JP4653467B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムに関し、特に、燃料電池スタックの停止時に燃料電池スタックの劣化を防止する燃料電池システムに関するものである。
一般に、固体高分子膜型燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側をアノード(燃料極)とカソード(酸化剤極)とで挟み込んで単セルを構成し、この単セルを複数積層して一つの燃料電池スタックを形成している。そしてアノードには、燃料として水素ガスが供給され、カソードには酸化剤として空気が供給される。その結果、燃料電池スタックでは、アノードで触媒反応により発生した水素イオンが固体高分子電解質膜を透過してカソードまで移動し、カソードで水素イオンと空気中の酸素ガスとが電気化学的に反応することによって発電が行われる。
このような燃料電池スタックでは、例えば、燃料電池スタックを停止させる際に、燃料電池スタックへの反応ガス(水素ガス及び空気)の供給が遮断される。そして、燃料電池スタックの各単セル内には反応ガスが残留する。その結果、各単セルには、残留した反応ガスによって約1Vの開回路電圧が発生することとなる。一方、燃料電池スタックは、この開回路電圧が発生した状態で長時間放置されると、アノード及びカソードの触媒(白金触媒等)の活性が低下する。そこで、従来、各単セルのそれぞれに抵抗を配設した燃料電池スタックが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この燃料電池スタックは、単セルに抵抗を電気的に接続することによって開回路電圧を低減し、そして触媒活性の低下、つまり燃料電池スタックの劣化を防止するようになっている。
特開2003−115305号公報(段落番号0017及び図1参照)
しかしながら、特許文献1に開示された燃料電池スタックでは、複数の単セルごとに抵抗を設けなければならないために、燃料電池スタックが大型化すると共にその製造工程が煩雑化するという問題が生じる。
そこで、本発明は、反応ガスの供給が停止された後における燃料電池スタックの劣化を効率よく防止することができると共に、燃料電池スタックの製造工程を簡略化することができ、しかも燃料電池スタックのコンパクト化を図ることができる燃料電池システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための請求項1の発明は、複数の単セルが積層されて形成され、反応ガスが供給されて発電する燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックからの出力を規制する出力規制手段と、前記燃料電池スタックに前記出力規制手段を介して電気的に接続された負荷と、前記出力規制手段を制御する制御手段とを備えた燃料電池システムであって、前記制御手段は、前記燃料電池スタックへの前記反応ガスの供給が停止された際に、前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、予め設定された最低セル電圧閾値を超えていることを条件に、前記複数の単セルの電圧値のうちの最高電圧値が、予め設定された最高セル電圧閾値以下になるまで前記燃料電池スタックから前記負荷に出力を行わせた後に、前記燃料電池スタックから前記負荷への出力を停止するように前記出力規制手段を制御し、前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、前記最低セル電圧閾値以下の場合には、前記燃料電池スタックから前記負荷への出力を停止するように前記出力規制手段を制御することを特徴とする。
一般に、燃料電池スタックは、燃料電池スタックへの反応ガスの供給が停止された際に、各単セルには、残留した反応ガスによって1V前後の開回路電圧が発生する。この開回路電圧は、各単セルに残留する反応ガスの量の応じて単セルごとに相違している。そして、複数の単セルのうち、最高電圧値を示している単セルの触媒劣化が最も著しくなる。
この燃料電池システムでは、燃料電池スタックへの反応ガスの供給が停止された際に、制御手段が出力規制手段を制御することによって、燃料電池スタックから負荷に向かって出力が行われる。このとき制御装置は、複数の単セルの電圧値のうちの最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値以下になるまで燃料電池スタックから負荷に出力されるように出力規制手段に指令する。その結果、燃料電池システムでは、最高電圧値を示していた単セルの電圧値がその出力とともに低減されていく。したがって、単セルの電圧値が最高セル電圧閾値を超えた状態で長時間放置されることはなく、電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。なお、最高電圧値を示していた単セル以外の単セルの電圧値は、最高セル電圧閾値未満となっているので電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。
また、この燃料電池システムでは、制御手段が出力規制手段を制御することによって、最高電圧値を示していた単セルの電圧値が最高セル電圧閾値以下になった後に、燃料電池スタックから負荷への出力が停止される。その結果、燃料電池スタックへの反応ガスの供給停止後に各単セルから必要以上の電力が取り出されることが回避されるので、単セル内で逆電流が生じることによる電極(アノード及びカソード)等の劣化が防止される。
また、この燃料電池システムでは、従来の燃料電池スタック(例えば、特許文献1参照)のように単セルごとに抵抗(負荷)が取り付けられているのではなく、燃料電池スタックに出力規制手段を介して負荷が設けられている。その結果、本発明の燃料電池システムは、燃料電池スタックの単セルごとに負荷を取り付ける必要がないので、燃料電池スタックの製造工程を簡略化することができると共に、燃料電池スタックのコンパクト化を図ることができる。
また、この燃料電池システムを構成する負荷は、抵抗器であってもよいし、公知の燃料電池システムに使用される、例えばラジエータのポンプ等の補機が負荷であってもよい。補機が負荷である燃料電池システムは、別途に抵抗器を設ける必要がないので燃料電池システムをより簡素化することができる。
