JP4655275B2 - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4655275B2
JP4655275B2 JP2005379220A JP2005379220A JP4655275B2 JP 4655275 B2 JP4655275 B2 JP 4655275B2 JP 2005379220 A JP2005379220 A JP 2005379220A JP 2005379220 A JP2005379220 A JP 2005379220A JP 4655275 B2 JP4655275 B2 JP 4655275B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
plug
receptacle
receiving
shield case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005379220A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007179943A (ja
Inventor
剛 今野
好紀 太田
安彦 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP2005379220A priority Critical patent/JP4655275B2/ja
Publication of JP2007179943A publication Critical patent/JP2007179943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4655275B2 publication Critical patent/JP4655275B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、レセプタクルにプラグを嵌合して機器間を電気的に接続して各種信号の授受等が行われるようにする小型のコネクタ装置に関する。
コネクタ装置は、例えば電子機器の配線基板に搭載されたレセプタクルと、他の電子機器に接続されたプラグとから構成され、レセプタクルに対してプラグを嵌合することにより電子機器間を接続して制御信号やデータ等の授受或いは電源の供給等が行われるようにする。例えばパーソナルコンピュータにおいては、ディスプレィやキーボード或いはマウス等の周辺機器とが、制御信号やデータ等の授受とともに電源の供給も可能な小型のUSB(Universal Serial Bus)コネクタ装置により接続される。なお、USBコネクタ装置は、上位側機器にシリーズAコネクタ(プラグ)が用いられるとともに、下位側機器にシリーズBプラグ(コネクタ)が用いられる。
上述した小型コネクタ装置としては、例えば特許文献1乃至特許文献5等に開示されている。小型コネクタ装置においては、レセプタクルとプラグの嵌合部に、それぞれコンタクトを覆う矩形筒状のシールドケースが設けられ、レセプタクル側の受けシールドケース内にプラグ側のシールドケースを嵌合することにより嵌合部において機械的保護や電磁的ノイズの混入防止を図るとともに確実かつ簡易な嵌合操作が行われるように構成される。
ところで、上述した特許文献1乃至特許文献4に開示された先願コネクタ装置においては、レセプタクル側に設けられる金属板ばね材によって形成される各コンタクトが、先端部をそれぞれ略へ字状に折曲してコンタクト部を形成している。先願コネクタ装置は、レセプタクルが、合成樹脂材により成形されたコンタクト保持体に対して各コンタクトを、それぞれのコンタクト部がプラグ嵌合空間部内に突出するようにして組み付けて構成する。先願コネクタ装置は、レセプタクルにプラグを嵌合すると、各コンタクトのコンタクト部がプラグ側の相対するコンタクトにより押し上げられて弾性変形する。先願コネクタ装置は、これによって各コンタクトに蓄勢された弾性力により、コンタクト部が相対するプラグ側のコンタクトとの接触状態を保持される。
先願コネクタ装置においては、レセプタクルとプラグとが、それぞれに設けられて嵌合部位における機械的保護や電磁的ノイズの混入防止を図るシールドケースを嵌合ガイド手段として嵌合が行われるように構成される。先願コネクタ装置においては、かかる構造によりレセプタクルに対するプラグの嵌合操作が確実かつ簡易に行われるようになる。先願コネクタ装置においては、レセプタクルとプラグとが、それぞれのコンタクトをシールドケースで覆うように構成したことから、外力による破損が防止されるとともに薄厚の金属材により形成することも可能となって全体の薄型化や小型化が図られるようになる。
特許文献5に開示された先願コネクタ装置は、レセプタクル側の各コンタクトを板状に形成するとともに、プラグ側の各コンタクトピンも板状に形成される。先願コネクタ装置は、各コンタクトピンがコンタクト保持部材に対して圧入されるが、コンタクト部を下方に向かって傾斜させて設ける。先願コネクタ装置においては、レセプタクルにプラグを嵌合することにより、各コンタクトピンが高さ方向に弾性変形しながらコンタクト部が相対するコンタクトに接触し、各コンタクトに蓄勢された弾性力により接触状態を保持される。かかる先願コネクタ装置は、板状のコンタクトピンを用いることで上述した各先願コネクタ装置と比較して薄型化が可能であり、また各コンタクトピンが相互のコンタクト部の高さが位置決めされることでプラグ側のコンタクトと安定した状態で接触することが可能である。
特開2000−223215公報 特開2000−223216公報 特開2000−251963公報 特開2004−193140公報 特開2005−71824公報
