JP4649454B2 - スライド式携帯端末 - Google Patents

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本発明は、第1の筐体と第2の筐体とをスライド自在に連結するスライド機構を有するスライド式携帯端末に関するものである。
従来より、携帯端末の第1の筐体と第2の筐体とを上下方向に重ね合わせた状態で相対的にスライドさせる機構において、第1の筐体と第2の筐体とが所定のスライド位置にあるときに自動的に開閉動作を行えるスライド機構は知られている(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特許文献1では、第1の筐体と第2の筐体のいずれか一方のものに取り付けたスライドケースと、このスライドケースに対し摺動可能に取り付けられ第1の筐体と第2の筐体のいずれか他方のものに取り付けられたスライダーと、このスライダーとスライドケースとの間に設けられスライダーを所定の摺動位置から閉方向及び又は開方向へ摺動付勢させる捩りコイルバネとで構成している。
弾性部材として、特許文献2では、一対の捩りコイルバネが設けられ、特許文献3では、2つのコイル部を有する一対の捩りコイルバネが設けられている。
このように、従来の捩りバネ機構では、捩りコイルバネで弾性部材を構成すると、コイル部の巻き数や外径でバネ定数が決まるが、携帯端末の厚さを抑えるためには、コイル部の巻き数を増やすことができず、捩りコイルバネを複数設けたり、コイル部の外径を大きくしたりする工夫が行われている。
さらに特許文献4においては、圧縮コイルバネが用いられたものも開示されている。
特開2005−210649号公報 特開2006−50204号公報 特開2006−217594号公報 特表2007−503752号公報
しかしながら、捩りコイルバネでは、コイル部の外径を大きくしたり、コイル部の個数を増やすことで、厚さが増えたり、第1の筐体と第2の筐体とを電気的に接続する信号線の配置などの関係上、スライド量が小さくなったりするという問題がある。
一方、上記特許文献4のように圧縮コイルバネを用いれば、その本数や巻き数を増やしても、外径さえ増やさなければ厚さを抑えることができるが、圧縮バネである関係上、中に軸を設けなければその伸縮動作が滑らかに行えず、おのずと最小厚さには制限があるという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スライド機構を厚さが薄いものとし、全体の厚さが薄く、スライド量の大きいスライド式携帯端末を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、第1の筐体と第2の筐体とにそれぞれラックを設け、これらのラックに噛み合うピニオンを第2の筐体にスライド移動自在に支持した。
具体的には、第1の発明では、表面に表示部を有する第1の筐体と、
表面に操作部を有する第2の筐体と、
上記第1の筐体と第2の筐体とをスライド自在に連結するスライド機構とを備えたスライド式携帯端末を対象とする。
そして、上記スライド機構は、
上記第2の筐体表面に上記第1の筐体のスライド方向に延びる一対のレール部と、
上記第1の筐体に設けられ、上記一対のレール部に係合する一対の係止部と、
上記第2の筐体に上記一対のレール部に平行に設けられたラックと、
上記第2の筐体に上記ラックに平行に設けられたガイド孔と、
上記ガイド孔内に中心軸がスライド移動自在に挿入され、上記ラックに噛み合う小径歯車及び該小径歯車のピッチ円直径よりもピッチ円直径が大きい大径プーリを上下に有するピニオンと、
上記第1の筐体に両端部が連結され、中間部が上記大径プーリに巻き付けられた可撓性線状部材とを備えている。
上記の構成によると、大径プーリのピッチ円直径よりも小径歯車のピッチ円直径が小さいので、ピニオンは、ラック上を進んで1回転する間に可撓性線状部材を伝ってより長い距離進む。このため、ラックは可撓性線状部材の直線部分よりも短くてすむので、ラックが第2の筐体に占める領域は狭くてすむと共に、歯数や円ピッチを変えることでスライド量の調整が容易である。さらに、ピニオンは、第2の筐体の定位置に支持されているのではなく、ガイド孔内を移動することにより、定位置に支持されたものに比べて第1の筐体のスライド量を大きくすることができる。スライド量が大きくなれば、操作部の領域が広くなる。可撓性線状部材と大径プーリとの組合せは、ラックとピニオンとの組合せに比べ、スリップすることにより、破壊の可能性が低く、動作が滑らかであり、ほぼ可撓性線状部材の直径で構成されるため、薄型化が可能となる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記ピニオンを上記ガイド孔に沿って付勢する付勢部材を備えている。