請求項2に記載の発明は、複数の単セルが積層されて形成され、反応ガスが供給されて発電する燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックからの出力を規制する出力規制手段と、前記燃料電池スタックに前記出力規制手段を介して電気的に接続された負荷と、前記出力規制手段を制御する制御手段とを備えた燃料電池システムであって、前記制御手段は、前記燃料電池スタックへの前記反応ガスの供給が停止された際に、前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、予め設定された最低セル電圧閾値を超えていることを条件に、前記燃料電池スタックの電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値以下になるまで前記燃料電池スタックから前記負荷に出力を行わせた後に、前記燃料電池スタックから前記負荷への出力を停止するように前記出力規制手段を制御し、前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、前記最低セル電圧閾値以下の場合には、前記燃料電池スタックから前記負荷への出力を停止するように前記出力規制手段を制御することを特徴とする。
この燃料電池システムでは、制御手段が出力規制手段を制御することによって、燃料電池スタックの電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値以下になるまで燃料電池スタックから負荷に向かって出力が行われる。その結果、燃料電池システムは、各単セルの電圧値が低減されることによって、各単セルの触媒活性の低下が防止される。
また、この燃料電池システムでは、制御手段が出力規制手段を制御することによって、燃料電池スタックの電圧値がスタック電圧閾値以下になった後に、燃料電池スタックから負荷への出力が停止される。その結果、この燃料電池システムは、請求項1の発明と同様に、燃料電池スタックへの反応ガスの供給停止後に各単セルから必要以上の電力が取り出されることが回避されるので、単セル内で逆電流が生じることによる電極(アノード及びカソード)等の劣化が防止される。
また、この燃料電池システムでは、請求項1の発明と同様に、従来の燃料電池スタック(例えば、特許文献1参照)のように単セルごとに負荷を取り付ける必要がないので、燃料電池スタックの製造工程が簡略化されると共に、燃料電池スタックのコンパクト化を図ることができる。
また、この燃料電池システムを構成する負荷は、抵抗器であってもよいし、公知の燃料電池システムに使用される、例えばラジエータのポンプ等の補機が負荷であってもよい。補機が負荷である燃料電池システムは、別途に抵抗器を設ける必要がないので燃料電池システムをより簡素化することができる。
このような請求項1又は請求項2に係る燃料電池システムでは、前記したように燃料電池スタックから負荷に向かって出力されることによって、各単セルの電圧値は低減されていく。そして、燃料電池システムの制御手段は、出力規制手段を制御することによって、複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値以下になったときに、燃料電池スタックから負荷への出力を停止する。その結果、燃料電池スタックへの反応ガスの供給停止後に各単セルから必要以上の電力が取り出されることがより確実に回避されるので、単セル内で逆電流が生じることによる電極(アノード及びカソード)等の劣化がより確実に防止される。
請求項に記載の発明は、複数の単セルが積層されて形成され、反応ガスが供給されて発電する燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックからの出力を規制する出力規制手段と、前記燃料電池スタックに前記出力規制手段を介して電気的に接続されて前記燃料電池スタックが発電した電力を蓄える蓄電手段と、前記出力規制手段を制御する制御手段とを備えた燃料電池システムであって、前記制御手段は、前記燃料電池スタックへの前記反応ガスの供給が停止された際に、前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、予め設定された最低セル電圧閾値を超えていることを条件に、前記複数の単セルの電圧値のうちの最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値以下になるまで前記燃料電池スタックから前記蓄電手段に出力を行わせた後に、前記燃料電池スタックから前記前記蓄電手段への出力を停止するように前記出力規制手段を制御し、前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、前記最低セル電圧閾値以下である場合には、前記燃料電池スタックから前記蓄電手段への出力を停止するように前記出力規制手段を制御することを特徴とする。
この燃料電池システムでは、燃料電池スタックへの反応ガスの供給が停止された際に、制御手段が出力規制手段を制御することによって、燃料電池スタックから蓄電手段に向かって出力が行われる。このとき制御装置は、複数の単セルの電圧値のうちの最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値以下になるまで燃料電池スタックから蓄電手段に出力されるように出力規制手段に指令する。その結果、燃料電池システムでは、最高電圧値を示していた単セルの電圧値がその出力とともに低減されていく。したがって、単セルの電圧値が最高セル電圧閾値を超えた状態で長時間放置されることはなく、電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。なお、最高電圧値を示していた単セル以外の単セルの電圧値は、最高セル電圧閾値以下となっているので電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。そして、この燃料電池システムは、燃料電池システムの再起動時等に蓄電手段に蓄えられた電力を使用することができる。
また、この燃料電池システムでは、制御手段が出力規制手段を制御することによって、最高電圧値を示していた単セルの電圧値が最高セル電圧閾値以下になった後に、燃料電池スタックから蓄電手段への出力が停止される。その結果、燃料電池スタックへの反応ガスの供給停止後に各単セルから必要以上の電力が取り出されることが回避されるので、単セル内で逆電流が生じることによる電極(アノード及びカソード)等の劣化が防止される。
また、この燃料電池システムでは、燃料電池スタックに出力規制手段を介して蓄電手段が設けられており、燃料電池スタックから蓄電手段に向かって出力させることによって、各単セルの電圧値が低減される。その結果、この燃料電池システムでは、従来の燃料電池スタック(例えば、特許文献1参照)のように単セルごとに抵抗(負荷)を取り付ける必要がないので、燃料電池スタックの製造工程を簡略化することができると共に、燃料電池スタックのコンパクト化を図ることができる。
