JP4652847B2 - ペット用排泄物吸収シートの製造方法 - Google Patents

ペット用排泄物吸収シートの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、床面に敷設し、または容器型のペット用トイレットの底面に敷設するなどして使用されるペット用排泄物吸収シートの製造方法に関する。
ペット用排泄物吸収シートは、床面などに対向する裏面側に液不透過性の裏面シートが設けられ、ペットが乗る表面側に液透過性の表面シートが設けられ、裏面シートと表面シートとの間に液吸収材層が介在している構造が一般的である。
以下の特許文献1に記載のペット用マットは、不織布の上に防水フィルムが重ねられた裏面シートが設けられ、この裏面シートの上に吸収体が設置されている。この吸収体は、パルプ層の上に吸水ポリマーが重ねられキャリアティッシュで包まれて構成されている。さらにこの吸収体の表面が不織布の表面シートで覆われている。
特許文献1に記載のペット用マットは、消臭、芳香または殺菌などの対策が施されていないため、犬や猫などの尿を吸収した後にマットに尿の匂いが付き、周囲にも匂いを発散する問題がある。
以下の特許文献2には、ペット用消臭剤に関する発明が開示されている。この発明は、液状の消臭成分と粉末状の消臭成分とが噴霧容器内に充填されているものであり、ペットがペット用トイレ砂に排泄した後に、このペット用トイレ砂に消臭剤を噴霧して消臭効果を発揮させようというものである。
しかし、ペットが排泄する度に、ペット用トイレ砂に消臭剤を噴霧するのは面倒である。
特開2004−187597号公報 特開2004−242516号公報 実願平3−89708号(実開平5−39258号)のCD−ROM
前記特許文献3に記載のように、ペット用排泄物吸収シートの吸収体内に、マイクロカプセルに充填された香料を含ませることも考えられている。しかし、この吸収シートは、吸収体内のマイクロカプセルの細孔を通じて芳香臭を発散させようというものであるが、表面シートに香料が付着していないため、表面シートに付着した尿への消臭効果を十分に発揮できない。ペット用排泄物吸収シートでは、表面シートに付着した尿が蒸発してアンモニア臭などの悪臭を発するが、吸収体に香料を含ませたものでは、表面シートからの悪臭の発生を十分に抑制するのが困難である。
また、香料を含ませた吸収体を用いると、この吸収体を裏面シート上に供給する工程や、さらに吸収体の上に表面シートを貼り合わせる工程などにおいて、吸収体に含まれたマイクロカプセルが製造ラインのコンベアやローラなどに付着しやすい。そのため、吸収体に含まれる香料の量が低下して歩留まりが悪くなるのみならず、製造工程において吸収体に含まれた香料が空気に触れやすく、製造工程の途中において、香料の揮発により芳香効果が低下しやすい。
さらに、製造ライン上のコンベアやローラなどに付着した香料を除去するために頻繁に清掃を行う必要がある。特に、香料を使用したペット用排泄物吸収シートを製造した後に他の製品を同じ製造ラインで製造するときには、製造ライン全体を清掃することが必要になり、段取りの工数が多く必要となる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、消臭効果、芳香効果、殺菌効果などを発揮でき、且つ消臭効果や芳香効果さらには殺菌効果を長く持続しやすいペット用排泄物吸収シートの製造方法を提供することを目的としている。
また本発明は、薬液が製造ラインに付着しにくく、ライン清掃も最少にできるペット用排泄物吸収シートの製造方法を提供することを目的としている。
本発明のペット用排泄物吸収シートの製造方法は、以下の工程を有することを特徴とするものである。
(a)液不透過性の裏面シートと、液透過性の表面シートと、前記裏面シートと表面シートとの間に位置する吸収体とを有する積層体を形成する工程、
(b)前記積層体が形成された後に、前記表面シートの一部に、香料成分、消臭成分、殺菌成分の少なくとも1つの成分を含む薬液を与えて第1の薬液付着領域を形成する工程
(c)表面シートどうしが対面するように、前記積層体を折り畳んで、前記第1の薬液付着領域と対面する部分の前記表面シートに、前記第1の薬液付着領域に付着した前記薬液を転写させて第2の薬液付着領域を形成する工程
本発明の製造方法では、裏面シート、吸収体および表面シートなどから成る積層体の製造が完了した後に、薬液を表面シートに与えているため、薬液を与えてから包装体に梱包されるまでの行程を短くでき、香料、消臭、殺菌成分が大気中に蒸発しにくく、これらの効果を維持したまま包装されるようになる。
