JP4660590B2 - カプセル型マイクロロボット駆動システム - Google Patents

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Description

本発明はカプセル型マイクロロボット駆動システムに関し、特に、臓器の粘液質の壁面を掴んで高速で移動できるカプセル型マイクロロボット駆動システムに関する。
一般に、カプセル型内視鏡に使用されるマイクロロボットは、臓器の内部を撮影する超小型カメラ、臓器の組織を切り離すピンセット、カメラで撮影した臓器の映像を外部に送信する通信機構、及びその他の診断のための装備などが装着されており、医者が臓器の組織を触るようにして患部を検査するのに使用される。このようなマイクロロボットにより、患者に大きな苦痛を与えることなく、胃、小腸、大腸などの臓器の内部を内視鏡で撮影することができるだけでなく、簡単な手術や薬物の注射をすることもできる。
しかし、従来のカプセル型内視鏡用マイクロロボットは、まだ商用化されておらず、研究が行われている。ロボット駆動システムの1つとして、空気により膨張するクランプ機構で大腸の壁を歩いて移動するシャクトリムシ型マイクロロボット駆動システムの研究が行われている。しかし、このような原理を利用してマイクロロボットを移動させるためには、必ずロボットの胴部と移動しようとする周辺との密着が必要であるが、臓器の内壁は粘液物質と臓器の粘弾性特性により密着が困難であるという限界があった。
本発明は、このような従来技術の問題を解決するためになされたもので、滑りやすい粘液で覆われている臓器内でも高速で移動でき、信頼性を有するカプセル型マイクロロボット駆動システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、外周面に係止溝が形成された内部シリンダと、前記内部シリンダを長手方向に移動させる駆動部と、前記内部シリンダを囲むように内部に中空部が形成された外部シリンダと、前記外部シリンダの外周面に長手方向に貫通形成された第1露出孔と、前記外部シリンダに所定の範囲で回動可能にヒンジ固定され、回動により広がると前記第1露出孔から露出し、回動により畳まれると前記第1露出孔から露出しないように形成された脚部と、前記外部シリンダを囲むように形成されたカプセルと、前記第1露出孔と整列され、前記脚部が広がった状態で前記脚部が前記カプセルの外部に露出するように前記カプセルの長手方向に形成された第2露出孔とを含み、前記内部シリンダの移動方向に応じて、前記脚部と前記係止溝の干渉により前記脚部が畳まれるか又は広がることを特徴とするカプセル型マイクロロボット駆動システムを提供する。
ここで、前記外部シリンダの外周面には円周方向に沿って一列にヒンジ溝が形成され、前記脚部の回転中心には回動中心孔が形成され、前記脚部の回動中心孔をワイヤが貫通し、前記ワイヤが前記ヒンジ溝に収納されるように構成されることが好ましい。
また、前記カプセル型マイクロロボット駆動システムは、前記外部シリンダの外周面に形成された回転防止溝と、前記カプセルの内周面に前記回転防止溝と係合されるように形成された回転防止突起とをさらに含むことが好ましい。逆に、前記カプセル型マイクロロボット駆動システムは、前記外部シリンダの外周面に形成された回転防止突起と、前記カプセルの内周面に前記回転突起と係合されるように形成された回転防止溝とをさらに含むこともできる。
前記内部シリンダは中央部に貫通形成された中空部を備え、前記外部シリンダ内で前記内部シリンダの回転運動が防止されるように、前記内部シリンダの外周面には長手方向に凹溝が形成され、前記外部シリンダの内周面には前記凹溝と係合されるように突起が形成され、前記駆動部は、前記カプセルの後部に装着されたモータと、前記モータの回転に連動して回転し、前記内部シリンダの中空部に締結されるネジ棒とを含むことが好ましい。
一方、前記構成とは異なり、前記カプセル型マイクロロボット駆動システムは、前記内部シリンダに長手方向に貫通形成されたガイド孔と、前記ガイド孔を貫通して固定されたガイド棒とをさらに含み、前記駆動部は、前記カプセルの後部に装着されたモータと、前記モータの回転に連動して回転し、前記内部シリンダの中空部に締結されるネジ棒とを含むこともできる。
前記カプセル型マイクロロボット駆動システムは、前記カプセルの頭部に装着されたカメラをさらに含むことが好ましい。