請求項に記載の発明は、複数の単セルが積層されて形成され、反応ガスが供給されて発電する燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックからの出力を規制する出力規制手段と、前記燃料電池スタックに前記出力規制手段を介して電気的に接続されて前記燃料電池スタックが発電した電力を蓄える蓄電手段と、前記出力規制手段を制御する制御手段とを備えた燃料電池システムであって、前記制御手段は、前記燃料電池スタックへの前記反応ガスの供給が停止された際に、前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、予め設定された最低セル電圧閾値を超えていることを条件に、前記燃料電池スタックの電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値以下になるまで前記燃料電池スタックから前記蓄電手段に出力を行わせた後に、前記燃料電池スタックから前記蓄電手段への出力を停止するように前記出力規制手段を制御し、前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、前記最低セル電圧閾値以下である場合には、前記燃料電池スタックから前記蓄電手段への出力を停止するように前記出力規制手段を制御することを特徴とする。
この燃料電池システムでは、制御手段が出力規制手段を制御することによって、燃料電池スタックの電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値以下になるまで燃料電池スタックから蓄電手段に向かって出力が行われる。その結果、燃料電池システムは、各単セルの電圧値が低減されることによって、各単セルの触媒活性の低下が防止される。
また、この燃料電池システムでは、制御手段が出力規制手段を制御することによって、燃料電池スタックの電圧値がスタック電圧閾値以下になった後に、燃料電池スタックから蓄電手段への出力が停止される。その結果、この燃料電池システムは、請求項4の発明と同様に、燃料電池スタックへの反応ガスの供給停止後に各単セルから必要以上の電力が取り出されることが回避されるので、単セル内で逆電流が生じることによる電極(アノード及びカソード)等の劣化が防止される。
また、この燃料電池システムでは、請求項4の発明と同様に、従来の燃料電池スタック(例えば、特許文献1参照)のように単セルごとに負荷を取り付ける必要がないので、燃料電池スタックの製造工程が簡略化されると共に、燃料電池スタックのコンパクト化を図ることができる。
このような請求項3又は請求項4に係る燃料電池システムでは、前記したように燃料電池スタックから蓄電手段に向かって出力されることによって、各単セルの電圧値が低減される。そして、燃料電池システムの制御手段は、出力規制手段を制御することによって、複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値以下になったときに、燃料電池スタックから蓄電手段への出力を停止する。その結果、燃料電池スタックへの反応ガスの供給停止後に各単セルから必要以上の電力が取り出されることがより確実に回避されるので、単セル内で逆電流が生じることによる電極(アノード及びカソード)等の劣化がより確実に防止される。
請求項に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の燃料電池システムにおいて、前記蓄電手段が、降圧型の前記出力規制手段にオンオフスイッチを介して接続されており、前記制御手段が、前記燃料電池スタックの電圧値が前記蓄電手段の電圧値以下になった際に、前記オンオフスイッチをオフにすることを特徴とする。ここで、降圧型の出力規制手段とは、出力側の電圧を、入力側の電圧以下に調整する手段をいい、本発明では、出力側と入力側とを直結し、あるいは切断するスイッチング素子等がこれに含まれる。
この燃料電池システムは、降圧型の出力規制手段が設けられているので、出力規制手段を介しての燃料電池スタックの出力は、その電圧値を蓄電手段への充電が進むにしたがって下げていく。この燃料電池システムでは、制御手段が、燃料電池スタックの電圧値が前記蓄電手段の電圧値以下になった際に、前記オンオフスイッチをオフにするので、燃料電池スタックの電圧値、延いては各単セルの電圧値を効果的に低減させることができる。
本発明の燃料電池システムは、反応ガスの供給が停止された後における燃料電池スタックの劣化を効率よく防止することができると共に、燃料電池スタックの製造工程を簡略化することができ、しかも燃料電池スタックのコンパクト化を図ることができる。
(第1実施形態)
次に、本発明の燃料電池システムにおける第1実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、第1実施形態に係る燃料電池システムのブロック図である。
図1に示すように、燃料電池システムFS1は、燃料電池スタック1、出力規制手段2、負荷3及び制御手段4を備えている。また、燃料電池システムFS1は、燃料電池スタック1に燃料としての水素ガスを供給する水素供給装置5や、燃料電池スタック1に酸化剤としての空気(酸素ガス)を供給する空気供給装置6、燃料電池スタック1を冷却するラジエータ(図示せず)等をさらに備えている。なお、水素ガス及び空気(酸素ガス)は、特許請求の範囲にいう「反応ガス」に相当する。
燃料電池スタック1は、図1に示すように、複数の単セル1aが積層されたものであって、水素供給装置5から供給される水素ガスと、空気供給装置6から供給される空気に含まれる酸素ガスとの電気化学反応により各単セル1aが発電を行うようになっている。この燃料電池スタック1は各単セル1aが直列に繋がれており、各単セル1aのセル電圧(セルV)の合算値は、燃料電池スタック1の出力の電圧値(以下、「スタック電圧値」という)に等しくなっている。
各単セル1aのそれぞれには、図示しないセルV端子が設けられており、各単セル1aのセル電圧(セルV)は、このセルV端子を介してモニタすることができるようになっている。そして、この燃料電池スタック1では、各単セル1aのセル電圧(セルV)及びスタック電圧が電圧検出手段7(電圧計等)で検出され、その検出信号が制御手段4に出力されるようになっている。
出力規制手段2は、燃料電池スタック1に電気的に接続されて燃料電池スタック1からの出力を規制するものである。この出力規制手段としては、例えば、燃料電池スタック1と、負荷3との電気的な接続及び遮断を行うスイッチング素子を有するもの(降圧型出力規制手段)や、このスイッチング素子に燃料電池スタック1の出力の電圧値を高める昇圧器を組み合わせたもの(昇圧型出力規制手段)等が挙げられる。
負荷3は、燃料電池スタック1に出力規制手段2を介して電気的に接続されている。この負荷3は、燃料電池スタック1が発電した電力を消費するものであり、例えば、抵抗器や、公知の燃料電池システムに使用される、例えばラジエータのポンプ等の補機が挙げられる。中でも補機が負荷として使用された燃料電池システムFS1は、別途に抵抗器を設ける必要がないのでその構成を簡素化することができる。
