JP4661294B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置本体が、これに着脱可能に装着される消耗品を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンタなどの画像形成装置として、感光体ユニットやトナーボトルなどの消耗品が画像形成装置本体に着脱可能に装着されるものが知られている。
ところで、今後の販売形態として、大量消費者に対して割引価格で消耗品を提供する形態が想定される。このような販売形態では、割引消耗品は大量消費を条件として安価に提供されるものであるので、大量消費者に提供された割引消耗品が他の通常消費者に横流しされて使用されることは好ましくない。このため、上記の販売形態をとる場合、通常消費者による割引消耗品の使用を制限するための割引消耗品の使用制御が必要となる。
このような使用制御は、上記の割引消耗品に限られず、その使用が特定のユーザに限定されるべき他の特殊な消耗品についても同様に必要とされる。
そこで、本発明は、その使用が特定のユーザに限定されるべき特殊な消耗品の使用制御を簡易な構成で実現することができる画像形成装置を提供する。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成装置本体が、これに着脱可能に装着される消耗品を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、前記消耗品として、通常の消耗品の他に、使用制御用の識別情報を予め保持している特殊な消耗品と、1以上の前記識別情報を示す許可情報を予め保持している許可情報登録用の消耗品と、が設けられ、前記画像形成装置本体は、前記許可情報登録用の消耗品が装着された場合、当該消耗品から前記許可情報を取得して登録保持し、前記特殊な消耗品が装着された場合、当該消耗品から前記識別情報を取得し、当該識別情報が前記登録保持された許可情報により示される1以上の識別情報のいずれかと一致するか否かを判断し、一致しないときには所定の機能制限を行い、一致するときには前記所定の機能制限を行わないことを特徴とする。
本発明の好適な態様では、前記特殊な消耗品は、大量消費者向けに割引価格で提供される割引消耗品である。
本発明に係る画像形成装置本体は、着脱可能に装着される消耗品を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置本体であって、前記消耗品として、通常の消耗品の他に、使用制御用の識別情報を予め保持している特殊な消耗品と、1以上の前記識別情報を示す許可情報を予め保持している許可情報登録用の消耗品と、が装着可能であり、前記許可情報登録用の消耗品が装着された場合、当該消耗品から前記許可情報を取得して登録保持し、前記特殊な消耗品が装着された場合、当該消耗品から前記識別情報を取得し、当該識別情報が前記登録保持された許可情報により示される1以上の識別情報のいずれかと一致するか否かを判断し、一致しないときには所定の機能制限を行い、一致するときには前記所定の機能制限を行わないことを特徴とする。
本発明の好適な態様では、前記特殊な消耗品は、大量消費者向けに割引価格で提供される割引消耗品である。
本発明によれば、その使用が特定のユーザに限定されるべき特殊な消耗品の使用制御を簡易な構成で実現することができる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の構成を示すブロック図である。この画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、デジタル複合機等のように、紙等の記録媒体に対して画像を形成する装置である。画像形成装置1の印刷方式としては、例えば、電子写真方式やインクジェット方式などが挙げられる。
図1において、画像形成装置1は、画像形成装置本体10(以下、「装置本体」と略す)と、この装置本体10に着脱可能に装着される消耗品20とを備えている。装置本体10と消耗品20とは、協働して画像形成を行う。
装置本体10は、画像形成装置1において実質的に固定的な部分である。消耗品20は、一般的には、消耗した場合に適宜交換される交換部品であり、例えば、感光体ユニット、トナーボトル、インクカートリッジなどが挙げられる。
消耗品20には、図1に示されるように、不揮発性の記憶装置である消耗品メモリ21が取り付けられている。ここでは、消耗品メモリ21は、RFID(Radio Frequency Identification)タグに含まれる半導体メモリであり、無線によりデータの読み書きが行われる。また、製造バラツキの補正値や使用履歴などの制御情報が格納されるメモリと兼用される。
