JP4652419B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、ディスク装置に関し、さらに詳しくは、外部と、筐体内部との間で空気の循環を行うことができるディスク装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、挿入されたディスクに記録されている情報の再生あるいはこのディスクへの情報の記録の少なくともいずれか一方を行うディスク装置は、外部と筐体内部との間で空気の循環を行うファンが設けられている。筐体の外部の空気は、このファンが回転することで吸入口を介して筐体内部に吸入され、この筐体内部を通過し、排出口を介して外部に排気される。これにより、外部と、筐体内部との間で空気の循環が行われ、筐体内部を通過する空気による冷却が行われる。
【0003】
このディスク装置には、ディスク回転装置が備えられている。このディスク回転装置は、筐体内部に挿入されたディスクを回転するスピンドルモータ、この回転するディスクに記録されている情報の読み込みあるいはディスクへの書き込みを行うピックアップ装置、ディスク装置に挿入されたディスクをディスク再生位置まで移動させるローディング装置などの複数の機構を備えるものである。
【0004】
ところで、ディスク装置が使用される環境によっては、筐体の外部の空気が清浄とは限らず、塵埃が多く含まれる場合がある。従って、筐体内部に入り込んだ塵埃は、この筐体内部に配置されるディスク回転装置にも入り込むこととなる。ここで、ディスク回転装置が備える上記機構、特にピックアップ装置は、この塵埃の影響を受けやすいため、ディスク回転装置に入り込んだ塵埃の量によっては、ディスク回転装置、特にピックアップによる読み込みあるいは書き込みが困難となり、ディスク装置によるディスクの再生不良あるいは記録不良、すなわち動作不良となる虞がある。そこで、特許文献1に示すように、従来のディスク装置においては、高吸熱性遮蔽板によりディスク回転装置を密閉したものが提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2005−56462号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、ディスク回転装置は、ディスク装置の動作中に発熱する。従って、上記特許文献1に示すディスク装置では、ディスク回転装置を密閉構造とするため、ディスク回転装置内に熱がこもりやすくなる。そこで、上記特許文献1では、ディスク回転装置を高吸熱性遮蔽板に囲むことによって筐体(ケース)内部を流れる空気に効率良くディスク回転装置内の熱を伝達させる。
【0007】
しかしながら、吸入口から筐体内部に吸入された空気が排気口まで円滑に流れず、この筐体内部に滞ると、上記高吸熱性遮蔽板からの熱が空気に伝達され難くなる。つまり、筐体内部を流れる空気の流れが円滑でなければ、密閉構造のディスク回転装置の冷却が十分に行えないという問題がある。
【0008】
この発明は、上述した課題をその一例として解決するものであって、筐体内部に流入する塵埃による影響を抑制しつつ、筐体内部を通過する空気による冷却効果を十分に発揮することができるディスク装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の請求項1に記載のディスク装置は、前面に形成され、かつディスクを外部から筐体内部に挿入するディスク挿入口と、外部から筐体内部に空気を吸入する吸入口と、当該筐体内部に吸入された空気を外部に排気する排出口とを有する筐体と、前記筐体内部のうち、前記ディスク挿入口に対向する位置に、当該筐体内部に対して略密閉して配置され、前記ディスク挿入口から挿入されたディスクを回転し、少なくとも当該回転するディスクに記録されている情報を読み込むディスク回転装置と、前記筐体内部から排出口を介して外部に前記吸入口から吸入された空気を強制的に排出するファンと、前記筐体内部のうち、前記ディスク回転装置に対向する位置に配置され、少なくとも前記ディスク回転装置によるディスクの回転制御、前記回転するディスクに記録されている情報の読込制御および前記ファンの駆動制御を行う制御装置と、を備えるディスク装置において、前記吸入口および前記排出口は、前記筐体のうち、当該吸入口から吸入された空気が前記ディスク回転装置と前記制御装置との間を通過し、当該排出口から排出できる位置に形成され、前記ディスク回転装置および前記制御装置のうち、前記空気が通過する部分が空気の流れに沿って略平坦構造であり、前記制御装置の略平坦構造は、前記ディスク回転装置と対向する面が略平坦な平坦部材で覆われていることを特徴とする。
発明の効果
[0010]