上記の構成によると、付勢部材でピニオンをガイド孔に沿って付勢することでピニオンがラック上を進みながら可撓性線状部材を巻き付ける。このことで、付勢部材により第1の筐体のスライド移動がアシストされる。
第3の発明では、第2の発明において、
上記付勢部材は、上記第2の筐体に設けた引っ張りコイルバネとする。
上記の構成によると、引っ張りコイルバネがピニオンを一方向に付勢するので、第1の筐体の一方向へのスライド移動がアシストされる。また、引っ張りコイルバネであれば、捩りコイルバネのように巻き数を増やしても第2の筐体の厚さに影響を与えない。さらに、圧縮バネのように中心に軸を設ける必要がないので、外径を小さくすることができ、スライド機構が薄くなってスライド式携帯端末の全体の厚さが増大しない。
第4の発明では、第3の発明において、
上記引っ張りコイルバネは、第1の筐体がスライド移動して第2の筐体の操作部が現れる方向へ上記ピニオンを付勢するように構成されている。
上記の構成によると、急いで使用したいときなど、片手でも第1の筐体の開き方向のスライド操作が行われる。
第5の発明では、第2乃至第4のいずれか1つの発明において、
上記可撓性線状部材の両端部は、上記第1の筐体の左右中央にそれぞれ設けられている。
上記の構成によると、ピニオンから伝えられた駆動力が第1の筐体の中央の可撓性線状部材に伝えられ、レール部と係止部との間で回転モーメントが掛かりにくくなり、摺動抵抗が小さくなるので、第1の筐体がレール部上をスムーズに移動する。
第6の発明では、第5の発明において、
上記第1の筐体と第2の筐体とを電気的に接続するフレキシブル基板を備え、
上記フレキシブル基板は、上記ラックと左右反対側に上記可撓性線状部材から所定の距離を空けた状態で、上記第1の筐体と第2の筐体との間で、折曲部が側面視U字形状を形成するように結合されている。
上記の構成によると、可撓性線状部材を第1の筐体の中央に配置したことで空いたラックと反対側にフレキシブル基板を配置すれば、フレキシブル基板がピニオンに接触することがない。
第7の発明では、第2乃至第6のいずれか1つの発明において、
上記一対のレール部及びガイド孔は、上記第2の筐体表面に設けたプレート部材に形成されている。
上記の構成によると、一対のレール部及びガイド孔をプレート部材に形成することで、両者を正確に配置できると共に、スライド機構の厚さが薄くなる。
第8の発明では、第7の発明において、
上記ピニオン及び付勢部材は、上記プレート部材にユニット組立されている。
上記の構成によると、ピニオン及び付勢部材の組立が容易であると共に、ピニオン及び付勢部材が薄い領域内に正確に配置される。
第9の発明では、第1乃至第8のいずれか1つの発明において、
上記ラックとピニオンとは、金属成形品とする。
上記の構成によると、ラックとピニオンの小径歯車との精度が高く、操作感触がよい。また、強度があるため、より薄型化が可能であり、耐久性も高い。
第10の発明では、第1乃至第8のいずれか1つの発明において、
上記ラックとピニオンとは、樹脂成形品とする。
上記の構成によると、摩擦抵抗を小さくできると共に、操作が滑らかとなり、また、成形が容易で安価である。
第11の発明では、第1乃至第10のいずれか1つの発明において、
上記可撓性線状部材は、金属のより線を樹脂で被覆したものよりなる。
上記の構成によると、金属製なので、耐久性が高く細くすることが可能であり、樹脂を被覆することで、適度にスリップし、滑らかなスライドが実現される。
第12の発明では、第1乃至第10のいずれか1つの発明において、
上記可撓性線状部材は、樹脂製編み線よりなる。
上記の構成によると、高強力や低伸度の樹脂製編み線を使用することで、適度にスリップし、滑らかなスライドが実現される。