さらには、前記(c)の工程で、表面シートの一部が裏面シートと対面するように折り畳み、前記表面シートのうちの裏面シートと対面する領域に薬液を与えないことが好ましい。
また本発明は、前記(b)の工程で、コーターを表面シートに接触させて前記薬液を塗布するものである。
コーターを表面シートに接触させて薬液を塗布すると、作業工程中に薬液が周囲の大気中に飛散するのを抑制でき、薬液を表面シートに無駄がなく与えることができるようになって、薬液の歩留まりを向上させることができる。
本発明の製造方法によるペット用排泄物吸収シートは、薬液が表面シートに付着しているため、表面シートを通過する尿、または表面シートに付着する尿に対して、香料成分、消臭成分、殺菌成分の効果を十分に与えることができる。また表面シートに香料成分が付着しているものでは、この香料が表面シートから空気中に揮発するため、芳香効果を発揮しやすくなる。
本発明のペット用排泄物吸収シートの製造方法は、薬液を与えてから包装に至るまでの行程を短くでき、薬液の効果を高く維持したまま包装できるようになる。また薬液が周囲に発散しにくいため、薬液の歩留まりも向上できる。
図1は本発明の1実施の形態のペット用排泄物吸収シート1を表面から示す平面図、図2は図1のII−II線の断面を示す半断面図である。図3は前記ペット用排泄物吸収シート1が包装時に折り畳まれた状態を示す端面図、図4は前記ペット用排泄物吸収シート1を平面状に展開した状態を示す端面図であり、図1のIV矢視図である。
図1に示すペット用排泄物吸収シート1は、一対の長辺1aと一対の短辺1bを有する長方形状である。X方向がこのペット用排泄物吸収シート1を製造する際の製品の流れ方向(MD:Machine Direction)である。ペット用排泄物吸収シート1は、X方向に延びる長辺1aの長さが300〜1200mm程度、Y方向に延びる短辺1bの長さが200〜900mm程度の広い面積を有する。前記寸法は対応するペットの種類によって変化するものであり、前記寸法に限定されるものではない。
ペット用排泄物吸収シート1は、中央部分が吸収領域2であり、この吸収領域2は、一対の長辺2aと一対の短辺2bを有する長方形状である。長辺1aと長辺2aとの間、および短辺1bと短辺2bとの間は、非吸収領域であり、その幅寸法は10〜50mm程度である。
図2の断面図では、各要素を実際の製品よりも厚いものとして図示している。本明細書では、各要素のうちの受液側を表面(表側)とし、床面などに設置される側を裏面(裏側)として説明する。
図2の断面図に示すように、ペット用排泄物吸収シート1は、液不透過性の裏面シート11と、その上に配置された吸収体12と、吸収体12の表面を覆う液透過性の表面シート13とを有している。吸収体12が存在している領域が前記吸収領域2である。長辺1aと長辺2aとの間、および短辺1bと短辺2bとの間には吸収体12が介在しておらず、裏面シート11と表面シート13とが直接接着されている。なお、長辺1aと長辺2aとの間、および短辺1bと短辺2bとの間に、親水紙などの薄い吸収シートを介在させて液吸収機能を発揮できるようにしてもよい。
裏面シート11は、ポリエチレン樹脂などで形成された樹脂フィルムで形成されている。表面シート13は、液透過性の不織布で形成され、または多数の液透過孔が形成された不織布で形成されている。不織布は、ポリエチレン樹脂繊維やポリプロピレン樹脂繊維などの合成樹脂繊維で形成されたポイントボンド不織布、レーヨンで形成されたスパンレール不織布、レーヨンと合成樹脂繊維で形成されたスパンレース不織布、合成樹脂繊維で形成されたスパンボンド不織布などである。これら不織布には、親水性繊維または親水処理された合成樹脂繊維が含まれていることが好ましい。または、表面シート11は、多数の液透過孔が形成されたポリエチレン樹脂フィルムなどの開孔樹脂フィルムで形成される。
吸収体12は、粉砕パルプに高吸水性ポリマー(SAP)が混入された吸収材層21と、この吸収材層21の表面に分散して配置された高吸水性ポリマー(SAP)22と、吸収材層21と高吸水性ポリマー22とを包む親水紙23,24とで構成されている。親水紙23は、吸収体12の底面および長辺2aに位置する側面を覆い、親水紙24が吸収体12の表面を覆っている。表面シート13と、吸収体12を構成する前記親水紙24は、液の透過を妨げないように塗布されたホットメルト型接着剤を介して互いに接着されている。