本発明にかかるディスク装置は、筐体内部に流入する塵埃による影響を抑制しつつ、筐体内部を通過する空気による冷却効果を十分に発揮することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
[0011]
[図1]図1は、この実施例にかかるディスク装置の構成例を示す図(平面図)である。
[図2]図2は、この実施例にかかるディスク装置の構成例を示す図(正面図)である。
[図3]図3は、この実施例にかかるディスク装置の構成例を示す図(背面図)である。
[図4]図4は、この実施例にかかるディスク装置の構成例を示す図(側面図)である。
[図5]図5は、筐体内部の詳細図である。
[図6]図6は、ディスク回転装置の構成例を示す図である。
[図7]図7は、ディスク装置の背面のコネクタ断面図である。
符号の説明
[0012]
1 ディスク装置
2 筐体
21 シャーシ
21a,b 側面部
21c 背面部
21d 底面部
21e 吸入口
21f 排出口
21g 開口部
21h 係止穴
22 露出板
22a ディスク挿入口
22b イジェクトスイッチ
22c シャーシ側の面
22d,f 突出部
22e,g 係止突起
23 上蓋
23a 係止穴
24 筐体内部
25 コネクタ
3 ディスク回転装置
3a 前面
3b 開口部
31 ケーブル
32 閉塞部材
4 ファン
41 本体部
41a 収納部
42 回転部
42a フィン
5 制御装置
51 基板部
52 平坦部材
53 突出電子部品
54 接続コネクタ
6 密閉部材
7 支持部材
9 密閉部材
A 筐体内部の空気の流れ
B 制御装置と対向する面
C ディスク回転装置と対向する面
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。
【0014】
〔実施の形態1〕
この実施の形態1に係るディスク装置は、少なくとも筐体と、ディスク回転装置と、ファンと、制御装置とを備える。筐体は、ディスク挿入口と、吸入口と、排出口とを有する。このディスク挿入口は、筐体の前面、すなわちディスク装置の前面に形成され、かつディスクを外部から筐体内部に挿入するためのものである。吸入口は、外部から筐体内部に空気を吸入するためのものである。排出口は、この筐体内部に吸入された空気とともに発生した熱を外部に排気するためのものである。この吸入口および排出口は、筐体のうち、吸入口から吸入された空気がディスク回転装置と制御装置との間を通過し、排出口から排出できる位置に形成されている。ディスク回転装置は、筐体内部に対して略密閉して配置されるものである。このディスク回転装置は、ディスク挿入口から挿入されたディスクを回転し、少なくともこの回転するディスクに記録されている情報を読み込むものである。ファンは、筐体内部から排出口を介して外部に吸入口から吸入された空気とともに発生した熱を強制的に排出するものである。制御装置は、筐体内部のうち、ディスク回転装置に対向する位置に配置されるものである。この制御装置は、少なくともディスク回転装置によるディスクの回転制御や、回転するディスクに記録されている情報の読込制御や、ファンの駆動制御を行うものである。このディスク回転装置および制御装置のうち、前記空気が通過する部分が空気の流れに沿って略平坦構造である。
【0015】
この実施の形態1に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、ディスク回転装置が筐体内部にこの筐体内部に対して略密閉して配置されるので、吸入口から吸入された空気に塵埃が含まれていても、ディスク回転装置の内部にこの塵埃が入り込むことを抑制することができる。これにより、筐体内部に流入する塵埃による影響を抑制することができる。また、このディスク回転装置および制御装置のうち、空気が通過する部分は、空気の流れに沿って略平坦構造であるため、吸入口から吸入された空気は、ディスク回転装置と制御装置との間を円滑に通過することができる。つまり、ディスク回転装置と制御装置との間に空気が滞る部分が発生することを抑制することができる。これにより、筐体内部を通過する空気による冷却効果を十分に発揮することができる。
【0016】
〔実施の形態2〕
この実施の形態2に係るディスク装置は、上記実施の形態1に係るディスク装置において、ディスク回転装置の制御装置と対向する面は、略平坦である。
【0017】
この実施の形態2に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、吸入口から吸入された空気は、ディスク回転装置の制御装置と対向する面上を円滑に排出口に向かって流れる。従って、このディスク回転装置の制御装置と対向する面を介して、ディスク回転装置の熱が筐体内部を通過する空気に伝達されやすくなる。これにより、筐体内部を通過する空気により、ディスク回転装置を十分に冷却することができる。