出願人は、上述した特許文献5に開示された先願コネクタ装置の特徴を踏襲してさらに改良を図った図5及び図6に示した小型コネクタ装置100を開発した。コネクタ装置100は、図5及び図6に示すようにレセプタクル101と、このレセプタクル101に結合されるプラグ102とから構成される。レセプタクル101は、例えばパーソナルコンピュータ側に設けられ、その筐体に設けた接続開口に臨ませられるようにして配線基板103に搭載される。プラグ102は、一端側を周辺機器に接続されたケーブル104の他端側に設けられ、レセプタクル101と接続することによりパーソナルコンピュータと周辺機器との間で制御信号やデータの授受が行われるようにするとともに、パーソナルコンピュータ側から周辺機器側に電源の供給が行われるようにする。
レセプタクル101は、図5に示すように、合成樹脂材によって成形されたコンタクト保持体105と、このコンタクト保持体105にインサート成形された複数個のコンタクト106と、コンタクト保持体105に組み付けられたシールドケース107とから構成される。レセプタクル101は、コンタクト保持体105が、ブロック状に形成された本体部105aと、その側面に一体に突出形成された板状のコンタクト保持片105bとから構成され、本体部105aの底面に形成した位置決め凸部105cを図示しない位置決め孔に係合して配線基板103上に位置決めして実装される。
レセプタクル101は、各コンタクト106が、基端部側をコンタクト保持体105の本体部105aに貫通させるとともに底面側へと折曲して配線基板103に形成された図示しない端子パターンに半田付けされる入出力端子部106aを構成する。各コンタクト106は、コンタクト保持体105の本体部105aを貫通された他端側が、上面をコンタクト保持片105bの主面と略同一面を構成して基端部から先端部に至る長さ方向に延在するように一体化されてコンタクト部106bを構成する。
レセプタクル101は、シールドケース107が、金属薄板により内部にコンタクト保持体105の本体部105aの断面寸法とほぼ等しい開口寸法とされて後述するようにプラグ102が嵌合されるプラグ嵌合空間部107aを構成した矩形の筒状に形成される。シールドケース107は、プラグ嵌合空間部107aにコンタクト106を一体化したコンタクト保持片105bを嵌挿させるようにしてコンタクト保持体105の本体部105aに組み付けられる。
シールドケース107には、図6に示すように天井面に略コ字状の切欠き溝107bが形成され、この切欠き溝107bにより切り残された舌片部をプラグ嵌合空間部107a内に突出させるように略へ字状に折曲してクリック片107cが一体に形成される。クリック片107cは、後述するようにプラグ102がプラグ嵌合空間部107aに嵌合された状態で、このプラグ102に弾性力を作用させる。シールドケース107には、底面に複数個の位置決め凸部107dが一体に形成され、これら位置決め凸部107dを図示しない位置決め孔に係合するとともにアースパターンのランドに半田付けしてレセプタクル101が配線基板103上に位置決め固定されるようにする。
プラグ102は、詳細を省略するがシールドブッシュ108内においてケーブル104
と接続され、合成樹脂材によって成形されたコンタクト保持体109と、多数個のコンタクトピン110と、シールドケース111とから構成される。プラグ102は、詳細を省略するがコンタクト保持体109が、ブロック状の本体部109aと、この本体部109aから一体に突出されてシールドケース111を保持する保持筒部109bとから構成され、図示しないが本体部109aに対して一端側を圧入により貫通させて各コンタクトピン110が取り付けられる。
コンタクト保持体109は、保持筒部109bが、上述したレセプタクル101側のシールドケース107よりも長軸でかつプラグ嵌合空間部107aの開口寸法よりも小さい外形寸法に形成される。保持筒部109bには、その下方部位に先端から軸方向の所定位置に亘って軸方向のガイド開口部109cが形成されており、このガイド開口部109cを介して各コンタクトピン110のコンタクト部110aを外方に臨ませる。保持筒部109bには、後述するようにプラグ102がレセプタクル101に嵌合された状態で、ガイド開口部109cにコンタクト保持体105が嵌合する。
各コンタクトピン110は、レセプタクル101側の各コンタクト106と対をなし、図示しないがコンタクト保持体109の本体部109aを貫通した基端部がそれぞれケーブル104に封装された信号線に接続される。各コンタクトピン110は、所定の厚みを有しており、コンタクト部110aの先端部にレセプタクル101側の各コンタクト106の上面を摺擦する凸部が形成されている。各コンタクトピン110は、コンタクト部110aが保持筒部109bのガイド開口部109cから外方へと突出するように軸線に対して下方に向かって前下がりの状態でコンタクト保持体109に取り付けられている。
プラグ102は、シールドケース111が、金属薄板により矩形の筒状に形成され、レセプタクル101側のシールドケース107に対して長軸とされるとともにその開口寸法とほぼ同等の外形寸法に形成される。シールドケース111は、コンタクト保持体109の外形寸法とほぼ同等の開口寸法を有しており、コンタクト保持体109の外周部を被冠するようにして組み付けられる。シールドケース111には、上面に、レセプタクル101側のシールドケース107に形成した上述したクリック片107cが嵌入する矩形の開口部111aが形成されている。
以上のように構成されたコネクタ装置100は、レセプタクル101にプラグ102を嵌合してパーソナルコンピュータと周辺機器とを接続し、制御信号やデータの授受或いは電源供給を行う。コネクタ装置100は、レセプタクル101のシールドケース107に形成されたプラグ嵌合空間部107a内にプラグ102のシールドケース111が押し込まれる。コネクタ装置100は、クリック片107cが開口部111aに嵌入することにより、図6(B)に示すようにレセプタクル101に対してプラグ102が嵌合状態を保持される。
コネクタ装置100においては、レセプタクル101にプラグ102を嵌合すると、レセプタクル101側のコンタクト保持片105bがプラグ102側のコンタクト保持体109に形成したガイド開口部109cに嵌合した状態となる。コネクタ装置100においては、この状態でレセプタクル101側のコンタクト保持片105と一体化された各コンタクト106が、プラグ102側のコンタクト保持体109に形成した保持筒部109bの内部に臨ませられる。