ここで、本実施の形態における消耗品20の種類と、消耗品メモリ21に予め格納されている情報について説明する。本実施の形態では、図2に示されるように、消耗品20として、通常品20Aと、割引品20Bと、登録品20Cとが設けられている。
通常品20Aは、通常の価格で提供される通常の消耗品であり、その使用が全てのユーザに認められるものである。この通常品20Aの消耗品メモリ21には、図3に示されるように、当該消耗品の種類を示す消耗品コード「A」が格納されている。
割引品20Bは、大量消費者(大手顧客、ヘビーユーザ)向けに割引価格で提供される割引消耗品であり、その使用が特定のユーザ(大量消費者)に限定されるべき特殊な消耗品である。この割引品20Bの消耗品メモリ21には、図3に示されるように、当該消耗品の種類を示す消耗品コード「B」とともに、使用制御用の識別情報が格納されている。ここでは、割引品20Bの消耗品メモリ21には、各割引品20Bに割り当てられた固有の識別情報である5桁のシリアル番号が格納されており、このシリアル番号のうち上位4桁が使用制御用の識別情報として機能する。なお、割引品20Bについては、下位1桁が1〜9のいずれかであるシリアル番号が付与され、下位1桁が0であるシリアル番号は付与されない。
登録品20Cは、特定の識別情報を持つ割引品20Bの使用を許可するための許可情報を装置本体10に登録するための許可情報登録用の消耗品である。この登録品20Cの消耗品メモリ21には、図3に示されるように、当該消耗品の種類を示す消耗品コード「C」とともに、1以上の使用制御用の識別情報を示す許可情報が格納されている。ここでは、登録品20Cの消耗品メモリ21には、各登録品20Cに割り当てられた固有の識別情報である5桁のシリアル番号が格納されている。このシリアル番号は、許可情報として機能し、その上位4桁が使用制御用の識別情報を示す。なお、登録品20Cについては、下位1桁が0であるシリアル番号が付与される。なお、登録品20Cは、登録品20Cと同じ識別情報を有する割引品20Bとともに装置の使用者に提供される。
上記の通常品20A、割引品20B、および登録品20Cは、純正品や推奨品など、その使用が装置本体10の製造者に認められている消耗品(以下、「認証品」と称す)である。実際の市場においては、このような認証品の他に、サードベンダー品、サードパーティ品、模造品、偽造品、海賊版など、その使用が装置本体10の製造者に認められていない消耗品(以下、「非認証品」と称す)20Dが流通する。この非認証品20Dには、消耗品コードは設定されていない。また、非認証品20Dは、消耗品メモリ21のようなメモリを持たない場合もある。
一方、装置本体10は、図1に示されるとおり、本体メモリ11と制御部12とを備えている。本体メモリ11は、当該装置本体10で使用が許可される割引品20Bの識別情報を示す許可情報を登録保持する記憶装置であり、例えば、NVRAM(Non Volatile RAM)や不揮発性レジスタなどの書き換え可能な不揮発性記憶装置である。なお、ここでは、初期状態(出荷時点)において本体メモリ11は許可情報を保持していない。
制御部12は、不図示のプリントエンジンやユーザインタフェースなど、画像形成装置1全体を制御するものである。本実施の形態では、特に、制御部12は、登録品20Cが装着された場合、当該登録品20Cから許可情報を取得し、当該許可情報を登録保持する。また、制御部12は、割引品20Bが装着された場合、当該割引品20Bから使用制御用の識別情報を取得し、当該識別情報が上記登録保持された許可情報により示される1以上の識別情報のいずれかと一致するか否かを判断する。そして、一致しないときには所定の機能制限を行い、一致するときには当該所定の機能制限を行わない。
具体的には、ここでは、制御部12は、登録品20Cが装着された場合、当該登録品20Cの消耗品メモリ21からシリアル番号を読み出し、このシリアル番号の上位4桁を許可番号として本体メモリ11に登録する。ここで、本体メモリ11には複数の許可番号が登録可能であり、装置本体10に複数の登録品20Cが装着された場合、本体メモリ11には複数の許可番号が登録されることとなる。