【0018】
〔実施の形態3〕
この実施の形態3に係るディスク装置は、上記実施の形態1または2に係るディスク装置において、ディスク回転装置の筐体内部と連通する開口部は、閉塞部材で閉塞されている。
【0019】
この実施の形態3に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、ディスクがディスク回転装置によって回転することで、筐体内部からこのディスク回転装置に吸入口から吸入された空気が吸引されることを抑制することができる。従って、ディスク回転装置の内部に塵埃が入り込むことを抑制することができる。
【0020】
〔実施の形態4〕
この実施の形態4に係るディスク装置は、上記実施の形態1〜3のいずれか1つに係るディスク装置において、制御装置のディスク回転装置と対向する面は、略平坦な平坦部材で覆われている。
【0021】
この実施の形態4に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、吸入口から吸入された空気は、制御装置のディスク回転装置と対向する面上を円滑に排出口に向かって流れる。従って、この制御装置のディスク回転装置と対向する面を介して、制御装置の熱、すなわち発熱する制御装置に搭載された電子部品からの熱が筐体内部を通過する空気に伝達されやすくなる。これにより、筐体内部を通過する空気により、制御装置を十分に冷却することができる。また、電子部品間などに塵埃が溜まることで、制御装置に塵埃が付着することを抑制することができる。これにより、ディスク装置の動作不良を抑制することができる。
【0022】
〔実施の形態5〕
この実施の形態5に係るディスク装置は、上記実施の形態1〜4のいずれか1つに係るディスク装置において、制御装置に搭載され、ディスク回転装置側に突出する電子部品のうち、他の電子部品よりも突出する電子部品は、制御装置の中央部よりも端部近傍に配置されている。
【0023】
この実施の形態5に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、吸入口から吸入された空気がディスク回転装置と制御装置との間を通過する際に、この電子部品に衝突し難くなり、流れが滞ることを抑制することができる。従って、筐体内部を通過する空気による冷却効果を十分に発揮することができる。
【0024】
〔実施の形態6〕
この実施の形態6に係るディスク装置は、上記実施の形態1〜5のいずれか1つに係るディスク装置において、筐体は、ディスク挿入口、吸入口および排出口を除く外部と連通する部分が略密閉されている密閉構造である。
【0025】
この実施の形態6に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、外部の空気は、吸入口のみから吸入され、筐体内部を通過し、排出口のみから外部に排出される。従って、筐体内部に吸入された空気の流れが乱れることを抑制することができる。これにより、吸入口から吸入された空気がディスク回転装置と制御装置との間を確実に通過することができ、筐体内部を通過する空気による冷却効果を十分に発揮することができる。
【0026】
〔実施の形態7〕
この実施の形態7に係るディスク装置は、上記実施の形態1〜6のいずれか1つに係るディスク装置において、吸入口は、ディスク装置1のうち、前面近傍の両側面あるいは底面の少なくともいずれか一方に1以上形成されている。
【0027】
この実施の形態7に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、ディスク装置が車載用のディスク装置の場合では、吸入口が車両の外部から塵埃が入り込むことがある車室に露出する部分(前面)以外に形成されることとなる。従って、車室に吸入口が形成される場合と比較して、吸入口から吸入された空気に含まれる塵埃が少なくなり、筐体内部に吸入される空気に含まれる塵埃を低減することができる。これにより、筐体内部に塵埃が入り込むことを抑制することができ、ディスク回転装置の内部に塵埃が入り込むことおよび制御装置に塵埃が付着することを抑制できるので、ディスク装置の動作不良を抑制することができる。
【0028】
〔実施の形態8〕
この実施の形態8に係るディスク装置は、上記実施の形態1〜7のいずれか1つに係るディスク装置において、吸入口の面積は、排出口の面積以上である。
【0029】
この実施の形態8に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、ファンの駆動中における筐体内部と外部との気圧差を低減することができる。従って、筐体内部の気圧が外部の気圧よりも低い場合と比較して、同一吐出量におけるファンの回転数を低減することができる。これにより、ファンの騒音を抑制することができる。