コネクタ装置100においては、レセプタクル101にプラグ102が押し込まれるにしたがって、レセプタクル101側の各コンタクト106に対してプラグ102側の各コンタクトピン110がコンタクト部110aを乗り上げさせて移動する。コネクタ装置100においては、各コンタクトピン110がこの乗上り動作により厚み方向に弾性変位して弾性力を蓄勢することで、コンタクト部110aが相対するコンタクト106のコンタクト部106bに押し付けられて接触状態が確実に保持される。
コネクタ装置100においては、上述したようにレセプタクル101とプラグ102とが、それぞれに設けられて嵌合部位における機械的保護や電磁的ノイズの混入防止を図るシールドケース107、111を嵌合ガイド手段として嵌合が行われるように構成したことで、確実かつ簡易な嵌合操作が行われる。コネクタ装置100においては、レセプタクル101とプラグ102とが、それぞれのコンタクト106とコンタクトピン110とをシールドケース107、111に覆うことから、外力による破損が防止されるとともに薄厚の金属材により形成することも可能となって全体の薄型化や小型化が図られるようになる。コネクタ装置100においては、板状に形成したコンタクト106とコンタクトピン110とが備えられることにより、全体の薄型化や小型化が図られる。
ところで、コネクタ装置においては、電子機器の小型化、薄型化、多機能化に伴って、上述したコネクタ装置100よりもさらなる小型化、薄型化が求められている。コネクタ装置100においては、プラグ102側の板状のコンタクトピン110を弾性変位させてレセプタクル101側のコンタクト106と接触させる。したがって、コネクタ装置100においては、コンタクト保持体109の保持筒部109b内においてコンタクトピン110が弾性変位するスペースを必要とし、プラグ102の薄型化に限界があった。
また、コネクタ装置100においては、コンタクトピン110が、プラグ102の嵌合操作に大きな負荷を与えずかつコンタクト106に対して安定した弾性力によって接触するようにするために、コンタクト保持体109からある程度の長さを以って突出される。したがって、コネクタ装置100においては、プラグ102がある程度の長さを必要とすることで小型化に限界があった。
本発明は、さらなる小型・薄型化と組立工程の簡易化を図るとともに、コンタクト間の接触状態が確実に保持されるようにするコネクタ装置を提供することを目的に提案されたものである。
上述した目的を達成する本発明にかかるコネクタ装置は、内部に受け側コンタクトを設けてプラグ嵌合空間部を構成する受けシールドケースが嵌合面に突出されたレセプタクルと、内部にプラグコンタクトを設けて受けシールドケースのプラグ嵌合空間部内に嵌合されるシールドケースが嵌合面に突出して設けられたプラグとから構成され、レセプタクルに対してプラグが、受けシールドケースのプラグ嵌合空間部内にシールドケースを嵌合することにより受け側コンタクトとプラグコンタクトとが接続されて電子機器間を接続する。
コネクタ装置は、レセプタクルが、合成樹脂材によって成形した受けコンタクト保持体を有し、この受けコンタクト保持体の本体部から一体に突出形成した板状の受けコンタクト保持片部に対して略同一面を構成して受け側コンタクトをインサート成形により一体化するとともに、受けシールドケースが一体化された受け側コンタクトとコンタクト保持片部とを全長に亘って覆うようにして基端部を受けコンタクト保持体の本体部に対してインサート成形により一体化して構成される。コネクタ装置は、プラグが、合成樹脂材によって成形したコンタクト保持体を有し、このコンタクト保持体の本体部に一体に突出形成されレセプタクルに嵌合した状態で受けコンタクト保持片部と対向されるコンタクト保持片部に対して略同一面を構成してプラグコンタクトをインサート成形により一体化するとともに、シールドケースが一体化されたコンタクトとコンタクト保持片部とを全長に亘って覆うようにして基端部を本体部に対してインサート成形により一体化して構成される。
以上のように構成されるコネクタ装置においても、レセプタクルとプラグとが、受けシール
ドケースとシールドケースとにより嵌合操作時のガイド手段を構成することで、嵌合部位における機械的保護や電磁的ノイズの混入防止が図られるとともに確実かつ簡易な嵌合操作が行われる。コネクタ装置においても、レセプタクルとプラグとが、受けシールドケースとシールドケースとに覆われるようにして受け側コンタクトとプラグコンタクトとを設けたことから、これら受け側コンタクトとプラグコンタクトの外力による破損が防止されるとともに薄厚の金属材により形成することも可能となり薄型化や小型化が図られる。
コネクタ装置においては、レセプタクルが受けコンタクト保持体に受け側コンタクトと受けシールドケースとを一体化するとともに、プラグもコンタクト保持体にプラグコンタクトとシールドケースとを一体化することで、部品点数が削減されて組立工程の簡易化が図られるようになる。コネクタ装置においては、レセプタクル側の受け側コンタクトとプラグ側のプラグコンタクトとがそれぞれのコンタクト保持体に一体化された板状の部材とされることで、さらに薄厚の金属材により形成することが可能である。コネクタ装置においては、プラグコンタクトがコンタクト保持片部を介してシールドケースとともに弾性変位することで変位空間部が不要とされ、さらなる薄型化が図られる。コネクタ装置においては、プラグコンタクトがコンタクト保持片部に裏打ちされた構造とされることで、全長を短縮化しても充分な弾性力が蓄勢されてレセプタクル側の受け側コンタクトに対して安定した状態で接触するとともに嵌合操作時に大きな負荷を生じさせることも無い。
