JP4660697B2 - 入力装置及び移動端末 - Google Patents
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Description
また、このポインティング制御装置は、移動通信端末に適用することを前提として設計されたものではないため、防水性・防塵性は全く考慮されていない。よって、屋外で使用されることも多く、筐体に水滴や粉塵が付着する可能性が高い移動通信端末に適用するポインティングデバイスとしては好ましいものではない。
(1)制御対象の移動制御命令を表示画面の任意方向に対して生成できること。
(2)筐体表面から突出する部分がない構造であること。
(3)構造が複雑でないこと。
(4)防水性・防塵性を備えること。
が要求される。
その入力装置は、センサが検出したスライドキーの少なくとも移動方向に応じて第1の制御信号を生成する手段を含んでもよい。
その入力装置は、センサが検出したスライドキーの少なくとも移動方向に応じて第1の制御信号を生成する手段と、周囲キーの押下された端部の方向に応じて第2の制御信号を生成する手段とを含んでいてもよい。
センサは、スライドキーの移動方向及び移動量を検出するようにしてもよく、その場合には、第1の制御手段は、センサが検出したスライドキーの移動方向及び移動量に応じて第1の制御を行っても良い。
センサは、スライドキーの移動方向及び移動量を検出するようにしても良く、その場合には、第1の制御手段は、センサが検出したスライドキーの移動方向及び移動量に応じた第1の制御を行ってもよい。
本発明による入力装置及び移動端末は、弾性シートにスライドキーを密着して固定、例えば接着し、これを筐体前面と略平行平面内でスライド移動させることによって、スライドキーの移動方向及び移動量に応じた制御を行うことが可能な構造を、筐体から突出する部分が無いか、あるとしても限りなく小さい構造で実現できる。例えば、表示手段に画像表示される制御対象をスライドキーの移動方向及び移動量に応じて移動させる(画像表示する位置を変化させる)ことが可能である。
また、スライドキーを弾性シートに密着して固定したことにより、弾性シートに穴を形成する必要が全く無くなるため、高い防水性・防塵性が得られる。
また、スライドキーは、弾性シート又はこれに形成された蛇腹の伸縮を利用してスライド移動するため、キーをスライドさせるための構造を簡略化できる。よって、部品点数が削減されるため装置を小型化・薄型化することができ、また、組み立て工数を低減することができる。
さらに、スライドキーの天面に滑り止めや凹部又は凸部(突起)を設けたり、弾性シートに、スライドキーを支持する突起を設けたりすることによって、操作性を向上させることができる。
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る入力装置を示す。この入力装置は、表示画面上において制御対象を任意の方向へ移動させるためにユーザが操作を行うUI(ユーザインタフェース)である。この入力装置は、センタキー1、磁石2、ゴムシート3、押し子4、メタルドーム(接触スイッチ)5、樹脂シート6、ホール素子7、基板8、基板9及び枠部10を有する。
図3(b)に、制御対象の移動を制御する制御系の構成を示す。制御対象の移動は、メタルドーム5と、ホール素子7(7a,7b,7c,7d)と、演算部101、移動制御命令生成部102及び制御部103によって制御される。
このような制御系を備えることによって、センタキー1に内蔵された磁石2の位置がどの方向にどれだけ変化しているかに応じてポインタ等の制御対象を表示画面上で移動させることができる。
なお、演算部101は、ホール素子7からの信号を基にセンタキー1の移動方向のみを算出してもよい。この場合、移動制御命令生成手段102は、原点に対する磁石2の移動方向に基づいて、制御対象の移動制御命令を生成する。換言すると、表示画面上の制御対象を、磁石2の移動方向に応じた方向へ移動させる命令を生成する。
上記実施形態における制御系の構成は、他の実施形態についても上記同様のものを適用できる。
ユーザがセンタキー1のスライド操作を止めて、センタキー1を解放すると、ゴムシート3の弾性力によってセンタキー1は自動的に原点へ復帰する。
また、センタキー1をゴムシート3に接着した単純な構成としたことによって、部品点数や組み立て工数が削減され、装置を小型化・薄型化できる。また、入力装置の構造を、筐体表面から突出する部分が無いか、あるとしても限りなく小さい構造にすることができ、且つ、防水性・防塵性を備えた構造とすることができる。
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。図6に、本実施形態による入力装置の構造を示す。本実施形態による入力装置は、センタキー1に略円盤状のスカート部(外辺部)11が形成されている他は、第1の実施形態と同様である。