吸収体12は、粉砕パルプの目付けが50〜200g/m程度であり、高吸水性ポリマーの分散量が15〜100g/m程度である。親水紙23,24は親水性繊維であるパルプで抄紙されたティッシュペーパであり、目付けは10〜20g/m程度である。
高吸水性ポリマーは、ポリアクリル酸ナトリウムの橋かけ化合物、ポリアクリル酸ナトリウムのデンプン共重合体、ポリアクリロニトリルのセルロース共重合体などが使用される。吸収材層21の内部に含まれる高吸水性ポリマーおよび吸収材層21の表面に分散する高吸水性ポリマー22は上記ポリマーで形成された粒状体である。
液吸収領域2において、表面シート13に薬液が塗布されている。この実施の形態では、図1に示すように、主に第1の薬液付着領域4と第2の薬液付着領域5に多くの薬液が付着している。図1では、製造時の製品の流れ方向(MD)に延びる中心線をOxで示している。第1の薬液付着領域4は中心線Oxから長辺2a側へ離れた位置で、且つ長辺2aに接近する位置にある。第1の薬液付着領域4は、Y方向がほぼ一定の幅寸法でX方向へ直線的に延びる帯状に形成されている。
図5の製造方法でさらに詳しく説明するが、図1では、包装時にペット用排泄物吸収シート1を折り畳む際の第1の折り基準線をOaで示している。前記第1の薬液付着領域4は、第1の折り基準線Oaと長辺2aとの間に位置している。第1の薬液付着領域4は、製造工程において薬液が塗布される領域である。薬液を塗布した後に、ペット用排泄物吸収シート1が第1の折り基準線Oaを介して折り畳まれると、表面シート13どうしが接触し、第1の薬液付着領域4に塗布された薬液が、第2の薬液付着領域5に転写される。
前記薬液は、香料成分、消臭成分、殺菌成分のいずれか1つの成分を含むものであり、またはいずれかの成分が組み合わされて含まれている。
香料成分は、例えばゲラニオール、シトロネロール、シトラール、オイゲノール、フェネチルアルコール、チモール、リナロール、青葉アルコール、メントール、ベンジルアルコールなどのアルコール類や、ヘキシルシナムンアルデヒドなどのアルデヒド類、あるいはガラクソライドなどのうちのいずれか1種以上であり、使用時に表面シート13から揮発して芳香効果を与え、且つアンモニア臭などの匂いの発散を抑制する消臭効果も期待できものである。
消臭成分は、各種悪臭成分を分解する機能を有するものであり、例えばカテキン、タンニン、フラボノイド、ポリフェノール、あるいは月桂樹製油、セージ製油、しょうが製油、ペパーミント精油などのうちのいずれか1種以上が選択されて使用される。殺菌成分は、尿や便などに含まれる雑菌を殺すものであり、例えばベンザルコニウム塩、塩化ベンゼトニウム、メチルイソプロピルフェノールなどから選ばれたいずれか1種以上の成分が用いられる。
これら香料成分、消臭成分、殺菌成分は、ジプロピレングリコール、エタノール、グリセリンなどの溶剤に含まれた液状の状態で表面シート13に塗布される。
薬液の塗布方法は、図5に示すコーター51を表面シート13に直接に接触させて塗工する方法、表面シート13から少し離れた位置からスプレー噴霧する方法など種々の方法が可能であるが、ペット用排泄物吸収シート1の製造工程において、薬液が周囲に分散しないように、前記コーター51を用いる方法が好ましい。
図3は、ペット用排泄物吸収シート1が包装されるときの折り畳み体1Aを示している。この折り畳み体1Aは、中心線Oxと平行な第1の折り基準線Oaを介して表面シート13が内側に向くように折り畳まれ、さらに中心線Oxと平行な第2の折り基準線Obを介して、表面シート13が裏面シート11の裏面に重なるように折り畳まれて3枚重ね折り状態となっている。この折り畳み体1Aでは、製造時に薬液を塗布した第1の薬液付着領域4が、折った形状の内部に位置し、表面シート13どうしの接触によって薬液が転写された第2の薬液付着領域5も、折った形状の内部に位置しており、第1の薬液付着領域4と第2の薬液付着領域5が折り畳み体1Aの外面に露出していない。したがって、第1の薬液付着領域4と第2の薬液付着領域5に付着した薬液が、折り畳み体1Aの外側へ揮発しにくい構造となっている。
