を用いることができる。
なお、回路400に、図5の構成を用いる場合には、偶数ビット及び奇数ビットのビットグループごとに、回路400にシリアル入力されるように、ラッチ602を変更する必要がある。
演算増幅回路500として、図6、図7、図8のいずれかの構成を用いることができる。その場合、制御信号1及び制御信号2は、図6、図7、図8の期間t1に偶数ビットグループのデータがデータ入力制御回路300よりデコーダ200に出力され、それに基づき選択された参照電圧が電圧V(T1)として演算増幅回路500に入力され、期間t2に奇数ビットグループのデータがデータ入力制御回路300よりデコーダ200に出力され、それに基づき選択された参照電圧が電圧V(T2)として演算増幅回路500に入力されるようにタイミング制御される。
なお、図9の各DACは、4個の出力レベルを1ブロックとして、複数ブロックで構成しても良い。その場合、参照電圧発生回路100も、2個の参照電圧がブロック数分設けられ、回路400も、ブロック数に応じて構成される。
各ブロックにおける素子数の削減や省面積効果は、上記に述べたのと同様である。
以上のように、図9は、図19よりも参照(階調)電圧数が少なく、デコーダの素子数も大幅に削減されており、省面積化が可能である。そしてチップサイズ低減により低コストのデータドライバLSIが実現でき、表示装置の低コスト化に大きく寄与する。また、ポリシリコン(非結晶性シリコン)など薄膜半導体を用いて、表示部、ゲートドライバ、データドライバ等を一体で形成する表示装置においては、データドライバの省面積化により狭額縁化が実現できる。
また、図1乃至図5、及び図9において、参照電圧発生回路100、デコーダ200、演算増幅器500の各々は、参照電圧発生回路100で生成される電圧により、その電源電圧が規定される。
一方、データ入力制御回路300(300A、300B)、ラッチアドレスセレクタ601、ラッチ602の各々は前記電源電圧とは個別に設定することができ、省面積化や省電力化を目的に、参照電圧発生回路100、デコーダ200、演算増幅器500の電源電圧よりも低い電源電圧に設定することができる。このような場合、レベルシフト回路が設けられる。かかる構成を、本発明に適用する場合、レベルシフト回路は図1〜図5及び図9のデータ入力制御回路300(300A、300B)とデコーダ200の間に設けることが好ましい。
図10は、本発明の一実施例をなす表示装置の構成を示す図であり、データドライバ980は、図9の構成よりなるデータドライバで、m(=2)ビットデータ入力でリニア出力とされている。リニア出力のデータドライバを用いる場合には、多数のリニア出力レベルの中で表示デバイス(液晶や有機EL素子など)のガンマ特性に合う階調電圧を割り当てることで表示デバイスのガンマ特性に合わせた階調電圧を出力することができる。そのためデータドライバは、表示階調数よりも多いリニア階調数を有する。
図10では、表示階調に対応したnビットのデータをリニア階調に対応したm(m>n)ビットデータに変換するためのデータ変換テーブル991と、それに基づきデータ変換を行うデータ変換回路990とを備えている。
データ変換テーブル991は、例えば液晶のガンマカーブや液晶や有機ELのRGBごとの特性に対応させたものなどが好適である。データ変換テーブル991とデータ変換回路990は、データドライバ980にm(=2K)ビットデータが入力される構成であればよく、図10のように、表示コントローラー940とリンクさせて備えるのが簡単である。
なお、本発明は、液晶表示装置に限らず、データ線にレベル電圧を駆動して各画素の輝度を制御するアクティブマトリクス型表示装置に適用できることは勿論である。例えば、近年実用化が進んでいる有機EL(electroluminescence)表示装置もその一つである。
図21は、EL表示装置における画素部950(1画素)の主要な構成が、等価回路によって模式的に示されている。図21の画素部950を、図17の画素部(走査線961とデータ線962の交差部のTFT963、液晶容量965、画素電極964、対向基板電極966よりなる画素)へ適用すると、図17はアクティブマトリクス型EL表示装置の構成となる。図17のデータドライバとして、上記した本実施例の構成を備える。
図21において、画素部950は、TFT(薄膜トランジスタ)951、955、電極端子952、EL素子(発光ダイオード)956、容量957、電源端子958、959で構成される。有機EL表示装置の表示部は、基板上に電極やTFT(薄膜トランジスタ)、有機材料薄膜で形成されたEL素子等を積層した構造よりなる。TFT951はスイッチング素子としてデータ線962と電極端子952とを接続し、その制御端はゲート線961に接続される。TFT955及びEL素子956は、2つの電源端子958、959間に直列形態で接続され、TFT955の制御端に電極端子952が接続される。また、電極端子952には電圧保持容量957の一端が接続され、他端はTFT955に流れる電流を一定に保つことのできる端子に接続され、電源端子又はTFT955のソース端子に接続される。