また、スカート部11を設けたことにより、異物などの影響で、枠部10においてゴムシート3が損傷することを防止できるため、防水性・防塵性が損なわれにくい。
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。図7に、本実施形態による入力装置の構造を示す。本実施形態による入力装置は、ゴムシート3に蛇腹部31が伸縮自在に形成されている他は、第2の実施形態と同様である。なお、蛇腹部31は、センタキー1との接着部分を囲繞するように形成されている。
蛇腹部31を有さない構成の場合には、センタキー1のスライド量に応じて原点への復帰力も大きくなるため、操作性が損なわれることもある。一方、本実施形態による入力装置は、蛇腹部31を設けたことによりセンタキー1をスライド操作する際の操作荷重を低減できるため、センタキー1を大きくスライドさせる場合でも良好な操作性を確保できる。
本発明を好適に実施した第4の実施形態について説明する。図9に、本実施形態による入力装置の構造を示す。本実施形態による入力装置は、ゴムシート3の基板8と対向する面に凸部32が形成されている他は、第3の実施形態による入力装置と同様である。
凸部32は、ゴムシート3と基板8との間隙と略同一の高さであり、センタキー1をスライドさせる操作の妨げとならないようにメタルドーム5の周囲に配置されている。凸部32は、ゴムシート3と一体に形成されていても良いし、ゴムシート3に接着されていても良いが、押し子4よりも柔らかい素材であることが好ましい。また、凸部32は、略環状に連設されていても良いし、複数の突起が列設されていても良い。
また、ユーザがセンタキー1を押下した場合は、図10に示すように、凸部32がセンタキー1と基板8とに挟まれて変形するため、メタルドーム5を作動させることができる。
本実施形態ではセンタキー1を凸部32によって支持することで、ゴムシート3の劣化による誤動作の発生を防止できる。
本発明を好適に実施した第5の実施形態について説明する。図11に、本実施形態による入力装置の構造を示す。本実施形態による入力装置は、センタキー1の天面にザグリ(凹部)12が形成されている他は、第4の実施形態による入力装置と同様である。
このように本実施形態による入力装置は、センタキー1の操作性を高めるとともに、センタキー1を誤って押下してしまうことによる誤動作の発生を低減できる。なお、ザグリ12は図示した形状に限定されるものではなく、滑らかな曲面を呈する形状であってもよい。
本発明を好適に実施した第6の実施形態について説明する。図12に、本実施形態による入力装置の構造を示す。本実施形態による入力装置は、センタキー1の周囲に周囲キー20が形成されている他は、第5の実施形態による入力装置と同様である。
なお、図に示すように、本実施形態においては周囲キー20が枠部10を形成する。また、方向指示部20a〜20dの天面にはザグリ201が形成されており、ユーザがセンタキー1や方向指示部20a〜20dを操作しやすい形状になっている。
図14(b)に、ポインタなどの制御対象の移動を制御する制御系の構成を示す。制御対象の動作は、メタルドーム5、ホール素子7(7a,7b,7c,7d)、方向指示部20a〜20dに対応して配置されたメタルドーム5z〜5w、演算部111、移動制御命令生成部112及び制御部113によって制御される。
このような制御系を備えることによって、センタキー1に内蔵された磁石2の位置がどの方向にどれだけ変化しているかに応じてカーソル等を移動させることに加え、押下された方向指示部に応じた方向へ制御対象を移動させることができる。
本発明を好適に実施した第7の実施形態について説明する。図16に本実施形態による入力装置の構造を示す。本実施形態による入力装置は、センタキー1の天面外側に滑り止め13が設けられている他は、第6の実施形態と同様である。
滑り止め13は、センタキー1よりも摩擦係数が大きい素材で形成されており、センタキー1の天面に接着又は埋め込みによって固定されている。なお、滑り止め13は、センタキー1と異なる材質を用いても良いし、同じ材質を用いて表面粗さを粗くすることで摩擦係数を大きくしても良い。
また、図17に示すように、センタキー1には、滑り止め13の代わりに凸起13’を少なくとも一つ形成するようにしてもよい。この場合は、ユーザがセンタキー1のスライド操作を行う際に、凸起13’がユーザの指の滑りを低減するため、センタキー1の操作性を向上させ、誤操作の発生を低減することができる。