また、制御部12は、割引品20Bが装着された場合、当該割引品20Bの消耗品メモリ21からシリアル番号を読み出し、このシリアル番号の上位4桁が本体メモリ11に登録されている許可番号と一致するか否かを判断する。そして、一致しないときには、例えばウォータマークの記録や所定濃度以上の記録を利用出来なくする等の所定の機能制限を行い、一致するときには当該所定の機能制限を行わない。ここで、上記の機能制限は割引率などを考慮して適宜に決められればよく、当該機能制限には、画像形成機能を除く画像形成装置1の一部の機能を使用不可能にすること、画像形成機能を含む画像形成装置1の一部の機能を使用不可能にすること、および画像形成装置1の全ての機能を使用不可能にすることが含まれる。
制御部12は、ここでは、CPU、ROM、RAMなどが搭載された回路基板であり、制御部12の機能は、ROM等の記憶媒体に格納されたプログラムがCPUに実行されることによって実現される。ただし、制御部12の機能の実現態様は特に限定されず、例えば、専用のハードウェア回路により実現されても構わない。
図4は、制御部12の動作手順を示すフローチャートである。以下、図4に従って、画像形成装置1の動作について詳細に説明する。なお、画像形成装置1の一般的な画像形成動作については、広く知られているので説明を省略する。
図4において、制御部12は、適宜の検知手段により消耗品20の交換を検知すると(S1:YES)、不図示のリーダライタを介して、消耗品20の消耗品メモリ21から消耗品コードを読み込み(S2)、装着された消耗品20の消耗品コードを判断する(S3)。
消耗品コードが「A」であった場合(S3:A)、すなわち通常品20Aが装着された場合、制御部12は、以後、機能制限を加えることなく通常どおり画像形成装置1を制御することとする(S4)。このように、通常品20Aが装着された場合、次に消耗品が交換されるまで、画像形成装置1は全機能有効な状態で動作する。
消耗品コードが「C」であった場合(S3:C)、すなわち登録品20Cが装着された場合、制御部12は、消耗品メモリ21からシリアル番号を読み込み(S5)、読み込まれたシリアル番号の上位4桁を許可番号として本体メモリ11に登録する(S6)。
ついで、制御部12は、消耗品メモリ21に保持されている消耗品コードを「C」から「B」に書き換える(S7)。これにより、登録品20Cに保持されている許可情報が無効となり、登録品20Cの許可情報登録用の消耗品としての使用回数が1回に限定される。なお、ここでは消耗品コードは「B」に書き換えられることとしたが、「A」に書き換えられることとしてもよい。
これらの処理が終了すると、制御部12は、以後、機能制限を加えることなく通常どおり画像形成装置1を制御することとする(S8)。
このように、登録品20Cが装着された場合、当該登録品20Cに設定されている許可情報が装置本体10に登録され、その後、次に消耗品が交換されるまで、画像形成装置1は全機能有効な状態で動作する。
消耗品コードが「B」であった場合(S3:B)、すなわち割引品20Bが装着された場合、制御部12は、消耗品メモリ21からシリアル番号を読み込む(S9)。そして、制御部12は、読み込まれたシリアル番号の上位4桁が本体メモリ11に登録されている許可番号のいずれかと一致するか否かを判断する(S10)。
一致しないと判断された場合(S10:NO)、制御部12は、以後、所定の機能制限を加えて画像形成装置1を制御することとする(S11)。ここでは、制御部12は、画像形成機能を維持しつつ、他の付加的な機能を使用不可能とする。ここで、使用不可能とされる機能は、割引率などを考慮して適宜に決められる。
一方、一致すると判断された場合(S10:YES)、制御部12は、以後、機能制限を加えることなく通常どおり画像形成装置1を制御することとする(S12)。
このように、割引品20Bが装着された場合、その割引品20Bのシリアル番号の上位4桁が装置本体10に登録された許可番号と一致するか否かが判断される。そして、一致しないと判断されたときには、次に消耗品が交換されるまで、画像形成装置1は限定された機能のみ有効な状態で動作する。一方、一致すると判断されたときには、次に消耗品が交換されるまで、画像形成装置1は全機能有効な状態で動作する。
消耗品コードが読み込まれなかった場合(S3:なし)、すなわち非認証品20Dが装着された場合、制御部12は、以後、所定の機能制限を加えて画像形成装置1を制御することとする(S13)。ここでは、制御部12は、画像形成機能を維持しつつ、他の付加的な機能を使用不可能とする。ここで、使用不可能とされる機能は、非認証品20Dの使用に伴う不利益(装置本体10の故障、画像品質上の問題、安全上の問題など)を回避する観点より適宜に決められる。また、当該ステップS13の機能制限は、上記ステップS11の機能制限と同じであってもよいし異なっていてもよい。このように、非認証品20Dが装着された場合、次に消耗品が交換されるまで、画像形成装置1は限定された機能のみ有効な状態で動作する。
