JP4651985B2 - 手袋用組成物、それを用いた溶剤ペースト及び手袋 - Google Patents

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Description

本発明は、手袋用組成物、それを用いた溶剤ペースト及び手袋に関し、詳しくは、絶縁抵抗、柔軟性に優れた手袋用組成物、それを用いた溶剤ペースト及びそれらをディッピング成形してなる手袋に関する。
従来、ポリ塩化ビニル/フタル酸可塑剤系やポリウレタン/有機溶剤系のペーストの熱処理から得られる成形品のひとつに手袋があるが、これらの成形品は、耐油性や耐摩耗性には優れているものの、体積抵抗値が10の12乗から10の13乗であるため、絶縁特性に劣り、200V以下で使用せざるを得ない状況であった。
また、天然ゴムラテックスから得られる手袋は絶縁特性には優れるものの、皮膚へのアレルギー問題や、ゴム臭気、ゴワゴワ感があり、細かい作業や長時間の作業には耐えられず、原因となると考えられる天然ゴムに含まれる蛋白質量を減らすために、−OH基を有する微粒子をゴムラテックスに含有させたり(例えば、特許文献1参照。)、プロアテーゼを添加させたり(例えば、特許文献2参照。)しているが、未だ満足な結果が得られず、追加の工程を必要とするという問題を有するという状況にある。
特開2002−348712号公報 特開2004−107483号公報
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、絶縁抵抗、柔軟性に優れる手袋用組成物、それを用いた溶剤ペースト及び該溶剤ペーストを用いたディッピング成形による手袋を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、飽和型及び/または部分飽和型共重合体に柔軟性付与剤として非芳香族系ゴム用軟化剤を、さらに必要に応じて、柔軟性・機械特性向上剤として石油樹脂、柔軟性・ディッピング成形性付与剤としてテルペン系オイルを配合した組成物が、絶縁抵抗、柔軟性に優れ、さらに、工業用キシロール等の溶剤に溶解した溶剤ペーストは、ディッピング成形等により柔軟性、絶縁特性に優れる手袋を成形できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の第1の発明によれば、(a)飽和型及び/または部分飽和型共重合体100重量部、および
(b)非芳香族系ゴム用軟化剤25〜400重量部
を含有することを特徴とする手袋用組成物が提供される。
また、本発明の第2の発明によれば、第1の発明において、さらに(c)石油樹脂1〜60重量部を含むことを特徴とする手袋用組成物が提供される。
また、本発明の第3の発明によれば、第1又は2の発明において、さらに(d)テルペン系オイル1〜200重量部を含むことを特徴とする手袋用組成物が提供される。
また、本発明の第4の発明によれば、第1〜3のいずれかの発明において、(a)飽和型及び/または部分飽和型共重合体の芳香族ビニル化合物含有量が15〜45重量%であることを特徴とする手袋用組成物が提供される。
また、本発明の第5の発明によれば、第1〜4のいずれかの発明の手袋用組成物からなることを特徴とする溶剤ペーストが提供される。
また、本発明の第6の発明によれば、第5の発明の溶剤ペーストを成形してなる手袋が提供される。
また、本発明の第7の発明によれば、第6の発明において、成形がディッピング成形であることを特徴とする手袋が提供される。
本発明の組成物は、絶縁抵抗、柔軟性に優れた組成物で手袋用にふさわしく、その溶剤ペーストを用いたディッピング成形により絶縁抵抗、柔軟性に優れた手袋を好適に成形することができる。
本発明は、手袋用組成物、それを用いた溶剤ペースト及びそれからなる手袋である。本発明を構成する成分、製造方法、用途について以下に詳細に説明する。
1.手袋用組成物の構成成分
(a)飽和型及び/または部分飽和型共重合体
本発明の手袋用組成物に用いる飽和型及び/または部分飽和型共重合体(a)は、ゴム弾性・機械物性を発現する。
本発明で用いる飽和型及び/または部分飽和型共重合体としては、芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ブロック共重合体の水素化物及び/または部分水素化物、水素化及び/または部分水素化共役ジエン化合物系ブロック共重合体、芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ランダム共重合体の水素化物及び/または部分水素化物、芳香族ビニル化合物−オレフィン化合物系ブロック共重合体等を挙げることができる。これらの中では、芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ブロック共重合体の水素化物及び/または部分水素化物、水素化共役ジエン化合物系ブロック共重合体、芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ランダム共重合体の水素化物、芳香族ビニル化合物−オレフィン化合物系ブロック共重合体が好ましい。
