JP4653650B2 - イオン発生素子、イオン発生装置及び電気機器 - Google Patents

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この発明は、コロナ放電によって空気中にプラスイオン及びマイナスイオンを発生させるイオン発生素子、イオン発生装置、及び、電気機器に関する。
近年、プラスイオン及びマイナスイオンの両イオンを発生させるイオン発生素子が開発され、実用化されている。プラスイオン及びマイナスイオンを発生するイオン発生素子の構成の代表例として、放電電極と誘導電極とを誘電体を挟んで対向するように配置した構成が挙げられる。放電電極と誘導電極との間に、高圧交流の駆動電圧を印加してコロナ放電を行うことで、プラスイオン及びマイナスイオンが発生する。
イオン発生素子として、種々の形状のものが開発されている。
例えば、誘導電極が形成された帯状領域に両側から突き出した複数の先端部を有する櫛状の放電電極を備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、直線状に延びる線状放電電極と、この線状放電電極の幅方向に向かって両側に突出する電界集中用枝電極とからなる放電電極を備えたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、放電電極が格子状に形成され、各格子には格子内部に向かって突出する先鋭部が形成されたものがある(例えば、特許文献3参照。)。
イオン発生素子は、小型でありながら多量のイオンを発生することが望ましい。
特開平8−240968号公報 特開2005−142045公報 特開2004−103257公報
しかし、特許文献1のイオン発生素子では、放電電極の占める面積が大きい。また、放電電極が、上下方向及び左右方向に対称形になっている。このため、イオンは放電電極上で中和されることによって減少する。
特許文献2のイオン発生素子でも、放電電極が、上下方向及び左右方向に対称形になっている。このため、発生したイオンを空気中に送出するための送風時に、イオンは放電電極上で中和されることによって減少する。
特許文献3のイオン発生素子では、放電電極が格子状であり、先鋭部の数が多い。このため、放電電極の長手方向に送風した場合に、イオンは、放電電極上における中和によって減少する場合がある。
この発明の目的は、小型化でき、かつ、発生したイオンの放電電極上での中和による減少を抑制することができるイオン発生素子、イオン発生装置及び電気機器を提供することにある。
の発明のイオン発生素子は、放電電極及び誘導電極を備える。放電電極は、誘電体の表面に形成される。放電電極は、基部、及び、誘電体の表面内で基部から突出した複数の先端部を有する。誘導電極は、誘電体の内部又は裏面であって、放電電極の先端部と対向する位置に形成される。放電電極の先端部は、誘電体の表面内において直交する2方向のうち、少なくとも一方の方向において互いに重複しない位置に配置される。
この構成においては、放電電極の先端部が、誘電体の表面内において直交する2方向のうち、少なくとも一方の方向において互いに重複しない位置に配置される。このため、放電電極の先端部が重複しない方向に直交する方向に送風することで、イオンの中和が抑制される。
電電極の基部は、直線状に形成され、放電電極の先端部は、基部に対して非対称に配置される。
この構成においては、放電電極の先端部が基部に対して非対称に配置されるので、基部に直交する方向に送風することで、放電電極上におけるイオンの中和が抑制される。
電電極の先端部は、誘電体の表面内において直交する2方向のそれぞれにおいて互いに重複しない位置に配置される。
この構成においては、放電電極の先端部が上述の直交する2方向のそれぞれにおいて互いに重複しない位置に配置されるので、2方向のうちいずれの方向から送風された場合でも、放電電極上におけるイオンの中和が抑制される。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
電電極の先端部を誘電体の表面内において直交する2方向のうち少なくとも一方の方向に互いに重複しない位置に配置することで、放電電極の先端部が重複しない方向に直交する方向に送風した場合の、放電電極上におけるイオンの中和による減少を抑制することができる。
また、単位面積当たりのイオンの発生量を多くできるので、小型化を図ることができる。
電電極の先端部を基部に対して非対称に配置することで、基部に直交する方向に送風した場合の、放電電極上におけるイオンの中和による減少を抑制することができる。
電電極の先端部を上述の2方向のそれぞれに互いに重複しない位置に配置することで、2方向のうちいずれの方向から送風した場合でも、放電電極上におけるイオンの中和による減少を抑制することができる。
