JP4660003B2 - 洗車機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、内部に設けられた洗浄体によって車体の洗浄を行う門型状に形成された洗車機に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗車機にて洗車を行う場合、通常はエンジンを切り、車両を停止させた状態とし、洗車機自体を車両の前後に移動させるか、コンベアで車両自体を移動させて洗車機内を通過させたりして洗車を行っている。
【0003】
よって、エンジンを切ることや車両を停止させたままでいることを使用者に知らせるため、受付部に音声発生部を設け、その内容をアナウンスしたり、洗車機横にその内容を記した注意看板を設けたりして注意を促していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アナウンスしていても、車両の窓を閉めた状態で音楽などを聞いていると、アナウンスが聞き取れなかったり、注意看板は洗車機の横に設けられているため、見逃してしまったりしていた。
【0005】
このため、例えば布洗浄体を使用している洗車機で洗車をしようとすると、まず洗車機は、洗車開始前に布に水を含ませるため、所定時間、布洗浄体を回転させながら散水パイプから水を散水しており、これを見た使用者は洗車が開始されたのに車両を洗っていないと勘違いし、車両を洗車機内に進めてしまい、最悪洗車機や車両を破損してしまうことがあった。
【0006】
本発明は前記の様な問題点を解消できる洗車機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、車体上面に沿って上下動し、洗車時、洗浄部と乾燥部とを遮断するためのシャッターを備えた門型状に形成された洗車機であって、前記シャッターの前面に洗車時の注意事項を表記させると共に、車両が洗車待機状態となってから洗車開始されるまでの間、前記シャッターを上下動させる洗車機を提供することを要旨とするものである。
【0009】
【作用】
本発明によれば、洗車機使用者が洗車機の正面に車両を待機させると、洗車機ではそれを検出して、前面に注意事項が記されたトップノズル又はシャッターを洗車開始まで所定時間上下動させる。これにより車内にいる使用者はこの動きに必然的に注目することとなり、そこに記された注意事項に目がいって、車両を動かしてしまう等の危険な行為を犯さないようになる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0011】
図1、図2はそれぞれ一般的な洗車機の正面図及び上面図で、1は洗車機本体で、門型に形成されレール2・2上を車両Aを跨ぐように往復走行する。本体1には、ブラシ装置3・4・4・5・5、トップノズル6、サイドノズル7・7をはじめ散水ノズル、液剤タンク(図示しない)等が備えられ、走行に伴って水,洗剤,ワックス等を散布してブラッシングする洗浄作業や各ノズルより空気を吹き付ける乾燥作業を行う。
【0012】
使用者は、本体1に入る手前で車両の運転席から操作可能な高さに設けられる操作ボックス(図示しない)で、料金投入と洗車内容の選択入力等の操作を受け付ける。
【0013】
ところで、トップノズル6の前面の平面部には、洗車時における注意事項(ここでは「車は止めたまま」という記載になっているが、車内にいる使用者から視認しやすいような注意事項であれば他の記載でも構わない。)がペイントもしくは予め印刷されたシールが貼付されている。
【0014】
次に、動作についての説明であるが、洗車装置本体1は通常、レール2,2後方の洗車開始位置に停止している。洗車利用者が操作ボックス22において洗車料金を投入し希望する洗車メニューを選択すると、図示しない進入誘導灯を点灯させ入場可能状態とする。
【0015】
この後、利用者がレール2・2間に自動車を乗り入れ、やがてタイヤを検出する踏み板又は洗車機前端に設けられたセンサー(図示しない)等で検出されると車両が待機位置に停止したと判断して、洗車機側の制御手段では、トップノズル6を所定時間、所定回数上下に昇降させる。
【0016】
この時車内に居る使用者はトップノズル6が動いているので必然的に目がトップノズル6に注目するようになり、そこに表記された注意事項を認識する。
【0017】
やがて所定時間が経過すると、制御手段では、トップノズル6を待機位置に上昇させ、洗車を開始させる。洗車中は先程の注意事項が使用者の頭に入っているため、車両を動かしてしまうということがなくなる。
【0018】
次にシャッターを備えた洗車機について説明する。
【0019】
図3、図4はそれぞれシャッター付洗車機の正面図及び上面図で、1は洗車機本体で、門型に形成されレール2・2上を車両Aを跨ぐように往復走行する。本体1には、ブラシ装置3・4・4・5・5、トップノズル6、サイドノズル7・7をはじめ散水ノズル、液剤タンク(図示しない)等が備えられ、走行に伴って水,洗剤,ワックス等を散布してブラッシングする洗浄作業や各ノズルより空気を吹き付ける乾燥作業を行う。
【0020】