制御手段4は、後記する手順に従って、電圧検出手段7(電圧計等)から出力されるセル電圧(セルV)の検出信号に基づいて出力規制手段2を制御するものである。さらに具体的に言うと、制御手段4は、燃料電池スタック1への反応ガスの供給が停止された際に、複数の単セル1aの電圧値のうちの最高電圧値が後記する最高セル電圧閾値以下になるまで燃料電池スタック1から負荷3に出力されるように出力規制手段2に指令するものである。この制御手段4は、例えば、CPUや半導体メモリ等からなる公知のECU(Electronic Control Unit)で構成することができる。
次に、第1実施形態に係る燃料電池システムFS1の動作について適宜図面を参照しながら説明する。参照する図面において、図2は、本実施形態に係る燃料電池システムFS1の動作を説明するフローチャートである。
この燃料電池システムFS1では、図1に示す燃料電池スタック1に水素供給装置5から水素ガス(反応ガス)が供給されると共に、空気供給装置6から空気(酸素ガス:反応ガス)が供給されることによって、前記したように各単セル1aで発電が行われる。
そして、例えば、燃料電池システムFS1を停止させるための要求によって、図2に示すように、燃料電池スタック1への反応ガス(水素ガス及び空気)の供給が停止されると(ステップS1)、図1に示す単セル1aのそれぞれには、残留した反応ガスによって1V前後の開回路電圧が発生する。この開回路電圧は、各単セル1aに残留する反応ガスの量の応じて単セル1aごとに相違している。
その一方で、制御手段4(図1参照)は、反応ガスの供給が停止されると、電圧検出手段7(図1参照)の検出信号に基づいて複数の単セル1aの電圧値のうちの最低電圧値を検出する。そして、制御手段4は、図2に示すように、最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS2)。なお、この最低セル電圧閾値は、単セル1aの電圧値が当該最低セル電圧閾値と等しくなっても燃料電池スタック1からの出力が継続された場合に、単セル1a内に逆電流が生じて電極(アノード及びカソード)等に劣化が生ずる恐れがある電圧値である。ちなみに、本実施形態では、最低セル電圧閾値が、例えば0.2Vに設定されているが、本発明はこの電圧値に制限されることなく、最低セル電圧閾値は、使用する燃料電池スタック1に応じて適宜に設定することができる。
次いで、このステップS2において、最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値を超えている場合には(ステップS2のNo)、制御手段4は、電圧検出手段7(図1参照)の検出信号に基づいて複数の単セル1aの電圧値のうちの最高電圧値を検出する。そして、制御手段4は、最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS3)。なお、この最高セル電圧閾値は、単セル1aの電圧値が当該最高セル電圧閾値を超えて単セル1aが長時間放置されると、電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れがある電圧値である。ちなみに、本実施形態では、最高セル電圧閾値が、例えば0.8Vに設定されているが、本発明はこの電圧値に制限されることなく、最高セル電圧閾値は、使用する燃料電池スタック1に応じて適宜に設定することができる。
次いで、このステップS3において、最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値を超えている場合には(ステップS3のNo)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3に向かって出力が行われるように出力規制手段2を制御する(ステップS4)。つまり、制御手段4は、出力規制手段2がスイッチング素子である場合には、スイッチング素子をオンにする。その結果、最高電圧値を示していた単セル1aの電圧値がその出力とともに低減されていくと共に、他の単セル1aの電圧値は相対的に低減されていく。そして、この燃料電池システムFS1では、このステップS4の終了後に、ステップS2に戻るようになっており、最低電圧値が最低セル電圧閾値以下であり、かつ最高電圧値が最高セル電圧閾値以下であるときには、ステップS2からステップS4が繰り返されることとなる。
その一方で、ステップS1の終了後、あるいはステップS4の終了後に、最低電圧値が最低セル電圧閾値以下の場合には(ステップS2のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3への出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS5)。つまり、制御手段4は、出力規制手段2がスイッチング素子である場合には、スイッチング素子をオフにする。その結果、最低電圧値を示していた単セル1a内に逆電流が生じて電極(アノード及びカソード)等に劣化が生ずる恐れは回避される。この際、最低電圧値を示している単セル1a以外の単セル1aの電圧値は、最低セル電圧閾値を超えているので電極(アノード及びカソード)等に劣化が生ずる恐れは回避される。そして、このステップS5の終了後に、燃料電池システムFS1は停止する。
また、ステップS3において、最高電圧値が最高セル電圧閾値以下の場合には(ステップS3のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3への出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS5)。つまり、制御手段4は、出力規制手段2がスイッチング素子である場合には、スイッチング素子をオフにする。その結果、単セル1aの電圧値が最高セル電圧閾値を超えて単セル1aが長時間放置されることはなく、電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。なお、最高電圧値を示していた単セル1a以外の単セル1aの電圧値は、最高セル電圧閾値未満となっているので電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。そして、このステップS5の終了後に、燃料電池システムFS1は停止する。