臓器の内壁とカプセルの摩擦力を低減するために、前記カメラを装着した前記カプセルの頭部は半球状に形成し、前記カプセルには、移動時に臓器との摩擦を低減するための凝着防止剤(anti-adhesion agent)をコーティングすることが好ましい。
前記脚部は、臓器の壁面との接触を円滑にするために3つ以上形成し、放射状に配置することが好ましい。
臓器の内壁を掴んで前進する脚部と臓器の内壁間の摩擦力を増加させるために、前記脚部の端部には微細な複数の突起を形成することが好ましい。ここで、前記脚部の端部に形成された微細な複数の突起は、微細な繊毛からなり、臓器の壁面と前記脚部の端部の接着力を増加させることができる。このような構造は、とがった外形を有する脚部の端部が臓器の壁面を掴む機械的方法とは異なり、臓器の表面の損傷を低減でき、カプセル型ロボットがより柔らかく臓器の壁面を掴んで移動できるようにする。さらに、このような微細な繊毛を備えた脚部の端部を、臓器の壁面に容易に接着し、かつ臓器の壁面から容易に脱着することができるように、前記脚部の端部にフレキシブルジョイントを形成することもできる。
前記駆動部は、PZTリニア超音波モータを含むことができる。この場合、前記PZTリニア超音波モータを使用することにより、前記内部シリンダの長手方向の運動を実現することができる。
前記カプセルのカメラにより撮影した映像などを外部に送信するために、前記カプセルの内部と外部の通信を可能にする通信機構をさらに含むことが好ましい。
製造を容易にするために、前記係止溝は、前記内部シリンダの外周面に円周方向に一列に形成することが好ましい。
さらに、前記係止溝は、底面が平坦になるように垂直に凹んで形成されることにより、前記係止溝と前記脚部間の係止効果を極大化できる。
本発明は、カプセルの頭部が半球状に形成され、カプセルの外面に移動時に臓器との摩擦を低減するための凝着防止剤がコーティングされており、人体の臓器の内壁との摩擦を低減した状態で移動できるように構成され、特に、カプセルの内外側に畳まれたり広がったりする脚部が、臓器の内壁に完全に密着して壁面に付着した状態で、駆動部と内部シリンダ間の距離に該当するリニアストロークだけ移動できるように構成されることにより、信頼性があり、迅速に移動できるカプセル型マイクロロボット駆動システムを提供する。
また、本発明によるカプセル型マイクロロボット駆動システムは、脚部が臓器の壁面に完全に密着した状態で、サンプリング、イメージ取得、モニタリングなどの必要な作業を行うことができる。
さらに、本発明によるカプセル型マイクロロボット駆動システムは、カプセル型内視鏡の用途に活用できるだけでなく、円管や粗悪な環境で移動できる移動装置としても活用できる。
さらに、本発明によるカプセル型マイクロロボット駆動システムは、前進と後進の両方が可能であるため、カプセル型内視鏡の用途に使用した場合、通り過ぎた部位をより詳細にさらに観察しようとするとき、前記カプセル型マイクロロボット駆動システムを後進させて再び観察しようとする位置に移動させることができるので、より広範囲な使用目的を満たす。
また、前記脚部の端部の突起を微細な繊毛で形成することにより、臓器の内壁を掴んで移動するときに発生し得る臓器の壁面の損傷を大幅に低減できるだけでなく、よりスムーズに移動できる。
前記カプセル型マイクロロボット駆動システムは、前述のように簡単かつ効率的な構造を有するので、人体の大腸、小腸などの検査及び診断のためのカプセル型内視鏡に適用されることによって、移動機能を有することなく腸運動により移動していた既存の内視鏡に比べて、迅速かつ容易に内視鏡検査が行え、人体の消化器の手術用途にも活用できる。さらに、本発明によるカプセル型マイクロロボット駆動システムは、安価な製作コストで容易に製作でき、そのサイズを直径11mm以下、長さ26mm以下と非常に小さく構成できるので、内視鏡検査時の患者の苦痛を最小化できる。
以下、本発明によるカプセル型マイクロロボット駆動システムの好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1〜図6に示すように、本発明の一実施形態によるカプセル型マイクロロボット駆動システム100は、カプセルを移動させる駆動部110と、駆動部110により前記カプセルの長手方向に移動する内部シリンダ120と、内部シリンダ120を囲むように内部に中空部130aが形成された外部シリンダ130と、内部シリンダ120及び外部シリンダ130を囲むように形成されたカプセル140と、外部シリンダ130に回動可能に固定され、内部シリンダ120の移動方向に応じてカプセル140の内側に畳まれるか又はカプセル140の外側に広がる脚部150と、カプセル140の頭部に半球状に形成されたカメラ160とを含む。