以下に、この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係るイオン発生素子5を有するイオン発生装置10を備えた電気機器20の概略の構成を示す断面図である。
電気機器20は、イオン発生装置10、ファン21、吸込部22、吹出部23などを備えている。吸込部22は、外部の空気を内部に吸い込むための開口である。吹出部23は、内部の空気を外部に吹き出す開口である。
ファン21は、吸込部22から吸い込んだ空気をイオン発生装置10に送風することで、イオン発生装置10で発生したイオンを吹出部23から外部に送出する。ファン21は、この発明の送出手段に相当する。
図2は、イオン発生装置10の構成を示す図である。図2(A)はイオン発生装置10の平面図であり、図2(B)はイオン発生装置10のP1−P2線断面図であり、図2(C)はイオン発生装置10のQ1−Q2線断面図である。
イオン発生装置10は、イオン発生素子5及び電圧印加回路11を備えている。電圧印加回路は、イオン発生素子5に、高圧交流の駆動電圧を印加してコロナ放電させる。電圧印加回路11は、この発明の電圧印加手段に相当する。
イオン発生素子5は、誘電体基板50、放電電極53、誘導電極54、電極接点56,59を備える。誘電体基板50は、厚さ方向に積層された下板51および上板52を一体化して構成され、略長方形の平板状を呈する。
この実施形態では、下板51及び上板52のそれぞれは0.45mmの厚みを有しており、誘電体基板50のサイズは約15mm×37mm×0.9mmにされる。
誘導電極54は、下板51と上板52とによって挟まれる位置に、放電電極53と対向するように配置されている。誘導電極54は、平面視で略U字状に形成されている。
放電電極53は、略直線状の単一の基部53A、及び、基部53Aに対して非対称に配置された複数の先鋭部53B,53C,53D,53E,53Fを有する。先鋭部53B〜53Fのそれぞれは、誘電体基板50の表面内において基部53Aの幅方向に、基部53Aから突出している。先鋭部53B,53C,53D,53E,53Fは、この発明の先端部に相当する。
この実施形態では、5本の先鋭部53B〜53Fは順に、基部53Aの幅方向の一方側及び他方側のそれぞれに、交互に突出している。
放電電極53の先鋭部53B〜53Fは、それぞれの先端部分が誘導電極54と重畳するように形成されている。これによって、放電電極53の先鋭部53B〜53Fと誘導電極54との間で電界が集中し易くなり、低電圧でも両電極で容易に放電を発生させることができる。
放電電極53の表面を覆うように、保護層55が形成されている。
この実施形態では、下板51、上板52及び保護層55として、アルミナが使用されている。ただし、下板51、上板52及び保護層55の素材はアルミナに限定されない。下板51、上板52及び保護層55として、結晶化ガラス、フォルステライト、ステアタイト等の他のセラミックス材料、または、ポリイミド、エポキシ等の樹脂材料を用いても良い。
また、この実施形態では、放電電極53および誘導電極54として、タングステンが用いられている。放電電極53および誘導電極54に用いられる素材の他の例として、モリブデン等の高融点の金属材料が挙げられる。
イオン発生素子5を生産するとき、まず、アルミナシートからなる下板51の表面にタングステン材料をパターン印刷することによって、誘導電極54を形成する。続いて、誘導電極54を覆うようにアルミナシートからなる上板52を載置して、上板52を下板51に圧着する。続いて、上板52の表面に、タングステン材料をパターン印刷することによって、放電電極53を形成する。続いて、放電電極53の全体を覆うようにアルミナ製の保護層55をコーティングによって形成する。そして、これらの部材を摂氏1400度〜1600度の温度で、非酸化性雰囲気下で焼成する。
図2(C)に示すように、放電電極53は、下板51および上板52を貫通する電極接点56に接続され、誘導電極54は、下板51を貫通する電極接点59に接続されている。この実施形態では、電極接点56,59は、電極53,54を形成する際に、対応する位置に形成されたホール内に電極材料を充填して形成されている。放電電極53および誘導電極54には、電極接点56,59を介して、電圧印加回路11から高圧交流の駆動電圧が印加される。
電圧印加回路11からイオン発生素子5に対して、ピーク値約4.2kVで周波数45kHzの高電圧の駆動電圧が印加されると、放電電極53および誘導電極54の間に発生するコロナ放電の作用により、イオン発生素子5から約25cm離れた位置で、それぞれ16万個/ccを超えるプラスイオンおよびマイナスイオンが測定される。