第13の発明では、第1乃至第12のいずれか1つの発明において、
上記可撓性線状部材は、上記第1の筐体に対して弾性部材によって張力調整可能に取り付けられている。
上記の構成によると、張力を調整することで、スライド時の感覚調整及び滑り発生の防止が可能である。
第14の発明では、第1乃至第13のいずれか1つの発明において、
スライド式携帯端末は、携帯電話機とする。
上記の構成によると、常に持ち歩き、頻繁に使用する携帯電話機が薄く、操作性のよいものとなる。
以上説明したように、本発明によれば、ピニオンを、小径歯車と、この小径歯車のピッチ円直径よりもピッチ円直径が大きい大径プーリとが上下に配置された上下二段のものとし、ピニオンがガイド孔内を移動しながら可撓性線状部材を巻き付けるようにしたことにより、スライド機構を厚さが極めて薄いものとすることができ、全体の厚さが薄く、スライド量の大きい、滑らかな動きのスライド式携帯端末が得られる。
上記第2の発明によれば、付勢部材でピニオンをガイド孔に沿って付勢してピニオンがラック上を進みながら可撓性線状部材を巻き付けるようにしたことにより、第1の筐体のスライド移動を極めて容易に行うことができる。
上記第3の発明によれば、引っ張りコイルバネによってピニオンを一方向に付勢し、第1の筐体のスライド移動をアシストするようにしたことにより、簡単な構成でスライド機構の厚さを増大させることなく容易に第1の筐体をスライド移動させることができる。
上記第4の発明によれば、引っ張りコイルバネによって第1の筐体のスライド移動がアシストされ、第2の筐体の操作部が現れるようにしたことにより、片手のみでスライド操作し、簡単にスライド式携帯端末を使用することができる。
上記第5の発明によれば、可撓性線状部材の両端部を第1の筐体の左右中央にそれぞれ設けたことにより、摺動抵抗を減らして第1の筐体のスライド移動を極めて容易に行うことができる。
上記第6の発明によれば、可撓性線状部材の両端部を第1の筐体の中央にそれぞれ配置したことで空いたラックと反対側にフレキシブル基板を配置したことにより、スペースを有効に利用して厚さの薄いコンパクトなスライド式携帯端末が得られる。
上記第7の発明によれば、一対のレール部及びガイド孔を第2の筐体表面のプレート部材に形成したことにより、一対のレール部及びガイド孔を正確に配置することができるので、スライド移動がスムーズに行われ、また、一対のレール部及びガイド孔を薄いプレート部材に設けることで、スライド機構の薄型化を図り、スライド式携帯端末全体の薄さを薄くすることができる。
上記第8の発明によれば、ピニオン及び付勢部材をプレート部材にユニット組立したことにより、ピニオン及び付勢部材の組立を薄い領域内に容易かつ正確に行うことができるので、組立のしやすく薄いスライド式携帯端末が得られる。
上記第9の発明によれば、ラックとピニオンとを金属成形品としたことにより、ギヤの噛み合い精度が高いので操作感触がよく、耐久性もあり、薄型なスライド機構が得られる。
上記第10の発明によれば、ラックとピニオンとを樹脂成形品としたことにより、摩擦抵抗の小さい操作が滑らかで、かつ安価なスライド機構が得られる。
上記第11の発明によれば、可撓性線状部材を金属製ワイヤーとしたことにより、耐久性が高く、全体の薄さの薄いスライド機構が得られる。
上記第12の発明によれば、可撓性線状部材を糸としたことにより、ソフトな感覚のスライド機構が得られる。
上記第13の発明では、可撓性線状部材を第1の筐体に張力調整可能に取り付けたことにより、スライド操作時の滑りを防ぐことができると共に、落下時の衝撃を効果的に吸収することができる。
上記第14の発明によれば、スライド式携帯端末を携帯電話機としたことにより、薄くて携帯性がよく、スライド量が大きくて操作部の操作がしやすい商品性の高い携帯電話機が得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態にかかるスライド式携帯電話機1の第1の筐体2が上端にスライドした様子を示す正面図である。図2乃至図4は、スライド式携帯電話機1が閉じた状態を示し、図5乃至図7は、スライド式携帯電話機1が開いた状態を示す。図8は、図2のVIII−VIII線断面図である。図9は、図3のIX−IX線で破断した斜視図である。図10は、スライド機構におけるピニオン及びその周辺の横断面を裏面側から見た斜視図である。図11は、取付ブラケット及びピニオンの中心軸の拡大斜視図である。