【実施例】
【0030】
図1〜図4は、この実施例にかかるディスク装置の構成例を示す図である。図5は、筐体内部の詳細図である。また、図6は、ディスク回転装置の構成例を示す図である。また、図7は、ディスク装置の背面のコネクタ断面図である。なお、図5は、筐体の上蓋と露出板とを除いた状態の斜視図である。この実施例では、例えば車室のコンソールパネルに取り付けられる車載用のディスク装置について説明する。また、この実施例では、挿入されたディスクに記録された情報の再生のみを行うことができるディスク装置について説明するが、挿入されたディスクに記録された情報の再生のみならずこの挿入されたディスクへの情報の記録を行うことができるディスク装置であっても良い。また、ディスクは、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、BD(Blu-ray Disc)、HDDVD(High Definition Digital Versatile Disc)などの光ディスクを含むものである。
【0031】
図1〜図5に示すように、ディスク装置1は、筐体2と、ディスク回転装置3と、ファン4と、制御装置5と、密閉部材6と、支持部材7とにより構成されている。なお、ディスク回転装置3、ファン4、制御装置5は、筐体2の内部である筐体内部24に収納され、特に、ディスク回転装置3と制御装置5とは対向するように収納される。
【0032】
筐体2は、図1〜図5に示すようにディスク回転装置3、ファン4、制御装置5をこの筐体2の内部である筐体内部24に収納するものである。この筐体2は、シャーシ21と、露出板22と、上蓋23とにより構成されている。シャーシ21は、ディスク装置1の両側面となる側面部21a,bと、ディスク装置1の背面となる背面部21cと、ディスク装置1の底面となる底面部21dと、吸入口21eと、排出口21fとにより形成されている。なお、吸入口21eおよび排出口21fは、筐体2のうち、各吸入口21eから吸入された空気が筐体内部24、すなわちディスク回転装置3と制御装置5との間を通過し、各排出口21fから排出できる位置に形成されている。また、露出板22は、ディスク装置1の前面となる。また、上蓋23は、ディスク装置1の上面となる。
【0033】
シャーシ21は、金属板により構成されており、ディスク装置1の両側面となる側面部21a,bと、ディスク装置1の背面となる背面部21cと、ディスク装置1の底面となる底面部21dとにより形成されている。
【0034】
側面部21a,bには、それぞれ複数の吸入口21e(この実施例では、各側面部21a,bにそれぞれ2箇所)が形成されている。各吸入口21eは、外部と筐体内部24とを連通し、外部の空気を筐体内部24に吸入するものである。この各吸入口21eは、各側面部21a,bのうち上記露出板22の近傍に形成されている。つまり、各吸入口21eは、ディスク装置1の前面近傍の両側面に形成されている。
【0035】
背面部21cには、筐体内部側にファン4と、複数のコネクタ25とが取り付けられている。この背面部21cには、複数の排出口21f(この実施例では、3箇所)が形成されている。各排出口21fは、上記ファン4を介して、外部と筐体内部24とを連通し、各吸入口21eから筐体内部24に吸入された空気を外部に排出するものである。従って、各吸入口21eから吸入された空気は、矢印Aに示すように、筐体内部24、すなわちディスク回転装置3と制御装置5との間を通過し、各排出口21fから排出される。この各排出口21fは、背面部21cの中央部近傍に形成されている。また、複数のコネクタ25は、それぞれ対向する開口部21gを介して外部に露出している。
【0036】
底面部21dには、筐体内部側に複数の支持部材7が固定されている。この底面部21dには、その露出板22の近傍に係止穴21h(この実施例では、図示は省略するが2箇所)が形成されている。なお、制御装置5は、この支持部材7に固定手段、例えばスクリューを螺合することで、筐体内部24に支持、固定される。
【0037】
露出板22は、シャーシ21の図示しない前面を覆うものである。この露出板22は、合成樹脂などで構成されており、図示しないディスクを外部から筐体内部24、ここではディスク回転装置3の内部に挿入するディスク挿入口22aと、挿入されたディスクの外部への搬出指示を行うイジェクトスイッチ22bとが形成されている。このイジェクトスイッチ22bは、制御装置5と接続されており、ユーザがイジェクトスイッチ22bを押すと、制御装置5によりディスク回転装置3の後述する図示しないローディング装置が駆動され、このディスク回転装置3の内部に挿入されたディスクがディスク挿入口22aを介して外部に搬出される。
