JP4650769B2 - 半田付け端子を有する電子部品 - Google Patents

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本発明は、小型化された電子部品においても、基板への実装強度を向上させることができる半田接合部形状を備えた電子部品に関するものである。
従来は特許3163316号の図1に示されるように電子部品本体の側面を端子の両側面が露出するように切り欠くことによって、実装基板と端子との半田接合面積を大きくし、電子部品の実装強度を向上させる技術が知られている。
特許3163316号
しかしながら、前記従来の電子部品の本体側面を切り欠き端子側面を利用した半田接合構造では、電子部品の小型化のために求められるさらに薄い端子部材の使用においては端子側面と基板との間に形成される半田フィレットは極僅かなものとなり大きな強度を得るためには側面の切り欠き深さを大きくしてより多くの端子側面を露出させなければならず、電子部品の小型化をより困難にするという問題と、複数の端子が同一側面に配置されている場合には電子部品の小型化に伴い端子間ピッチを小さくする必要があり、従来の端子側面を利用するための両側の切り欠きが形成できなくなるという問題が生じてしまう可能性があった。
本発明は、これらの問題を鑑みて、小型化された電子部品においても半田付け端子と基板との半田接合が電気的、機械的に確実に行われ、実装強度を向上させることができる電子部品の提供を目的としたものである。
上記目的を達成するため、請求項1に係る電子部品は、樹脂性のハウジング2が実装される基板7に対向するハウジング2の実装面21に、半田付けするための複数の端子3が一体成形によって設けられている実装面21に対して平行な荷重により動作する電子部品であって、端子3は、基板7に対向する面の高さを実装面21と等しくし、ハウジング2の外形の範囲内にある位置で実装面21に対してハウジング2の内部方向に曲げられた折曲部31が形成され、実装面21には凹部22が形成されており、折曲部31の一部は実装面21から連続して凹部22の側面25に露出していることを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果がある。本発明に係る電子部品においては、半田付け端子に実装面から電子部品の内部方向に曲げた折曲部を設け、実装面に形成した凹部側面に、折曲部の一部を実装面から連続して露出させたことにより電子部品実装の際、基板と凹部側面に露出した折曲部との間で半田接合することが可能となり、電子部品の外形を大きくすることなく実装強度を向上させることができ、ひいては小型化された電子部品においても大きな実装強度を得ることが可能である。また、半田接合の際に形成される半田フィレットの大きさも基板と折曲部との間に形成されることから、端子幅あるいは折り曲げ角度を調整すること等によりフィレットの大きさを調整することが可能であり、これによって実装強度を調整することもできる。
以下、本発明の一実施形態例を図面を参照して詳細に説明する。図1は基板に実装した本発明に係るスイッチの平面側矢視図であり、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図、図4は図1のC−C線断面図、図5は本発明に係るスイッチの正面側斜視図、図6は本発明に係るスイッチの背面側斜視図である。
はじめに、図1乃至図6に示したスイッチの構成部品および各々の詳細について述べると、本発明に係るスイッチはハウジング2、端子3、可動接点4、押圧部材5、カバー6からなる。
ハウジング2は合成樹脂製で、開口部23を設けた略長方体の形状からなり、開口部底面にはほぼ中央に中央固定接点34が、そして中央固定接点34の外側の位置に2箇所の外側固定接点35が配置され、各々の固定接点に連続した端子3が、実装する基板に対向する面である実装面21からハウジング外側にそれぞれ2箇所づつ延出している。また、各固定接点を有する端子3とハウジング2とは一体成形にて形成されたものである。
可動接点4は表面に導電性のメッキを施した金属製の薄板をドーム状に加工したものであり、ドーム状の頂部41に荷重をかけることによりクリック感を伴って形状が反転するものである。可動接点4は外周部42をハウジング開口部23に配置された外側固定接点35に載置し、中央頂部41を中央固定接点34より離間させて配置される。
押圧部材5は合成樹脂製で、凸状の押圧部52と略直方体の押圧本体53からなり、押圧本体53の中央にはヒンジ部51が形成され、ヒンジ部51の先端部54は図2において実装面方向側には球面状の作用部55が、その反対側にはテーパー面又はR面が形成され、ハウジング2から凸状の押圧部52が突出するよう開口部段差24に押圧本体53が載置される。このとき作用部55は可動接点4に僅かに接した状態となる。またスイッチによっては防塵を目的として作用部55と可動接点4の間に防塵用のシートを入れる場合がある。