図1に示すように、スライド式携帯電話機1は、上下方向に長い第1の筐体2と第2の筐体3とを備えている。白い矢印で示すように、第1の筐体2と第2の筐体3とは、スライド機構4により上下方向にスライド自在に連結されている。
第1の筐体2は、その表面に上下方向に長い縦長の表示部5を有し、その表示部5の上側に受話部6が設けられている。表示部5は、液晶ディスプレイでも、有機ELディスプレイでもよい。有機ELディスプレイであれば、バックライトを必要としないため、さらなる薄型化が可能である。
第2の筐体3は、その表面の中央から下側の部分に操作部7を有している。この操作部7には、例えばファンクションボタン8と、番号ボタン9とが設けられている。操作部7の下側に受話部10が設けられている。
図2乃至図10では、簡略化のために、第1の筐体2は、その裏側を覆う裏側キャビネット2aのみ示し、図2及び図5にのみ、第2の筐体3の外形を二点鎖線で示す。第2の筐体3の上側表面には、スライド機構4が装着されるプレート部材14(二点鎖線で示す)が設けられている。このプレート部材14の左右両端に一対のレール部12が設けられている。図8に示すように、一対のレール部12は、第2の筐体3の左右端部から垂直に第1の筐体2に向かって延びた後、内側に垂直に折り曲げられた溝形状に形成されている。プレート部材14は、例えば、ステンレス製のプレス鋼板よりなり、プレート部材14に一対のレール部12を設けることで、厚さの薄い領域で剛性の高いスライド機構4が実現される。
一方、第1の筐体2の裏面側の裏側キャビネット2aには、この一対のレール部12内に挿入される上下方向に長い係止部13が左右方向に突出するように設けられている。この係止部13を棒状の金属材料で構成し、金属製又は樹脂製の裏側キャビネット2aの左右端部に圧着したものとすれば、その耐摩耗性が向上する。また、裏側キャビネット2aのみを金属製プレートで成形し、係止部13を摩擦抵抗の低いプラスチックとして裏側キャビネット2aの左右端部に嵌め込んでもよい。係止部13をレール部12内に挿入させることで、第1の筐体2が安定して第2の筐体3上をスライド移動するようになっている。
プレート部材14には、一対のレール部12に平行にラック22がビス(図示せず)等により取り付けられている。ラック22をステンレス製とすれば、耐久性が高く、薄いものが得られ、プラスチック製とすれば、軽量化が図られる。
プレート部材14におけるラック22と平行にガイド孔23が設けられている。ガイド孔23は細長い形状で下端部23aのみ幅広の形状となっている。これら一対のレール部12及びガイド孔23をプレート部材14に形成することで、両者を正確に配置できると共に、スライド機構4の厚さが薄くなっている。
裏側キャビネット2aにおける一対のレール部12の間には、一対の係止部13に平行に可撓性線状部材としてのワイヤー20が掛けられている。つまり、ワイヤー20は、例えば、ポリエステルの編み線よりなり、直径は0.3mm〜0.5mm程度である。このワイヤー20の上端部は、裏側キャビネット2aの左右中央にビス20aにより取り付けられている。ワイヤー20の下端側は、弾性部材としてのスプリング21を介して第1の筐体2にビス20aにより取り付けられている。このスプリング21により張力を調整することで、スライド時の感覚調整及びワイヤー20と後述する大径プーリ25との間の滑り発生の防止が可能である。
図10に示すように、ガイド孔23内には、ピニオン24の中心軸24aがスライド移動自在に挿入されている。図11に拡大して示すように、取付ブラケット28の上下端部は、その他の部分よりも幅広に成形され、上端には、表面側へ折り曲げられたバネ取付部28aが形成されている。下端には、抜け止め用に抜け止め部28bが形成されている。中心軸24aの先端は、金属製の取付ブラケット28にかしめられて抜け止めされている。これらバネ取付部28a及び抜け止め部28bをガイド孔23の下端部23aに順に挿入することで取付ブラケット28がプレート部材14に取付可能となっている。取付ブラケット28をプレート部材14に取り付けた後、ピニオン24を中心軸24aに挿入し、その先端をかしめることで、ピニオン24が中心軸24aを中心に回転可能となっている。