電気機器20の具体的な例を挙げると、空気清浄機、空気調和機、掃除機、車載用空気調和機等が挙げられる。これらの電気機器の通気路に、イオン発生装置10を配置することで、吹出口23から吹き出される空気中の水蒸気をコロナ放電によりイオン化し、略同量のプラスイオンとマイナスイオンとが生成される。
本実施形態において、プラスイオンは、水素イオン(H)の周囲に複数の水分子が付随しており、H(HO)(mは自然数)として表される。一方、マイナスイオンは、酸素イオン(O )の周囲に複数の水分子が付随しており、O (HO)(nは自然数)として表される。これらのプラスイオンおよびマイナスイオンは、居住空間内に浮遊する細菌の表面に付着すると、化学反応して活性種である過酸化水素Hまたは水酸基ラジカル・OHを生成する。これらの過酸化水素Hまたは水酸基ラジカル・OHは、極めて強力な活性を示すために、空気中の浮遊細菌を殺菌することができる。
図3は、イオン発生素子5の平面図である。ここで、図3における左右方向をX軸方向とし、X軸方向に直交する上下方向をY軸方向とする。イオン発生素子5では、放電電極53の先鋭部53B〜53Fの先端部分は、X軸方向において互いに重複しない位置に配置されている。このため、イオン発生素子5に対してY軸方向に送風することで、放電電極53上におけるイオンの中和による減少が抑制される。
電気機器20では、イオン発生素子5は、ファン21によって送風された空気がY軸方向に当てられるように配置されている。
また、イオン発生素子5の単位面積当たりのイオンの発生量を多くできるので、イオン発生素子5の小型化を図ることができる。イオン発生素子5を小型化することで、電気機器20も小型化することができる。
さらに、この実施形態では、イオン発生素子5の放電電極53の先鋭部53B〜53Fの間隔が大きいので、イオン発生素子5における放電音が小さく抑えられる。また、人体に有害なオゾンの発生量が低減する。
なお、誘電体基板50は、長方形の平板状であることに限定されず、円板や楕円板、多角形板等の形状であってもよい。
また、誘導電極54は、誘電体基板50の内部ではなく誘電体基板50の裏面に形成されてもよい。
さらに、同じ線間電圧を印加した場合でも効率よくイオンを発生できるようにするために、イオン発生素子5の放電電極53の先鋭部53B〜53Fの間隔は大きい方が望ましい。
また、オゾンの発生量を減少させ、放電音を小さく抑えるために、イオン発生素子5の放電電極53の先鋭部53B〜53Fの数は、少ない方が望ましい。
さらに、放電電極53の引き回しをできるだけ少なくすることが望ましい。
図4は、他の実施形態に係るイオン発生素子6の平面図である。イオン発生素子6は、放電電極61、誘導電極62、誘電体基板63等を備えている。イオン発生素子6は、平面視における放電電極61及び誘導電極62の形状を除いて、イオン発生素子5と同様に形成されている。
この実施形態では、誘導電極62は、平面視で帯状に形成されている。また、誘導電極62は、平面視において長方形を呈する誘電体基板63の各輪郭線63A,63B,63C,63Dに対して、斜め方向に形成されている。
放電電極61は、略直線状の単一の基部61A、及び、複数の先鋭部61B,61C,61D,61E,61Fを有する。先鋭部61B,61C,61D,61E,61Fは、この発明の先端部に相当する。
基部61Aは、誘電体基板63の平面視における各輪郭線63A〜63Dに対して、斜め方向に形成されている。先鋭部61B〜61Fのそれぞれは、誘電体基板63の表面内において基部53Aの幅方向のうちの一方側に、基部53Aから突出している。上述のようにして、イオン発生素子6は、櫛歯状に形成されている。
放電電極61の先鋭部61B〜61Fは、それぞれの先端部分が誘導電極62と重畳するように形成されている。このため、先鋭部61B〜61Fの先端部分は、誘電体基板63の平面視における各輪郭線63A〜63Dに対して、斜め方向に配置されている。
ここで、図4における左右方向をX軸方向、X軸方向に直交する上下方向をY軸方向とする。イオン発生素子6では、放電電極61の先鋭部61B〜61Fの先端部分は、X軸方向及びY軸方向の両軸方向において互いに重複しない位置に配置されている。このため、イオン発生素子6に対してX軸方向又はY軸方向に送風することで、放電電極61上におけるイオンの中和による減少が抑制される。
イオン発生素子6では、X軸方向及びY軸方向のいずれの方向に送風した場合でも、放電電極61上におけるイオンの中和による減少を抑制できるので、イオン発生素子6に対する送風方向の選択の幅が広い。このため、電気機器20へのイオン発生素子6の搭載方向の選択の幅が広がるため、イオン発生素子6を電気機器20に容易に搭載できるようになる。したがって、イオン発生素子6の電気機器20への取り付けの作業性が向上する。
