JP4653444B2 - 冷却用流体ポンプ、冷却装置及び電気機器 - Google Patents

冷却用流体ポンプ、冷却装置及び電気機器 Download PDF

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Description

本発明は、ケーシングの外面に冷却対象物を接触させることにより前記冷却対象物を冷却する冷却用流体ポンプ及び前記冷却用ポンプを有する冷却装置並びに電気機器に関する。
流体ポンプは、内部にポンプ室を有するケーシング、前記ケーシングに設けられた吸込口及び吐出口、前記ポンプ室内に回転可能に配置されポンプ羽根やポンプ溝を有するインペラを備えて構成されている。前記インペラの回転に伴い吸込口からポンプ室内に吸い込まれた液体は、前記ポンプ室内のうち前記インペラの周囲部に形成される流体通路を流通し、前記吐出口から吐出される。前記流体通路のうち吸込口と吐出口との間の領域には凸部が設けられており、前記凸部によって前記流体通路内を流通する液体が加圧されるようになっている。
特開2001−123978号公報 特開2001−132677号公報
ところで、電気機器例えばパーソナルコンピュータの発熱部材であるCPUの冷却装置に前記流体ポンプを用いる場合、CPUは熱拡散板を介して流体ポンプのケーシングに取り付けられる。このような構成により、CPUで発生した熱は熱拡散板を介してケーシングに伝達され、流体通路(ポンプ室)を流通する液体との間で熱交換する。
従って、発熱部材を効率良く冷却するためには、前記発熱部材や熱拡散板等の冷却対象物と、流体ポンプの流体通路を流通する液体との間の熱交換効率を上げる必要があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷却対象物との熱交換効率の向上を図った冷却用流体ポンプ及び冷却装置並びに電気機器を提供することである。
本発明の冷却用流体ポンプは、内部に円筒状のポンプ室を有するケーシングと、ポンプ羽根を有し前記ポンプ室内に回転可能に設けられたインペラと、前記ポンプ室内のうち前記インペラの周囲部に形成され前記インペラの回転に伴い流体が流通する流体通路と、前記ケーシングに設けられ前記インペラの回転に伴い前記流体通路内の流体を吐出する吐出口及び流体を前記流体通路内に吸入する吸入口と、前記ポンプ室の内面のうち前記インペラの軸方向端面と対向する部分に設けられ前記吐出口から吐出される流体と前記吸入口から吸入される流体を分離すると共に前記流体通路内を流通する流体を加圧する凸部と、前記ケーシングの外面のうち前記凸部と重なる部位に設けられた受熱部とを有することを特徴とする。
上記構成によれば、冷却対象物を受熱部に直接的或いは間接的に接触させることにより、冷却対象物の熱は受熱部に伝達され、流体通路を流通する流体との間で熱交換される。この場合、流体通路のうち凸部が位置する部分は、その他の部分に比べて流体通路の断面積が小さい。このため、流体通路のうち凸部が位置する部分を通過する流体の流速は、その他の部分を通過するときよりも速くなる。従って、凸部と重なるように受熱部を設けることにより、前記受熱部に伝達された冷却対象物の熱は、流体通路を流通する流体によって効率良く奪われる。
また、本発明の冷却装置は、上記構成の冷却用流体ポンプを用いて構成されたものである。更に、本発明の電気機器は、上記構成の冷却用流体ポンプを備えた冷却装置を用いて構成されたものである。従って、本発明の冷却装置及び電気機器においても、上記冷却用流体ポンプと同様の作用が得られる。
本発明は、冷却用流体ポンプのケーシングの外面のうち凸部に重なる部位に受熱部を設け、前記受熱部に冷却対象物を接触させるように構成したことにより、前記冷却対象物と流体通路を流れる液体との熱交換効率を向上することができる。
以下、本発明の第1の実施例について図1ないし図5を参照しながら説明する。
まず、図1ないし図4に基づき本実施例に係る冷却用流体ポンプの構成について説明する。流体ポンプ1は内部にポンプ室2を有する略矩形箱状のケーシング3を備えている。前記ケーシング3は、ケース本体4に受熱板5及び底板6を複数本の締結部材、例えばリベット7で連結することにより構成されている。尚、図2及び図3ではリベット7の図示を省略している。
