JP4660454B2 - 融雪ブロック - Google Patents
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また、請求項2の融雪ブロックは、上記基盤層と該表層ゴム部との境界部分に代えて、表層ゴム部の上部にのみ電磁波吸収骨材が散在されていることを特徴とする。
また、請求項3の融雪ブロックは、上記基盤層と該表層ゴム部との境界部分に代えて、基盤層の上部にのみ電磁波吸収骨材が散在されていることを特徴とする。
また、請求項5の融雪ブロックは、上記基盤層と該表層ゴム部との境界部分に代えて、該基盤層と該表層ゴム部との境界部分及び該表層ゴム部の上部の両方にのみ電磁波吸収骨材が散在されていることを特徴とする。
実施例1では、上記図2に示す構成の融雪ブロック1、図4に示す構成の融雪ブロック11、及び図5に示す融雪ブロック21を製作した。また、比較例として、電磁波吸収骨材を散在させずに、セメントを主成分としたコンクリート系の基盤層の上に、ゴムチップにバインダーを混合させて表層ゴム部を形成したのみの融雪ブロックを製作した。各融雪ブロックは、30cm×30cmの正方形で、厚さ6cmの板状に形成され、基盤層の厚さを4cm、表層ゴム部の厚さを2cmとした。
実施例2では、上記図2に示す構成の融雪ブロック1、つまり、基盤層2と表層ゴム部3の境界部分に電磁波吸収骨材4を散在させた構造の融雪ブロックを、図9に示す配合材料を使用して、4種の実施例A、実施例B、実施例C、実施例Dを製作した。この際、実施例Aは散在させた電磁波吸収骨材の割合(基盤層2に対する重量%)を1%とし、実施例Bは電磁波吸収骨材の割合を1.5%とし、実施例Cは電磁波吸収骨材の割合を2%とし、実施例Dは電磁波吸収骨材の割合を2.5%とした。
実施例3では、上記図4に示す構成の融雪ブロック11、つまり、表層ゴム部13の上層部に電磁波吸収骨材14を散在させた構造の融雪ブロックを、図10に示す配合材料を使用して、4種の実施例A、実施例B、実施例C、実施例Dを製作した。この際、実施例Aは電磁波吸収骨材の割合(表層ゴム層の上ゴム層に対する重量%)を15%とし、実施例Bは電磁波吸収骨材の割合を35%とし、実施例Cは電磁波吸収骨材の割合を60%とし、実施例Dは電磁波吸収骨材の割合を75%とした。
実施例4では、上記図5に示す構成の融雪ブロック21、つまり、基盤層22の上層部に電磁波吸収骨材24を散在させた構造の融雪ブロックを、図11に示す配合材料を使用して、4種の実施例A、実施例B、実施例C、実施例Dを製作した。この際、実施例Aは電磁波吸収骨材の割合(基盤層に対する重量%)を2%とし、実施例Bは電磁波吸収骨材の割合を5%とし、実施例Cは電磁波吸収骨材の割合を10%とし、実施例Dは電磁波吸収骨材の割合を20%とした。
実施例5では、上記図8に示す構成の融雪ブロック41、つまり、基盤層42と表層ゴム部43との境界部分及び表層ゴム部43の上ゴム層に電磁波吸収骨材44を散在させた構造の融雪ブロックを、図12に示す配合材料を使用して、4種の実施例A、実施例B、実施例C、実施例Dを製作した。
実施例6では、上記図7に示す構成の融雪ブロック31、つまり、基盤層32の上層部及び表層ゴム部33の上ゴム層に電磁波吸収骨材34を散在させた構造の融雪ブロックを、図13に示す配合材料を使用して、4種の実施例A、実施例B、実施例C、実施例Dを製作した。この場合、表層ゴム部33の上ゴム層に散在させた電磁波吸収骨材34の割合は60%と一定とし、実施例Aの場合、基盤層32の上層部に2%の割合(基盤層に対する重量%)の電磁波吸収骨材を散在させ、実施例Bの場合、基盤層の電磁波吸収骨材の割合を5%とし、実施例Cは基盤層の電磁波吸収骨材の割合を10%とし、実施例Dは基盤層の電磁波吸収骨材の割合を20%とした。つまり、上ゴム層全体に対し60%の電磁波吸収骨材を上ゴム層の上層部に散在させ、さらに、基盤層の上層部に電磁波吸収骨材を、実施例Aでは2%、実施例Bでは5%、実施例Cでは10%、実施例Dでは20%の割合だけ散在させた。
