JP4650458B2 - サプライポンプの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コモンレール式の燃料噴射システムに適用されるサプライポンプの制御装置に関し、特にサプライポンプの燃料の吐出特性を判断するサプライポンプの制御装置に関する。
コモンレールを備えた燃料噴射装置の場合、コモンレールに蓄えられている燃料の圧力は、エンジンからの排出物やエンジンの出力に結び付く重要な要素である。従来、コモンレールにおける実際の燃料圧力である実圧力を、コモンレールにおける目標の燃料圧力である目標圧力に維持するために、PID制御によって制御することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−155561号公報
従来のコモンレール式の燃料噴射装置の場合、目標圧力と実圧力との差に基づいて、サプライポンプからコモンレールへ吐出する燃料量を算出している。そして、算出した燃料量に基づいてサプライポンプへ出力する制御電流を算出することにより、検出した実圧力に基づくフィードバック制御が行われている。
しかしながら、サプライポンプは、個体ごとに制御電流と吐出量との間の関係すなわち吐出特性にばらつきがある。例えば吐出特性が所定の上限特性と下限特性との間にあるサプライポンプは合格品として出荷されるため、各サプライポンプの吐出特性には上限特性と下限特性との間に分布が存在する。一方、コモンレールにおいて目標圧力を達成するためにサプライポンプに要求される吐出量に基づいてサプライポンプへ出力する制御電流を算出する場合、吐出量と制御電流との関係は標準的な中間特性が用いられる。そのため、吐出特性が中間特性から差があるサプライポンプの場合、過渡的な実圧力の応答性の悪化が生じたり、実圧力のオーバーシュートが生じるおそれがある。その結果、コモンレールにおける燃料の実圧力の制御性が悪化するという問題がある。
そこで、本発明は、サプライポンプごとに制御電流と吐出量との間の特性を判断するとともに、その判断に基づいて特性を変更することにより、コモンレールにおける実圧力の制御性を向上するサプライポンプの制御装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、特性判断手段は目標圧力を設定する。そして、特性判断手段は、設定した目標圧力に基づいて、流量制御手段からサプライポンプへ出力する制御電流を変化させる。サプライポンプへ出力する制御電流が変化することによって、サプライポンプからコモンレールへ供給される燃料の流量が変化し、コモンレールの実圧力が変化する。流量制御手段は、目標圧力に変化量に対するこのコモンレールにおける実圧力の変化量から、サプライポンプの特性、すなわちサプライポンプの制御電流と吐出量との間の特性を判断する。特性値変更手段は、特性判断手段で判断されたサプライポンプの特性に応じて、変換特性値を変更する。変換特性値は、サプライポンプへ出力する制御電流をサプライポンプからの燃料の吐出量に応じて制御するために予め設定されている。このように、特性値変更手段は、予め設定されている変換特性値を、特性判断手段で判断されたサプライポンプごとの特性に応じて変更する。したがって、サプライポンプごとに適正な制御を実施することができ、コモンレールにおける実圧力の制御性を向上することができる。
請求項2記載の発明では、特性判断手段は、設定した目標圧力の変化量に対し実圧力の変化量が所定の上限値よりも大きくなると、サプライポンプの燃料の吐出量の特性が大側であると判断する。サプライポンプの燃料の吐出量の特性が大側であるとき、任意の目標圧力の変化量に対応する制御電流をサプライポンプに出力すると、サプライポンプから吐出される燃料の量は目標圧力の変化量に対応する量よりも多くなる。そのため、コモンレールには過剰な燃料が供給され、コモンレールにおける燃料の圧力はオーバーシュートする。そこで、特性値変更手段は、目標圧力の変化量に対する実圧力の変化量が所定の上限値よりも大きくなると、変換特性値を大側設定値に変更する。これにより、サプライポンプへ出力される電流は、例えば予め設定されている変換特性値に比較して変更される。その結果、サプライポンプから吐出される燃料量が低減され、コモンレールにおける実圧力の変化は目標圧力の変化に近似される。したがって、コモンレールにおける実圧力の制御性を向上することができる。
請求項3記載の発明では、特性判断手段は、設定した目標圧力の変化量に対し実圧力の変化量が所定の下限値よりも小さくなると、サプライポンプの燃料の吐出量の特性が小側であると判断する。サプライポンプの燃料の吐出量の特性が小側であるとき、任意の目標圧力の変化量に対応する制御電流をサプライポンプに出力すると、サプライポンプから吐出される燃料の量は目標圧力の変化量に対応する量よりも少なくなる。そのため、コモンレールには十分な燃料が供給されず、所定の期間が経過してもコモンレールにおける燃料の圧力は目標圧力に到達しない。その結果、目標圧力の変化に対し、サプライポンプから吐出される燃料量の変化の応答性は悪化する。そこで、特性値変更手段は、目標圧力の変化量に対する実圧力の変化量が所定の期間経過しても所定の下限値に到達しないとき、変換特性値を小側設定値に変更する。これにより、サプライポンプへ出力される電流は、例えば予め設定されている変換特性値に比較して変更される。その結果、サプライポンプから吐出される燃料量が増加され、コモンレールにおける実圧力の変化は目標圧力の変化に近似される。したがって、コモンレールにおける実圧力の制御性を向上することができる。
以下、本発明の一実施形態によるサプライポンプの制御装置を適用したディーゼルエンジンシステムを図面に基づいて説明する。
図2に示すディーゼルエンジンシステム10は、コモンレール式の燃料噴射装置20を搭載している。ディーゼルエンジンシステム10は、エンジン本体11、燃料噴射装置20、および制御装置としてのECU(Engine Control Unit)12を備えている。
エンジン本体11は、複数のシリンダ13を有している。エンジン本体11は、図示しないピストンなどの駆動系を有している。コモンレール式の燃料噴射装置20は、サプライポンプ21、コモンレール22およびインジェクタ23を備えている。サプライポンプ21は、燃料タンク24に蓄えられた燃料を吸入し、所定の圧力まで加圧した後、コモンレール22へ吐出する。コモンレール22は、サプライポンプ21で加圧された燃料を一定の蓄圧状態で蓄える。インジェクタ23は、エンジン本体11の各シリンダ13にそれぞれ設置されている。インジェクタ23は、コモンレール22に接続している。インジェクタ23は電磁弁を有しており、電磁弁はECU12からの指令に応じて開閉する。インジェクタ23は、電磁弁の開閉によりコモンレール22に蓄えられた高圧の燃料の噴射を実行または停止する。
サプライポンプ21には、流量制御弁25が設けられている。流量制御弁25は、サプライポンプ21の燃料入口側すなわち燃料タンク24側に設けられている。流量制御弁25は、流量を制御する電磁弁である。すなわち、流量制御弁25は、ECU12から出力された制御電流に基づいて燃料タンク24とサプライポンプ21とを接続する燃料通路を開閉し、燃料タンク24からサプライポンプ21へ吸入される燃料の流量を制御する。サプライポンプ21へ流入する燃料の流量を制御することにより、サプライポンプ21で加圧されコモンレール22へ供給される燃料の量が制御される。したがって、流量制御弁25によってサプライポンプ21で加圧される燃料の流量を制御することにより、コモンレール22における燃料の圧力が制御される。本実施形態の流量制御弁25は、いわゆるノーマリーオープンタイプであり、制御電流を増大させるにしたがって吐出される燃料の流量が低減する。なお、流量制御弁25は、上述のようにノーマリーオープンタイプに限らず、電流の増大に応じて吐出される燃料の流量が増大するノーマリークローズタイプであってもよい。
コモンレール22には、圧力センサ14が設けられている。圧力センサ14は、コモンレール22に蓄えられた燃料の圧力を検出する。圧力センサ14は、検出したコモンレール22の圧力を電気信号としてECU12へ出力する。
ECU12は、エンジン本体11および燃料噴射装置20などディーゼルエンジンシステム10の全体の制御を行う制御装置である。ECU12は、例えばCPU、RAMおよびROMなどを有するマイクロコンピュータから構成されている。ECU12は、圧力センサ14、図示しないアクセルセンサ、回転数センサおよび水温センサなど各部から信号が入力される入力回路と、サプライポンプ21およびインジェクタ23など各部へ信号を出力する出力回路とに接続している。ECU12は、サプライポンプ21へ出力する制御電流を制御し、流量制御弁25とともにサプライポンプ21が吸入する燃料の流量を制御する流量制御手段を構成している。また、ECU12は、サプライポンプ21の特性を判断する特性判断手段、および変換特性値を変更する特性値変更手段を構成している。
ECU12は、図3の流れに示すようにコモンレール22の内部における燃料の圧力を、サプライポンプ21からコモンレール22へ吐出される燃料の流量に基づいてフィードバック制御している。図3は、本実施形態によるサプライポンプ21のECU12に限らず一般的なサプライポンプのECUによるフィードバック制御の流れを示す模式図である。以下、本明細書中において、コモンレール22における燃料の圧力を「レール圧」と称する。また、ECU12で設定する目標となるレール圧を「目標レール圧」と称し、圧力センサで検出した実際のレール圧を「実レール圧」と称する。
サプライポンプ21を制御する場合、ECU12は、目標レール圧Pfと圧力センサ14で検出した実レール圧NPcとから圧力偏差ΔPを算出する。目標レール圧Pfは、例えばエンジン本体11の回転数、図示しないアクセル開度、あるいは冷却水の水温など、ディーゼルエンジンシステム10の運転状態に基づいて設定される。ECU12は、算出した圧力偏差ΔPから比例項p、積分項iおよび微分項dを算出する。そして、ECU12は、算出した比例項p、積分項iおよび微分項dを用いてサプライポンプ21からコモンレール22に供給する燃料の吐出量Qを算出する。ECU12は、算出した燃料の吐出量に基づいてサプライポンプ21の流量制御弁25へ出力する制御電流Ipに変換する。さらに、ECU12は、サプライポンプ21に応じた学習値Fを加味して最終的なポンプ指令電流Iを設定する。
次に、上記の構成によるディーゼルエンジンシステム10の作動を図1に基づいて説明する。
ECU12は、まずサプライポンプ21の特性を判断する判断時期に達したか否かを判断する(S101)。特性を判断する時期としては、例えばディーゼルエンジンシステム10の始動直後、ディーゼルエンジンシステム10の始動から所定期間の経過後、ディーゼルエンジンシステム10の安定した運転中、あるいはディーゼルエンジンシステム10の総運転期間が所定期間に達したときなど、任意の時期を設定することができる。このように、ECU12は、所定の特性判断時期にあると判断すると、サプライポンプ21の特性判断を実施する。ECU12は、サプライポンプ21の特性を判断する時期でないと判断すると、処理を終了する。
図4に示すように、サプライポンプ21の特性、すなわちサプライポンプ21の流量制御弁25へ出力する制御電流に対するサプライポンプ21からの燃料の吐出量の関係は、個体差が存在する。このようなサプライポンプ21の特性は、標準値となる中間特性を挟んで、上限側の上限特性および下限側の下限特性の範囲内にある。すなわち、サプライポンプ21は、出荷時における検査において、その特性がこれらの上限特性と下限特性との間にある場合、合格品として出荷される。言い換えると、サプライポンプ21は、その特性に上限特性から下限特性までの分布が存在することになる。このようなサプライポンプ21の特性は、例えば流量制御弁25の流量制御特性やサプライポンプ21の加圧部の容積差など、種々の要因によって生じる。また、例えば出荷時においてサプライポンプ21の特性が中間特性付近であったとしても、運転の継続などによって経時的に特性が変化する場合もある。
ECU12は、特性判断を行う時期に達したと判断すると、目標レール圧Pfを設定する(S102)。ECU12が設定する目標レール圧Pfとは、あるディーゼルエンジンシステム10の運転状態において燃料噴射装置20に設定されている目標レール圧の初期値Pf0に対し、任意の圧力Pfdを変化させたときの圧力である。このように、ECU12は、目標レール圧を変化させることにより、その変化の前後における目標レール圧の差から目標圧力の変化量Pfdを設定する。設定される変化量Pfdは、ディーゼルエンジンシステム10の運転状態などに応じて任意に設定することができる。
ECU12は、設定した目標レール圧Pfに基づいてサプライポンプ21の流量制御弁25へ制御電流を出力する。サプライポンプ21の流量制御弁25は、ECU12から出力された制御電流に基づいて、サプライポンプ21へ吸入される燃料の流量を制御する。このとき、ECU12は、圧力センサ14の出力値から実レール圧NPcの変化を検出する。そして、ECU12は、この実レール圧NPcの変化が所定の上限値Nmaxをオーバーシュートするか否かを判断する(S103)。
図5(A)に示すようにECU12が目標レール圧Pfの変化を設定すると、ECU12はサプライポンプ21へ目標レール圧Pfに対応する燃料の吐出量を指示する。これにより、理想的なサプライポンプ21の場合、図5(B)の実線に示すように理想量の燃料が吐出される。一方、サプライポンプ21の吐出特性が制御電流に対し過剰の燃料を吐出する、すなわち吐出特性が大である場合、図5(B)の破線で示す実吐出量のように理想量の燃料よりも多くの燃料を吐出する。このように、吐出特性が大であるサプライポンプ21の場合、目標レール圧Pfに応じた標準的な制御電流を受けても、サプライポンプ21からコモンレール22へ供給される燃料の量は過剰となる。その結果、図5(C)に示すように圧力センサ14が検出する実レール圧NPcは、上限値Nmaxをオーバーシュートする。
このように実レール圧NPcが上限値Nmaxをオーバーシュートする理由は以下の通りである。ECU12が目標レール圧の初期値Pf0から目標レール圧Pfを設定することにより、図6に示すようにECU12は目標レール圧の初期値Pf0に対応する制御電流Ip0から目標レール圧Pfに対応する制御電流Ipまでサプライポンプ21の流量制御弁25へ出力する制御電流を変化させる。サプライポンプ21が標準的な中間特性を有している場合、制御電流がIp0からIpまで変化したとき、サプライポンプ21から吐出される燃料は制御電流Ip0に対応するVc0から制御電流Ipに対応するVcまで変化する。その結果、制御電流の変化に対する吐出される燃料の変化量は、V1となる。
一方、サプライポンプ21が上限特性を有している場合、制御電流がIp0からIpまで変化したとき、サプライポンプ21から吐出される燃料は制御電流Ip0に対応するVa0から制御電流Ipに対応するVaまで変化する。その結果、制御電流の変化に対する燃料の変化量は、V2となる。
以上のように、制御電流がIp0からIpまで変化したとき、中間特性のサプライポンプ21から吐出される燃料の変化量はV1であるのに対し、上限特性のサプライポンプ21から吐出される燃料の変化量はV2である。そして、この変化量V1と変化量V2との間の大小関係は、V2>V1となる。したがって、所定の制御電流の変化すなわちIp0からIpまでの変化であっても、上限特性のサプライポンプ21から吐出される燃料の流量の変化は大きくなる。その結果、コモンレール22の実レール圧NPcは、上限値Nmaxをオーバーシュートする。
ECU12は、上述のステップS103において実レール圧NPcが上限値Nmaxをオーバーシュートしたことを検出すると、サプライポンプ21の吐出特性が大であると判断する(S104)。ECU12は、サプライポンプ21の吐出特性が大であると判断すると、図3に示すフィードバック制御においてポンプ吐出量Qに基づいて制御電流Ipに変換する際に用いる算出モジュールを大側設定値に変更する(S105)。この場合、大側設定値の算出モジュールは、目標レール圧の変化に対し、例えば制御電流を中間特性よりも増大または減少させたり、通電時間を変更することなどにより、所定の変換特性値を変更する。具体的には、大側設定値としてROMに記録されているマップなどにしたがって、予め中間特性で設定されている変換特性値を補正する。
ECU12は、ステップS103において、実レール圧NPcの変化が所定の上限値Nmaxをオーバーシュートしないと判断すると、実レール圧NPcの応答速度が不足しているか否かを判断する(S106)。図7(A)に示すようにECU12が目標レール圧Pfの変化を設定すると、ECU12はサプライポンプ21へ目標レール圧Pfに対応する燃料の吐出量を指示する。これにより、理想的な中間特性のサプライポンプ21の場合、図7(B)の実線で示すように理想量の燃料が吐出される。一方、サプライポンプ21の吐出特性が制御電流に対し過少の燃料を吐出する、すなわち吐出特性が小である場合、図7(B)の破線で示す実吐出量のように設定された量の燃料よりも少ない燃料を吐出する。このように、吐出特性が小であるサプライポンプ21の場合、目標レール圧Pfに応じた標準的な制御電流を受けても、サプライポンプ21からコモンレール22へ供給される燃料の量は過少となる。その結果、図7(C)に示すように圧力センサ14が検出する実レール圧NPcは、目標レール圧Pfの変化が指示されてから所定の期間tが経過しても下限値Nminに到達しない。
このように実レール圧NPcが所定の期間tを経過しても下限値Nminに到達しない理由は以下の通りである。ECU12が目標レール圧の初期値Pf0から目標レール圧Pfを設定することにより、図8に示すようにECU12は目標レール圧の初期値Pf0に対応する制御電流Ip0から目標レール圧Pfに対応する制御電流Ipまでサプライポンプ21の流量制御弁25へ出力する制御電流を変化させる。サプライポンプ21が標準的な中間特性を有している場合、制御電流がIp0からIpまで変化したとき、サプライポンプ21から吐出される燃料は制御電流Ip0に対応するVc0から制御電流Ipに対応するVcまで変化する。その結果、制御電流の変化に対する吐出される燃料の変化量は、V1となる。
一方、サプライポンプ21が下限特性を有している場合、制御電流がIp0からIpまで変化したとき、サプライポンプ21から吐出される燃料は制御電流Ip0に対応するVb0から制御電流Ipに対応するVbまで変化する。その結果、制御電流の変化に対する燃料の変化量は、V3となる。
以上のように、制御電流がIp0からIpまで変化したとき、中間特性のサプライポンプ21から吐出される燃料の変化量はV1であるのに対し、下限特性のサプライポンプ21から吐出される燃料の変化量はV3である。そして、この変化量V1と変化量V3との間の大小関係は、V1>V3となる。したがって、所定の制御電流の変化すなわちIp0からIpまでの変化であっても、下限特性のサプライポンプ21から吐出される燃料の流量の変化は小さくなる。これにより、目標レール圧Pfが指示されてから所定の期間tが経過しても、実圧力NPcは下限値Nminに到達しない。
ECU12は、上述のステップS106において所定の期間tが経過しても実レール圧NPcが下限値Nminに到達しないと、サプライポンプ21の吐出特性が小であると判断する(S107)。ECU12は、サプライポンプ21の吐出特性が小であると判断すると、図3に示すフィードバック制御において吐出量Qに基づいて制御電流Ipに変換する際に用いる算出モジュールを小側設定値に変更する(S108)。この場合、小側設定値の算出モジュールは、目標レール圧の変化に対し、例えば制御電流を中間特性よりも増大または低減させたり、通電時間を変更することなどにより、所定の変換特性値を変更する。具体的には、小側設定値としてROMに記録されているマップなどにしたがって、予め中間特性で設定されている変換特性値を補正する。
ECU12は、ステップS106において実レール圧NPcの応答速度が不足していない、すなわち応答速度が十分に大きいと判断すると、特性判断処理を終了する(S109)。図9(A)に示すようにECU12が目標レール圧Pfの変化を設定すると、ECU12はサプライポンプ21へ目標レール圧Pfに対応する燃料の吐出量を指示する。このとき、図9(B)に示すように吐出量の理想値と実吐出量とが近似すると、図9(C)に示すように実レール圧NPcは上限値Nmaxをオーバーシュートせず、かつ所定の期間tが経過するまでに下限値Nminに到達する。この場合、サプライポンプ21は、中間特性に近い特性を有していると考えられる。したがって、ECU12は、ステップS103およびステップS106においてサプライポンプ21が上限特性または下限特性のいずれにも該当しないとき、サプライポンプ21は中間特性にあると判断する。ECU12は、サプライポンプ21が中間特性にあると判断したとき、特性値の変更を実施しない。
以上説明した本発明の一実施形態では、目標レール圧Pfを変化させたとき、実レール圧NPcに上限値Nmaxを超えるオーバーシュートが生じると、ECU12はサプライポンプ21の特性が上限特性にあると判断する。一方、目標レール圧Pfを変化させたとき、所定の期間tを経過しても実レール圧NPcが下限値Nminに到達しないと、ECU12はサプライポンプ21の特性が下限特性にあると判断する。ECU12は、サプライポンプ21が上限特性または下限特性にあるとき、サプライポンプ21から所定の燃料を吐出するための制御電流を設定する際に、特性値を変更する。すなわち、サプライポンプ21が上限特性にあるとき、ECU12は所望の燃料吐出量に対する制御電流の変換特性を大側特性値で変更し、例えばサプライポンプ21の流量制御弁25に出力する電流を変更して、サプライポンプ21からの燃料の吐出量を低減させる。一方、サプライポンプ21が下限特性になるとき、ECU12は所望の燃料吐出量に対する制御電流の変換特性を小側特性値で変更し、例えばサプライポンプ21の流量制御弁25に出力する電流を変更して、サプライポンプ21からの燃料の吐出量を増加させる。これらの結果、サプライポンプ21の特性に応じて燃料吐出量と制御電流との変換特性が適正化される。したがって、コモンレール22における実レール圧NPcの制御性を向上することができる。
(その他の実施形態)
上述した本発明の一実施形態では、標準的な中間特性に対し、実レール圧の変化に対するオーバーシュートからサプライポンプ21が上限特性であることを判断し、実レール圧の変化に対する応答速度からサプライポンプ21が下限特性にあることを判断している。しかし、中間特性から上限特性または下限特性までの間に、複数の閾値を設定し、各閾値の範囲に応じて複数の変換特性を設定してもよい。これにより、サプライポンプ21の特性に応じて、コモンレール22における実レール圧NPcをより精密に制御することができる。
また、本発明の一実施形態では、サプライポンプ21の上限特性を実レール圧の変化に対するオーバーシュートに基づいて判断している。しかし、サプライポンプ21の上限特性は、実レール圧のハンチングに基づいて検出してもよい。サプライポンプ21が上限特性にあるとき、制御電流の変化に対する燃料の流量変化が大きくなる。そのため、コモンレール22の実レール圧NPcをフィードバック制御する場合、圧力の変動が大きくなり、収束性が悪化する。そこで、この実レール圧にハンチングが検出されたとき、ECU12はサプライポンプ21が上限特性にあると判断してもよい。
さらに、制御電流の変化に対するサプライポンプ21の吐出量の変化が上限値または下限値を超えるとき、ECU12はサプライポンプに異常が生じていると判断してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の一実施形態によるサプライポンプの制御装置による特性判断においてその判断の流れを示す概略図 本発明の一実施形態によるサプライポンプの制御装置を適用したディーゼルエンジンシステムを示す模式図 サプライポンプの制御装置におけるフィードバック制御の例を示すブロック図 サプライポンプの制御電流と燃料の吐出量との関係を示す概略図 本発明の一実施形態によるサプライポンプの制御装置において、サプライポンプが上限特性にあるときのタイムチャート示す概略図 本発明の一実施形態によるサプライポンプの制御装置において、サプライポンプが上限特性にあるときの吐出量変化を示す概略図 本発明の一実施形態によるサプライポンプの制御装置において、サプライポンプが下限特性にあるときのタイムチャート示す概略図 本発明の一実施形態によるサプライポンプの制御装置において、サプライポンプが下限特性にあるときの吐出量変化を示す概略図 本発明の一実施形態によるサプライポンプの制御装置において、サプライポンプが中間特性にあるときのタイムチャート示す概略図
符号の説明
図面中、12はECU(制御装置、流量制御手段、特性判断手段、特性値変更手段)、14は圧力センサ(圧力検出手段)、21はサプライポンプ、22はコモンレール、25は流量制御弁(流量制御手段)

Claims (3)

  1. 燃料を蓄えるコモンレールに、燃料を加圧して供給するサプライポンプの制御装置であって、
    前記コモンレールにおける燃料の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記サプライポンプへ出力する制御電流を設定して、前記サプライポンプから前記コモンレールへ供給される燃料の流量を制御する流量制御手段と、
    予め設定されている特性判断時期であると判断すると、前記コモンレールにおける燃料の圧力を所定量変更するために内燃機関の運転状態に応じて設定されている初期値に対し任意の圧力を変化させた目標圧力を設定し、この目標圧力に基づいて前記流量制御手段から前記サプライポンプへ出力する制御電流を変化させ、前記圧力検出手段で検出した前記コモンレールにおける燃料の実圧力の変化と設定した前記目標圧力の変化とから、前記目標圧力の変化量に対し前記圧力検出手段で検出した実圧力の変化量が所定の上限値よりも大きくなると前記サプライポンプの燃料の吐出量の特性が大側であると判断し、前記目標圧力が指示されてから所定の期間が経過しても下限値に到達しないと前記サプライポンプの燃料の吐出量の特性が小側であると判断する特性判断手段と、
    前記サプライポンプの吐出量と前記サプライポンプへ出力する制御電流との関係が設定されている変換特性値を、前記特性判断手段で判断された前記サプライポンプの特性に応じて変更する特性値変更手段と、
    を備えることを特徴とするサプライポンプの制御装置。
  2. 記特性値変更手段は、前記サプライポンプの燃料の吐出量の特性が大側であると判断されると、前記変換特性値を前記サプライポンプの燃料の吐出特性が大側で設定されている大側設定値に変更することを特徴とする請求項1記載のサプライポンプの制御装置。
  3. 記特性値変更手段は、前記サプライポンプの燃料の吐出量の特性が小側であると判断されると、前記変換特性値を前記サプライポンプの燃料の吐出特性が小側で設定されている小側設定値に変更することを特徴とする請求項1記載のサプライポンプの制御装置。
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