駆動部110は、カプセル140の尾部に装着された超小型モータ111と、超小型モータ111の回転軸と連動して回転するネジ棒112とを備える。超小型モータ111はバッテリにより駆動される。
内部シリンダ120は、駆動部110のネジ棒112に締結されるように中央貫通部にネジ山121が形成され、その外周面の中央部に円周方向に沿って係止溝122が凹んで形成される。ここで、係止溝122は、脚部150の一部を収容する空間を確保するためのものであり、図3及び図4に示すように、内部シリンダ120の移動に応じて、脚部150との干渉により、脚部150がワイヤ159を中心に回動して畳まれるか又は広がる。また、図3及び図4に示すように、係止溝122は、垂直壁122a、122bを有するように凹んで形成され、その底面が平坦である。
外部シリンダ130は、脚部150が所定の角度で回動できるように、外周面に脚部150の回動方向(外部シリンダの長手方向)に形成された凹溝131を備え、ヒンジ孔151を貫通するワイヤ159が収納されるように、外周面に円周方向に一列に凹んで形成されたヒンジ溝132を備える。さらに、脚部150の一部が内部シリンダ120の係止溝122内に収容されるように、凹溝131の内側の一部面が貫通した第1露出孔133aが形成される。
カプセル140は、ロボットの胴部になる部分であり、臓器内を高速で移動できるように、移動時に臓器との摩擦を低減するための凝着防止剤が外面にコーティングされており、脚部150が臓器の内壁に直接接触して密着した後に移動できるように、カプセル140の外周面には、脚部150を露出させるための第2露出孔141が長手方向に長く形成される。さらに、カプセル140の頭部には、カメラ160を装着する孔142が形成される。
ここで、第2露出孔141は、脚部150の位置に整列され、図1に示すように、外部シリンダ130に6つの脚部150が形成されるので、第2露出孔141も6つ形成される。
6つの脚部150は、外周シリンダ130の外周に60゜間隔で設置されており、臓器の内壁により多くの接触点を有して密着するようにする。これにより、脚部150と臓器10間の摩擦力をより効果的に確保できる。より大きな摩擦力を得るためには、臓器10の内壁に接触する脚部150の端部に複数の微細な突起153(図14(c)参照)が形成されることが好ましい。
ここで、脚部150を回動可能に外部シリンダ130に固定することは、脚部150のヒンジ孔151に1つのワイヤ159を貫通させ、脚部150のそれぞれはその一部が外部シリンダ130の第1露出孔133aを貫通するように挿入し、ワイヤ159をヒンジ溝132に収納することにより実現される。ここで、図3及び図5に示すように、第1露出孔133aを貫通するように挿入された脚部150の一部分は、外部シリンダ130の中央部に形成された内部シリンダ120の係止溝122に収容される。これにより、脚部150は、外部シリンダ130の凹溝131に回動可能に設置され、内部シリンダ120が外部シリンダ130に対してカプセル140の長手方向に移動すると、内部シリンダ120の係止溝122と挿入された脚部150の一部分が干渉して、内部シリンダ120の移動方向に応じて脚部150が畳まれるか又は広がる。
前述のように構成された本発明の一実施形態100においては、モータ111の駆動によりネジ棒112が回転すると、内部シリンダ120がカプセル140の長手方向に移動しなければならない。これを実現するためには、内部シリンダ120の回転が拘束されなければならないので、図5に示すように、内部シリンダ120の外周面に回転防止突起123が形成され、回転防止突起123と係合されるように、外部シリンダ130の内周面全体にわたって長手方向に回転防止溝135が形成される。従って、内部シリンダ120は、外部シリンダ130に対して長手方向の直線運動のみ可能であり、回転運動は拘束される。