【0038】
また、この露出板22は、シャーシ側の面22cに、底面部21dの各係止穴21hとそれぞれ対向するように、突出部22dがシャーシ側に突出して形成されている。この各突出部22dには、各係止穴21hに入り込むことで露出板22をシャーシ21に係止する係止突起22eがそれぞれ形成されている。露出板22は、シャーシ側の面22cに、上蓋23の各係止穴23aとそれぞれ対向するように、突出部22fがシャーシ側に突出して形成されている。この各突出部22fには、各係止穴23aに入り込むことで露出板22を上蓋23に係止する係止突起22gがそれぞれ形成されている。これら突出部22d,fは、各係止穴21h,23aを覆うように形成されている。つまり、露出板22がシャーシ21および上蓋23に係止された際に、これら各係止穴21h,23aは、露出板22に形成された各突出部22d,fにより密閉されることとなる。
【0039】
ここで、露出板22は、ディスク装置1が図示しない車両に搭載された際に、ディスク装置1のうち車室に露出する部分である。つまり、筐体2は、露出板22以外の部分、すなわちシャーシ21および上蓋23は、車室に露出しない。従って、各吸入口21eも車両の外部から塵埃が入り込むことがある車室に露出せず、車室に各吸入口21eが形成される場合と比較して、各吸入口21eから吸入された空気に含まれる塵埃が少なくなり、筐体内部24に吸入される空気に含まれる塵埃を低減することができる。これにより、筐体内部24に塵埃が入り込むことを抑制することができ、筐体内部24に収納されたディスク回転装置3の内部に塵埃が入り込むことや、制御装置5に塵埃が付着することを抑制できるので、ディスク装置1の動作不良を抑制することができる。
【0040】
上蓋23は、シャーシ21の図示しない上面を覆うものである。この上蓋23には、金属板で構成されており、その露出板22の近傍に係止穴23a(この実施例では、2箇所)が形成されている。なお、この上蓋23は、シャーシ21の側面部21a,bあるいは背面部21cの少なくともいずれか一方に固定手段、例えばスクリューを螺合することで、シャーシ21に固定される。
【0041】
なお、上記シャーシ21、露出板22、上蓋23において、外部と筐体内部24とを連通する穴を極力形成しないことが好ましい。また、外部と筐体内部24とを連通する穴がある場合は、例えばブラケットや、ゴムなどを穴の筐体内部側に取り付けることや、スクリューを螺合することなどで密閉する。また、筐体内部24から外部に露出する露出部材と筐体2との間に間隙が形成される場合は、この露出部材と筐体2との間に、この間隙を閉塞する閉塞部材を配置することで、密閉する。例えば、図7に示すように、各コネクタ25と背面部21cの開口部21gとの間に間隙が形成される場合は、この各コネクタ25と背面部21cとの間に、例えばスポンジやゴムパッキンなどの密閉部材9を配置する。
【0042】
これにより、筐体2は、ディスク挿入口22a、各吸入口21eおよび各排出口21fを除く外部と連通する部分が略密閉されている密閉構造となる。従って、外部の空気は、各吸入口21eのみから吸入され、筐体内部24を通過し、排出口21fのみから外部に排出される。従って、筐体内部24に吸入された空気の流れが乱れることを抑制することができる。これにより、各吸入口21eから吸入された空気がディスク回転装置3と制御装置5との間を確実に通過することができ、筐体内部24を通過する空気による冷却効果を十分に発揮することができる。
【0043】
ディスク回転装置3は、ディスク挿入口22aから筐体内部24に挿入された図示しないディスクを回転し、この回転するディスクに記録されている情報を読み込むものである。この実施例では、このディスク回転装置3は、ディスクを回転する図示しないスピンドルモータと、この回転するディスクに記録されている情報の読み込みを行う図示しないピックアップ装置と、筐体内部24に挿入されたディスクをディスク再生位置まで移動させ、このディスク再生位置に位置したディスクを外部に搬出する図示しないローディング装置とを備える。
【0044】
このディスク回転装置3は、図1〜図6に示すように、筐体内部24のディスク挿入口22aと対向する位置に配置されるものである。このディスク回転装置3は、その外周面が金属板により構成されており、ディスク挿入口22aと対向する面3aおよび上蓋23と対向する図示しない面が閉塞されずに開口している。このディスク回転装置3は、シャーシ21の側面部21a,bに固定手段、例えばスクリューを螺合することで、このシャーシ21に固定される。このとき、ディスク挿入口22aと対向する面3aは、露出板22によって閉塞される。また、上蓋23と対向する図示しない面は、上蓋23と間に配置された例えばスポンジやゴムパッキンなどの密閉部材6によって、閉塞される。従って、ディスク回転装置3が筐体内部24にこの筐体内部24に対して略密閉して配置されるので、各吸入口21eから吸入された空気に塵埃が含まれていても、ディスク回転装置3の内部にこの塵埃が入り込むことを抑制することができる。