また、燃料電池システムFS1では、従来の燃料電池スタック(例えば、特許文献1参照)のように単セルごとに抵抗(負荷)が取り付けられているのではなく、燃料電池スタック1に出力規制手段2を介して負荷3が設けられている。その結果、燃料電池システムFS1は、燃料電池スタック1の単セル1aごとに負荷3を取り付ける必要がないので、燃料電池スタック1の製造工程を簡略化することができると共に、燃料電池スタック1のコンパクト化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の燃料電池システムにおける第2実施形態について適宜図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態に係る燃料電池システムは、第1実施形態において、その制御手段が後記する手順に従って動作するように構成されている他は第1実施形態と同様に構成されている。ここでは図3に示す本実施形態に係る燃料電池システムの動作を説明するフローチャートを参照しながら本実施形態に係る燃料電池システムについて説明すると共に、第1実施形態と同様の構成要素については詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る燃料電池システムFS1での制御手段4(図1参照)は、図3に示すように、反応ガスの供給が停止されると(ステップS11)、電圧検出手段7(図1参照)の検出信号に基づいて複数の単セル1a(図1参照)の電圧値のうちの最低電圧値を検出する。そして、制御手段4は、図3に示すように、最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS12)。なお、この最低セル電圧閾値は、第1実施形態の最低セル電圧閾値と同様に設定することができる。
次いで、このステップS12において、最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値を超えている場合には(ステップS12のNo)、制御手段4は、電圧検出手段7(図1参照)の検出信号に基づいて前記したスタック電圧値を検出する。そして、制御手段4は、スタック電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS13)。なお、このスタック電圧閾値は、スタック電圧値が当該スタック電圧閾値を超えた状態で長時間放置されると、単セル1aの電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れがある電圧値である。ちなみに、本実施形態では、スタック電圧閾値が、例えば350Vに設定されているが、本発明はこの電圧値に制限されることなく、スタック電圧閾値は、使用する燃料電池スタック1に応じて適宜に設定することができる。
次いで、このステップS13において、スタック電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値を超えている場合には(ステップS13のNo)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3に向かって出力が行われるように出力規制手段2を制御する(ステップS14)。つまり、制御手段4は、出力規制手段2がスイッチング素子である場合には、スイッチング素子をオンにする。その結果、スタック電圧値がその出力とともに低減されていくと共に、単セル1aの電圧値は相対的に低減されていく。そして、この燃料電池システムFS1では、このステップS14の終了後に、ステップS12に戻るようになっており、最低電圧値が最低セル電圧閾値以下であり、かつスタック電圧値がスタック電圧閾値以下であるときには、ステップS12からステップS14が繰り返されることとなる。
その一方で、ステップS11の終了後、あるいはステップS14の終了後に、最低電圧値が最低セル電圧閾値以下の場合には(ステップS12のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3への出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS15)。その結果、単セル1a内に逆電流が生じて電極(アノード及びカソード)等に劣化が生ずる恐れは回避される。そして、このステップS15の終了後に、燃料電池システムFS1は停止する。
また、ステップS13において、スタック電圧値がスタック電圧閾値以下の場合には(ステップS13のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3への出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS15)。その結果、スタック電圧値がスタック電圧閾値を超えて長時間放置されることはなく、単セル1aの電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。そして、このステップS15の終了後に、燃料電池システムFS1は停止する。
また、燃料電池システムFS1では、第1実施形態と同様に、燃料電池スタック1の単セル1aごとに負荷3を取り付ける必要がないので、燃料電池スタック1の製造工程を簡略化することができると共に、燃料電池スタック1のコンパクト化を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の燃料電池システムにおける第3実施形態について適宜図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態に係る燃料電池システムは、第1実施形態において、その制御手段が後記する手順に従って動作するように構成されている他は第1実施形態と同様に構成されている。ここでは図4に示す本実施形態に係る燃料電池システムの動作を説明するフローチャートを参照しながら本実施形態に係る燃料電池システムについて説明すると共に、第1実施形態と同様の構成要素については詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る燃料電池システムFS1での制御手段4(図1参照)は、図4に示すように、反応ガスの供給が停止されると(ステップS21)、電圧検出手段7(図1参照)の検出信号に基づいて複数の単セル1a(図1参照)の電圧値のうちの最低電圧値を検出する。そして、制御手段4は、図4に示すように、最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS22)。なお、この最低セル電圧閾値は、第1実施形態の最低セル電圧閾値と同様に設定することができる。
次いで、このステップS22において、最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値を超えている場合には(ステップS22のNo)、制御手段4は、電圧検出手段7(図1参照)の検出信号に基づいて複数の単セル1aの電圧値のうちの最高電圧値を検出する。そして、制御手段4は、最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS23)。なお、この最高セル電圧閾値は、第1実施形態の最高セル電圧閾値と同様に設定することができる。
次いで、このステップS23において、最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値を超えている場合には(ステップS23のNo)、制御手段4は、電圧検出手段7(図1参照)の検出信号に基づいて前記したスタック電圧値を検出する。そして、制御手段4は、スタック電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS24)。なお、このスタック電圧閾値は、第2実施形態のスタック電圧閾値と同様に設定することができる。