前記ポンプ室2は、ケース本体4に形成された円形状の凹部8を前記受熱板5で塞ぐことにより構成される。受熱板5は、ケース本体4に前記受熱板5を取り付けたとき前記凹部8内に嵌合する環状凸部9を有している。また、受熱板5のうち環状凸部9の内部には凸部10が設けられている。前記凸部10は、環状凸部9の内周面から前記ポンプ室2の中心部を越える部位まで延びるように構成されている。前記凸部10のうち環状凸部9の内周面からポンプ室2の中心付近に至る部分は略同じ幅寸法に構成され、ポンプ室2の中心付近を越える部分は先細状に構成されている。また、前記凸部10の側部は滑らかな斜面11となっている。
前記受熱板5は1枚の金属板から一体的に構成され、前記凸部10の形成面とは反対側の面が受熱面5aとされている。また、受熱板5の受熱面5aのうち特に前記凸部10に対応する領域は受熱部5bとされている。前記受熱部5bは、その中心がポンプ室2の中心よりも外周に位置するように設けられている。尚、本実施例では、受熱部5bの中心がケーシング3の中心付近に位置するように、ポンプ室2の中心がケーシング3の中心から径方向にずれるように構成されている。
前記ポンプ室2にはインペラ12が回転可能に配設されている。前記インペラ12の回転軸13はポンプ室2の中心部に位置しており、ケース本体4及び受熱板5のそれぞれに設けられた軸受部14,15に支持されている。
前記ケース本体4には、前記ポンプ室2から前記ケース本体4の一側面に向かって延びる吸入口16及び吐出口17が設けられている。吸入口16及び吐出口17は、ケース本体4のうち受熱板5側の内部に設けられている。前記ケース本体4の一側面における吸入口16及び吐出口17の開口部には筒状をなす吸入口体18及び吐出口体19がそれぞれ連結されている。これら吸入口体18及び吐出口体19はケース本体4の一側面に対して略垂直に設けられている。
ケース本体4の凹部8の内周面のうち吸入口16と吐出口17との間には凸部20が設けられている。前記凸部10は、ケース本体4に受熱板5を取り付けたときに前記凸部20の上部に位置するように構成されている。
ケース本体4の下面にはステータ収容部21が形成されている。前記ステータ収容部21は前記凹部8の中央部に位置し且つ前記凹部8内に入り込むように形成されている。このような構成により、前記ポンプ室2は、ステータ収容部21の周囲部及びステータ収容部21の受熱板5側の端面と受熱板5との間に形成される。このようなポンプ室2の形状に対応して前記インペラ12は円板部12aと円板部12aの外周部に位置する円筒部12bとから構成される。円板部12aと円筒部12bとに囲まれた部分に前記ステータ収容部21は位置する。
インペラ12の前記円板部12aは、その外周縁部が円弧面状に構成されている。また、前記円板部12aの上面には放射状に延びる多数本のポンプ羽根22が設けられている。各ポンプ羽根22は、インペラ12の回転に伴い凸部10,20と対向する。
インペラ12の前記円筒部12bの内周部にはリング状のロータヨーク23が固定されており、前記ロータヨーク23の内周部にはリング状のロータマグネット24が固定されている。前記ロータマグネット24は、N,S極が周方向に交互に現れるように例えば8極に着磁されている。
ステータ収容部21にはステータ25が収容されている。ステータ25は複数のティース26を有するステータコア27と前記ティース26に巻回されたコイル28とから構成されている。前記ステータ収容部21の中央部には取付突部29が設けられており、ステータコア27は前記取付突部29に固定されている。
前記ティース26の外周面はステータ収容部21の周壁部21aを挟んで前記ロータマグネット24の内周面と径方向に対向している。本実施例では、インペラ12、ロータヨーク23、ロータマグネット24からロータ30が構成され、前記ロータ30及びステータ25からモータ31が構成される。尚、ケース本体4の下面のうちステータ収容部21に隣接する部分にはモータ31の制御回路(図示せず)を収容する収容凹部32が形成されている。ステータ収容部21及び収容凹部32は、ケース本体4の下面に取り付けられる底板6によって塞がれるようになっている。