ピニオン24は、ワイヤー20に巻き付く大径プーリ25と、ラック22に噛み合うと共に、この大径プーリ25のピッチ円直径よりもピッチ円直径が小さい小径歯車26とを上下に備えている。ワイヤー20は、大径プーリ25に少なくとも一巻き以上巻き付いている。ピニオン24をステンレスなどの金属成形品とすると、ラック22とピニオン24との精度が高く、操作感触がよい。また、強度があるため、より薄型化が可能であり、耐久性も高くなる。一方、樹脂成形品とすると、摩擦抵抗を小さくできると共に、操作が滑らかとなり、また、成形が容易で安価となる。
プレート部材14には、ピニオン24をガイド孔23に沿って付勢する付勢部材としての引っ張りコイルバネ27が設けられている。具体的には、プレート部材14の上端のガイド孔23の延長線上の部分は、上方へ伸び、先端が表面側に折り曲げられてバネ支持部14aが形成されている。このバネ支持部14aと上記バネ取付部28aとに引っ張りコイルバネ27が取り付けられている。このことで、引っ張りコイルバネ27は、第1の筐体2がスライド移動して第2の筐体3の操作部7が現れる方向へピニオン24を付勢するように構成されている。引っ張りコイルバネ27であれば、巻き数を増やしても長さが伸びるだけで第2の筐体3の厚さに影響を与えない。さらに、圧縮バネのように中心に軸を設ける必要がないので、外径を小さくすることができ、スライド機構4の全体の厚さが抑えられている。
プレート部材14のラック22と左右反対側にワイヤー20から所定の距離を空けた位置に基板挿通用開口14bが形成されている。図9に示すように、この基板挿通用開口14bには、フレキシブル基板11が挿通され、第1の筐体2の表示部5と第2の筐体3のメイン基板(図示せず)との間で、折曲部11aが側面視U字形状を形成するように結合されている。このように、ワイヤー20を第1の筐体2の中央に配置したことで空いたラック22と反対側にフレキシブル基板11を配置すれば、フレキシブル基板11がピニオン24に接触することがない。
ピニオン24及び引っ張りコイルバネ27は、プレート部材14にユニット組立されている。このため、ユニット構成したプレート部材14を第2の筐体3に取り付け、レール部12を係止部13に係止させればよいので、ピニオン24及び引っ張りコイルバネ27の組立が容易であると共に、ピニオン24及び引っ張りコイルバネ27が薄い領域内に正確に配置されている。
プレート部材14の表面から見て右側には、第1の筐体2を閉じ位置に固定するロック機構30が設けられている。具体的には、プレート部材14の上側右端には、右側へ突出するロック取付部14cが形成されている。このロック取付部14cは、つまみ部31aと鉤部31bとを有するロック部材31が軸32で軸支されている。鉤部31bが係止部13の上端をロックすることで、第1の筐体2が閉じ状態に保持され、つまみ部31aを操作してロック部材31を揺動させ、鉤部31bと係止部13との係止が解除されることで、引っ張りコイルバネ27に付勢されて第1の筐体2が開き位置へスライド移動するようになっている。
−スライド式携帯電話機のスライド操作−
次に、本実施形態にかかるスライド式携帯電話機1のスライド操作について説明する。
まず、図2乃至図4に示すように、閉じ状態では、第1の筐体2が第2の筐体3と重合した状態にある。ピニオン24は、ガイド孔23の下端側にあり、引っ張りコイルバネ27は、引っ張られた状態でロック機構30により保持されている。小径歯車26は、ラック22の下端側に係合し、大径プーリ25は、ワイヤー20の上側に巻き付いている。
次いで、ロック機構30のつまみ部31aを下方へ操作して鉤部31bと係止部13との係止を解除する。すると、ピニオン24が引っ張りコイルバネ27に引っ張られ、ラック22上を移動する。これに伴ってワイヤー20が巻き付けられる。大径プーリ25のピッチ円直径よりも小径歯車26のピッチ円直径が小さいので、ピニオン24がラック22上を進んで1回転する間にワイヤー20上をより長い距離進む。このため、ラック22はワイヤー20の直線部分よりも短くてすむので、ラック22が第2の筐体3に占める領域は狭くてすむと共に、スライド量の調整が容易である。さらに、ピニオン24は、第2の筐体3の定位置に支持されているのではなく、ガイド孔23内を移動することにより、定位置に支持されたものに比べて第1の筐体2のスライド量を大きくすることができる。スライド量が大きくなれば、操作部7の領域が広くなる。このように、引っ張りコイルバネ27により第1の筐体2のスライド移動がアシストされる。このため、急いで使用したいときなどに片方だけでも第1の筐体2の開き方向のスライド操作が行える。また、ピニオン24から伝えられた駆動力が第1の筐体2の中央のワイヤー20に伝えられ、レール部12と係止部13との間で回転モーメントが掛かりにくくなり、摺動抵抗が小さくなるので、第1の筐体2がレール部12に沿ってスムーズに移動する。