上記芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ブロック共重合体の水素化物及び/または部分水素化物としては、芳香族ビニル化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体または共役ジエンブロック共重合体の水素添加物を挙げることができる。
芳香族ビニル化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体成分は、芳香族ビニル化合物を主体とする重合体ブロックAの少なくとも1個と、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBの少なくとも1個とからなるブロック共重合体を水素添加して得られる重合体である。例えば、A−B、A−B−A、B−A−B−A、A−B−A−B−A等の構造を有する芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物のブロック共重合体を水素添加して得られるものである。
芳香族ビニル化合物を主体とする重合体ブロックAは、芳香族ビニル化合物のみからなる重合体か、芳香族ビニル化合物と50重量%未満の共役ジエン化合物との共重合体であってもよい。また、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBは、共役ジエン化合物のみからなる重合体か、共役ジエン化合物と50重量%未満の芳香族ビニル化合物の共重合体であってもよい。
芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ブロック共重合体を構成する芳香族ビニル化合物としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−第3ブチルスチレン等のうちから1種又は2種以上を選択でき、なかでもスチレンが好ましい。また共役ジエン化合物としては、例えば、ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン等のうちから1種又は2種以上が選ばれ、なかでもブタジエン、イソプレン及びこれらの組合せが好ましい。
芳香族ビニル化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック重合体成分は、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBにおいて、その水素添加率は任意であるが、好ましくは50%以上、より好ましくは55%以上、更に好ましくは60%以上である。また、そのミクロ構造は、任意であり、例えば、ブロックBがブタジエン単独で構成される場合、ポリブタジエンブロックにおいては、1,2−ミクロ構造が好ましくは20〜50重量%、特に好ましくは25〜45重量%である。また、1,2−結合を選択的に水素添加した物であっても良い。ブロックBがイソプレンとブタジエンの混合物から構成される場合、1,2−ミクロ構造が好ましくは50%未満、より好ましくは25%未満、より更に好ましくは15%未満である。
ブロックBがイソプレン単独で構成される場合、ポリイソプレンブロックにおいてはイソプレンの好ましくは70〜100重量%が1,4−ミクロ構造を有し、かつイソプレンに由来する脂肪族二重結合の好ましくは少なくとも90%が水素添加されたものが好ましい。
用途により水素添加したブロック共重合体を使用する場合には、好ましくは上記水添物を用途に合わせて適宜使用することが出来る。
また、重合体ブロックAは、成分全体の5〜70重量%の割合で存在するのが好ましい。さらに、成分全体の重量平均分子量は、350,000以下であり、好ましくは30,000〜250,000である。重量平均分子量が350,000を超えると、成形性が悪化する。
芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ブロック共重合体の水素化物及び/または部分水素化物の具体例としては、スチレン−エチレン・ブテン共重合体(SEB)、スチレン−エチレン・プロピレン共重合体(SEP)、スチレン−エチレン・ブテン−スチレン共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン・プロピレン−スチレン共重合体(SEPS)、スチレン−エチレン・エチレン・プロピレン−スチレン共重合体(SEEPS)、スチレン−ブタジエン・ブチレン−スチレン共重合体(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体の部分水添物、SBBS)、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体の部分水添物、スチレン−イソプレン・ブタジエン−スチレン共重合体の部分水添物等を挙げることができる。本発明においては、該芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素化物及び/又は部分水素化物は、単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