このように、センタキー1の天面に滑り止め13や凸起13’を設けることにより、操作性を高め、誤操作の発生を低減できる。これは、センタキーにザグリ12を形成していない場合でも同様である。すなわち、センタキー1にザグリ12、滑り止め13及び凸起13’の少なくともいずれかを形成することによって、操作性の向上や誤操作の発生を低減することが可能となる。
本発明を好適に実施した第8の実施形態について説明する。図18に本実施形態による移動通信端末の構造を示す。この移動通信端末は、表示部40と操作部50とがヒンジによって連結されて構成されており、操作部50側に入力装置500を有する。入力装置500は、上記第6の実施形態による入力装置と同様である。
表示部40は、一般的な移動通信端末と同様のものであり、文字や画像などを表示するためのディスプレイ41や、不図示のスピーカなどを有する。
図に示すように、基板508の各キーの押し子(504,504a、534)と対応する箇所には、メタルドーム505、505a、505bがそれぞれ配置される。また、樹脂シート506は、基板508のゴムシート503と対向する面を覆っている。さらに、基板509の基板508と対向する面にはホール素子507が配置される。ゴムシート503の少なくとも周縁部は、フレーム材540によって操作部50の筐体前面の内側に圧接させられて密着している。フレーム材540は、筐体の前面側と後面側との間に介在するように設置されており、これらを組み合わせることによりゴムシート503を圧迫するように配置されている。
このような構造とすることにより、入力装置500のみならず、操作部50の全てのキーを防水性・防塵性を備えた構造とすることができる。
本発明を好適に実施した第9の実施形態について説明する。図21に本実施形態による移動通信端末60の外観斜視図を示す。なお、同図においては移動通信端末60の筐体の一部を切り欠いて筐体内部の配置された基板608も図示している。
移動通信端末60は、ディスプレイ61、キー群62、基板608及び入力装置600を有する。
ディスプレイ61は、文字や画像等を表示する機能部である。キー群62は、従来の移動通信端末が備えるキーと同様のものであり、例えば数字キーである。基板608は、無線通信機能などの移動通信端末として必要な電気特性を実現させる機能素子などが搭載された電子基板である。
センタキー601のゴムシート603との接着面には凹部6011が形成されており、磁石602はこの中に配置されている。磁石602は、センタキー601がゴムシート603に接着されることによって、センタキー601に封入されている。ゴムシート603は、弾性及び可撓性を備えた材料を用いて筐体前面と正面視略同一形状に形成されている。また、ゴムシート603は、筐体前面側にセンタキー601とキー群62のキートップとが配置されており、その裏側には各キーに対応する押し子が形成されている。さらに、ゴムシート603の略周縁部は、筐体前面と密着している。押し子604は、ゴムシート603のセンタキー601の裏側になる位置に設置されている。押し子604は、ゴムシート603よりも硬質且つ摩擦係数が低い材料で形成されることが好ましい。メタルドーム605は、ゴムシート603と基板608との間に介在するように、基板608に配置されており、その裏側にはホール素子607が配置される。また、基板608には回路610も配置されている。回路610は、センタキー1の移動方向及び移動量に応じてディスプレイ61上に表示された制御対象を移動させる(表示位置を変更する)制御を行う。
また、センタキー601に磁石602を封入したことで、実装面積を損なうこと無くデザイン性を向上させることができる。さらに、センタキー601がゴムシート603に接着された構造であるため、ゴムシート603を所定の方法で配置すれば、センタキー601も所定の位置に配置されることになり、容易に組み立てることができる。さらに、上記各実施形態と同様に、ゴムシート603に穴を形成する必要が全く無いため、高い防水性・防塵性を得ることができる。
例えば、センタキー1や周囲キー20などの入力装置を構成する部材の形状は各図において示したものに限定されることはない。例えば、センタキー1や周囲キー20を角柱状や楕円柱状としても良い。また、筐体の開口部は、略円形状に限定されることはなく、他の形状であっても良い。
また、上記各実施形態においては、センタキー1の移動方向及び移動量を磁石2とホール素子7とによって検出しているが、これに限定されるものではない。例えば、センタキー1のスライド移動に伴う磁束密度の変化を、ホール素子の代わりにリードスイッチなどを用いて検出するようにしてもよい。
さらに、図25に示すように、センタキー1の移動方向及び移動量は、ゴムシート3のセンタキー1の裏側となる位置に光学的に確認可能な目印2’を設け、この目印の位置の変化を基板8上に配置した光電変換素子7’(CCD、CMOS等)で検出するようにしてもよい。あるいは図26に示すように、磁石2の代わりにコイル2’’をセンタキー1に内蔵し、基板8に電磁コイル7’’を複数配置して、電磁誘導によってセンタキー1の変位を検出するようにしてもよい。