図5は、第1の比較例に係るイオン発生素子7の平面図である。図5における左右方向をX軸方向、上下方向をY軸方向とする。
イオン発生素子7の放電電極71は、平面視において、誘電体基板73の表面に長手方向に4つの格子が連続して並び、各格子には内部に向かって突出する複数の先鋭部が形成されている。
誘導電極72は、放電電極71と中心を合わせて形成され、放電電極71より長さ及び幅がそれぞれ小さい帯状電極である。誘導電極72は、平面視でU字状に形成されている。
放電電極71の各先鋭部はその先端部分が誘導電極72と重畳するように形成されている。イオン発生素子7では、X軸方向及びY軸方向の両軸方向のそれぞれにおいて、互いに重複する先鋭部が存在する。
図6は、第2の比較例に係るイオン発生素子8の平面図である。図6における左右方向をX軸方向、上下方向をY軸方向とする。
イオン発生素子8の誘導電極82は、平面視において横U字状に形成されている。
放電電極81は、誘導電極82の中央及び外側に引き回され、誘導電極82の中央及び外側の両方から誘導電極82に向けて先鋭部が突出している。イオン発生素子8の放電電極81の先鋭部は、イオン発生素子5,6と比較して、多数形成されている。また、イオン発生素子8では、Y軸方向のみならず、X軸方向においても、互いに重複する先鋭部が存在する。
図7は、プラスイオン及びマイナスイオンの発生量についての実験結果を示す説明図である。図7では、図3に示したイオン発生素子5をイオン発生素子No.1と記載し、図4に示したイオン発生素子6をイオン発生素子No.2と記載し、図5に示したイオン発生素子7をイオン発生素子No.3と記載し、図6に示したイオン発生素子8をイオン発生素子No.4と記載している。この実験では、No.1〜No.4のイオン発生素子5〜8に対して、同一の線間電圧を印加した。
No.1及びNo.2のイオン発生素子5,6では、イオン発生素子5,6に対してY軸方向に送風した場合に対して、X軸方向に送風した場合におけるプラスイオン及びマイナスイオンの減少率が、低く抑えられた。
これに対して、No.3のイオン発生素子7では、イオン発生素子7に対してY軸方向に送風した場合に対してX軸方向に送風した場合は、プラスイオンが25%減少し、マイナスイオンが24%減少した。
また、No.4のイオン発生素子8では、イオン発生素子8に対してY軸方向に送風した場合に対してX軸方向に送風した場合は、プラスイオンが13%減少し、マイナスイオンが18%減少した。
上述の実験結果から、X軸方向及びY軸方向の少なくとも一方の軸方向において、先鋭部が互いに重複しない位置に配置されている場合は、イオンの減少率が低く抑えられることが分かる。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施形態に係るイオン発生素子を有するイオン発生装置を備えた電気機器の概略の構成を示す断面図である。 イオン発生装置の構成を示す図であり、(A)はイオン発生装置の平面図であり、(B)はイオン発生装置のP1−P2線断面図であり、(C)はイオン発生装置のQ1−Q2線断面図である。 イオン発生素子の平面図である。 他の実施形態に係るイオン発生素子の平面図である。 第1の比較例に係るイオン発生素子の平面図である。 第2の比較例に係るイオン発生素子の平面図である。 プラスイオン及びマイナスイオンの発生量についての実験結果を示す説明図である。
符号の説明
10 イオン発生装置
11 電圧印加回路(電圧印加手段)
20 電気機器
21 ファン(送出手段)
5,6 イオン発生素子
50,63 誘電体基板
53,61 放電電極
54,62 誘導電極
53A,61A 基部
53B〜53F,61B〜61F 先鋭部(先端部)

Claims (3)

  1. 誘電体の表面に形成され、基部及び前記表面内で前記基部から突出した複数の先端部を有する放電電極と、
    前記誘電体の内部又は裏面であって前記先端部と対向する位置に形成された誘導電極と、を備え、
    前記基部は、直線状に形成され、
    前記先端部は、前記基部に対して非対称に配置され、かつ、前記誘電体の表面内において直交する2方向のそれぞれにおいて互いに重複しない位置に配置されていることを特徴とするイオン発生素子。
  2. 請求項1に記載のイオン発生素子と、
    前記放電電極及び前記誘導電極のうち少なくとも一方に電圧を供給する電圧印加手段と、を備えたことを特徴とするイオン発生装置。
  3. 請求項に記載のイオン発生装置と、
    前記イオン発生素子の前記先端部が重複しない前記2方向のいずれかの方向に送風することで前記イオン発生装置によって発生したイオンを空気中に送出する送出手段と、を備えたことを特徴とする電気機器。
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