次いで、このステップS24において、スタック電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値を超えている場合には(ステップS24のNo)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3に向かって出力が行われるように出力規制手段2を制御する(ステップS25)。その結果、スタック電圧値がその出力とともに低減されていくと共に、単セル1aの電圧値は相対的に低減されていく。そして、この燃料電池システムFS1では、このステップS25の終了後に、ステップS22に戻るようになっており、最低電圧値が最低セル電圧閾値以下であり、かつ最高電圧値が最高セル電圧閾値以下であり、かつスタック電圧値がスタック電圧閾値以下であるときには、ステップS22からステップS25が繰り返されることとなる。
その一方で、ステップS21の終了後、あるいはステップS25の終了後に、最低電圧値が最低セル電圧閾値以下の場合には(ステップS22のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3への出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS26)。その結果、単セル1a内に逆電流が生じて電極(アノード及びカソード)等に劣化が生ずる恐れは回避される。そして、このステップ26の終了後に、燃料電池システムFS1は停止する。
また、ステップS23において、最高電圧値が最高セル電圧閾値以下の場合には(ステップS23のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3への出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS26)。その結果、単セル1aの電圧値が最高セル電圧閾値を超えて単セル1aが長時間放置されることはなく、電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。そして、このステップS26の終了後に、燃料電池システムFS1は停止する。
また、ステップS24において、スタック電圧値がスタック電圧閾値以下の場合には(ステップS24のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から負荷3への出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS26)。その結果、スタック電圧値がスタック電圧閾値を超えて長時間放置されることはなく、単セル1aの電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。そして、このステップS26の終了後に、燃料電池システムFS1は停止する。
また、本実施形態に係る燃料電池システムFS1では、第1実施形態と同様に、燃料電池スタック1の単セル1aごとに負荷3を取り付ける必要がないので、燃料電池スタック1の製造工程を簡略化することができると共に、燃料電池スタック1のコンパクト化を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の燃料電池システムにおける第4実施形態について適宜図面を参照しながら説明する。参照する図面において、図5は、第4実施形態に係る燃料電池システムのブロック図である。
図5に示すように、燃料電池システムFS2は、第1実施形態において、蓄電手段8をさらに備えると共に、制御手段4が後記する手順に従って動作するように構成されている他は第1実施形態と同様に構成されている。なお、ここでは第1実施形態と同様の構成要素については詳細な説明は省略する。また、本実施形態では、降圧型出力規制手段が使用された燃料電池システムを例にとって説明する。
図5に示すように、蓄電手段8は、出力規制手段2にオンオフスイッチ9を介して電気的に接続されており、燃料電池スタック1が発電した電力を蓄えるようになっている。この蓄電手段8としては、公知の構造のものを使用することができ、例えば、キャパシタや二次電池が挙げられる。そして、この蓄電手段8は、負荷3ともオンオフスイッチ9を介して電気的に接続されており、負荷3が補機である場合には、オンオフスイッチ9をオンにすることによって蓄電手段8に蓄えられた電力が補機に使用することができるようになっている。
制御手段4は、後記する手順に従って、燃料電池スタック1への反応ガスの供給が停止された際に、単セル1aの電圧値やスタック電圧値に基づいて出力規制手段2及びオンオフスイッチ9を制御するように構成されている。
次に、第4実施形態に係る燃料電池システムFS2の動作について適宜図面を参照しながら説明する。参照する図面において、図6は、本実施形態に係る燃料電池システムFS2の動作を説明するフローチャートである。
この燃料電池システムFS2では、図5に示す燃料電池スタック1に水素供給装置5から水素ガス(反応ガス)が供給されると共に、空気供給装置6から空気(酸素ガス:反応ガス)が供給されることによって、各単セル1aで発電が行われる。
そして、例えば、燃料電池システムFS2を停止させるための要求によって、図6に示すように、燃料電池スタック1への反応ガス(水素ガス及び空気)の供給が停止されると(ステップS31)、電圧検出手段7(図5参照)の検出信号に基づいて複数の単セル1a(図1参照)の電圧値のうちの最低電圧値を検出する。そして、制御手段4は、図6に示すように、最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS32)。なお、この最低セル電圧閾値は、第1実施形態の最低セル電圧閾値と同様に設定することができる。
次いで、このステップS32において、最低電圧値が予め設定された最低セル電圧閾値を超えている場合には(ステップS32のNo)、制御手段4は、電圧検出手段7(図5参照)の検出信号に基づいて複数の単セル1aの電圧値のうちの最高電圧値を検出する。そして、制御手段4は、最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS33)。なお、この最高セル電圧閾値は、第1実施形態の最高セル電圧閾値と同様に設定することができる。
次いで、このステップS33において、最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値を超えている場合には(ステップS33のNo)、制御手段4は、電圧検出手段7(図1参照)の検出信号に基づいて前記したスタック電圧値を検出する。そして、制御手段4は、スタック電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値以下か否かを判定する(ステップS34)。なお、このスタック電圧閾値は、第2実施形態のスタック電圧閾値と同様に設定することができる。