また、折り畳み体1Aでは、第2の折り基準線Obを介して折り畳まれることにより、表面シート13の一部が裏面シート11の裏面に対面しているが、この表面シート13の裏面シート11との対面領域では、表面シート13に予め薬液が塗布されていない。よって、薬液が裏面シート11に付着しにくい。また、表面シート13を構成する不織布が親水性繊維または親水処理された合成樹脂繊維を含んでいる場合には、第2の薬液付着領域5に付着した薬液が繊維間の毛細管現象により、表面シート13を伝わって、表面シート13のうちの裏面シート11と対面する領域に浸透することもあり得る。しかし、そのときの表面シート13に含まれる薬液の単位面積当たりの量は比較的少ないため、表面シート13から裏面シート11に多くの薬液が転写される心配はさほどない。
また、本発明では、第1の薬液付着領域4が図4に示す1本の帯状のものに限られるものではなく、第1の折り基準線Oaと長辺2aとの間において、薬液を複数本の帯状に塗布したり、または薬液を波状などのパターンで塗布してもよい。また、図3の折り畳み体1Aにおいて、表面シート13どうしが対面している領域の全域またはほぼ全域の広い範囲に薬液を塗布してから折り畳むようにしてもよい。
ペット用排泄物吸収シート1を使用するときには、包装体を開封して図3に示す折り畳み体1Aを取り出し、図1および図4に示すように平面的に展開して、裏面シート11が床面に敷設されるように、または裏面シート11が凹形状の容器型のペット用トイレットの底面に敷設されるように設置される。包装時に、ペット用排泄物吸収シート1は、表面シート13どうしが対面するように折り畳まれているため、第1の薬液付着領域4および第2の薬液付着領域5に付着している薬液が、吸収領域2の表面で拡散する。よって、ペット用排泄物吸収シート1を展開して使用するときには、吸収領域2の広い範囲で、表面シート13に薬液を含ませた状態とすることができる。
犬や猫などのペットが表面シート13の上に乗って排尿したときに、その尿は表面シート13を通過する時点で、薬液による消臭効果や殺菌効果を受けるため、尿が吸収体12に吸収された後に周囲に異臭を及ぼすのを抑制しやすい。また香料を使用する場合には、その香料が表面シート13から揮発するなどし、周囲の悪臭が拡散するのを防止しやすい。
図5(A)(B)(C)(D)(E)(F)(G)は、図1ないし図4に示したペット用排泄物吸収シート1の製造方法の一例を示す工程説明図である。図5では、製造時の製品の流れ方向MDを矢印で示している。
図5の工程(A)では、裏面シート11となる連続する帯状裏面シート111が供給され、この帯状裏面シート111の上に、吸収体12となる帯状吸収体112が供給され、帯状裏面シート111と帯状吸収体112とがホットメルト型接着剤によって接着される。帯状吸収体112は、帯状に連続する親水紙23,24がキャリアシートとして使用され、長方形の吸収材層21および高吸水性ポリマー22がMDに所定の間隔を開けて配置されて、親水紙23,24で包まれている。
さらに、工程(A)では、帯状吸収体112の上から、表面シート13となる帯状表面シート113が供給される。ホットメルト型接着剤によって、帯状吸収体112と帯状表面シート113とが接着され、帯状吸収体112が存在していない両側部では、帯状裏面シート111と帯状表面シート113とが接着される。そして、図5の工程(B)に示すように、帯状裏面シート111と帯状吸収体112および帯状表面シート113が積層されて接着された帯状積層体101が形成される。
図5の工程(C)では、前記帯状積層体101が形成された後に、コーター51によって薬液が帯状表面シート113の表面に塗工されて、第1の薬液付着領域4が形成される。この第1の薬液付着領域4は、第1の折り基準線Oaと、吸収領域2の長辺2aとで挟まれた領域内に形成される。コーター51から供給される薬液は、吸収領域2の長辺2aとペット用排泄物吸収シート1の長辺1aとの間に塗布しないことが好ましい。前記長辺1aと長辺2aとの間では、帯状裏面シート111と帯状表面シート113とが接着されている領域であるため、この部分にコーター51から薬液が直接に与えられると、多くの薬液が帯状表面シート113に浸透し、ホットメルト型接着剤の接着強度を低下させるおそれがある。
次に、図5の工程(D)において、第1の折り基準線Oaを介して帯状積層体101が折り畳まれる。この工程では、帯状表面シート113どうしが対面するように折り畳まれ、前記第1の薬液付着領域4が帯状表面シート113に接触する。このときに、第1の薬液付着領域4に与えられている薬液が対面する帯状表面シート113に与えられ、図1,図3および図4に示すように、中心線Ox付近において、第1の薬液付着領域4から薬液が帯状表面シート113に転写されて、第2の薬液付着領域5が形成される。