また、第8の実施形態及び第9の実施形態において示したように、本発明による移動端末は、折り畳み型であっても良いし、なくてもよい。折り畳み型の端末の場合は、筐体前面から突出する部分が存在すると折り畳みの妨げとなるため、本発明を好適に適用することができる。なお、本発明を適用可能な移動端末は、通信機能を備えた移動通信端末に限定されるものではなく、PDA、リモコン、電子辞書などであってもよい。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
1a、1b、6011 凹部
1c 蓋部
2、502、602 磁石
3、503、603 ゴムシート
4、4a、4b、4c、4d、34、504、504a、534、604 押し子
5、5w、5x、5y、5z、505、505a、505b、605 メタルドーム
5a 導電板
5b 配線パターン
6、506 樹脂シート
7、7a、7b、7c、7d、507、607 ホール素子
8、9、508、509、608 基板
10 枠部
11 スカート部
12、201 ザグリ
13 滑り止め
20、520 周囲キー
20a、20b、20c、20d 方向指示部
31 蛇腹部
32、532 凸部
40 表示部
41、61 ディスプレイ
50 操作部
60 移動通信端末
62、533 キー群
101、111 演算部
102、112 移動制御命令生成部
103、113 制御部
610 回路
500、600 入力装置
540 フレーム材
611 カーソル
Claims (38)
- 筐体の前面と略平行な平面をXY直交座標系で示されるXY平面と定義した場合において、
開口部を備えた前記筐体の前記開口部付近に設けられる入力装置であって、
弾性及び可撓性を備えた材質で形成され、前記XY平面と略平行に前記筐体の内側に対向するように配置された弾性シートと、
前記開口部の略中心に配置されるように前記弾性シートの前記筐体と対向する面に密着して固定され、前記XY平面内の任意方向へ移動可能であり、無負荷時には前記弾性シートの弾性力によって前記開口部の略中心に復帰するスライドキーと、
前記スライドキーの移動に応じて該スライドキーの前記XY平面内の移動方向及び移動量を検出するセンサと、
前記弾性シートよりも硬質かつ摩擦係数が小さい材質で形成され、該弾性シートの前記スライドキーの裏側に設置された押し子と、
前記開口部の略中心に前記押し子と対向して配置され、前記スライドキーが前記筐体の内部方向へ押下されたことを検出する接触スイッチとを有し、
前記接触スイッチが配置される基板上にシート状の部材が配置されたことを特徴とする入力装置。 - 前記スライドキーは、前記開口部の枠部よりも大きい形状の外辺部を有することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
- 前記スライドキーは、前記外辺部を介して前記弾性シートに接着され、該外辺部の略周縁部分が前記筐体と前記弾性シートとの間隙に配置されたことを特徴とする請求項2記載の入力装置。
- 前記センサが検出した前記スライドキーの少なくとも移動方向に応じて第1の制御信号を生成する手段をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の入力装置。
- 筐体の前面と略平行平面をXY直交座標系で示されるXY平面と定義した場合において、
開口部を備えた前記筐体の前記開口部付近に設けられる入力装置であって、
弾性及び可撓性を備えた材質で形成され、前記XY平面と略平行に前記筐体の内側に対向するように配置された弾性シートと、
前記弾性シートの前記筐体と対向する面に密着して固定された環状の周囲キーと、
前記周囲キーの略中心に配置されるように前記弾性シートの前記筐体と対向する面に密着して固定され、前記XY平面内の任意方向へ移動可能であり、無負荷時には前記弾性シートの弾性力によって前記開口部の略中心に復帰するスライドキーと、
前記スライドキーの移動に応じて該スライドキーの前記XY平面内の移動方向及び移動量を検出するセンサと、
前記周囲キーのXY各方向について押下されたか否かを検出するスイッチと、
前記弾性シートよりも硬質かつ摩擦係数が小さい材質で形成され、該弾性シートの前記スライドキーの裏側に設置された押し子と、
前記開口部の略中心に前記押し子と対向して配置され、前記スライドキーが前記筐体の内部方向へ押下されたことを検出する接触スイッチとを有し、
前記接触スイッチが配置される基板上に、少なくとも該接触スイッチの前記押し子との接触面を覆うシート状の部材が配置されたことを特徴とする入力装置。 - 前記スライドキーは、前記開口部の枠部よりも大きい形状の外辺部を有することを特徴とする請求項5記載の入力装置。