表示の仕組みは、スイッチング機能を持つTFT951のオン・オフが走査信号により制御され、TFT951がオンとなるときに、映像データ信号に対応した階調電圧信号が電極端子952に供給され、TFT955の制御端に印加される。TFT955は、階調電圧信号に応じた電流に変換し、流れる電流に応じた輝度特性をもつEL素子956の発光輝度を制御する。保持容量957は、TFT951がオフした後も電極端子952の電位を保持し、EL素子956の発光輝度を一定期間保持することで画像を表示するものである。
なお、図21では、TFT951、955を、それぞれnチャネル型、pチャネル型で構成した例を示したが、それぞれを同極性トランジスタで構成することもできる。また、TFT951、955に追加してスイッチングTFTを備えても良い。なお性能を向上させるため、様々な構成が提案されているが、本発明では基本構成のみの説明に留める。なお、図10の構成を、EL表示装置で構成してもよいことは勿論である。
以上のように、有機EL表示装置においても、そのデータドライバに本発明のデジタルアナログ変換回路を用いることができ、液晶表示装置と同様の効果を実現することができる。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成に限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施形態に係るデジタルアナログ変換回路(DAC)の構成を示す図である。 本発明の一実施例のデータ入力制御回路及びデコーダの構成を示す図である(2ビットデータ入力(K=1))。 本発明の一実施例のデータ入力制御回路及びデコーダの構成を示す図である(4ビットデータ入力(K=2))。 本発明の一実施例のデータ入力制御回路及びデコーダの構成を示す図である(2Kビットデータ入力)。 図4の変更例を示す図である。 図1のDACにおいて、タイムシリアルに選択出力される2つの電圧を1対2の比率で外分(外挿)する電圧を出力する演算増幅回路500の構成を示す図である。 図6の変更例を示す図である。 (A)は、図6の演算増幅回路の変更例を示す図であり、(B)は、第1乃至第4のスイッチのオン、オフ制御を示す図である。 本発明に係るDACの一実施例をなす多出力DACの構成を示す図である。 本発明に係る表示装置の一実施例の構成を示す図である。 演算増幅回路が2つの入力電圧を1対2に外分(外挿)出力するときのDACの入出力レベル対応を示す図である。 演算増幅回路が2つの入力電圧を1対2に外分(外挿)出力するときのDACの入出力レベル対応を示す図である。 図11に対応した各参照電圧を電圧V(T1)、V(T2)として選択出力するときのビットデータの選択条件を示す図である。 図12に対応した各参照電圧を電圧V(T1)、V(T2)として選択出力するときのビットデータの選択条件を示す図である。 電圧V(T1)、V(T2)を1対2の比率で外分(外挿)する電圧を増幅出力する演算増幅回路の構成を示す図である。 V(T1)>V(T2)の場合の作用を説明する図である。 アクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置の典型的な構成を示す図である。 図17のデータドライバ980の一般的な構成例を示した図である。 特許文献1に提案されているデータドライバの構成を示す図である。 特許文献1記載の差動増幅器の構成(本発明者による推量に基づく)を示す図である。 EL画素を説明する図である。
符号の説明
3 出力端子
100 参照電圧発生回路
200 デコーダ
201、202、211、212、213、214、215、216 トランジスタ
203、217、218 インバータ
300、300A、300B データ入力制御回路
301、302、311、312、313、314 スイッチ
303、315、316 インバータ
400 回路
500 演算増幅回路
501 差動増幅器
531、532、533、534 nチャネルトランジスタ
535、536 定電流源
537、538 pチャネルトランジスタ
539 増幅器
601 ラッチアドレスセレクタ
602 ラッチ
907 定電流源
940 表示コントローラー
950 画素部
951、955 TFT
952 電極端子
956 EL素子
957 容量
958、959 電源端子
960 表示部
961 走査線
962 データ線
963 薄膜トランジスタ
964 画素電極
965 液晶容量
966 対向基板電極
970 ゲートドライバ
980 データドライバ
981 ラッチアドレスセレクタ
982 ラッチ
983、986 階調電圧発生回路
984、987 デコーダ
985、988 バッファ回路
990 データ変換回路
991 データ変換テーブル
C51 容量
T1、T2 入力端子
SW20〜SW23、SW51〜SW53 スイッチ

Claims (19)

  1. 互いに電圧値が異なる複数(m個)の参照電圧を入力し、データ入力端子より入力されたデジタルデータ信号を選択信号として、前記m個の参照電圧から、同一又は異なる参照電圧を2つ選択して1つの端子に順次出力するデコーダと、