次いで、図5乃至図7に示すように、第1の筐体2が自動的に開き位置ヘスライド移動する。ピニオン24は、ガイド孔23の上端側に移動し、引っ張りコイルバネ27は、縮んだ状態(ほぼ自然長)となる。小径歯車26はラック22の上端側にあり、大径プーリ25は、ワイヤー20の下側に巻き付いている。ピニオン24やラック22の形状を変更してスライド量を多くすることも容易である。
逆に第1の筐体2を第2の筐体3と重合させるときには、引っ張りコイルバネ27によるアシストはないので、両手で第1の筐体2に力を加えて引っ張りコイルバネ27を引っ張りながら係止部13を鉤部31bに固定する。すると、スライド式携帯電話機1が閉じ状態に保持される。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態にかかるスライド式携帯電話機1によると、ピニオン24を、小径歯車26と、この小径歯車26のピッチ円直径よりもピッチ円直径が大きい大径プーリ25とが上下に配置された上下二段のものとし、ピニオン24がガイド孔23内を移動しながらワイヤー20を巻き付けるようにしたことにより、スライド機構4を厚さが極めて薄いものとすることができ、全体の厚さが薄く、スライド量の大きい、滑らかな動きのスライド式携帯電話機1が得られる。
上記実施形態によれば、引っ張りコイルバネ27でピニオン24をガイド孔23に沿って付勢してピニオン24がラック22上を進みながらワイヤー20を巻き付けるようにしたことにより、第1の筐体2のスライド操作を極めて容易に行うことができる。
上記実施形態によれば、引っ張りコイルバネ27によってピニオン24を一方向に付勢し、第1の筐体2のスライド移動をアシストするようにしたことにより、簡単な構成でスライド機構4の厚さを増大させることなく容易に第1の筐体2をスライド移動させることができる。
上記実施形態によれば、引っ張りコイルバネ27によって第1の筐体2のスライド移動がアシストされ、第2の筐体3の操作部7が現れるようにしたことにより、片手のみでスライド操作し、簡単にスライド式携帯電話機1を使用することができる。
上記実施形態によれば、ワイヤー20を第1の筐体2の左右中央に設けたことにより、摺動抵抗を減らして第1の筐体2のスライド移動を極めて容易に行うことができる。
上記実施形態によれば、ワイヤー20を第1の筐体2の中央に配置したことで空いたラック22と反対側にフレキシブル基板11を配置したことにより、スペースを有効に利用して厚さの薄いコンパクトなスライド式携帯電話機1が得られる。
上記実施形態によれば、一対のレール部12及びガイド孔23を第2の筐体3表面のプレート部材14に形成したことにより、一対のレール部12及びガイド孔23を正確に配置することができるので、スライド移動がスムーズに行われ、また、一対のレール部12及びガイド孔23を薄いプレート部材14に設けることで、スライド機構4の薄型化を図り、スライド式携帯電話機1全体の薄さを薄くすることができる。
上記実施形態によれば、ラック22とピニオン24とを金属成形品とすれば、ギヤの噛み合い精度が高いので操作感触がよく、耐久性もあり、薄型なスライド機構4が得られ、樹脂成形品とすれば、摩擦抵抗の小さい操作が滑らかで、かつ安価なスライド機構4が得られる。
上記実施形態によれば、ピニオン24及び引っ張りコイルバネ27をプレート部材14にユニット組立したことにより、ピニオン24及び引っ張りコイルバネ27の組立を薄い領域内に容易かつ正確に行うことができるので、組立のしやすく薄いスライド式携帯電話機1が得られる。