同様に、外部シリンダ130も、カプセル140の内部で回転運動が拘束される。これは、内部シリンダ120と外部シリンダ130が同時に回転することを防止すると共に、外部シリンダ130に設置された脚部150をカプセル140の第2露出孔141間に整列するためである。このために、カプセル140の内周面には突起141bが形成され、突起141bと係合されるように、外部シリンダ130の外周面の長手方向全体にわたって溝134が形成される。
以下、本発明の一実施形態によるカプセル型マイクロロボット駆動システムの組立方法を説明する。
まず、モータ111やネジ棒112などを結合して駆動部110を組み立てる。次に、ネジ棒112に内部シリンダ120を螺合し、内部シリンダ120が外部シリンダ130により囲まれるようにする。この状態で、ワイヤ159を6つの脚部150のヒンジ孔151に貫通させてこれらをつなぎ、それぞれの脚部150を外部シリンダ130の外周面に貫通形成された第1露出孔133aの位置に挟んだ後にワイヤ159の自由端を結び、ワイヤ159をヒンジ溝132に挿入して収納する。ここで、それぞれの脚部150の一部が外部シリンダ130を貫通して内部シリンダ120の係止溝122の空間部に収容されるので、脚部150が外部シリンダ130に固定された後は、内部シリンダ120は外部シリンダ130から分離されない。
次に、外部シリンダ130の溝134とカプセル140の内周面の突起141bとが係合されるように、内部シリンダ120、外部シリンダ130、及び駆動部110の組立体をカプセル140内に挿入して固定する。前記組立体がカプセル140内に挿入された状態では、外部シリンダ130の第1露出孔133aとカプセル140の第2露出孔141とが整列されているので、脚部150は、広がった状態では、露出孔133a、141を共に貫通してカプセル140の外部に露出する。
次に、カプセル140の頭部にカメラ160を固定することにより、本発明の一実施形態によるカプセル型マイクロロボット駆動システム100の組立を完了する。
以下、本発明の一実施形態によるカプセル型マイクロロボット駆動システムの動作原理を説明する。
駆動部110のネジ棒112が一方に回転した場合、図3に示すように、内部シリンダ120が下方d1に下がり、内部シリンダ120の係止溝122の上側壁122bは脚部150を下方に押し、脚部150は図中の符号a1で示す方向に広がる。
また、駆動部110のネジ棒112が他方に回転した場合、図4に示すように、内部シリンダ120が上方d2に上がり、内部シリンダ120の係止溝122の下側壁122aは脚部150を上方に押し、脚部150は図中の符号a2で示す方向に畳まれる。
以下、前記原理により、本発明の一実施形態によるカプセル型マイクロロボット駆動システム100が臓器10の内壁で移動する原理を説明する。
図6(a)は脚部150が畳まれた状態を示す図である。図6(a)の状態でネジ棒112が一方に回転すると、図3の原理により、内部シリンダ120が下方d1に下がり、脚部150がカプセル140の外側に回動(a1)して広がる(図6(b)参照)。そして、ネジ棒112が一方にさらに回転すると、脚部150が臓器10の内壁に突出して臓器10の内壁を掴んでいるので、脚部150、内部シリンダ120、及び外部シリンダ130は臓器10の内壁と共に停止した状態にあり、内部シリンダ120と駆動部110が近づく。すなわち、図6(b)の状態から図6(d)の状態となり、相対的にカプセル140が前進する。
最大限前進した図6(d)の状態でネジ棒112が他方に回転すると、図4の原理により、内部シリンダ120が上方d2に上がり、脚部150がカプセル140の内側に回動(a2)してカプセル140内に畳まれる。そして、ネジ棒112が他方にさらに回転すると、脚部150が臓器10の内壁に接触していないので、カプセル140は臓器10の内壁で停止した状態を維持し、駆動部110と内部シリンダ120間の距離が遠くなって図6(g)の状態となる。すなわち、図6(g)の状態は、図6(a)の状態と同一であるが、図6の図中の符号xだけカプセル140が前進した状態である。
図6(a)〜図6(g)の過程が繰り返されることによって、本発明の一実施形態によるカプセル型マイクロロボットは前進する。
一方、本発明の一実施形態においては、駆動部が超小型モータ111とこれに連動して回転するネジ棒112とから構成されているが、PZTリニア超音波モータなどを利用した多様なリニアドライバを使用でき、内部シリンダ120と外部シリンダ130間の相対的な回転変位を抑制するために係合される溝135と突起123が形成されているが、この代わりに内部シリンダ120を長手方向に横切る固定されたガイド棒(図示せず)を形成することにより同じ効果を実現できる。