ところで、この洗車機は前述の洗車機とは異なり、ブラシ類からなる洗浄部を前方に、ノズル類からなる乾燥部を後方に配置したもので、洗車中は、その間を可撓性のシャッター8が、シャッター8先端に設けられたセンサー(図示しない)により車両の上面を認識しながら車両上面に沿って昇降し、両部を遮断して、洗浄部の洗浄水が乾燥部にある車体に飛散しないようにしてある。
【0021】
使用者は、本体1に入る手前で車両の運転席から操作可能な高さに設けられる操作ボックス(図示しない)で、料金投入と洗車内容の選択入力等の操作を受け付ける。
【0022】
ところで、シャッター8の前面の平面部には、前記トップノズルと同様洗車時における注意事項がペイントもしくは予め印刷されたシールが貼付されている。
【0023】
次に、動作についての説明であるが、洗車装置本体1は通常、レール2,2後方の洗車開始位置に停止している。洗車利用者が操作ボックス22において洗車料金を投入し希望する洗車メニューを選択すると、図示しない進入誘導灯を点灯させ入場可能状態とする。
【0024】
この後、利用者がレール2・2間に自動車を乗り入れ、やがてタイヤを検出する踏み板又は洗車機前端に設けられたセンサー(図示しない)等で検出されると車両が待機位置に停止したと判断して、洗車機側の制御手段では、シャッター8を所定時間、所定回数上下に昇降させる。
【0025】
この時車内に居る使用者はシャッター8が動いているので必然的に目がシャッター8に注目するようになり、そこに表記された注意事項を認識する。
【0026】
やがて所定時間が経過すると、制御手段では、シャッター8を待機位置に上昇させ、洗車を開始させる。洗車中は先程の注意事項が使用者の頭に入っているため、車両を動かしてしまうということがなくなる。
【0027】
ところで、夜間洗車を行う場合には、表記された文字が視認しにくいということもあり得るので、洗車機内に表記を照らすライトを装備するとより好ましい。
【0028】
この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、実施例の洗浄部ではブラッシング洗浄を行うが、ブラシを備えず高圧スプレーで洗浄をはかる方式のブラシレス洗車機にも適用可能であることは明らかである。
また、注意事項を表記するものは、トップノズルやシャッターでなくとも、可動体であって注意事項が表記できる面があるものであれば、何でも良い。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、洗車機使用者が洗車機の前で車内で待機している状態で、目の前に上下に可動する物体(トップノズル又はシャッター)があるとそこに目が行くのは必然であり、そこに記された注意事項にも目が行く。よって、例え車内で音楽などを聴いていても、使用者はその注意を守ることとなるので、洗車中、洗車機に対して車両を自分で動かして、車両や洗車機を破損することがなくなる。
また、注目させる手段として、洗車機に装備されているトップノズルやシャッターに、ペイントやシールなどで注意事項を表記させるだけなので、ハード面での部品追加は必要なく、ソフトのみで対応でき、安価に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である洗車機の正面図である。
【図2】本発明の一実施例である洗車機の上面図である。
【図3】本発明の一実施例である洗車機の正面図である。
【図4】本発明の一実施例である洗車機の上面図である。
【符号の説明】
1 洗車機
6 トップノズル
8 シャッター
A 車両
Claims (1)
- 車体上面に沿って上下動し、洗車時、洗浄部と乾燥部とを遮断するためのシャッターを備えた門型状に形成された洗車機であって、
前記シャッターの前面に洗車時の注意事項を表記させると共に、車両が洗車待機状態となってから洗車開始されるまでの間、前記シャッターを上下動させることを特徴とする洗車機。
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JP2001114960A JP4660003B2 (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 洗車機 |
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JP2002308068A JP2002308068A (ja) | 2002-10-23 |
JP4660003B2 true JP4660003B2 (ja) | 2011-03-30 |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1999061295A1 (de) * | 1998-05-26 | 1999-12-02 | California Kleindienst Holding Gmbh | Fahrzeugbehandlungsanlage und betriebsverfahren |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001114960A patent/JP4660003B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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