【0045】
このディスク回転装置3の上記上蓋23と対向する図示しない面の反対側の面、すなわち制御装置5と対向する面Bは、略平坦に形成されている。従って、各吸入口21eから筐体内部24に吸入された空気は、制御装置5と対向する面B上を円滑に各排出口21fに向かって流れることができる。これにより、ディスク装置1の動作時に、このディスク回転装置3の制御装置5と対向する面Bを介して、ディスク回転装置3の熱が筐体内部24を通過する空気に伝達されやすくなる。これにより、筐体内部24を通過する空気により、ディスク回転装置3を十分に冷却することができる。
【0046】
また、この制御装置5と対向する面Bには、開口部3b(この実施例では、2箇所)が形成されている。この各開口部3bからは、ケーブル31がディスク回転装置3の外部に延在している。この各開口部3bは、ディスク回転装置3と筐体内部24と連通するものである。各開口部3bは、制御装置5と対向する面Bに固定することができるシートなどの閉塞部材32により閉塞されている。なお、各ケーブル31は、ディスク回転装置3が備える上記各装置を制御する制御装置5とこの各装置とを接続するためのものである。
【0047】
ここで、ディスク回転装置3は、挿入されたディスクを回転することで、その内部に空気の流れが発生する。この空気の流れは、回転するディスクの外周端部から中心に向かって流れるものであるため、ディスク回転装置3に筐体内部24と連通する開口部3bがある場合は、その開口部3bから筐体内部24の空気がこのディスク回転装置3に吸入されることとなる。従って、筐体内部24の空気に塵埃が含まれている場合は、この開口部3bからディスク回転装置3の内部に塵埃が入り込む虞がある。しかしながら、この実施例では、各開口部3bを閉塞部材32によってそれぞれ閉塞するので、ディスクがディスク回転装置3によって回転することで、筐体内部24からこのディスク回転装置3に各吸入口21eから吸入された空気が吸引されることを抑制することができる。従って、ディスク回転装置3の内部に塵埃が入り込むことをさらに抑制することができる。
【0048】
ファン4は、各吸入口21eから筐体内部24に吸入された空気をこの筐体内部24から各排出口21fを介して外部に強制的に排出するものである。このファン4は、本体部41と、回転部42とにより構成されている。本体部41は、筐体内部24に、背面部21cの各排出口21fと対向するように取り付けられている。この本体部41は、収納部41aが形成されている。この収納部41aは、各排出口21fと連通しているため、筐体内部24の空気は、この収納部41aおよび各排出口21fを介して外部に排出される。回転部42は、収納部41aに回転自在に支持され、収納されている。この回転部42は、複数のフィン42a(この実施例では、4つ)が形成されており、この回転部42が備える図示しないモータなどにより回転するものである。回転部42が回転すると、複数のフィン42aにより、筐体内部24の空気がファン4に吸引され、各排出口21fを介して、外部に強制的に排出される。このとき、筐体内部24と外部とに気圧差が発生するため、各吸入口21eから外部の空気が筐体内部24に吸入される。
【0049】
制御装置5は、ディスク装置1の動作を制御するものである。この実施例では、この制御装置5は、ディスク回転装置3の図示しないスピンドルモータによる図示しないディスクの回転制御や、図示しないピックアップ装置による回転するディスクに記録されている情報の読込制御や、図示しないローディング装置の駆動制御や、ファン4の駆動制御などを行うものである。
【0050】
この制御装置5は、図1〜図5に示すように、筐体内部24のうち、ディスク回転装置3に対向する位置に配置されるものである。この制御装置5は、基板部51と、平坦部材52と、図示しない電子部品群と、突出電子部品53と、ディスク回転装置3の各ケーブル31が接続される接続コネクタ54とから構成されている。基板部51は、上記図示しない電子部品群や突出電子部品53や接続コネクタ54を搭載、すなわち実装するためのものであり、底面部21dをほぼ覆う広さに形成されている。この基板部51の中央部には、図示しない電子部品群が実装されている。この電子部品群は、上記突出電子部品53と比較して、ディスク回転装置側に突出していない電子部品である。
【0051】