これらの芳香族ビニル化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られるブロック共重合体の製造方法としては、数多くの方法が提案されているが、代表的な方法としては、例えば特公昭40−23798号公報に記載された方法により、リチウム触媒又はチーグラー型触媒を用い、不活性媒体中でブロック重合させて得ることができる。こうしたブロック共重合体の水素添加処理は、公知の方法により、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下に行うことができる。
また、上記水素化共役ジエン化合物系ブロック共重合体としては、例えば、ブタジエンのブロック共重合体を水素添加して得られる結晶性エチレンブロックと非晶性エチレン−ブテンブロックを有するブロック共重合体(CEBC)、ブタジエンのブロック共重合体を水素添加して得られる結晶性エチレンブロックと非晶性エチレン−ブテンブロックと芳香族ビニル化合物から成るブロックを有するブロック共重合体(SEBC)等が挙げられる。本発明においては、水素化共役ジエン化合物ブロック共重合体は、単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
この水素化共役ジエン化合物系ブロック共重合体の重量平均分子量は、好ましくは350,000以下であり、より好ましくは30,000〜250,000である。重量平均分子量が350,000を超えると、成形性が悪化する。
さらに、上記芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ランダム共重合体の水素化物としては、例えば、芳香族ビニル化合物(スチレン)と共役ジエン化合物(ブタジエン)を主体とするランダム共重合体の水素添加物(H−SBR)が挙げられれ、具体的な市販品としては、例えば、JSR(株)製のダイナロン1320P(商品名)が挙げられる。
さらにまた、上記芳香族ビニル化合物−オレフィン化合物系ブロック共重合体としては、イソブチレン系重合体ブロック及び芳香族ビニル系重合体ブロックから構成されるイソブチレン系ブロック共重合体(SIBS)等が挙げられる。
成分(a)として、芳香族ビニル化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体または共役ジエンブロック共重合体の水素添加物と、ブタジエンのブロック共重合体を水素添加して得られる結晶性エチレンブロックと非晶性エチレン−ブテンブロックを有するブロック共重合体(CEBC)を併用する場合には、成分(a)全体に含まれる芳香族ビニル化合物の割合は、15〜45重量%が好ましく、より好ましくは20〜40重量%である。芳香族ビニル化合物が、45重量%を超えるとオイルブリード、タック性、ディッピング成形性の低下が起こる。一方、15重量%未満であるとディッピング成形性の低下が起こる。
また、成分(a)として芳香族ビニル化合物を15〜45重量%含む芳香族ビニル化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体または共役ジエンブロック共重合体の水素添加物を単体で使用するよりも、より高い割合で芳香族ビニル化合物を含む芳香族ビニル化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体または共役ジエンブロック共重合体の水素添加物の50wt%以上の高芳香族ビニル化合物含有飽和型及び/または部分飽和型共重合体(例えば、セプトン2104等)と50wt%未満の低芳香族ビニル化合物含有飽和型及び/または部分飽和型共重合体(例えば、クレイトンE1818E等)を併用し、成分(a)全体に含まれる芳香族ビニル化合物の割合を15〜45重量%としたものが機械物性の点でより好ましい。
(b)非芳香族系ゴム用軟化剤
本発明の手袋用組成物に用いる非芳香族炭化水素系ゴム用軟化剤(b)は、得られる組成物の硬度を調整する機能及び成形性の改良の機能を果たす成分である。