図5は上記構成の流体ポンプ1を用いて構成された冷却装置35の一例を示すものである。図5に示すように、冷却装置35は流体ポンプ1及び放熱部41から構成されている。放熱部41は、ファンケース42とカバー43とを組み合わせて構成されたユニットケース44を有している。ファンケース42内の上下部には、多数の放熱フィン45(放熱部材に相当)及びファン46がそれぞれ設けられている。前記ファン46はファンモータ(図示せず)を内蔵している。また、ファンケース42内にはU字状をなす流通管47が設けられている。前記流通管47は各放熱フィン45を貫通している。前記流通管47の一端部は流体ポンプ1の吸入口体18に接続されており、他端部は吐出口体19に接続されている。
前記流通管47及び流体ポンプ1のポンプ室2の内部には、冷却用の液体が封入されている。ポンプ室2内の液体は、主に、インペラ12の円板部12a及び円筒部12bの外面とポンプ室2の内面との間の空間を流通する。以下、ポンプ室2内のうち主に液体が流通する空間を液体通路Pと称する。
ファンケース42及びカバー43のうちファン46に対応する部分には円形状の吸気口48が形成されている。また、ファンケース42の上部は開放されていて、排気口49が形成されている。
次に、上記冷却装置35を用いて冷却対象物を冷却するときの作用について説明する。ここでは、冷却対象物として熱拡散板を備えた発熱部品を例に挙げて説明する。前記熱拡散板は、発熱部品の熱を拡散させるために前記発熱部品に取り付けられるものであり、前記発熱部品との接触領域を含む領域が高温となる。そこで、前記発熱部品は熱拡散板を介して流体ポンプ1の受熱面5aに取り付けられる。このとき、熱拡散板の高温領域が受熱部5bとほぼ重なるように、前記熱拡散板は受熱面5aに接触される。図5に、流体ポンプ1の受熱面5aに取り付けられた熱拡散板50及びその高温領域Sを二点鎖線で示す。
さて、流体ポンプ1のコイル28に通電することにより回転磁界を生成し、インペラ12(ロータ30)を矢印A方向(図2及び図3参照)に回転させる。すると、ポンプ室2内の液体はインペラ12の送液作用により液体通路P内を流通する。このとき、液体通路Pのうち凸部10,20よりも吐出口17側を流通する液体の一部はポンプ羽根22に押されて凸部10,20に衝突する。これにより、液体は加圧されて流速が速められ、吐出口17から吐出口体19を経て流通管47に吐出される。また、一部の液体は、凸部10,20とポンプ羽根22との間を通過し、液体通路P内を循環する。一方、液体通路Pのうち凸部10,20よりも吸入口16側の部分はポンプ羽根22の通過に伴い負圧となるため、流通管47内の液体が吸入口体18を経て吸入口16から流入する。つまり、ポンプ室2内の液体は液体通路P内を循環しつつ、吐出口17及び吸入口16から出入りすることにより液体通路P及び流通管47の間を循環する。
このとき、発熱部品で発生し熱拡散板50に伝達された熱は受熱板5を介して液体通路Pを流通する液体に奪われる。この場合、熱拡散板50は、その高温領域Sと受熱部5bとが重なるように受熱面5aに取り付けられ、前記受熱部5bは受熱面5aのうち凸部10に対応する部分に設けられている。従って、受熱板5に伝達された熱は、主に、液体通路Pのうち凸部10,20とポンプ羽根22との間を通過する液体に奪われる。液体通路Pのうち凸部10,20とポンプ羽根22との間は、その他の部分に比べて断面積が小さく、液体の流速が速くなる。このため、発熱部品及び熱拡散板50の熱は、液体通路Pを通過する液体との間で効率良く熱交換される。
一方、放熱部41では、ファンモータによりファン46が回転駆動されると、図5に矢印Bで示すように、前記ファン46の送風作用によりユニットケース44の周辺空気が吸気口48からユニットケース44内に吸入される。また、ユニットケース44内の空気が、各放熱フィン45間を通って排気口49から排出される。従って、発熱部品及び熱拡散板50の熱を奪って温度上昇した液体通路P内の液体は、吐出口17から流通管47内に吐出され、流通管47を流通する過程で放熱フィン45を通して放熱し、冷却されて吸入口16から液体通路P内に戻される。このようにして、発熱部品及び熱拡散板50は冷却される。