次いで、このステップS34において、スタック電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値を超えている場合には(ステップS34のNo)、制御手段4は、燃料電池スタック1から出力規制手段2を介して出力が行われるように出力規制手段2に指令する(ステップS35)。また、制御手段4は、オンオフスイッチ9をオンにするように指令する。その結果、燃料電池スタック1が出力規制手段2を介して蓄電手段8及び負荷3に向かって出力するので、スタック電圧値がその出力とともに低減されていくと共に、単セル1aの電圧値は相対的に低減されていく。このとき出力規制手段2は、降圧型のものが使用されているので、出力規制手段2を介しての燃料電池スタック1の出力は、その電圧値が負荷3及び蓄電手段8への出力が進むにしたがって低下していく。
そして、制御手段4は、蓄電手段8の電圧値を検出すると共に、スタック電圧値が蓄電手段の電圧値以上か否かを判定する(ステップS36)。その結果、スタック電圧値が蓄電手段8の電圧値以上の場合(ステップS36のYes)には、工程がステップS32に戻る。そして、最低電圧値が最低セル電圧閾値以上であり、かつ最高電圧値が最高セル電圧閾値以上であり、かつスタック電圧値がスタック電圧閾値以上であり、かつスタック電圧値が蓄電手段8の電圧値以上であるときには、ステップS32からステップS36が繰り返されることとなる。つまり、燃料電池スタック1から負荷3及び蓄電手段8への出力は継続されることとなる。そして、ステップS36において、スタック電圧値が蓄電手段8の電圧値未満の場合には(ステップS36のNo)、制御手段4は、オンオフスイッチ9をオフにする(ステップS37)。その結果、燃料電池スタック1から蓄電手段8への出力が停止されて蓄電手段8への充電は終了する。このときオンオフスイッチ9がオフになっているので、蓄電手段8から燃料電池スタック1への電流の逆流が防止されるので、この燃料電池システムFS2は、スタック電圧値、延いては各単セル1aの電圧値を効果的に低減させることができる。ちなみに、蓄電手段8から負荷3への放電は、オンオフスイッチ9がオフになっているので禁止されることとなる。
そして、ステップS37の終了後には、工程はステップS32に戻る。そして、最低電圧値が最低セル電圧閾値以上であり、かつ最高電圧値が最高セル電圧閾値以上であり、かつスタック電圧値がスタック電圧閾値以上であるときには、既にスタック電圧値が蓄電手段8の電圧値未満になっているので、ステップS32からステップS37が繰り返されることとなる。つまり、燃料電池スタック1から蓄電手段8への出力が停止されたままで、燃料電池スタック1から負荷3への出力が継続されることとなる。その結果、スタック電圧値がその出力とともに低減されていくと共に、単セル1aの電圧値は相対的に低減されていく。
その一方で、ステップS31の終了後、あるいはステップS36のYesの場合、あるいは、ステップS37の終了後に、最低電圧値が最低セル電圧閾値以下の場合には(ステップS32のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から出力規制手段2を介しての出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS38)。その結果、単セル1a内に逆電流が生じて電極(アノード及びカソード)等に劣化が生ずる恐れは回避される。そして、このステップS38の終了後に、燃料電池システムFS2は停止する。
また、ステップS33において、最高電圧値が最高セル電圧閾値以下の場合には(ステップS33のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から出力規制手段2を介しての出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS38)。その結果、単セル1aの電圧値が最高セル電圧閾値を超えて単セル1aが長時間放置されることはなく、電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。そして、このステップS38の終了後に、燃料電池システムFS2は停止する。
また、ステップS34において、スタック電圧値がスタック電圧閾値以下の場合には(ステップS34のYes)、制御手段4は、燃料電池スタック1から出力規制手段2を介しての出力が停止されるように出力規制手段2を制御する(ステップS38)。その結果、スタック電圧値がスタック電圧閾値を超えて長時間放置されることはなく、単セル1aの電極(アノード及びカソード)に含まれる触媒活性が低下する恐れは回避される。そして、このステップS38の終了後に、燃料電池システムFS1は停止する。
また、本実施形態に係る燃料電池システムFS2では、第1実施形態と同様に、燃料電池スタック1の単セル1aごとに負荷3を取り付ける必要がないので、燃料電池スタック1の製造工程を簡略化することができると共に、燃料電池スタック1のコンパクト化を図ることができる。
また、本実施形態に係る燃料電池システムFS2では、蓄電手段8に電力が蓄えられるので、蓄えられた電力が補機に使用することが可能となる。
以上、本発明の第1実施形態乃至第4実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。前記第4実施形態では、出力規制手段2として、降圧型のものを使用したが、昇圧型の出力規制手段2を使用したものであってもよい。なお、この燃料電池システムFS2は、制御手段4がスタック電圧値と蓄電手段8の電圧値を比較することなく、ステップS32のYesの場合、あるいはステップS33のYesの場合、あるいはステップS34のYesの場合に、制御手段4がオンオフスイッチ9をオフにするように構成されればよい
また、前記第4実施形態では、制御手段4がステップS33及びステップS34の両工程を実行しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ステップS33及びステップS34のいずれか一方の工程が省略されたものであってもよい。
また、前記第1実施形態、第3実施形態及び第4実施形態は、全ての単セル1aの中で最も高い電圧値を最高電圧値としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、全ての単セル1aから任意に選択された単セル1aのグループの中で最も高い電圧値を最高電圧値とするものであってもよい。
また、本発明での出力規制手段の取り付け位置は、燃料電池スタックの出力を規制することができれば特に制限はなく、いずれの位置に取り付けられていてもよい。例えば、図5に示すように、本発明は、燃料電池スタック1と負荷3と蓄電手段8とを相互に繋ぐ導線が交わった接点から蓄電手段8側寄りの導線に配置された出力規制手段2aを有するものであってもよいし、前記接点から負荷3側寄りの導線に配置された出力規制手段2bを有するものであってもよい。