成分(b)としては、非芳香族系の鉱物油又は液状、若しくは、低分子量の合成軟化剤が挙げられる。一般にゴム用鉱物油軟化剤は、芳香族環、ナフテン環及びパラフィン鎖を組み合わせた混合物であって、飽和炭化水素鎖炭素数が全炭素数の50%以上を占めるものをパラフィン系、ナフテン環炭素数が30〜40%を占めるものをナフテン系、芳香族炭素数が30%以上を占めるものを芳香族系と呼び区別されている。本発明で用いられるゴム用鉱物油軟化剤は、上記のパラフィン系及びナフテン系が好ましい。芳香族系の軟化剤は、分散性が悪く好ましくない。
非芳香族炭化水素系ゴム用軟化剤として、パラフィン系の鉱物油軟化剤が特に好ましく、パラフィン系のなかでも芳香族環成分の少ないものが特に適している。
パラフィン系軟化剤を構成している化合物としては、例えば、炭素数4〜155のパラフィン系化合物、好ましくは炭素数4〜50のパラフィン系化合物が挙げられ、具体的には、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、テトラデカン、ペンタデカン、ヘキサデカン、ヘプタデカン、オクタデカン、ノナデカン、エイコサン、ヘンエイコサン、ドコサン、トリコサン、テトラコサン、ペンタコサン、ヘキサコサン、ヘプタコサン、オクタコサン、ノナコサン、トリアコンタン、ヘントリアコンタン、ドトリアコンタン、ペンタトリアコンタン、ヘキサコンタン、ヘプタコンタン等のn−パラフィン(直鎖状飽和炭化水素)、イソブタン、イソペンタン、ネオペンタン、イソヘキサン、イソペンタン、ネオヘキサン、2,3−ジメチルブタン、2−メチルヘキサン、3−メチルヘキサン、3−エチルペンタン、2,2−ジメチルペンタン、2,3−ジメチルペンタン、2,4−ジメチルペンタン、3,3−ジメチルペンタン、2,2,3−トリメチルブタン、3−メチルヘプタン、2,2−ジメチルヘキサン、2,3−ジメチルヘキサン、2,4−ジメチルヘキサン、2,5−ジメチルヘキサン、3,4−ジメチルヘキサン、2,2,3−トリメチルペンタン、イソオクタン、2,3,4−トリメチルペンタン、2,3,3−トリメチルペンタン、2,3,4−トリメチルペンタン、イソノナン、2−メチルノナン、イソデカン、イソウンデカン、イソドデカン、イソトリデカン、イソテトラデカン、イソペンタデカン、イソオクタデカン、イソナノデカン、イソエイコサン、4−エチル−5−メチルオクタン等のイソパラフィン(分岐状飽和炭化水素)及び、これらの飽和炭化水素の誘導体等を挙げることができる。これらのパラフィンは、混合物で用いられ、室温で液状であるものが好ましい。
室温で液状であるパラフィン系軟化剤の市販品としては、日本油脂株式会社製のNAソルベント(イソパラフィン系炭化水素油)、出光興産株式会社製のPW−90(n−パラフィン系プロセスオイル)、出光石油化学株式会社製のIP−ソルベント2835(合成イソパラフィン系炭化水素、99.8wt%以上のイソパラフィン)、三光化学工業株式会社製のネオチオゾール(n−パラフィン系プロセスオイル)等が挙げられる。
また、非芳香族系炭化水素軟化剤には、少量の不飽和炭化水素及びこれらの誘導体が共存していても良い。不飽和炭化水素としては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、2−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、2−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、1−ヘキセン、2,3−ジメチル−2−ブテン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン等のエチレン系炭化水素、アセチレン、メチルアセチレン、1−ブチン、2−ブチン、1−ペンチン、1−ヘキシン、1−オクチン、1−ノニン、1−デシン等のアセチレン系炭化水素を挙げることができる。
成分(b)の配合量は、成分(a)100重量部に対して、25〜400重量部であり、好ましくは75〜350重量部である。成分(b)の配合量が前記上限値を超えると軟化材のブリードアウトを生じやすく最終製品に粘着性を与え、成形体の機械的性質、成形性も低下せしめ、前記下限未満では柔軟性、成形性と透明性が悪化する。
(c)石油樹脂
本発明の手袋用組成物においては、必要に応じて、石油樹脂(c)を用いることができる。成分(c)は、得られる組成物のさらなる柔軟性をもたせること、また機械特性を向上させ、さらにバランスのよい柔軟性と風合いを付与する機能を果たす成分である。
成分(c)としては、石油精製工業、石油化学工業の各種工程、特にナフサの分解工程で得られる不飽和炭化水素を原料として共重合して得られる樹脂であって、C5留分を原料とした脂肪族系石油樹脂、C9留分を原料とした芳香族系石油樹脂、ジシクロペンタジエンを原料とした脂環族系石油樹脂、並びにテルペン系樹脂およびこれら2種以上が共重合した共重合系石油樹脂、さらにこれらを水素化した水素化石油樹脂などが例示できる。上記した樹脂の水素添石油樹脂は、上記の樹脂を当業者に公知の方法により水素添加して得られる。具体的には、出光石油化学(株)製のアイマーブ(水素化石油樹脂)、荒川化学工業(株)製のアルコン(水素化石油樹脂)、ヤスハラケミカル(株)製のクリアロン(水素化テルペン樹脂)、トーネックス(株)製のエスコレッツ(脂肪族系炭化水素樹脂)、などの市販品を用いることができる。