カバー6は金属材料からなり、中央に図2にて実装面方向に傾斜した切片62が形成されたハウジング2とほぼ同じ外形の蓋部61と、蓋部61から垂直方向に折り曲げられた4箇所の係止部63からなり、4箇所の係止部63をハウジング2側面に形成した係止凸部26に係合することによってハウジング開口部23を塞ぎスイッチ1の組み立てが完了となる。
次にスイッチ1の動作について述べると、ハウジング2に突出した押圧部52に実装面21と平行な方向に荷重を加えることにより、押圧部材5が荷重方向にスライドし、これによって押圧部材5のヒンジ部51の先端部54がカバー6の切片62の傾斜によって実装面方向に移動し、先端部54の作用部55が可動接点4を押圧して反転状態とし、頂部41が中央固定接点34に接する。そしてこれによって、外側固定接点35と中央固定接点34とが短絡し、電気的にON状態となる。
そして、この状態から押圧部52への荷重を除くと、可動接点4の復元力により押圧部材5の先端部54は可動接点4の頂部41と共に中央固定接点34から離間する方向へ移動し、切片62の傾斜によって移動方向が実装面21と平行な方向へ変換され、押圧部材5は初期の位置に戻ることになる。この際、可動接点4の頂部41が中央固定接点34から離間したことにより電気的にOFF状態となる。
このようにスイッチ1は実装面21に平行な荷重によって動作するスイッチであり、実装面に対して垂直方向の荷重により動作するスイッチに比較して基板への実装強度がより重要視される。
ここで、基板7とはんだ接合される端子3には、基板7に対向する面の高さを実装面21と等しくしてハウジング2の外形より延出する外側端子部32と、外側端子部32と同一高さにて連続し、且つハウジング外形の範囲内にある内側端子部33とが設けられ、内側端子部33には、ある位置で実装面21に対してほぼ直角にケース内部に曲げられた折曲部31が形成され、この折曲部31の一部は、実装面21から連続して、実装面21に形成された凹部22の側面に露出されている。
これらをスイッチ1の端子3をはんだペ−ストが印刷された基板7のランドパターンに位置合わせをして載置し、リフロー炉により半田ペーストを溶融させると、従来から知られているように外側端子部32の側面とランドパターンとのあいだにフィレット8が形成され、半田接合がなされる。
さらに凹部22に折曲部31の一部を実装面から連続して露出させていることから、この折曲部31とランドパターン71とのあいだにもフィレット9が形成されて半田接合がなされ、外側端子部32での半田接合だけによる実装強度に比較して高い実装強度を得ることができる。またここでの半田接合は実装面21に形成された凹部22において行われることからスイッチ1の外形を大きくすることなく実装強度を高めることができ、小型化されたスイッチにおいても高い実装強度を得ることができる。
ここでスイッチ1では外側端子部32において半田接合がなされたが、外側端子部を削除し、凹部22における半田接合のみでも実装強度を得ることは可能である。この場合、凹部22の側面25に露出する折曲部31の面積を大きくしたり折曲部31の曲げ角度を調整することによりフィレット9の大きさ、範囲を調整してさらに大きな実装強度を得ることも可能であり、ひいては外側端子部32を削除することによる更なるスイッチの小型化も可能となる。
以上、本実施例においてはスイッチへの適用について述べたが、本発明は負荷のかかるコネクタ等を含む本実施例以外の電子部品においても適用することが可能である。
本発明に係るスイッチを基板に実装した状態の平面側矢視図 図1のA−A線断面図 図1のB−B線断面図 図1のC−C線断面図 本発明に係るスイッチの正面側斜視図 本発明に係るスイッチの背面側斜視図
符号の説明
1 スイッチ 2 ケース 21 実装面 22 凹部 23 開口部 24 開口部段差 25 側面 26 係止凸部 3 端子 31 折曲部 32 外側端子部 33 内側端子部 34 中央固定接点 35 外側固定接点 4 可動接点 41 頂部 42 外周部 5 押圧部材 51 ヒンジ部 52 押圧部 53 押圧本体 54 先端部 55 作用部 6 カバー 61 蓋部 62 切片 63 係止部 7 基板 8 フィレット 9 フィレット

Claims (1)

  1. 樹脂性のハウジング(2)が実装される基板(7)に対向するハウジング(2)の実装面(21)に、半田付けするための複数の端子(3)が一体成形によって設けられている実装面(21)に対して平行な荷重により動作する電子部品であって、端子(3)は、基板(7)に対向する面の高さを実装面(21)と等しくし、ハウジング(2)の外形の範囲内にある位置で実装面(21)に対してハウジング(2)の内部方向に曲げられた折曲部(31)が形成され、実装面(21)には凹部(22)が形成されており、折曲部(31)の一部は実装面(21)から連続して凹部(22)の側面(25)に露出していることを特徴とする電子部品。
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