さらに、本発明は、一実施形態による前方にのみ移動可能なカプセル型マイクロロボット駆動システムと共に、他の実施形態による前方と後方の双方向に移動可能なカプセル型マイクロロボット駆動システムを提供する。
ただし、本発明の他の実施形態の説明においては、その要旨を明瞭にするために、本発明の一実施形態の構成と同一又は類似の部分については同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7に示すように、本発明の他の実施形態によるカプセル型マイクロロボット駆動システム100’は、カプセルを移動させる駆動部110と、駆動部110により前記カプセルの長手方向に移動する内部シリンダ120’と、内部シリンダ120’を囲むように内部に中空部130aが形成された外部シリンダ130’と、内部シリンダ120’及び外部シリンダ130’を囲むように形成されたカプセル140と、外部シリンダ130’に回動可能に固定され、内部シリンダ120’の移動方向に応じてカプセル140の内側に畳まれるか又はカプセル140の外側に広がる脚部150、150’と、カプセル140の頭部に半球状に形成されたカメラ160とを含む。
内部シリンダ120’は、駆動部110のネジ棒112に締結されるように中央貫通部にネジ山121’が形成され、その外周面の中央部に円周方向に沿って係止溝122’が凹入形成される。また、係止溝122’の両側に形成された突出部125’、126’は、120゜間隔で半径方向に突出した係止突出部125’を含み、これらの間126’は突出しない。このような構成により、交互に方向を変えて設置された脚部150、150’のいずれか一方の群は内部シリンダ120’の移動により係止突出部125’に干渉され、他方の群は内部シリンダ120’の移動により干渉されない。
外部シリンダ130’には、脚部150の一部が内部シリンダ120’の係止溝122内に収容されるように、凹溝131の内側の一部面が貫通した第1露出孔133aが円周方向に沿って周期的に形成される。
ここで、方向を変えて設置された脚部150、150’のいずれか一方の群が係止突出部125’に干渉されるように、図8の拡大図に示す構成が追加される。すなわち、内部シリンダ120’の係止突出部125’のいずれかの外周面には、脚部150、150’間の間隔に該当する60゜間隔で凹溝123a’、123b’が形成され、外部シリンダ130’の内周面に形成された溝135’には、凹溝123a’、123b’のいずれか一方に挿入されるように、「T」字状のピン137’と、形状記憶合金(Shape Memory Alloy;SMA)で形成されてピン137’を駆動するアクチュエータ136’とが設置される。ここで、形状記憶合金で形成されたアクチュエータ136’には電流を供給できるように構成し、所定の電流が供給された状態では、アクチュエータ136’が縮んでピン137’の端部が凹溝123a’から抜け出し、このとき、駆動部110のモータを回転させることにより内部シリンダ120’と外部シリンダ130’間の相対回転運動を実現できる。次に、外部シリンダ130’が内部シリンダ120’に対して60゜だけ回転すると、再び外部シリンダ130’に固定されたピン137’の端部が凹溝123b’に挿入されて、内部シリンダ120’と外部シリンダ130’間の相対運動は抑制される。
カプセル140は、ロボットの胴部になる部分であり、臓器内を高速で移動できるように、移動時に臓器との摩擦を低減するための凝着防止剤が外面にコーティングされており、脚部150、150’が臓器の内壁に直接接触して密着した後に移動できるように、カプセル140の外周面には、脚部150を露出させるための第2露出孔141が長手方向に長く形成される。
脚部150は、図9に示すように、外周シリンダ130の外周に60゜間隔で6つ設置され、1つずつ方向を変えて交互に設置される。