さらに図5の工程(E)において、帯状積層体101が、第2の折り基準線Obを介して折り畳まれる。この折り畳み工程では、帯状表面シート113の一部が帯状裏面シート111の裏面に重ねられて、3枚重ねの折り畳み構造となる。帯状裏面シート111に重ねられる部分では、帯状表面シート113に薬液が塗布されていないため、帯状裏面シート111の裏面に多くの薬液が付着することを防止できる。
次に、帯状折り畳み体101Aが、吸収材層21と吸収材層21との中間で切断され、図5(F)に示すように、個々のペット用排泄物吸収シート毎に分離された折り畳み体1Aが形成される。さらに、折り畳み体1AはMDと直交する方向に延びる横折り基準線Ocを介して折り畳まれるなどして折り畳みシート1Bが完成する。この折り畳みシート1Bが1個ずつ包装シートで密封包装され、または折り畳みシート1Bが複数個重ねられて密封包装される。
図5に示す製造方法では、工程(A)と工程(B)において、薬液を塗布する作業が存在していため、前記工程(A)(B)において、製造ラインのコンベアやローラなどに薬液が付着するのを防止できる。さらに工程(C)では、コーター51が帯状表面シート113に接触して、コーター51から帯状表面シート113に直接薬液が供給されるため、薬液が周囲に飛散するのを抑制できる。さらにコーター51で薬液を塗布した直後の工程(D)において、薬液を塗布した第1の薬液付着領域4が内側に向くように折り畳まれるため、工程(D)以降において薬液が製造ラインのコンベアやローラなどに付着しにくくなる。
そのため、製造ラインのコンベアやローラに付着した薬液を除去するための清掃を頻繁に行う必要がなくなる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、ペット用排泄物吸収シート1は、中心線Oxを介して表面シート13が内側に向くように2枚重ねに折り畳み、その後にさらに裏面シート11どうしが対面するように折り畳んでもよい。このような折り畳み状態では、吸収領域2のほぼ全域が二つ折りとなって、吸収領域2の表面に位置する表面シート13のほぼ全面どうしが対面する。したがって、吸収領域2のほぼ全域において表面シート13に薬液を付着させても、この薬液が折り畳み構造の内側に位置するようになり、薬液が外部に付着したり裏面シート11に付着するのを防止しやすい。
本発明のペット用排泄物吸収シートの1実施の形態を表面シート側から示す平面図である。 図1に示すペット用排泄物吸収シートをII−II線で切断した半断面図である。 図1に示すペット用排泄物吸収シートが折り畳まれた折り畳み体を示す端面図である。 ペット用排泄物吸収シートが展開された状態を示す端面図であり、図1のIV矢視図である。 ペット用排泄物吸収シートの製造工程の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 ペット用排泄物吸収シート
1A 折り畳み体
1a 長辺
1b 短辺
2 吸収領域
2a 長辺
2b 短辺
4 第1の薬液付着領域
5 第2の悪疫付着領域
11 裏面シート
12 吸収体
13 表面シート
51 コーター
111 帯状裏面シート
112 帯状吸収体
113 帯状表面シート

Claims (4)

  1. 以下の工程を有することを特徴とするペット用排泄物吸収シートの製造方法。
    (a)液不透過性の裏面シートと、液透過性の表面シートと、前記裏面シートと表面シートとの間に位置する吸収体とを有する積層体を形成する工程、
    (b)前記積層体が形成された後に、前記表面シートの一部に、香料成分、消臭成分、殺菌成分の少なくとも1つの成分を含む薬液を与えて第1の薬液付着領域を形成する工程、
    (c)表面シートどうしが対面するように、前記積層体を折り畳んで、前記第1の薬液付着領域と対面する部分の前記表面シートに、前記第1の薬液付着領域に付着した前記薬液を転写させて第2の薬液付着領域を形成する工程。
  2. 前記(c)の工程で、表面シートの一部が裏面シートと対面するように折り畳み、前記(b)の工程では、表面シートのうちの(c)の工程で裏面シートと対面する領域に薬液を与えない請求項記載のペット用排泄物吸収シートの製造方法。
  3. 前記(b)の工程で、コーターを表面シートに接触させて前記薬液を塗布する請求項またはに記載のペット用排泄物吸収シートの製造方法。
  4. 前記薬液は揮発性である請求項ないしのいずれか1項に記載のペット用排泄物吸収シートの製造方法。
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