- 前記スライドキーは、前記外辺部を介して前記弾性シートに接着され、該外辺部の略周縁部分が前記周囲キーと前記弾性シートとの間隙に配置されたことを特徴とする請求項6記載の入力装置。
- 前記センサが検出した前記スライドキーの少なくとも移動方向に応じて第1の制御信号を生成する手段と、前記周囲キーの押下された端部の方向に応じて第2の制御信号を生成する手段とをさらに有することを特徴とする請求項5から7のいずれか1項記載の入力装置。
- 前記スライドキーは、前記弾性シートとの接合端に凹部を有し、該凹部に磁石が配置されて前記弾性シートへ接着されたことにより、該磁石が前記スライドキーに封入されたことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の入力装置。
- 前記押し子が前記接触スイッチを作動させた場合に第3の制御信号を生成する手段をさらに有することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の入力装置。
- 前記スライドキーの移動量が所定の値よりも大きい場合は、前記第3の制御信号を無効とする手段をさらに有することを特徴とする請求項10記載の入力装置。
- 前記弾性シートに、前記スライドキーとの接着領域を囲繞する略蛇腹形状部が繞設されたことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載の入力装置。
- 前記弾性シートの前記スライドキーとの密着固定面と反対側の面に、該スライドキーを支持する突起が少なくとも一つ形成されたことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項記載の入力装置。
- 前記弾性シートには、前記スライドキー以外のキー群が一体に形成されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項記載の入力装置。
- 前記シート状の部材が、前記接触スイッチ上に設けられたことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項記載の入力装置。
- 前記シート状の部材が、少なくとも該接触スイッチの前記押し子との接触面を覆う範囲に設けられたことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項記載の入力装置。
- 前記シート状の部材が、前記スライドキーの稼働範囲に設けられたことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項記載の入力装置。
- 筐体の前面と略平行な平面をXY直交座標系で示されるXY平面と定義した場合において、
開口部を備えた前記筐体と、
弾性及び可撓性を備えた材質によって形成され、前記XY平面と略平行に前記筐体の内面に対向するように配置された弾性シートと、
前記開口部の略中心に配置されるように前記弾性シートの前記筐体と対向する面に密着して固定され、前記XY平面内の任意方向に移動可能であり、無負荷時には前記弾性シートの弾性力によって前記開口部の略中心に復帰するスライドキーと、
前記スライドキーの移動に応じて該スライドキーの前記XY平面内の移動方向及び移動量を検出するセンサと、
情報を画像表示する表示手段と、
前記センサが検出した前記スライドキーの少なくとも移動方向に応じて第1の制御を行う第1の制御手段と、
前記弾性シートよりも硬質かつ摩擦係数が小さい材質で形成され、該弾性シートの前記スライドキーの裏側に設置された押し子と、
前記開口部の略中心に前記押し子と対向して配置され、前記スライドキーが前記筐体の内部方向へ押下されたことを検出する接触スイッチと、
前記押し子が前記接触スイッチを作動させた場合に、第3の制御を行う第3の制御手段とを有し、
前記接触スイッチが配置された基板にシート状の部材が配置されたことを特徴とする移動端末。 - 前記センサは、XY平面内での前記スライドキーの移動方向及び移動量を検出し、前記第1の制御手段は、前記スライドキーの移動方向及び移動量に応じて第1の制御を行うことを特徴とする請求項18記載の移動端末。
- 前記スライドキーの移動量が所定の値よりも大きい場合は、前記第3の制御手段を停止させる手段をさらに有することを特徴とする請求項18又は19記載の移動端末。
- 前記第1の制御手段は、前記表示手段において制御対象を画像表示する位置を変更する処理を行うことを特徴とする請求項18から20のいずれか1項記載の移動端末。
- 前記第2の制御手段は、前記表示手段において前記制御対象が指示する情報を選択又は確定する処理を行うことを特徴とする請求項21記載の移動端末。