平坦部材52は、金属板で構成されており、上記ディスク回転装置3の制御装置5と対向する面Bと対向するように、基板部51に固定されている。上記中央部に実装された図示しない電子部品群は、この平坦部材52により覆われている。この平坦部材52は、制御装置5と対向する面、すなわち制御装置5のディスク回転装置3と対向する面Cが略平坦に形成されている。つまり、従って、各吸入口21eから筐体内部24に吸入された空気は、ディスク回転装置3と対向する面C上を円滑に各排出口21fに向かって流れることができる。これにより、ディスク装置1の動作時に、この制御装置5のディスク回転装置3と対向する面Cを介して、図示しない電子部品群が発熱することで発生する制御装置5の熱が筐体内部24を通過する空気に伝達されやすくなる。これにより、筐体内部24を通過する空気により、制御装置5を十分に冷却することができる。また、この図示しない電子部品群の電子部品間などに塵埃が溜まることで、制御装置5に塵埃が付着することを抑制することができる。これにより、ディスク装置1の動作不良を抑制することができる。
【0052】
突出電子部品53は、制御装置5に実装され、ディスク回転装置側に突出する電子部品のうち、上記図示しない電子部品群よりも突出する電子部品である。この突出電子部品53は、基板部51のうち、上記図示しない電子部品群が実装されている中央部よりも端部近傍に配置されている。つまり、突出電子部品53は、基板部51の端部近傍のうち、上記各吸入口21eから吸入され、各排出口21fから外部に排出される空気の流れ(矢印A)を妨げない位置に配置されている。従って、各吸入口21eから吸入された空気がディスク回転装置3と制御装置5との間を通過する際に、この突出電子部品53に衝突し難くなる。これにより、筐体内部24の空気の流れが滞ることを抑制することができる。
【0053】
ディスク装置1が動作を開始し、制御装置5によりファン4の駆動制御が開始され、ファン4が回転すると、矢印Aに示すように、各吸入口21eから外部の空気が筐体内部24に吸入される。この筐体内部24に吸入された空気は、筐体内部24、すなわちディスク回転装置3と制御装置5との間を通過する。この筐体内部24を通過した空気は、各排出口21fを介して外部に排出される。ディスク回転装置3および制御装置5のうち、空気が通過する部分であるディスク装置3の制御装置5と対向する面Bおよび制御装置5のディスク回転装置3と対向する面Cは、この空気の流れに沿った略平坦構造であるため、各吸入口21eから吸入された空気は、ディスク回転装置3と制御装置5との間を円滑に通過することができる。つまり、ディスク回転装置3と制御装置5との間に空気が滞る部分が発生することを抑制することができる。これにより、筐体内部24を通過する空気による冷却効果を十分に発揮することができる。また、上述のように、ディスク回転装置3は、筐体内部24に対して略密閉されているため、ディスク回転装置3の内部に塵埃が入り込むことを抑制することができ、筐体内部24に流入する塵埃による影響を抑制することができる。
【0054】
なお、上記実施例では、吸入口を側面部21a,bの露出板22近傍に形成したがこの発明はこれに限定されるものではない。例えば、底面部21dの側面部21a,bの近傍に形成しても良い。また、底面部21dから側面部21a,bにかけて形成しても良い。また、側面部21a,bのうち、露出板22近傍以外に形成しても良い。さらに、各吸入口21e以外にこの各吸入口21eから離れた位置に他の吸入口を形成しても良い。
【0055】
また、上記実施例では、平坦部材52を金属板で構成したがこの発明はこれに限定されるものではない。例えば、制御装置5の基板部51などに固定することができるシートであっても良い。また、金属板とシートを併用しても良い。
【0056】
また、上記実施例では、吸入口の面積である各吸入口21eの総面積が排出口の面積である各排出口21fの総面積以上であることが好ましい。各吸入口21eの総面積が各排出口21fの総面積よりも大幅に狭いとファン4の駆動中における筐体内部24と外部との気圧差が大きくなる。ファン4は、筐体内部24の気圧が低くなるほど空気抵抗が減少し、回転数が上昇する。従って、各吸入口21eの総面積が各排出口21fの総面積よりも大幅に狭いと、ファン4の回転数が上昇することによる騒音が増大する虞がある。従って、各吸入口21eの総面積を各排出口21fの総面積以上とすることで、ファン4の駆動中における筐体内部24と外部との気圧差を低減することができる。これにより、筐体内部24の気圧が外部の気圧よりも低い場合と比較して、同一吐出量におけるファン4の回転数を低減することができ、ファンの騒音を抑制することができる。
【0057】