成分(c)の配合量は、成分(a)100重量部に対して、1〜60重量部であり、好ましくは3〜50重量部である。成分(c)の配合量が前記上限値を超えるとディッピング成形性が悪化しベタツキ性が顕著になり、前記下限未満では柔軟性、機械特性の向上効果がない。
(d)テルペン系オイル
本発明の手袋用組成物においては、必要に応じて、テルペン系オイル(d)を用いることができる。テルペン系オイル(d)は、得られる組成物の柔軟性とディッピング成形性を向上させる機能を有する。
成分(d)としては、主として北米や中国本土に産するアカマツ、クロマツの立木から採取した生松脂を水蒸気蒸留して得られる精油、また同樹のパルプ生産の副生物のテレピン油、あるいはオレンジの皮から抽出される精油またはこれらの精油から異性化反応等により誘導されたオレンジ油等から得られ、具体的には、炭素数10からなるテルペン系炭化水素、テルペンエーテルが挙げられる。
炭素数10からなるテルペン系炭化水素としては、ミルセン(沸点167℃)、カレン(沸点167℃)、オシメン、ピネン(沸点155℃)、リモネン(沸点176℃)、カンフェン(沸点160℃)、テルピノレン(沸点187℃)、トリシクレン(沸点153℃)、テルピネン(沸点170〜180℃)、フェンチェン(沸点150〜155℃)、フェランドレン(沸点170〜175℃)、シルベストレン(沸点175℃)、サビネン(沸点163℃)、P−メンテン−1(カルボメンテン)(沸点176℃)、P−メンテン−3(沸点168℃)、P−サイメン、P−メンタン(沸点168℃)等が挙げられる。そのなかでも特に、α−ピネン、β−ピネン、リモネン、P−メンテン−1、P−メンテン−3、P−サイメン、P−メンタンが好ましい。
炭素数10からなるテルペンエーテルとしては、1,4−シネオール(沸点173℃)、1,8−シネオール(沸点173℃)、ピノール(沸点180℃)等が挙げられる。その中でも特に、1,4−シネオール、1,8−シネオールから選ばれた少なくとも1種類が好ましい。
成分(d)の配合量は、配合する場合は、成分(a)100重量部に対して、1〜200重量部であり、好ましくは20〜150重量部である。成分(d)の配合量が前記上限値を超えると臭気、ブリード、成形加工時のガス発生が顕著となる。また、前記下限未満では柔軟性、ディッピング成形性の向上効果がない。
(e)その他の成分
本発明の手袋用組成物には、本発明の目的を損なわない範囲において、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、結晶核剤、ブロッキング防止剤、シール性改良剤、ステアリン酸、シリコーンオイル等の離型剤、ポリエチレンワックス等の滑剤、着色剤、顔料、無機充填剤(アルミナ、タルク、炭酸カルシウム、マイカ、ウォラストナイト、クレー)、発泡剤(有機系、無機系)、難燃剤(水和化合物、赤燐、ポリりん酸アンモニウム、アンチモン、シリコーン)などを配合することができる。
酸化防止剤としては、例えば、2,6−ジ−tert−p−ブチル−p−クレゾール、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール、2,4−ジメチル−6−tert−ブチルフェノール、4,4−ジヒドロキシジフェニル、トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタン等のフェノール系酸化防止剤、ホスファイト系酸化防止剤、チオエーテル系酸化防止剤等が挙げられる。このうちフェノール系酸化防止剤、ホスファイト系酸化防止剤が特に好ましい。
また、発泡剤としては、塩化ビニリデン・アクリロニトリルコポリマーを外殻とし、イソブタンを内包した熱膨張性マイクロカプセルであるエクスパンセル(エクスパンセル社製)、マツモトマイクロスフィアー(松本油脂製薬社)が好ましい。
2.手袋用組成物の製造
本発明の手袋用組成物は、上記成分(a)、(b)、又は必要に応じて用いる成分(c)〜(e)等を加えて、各成分を同時にあるいは任意の順に加えて溶融混練する。溶融混練の方法は、特に制限はなく、通常公知の方法を使用し得る。例えば、単軸押出機、二軸押出機、ロール、バンバリーミキサー又は各種のニーダー等を使用し得る。例えば、適度なL/Dの二軸押出機、バンバリーミキサー、加圧ニーダー等を用いることにより、上記操作を連続して行うこともできる。ここで、溶融混練の温度は、好ましくは160〜220℃である。
3.溶剤ペーストの製造