一方、図14(a)に示すように、脚部150の端部は曲面で形成することが、臓器の内壁を損傷させないので好ましい。しかし、前進又は後進の推進力を維持するために、脚部150は剛体で形成することが好ましい。また、図14(b)に示すように、臓器の内壁をより堅固に掴むために、脚部150の端部に脚部150に対して円滑に曲げられる弾性体又はフレキシブルジョイント152を装着することがより好ましい。さらに、図14(c)に示すように、臓器の内壁に接触する脚部150の端部又はフレキシブルジョイント152に高い粘着力を有する粘着板153を貼り付けることもできる。ここで、粘着板153は、トカゲの足の裏に形成された繊毛と類似した構造で形成され、例えば、それぞれの繊毛は、直径d約数百nm〜数μm、高さh約数μm〜数十μmであり、マイクロパターン又はナノパターンに形成され、粘着板153の底面153aは、可撓性材質で約0.5mmの厚さに形成することができる。すなわち、繊毛の直径dと高さhの比は、約1:1〜1:100の範囲で用途によって適用できる。このような粘着板153については、米国特許公報第6,737,160B1号の「粘着性微細構造及びこれを形成する方法(Adhesive microstructure and method of forming same)」にその構成などが開示されている。
前述のように構成された本発明の他の実施形態100’は、本発明の一実施形態100と動作原理が類似している。より具体的に説明すると、図10及び図11に示すように、後方に曲がった脚部150群のみ内部シリンダ120’の係止突出部125’に干渉された状態で内部シリンダ120’が移動すると、前方に曲がった脚部150’群は、内部シリンダ120’の移動にもかかわらずカプセル140の外側に広がらないのに対し、後方に曲がった脚部150群は、内部シリンダ120’の係止突出部125’に干渉されるので、カプセル140の第2露出孔141から繰り返し広がったり畳まれたりして前進する。
使用目的や必要に応じて、カプセル型マイクロロボット駆動システム100’を後進させようとする場合、外部シリンダ130’のアクチュエータ136’に所定の電流を供給して、形状記憶合金で形成されたアクチュエータ136’を収縮させると、アクチュエータ136’の端部に連結固定されたピン137’が内部シリンダ120’に形成された凹溝123a’から抜け出す。次に、駆動部110のモータを回転させると、内部シリンダ120’と外部シリンダ130’間の連動構造が解除されているので、内部シリンダ120’のみ外部シリンダ130’に対して相対的に回転移動する。モータの制御により駆動部110のモータを約60゜だけ回転させると共に、アクチュエータ136’に供給する電流を遮断すると、ピン137’は60゜だけ離隔して位置する他の凹溝123b’に挿入されて、後方に向かう脚部150’群のみ内部シリンダ120’の係止突出部125’に干渉され、前方に向かう脚部150群はそれ以上内部シリンダ120’の係止突出部125’に干渉されない状態となる。すなわち、再び内部シリンダ120’と外部シリンダ130’が共に回転する連動構造となる。この状態で、駆動部110を駆動して内部シリンダ120’を移動させると、前述した一実施形態による原理と同様に、後方に移動する。従って、他の実施形態100’により、所望に応じてカプセルの前進と後進を繰り返し動作させることができる。
一方、本発明の他の実施形態100’においては、脚部150、150’が6つ形成されているが、必要に応じては、前記の数より多くの数に形成して臓器の内壁をより多くの脚部で掴んで移動するように構成することもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態を例に説明したが、本発明の範囲はこのような特定実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている範囲内で適切に変更可能である。
本発明は、粘着性を有する臓器内でも高速で移動できるカプセル型マイクロロボット駆動システムを提供する。
本発明の一実施形態によるカプセル型マイクロロボット駆動システムの構成を示す分解斜視図である。 図1の移動部の拡大分解斜視図である。 図1の移動メカニズムを示す側断面図である。 図1の移動メカニズムを示す側断面図である。 図1の分解されたカプセル型マイクロロボット駆動システムが組み立てられた状態を示すV−V線断面図である。 図1の移動形態を示す概略図である。 本発明の他の実施形態によるカプセル型マイクロロボット駆動システムの構成を示す分解斜視図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 図7の移動部の拡大分解斜視図である。 カプセル型マイクロロボット駆動システムが前進する様子を示す側面図である。 図10のXI−XI線断面図である。 カプセル型マイクロロボット駆動システムが後進する様子を示す側面図である。 図12のXIII−XIII線断面図である。 図12の脚部の形状を示す概略図である。