    前記デコーダから前記1つの端子に供給される2つの電圧を順次入力し、前記2つの電圧を、予め定められた所定の外分比で外分した電圧を出力端子から出力する増幅回路と、
    を備え、前記デジタルデータ信号の値に応じて、最大でmの2乗個の互いに異なる電圧レベルが前記出力端子から出力可能とされてなる、ことを特徴とするデジタルアナログ変換回路。
  2. 互いに電圧値が異なる複数の参照電圧を出力する参照電圧発生回路と、
    入力された複数ビットのデジタルデータ信号のうち、制御信号に基づき、偶数及び奇数ビットの一方を出力し、つづいて、前記偶数及び奇数ビットの他方を出力するように制御するデータ入力制御回路と、
    前記参照電圧発生回路から出力される複数の参照電圧のうち、前記データ入力制御回路からの出力信号に応じて、重複も含めて、順次、第1、第2の電圧を選択し、該選択した第1、第2の電圧を1つの端子へ順次出力するデコーダと、
    前記デコーダより出力される前記第1、第2の電圧を、前記1つの端子より順次入力し、前記第1、第2の電圧に対して予め定められた外分比で外分してなる出力電圧を出力端子より出力する増幅回路と、
    を備えている、ことを特徴とするデジタルアナログ変換回路。
  3. 前記データ入力制御回路は、前記偶数及び奇数ビットのうち一方を反転して出力する、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  4. 前記データ入力制御回路が、前記デジタルデータ信号を入力する端子と出力信号を出力する端子の間に挿入され、前記制御信号に基づきオン・オフされるスイッチと、
    前記偶数及び奇数ビットのうちの一方を反転する反転回路と、
    を備え、
    前記データ入力制御回路から、前記制御信号に応じて、前記偶数及び奇数ビットのうち一方は正転信号、他方は反転信号が、順次、前記デコーダに供給される、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  5. 前記データ入力制御回路には、前記複数ビットのデジタルデータ信号の偶数及び奇数ビットが並列に入力される、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  6. 前記データ入力制御回路には、前記複数ビットのデジタルデータ信号の偶数及び奇数ビットの一方が入力され、つづいて前記偶数及び奇数ビットの他方が入力される、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  7. 前記デコーダが、前記データ入力制御回路から出力される1つの出力信号に対して前記出力信号の正転信号と反転信号を制御端子にそれぞれ入力しオン・オフ制御される2つのスイッチを少なくとも備え、
    前記2つをスイッチの一端は、互いに異なる参照電圧供給端子に、直接に又は他のスイッチを介して、それぞれ接続され、前記2つをスイッチの他端は、前記1つの端子に、直接に又は他のスイッチを介して接続される、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  8. 前記デコーダが、前記複数の参照電圧を出力する前記参照電圧発生回路の各電圧供給端子と、前記1つの端子との間にそれぞれ接続され、前記データ入力制御回路からの偶数ビットに基づいてそれぞれオン・オフ制御される複数のスイッチよりなるスイッチ群と、前記データ入力制御回路からの奇数ビットに基づいてそれぞれオン・オフ制御される複数のスイッチよりなるスイッチ群とが共有されてなる、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  9. 前記増幅回路が、容量素子とスイッチを含み、
    前記1つの端子より順次供給される前記第1、第2の電圧を、前記容量素子及びスイッチの接続切替により演算して出力する、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  10. 前記増幅回路が、出力対が共通に負荷回路に接続され、それぞれに対応する電流源で駆動される複数の差動対と、
    前記負荷回路と前記複数の差動対の出力対の共通接続点の少なくとも1つに入力端が接続され、前記出力端が、前記出力端子に接続された増幅段と、
    を有し、
    前記1つの端子に一端が接続されたスイッチと、
    前記スイッチの他端と基準電圧端子との間に接続された容量と、
    を備え、
    前記複数の差動対の入力対の一方は前記スイッチの他端に共通に接続され、
    前記複数の差動対のうち所定個の差動対の入力対の他方は前記1つの端子に接続され、残りの差動対の入力対の他方は前記出力端子に接続されている、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  11. 前記増幅回路が、出力対が共通に負荷回路に接続され、それぞれに対応する電流源で駆動される第1、第2の差動対を有し、