上記実施形態によれば、薄くて携帯性がよく、スライド量が大きくて操作部7の操作がしやすい商品性の高い携帯電話機が得られる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、第1の筐体2の表面に表示部5を設け、第2の筐体3の表面に操作部7を設けたが、第2の筐体3の表面に表示部5を設け、第1の筐体2の表面に操作部7を設けてもよい。その場合には、厚さの厚い第1の筐体2側にプレート部材14を設け、厚さの薄い第2の筐体3に裏側キャビネットを設ければよい。
上記実施形態では、縦長の第1の筐体2を縦長の第2の筐体3の長手方向にスライド移動させたが、横長の第1の筐体2を横長の第2の筐体3の幅方向にスライド移動させてもよい。
上記実施形態では、引っ張りコイルバネ27によって、第1の筐体2と縦長の第2の筐体3とが開く方向にスライド移動をアシストさせたが、閉じる方向にアシストさせてもよい。この場合には、引っ張りコイルバネ27を下方に設ければよい。
上記実施形態では、第2の筐体3には操作ボタンを設けていないが、その下側などに設けてもよい。しかし、スライド量が大きければ、第2の筐体3には操作ボタンは必要ない。
上記実施形態では、一対のレール部12を溝形状とし、それに係止部13を嵌め込むようにしたが、逆に係止部13側を溝形状とし、一対のレール部12側を係止部13に嵌め込むようにしてもよい。
上記実施形態では、ワイヤー20を第1の筐体2の中央に配置したことで空いたラック22と反対側にフレキシブル基板11を配置したが、フレキシブル基板11をピニオン24側に設け、空いた部分の内部容積を確保して、基板や電子部品等に使用してもよい。この場合にも、スライド式携帯電話機1の厚さの抑制に資する。
上記実施形態では、大径プーリ25にワイヤー20を巻き付けたが、スプロケットにチェーンを掛けるようにしてもよい。チェーンとスプロケットとの間には滑りは生じないので、スリップ防止用のスプリング21が不要のため、機構がシンプルとなる。
上記実施形態では、ワイヤー20は、ポリエステルの編み線よりなるものとしたが、ステンレス鋼などの金属のより線を樹脂で被覆したものとしてもよい。金属製なので、耐久性が高く細くすることが可能であり、樹脂を被覆することで、適度にスリップし、滑らかなスライドが実現される。
上記実施形態では、スライド式携帯端末をスライド式携帯電話機1としたが、PHS、PDA、PC、モバイルツール、電子辞書、電卓、複写機などでもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
スライド式携帯電話機の平面図である。 閉じ状態にあるときのスライド機構を裏側キャビネットを一部破断して示す示す正面図である。 閉じ状態にあるときのスライド機構を示す背面図である。 閉じ状態にあるときのスライド機構を示す斜視図である。 開き状態にあるときのスライド機構を裏側キャビネットを一部破断して示す示す正面図である。 開き状態にあるときのスライド機構を示す背面図である。 開き状態にあるときのスライド機構を示す斜視図である。 図2のVIII−VIII線断面図である。 図3のIX−IX線で破断した斜視図である。 スライド機構におけるピニオン及びその周辺の横断面を裏面側から見た斜視図である。 取付ブラケット及びピニオンの中心軸の拡大斜視図である。
符号の説明
1 スライド式携帯電話機(スライド式携帯端末)
2 第1の筐体
2a 裏側キャビネット
3 第2の筐体
4 スライド機構
5 表示部
6 受話部
7 操作部
11 フレキシブル基板
11a 折曲部
12 レール部
13 係止部
14 プレート部材
14a バネ支持部
14b 基板挿通用開口
14c ロック取付部
20 ワイヤー(可撓性線状部材)
21 スプリング(弾性部材)
22 ラック
23 ガイド孔
24 ピニオン
24a 中心軸
25 大径プーリ
26 小径歯車
27 引っ張りコイルバネ(付勢部材)

Claims (14)

  1. 表面に表示部を有する第1の筐体と、
    表面に操作部を有する第2の筐体と、
    上記第1の筐体と第2の筐体とをスライド自在に連結するスライド機構とを備えたスライド式携帯端末であって、
    上記スライド機構は、
    上記第2の筐体表面に上記第1の筐体のスライド方向に延びる一対のレール部と、
    上記第1の筐体に設けられ、上記一対のレール部に係合する一対の係止部と、