本発明にかかるコネクタ装置は、レセプタクルの受けシールドケースが金属薄板材により全体矩形筒状に形成されるとともに、プラグのシールドケースが金属薄板材により受けシールドケースの開口寸法と略同等の外形寸法を有する全体矩形筒状に形成される。コネクタ装置は、レセプタクルに対してプラグがプラグ嵌合空間部内にシールドケースを嵌合した状態において、受けシールドケースがシールドケースの嵌合方向と直交する方向に弾性変形して弾性力を蓄勢し、この弾性力によって受け側コンタクトとプラグコンタクトとの接触状態が保持される。
コネクタ装置においては、受けシールドケースとシールドケースとが、嵌合ガイドを構成するとともに受け側コンタクトとプラグコンタクトとの接触状態を保持させる弾性力を付与する弾性手段としても作用する。コネクタ装置においては、各コンタクトが弾性変位するスペースが不要となり、薄型化が図られるようになる。
本発明にかかるコネクタ装置は、プラグのプラグコンタクト又はレセプタクルの受け側コンタクトのいずれか一方のコンタクトに先端から所定の位置に相手側の相対するコンタクト面を摺擦するコンタクト凸部が形成され、このコンタクト凸部が形成されないプラグのプラグコンタクト又はレセプタクルの受け側コンタクトのいずれか一方のコンタクトに先端から所定の位置にクリック凹部が形成される。
コネクタ装置においては、プラグがレセプタクルに対して所定位置まで押し込まれると、コンタクト凸部がクリック凹部に相対係合することによりクリック作用が奏せられて正常な嵌合操作が行われたことが知覚されるようにする。コネクタ装置は、コンタクト凸部とクリック凹部とが係合することによってプラグのプラグコンタクトとレセプタクルの受け側コンタクトとの接続状態が確実に保持され、レセプタクルからのプラグの脱落が防止されるようにする。コネクタ装置は、レセプタクルの受けシールドケースやプラグのシールドケースに開口部位を形成することなく、これらの内部にクリック構造を設けたことによって薄型化が図られるとともに嵌合部を被覆するシールドケースによる電磁的ノイズの混入防止機能或いは防塵作用が確実に奏されるようになる。
以上のように構成された本発明にかかるコネクタ装置によれば、受けコンタクト保持体
に受け側コンタクトと受けシールドケースとを一体化したレセプタクルと、コンタクト保持体にプラグコンタクトとシールドケースとを一体化したプラグとによって構成したことで、部品点数が削減されて組立工程の簡易化が図られるようになる。コネクタ装置によれば、受け側コンタクトとプラグコンタクトとをそれぞれ受けコンタクト保持体とコンタクト保持体に裏打ちした構造であることから、これら受け側コンタクトとプラグコンタクトとを薄厚の金属材により単純な板状に形成することが可能となり、薄型化と部品コストの低減が図られるようになる。
コネクタ装置によれば、レセプタクルにプラグを嵌合することにより受けシールドケースとシールドケースとにおいて弾性力が蓄勢されるように構成したことから、コンタクトが弾性変位する高さ方向のスペースや長さが低減されて薄型化や小型化が図られる。コネクタ装置によれば、受け側コンタクトやプラグコンタクトが受けコンタクト保持体やコンタクト保持体に裏打ちされた構造であることから、大きな嵌合力を要せずにプラグの嵌合操作が可能であるとともに安定した弾性力が蓄勢されて受け側コンタクトとプラグコンタクトとの接触状態を確実に保持することが可能である。
コネクタ装置によれば、受けシールドケースやプラグのシールドケースに開口部位を形成することなくレセプタクルとプラグの内部にクリック手段が形成される。コネクタ装置によれば、レセプタクルに対してプラグが所定位置まで嵌合された状態の確認が確実に行われるようになり、また薄型化が図られるとともにシールドケースによる電磁的ノイズの混入防止機能或いは防塵作用が確実に奏されるようになる。
以下、本発明の実施の形態として示すコネクタ装置1について図面を参照して詳細に説明する。コネクタ装置1は、上述したコネクタ装置100に対してさらに小型、薄型化を図ったものであり、図1乃至図3に示すようにレセプタクル2と、このレセプタクル2に結合されるプラグ102とから構成される。レセプタクル2も、例えばパーソナルコンピュータ側に設けられ、その筐体に設けた接続開口に臨ませられるようにして詳細を省略する入出力ターミナル基板4等に搭載される。プラグ2は、一端側を周辺機器に接続されたケーブル5の他端側に設けられ、レセプタクル2と接続することによりパーソナルコンピュータと周辺機器との間で制御信号やデータの授受が行われるようにするとともに、パーソナルコンピュータ側から周辺機器側に電源の供給が行われるようにする。
レセプタクル2は、図1及び図2に示すように、絶縁合成樹脂材によって成形された受けコンタクト保持体6と、複数個の受け側コンタクト7と、受けシールドケース8とから構成され、受けコンタクト保持体6に対して、各受け側コンタクト7と受けシールドケース8とがインサート成形されることにより一体化されている。レセプタクル2は、受けコンタクト保持体6が矩形のブロック状に形成された本体部9と、その一方側面9aに一体に突出形成された矩形板状の受けコンタクト保持片部10とから構成され、本体部9の底面9bに適宜形成した位置決め凸部11を図示しない位置決め孔に係合することにより入出力ターミナル基板4上に位置決めして実装される。
レセプタクル2は、各受け側コンタクト7が、基端部側を受けコンタクト保持体6の本体部9を側面9aから相対する側面9cに貫通させるとともに底面9b側へと折曲して入出力ターミナル基板4に形成された図示しない端子パターンに半田付けされる入出力端子部12を構成する。各受け側コンタクト7は、他端側が受けコンタクト保持体6の本体部9の側面9aを貫通されて受けコンタクト保持片部10と一体化される。各受け側コンタクト7は、図2に示すように上面を受けコンタクト保持片部10の主面と略同一面を構成するようにしてこの受けコンタクト保持片部10の基端部から先端部に至る長さ方向の全長に亘って延在するように埋設されてコンタクト部13を構成する。
各受け側コンタクト7には、コンタクト部13に基端から所定の長さ位置において略U字状に折曲されてクリック凹部14が形成されている。クリック凹部14は、後述するようにプラグ3側に形成されたコンタクト凸部26と共同してレセプタクル2に嵌合されるプラグ3の嵌合位置を規定するクリック作用を奏するとともに、プラグ3の脱落を防止する作用を奏する。