以上説明したとおりに動作するので、本実施の形態に係る画像形成装置1では、割引品20Bの通常の使用の禁止/許可は、次のようにコントロールされることとなる。すなわち、初期状態(出荷時点)の装置本体10では、許可番号が未登録であるので、どの割引品20Bが装着された場合においても機能制限が加えられる。すなわち、割引品20Bの通常の使用は禁止される。
この初期状態の装置本体10に、例えばシリアル番号「12340」を持つ登録品20Cが装着されると、許可番号「1234」が装置本体10に登録される。
この許可番号「1234」が登録された装置本体10では、シリアル番号「12341」〜「12349」を持つ割引品20Bについては、機能制限が加えられず通常の使用が許可される。
以上説明した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)本実施の形態では、消耗品として、通常の消耗品の他に、使用制御用の識別情報を予め保持している特殊な消耗品と、1以上の上記識別情報を示す許可情報を予め保持している許可情報登録用の消耗品と、が設けられる。そして、装置本体は、許可情報登録用の消耗品が装着された場合、当該消耗品から許可情報を取得して登録保持する。また、特殊な消耗品が装着された場合、当該消耗品から識別情報を取得し、当該識別情報が上記登録保持された許可情報により示される1以上の識別情報のいずれかと一致するか否かを判断し、一致しないときには所定の機能制限を行い、一致するときには当該所定の機能制限を行わない。このため、本実施の形態によれば、特殊な消耗品についての通常どおりの使用の禁止/許可を簡易な構成でコントロールすることができる。すなわち、特殊な消耗品の使用制御を簡易な構成で実現することができる。
(2)許可情報登録用の消耗品の装着によって装置本体に許可情報が登録される構成とするので、ユーザは、通常の消耗品交換作業と同様の作業によって簡単に許可情報を登録することができる。
(3)許可情報登録用の消耗品の装着によって装置本体に許可情報が登録される構成とするので、ユーザは、許可情報を登録しようとする場合、製造者や販売者(以下、販売者等と称す)から許可情報登録用の消耗品を入手しなければならない。これにより、ユーザが勝手に許可情報を登録することを防止することができる。
(4)許可情報登録用の消耗品の装着によって装置本体に許可情報が登録される構成とするので、販売者等は、どのユーザにどの特殊な消耗品の使用を許可するかを容易にコントロールすることができる。
(5)大量消費者に対して割引価格で消耗品を提供する販売形態では、割引消耗品は大量消費を条件として安価に提供されるものであるので、大量消費者に提供された割引消耗品が他の通常消費者に横流しされて使用されることは好ましくない。本実施の形態では、上記大量消費者に対して提供される割引消耗品を上記特殊な消耗品として使用制御の対象とする。このため、上記販売形態をとる場合において、大量消費者向けの割引消耗品が他の通常消費者に横流しされて、不正に使用されることを防止することができる。
(6)許可情報登録用の消耗品による許可情報の登録を行った場合、当該登録用の消耗品に保持されている許可情報を無効にする。このため、許可情報登録用の消耗品による許可情報の登録を1回に限定することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更することができる。
例えば、使用制御用の識別情報は、上記のシリアル番号の上位4桁に限られず、特定の割引品20B、または、特定の複数の割引品20Bにより構成される割引品群を識別可能にするものであれば、どのような情報であってもよい。
また、許可情報は、上記のシリアル番号に限られず、1以上の使用制御用の識別情報を特定することができるものであれば、どのような情報であってもよい。ここで、許可情報の一つの変形例を示す。この変形例では、許可情報は、開始番号と設定個数とにより構成され、開始番号から終了番号[(開始番号)+(設定個数)−1]までの番号を識別情報として示す。例えば、開始番号が「12341」であり設定個数が「100」である許可情報は、開始番号「12341」から終了番号「12440」までの番号を識別情報として示す。そして、この許可情報が登録された装置本体10では、シリアル番号が「12341」から「12440」までの100個の割引品20Bについて、通常の使用が可能となる。