Claims (25)

  1. 外周面に係止溝が形成された内部シリンダと、
    前記内部シリンダを長手方向に移動させる駆動部と、
    前記内部シリンダを囲むように内部に中空部が形成された外部シリンダと、
    前記外部シリンダの外周面に長手方向に貫通形成された少なくとも1つの第1露出孔と、
    前記外部シリンダに所定の範囲で回動可能にヒンジ固定され、回動により広がると前記第1露出孔から露出し、回動により畳まれると前記第1露出孔から露出しないように形成された少なくとも一つの脚部と、
    前記外部シリンダを囲むように形成されたカプセルと、
    前記第1露出孔と整列され、前記脚部が広がった状態で前記脚部が前記カプセルの外部に露出するように前記カプセルの長手方向に形成された少なくとも1つの第2露出孔とを含み、
    少なくとも1つの脚部が、前進するときに畳まれ、後進するときに臓器の壁に接触するように広がり、
    前記内部シリンダの移動方向に応じて、前記脚部と前記係止溝の干渉により前記脚部が畳まれるか又は広がることを特徴とするカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  2. 前記脚部が屈曲部を有するように形成されることを特徴とする請求項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  3. 前記脚部が複数であることを特徴とする請求項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  4. 前記外部シリンダの外周面には円周方向に沿って一列にヒンジ溝が形成され、前記脚部の回転中心には回動中心孔が形成され、前記脚部の回動中心孔をワイヤが貫通し、前記ワイヤが前記ヒンジ溝に収納されることを特徴とする請求項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  5. 前記外部シリンダの外周面に形成された少なくとも1つの回転防止溝と、
    前記カプセルの内周面に前記回転防止溝と係合されるように形成された少なくとも1つの回転防止突起と
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  6. 前記脚部が屈曲部を有するように形成され、前記屈曲部を有する脚部が全て一方向に向かうように設置されることを特徴とする請求項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  7. 前記内部シリンダは中央部に貫通形成された中空部を備え、
    前記外部シリンダ内で前記内部シリンダの回転運動が防止されるように、前記内部シリンダの外周面には長手方向に少なくとも1つの凹溝が形成され、前記外部シリンダの内周面には前記凹溝と係合される突起が形成され、
    前記駆動部は、
    前記カプセルの後部に装着されたモータと、
    前記モータの回転に連動して回転し、前記内部シリンダの中空部に締結されるネジ棒とを含むことを特徴とする請求項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  8. 前記内部シリンダは中央部に貫通形成された中空部を備え、
    前記外部シリンダ内で前記内部シリンダの回転運動が防止されるように、前記内部シリンダの外周面には突起が形成され、前記外部シリンダの内周面には前記突起と係合されるように長手方向に凹溝が形成され、
    前記駆動部は、
    前記カプセルの後部に装着されたモータと、
    前記モータの回転に連動して回転し、前記内部シリンダの中空部に締結されるネジ棒とを含むことを特徴とする請求項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  9. 前記内部シリンダに長手方向に貫通形成されたガイド孔と、
    前記ガイド孔を貫通して固定されたガイド棒とをさらに含み、
    前記駆動部は、
    前記カプセルの後部に装着されたモータと、