    前記負荷回路と前記第1、第2の差動対の出力対の共通接続点の少なくとも1つに入力端が接続され、前記出力端が、前記出力端子に接続された増幅段を有し、
    前記1つの端子に一端が接続された第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチの他端と基準電圧端子との間に接続された容量と、
    を備え、
    前記第1、第2の差動対の入力対の一方は前記第1のスイッチの他端に共通接続され、
    前記第1の差動対の入力対の他方と、前記出力端子と前記1つの端子との間にそれぞれ第2、第3のスイッチを備え、
    前記第2の差動対の入力対の他方は前記出力端子に接続されている、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  12. 前記増幅回路が、差動増幅器と、
    前記1つの端子に一端が接続され他端が前記差動増幅器の非反転入力端子に接続された第1のスイッチと、
    前記1つの端子に一端が接続された第2のスイッチと、
    前記差動増幅器の反転入力端子と前記出力端子との間に接続された第3のスイッチと、
    前記第2のスイッチの他端と前記差動増幅器の出力端子との間に接続された第1の容量と、
    前記第2のスイッチの他端と前記差動増幅器の反転入力端子との間に接続された第4のスイッチと、
    前記第1のスイッチの他端と基準電圧端子との間に接続された第2の容量と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  13. 前記増幅回路により出力される電圧レベル数が、前記複数の参照電圧の2乗個である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルアナログ変換回路。
  14. 前記デコーダは、互いに電圧値が異なる第1乃至第m(=2(2のK乗)、ただし、Kは所定の正整数)の参照電圧を入力し、
    前記第1乃至第2の参照電圧に関する4(4のK乗)個の組み合わせの電圧対のうちのいずれかの対を選択して前記1つの端子から出力し、最大で4個の異なる電圧レベルが、前記出力端子から出力可能とされてなる、ことを特徴とする請求項1又は2記載のデジタルアナログ変換回路。
  15. 外分比が1:2とされ、前記出力電圧と前記第2の電圧の和が、前記第1の電圧の2倍となり、
    前記デコーダは、互いに電圧値が異なる第1乃至第m(=2(2のK乗)、ただし、Kは所定の正整数)の参照電圧を入力し、
    前記第1乃至第2の参照電圧は、等間隔の第1乃至第4(4のK乗)の電圧レベルのうち、それぞれ、
    {1+ΣK-1 X=0 (εX・4X)} (ただし、εXは1、2をとる)
    番目のレベルとされ、
    2Kビットデータにより、第1のレベルから第4のレベルまでの計4個の互いに異なるレベルの電圧が前記出力端子より出力される、ことを特徴とする請求項2記載のデジタルアナログ変換回路。
  16. 入力されたデジタルデータ信号に基づきデータ線を駆動するデータドライバにおいて、
    請求項1乃至15のいずれか一に記載の前記デジタルアナログ変換回路を備えたことを特徴とするデータドライバ。
  17. 請求項1乃至15のいずれか一に記載の前記デジタルアナログ変換回路を含むデータドライバと、
    表示パネルと、
    を備え、
    前記データドライバの出力信号に基づき、前記表示パネルのデータ線を駆動してなる、ことを特徴とする表示装置。
  18. 一の方向に互いに平行に延在された複数本のデータ線と、
    前記一の方向に直交する方向に互いに平行に延在された複数本の走査線と、
    前記複数本のデータ線と前記複数本の走査線の交差部にマトリクス状に配置された複数の画素電極と、
    を備え、
    前記複数の画素電極のそれぞれに対応して、ドレイン及びソースの一方が対応する前記画素電極に接続され、前記ドレイン及びソースの他方が対応する前記データ線に接続され、ゲートが対応する前記走査線に接続されている、複数のトランジスタを有し、
    前記複数の走査線に対して走査信号をそれぞれ供給するゲートドライバと、
    前記複数のデータ線に対して入力データに対応した階調信号をそれぞれ供給するデータドライバと、
    を備え、
    前記データドライバは、請求項17記載のデータドライバよりなる、ことを特徴とする表示装置。
  19. nビットの映像データを、RGB(赤、緑、青)ごとに、それぞれ、mビット(ただし、n<m)の映像データに対応させるためのデータ変換テーブルと、
    前記nビットの映像データを入力し、前記データ変換テーブルを参照して、前記mビットの映像データに変換し、前記データドライバに出力するデータ変換回路と、
    を更に備えている、ことを特徴とする請求項18記載の表示装置。




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