実施例7では、上記図7に示す構成の融雪ブロック31、つまり、基盤層32の上層部及び表層ゴム部33の上ゴム層に電磁波吸収骨材34を散在させた構造の融雪ブロックを、図14に示す配合材料を使用して、4種の実施例A、実施例B、実施例C、実施例Dを製作した。この場合、基盤層32に散在させた電磁波吸収骨材34の割合は10%と一定とし、実施例Aの場合、表層ゴム部33の上ゴム層に15%の割合(上ゴム層に対する重量%)の電磁波吸収骨材を散在させ、実施例Bの場合、上ゴム層の電磁波吸収骨材の割合を35%とし、実施例Cは上ゴム層の電磁波吸収骨材の割合を60%とし、実施例Dは上ゴム層の電磁波吸収骨材の割合を75%とした。
実施例8では、上記図8に示す構成の融雪ブロック41、つまり、基盤層42と表層ゴム部43との境界部分及び表層ゴム部43の上ゴム層に電磁波吸収骨材44を散在させた構造の融雪ブロックを、図15に示す配合材料を使用して、4種の実施例A、実施例B、実施例C、実施例Dを製作した。
2 基盤層
3 表層ゴム部
4 電磁波吸収骨材
Claims (6)
- セメントを主成分としたコンクリート系の基盤層の上に、ゴムチップにバインダーを混合させて表層ゴム部を形成して構成され、
歩道などの路面に敷設される一方、路盤内に埋設した導波管にマイクロ波を放射して加熱され、該路面上の雪を融雪する融雪ブロックであって、
該表層ゴム部は内部に多数の微細隙間を有して透水性を持つように形成される一方、該基盤層は保水性を有した保水性コンクリートから形成され、
該基盤層と該表層ゴム部との境界部分にのみ電磁波吸収骨材が散在されていることを特徴とする融雪ブロック。 - セメントを主成分としたコンクリート系の基盤層の上に、ゴムチップにバインダーを混合させて表層ゴム部を形成して構成され、
歩道などの路面に敷設される一方、路盤内に埋設した導波管にマイクロ波を放射して加熱され、該路面上の雪を融雪する融雪ブロックであって、
該表層ゴム部は内部に多数の微細隙間を有して透水性を持つように形成される一方、該基盤層は保水性を有した保水性コンクリートから形成され、
該表層ゴム部の上部にのみ電磁波吸収骨材が散在されていることを特徴とする融雪ブロック。 - セメントを主成分としたコンクリート系の基盤層の上に、ゴムチップにバインダーを混合させて表層ゴム部を形成して構成され、
歩道などの路面に敷設される一方、路盤内に埋設した導波管にマイクロ波を放射して加熱され、該路面上の雪を融雪する融雪ブロックであって、
該表層ゴム部は内部に多数の微細隙間を有して透水性を持つように形成される一方、該基盤層は保水性を有した保水性コンクリートから形成され、
該基盤層の上部にのみ電磁波吸収骨材が散在されていることを特徴とする融雪ブロック。 - セメントを主成分としたコンクリート系の基盤層の上に、ゴムチップにバインダーを混合させて表層ゴム部を形成して構成され、
歩道などの路面に敷設される一方、路盤内に埋設した導波管にマイクロ波を放射して加熱され、該路面上の雪を融雪する融雪ブロックであって、
該表層ゴム部は内部に多数の微細隙間を有して透水性を持つように形成される一方、該基盤層は保水性を有した保水性コンクリートから形成され、
該基盤層の上部と該表層ゴム部の上部の両方にのみ電磁波吸収骨材が散在されていることを特徴とする融雪ブロック。 - セメントを主成分としたコンクリート系の基盤層の上に、ゴムチップにバインダーを混合させて表層ゴム部を形成して構成され、
歩道などの路面に敷設される一方、路盤内に埋設した導波管にマイクロ波を放射して加熱され、該路面上の雪を融雪する融雪ブロックであって、
該表層ゴム部は内部に多数の微細隙間を有して透水性を持つように形成される一方、該基盤層は保水性を有した保水性コンクリートから形成され、
該基盤層と該表層ゴム部との境界部分及び該表層ゴム部の上部の両方にのみ電磁波吸収骨材が散在されていることを特徴とする融雪ブロック。 - 前記電磁波吸収骨材として、電気炉酸化スラグ骨材が使用されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の融雪ブロック。
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