以上のように、この実施例によれば、ディスク装置1の前面に形成され、かつディスクを外部から筐体内部24に挿入するディスク挿入口22aと、外部から筐体内部24に空気を吸入する各吸入口21eと、筐体内部24に吸入された空気を外部に排気する各排出口21fとを有する筐体2と、筐体内部24のうち、ディスク挿入口22aに対向する位置に、筐体内部24に対して略密閉して配置され、ディスク挿入口22aから挿入されたディスクを回転し、少なくとも回転するディスクに記録されている情報を読み込むディスク回転装置3と、筐体内部24から各排出口21fを介して外部に各吸入口21eから吸入された空気を強制的に排出するファン4と、筐体内部24のうち、ディスク回転装置3に対向する位置に配置され、少なくともディスク回転装置3によるディスクの回転制御、回転するディスクに記録されている情報の読込制御およびファン4の駆動制御を行う制御装置5と、を備えるディスク装置1において、各吸入口21eおよび各排出口21fは、筐体2のうち、各吸入口21eから吸入された空気がディスク回転装置3と制御装置5との間を通過し、各排出口21fから排出できる位置に形成され、ディスク回転装置3および制御装置5のうち、空気が通過する部分が空気の流れに沿って略平坦構造とする。これにより、筐体内部に流入する塵埃による影響を抑制しつつ、筐体内部を通過する空気による冷却効果を十分に発揮することができる。
【産業上の利用可能性】
【0058】
以上のように、この発明にかかるディスク装置は、筐体内部から空気を強制的に排出するファンを備えるディスク装置に有用であり、特に、筐体内部に流入する塵埃による影響を抑制しつつ、筐体内部を通過する空気による冷却効果を十分に発揮するのに適している。
Claims (7)
- 前面に形成され、かつディスクを外部から筐体内部(24)に挿入するディスク挿入口(22a)と、外部から筐体内部(24)に空気を吸入する吸入口(21e)と、当該筐体(2)内部に吸入された空気を外部に排気する排出口(21f)とを有する筐体(2)と、
前記筐体内部(24)のうち、前記ディスク挿入口(22a)に対向する位置に、当該筐体内部(24)に対して略密閉して配置され、前記ディスク挿入口(22a)から挿入されたディスクを回転し、少なくとも当該回転するディスクに記録されている情報を読み込むディスク回転装置(3)と、
前記筐体内部(24)から排出口(21f)を介して外部に前記吸入口(21e)から吸入された空気を強制的に排出するファン(4)と、
前記筐体内部(24)のうち、前記ディスク回転装置(3)に対向する位置に配置され、少なくとも前記ディスク回転装置(3)によるディスクの回転制御、前記回転するディスクに記録されている情報の読込制御および前記ファンの駆動制御を行う制御装置(5)と、
を備えるディスク装置(1)において、
前記吸入口(21e)および前記排出口(21f)は、前記筐体(2)のうち、当該吸入口(21e)から吸入された空気が前記ディスク回転装置(3)と前記制御装置(5)との間を通過し、当該排出口(21f)から排出できる位置に形成され、
前記ディスク回転装置(3)および前記制御装置(5)のうち、前記空気が通過する部分が空気の流れに沿って略平坦構造であり、
前記制御装置(5)の略平坦構造は、前記ディスク回転装置(3)と対向する面が略平坦な平坦部材(52)で覆われていることを特徴とするディスク装置(1)。 - 前記ディスク回転装置(3)の前記制御装置(5)と対向する面は、略平坦であることを特徴とする請求項1に記載のディスク装置(1)。
- 前記ディスク回転装置(3)の前記筐体内部(24)と連通する開口部(3b)は、閉塞部材(32)で閉塞されていることを特徴とする請求項1または2に記載のディスク装置(1)。
- 前記制御装置(5)に搭載され、前記ディスク回転装置(3)側に突出する電子部品のうち、他の電子部品よりも突出する電子部品(53)は、中央部よりも端部近傍に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のディスク装置(1)。
- 前記筐体(2)は、前記ディスク挿入口(22a)、前記吸入口(21e)および前記排出口(21f)を除く前記外部と連通する部分が略密閉されている密閉構造であることを特徴とする請求項1,2,3,5のいずれか1つに記載のディスク装置(1)。
- 前記吸入口(21e)は、前記ディスク装置(1)のうち、前記前面近傍の両側面(21a,21b)あるいは底面(21d)の少なくともいずれか一方に1以上形成されていることを特徴とする請求項1,2,3,5,6のいずれか1つに記載のディスク装置(1)。
- 前記吸入口(21e)の面積は、前記排出口(21f)の面積以上であることを特徴とする請求項1,2,3,5,6,7のいずれか1つに記載のディスク装置(1)。
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