各受け側コンタクト7は、コンタクト部13が幅方向に離間した状態で受けコンタクト保持片部10に一体化されることにより、互いに絶縁された状態に保持される。各受け側コンタクト7は、コンタクト部13が受けコンタクト保持片部10により裏打ちされた構造であることから、上述したコネクタ装置100よりもさらに薄厚の金属材を用いてコンタクト部13を曲げ角度の管理等を不要とする単純な板状に形成することが可能であり、高精度と低コストで製作される。なお、各受け側コンタクト7は、コンタクト部13に上述したようにクリック凹部14が形成されるが、このクリック凹部14が高精度に形成される必要は無い。
レセプタクル2は、受けシールドケース8が、金属薄板により内部に受けコンタクト保持体6の本体部9の断面寸法とほぼ等しい開口寸法を有して後述するようにプラグ3が嵌合されるプラグ嵌合空間部15を構成した矩形の筒状に形成される。受けシールドケース8は、受けコンタクト保持体6の本体部9と受けコンタクト保持片部10との長さよりもやや長軸に形成される。受けシールドケース8は、プラグ嵌合空間部15内に、受け側コンタクト7のコンタクト部13を一体化した受けコンタクト保持片部10を、後述するようにプラグ3が嵌合されるプラグ嵌合空間部15の一方の開口であるプラグ嵌合口16に延在させて受けコンタクト保持体6の本体部9にインサート成形される。
レセプタクル2は、一体化された受けコンタクト保持体6と受けシールドケース8とが、図2に示すように受けコンタクト保持片部10の底面10aと受けシールドケース8の底面部8aの内面との間に全域に亘ってわずかな高さのガイド空間部17を構成する。レセプタクル2は、このガイド空間部17が、後述するようにプラグ3のシールドケース22の底面部22bが嵌合してスライドする空間部を構成する。
受けシールドケース8には、図2に示すように底面部8aに複数個の位置決め凸部18が一体に形成され、これら位置決め凸部18を図示しない位置決め孔に係合するとともにダミーランドに半田付けすることによって、レセプタクル2が入出力ターミナル基板4上に位置決めして固定されるようにする。なお、ダミーランドは、いずれか1個が入出力ターミナル基板4に形成したアースパターンのランドであればよい。
以上のように構成されたレセプタクル2に対してプラグ3が着脱される。プラグ3も、詳細を省略するがシールドブッシュ19内において、他端部にレセプタクル或いはプラグが設けられたケーブル5と接続される。プラグ3も、図1及び図3に示すように絶縁合成樹脂材によって成形されたコンタクト保持体20と、複数個のプラグコンタクト21と、シールドケース22とから構成され、コンタクト保持体20に対して、各プラグコンタクト21とシールドケース22とがインサート成形されることにより一体化されている。
プラグ3は、コンタクト保持体20が、詳細を省略するがブロック状に形成された本体部23と、その一方側面に一体に突出形成された矩形板状のコンタクト保持片部24とから構成される。コンタクト保持体20は、コンタクト保持片部24が、上述したレセプタクル2側の受けシールドケース8よりもやや長軸でありかつプラグ嵌合空間部15の開口寸法よりも小さな断面寸法に形成される。
プラグ3は、各プラグコンタクト21が、レセプタクル2側の各受け側コンタクト7と対をなし、図示しないが本体部23を貫通するようにしてコンタクト保持体20にインサート成形されることにより一体化される。各プラグコンタクト21は、詳細を省略するが本体部23を貫通した基端部がそれぞれケーブル5に封装された信号線に接続される。各プラグコンタクト21は、図3に示すように底面をコンタクト保持片部24の主面と略同一面を構成するようにしてこのコンタクト保持片部24の基端部から先端部に至る長さ方向の全長に亘って延在するように埋設されてコンタクト部25を構成する。
各プラグコンタクト21には、コンタクト部25に基端から所定の長さ位置において略U字状に折曲されてコンタクト凸部26が形成されている。コンタクト凸部26は、プラグ3がレセプタクル2に嵌合される際に、受け側コンタクト7のコンタクト部13上を摺擦する。コンタクト凸部26は、受け側コンタクト7のコンタクト部13に直接接触してコンタクト部を構成するが、上述したクリック凹部14と共同してクリック作用も奏する。コンタクト凸部26は、クリック凹部14に相対係合することによりレセプタクル2に対してプラグ3が所定位置まで嵌合されたことを感じさせるクリック作用を奏し、またレセプタクル2からの脱落が防止されるようにする。
各プラグコンタクト21は、コンタクト部25が幅方向に離間した状態でコンタクト保持片部24に一体化されることにより、互いに絶縁された状態に保持される。各プラグコンタクト21も、コンタクト部25がコンタクト保持片部24により裏打ちされた構造であることから、レセプタクル2側の受け側コンタクト7と同様に上述したコネクタ装置100よりもさらに薄厚の金属材を用いてコンタクト部25を曲げ角度の管理等を不要とする単純な板状に形成することが可能であり、高精度と低コストで製作される。なお、各プラグコンタクト21も、コンタクト部25に上述したようにコンタクト凸部26が形成されるが、このコンタクト凸部26が高精度に形成される必要は無い。
プラグ3は、シールドケース22が、金属薄板により矩形の筒状に形成され、レセプタクル2側の受けシールドケース8よりもやや長軸とされるとともにそのプラグ嵌合空間部15の開口寸法とほぼ同等の外形寸法に形成される。シールドケース22は、図示を省略するが基端部をコンタクト保持体20の本体部23に埋設するとともに、上面部22aを本体部23から突設したコンタクト保持片部24に対してその上面に全長に亘って一体化される。シールドケース22は、図3に示すように上面部22aとプラグコンタクト21のコンタクト部25とによりコンタクト保持片部24を挟み込むようにしてコンタクト保持体20にインサート成形される。シールドケース22は、図示しないが基端部にアース接続部が一体に形成されており、このアース接続部をケーブル5のアース線と接続する。