本発明の手袋用組成物を有機溶剤に固形分が、好ましくは20〜65重量%、より好ましくは25〜55重量%(25℃粘度が500〜3500mPa・s)になるように溶解させて溶剤ペーストを製造する。溶剤ペーストの製造は、上記の手袋用組成物のペレット等を有機溶剤に溶解させるか、上記成分(a)、(b)、又は必要に応じて用いる成分(c)〜(e)等を直接有機溶剤に溶解させて得られる。溶剤ペーストで用いる有機溶剤としては、工業用キシロール、MEK(メチルエチルケトン)、DMF(N,N−ジメチルホルムアミド)等が挙げられる。
4.手袋の成形
本発明の手袋は、上記手袋用組成物を用いて成形される。手袋の成形法は、とくに制限されないが、上記組成物を射出成形等による成形、上記溶剤ペーストを用いディッピング成形等による成形が好ましい。
本発明で得られる手袋は、絶縁抵抗、柔軟性に優れるという特徴を有する。
本発明を以下の実施例、比較例によって具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、本発明で用いた物性の評価法及び試料を以下に示す。
1.評価方法
(1)比重:JIS K 7112に準拠し、試験片は約0.5mm厚ディッピング成形シートを用いて測定を行なった。
(2)硬度:JIS K 7215に準拠し、ディッピング成形シートを重ねて4.0mm厚にして、デュロメータ硬さ・タイプAにて測定した。
(3)引張強さ/100%伸び応力/伸び:JIS K 6301に準拠し、試験片は0.5mm厚ディッピング成形シートを、3号ダンベル型に打抜いて使用した。引張速度は500mm/分とした。
(4)オイルブリード/タック性:ディッピング成形で得られた約65×80×0.5mm厚のシートをクラフト紙に挟んで、直径70mm円盤状の500gの重りをのせ、室温(23℃)で168時間放置後のクラフト紙の状態を目視で観察し、次の基準で評価した。
○:クラフト紙が容易にシートから剥がれオイルブリードの痕跡が認められない。
△:クラフト紙が僅かにシートに密着しかすかにオイルブリードの痕跡が認められる。
×:クラフト紙がシートに密着しオイルブリードの痕跡が認められる。
(5)ディッピイング性:還流冷却器を取り付けた1000cc丸底フラスコに60mm×φ8mmのマグネットスターラーと組成物のペレット200gと工業用キシロール300gを投入し、約95℃に保持されたスターラー付き高温槽で1時間攪拌を行なった。そのまま室温になるまで12時間以上放置した後、10分攪拌を行い、パイレックス(登録商標)製試験管(φ18mm×180mm)を用いて1回ディッピングを行った。試験管を室温で30分放置した後、オーブン中で120℃×30分熱処理を行い、その製膜状態を目視で観察し次の基準で評価した。
◎:ピンホール状の未溶融物もなく、膜厚も均一
○:ピンホール状の未溶融物はないが、膜厚は不均一
△:ピンホール状の未溶融物あり
×:悪い
(6)透明性
透明性:ディッピングで得られた約0.5mm厚シートを重ね合わせて3mm厚にしたものを新聞に接触させて、小さな活字の読み取れる程度をを目視で観察し、次の基準で評価した。
○:鮮明に読み取れる
△:不鮮明であるがなんとか読み取れる
×:不鮮明で読み取れない
2.使用原料
(a−1)芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ブロック共重合体の水素化物:セプトン2005(SEEPS)(商標;クラレ株式会社製)、スチレン含有量20重量%、数平均分子量210,000、重量平均分子量250,000、分子量分布1.19、水素添加率90%以上
(a−2)芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ブロック共重合体の水素化物:セプトン2104(SEPS)(商標;クラレ株式会社製)、スチレン含有量65重量%、数平均分子量70,000、重量平均分子量91,000、分子量分布1.30、水素添加率90%以上
(a−3)芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ブロック共重合体の水素化物:クレイトンE−1818E(SEBS)(商標;クレイトンポリマージャパン株式会社製)、スチレン含有量30重量%、数平均分子量160,000、重量平均分子量200,000、分子量分布1.25、水素添加率90%以上
(a−4):芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合物系ブロック共重合体の水素化物:クレイトン1652(SEBS)(商標;クレイトンポリマージャパン株式会社製)、スチレン含有量29重量%、数平均分子量90,000、重量平均分子量120,000、分子量分布1.33、水素添加率90%以上
(a−5)水素化共役ジエン化合物系ブロック共重合体:ダイナロンDR6201B(CEBC)(商標;JSR株式会社製)、スチレン含有量0重量%、数平均分子量180,000、重量平均分子量230,000、分子量分布1.27、水素添加率90%以上