上記実施例によれば次の効果を奏する。
受熱板5に圧力発生用の凸部10を一体的に設け、受熱板5の受熱面5aのうち前記凸部10と対応する部分に受熱部5bを設けた。そして、熱拡散板50aの高温領域Sが受熱部5bと重なるように前記熱拡散板50aを受熱面5aに接触させた。このため、受熱板5を介した熱拡散板50aと液体通路P内の液体との熱交換効率が向上し、冷却対象物(発熱部品及び熱拡散板50)を効率良く冷却することができる。
受熱板5をケース本体4とは別体に構成したため、適宜の熱伝導率を有する金属材料から受熱板5を構成することにより冷却対象物の発熱量に応じた冷却性能を有する流体ポンプ1及び冷却装置35を構成することができる。また、種々の冷却性能を有する流体ポンプ1及び冷却装置35を製造するに当たって、受熱板5以外の部品の共通化を図ることができる。
凸部10を、ポンプ室2の内周面からインペラ12の回転中心を越える部位まで延びるように構成した。このように、凸部10を大きくすることにより、液体通路P内のうち流速が速くなる領域を大きくできため、熱交換効率の向上を図ることができる。
凸部10の側部を滑らかな斜面11とした。このため、液体通路Pを流通する液体が前記凸部10と衝突する際の衝撃を和らげることができる。特に、凸部10のうち吐出口17側の側部では、インペラ12の回転に伴いポンプ羽根22に押された液体が凸部10に強く衝突するが、斜面11を設けたことにより衝撃に伴う振動や騒音の発生を抑えることができる。
インペラ12の外周縁部を円弧面状に構成した。このような構成により、ポンプ室2内の液体は、インペラ12の円板部12aと受熱板5の間だけでなく円筒部12bと凹部8の内周面との間をも流通し易くなり、液体通路P内の液体を吐出口17から効率良く吐出させることができる。
ところで、インペラ12の回転中心付近ではポンプ羽根22が密集しており、殆ど液体が流通しない。また、インペラ12の回転中心よりも外周のほうが液体通路Pを流通する液体の流速が速い。そこで、受熱部5bの中心をポンプ室2の中心、即ちインペラ12の回転中心よりも外周に位置させた。このような構成により、受熱部5bを介した発熱部品及び熱拡散板50と液体通路P内の液体との熱交換効率をより一層向上することができる。
図6は、本発明を電気機器としてのノート型パーソナルコンピュータに適用した第2の実施例を示すものである。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。図6に示すように、前記パーソナルコンピュータ51は、本体ケース52と、この本体ケース52に回動可能に設けられた蓋ケース53とを備えている。前記本体ケース52の上面部にはキーボード(図示せず)が設けられている。また、蓋ケース53のうち本体ケース52の上面部と対向する面には液晶表示部(図示せず)が設けられている。前記蓋ケース53の内部のうち前記液晶表示部の後面には放熱板54(放熱部材に相当)が配置されている。前記放熱板54には冷却用の液体が封入された流通管55が設けられており、前記流通管55の両端部には入口55a及び出口55bが設けられている。
前記本体ケース52の内部には冷却対象物であるCPU58(発熱部品に相当)が配置されており、前記CPU58の上に流体ポンプ1が配置されている。具体的には、CPU58の上面は流体ポンプ1のケーシング3の受熱面5aの受熱部5b(図2及び図3参照)に接触している。
また、前記流体ポンプ1の吐出口体19は接続チューブ56を介して前記流通管55の入口55aに接続され、流体ポンプ1の吸入口体18は接続チューブ57を介して前記出口55bに接続されている。
流体ポンプ1のポンプ室2内及び流通管55内には、冷却用の液体が封入されており、インペラ12の回転に伴い前記液体はポンプ室2(液体通路P)内及び流通管55内を循環する。本実施例では、流体ポンプ1、放熱板54、流通管55、接続チューブ56,57から冷却装置35が構成される。