シールドケース22は、上面部22aの内面にコンタクト保持片部24を介して一体化された各プラグコンタクト21のコンタクト凸部26と底面部22bとの間隔が、上述したレセプタクル2側の一体化された受け側コンタクト7と受けコンタクト保持片部10との厚みよりもやや小さく形成される。シールドケース22は、底面部22bが上述したようにレセプタクル2側のガイド空間部17の高さとほぼ等しい厚みに形成されている。
したがって、プラグ3は、シールドケース22の上面部22aの内面に、絶縁体のコンタクト保持片部24を介して全長に亘って各プラグコンタクト21のコンタクト部25が互いに絶縁を保持されて一体化されている。プラグ3は、シールドケース22が金属薄板により筒状に形成されており、またコンタクト保持片部24やコンタクト部25も薄厚に形成されている。プラグ3は、かかる構成によりシールドケース22が、上面部22aや底面部22bを押圧するとある程度弾性変位することが可能であり、この弾性変位により弾性力が蓄勢されるようになる。
以上のように構成されたコネクタ装置1は、図4(A)に示すようにレセプタクル2に対してプラグ3が、プラグ嵌合口16にシールドケース22の先端部を対向させ、プラグ嵌合空間部15内に押し込まれる。コネクタ装置1は、レセプタクル2にプラグ3を嵌合して結合することにより、パーソナルコンピュータと周辺機器とを接続して制御信号やデータの授受或いは電源供給を行う。
コネクタ装置1においては、プラグ3が、シールドケース22の外周部をプラグ嵌合空間部15を構成する受けシールドケース8の外周部に保持されて安定した姿勢で内部へと押し込まれる。コネクタ装置1においては、レセプタクル2に対してプラグ3が所定位置まで押し込まれると、コンタクト21に形成したコンタクト凸部26が受けコンタクト保持片部10に一体化された受け側コンタクト7に突き当たる。なお、コネクタ装置1においては、シールドケース22の底面部22bがガイド空間部17に嵌合することによって、プラグ3が全周に亘って安定した状態でプラグ嵌合空間部15内を移動する。
コネクタ装置1においては、シールドケース22が撓むことによりコンタクト凸部26が受け側コンタクト7の上面に乗り上がり、シールドケース22に弾性力が蓄勢される。コネクタ装置1においては、シールドケース22の弾性力によってコンタクト凸部26が受け側コンタクト7との接触状態を保持された状態で摺擦しながら移動する。コネクタ装置1においては、コンタクト凸部26がクリック凹部14と対向する位置まで移動するとシールドケース22から作用される弾性力により相対係合することで、クリック作用が奏せられて正常な嵌合操作が行われたことが知覚されるようにする。コネクタ装置1は、図4(B)に示すようにレセプタクル2に対してプラグ3が確実に結合される。
コネクタ装置1においては、上述したようにプラグ3のプラグコンタクト21がコンタクト保持体20のコンタクト保持片部24を介してシールドケース22と一体化されて弾性変位することでシールドケース22内において変位空間部が不要とされさらなる薄型化が図られる。また、コネクタ装置1においては、プラグ3のプラグコンタクト21がコンタクト保持体20のコンタクト保持片部24に裏打ちされた構造とされることで、全長を短縮化しても充分な弾性力が蓄勢されてレセプタクル2の受け側コンタクト7に対して安定した状態で接触するとともに嵌合操作時に大きな負荷を生じさせることも無い。
コネクタ装置1においては、シールドケース22の弾性力によりコンタクト凸部26とクリック凹部14との係合状態が保持されることで、プラグ3のプラグコンタクト21とレセプタクル2の受け側コンタクト7との接続状態が確実に保持されるとともにレセプタクル2からのプラグ3の脱落が防止されるようにする。コネクタ装置1においては、上述した構造によりレセプタクル2の受けシールドケース8やプラグ3のシールドケース22にクリック構造を構成する開口部位が形成されない。コネクタ装置1においては、レセプタクル2とプラグ3の内部にクリック構造を設けたことにより、薄型化が図られるとともに嵌合部位を被覆する受けシールドケース8とシールドケース22とによる電磁的ノイズの混入防止機能或いは防塵作用が確実に奏されるようになる。
コネクタ装置1においては、シールドブッシュ19を把持してレセプタクル2に対してプラグ3を強く引き抜くことにより、クリック凹部14とコンタクト凸部26との係合状態が解除される。コネクタ装置1においては、さらにプラグ3を引くことによりレセプタクル2からの取り外しが行われる。
なお、コネクタ装置1は、パーソナルコンピュータと周辺機器との接続用ばかりでなく各種の電子機器間における接続用に用いられることは勿論である。コネクタ装置1においては、レセプタクル2側の受け側コンタクト7にクリック凹部14を形成するとともにプラグ3のプラグコンタクト21にコンタクト凸部26を形成したが、受け側コンタクト7側に
コンタクト凸部26を形成しかつプラグ3側にクリック凹部14を形成するようにしてもよい。
上記本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことが出来、そして、本発明が改変されたものに及ぶ事は当然である。
本発明の実施の形態として示すコネクタ装置の要部断面図である。 同コネクタ装置のレセプタクルの断面図である。 同コネクタ装置のプラグの要部断面図である。 同コネクタ装置についてレセプタクルとプラグとの結合操作の説明図であり、同図(A)は結合前、同図(B)は結合後を示す。 本発明の前提となるコネクタ装置の要部断面図である。 同コネクタ装置についてレセプタクルとプラグとの結合操作の説明図であり、同図(A)は結合前、同図(B)は結合後を示す。
符号の説明
1 コネクタ装置
2 レセプタクル
3 プラグ
4 入出力ターミナル基板
5 ケーブル
6 受けコンタクト保持体
7 受け側コンタクト
8 受けシールドケース
9 本体部
10 受けコンタクト保持片部