(b)非芳香族系ゴム軟化剤:NAソルベント NAS−5H (日本油脂(株)製)比重:0.823、種類:イソパラフィン系炭化水素油、粘度(40℃):11.0cSt、引火点:146℃
(c)石油樹脂:アイマーブP−140(商標;出光石油化学社製)、軟化点:140℃、平均分子量:910、密度:1.03
(d)テルペン系オイル:ウッディリバー#10(ヤスハラケミカル(株)製)比重:0.80、粘度(25℃):1.14cP、沸点:167〜170℃、引火点:41.5℃
(e)ヒンダードフェノール/フォスファイト/ラクトン系複合酸化防止剤:HP2215(チバスペシャリティケミカルズ製)
(実施例1〜7、比較例1〜2)
表1及び表2に示す量の各成分を用い、L/Dが47の二軸押出機に投入して、混練温度180℃、スクリュー回転数350rpmで溶融混練をして、ペレット化し、手袋用組成物を得た。
還流冷却器を取り付けた1000cc丸底フラスコに60mm×φ8のマグネットスターラーと得られた手袋用組成物のペレット200gと工業用キシロール300gを投入し、約95℃に保持されたスターラー付き高温槽で1時間攪拌を行なった。そのまま室温になるまで12時間以上放置した後、10分攪拌を行い、フェロタイプ(130×130×1mm)を用いて1回ディッピングを行った。フェロタイプを室温で30分放置した後、オーブン中で120℃×30分熱処理を行って試験用シートを得た。
試験用シートの評価結果を表1及び表2に示す。
Figure 0004651985
Figure 0004651985
表1及び表2より明らかなように、本発明の組成割合を有する組成物は、伸び、オイルブリード/タック性、ディッピング成形性に優れ、手袋成形に好適であることがわかる(実施例1〜7)。なお、参考例1及び2は、成分(a)の芳香族ビニル化合物含有量を15〜45重量%外にしたものであり、成分(a)中の芳香族ビニル化合物含有量が下限未満では、ディッピング成形性が僅か劣り、成分(a)中の芳香族ビニル化合物含有量が上限を超えると、オイルブリード/タック性、ディッピング成形性が僅か劣るようになる。また、実施例6及び7は、必要に応じて加える成分(c)の配合量を成分(a)100重量部に対して、1〜60重量部の範囲外にしたものである。成分(c)が下限未満では、オイルブリード/タック性が僅か劣り、成分(c)が上限を超えると、オイルブリード/タック性、ディッピング成形性が僅か劣る。
一方、比較例1及び2は、成分(b)の配合量を本発明の範囲外にしたものである。成分(b)が下限未満では、伸び、オイルブリード/タック性が悪化する。成分(b)が上限を超えると、ディッピング成形性が悪化する。
本発明の組成物は、絶縁抵抗、柔軟性に優れ、それを用いた溶剤ペーストからは、絶縁抵抗、柔軟性に優れた手袋を成形でき、従来のPVC/フタル酸系等のペーストや天然ゴムラテックスからの手袋に比べ、絶縁抵抗、柔軟性に優れ、皮膚へのアレルギー等のない手袋を成形できる。

Claims (6)

  1. (a)以下の条件(A)を満たす飽和型及び/または部分飽和型共重合体100重量部
    、及び
    (b)非芳香族系ゴム用軟化剤25〜400重量部
    を含有することを特徴とする手袋用組成物。
    条件(A):(a−1)50〜65重量%の芳香族ビニル化合物含有量である芳香族ビニル化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体または共役ジエンブロック共重合体の水素添加物と、(a−2)50重量%未満の芳香族ビニル化合物含有量である芳香族ビニル化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物を主体とする少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体または共役ジエンブロック共重合体の水素添加物と、を併用し、かつ成分(a)全体に含まれる芳香族ビニル化合物の割合が15〜45重量%である。
  2. さらに(c)石油樹脂1〜60重量部を含むことを特徴とする請求項1に記載の手袋用組成物。
  3. さらに(d)テルペン系オイル1〜200重量部を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の手袋用組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の手袋用組成物からなることを特徴とする溶剤ペースト。
  5. 請求項4に記載の溶剤ペーストを成形してなる手袋。
  6. 成形がディッピング成形であることを特徴とする請求項5に記載の手袋。
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