    前記モータの回転に連動して回転し、前記内部シリンダの中空部に締結されるネジ棒とを含むことを特徴とする請求項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  10. 前記脚部は、
    前記外部シリンダにヒンジ固定された屈曲部を有し、一方向に向かうように所定の範囲で回動できる第1脚部群と、
    前記外部シリンダにヒンジ固定された屈曲部を有し、前記第1脚部群の回動方向と反対方向に向かうように所定の範囲で回動できる第2脚部群と
    を含むことを特徴とする請求項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  11. 前記脚部は、前記第1脚部群と前記第2脚部群とが交互に配列されることを特徴とする請求項10に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  12. 前記外部シリンダは、前記内部シリンダに対して所定の間隔だけ回転可能であり、
    前記内部シリンダは、前記係止溝の両側に形成された係止突出部を有し、前記内部シリンダが所定の角度だけ回転すると、前記第1脚部群が前記係止突出部に干渉されると共に、前記第2脚部群が前記係止突出部間で干渉されないことによって、前記内部シリンダの移動により前記第1脚部群のみ畳まれたり広がったりし、
    前記内部シリンダが前記所定の角度だけ逆に回転すると、前記第2脚部群が前記係止突出部に干渉されると共に、前記第1脚部群が前記係止突出部間で干渉されないことによって、前記内部シリンダの移動により前記第2脚部群のみ畳まれたり広がったりすることを特徴とする請求項11に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  13. 前記カプセルの頭部に装着されたカメラをさらに含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  14. 前記カメラが半球状に形成されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  15. 前記広がった脚部の端部に微細な複数の突起が形成されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  16. 前記微細な突起が繊毛からなることを特徴とする請求項15に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  17. 前記脚部の端部にフレキシブルジョイントが形成されることを特徴とする請求項16に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  18. 前記カプセルが凝着防止剤でコーティングされることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  19. 前記駆動部がPZTリニアモータを含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  20. 前記カプセルの内部と外部間の通信を可能にする通信機構をさらに含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  21. 前記係止溝は、底面が平坦になるように垂直に凹んで形成されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  22. 前記脚部の端部に摩擦力が大きくて柔らかい材質からなる粘着板が取り付けられることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  23. 前記粘着板の底面が可撓性材質からなり、その底面上に複数の突起が形成されることを特徴とする請求項22に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  24. 前記粘着板に複数の繊毛状突起が形成されることを特徴とする請求項22に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
  25. 前記突起の直径と高さの比が1:1〜1:100であることを特徴とする請求項24に記載のカプセル型マイクロロボット駆動システム。
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