13 コンタクト部
14 クリック凹部
15 プラグ嵌合空間部
16 プラグ嵌合口
17 ガイド空間部
20 コンタクト保持体
21 プラグコンタクト
22 シールドケース
23 本体部
24 コンタクト保持片部
25 コンタクト部
26 コンタクト凸部

Claims (3)

  1. 内部に受け側コンタクトを設けてプラグ嵌合空間部を構成する受けシールドケースが嵌合面に突出されたレセプタクルと、内部にプラグコンタクトを設けて前記受けシールドケースの前記プラグ嵌合空間部に嵌合されるシールドケースが嵌合面に突出されたプラグとから構成され、前記レセプタクルに対して前記プラグが、前記受けシールドケースの前記プラグ嵌合空間部内に前記シールドケースを嵌合することにより前記受け側コンタクトと前記プラグコンタクトとが接続されるコネクタ装置において、
    前記レセプタクルが、合成樹脂材によって成形した受けコンタクト保持体を有し、この受けコンタクト保持体の本体部から一体に突出形成した板状の受けコンタクト保持片部に対して略同一面を構成して前記受け側コンタクトをインサート成形により一体化するとともに、前記受けシールドケースが一体化された前記受け側コンタクトと前記コンタクト保持片部とを全長に亘って覆うようにして基端部を前記本体部に対してインサート成形により一体化して構成されるとともに、
    前記プラグが、合成樹脂材によって成形したコンタクト保持体を有し、このコンタクト保持体の本体部に一体に突出形成され前記レセプタクルに嵌合した状態で前記受けコンタクト保持片部と対向されるコンタクト保持片部に対して略同一面を構成して前記プラグコンタクトをインサート成形により一体化するとともに、前記シールドケースが一体化された前記コンタクトと前記コンタクト保持片部とを全長に亘って覆うようにして基端部を前記本体部に対してインサート成形により一体化して構成される
    ことを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記レセプタクルの前記受けシールドケースが金属薄板材により全体矩形筒状に形成されるとともに、前記プラグの前記シールドケースが金属薄板材により前記受けシールドケースの開口寸法と略同等の外形寸法を有する全体矩形筒状に形成され、
    前記レセプタクルに対して前記プラグが前記プラグ嵌合空間部内に前記シールドケースを嵌合した状態において、前記シールドケースが嵌合方向と直交する方向に弾性変形して弾性力を蓄勢し、この弾性力によって前記受け側コンタクトと前記プラグコンタクトとの接触状態を保持させることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記プラグの前記プラグコンタクト又は前記レセプタクルの前記受け側コンタクトのいずれか一方のコンタクトに、先端から所定の位置に相手側の相対するコンタクト面を摺擦するコンタクト凸部が形成され、
    前記コンタクト凸部が形成されない前記プラグの前記プラグコンタクト又は前記レセプタクルの前記受け側コンタクトのいずれか一方のコンタクトに、先端から所定の位置にクリック凹部が形成され、
    前記プラグが前記レセプタクルに対して所定位置まで押し込まれると、前記コンタクト凸部が前記クリック凹部に相対係合することによりクリック作用を奏することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ装置。

JP2005379220A 2005-12-28 2005-12-28 コネクタ装置 Expired - Fee Related JP4655275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379220A JP4655275B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 コネクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379220A JP4655275B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 コネクタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007179943A JP2007179943A (ja) 2007-07-12
JP4655275B2 true JP4655275B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=38304906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005379220A Expired - Fee Related JP4655275B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 コネクタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4655275B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108429060A (zh) * 2018-05-07 2018-08-21 深圳市奈士迪技术研发有限公司 一种安全可靠的具有防尘功能的智能插座

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5623836B2 (ja) * 2010-09-09 2014-11-12 日本圧着端子製造株式会社 防水コネクタの製造方法
JP4859261B1 (ja) * 2010-10-20 2012-01-25 日本航空電子工業株式会社 基板用コネクタ
JP2012146419A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Hosiden Corp レセプタクルコネクタ