    上記第2の筐体に上記一対のレール部に平行に設けられたラックと、
    上記第2の筐体に上記ラックに平行に設けられたガイド孔と、
    上記ガイド孔内に中心軸がスライド移動自在に挿入され、上記ラックに噛み合う小径歯車及び該小径歯車のピッチ円直径よりもピッチ円直径が大きい大径プーリを上下に有するピニオンと、
    上記第1の筐体に両端部が連結され、中間部が上記大径プーリに巻き付けられた可撓性線状部材とを備えている
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  2. 請求項1に記載のスライド式携帯端末において、
    上記ピニオンを上記ガイド孔に沿って付勢する付勢部材を備えている
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  3. 請求項2に記載のスライド式携帯端末において、
    上記付勢部材は、上記第2の筐体に設けた引っ張りコイルバネである
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  4. 請求項3に記載のスライド式携帯端末において、
    上記引っ張りコイルバネは、第1の筐体がスライド移動して第2の筐体の操作部が現れる方向へ上記ピニオンを付勢するように構成されている
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1つに記載のスライド式携帯端末において、
    上記可撓性線状部材の両端部は、上記第1の筐体の左右中央にそれぞれ設けられている
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  6. 請求項5に記載のスライド式携帯端末において、
    上記第1の筐体と第2の筐体とを電気的に接続するフレキシブル基板を備え、
    上記フレキシブル基板は、上記ラックと左右反対側に上記可撓性線状部材から所定の距離を空けた状態で、上記第1の筐体と第2の筐体との間で、折曲部が側面視U字形状を形成するように結合されている
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  7. 請求項2乃至6のいずれか1つに記載のスライド式携帯端末において、
    上記一対のレール部及びガイド孔は、上記第2の筐体表面に設けたプレート部材に形成されている
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  8. 請求項7に記載のスライド式携帯端末において、
    上記ピニオン及び付勢部材は、上記プレート部材にユニット組立されている
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載のスライド式携帯端末において、
    上記ラックとピニオンとは、金属成形品である
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載のスライド式携帯端末において、
    上記ラックとピニオンとは、樹脂成形品である
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1つに記載のスライド式携帯端末において、
    上記可撓性線状部材は、金属のより線を樹脂で被覆したものよりなる
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1つに記載のスライド式携帯端末において、
    上記可撓性線状部材は、樹脂製編み線よりなる
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1つに記載のスライド式携帯端末において、
    上記可撓性線状部材は、上記第1の筐体に対して弾性部材によって張力調整可能に取り付けられている
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1つに記載のスライド式携帯端末において、
    携帯電話機である
    ことを特徴とするスライド式携帯端末。
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