また、消耗品20に保持される使用制御用の識別情報および許可情報は、上記の半導体メモリに限られず、磁気メモリや光学メモリなど、他の適宜の手段によって消耗品20に保持されることができる。また、装置本体10による消耗品20のメモリへの書き換えの際に消耗品20本体あるいはメモリに設けたヒューズを溶断し、装置本体10による消耗品20のメモリへの書き換えを一度に限定して不正な使用を防止するようにすることができる。
また、登録品20Cのメモリに装置本体10の制御プログラムを記憶させ、装置本体10は登録品20Cが新たに設定されたことを検知すると、登録品20Cからこのプログラムをインストールして実行するようにしてもよい。例えば、割引品20Bの通常使用を常に禁止するように動作する装置本体10に対して登録品20Cをセットすることにより、許可情報を登録保持して特定の割引品20Bの通常使用を許可するように動作する装置本体10とすることができる。
また、図示しない消耗品20Eを用い、装置本体10は消耗品20Eの識別情報を検知すると、装置本体10に登録された許可情報を全て消去するようにしてもよい。このようにすれば、装置本体10のメモリを効率よく使用することができる。更に、装置本体10は消耗品20Eの識別情報を検知すると、装置本体10から制御プログラムをアンインストールするようにすれば、割引消耗品に関する契約が終了した装置本体10を通常の装置に戻すことができる。
また、使用制御の対象となる特殊な消耗品は、上記の割引消耗品に限られず、その使用が特定のユーザに限定されるべきものであれば、他の消耗品であってもよい。
実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 消耗品の種類を示す図である。 消耗品メモリに格納されている情報を示す図である。 制御部の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置、10 画像形成装置本体(装置本体)、11 本体メモリ、12 制御部、20 消耗品、20A 通常品、20B 割引品、20C 登録品、20D 非認証品、21 消耗品メモリ。

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体が、これに着脱可能に装着される消耗品を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記消耗品として、通常の消耗品の他に、使用制御用の識別情報を予め保持している特殊な消耗品と、1以上の前記識別情報を示す許可情報を予め保持している許可情報登録用の消耗品と、が設けられ、
    前記画像形成装置本体は、
    前記許可情報登録用の消耗品が装着された場合、当該消耗品から前記許可情報を取得して登録保持し、
    前記特殊な消耗品が装着された場合、当該消耗品から前記識別情報を取得し、当該識別情報が前記登録保持された許可情報により示される1以上の識別情報のいずれかと一致するか否かを判断し、一致しないときには所定の機能制限を行い、一致するときには前記所定の機能制限を行わないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記特殊な消耗品は、大量消費者向けに割引価格で提供される割引消耗品であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 着脱可能に装着される消耗品を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置本体であって、
    前記消耗品として、通常の消耗品の他に、使用制御用の識別情報を予め保持している特殊な消耗品と、1以上の前記識別情報を示す許可情報を予め保持している許可情報登録用の消耗品と、が装着可能であり、
    前記許可情報登録用の消耗品が装着された場合、当該消耗品から前記許可情報を取得して登録保持し、
    前記特殊な消耗品が装着された場合、当該消耗品から前記識別情報を取得し、当該識別情報が前記登録保持された許可情報により示される1以上の識別情報のいずれかと一致するか否かを判断し、一致しないときには所定の機能制限を行い、一致するときには前記所定の機能制限を行わないことを特徴とする画像形成装置本体。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置本体であって、
    前記特殊な消耗品は、大量消費者向けに割引価格で提供される割引消耗品であることを特徴とする画像形成装置本体。
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