JP5738119B2 (ja) * 2011-08-11 2015-06-17 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ
KR101393003B1 (ko) 2012-12-14 2014-05-08 엘에스엠트론 주식회사 구조가 개선된 플러그 컨택트 및 이를 포함하는 플러그 커넥터

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6251674U (ja) * 1985-09-20 1987-03-31
JP2000223215A (ja) * 1999-01-27 2000-08-11 Mitsumi Electric Co Ltd 小型コネクタ
JP2000223216A (ja) * 1999-01-27 2000-08-11 Mitsumi Electric Co Ltd 小型コネクタ
JP2000251963A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Mitsumi Electric Co Ltd 小型コネクタ
WO2003028169A1 (fr) * 2001-09-25 2003-04-03 Molex Incorporated Connecteur assurant une transmission a haut debit
JP2003331993A (ja) * 2002-05-09 2003-11-21 Kel Corp シールド板付きコネクタ
JP2004193140A (ja) * 2004-03-12 2004-07-08 Mitsumi Electric Co Ltd 電子機器
JP2005071824A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Mitsumi Electric Co Ltd コネクタ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6251674U (ja) * 1985-09-20 1987-03-31
JP2000223215A (ja) * 1999-01-27 2000-08-11 Mitsumi Electric Co Ltd 小型コネクタ
JP2000223216A (ja) * 1999-01-27 2000-08-11 Mitsumi Electric Co Ltd 小型コネクタ
JP2000251963A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Mitsumi Electric Co Ltd 小型コネクタ
WO2003028169A1 (fr) * 2001-09-25 2003-04-03 Molex Incorporated Connecteur assurant une transmission a haut debit
JP2003331993A (ja) * 2002-05-09 2003-11-21 Kel Corp シールド板付きコネクタ
JP2005071824A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Mitsumi Electric Co Ltd コネクタ
JP2004193140A (ja) * 2004-03-12 2004-07-08 Mitsumi Electric Co Ltd 電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108429060A (zh) * 2018-05-07 2018-08-21 深圳市奈士迪技术研发有限公司 一种安全可靠的具有防尘功能的智能插座

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007179943A (ja) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102492103B1 (ko) 커넥터 및 커넥터 조립체
JP4655275B2 (ja) コネクタ装置
JP4181895B2 (ja) リセプタクル
US11233346B2 (en) Board-to-board connector
WO2014084293A1 (ja) コネクタ
KR20020050104A (ko) 잠금기능을 가지는 박형 전기 커넥터
JP2007305537A (ja) コネクタ
JP2007180008A (ja) コネクタプラグ
KR20010074552A (ko) 카드 접속용 어댑터 및 안테나가 부착된 집적회로 카드
JP2012156090A (ja) フローティング型コネクタ
JP2013222579A (ja) コネクタ
KR20030044875A (ko) 결속 부분을 구비한 차폐 외피를 가지는 커넥터
CN110521068B (zh) 连接器
JP5110271B2 (ja) コネクタ装置
JP4133431B2 (ja) 電気接続プラグ
WO2018207540A1 (ja) コネクタ
CN114514657A (zh) 连接器及连接器组件
JP2007042398A (ja) リセプタクル、プラグ及びコネクタ
US6976890B2 (en) Electrical connector for connecting a mating contact and a connection object
JP3172721B2 (ja) コンピュータシステム及びそれに使用するコネクタ
KR20010014715A (ko) 안테나부착 아이씨카드
JP2021064470A (ja) コネクタ及びコネクタ組立体
JPH11111369A (ja) バッテリー用コネクタ
JP2005339985A (ja) コネクタ
JP2007227272A (ja) シールド型プラグコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees