JP4649985B2 - インクジェットヘッド洗浄装置及びインクジェットヘッド洗浄方法 - Google Patents

インクジェットヘッド洗浄装置及びインクジェットヘッド洗浄方法 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェットヘッド洗浄装置及びインクジェットヘッド洗浄方法に関する。
インクジェットヘッドは、微小なノズルからインクを射出して記録紙上にインクを付着させて記録を行なうが、このノズル寸法が通常数十μmと小さいために製造工程中で混入した塵や異物がこのノズルに詰まり吐出不良を発生させ工程歩留まりを低下させる大きな原因となっていた。
近年、流路基板の供給路絞り部より上流側に洗浄用の分岐路を設け、この流路に吸引装置を連結し、ノズル及びインクフィルタ側より洗浄液を断続的に吸引、異物を排出させるインクジェットヘッド洗浄装置が提案されている。(例えば、特許文献1)
また、洗浄液を溜めるとともにその洗浄液を供給するための第1配管によって切替バルブに連結する洗浄液容器と、インクジェットヘッドから吐出する廃液を受けるとともにとその廃液を供給するための第4配管によってフィルタに連結する廃液容器と、第4配管から供給される廃液を濾過し洗浄液を再生するとともにその洗浄液を供給するための第5配管と連結するフィルタと、第1配管または第5配管の一方の配管から供給される洗浄液を排他的に選択するとともにその選択された洗浄液を供給するための第2配管によってポンプと連結する切替バルブと、第2配管から供給される洗浄液を加圧するとともにその加圧された洗浄液を供給するための第3配管によってインクジェットヘッドに連結するようにしたポンプとを具備するインクジェットヘッド洗浄装置が知られている(例えば、特許文献2)。
さらに、インクジェットヘッドを支持するヘッド支持手段と、洗浄液を吐出する洗浄液吐出ノズルと、洗浄液吐出ノズルを支持するノズル支持手段と、洗浄液吐出ノズルを噴射圧力室の配設方向に沿って移動させる移送手段と、洗浄液吐出ノズルに加圧した洗浄液を供給する洗浄液供給ポンプとを設け、洗浄液吐出ノズルを噴射圧力室の配設方向に沿って移動させると、洗浄液吐出ノズルから吐出された洗浄液の噴流が各噴射圧力室に順次供給され、各噴射圧力室が洗浄されるインクジェットヘッド洗浄装置が知られている。(例えば、特許文献3)
特開平6−8471号公報 特開2004−66735号公報 特開平11−334091号公報
しかしながら、いずれの洗浄装置又は洗浄方法も、ヘッドの向きは上、下又は横向きの一方向のみで洗浄を行うものであった。
特許文献1の方法では、キャップでノズル面を被覆しキャップから圧力室に洗浄液を供給する方法の場合、キャップ内やノズル面に付着しているゴミを洗浄液とともに吸引してゴミが圧力室に浸入することがあった。
また、特許文献2の方法では、ノズル面を下向きの状態で、廃液容器でノズル列を大気から密閉しているためジェット噴射(高い圧力で洗浄液やインク供給を行ってノズルから洗浄液やインクを滝のように吐出する)を行う場合、たとえ廃液容器が透明の材料であってもインクの吐出状態を観測しにくいし、ノズル面の観測ができないと言う問題があった。吐出状態を直に観測するには廃液容器を密閉させない別の工程を設ける必要があり、製造工程の追加になり生産効率が悪くなるという問題があった。
さらに、特許文献3の方法は、マイクロジェットと呼ばれる洗浄方法であるが、装置自体が高価である上、ノズル面で跳ね返った洗浄液が周囲に飛び散るのを防止するための囲いなどの付帯設備が必要であり、洗浄工程が大がかりなものであった。さらに、ノズル検査のために別工程の追加を必要とした。
そこで本発明は、インクジェットヘッド内のゴミを確実に排出し、人手作業を省き、安全で環境保全を考慮し、洗浄後の検査も同一の工程ででき、かつ比較的安価で生産効率の良いインクジェットヘッド洗浄装置及びインクジェットヘッド洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
請求項1に係る発明は、
先端からインク滴を吐出するノズル列に連通する圧力室と、圧力室に連通する共通インク室と、外部から前記共通インク室にインクを供給するインク導入口と、共通インク室の一部に封止可能な洗浄液排出口を備えたインクジェットヘッドを洗浄するインクジェットヘッド洗浄装置において、
前記ノズル列を大気から密閉するキャップと、前記インク導入口に接続されて前記共通インク室に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、前記洗浄液排出口を介して前記共通インク室の洗浄液を排出する洗浄液排出手段と、前記インクジェットヘッドを支持するヘッド固定台を備え、前記ヘッド固定台はヘッドのノズル面の方向を上下に変更可能な回転部を備えたことを特徴とするインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項2に係る発明は、
前記ノズル面の方向を上向き状態で洗浄したのち、下向き状態で洗浄する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項3に係る発明は、
前記キャップは、上向きのノズルを大気から密閉する位置に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項4に係る発明は、
前記洗浄液供給手段は、洗浄液を高圧、低圧、及び開放、の3種類の圧力を切り換える機能を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項5に係る発明は、
前記洗浄液供給手段は、第1の洗浄液を高圧で供給し、第2の洗浄液を低圧で供給することを特徴とする請求項4に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項6に係る発明は、
前記共通インク室はフィルタを境に第1と第2の室に分離されており、それぞれには洗浄液排出口を有し、前記洗浄液排出手段は、前記共通インク室のフィルタの上流である第1の室から吸引する第1の吸引手段と、フィルタの下流である第2の室から吸引する第2の吸引手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項7に係る発明は、
前記キャップと連通し、前記ノズル列から洗浄液を吸引する第3の吸引手段を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項8に係る発明は、
前記第1、第2及び第3の吸引手段は共通のポンプで吸引することを特徴とする請求項7に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項9に係る発明は、
前記第1、第2及び第3の吸引手段で吸引された洗浄液は、前記洗浄液供給手段で再度前記共通インク室へ供給されることを特徴とする請求項7又は8に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項10に係る発明は、
前記ノズル列から吐出する前記第1の洗浄液を受ける受け皿を有することを特徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項11に係る発明は、
前記受け皿で受けた第1の洗浄液は、前記洗浄液供給手段で再度前記共通インク室へ供給されることを特徴とする請求項10に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項12に係る発明は、
前記ノズル列から吐出中の第1の洗浄液を観測する検査手段を有することを特徴とする請求項5、10又は11に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項13に係る発明は、
前記ノズル面を観測する検査手段を有することを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項14に係る発明は、
前記キャップと、前記ヘッド固定台を複数有し、前記洗浄液供給手段と、前記洗浄液排出手段を共通に使用し、複数のヘッドを同時に洗浄することを特徴とする請求項1乃至13項の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項15に係る発明は、
前記インクジェットヘッドと前記インクジェットヘッド洗浄装置を筐体内に載置し、大気と密閉した状態で洗浄することを特徴とする請求項1乃至14項の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置である。
請求項16に係る発明は、
先端からインク滴を吐出するノズル列に連通する圧力室と、圧力室に連通する共通インク室を有するインクジェットヘッド洗浄方法において、ノズル面を上向き状態で洗浄液で圧力室及び共通インク室を満たし、ノズル列から洗浄液をしみ出させて洗浄する工程と、洗浄液を排出する洗浄工程と、ノズル面を下向き状態で洗浄液で圧力室及び共通インク室を満たし、ノズル列から洗浄液を吐出させてノズル検査をする工程を含むことを特徴とするインクジェットヘッド洗浄方法である。
請求項1に記載の発明によれば、ヘッドの向きを上下に回転でき、いずれの状態においても洗浄液をヘッド内に導入ができ、ヘッド内から洗浄液を排出することができる。
請求項2に記載の発明によれば、インクジェットヘッドを上向き、下向きの状態での洗浄を制御出来るので人手による作業が省くことができる。洗浄液が溶剤の場合、作業者の安全に寄与することになる。さらに洗浄装置全体を大気から密閉してヘッドを洗浄し、気化した溶剤や使用後の溶剤の処理を行うことで環境の保全に有用となる。
請求項3に記載の発明によれば、ノズル面を上向き状態で洗浄する場合、キャップがインクジェットヘッドの上方向に位置するのでノズル面にキャップを密着させるのに移動の機構が簡単で、移動時間も少なくてすむ。
請求項4に記載の発明によれば、ヘッドを下向きの状態で洗浄液を高圧で供給することで圧力室のゴミを押し出すことが可能であるし、洗浄液が出射されていないノズルにはゴミが詰まっていることがわかる。ヘッドを上向きの状態で洗浄液を低圧で供給することで圧力室の洗浄液をノズルからわずかにしみ出させることができ、次に洗浄液排出口から洗浄液を排出することで圧力室及びノズル内のゴミは洗浄液と共に排出される。ヘッドを上向きの状態で洗浄液供給手段の洗浄液に圧力をかけないで排出口から洗浄液を排出することで共通インク室のゴミが洗浄液と共に排出される。
請求項5に記載の発明によれば、ヘッドを下向きの状態で第1の洗浄液を高圧で供給することで圧力室のゴミをノズルから押し出すことが可能である。またノズル列から第1の洗浄液が出射され、出射されていないノズルにはゴミが詰まっていることがわかる。ヘッドを上向きの状態で第2の洗浄液を低圧で供給することで圧力室の第2の洗浄液をノズルからわずかにしみ出させることができ、次に洗浄液排出口から第2の洗浄液を吸引、排出することで圧力室及びノズル内のゴミは第2の洗浄液と共に排出される。
請求項6に記載の発明によれば、フィルタで区切られた前記共通インク室のフィルタの上流と、フィルタの下流を別々の吸引手段で洗浄液を吸引することで共通インク室のゴミがフィルタに残留することなく排出される。
請求項7に記載の発明によれば、ヘッドを上向きにしてキャップを移動させてヘッドノズル面に密着させて、第3の吸引手段で吸引することで洗浄液供給手段から共通インク室及び圧力室を経由してノズル列から洗浄液とともにゴミを排出する。
請求項8に記載の発明によれば、配管をバルブで切り換えて共通のポンプで吸引することで洗浄装置のコストが低くなる。
請求項9に記載の発明によれば、吸引された洗浄液をフィルタで濾過し、洗浄液供給手段に戻すことで、洗浄液をリサイクルし、効率よく、廃液の少ない洗浄装置が可能となる。
請求項10に記載の発明によれば、受け皿を備えることで、ノズル列から吐出された第1の洗浄液が床などにこぼれたり、霧状になって空気中にまき散らされことがなく、きれいな環境が保つことが可能となる。
請求項11に記載の発明によれば、受け皿で受けた第1の洗浄液をフィルタで濾過、洗浄液供給手段に戻すことで、洗浄液をリサイクルし、効率よく、廃液の少ない洗浄装置が可能となる。
請求項12に記載の発明によれば、ノズル列から吐出中の第1の洗浄液を検査手段で観測することで、容易にノズルの詰まりや洗浄液の出射曲がりを検査できる。
請求項13に記載の発明によれば、前記回転部を動作させて検査手段である撮影装置でノズル面を観測することで容易にノズル面のゴミの付着などが発見できる。
請求項14に記載の発明によれば、複数のヘッドを同時に洗浄できるので、生産性の向上が見込めるとともにヘッド1ヶ当たりの洗浄設備の費用が低減する。
請求項15に記載の発明によれば、筐体内にインクジェットヘッドと洗浄装置を載置し、大気と密閉することで風の影響を受けないし、溶剤を含んだ洗浄液を用いる場合でも安全な洗浄作業が可能となる。
請求項16に記載の発明によれば、ノズル面を上向き状態でヘッド内を洗浄し、下向き状態で洗浄液を吐出するので、ヘッド内のゴミが確実に排出できる。さらに、第1の洗浄液を吐出させて(ジェット噴射)ノズル検査を行うのでノズルの詰まりや第1の洗浄液の出射曲がりが容易に検出でき、効率の良い生産が可能となる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2を用いてインクジェットヘッド4について説明する。
図1はインクジェットヘッド4に形成された各流路の概略を表した概略図であり、図2は、本実施形態のインクジェットヘッド4の分解斜視図である。
本実施形態のインクジェットヘッド4には、インクを吐出する2枚のインクジェットヘッドチップ(以下「ヘッドチップ」と称す。)41が重ねて設けられている。ヘッドチップ41は長尺な外形をしていて、その下端面(図2における)には多数のノズル45が配列されている。(以下ノズルの配列を「ノズル列」と称す。)また、重ねられた2枚のヘッドチップ41のそれぞれの外側面には略方形状のインク供給口43が設けられていて、インク供給口43とノズル45とがインク吐出流路44を介して連通するようになっている。インク吐出流路44の一部は圧力室を形成しており、図示しない圧電素子の作用により圧力を変動させて、インク滴をノズルから吐出させる構造になっている。そして、ヘッドチップ41には、各圧電素子に対して制御部からの制御信号を送信する2組のヘッド駆動基板(図2の46)のそれぞれが、フレキシブル配線板(図2の47)を介して各圧電素子に接続されている。
2枚のヘッドチップ41の両側部には、外部からのインクをヘッドチップ41に供給する2組のマニホールド48a,48bが取り付けられている。マニホールド48a,48bとヘッドチップ41で挟まれた空間が共通インク室50a,50bである。
フィルタ51a,51bは、マニホールド48a,48bがヘッドチップ41に取り付けられると、ヘッドチップ41のインク供給口43を覆うようになっている。ここで、インク供給口43とフィルタ51a,51bの間には隙間があって第2の室52a,52bが形成される。第2の室52a,52bは、フィルタ51a,51bによって濾過されたインクをインク供給口43まで導くインク流路となる。
図2に示すように、ヘッドチップ41の下部には、ノズル面が露出するようにマニホールド48a,48b及びヘッドチップ41を保持する図示しない保持板が取り付けられている。
また、インクジェットヘッド4には、上記したヘッドチップ41、マニホールド48a,48b、ヘッド駆動基板46、保持板などのインクジェットヘッド4の構成要素が取り付けられ固定される筐体フレーム54が設けられており、この筐体フレーム54は図示しないカバーによって覆われている。
図1及び図2を用いてインク注入時のインクの流路ついて説明する。
インクタンク(不図示)からインクが供給されると、インクは、インク供給管(不図示)と筐体フレーム54の前端部に設けられてインク供給管(不図示)に接続されるインク導入口である円筒形状のインク用接続部60を介してインクジェットヘッド4内に流入する。
インクジェットヘッド4内では先ずインクは、供給用インク流路59を通過して、各マニホールド48a,48bの注入口481a,481bに分岐し、共通インク室50a,50bに進入する。インクは各マニホールドの凹部である第1の室491a,491bに流れながら、フィルタ51a,51bを通過して第2の室52a,52bに流れる。第2の室52a,52bに至ったインクは、インク供給口43からヘッドチップ41内に進入する。つまり、マニホールド48a,48b内のインク流路は、注入口481a,481bから第1の室491a,491b及び第2の室52a,52bを介してヘッドチップ41のインク供給口43に至るように形成されている。
そして、第1連通用流路61はフィルタ51a,51bの上流側、すなわち第1の室に、第2連通用流路63はフィルタ51a,51bの下流側、すなわち第2の室に連通するようになっている。第1連通用流路61は、インク用接続部60の近傍に設けられて、円筒形状の洗浄液排出口である第1接続部62に連通している。また、第2連通用流路63は、マニホールド48a,48bの後端部に設けられて、同じく円筒形状の洗浄液排出口である第2接続部64に連通している。
マニホールド内のインクを排出するには、第1接続部62や第2接続部64に排出管(配管)を接続して外部に排出する。
図3は、図1のインクジェットヘッドのノズル面が上向きの状態に設置された場合のインクジェットヘッド洗浄装置全体構成を概念的に示す概略図である。
インクジェットヘッド洗浄装置は、第2の洗浄液タンク71、第1の洗浄液タンク72、第1の洗浄液廃液タンク76や第2の洗浄液廃液タンク73との間の流路となる配管6、配管6の途中に配され、配管の開閉を行うバルブB1〜B6、同じく配管の途中に配され、第2の洗浄液74や第1の洗浄液75をヘッド4へ供給するポンプP1やP2、ヘッド4から吸引するポンプP3、上下してノズル列を大気から密閉したり、大気に連通するキャップ81、ノズル列から吐出される第1の洗浄液75を受ける受け皿82や配管の途中に配されヘッドに供給される第1、第2の洗浄液を濾過するフィルタF1,F2からなる。
さらに、図示しないが、ヘッドを支持し、ノズル面の向きを上下に変更可能な回転部を持ったヘッド固定台と、ヘッドの洗浄を総合的に制御する制御手段を備えている。
制御手段(不図示)は、ヘッド固定台(不図示)の回転とキャップの上下動作や、バルブB1〜6の開閉や、ポンプP1〜3の動作等を制御してヘッドの洗浄を確実に短時間で行う。
洗浄液供給手段は、第2の洗浄液タンク71→バルブB1→フィルタF1→インク用接続部60、第2の洗浄液タンク71→ポンプP1→バルブB2→フィルタF1→インク用接続部60、又は第1の洗浄液タンク72→ポンプP2→バルブB3→フィルタF2→インク用接続部60の3経路のうち何れかの経路で配管6を経由して洗浄液をヘッド内へ供給する。
洗浄液排出手段が有する、第1の吸引手段は、ヘッド内→第1接続部62→バルブB6→ポンプP3、又は第2の吸引手段は、ヘッド内→第2接続部64→バルブB4→ポンプP3の何れかの経路で配管6を経由して第2の洗浄液廃液タンク73へ洗浄液を排出する。
洗浄液がヘッドから上述した経路で排出される場合にキャップ81を下げてノズル列を大気から密閉し、空気がノズル列から入るのを防ぐ。
ポンプP1は低圧で第2の洗浄液74を第2の洗浄液タンク71からインク用接続部60に流入させる。ポンプP2は高圧で第1の洗浄液75を第1の洗浄液タンク72からインク用接続部60に流入させ、さらにノズル列から吐出させる。ポンプP3は第2接続部64、キャップ81や第1接続部62から第2の洗浄液74を吸引して第2の洗浄液廃液タンク73に貯留する。
ここで、ポンプP1で第2の洗浄液を流入させる圧力、すなわち低圧とは、0乃至0.05MPaの範囲を言う。また、ポンプP2で第1の洗浄液を流入させる圧力、すなわち高圧とは、0.05乃至0.5MPaの範囲を言う。
洗浄液とは第1の洗浄液と第2の洗浄液の総称である。
第1洗浄液とは、通常、インクジェット記録装置で用いるインクとほぼ同等の粘度や表面張力の特性を持ち、色素を含有していないインクのことである。ヘッドに対する出射特性(出射速度や液滴の大きさなど)がインク記録装置で用いるインクとほぼ同等となるように調合されている。しかも、色が着かないので、ヘッドの出射検査などに用いられる。
第2の洗浄液とはインクの色素やゴミを溶かしたり、ヘッド内の壁にくっついている泡やゴミを取り除くために第1の洗浄液の混合比を調節して、粘度を1/3程度に落としたものである。
なお、本発明に係る洗浄装置において第1の洗浄液と第2の洗浄液とは同じもの使用しても良い。その場合は、第1と第2の洗浄液廃液タンクは共通にすることが可能である。
洗浄液の有機溶剤としてメタノール,エタノール,プロパノール,ブタノール,エチレングリコール,プロピレングリコール,ブチレングリコール,ジエチレングリコール,トリエチレングリコール,ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリコール,ヘキサントリオール,ヘキレングリコール,グリセリン,チオグリコール,エチレングリコールモノメチルエーテル,エチレングリコールモノエチルエーテル,ジエチレングリコールモノメチルエーテル,ジエチレングリコールモノエチルエーテル,トリエチレングリコールモノメチルエーテル,トリエチレングリコールモノエチルエーテル,エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート,エチレングリコールモノプロピルエーテルアセテート,エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート,乳酸ブチル,γ−ブチロラクトン,トリメチロールエタン,2−ピロリドン,N−メチル−2−ピロリドン等が挙げられる。
図4は、図1のインクジェットヘッドのノズル面が下向きの状態に設置された場合のインクジェットヘッド洗浄装置全体構成を概念的に示す概略図である。
図4におけるインクジェットヘッド洗浄装置は、図3とほぼ同様の構成を持つ。前記ヘッド固定台(不図示)の回転部を回転させて、ノズル面を下向きにする。第1の洗浄液75をヘッド内に流入し、ポンプP2から高圧でノズル列から第1の洗浄液75を吐出する。ヘッド内とノズル列にゴミがない場合は、全部のノズルから第1の洗浄液75が下方向に向かってまっすぐに出射される。ヘッド内にゴミが残っていたり、ノズルにゴミが付着している場合は出射が行われなかったり、出射曲がりが発生する。
出射している第1の洗浄液75にヘッドの横から検査手段である照明装置83で光をあてて、検査手段である撮影装置84で観測する。撮影装置84で取り込んだ画像をモニタに拡大して観測すると第1の洗浄液75の吐出の状態から欠陥ノズルが容易に検査できる。
撮影装置84としてデジタルカメラを用いて吐出の瞬間を取り込んでもよいし、ビデオカメラで吐出している状態を取り込んでもよい。
吐出した第1の洗浄液75は受け皿82で受けられて、第1の洗浄液廃液タンク76に回収される。
図5は、ヘッド固定台(不図示)の回転部を回転させてインクジェットヘッド4を横向きにした状態で、ノズル面を照明装置83と撮影装置84を用いて観測する構成を概念的に示す概略図である。
ノズル面のゴミやミストの付着状態を観測する。ヘッドを回転することで、ヘッドの向きを照明装置83及び撮影装置84にあわせることが可能であるので、検査のためのスペースが少なくて済み、生産場所を含め効率的な生産工程の実現が可能となる。
図6は、2つのインクジェットヘッド4を同時に洗浄するインクジェットヘッド洗浄装置とヘッドの接続状態を示す概略図である。
製造工程で洗浄を行なう場合、同時に多くのインクジェットヘッドの洗浄を効率よく行なう必要がある。図6においては、図3に示した洗浄装置と同様の洗浄装置1台をインクジェットヘッド2台に配管6で接続し、2台のヘッドを同時に洗浄するものである。これにより1式のポンプ、流路開閉用バルブ、第1の洗浄液タンク、第2の洗浄液タンク、第1の洗浄液廃液タンク及び第2の洗浄液廃液タンクで2台のヘッドの洗浄が可能となる。図6において、インクジェットヘッドを3台以上を本発明と同様に並列に接続すれば同時に多数のインクジェットヘッドの洗浄が可能となる。
図で示さないが、ポンプP3で吸引された第2の洗浄液74や、受け皿で受けた第1の洗浄液75をフィルタを介して第2の洗浄液タンク71や第1の洗浄液タンク72に戻し、再びヘッドの洗浄や検査に使用することで洗浄液の再利用が可能となる。
さらに、図に示さないが、ヘッド4を下向きの状態で、キャップ81を移動してノズル面に密着させ、ノズル列を大気と密閉する。次に、洗浄液供給手段によって第2の洗浄液タンク71→バルブB1→フィルタF1→インク用接続部60→ヘッド内の経路で供給された第2の洗浄液74は、洗浄液排出手段が有する第3の吸引手段によって、ノズル列→キャップ81→バルブB5→ポンプP3→第2の洗浄液廃液タンク73の経路で排出される。ヘッド内のゴミや泡は第2の洗浄液74とともにノズル列から排出される。
次に、図7を用いて本発明に係るインクジェットヘッド洗浄装置の動作の一例を説明する。
図7は、本発明に係るインクジェットヘッド洗浄装置により実行される洗浄動作を示すフローチャートである。図3と4を参照して説明する。
バルブB1〜B6は通常閉塞状態であり、制御手段からの指令が有る場合のみ開放する。各ステップで指定されたバルブが開放されるが、各ステップの実行後には閉塞状態に戻る。
ステップS1では、バルブB1を開放し、キャップ81を初期位置(上方向)に移動する。
ステップS2では、ノズル面を初期状態(ノズル面が上向き)になるように固定台の回転部を回転させる。ただし、ノズル面が既に上向きの場合はそのままの状態を保つ。
ステップS3では、キャップをノズル面に密閉、バルブB1とB6を開放し、ポンプP3で吸引して、第2の洗浄液74は、第2の洗浄液タンク71→バルブB1→フィルタF1→インク用接続部60→共通インク室→第1接続部62→バルブB6→ポンプP3→第2の洗浄液廃液タンク73の経路を経由して排出される。第2の洗浄液74とともに共通インク室のゴミを上記した経路を通じて洗い流す。
ステップS4では、キャップを開放する。
ステップS5では、バルブB2を開放し、ポンプP1で第2の洗浄液74をヘッドに流入させる。第2の洗浄液74は、第2の洗浄液タンク71→ポンプP1→バルブB2→フィルタF1→インク用接続部60→共通インク室→圧力室→ノズル列の経路を通してノズル列から僅かにしみ出る程度に流入される。
ステップS6では、バルブB1とB4を開放後、ポンプP3で吸引して、洗浄液タンク71の第2の洗浄液74は、第2の洗浄液タンク71→バルブB1→フィルタF1→インク用接続部60→共通インク室→第2接続部64→バルブB4→ポンプP3→第2の洗浄液廃液タンク73と、圧力室の第2の洗浄液74は圧力室→共通インク室→第2接続部64→バルブB4→ポンプP3→第2の洗浄液廃液タンク73の経路を通じて排出される。
ステップS7では、所定の回数ステップS5とS6が実行されたかを判断する。所定回数実行された場合(ステップS7:YES)、はステップS8へ、所定回数実行されていない場合(ステップS7:NO)はステップS5へ戻る。
ステップS5,S6を繰り返して実行されることによって、圧力室のゴミや泡は排出される。
ステップS8では、バルブB1を開放し、キャップ81を密閉する。
ステップS9では、バルブB1とB4を再び開放し、ポンプP3で吸引して、第2の洗浄液74は、第2の洗浄液タンク71→バルブB1→フィルタF1→インク用接続部60→共通インク室→第2接続部64→バルブB4→ポンプP3→第2の洗浄液廃液タンク73の経路を経由してステップS6で圧力室から吸引して共通インク室に残っているゴミや泡を第2の洗浄液74と共に第2の洗浄液廃液タンク73へ排出する。
ステップS10では、キャップを開放し、ヘッド固定台の回転部を動作させてノズル面が下向きになるようにヘッドを回転させる。
ステップS11では、バルブB3を開放し、ポンプP2で第1の洗浄液75をヘッドに流入させる。第1の洗浄液75は、第1の洗浄液タンク72→ポンプP2→バルブB3→フィルタF2→インク用接続部60→インク共通室→圧力室→ノズル列→受け皿82→第1の洗浄液廃液タンク76の経路で流れる。ポンプ2は高圧で第1の洗浄液75をヘッド内へ流入させるので、ノズル列から第1の洗浄液75は高圧で吐出される。そのため、圧力室に残留しているノズル径より小さいゴミは第1の洗浄液75と共に受け皿に吐出される。
ステップS12では、前記、図4で説明したように照明装置83と撮影装置84の検査手段を用いてステップS11における同様の吐出状態で第1の洗浄液75の出射状態を観測し、ノズルの詰まりや出射曲がりを検査する。
上記一連の工程は、前記制御手段(不図示)により制御されるので人手による作業を省くことが可能となる。また、図に示さないが、前記インクジェットヘッド洗浄装置とインクジェットヘッドを筐体内に設置して洗浄を行うことで風による第1の洗浄液75の出射への影響をなくし、第2の洗浄液74や第1の洗浄液75の飛び散りにより人体や床に付着することが防止できる。さらに溶剤を含んだ第2の洗浄液74や第1の洗浄液75を用いた洗浄の場合は、前記筐体を大気から密閉し、筐体内の蒸発した溶剤を処理装置で処理することで安全で環境保全を考慮した洗浄が可能となる。
その他、本インクジェットヘッド洗浄装置を構成する各構成の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明のインクジェットヘッドに形成された各流路の概略を表した模式図である。 本発明のインクジェットヘッドの分解斜視図である。 本発明のインクジェットヘッド洗浄装置におけるインクジェットヘッドのノズル面を上向きに設置した全体模式図である。 本発明のインクジェットヘッド洗浄装置におけるインクジェットヘッドのノズル面を下向きに設置した全体模式図である。 本発明の検査手段とインクジェットヘッドとの位置関係を示す模式図である。 本発明のインクジェットヘッド洗浄装置におけるインクジェットヘッドを2台接続した全体模式図である。 本発明の制御の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
4 インクジェットヘッド
41 ヘッドチップ
48a、48b マニホールド
51a、52b フィルタ
B1〜B6 バルブ
P1〜P3 ポンプ
F1、F2 フィルタ
71 第2の洗浄液タンク
72 第1の洗浄液タンク
73 第2の洗浄液廃液タンク
76 第1の洗浄液廃液タンク
81 キャップ
82 受け皿
83 照明装置
84 撮影装置

Claims (16)

  1. 先端からインク滴を吐出するノズル列に連通する圧力室と、圧力室に連通する共通インク室と、外部から前記共通インク室にインクを供給するインク導入口と、共通インク室の一部に封止可能な洗浄液排出口を備えたインクジェットヘッドを洗浄するインクジェットヘッド洗浄装置において、
    前記ノズル列を大気から密閉するキャップと、前記インク導入口に接続されて前記共通インク室に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、前記洗浄液排出口を介して前記共通インク室の洗浄液を排出する洗浄液排出手段と、前記インクジェットヘッドを支持するヘッド固定台を備え、前記ヘッド固定台はヘッドのノズル面の方向を上下に変更可能な回転部を備えたことを特徴とするインクジェットヘッド洗浄装置。
  2. 前記ノズル面の方向を上向き状態で洗浄したのち、下向き状態で洗浄する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  3. 前記キャップは、上向きのノズルを大気から密閉する位置に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  4. 前記洗浄液供給手段は、洗浄液を高圧、低圧、及び開放、の3種類の圧力を切り換える機能を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  5. 前記洗浄液供給手段は、第1の洗浄液を高圧で供給し、第2の洗浄液を低圧で供給することを特徴とする請求項4に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  6. 前記共通インク室はフィルタを境に第1と第2の室に分離されており、それぞれには洗浄液排出口を有し、前記洗浄液排出手段は、前記共通インク室のフィルタの上流である第1の室から吸引する第1の吸引手段と、フィルタの下流である第2の室から吸引する第2の吸引手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  7. 前記キャップと連通し、前記ノズル列から洗浄液を吸引する第3の吸引手段を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  8. 前記第1、第2及び第3の吸引手段は共通のポンプで吸引することを特徴とする請求項7に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  9. 前記第1、第2及び第3の吸引手段で吸引された洗浄液は、前記洗浄液供給手段で再度前記共通インク室へ供給されることを特徴とする請求項7又は8に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  10. 前記ノズル列から吐出する前記第1の洗浄液を受ける受け皿を有することを特徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  11. 前記受け皿で受けた第1の洗浄液は、前記洗浄液供給手段で再度前記共通インク室へ供給されることを特徴とする請求項10に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  12. 前記ノズル列から吐出中の第1の洗浄液を観測する検査手段を有することを特徴とする請求項5、10又は11に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  13. 前記ノズル面を観測する検査手段を有することを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  14. 前記キャップと、前記ヘッド固定台を複数有し、前記洗浄液供給手段と、前記洗浄液排出手段を共通に使用し、複数のヘッドを同時に洗浄することを特徴とする請求項1乃至13項の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  15. 前記インクジェットヘッドと前記インクジェットヘッド洗浄装置を筐体内に載置し、大気と密閉した状態で洗浄することを特徴とする請求項1乃至14項の何れか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄装置。
  16. 先端からインク滴を吐出するノズル列に連通する圧力室と、圧力室に連通する共通インク室を有するインクジェットヘッド洗浄方法において、ノズル面を上向き状態で洗浄液で圧力室及び共通インク室を満たし、ノズル列から洗浄液をしみ出させて洗浄する工程と、洗浄液を排出する洗浄工程と、ノズル面を下向き状態で洗浄液で圧力室及び共通インク室を満たし、ノズル列から洗浄液を吐出させてノズル検査をする工程を含むことを特徴とするインクジェットヘッド洗浄方法。
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