第1実施形態に係る燃料電池システムのブロック図である。 第1実施形態に係る燃料電池システムの動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る燃料電池システムの動作を説明するフローチャートである。 第3実施形態に係る燃料電池システムの動作を説明するフローチャートである。 第4実施形態に係る燃料電池システムのブロック図である。 第4実施形態に係る燃料電池システムの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 燃料電池スタック
1a 単セル
2 出力規制手段
2a 出力規制手段
2b 出力規制手段
3 負荷
4 制御手段
5 水素供給装置
6 空気供給装置
7 電圧検出手段
FS1 燃料電池システム
FS2 燃料電池システム

Claims (5)

  1. 複数の単セルが積層されて形成され、反応ガスが供給されて発電する燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックからの出力を規制する出力規制手段と、
    前記燃料電池スタックに前記出力規制手段を介して電気的に接続された負荷と、
    前記出力規制手段を制御する制御手段とを備えた燃料電池システムであって、
    前記制御手段は、前記燃料電池スタックへの前記反応ガスの供給が停止された際に、
    前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、予め設定された最低セル電圧閾値を超えていることを条件に、前記複数の単セルの電圧値のうちの最高電圧値が、予め設定された最高セル電圧閾値以下になるまで前記燃料電池スタックから前記負荷に出力を行わせた後に、前記燃料電池スタックから前記負荷への出力を停止するように前記出力規制手段を制御し、
    前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、前記最低セル電圧閾値以下の場合には、記燃料電池スタックから前記負荷への出力を停止するように前記出力規制手段を制御することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 複数の単セルが積層されて形成され、反応ガスが供給されて発電する燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックからの出力を規制する出力規制手段と、
    前記燃料電池スタックに前記出力規制手段を介して電気的に接続された負荷と、
    前記出力規制手段を制御する制御手段とを備えた燃料電池システムであって、
    前記制御手段は、前記燃料電池スタックへの前記反応ガスの供給が停止された際に、
    前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、予め設定された最低セル電圧閾値を超えていることを条件に、前記燃料電池スタックの電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値以下になるまで前記燃料電池スタックから前記負荷に出力を行わせた後に、前記燃料電池スタックから前記負荷への出力を停止するように前記出力規制手段を制御し、
    前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、前記最低セル電圧閾値以下の場合には、前記燃料電池スタックから前記負荷への出力を停止するように前記出力規制手段を制御することを特徴とする燃料電池システム。
  3. 複数の単セルが積層されて形成され、反応ガスが供給されて発電する燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックからの出力を規制する出力規制手段と、
    前記燃料電池スタックに前記出力規制手段を介して電気的に接続されて前記燃料電池スタックが発電した電力を蓄える蓄電手段と、
    前記出力規制手段を制御する制御手段とを備えた燃料電池システムであって、
    前記制御手段は、前記燃料電池スタックへの前記反応ガスの供給が停止された際に、
    前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、予め設定された最低セル電圧閾値を超えていることを条件に、前記複数の単セルの電圧値のうちの最高電圧値が予め設定された最高セル電圧閾値以下になるまで前記燃料電池スタックから前記蓄電手段に出力を行わせた後に、前記燃料電池スタックから前記前記蓄電手段への出力を停止するように前記出力規制手段を制御し、
    前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、前記最低セル電圧閾値以下である場合には、前記燃料電池スタックから前記蓄電手段への出力を停止するように前記出力規制手段を制御することを特徴とする燃料電池システム。
  4. 複数の単セルが積層されて形成され、反応ガスが供給されて発電する燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックからの出力を規制する出力規制手段と、
    前記燃料電池スタックに前記出力規制手段を介して電気的に接続されて前記燃料電池スタックが発電した電力を蓄える蓄電手段と、
    前記出力規制手段を制御する制御手段とを備えた燃料電池システムであって、
    前記制御手段は、前記燃料電池スタックへの前記反応ガスの供給が停止された際に、
    前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、予め設定された最低セル電圧閾値を超えていることを条件に、前記燃料電池スタックの電圧値が予め設定されたスタック電圧閾値以下になるまで前記燃料電池スタックから前記蓄電手段に出力を行わせた後に、前記燃料電池スタックから前記蓄電手段への出力を停止するように前記出力規制手段を制御し、
    前記複数の単セルの電圧値のうちの最低電圧値が、前記最低セル電圧閾値以下である場合には、前記燃料電池スタックから前記蓄電手段への出力を停止するように前記出力規制手段を制御することを特徴とする燃料電池システム。
  5. 前記蓄電手段が、降圧型の前記出力規制手段にオンオフスイッチを介して接続されており、前記制御手段が、前記燃料電池スタックの電圧値が前記蓄電手段の電圧値以下になった際に、前記オンオフスイッチをオフにすることを特徴とする請求項又は請求項に記載の燃料電池システム。
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