- 前記スライドキーは、前記開口部の枠部より大きい形状の外辺部を有し、該外辺部を介して前記弾性シートに接着され、該外辺部の略周縁部分が前記筐体前面と前記弾性シートとの間隙に配置されたことを特徴とする請求項18から22のいずれか1項記載の移動端末。
- 筐体の前面と略平行平面をXY直交座標系で示されるXY平面と定義した場合において、
開口部を備えた前記筐体と、
弾性及び可撓性を備えた材質によって形成され、前記XY平面と略平行に前記筐体の内側に対向するように配置された弾性シートと、
前記弾性シートの前記筐体と対向する面に接着された環状の周囲キーと、
前記周囲キーの略中心に配置されるように前記弾性シートの前記筐体と対向する面に密着して固定され、前記XY平面内の任意方向へ移動可能であり、無負荷時には前記弾性シートの弾性力によって前記開口部の略中心に復帰するスライドキーと、
前記スライドキーの移動に応じて該スライドキーの前記XY平面内の移動方向及び移動量を検出するセンサと、
前記周囲キーのXY各方向について押下されたか否かを検出するスイッチと、
情報を画像表示する表示手段と、
前記センサが検出した前記スライドキーの少なくとも移動方向に応じて第1の制御を行う第1の制御手段と、
前記周囲キーの押下された端部の方向に応じて第2の制御を行う第2の制御手段と、
前記弾性シートよりも硬質かつ摩擦係数が小さい材質で形成され、該弾性シートの前記スライドキーの裏側に設置された押し子と、
前記開口部の略中心に前記押し子と対向して配置され、前記スライドキーが前記筐体の内部方向へ押下されたことを検出する接触スイッチと、
前記押し子が前記接触スイッチを作動させた場合に第3の制御を行う第3の制御手段とを有し、
前記接触スイッチが配置された基板にシート状の部材が配置されたことを特徴とする移動端末。 - 前記センサは、XY平面内でのセンタキーの移動方向及び移動量を検出し、前記第1の制御手段は、前記スライドキーの移動方向及び移動量に応じて第1の制御を行うことを特徴とする請求項24記載の移動端末。
- 前記スライドキーの移動量が所定の値よりも大きい場合は、前記第3の制御手段を停止させる手段をさらに有することを特徴とする請求項24又は25記載の移動端末。
- 前記第1及び第2の制御手段は、前記表示手段において制御対象を画像表示する位置を変更する処理を行うことを特徴とする請求項24から26のいずれか1項記載の移動端末。
- 前記第3の制御手段は、前記表示手段において前記制御対象が指示する情報を選択又は確定する処理を行うことを特徴とする請求項27記載の移動端末。
- 前記第1の制御手段は、前記表示手段において第1の制御対象を画像表示する位置を変更する処理を行い、
前記第2の制御手段は、前記表示手段において第2の制御対象を画像表示する位置を変更する処理を行うことを特徴とする請求項24から26のいずれか1項記載の移動端末。 - 前記第3の制御手段は、前記表示手段において前記第1又は第2の制御対象が指示する情報を選択又は確定する処理を行うことを特徴とする請求項29記載の移動端末。
- 前記スライドキーは、前記開口部の枠部より大きい形状の外辺部を有し、該外辺部を介して前記弾性シートに接着され、該外辺部の略周縁部分が前記周囲キーと前記弾性シートとの間隙に配置されたことを特徴とする請求項24から30のいずれか1項記載の移動端末。
- 前記スライドキーは前記弾性シートとの接合端に凹部を有し、該凹部に磁石が配置されたスライドキーを前記弾性シートへ接着したことにより、該磁石が前記スライドキーに封入されたことを特徴とする請求項18から31のいずれか1項に記載の移動端末。
- 前記弾性シートに、前記スライドキーとの接着領域を囲繞する略蛇腹形状部が繞設されたことを特徴とする請求項18から32のいずれか1項記載の移動端末。
- 前記弾性シートの前記スライドキーとの接着面と反対側の面に、前記スライドキーを支持する突起が少なくとも一つ形成されたことを特徴とする請求項18から33のいずれか1項記載の移動端末。
- 前記弾性シートには、前記スライドキー以外のキー群が一体に形成されていることを特徴とする請求項18から34のいずれか1項記載の移動端末。
- 前記シート状の部材が、前記接触スイッチ上に設けられたことを特徴とする請求項18から35のいずれか1項記載の移動端末。
- 前記シート状の部材が、少なくとも該接触スイッチの前記押し子との接触面を覆う範囲に設けられたことを特徴とする請求項18から35のいずれか1項記載の移動端末。
- 前記シート状の部材が、前記スライドキーの稼働範囲に設けられたことを特徴とする請求項18から35のいずれか1項記載の移動端末。
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