上記構成においては、CPU58で発生した熱は受熱部5bを介して液体通路Pを通過する液体に奪われる。また、CPU58の熱を奪った液体通路P内の液体は、吐出口17から流通管55に吐出され、放熱板54において冷却された後、吸入口16から液体通路Pに戻される。このようにして、CPU58は冷却される。従って、本実施例においても、第1の実施例に示した流体ポンプ1及び冷却装置35と同様の作用、効果が得られる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
流体ポンプのポンプ室や流通管内には冷却用の気体を封入しても良い。
インペラを回転駆動するモータのロータは、インペラと別にポンプ室外に設けても良い。また、前記モータの全体をケーシングの外部に配置しても良い。
凸部は、ポンプ室の内面のうちインペラの軸方向端面と対向する部分にのみ設けても良い。また、インペラの回転中心よりも外周部に位置する部分にのみ形成しても良い。冷却対象物の大きさに応じて凸部の大きさは適宜、変更可能である。
本発明の第1の一実施例を示す冷却用流体ポンプの縦断面図 受熱板側から見た流体ポンプの分解斜視図 底板側から見た流体ポンプの分解斜視図 流体ポンプの上面図 前記流体ポンプを利用して構成された冷却装置の一例を示す斜視図 本発明の第2の実施例を示すパーソナルコンピュータの概略的な斜視図
符号の説明
図面中、1は流体ポンプ、2はポンプ室、3はケーシング、4はケース本体、5は受熱板、5aは受熱面、5bは受熱部、8は凹部、10,20は凸部、22はポンプ羽根、35は冷却装置、41は放熱部、45は放熱フィン(放熱部材)、47,55は流通管、50は熱拡散板(冷却対象物)、51はパーソナルコンピュータ(電気機器)、54は放熱板(放熱部材)、58はCPU(発熱部品)を示す。

Claims (8)

  1. 内部に円筒状のポンプ室を有するケーシングと、
    ポンプ羽根を有し前記ポンプ室内に回転可能に設けられたインペラと、
    前記ポンプ室内のうち前記インペラの周囲部に形成され前記インペラの回転に伴い流体が流通する流体通路と、
    前記ケーシングに設けられ前記インペラの回転に伴い前記流体通路内の流体を吐出する吐出口及び流体を前記流体通路内に吸入する吸入口と、
    前記ポンプ室の内面のうち前記インペラの軸方向端面と対向する部分に設けられ前記吐出口から吐出される流体と前記吸入口から吸入される流体を分離すると共に前記流体通路内を流通する流体を加圧する凸部と、
    前記ケーシングの外面のうち前記凸部と重なる部位に設けられた受熱部とを有する冷却用流体ポンプ。
  2. ケーシングは、凹部を有するケース本体と、前記凹部を塞ぐように前記ケース本体に設けられ前記凹部との間にポンプ室を形成する金属製の受熱板とを備えて構成され、
    前記受熱板に凸部及び受熱部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の冷却用流体ポンプ。
  3. 凸部は、ポンプ室の内面のうち吸入口と吐出口との間に位置する部位からインペラの回転中心を越える部位まで延びるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の冷却用流体ポンプ。
  4. 凸部の側部のうち少なくとも吐出口側の側部は斜面状に構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の冷却用流体ポンプ。
  5. インペラの外周縁部は斜面状若しくは円弧面状に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の冷却用流体ポンプ。
  6. 受熱部の中心は、インペラの回転中心よりも外周に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却用流体ポンプ。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の冷却用流体ポンプと、
    前記冷却用流体ポンプの吸入口及び吐出口に両端部が接続された流通管と、
    前記流通管に設けられた放熱部材とを備えた冷却装置。
  8. 請求項7記載の冷却装置と、
    冷却用流体ポンプのケーシングの受熱部に直接的或いは間接的に接触される発熱部品とを備えた電気機器。

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