JP4647761B2 - スイング物体の速度測定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイング物体の速度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、スポーツに対して科学的な観点からの解析が行われるようになり、バットやラケット等の人間によりスイングされる物体の速度測定が行われている。
【0003】
これを実現する方法としては、ドップラー効果を利用した超音波型装置、バットやラケット等にマーカーを設置してこれを追跡するマーカー追跡型装置、バットやラケット等に速度検出器を直接取り付ける直接型装置、または、バットやラケット等の軌道上に複数の光路を設置し、光路遮断の時間差を検出する光遮断型装置などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの装置では、バットやラケット等の速度を試合中に測定することはできない。例えば、ドップラー効果を利用した超音波型装置は、打者の前方数メートルに設置される必要があり、試合中にこのような装置を設置することはルール上認められない。また、マーカー追跡型装置や、直接型装置は、バットやラケット等に手を加えるものであり、このようなバットやラケット等を試合で使用することもルール上認められない。さらに、光遮断型装置は、バットやラケット等による光の遮断と、ボールによる光の遮断との区別が困難であるとともに、バット等をスイングする選手等の近くに機器を設置する必要があり、試合中の適用はできない。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、物体に何ら手を加えることなく、遠隔測定が可能なスイング物体の速度測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るスイング物体の速度測定装置は、人によりスイングされる物体のスイング領域を経時的に撮影して画像情報を出力する撮影手段と、画像情報から物体の情報を抽出する抽出手段と、抽出された物体の情報に対して所定の測定点を設定し、その位置を取得する測定点取得手段と、測定点の位置の経時変化に基づいて測定点の速度を取得する速度取得手段と、取得された速度を物体のスイング速度として出力する出力手段と、を備え、抽出手段は、ある時点の画像情報とこれよりも新しい画像情報との間、および、ある時点の画像情報とこれよりも古い画像情報との間で、各々対応する画素について差分を行って差分値を得、差分値を所定のしきい値で2値化して2値化画像を得る差分手段と、2値化画像同士の論理積をとって論理積画像を得る論理積計算手段とを備え、論理積画像中の物体情報をある時点の画像情報中から抽出された物体の情報とし、抽出手段は、画像情報中の影を認識し、当該影が論理積画像へ抽出されることを防ぐ影除外手段を含み、差分手段は、ある時点の画像情報とこれよりも新しい画像情報との間、および、ある時点の画像情報とこれよりも古い画像情報との間で、各々対応する2つの画素の双方について明度値および彩度値の少なくとも一方が所定値以上であれば、影がないとして当該対応する2つの画素の明度値および彩度値毎に差分を行って差分値を得、対応する2つの画素の少なくとも一方の画素の明度値および彩度値が所定値未満であれば、影があるとして影除外手段が当該対応する2つの画素の色相値に基づく差分を行って差分値を得、いずれかの差分値を所定のしきい値で2値化して2値化画像を得ることを特徴とする。
【0007】
これにより、物体のスイング領域を経時的に撮影して画像情報を得、その画像情報から物体情報を抽出し、その物体情報上の所定の測定点の位置を取得するので、その測定点の位置の経時変化に基づいて測定点の速度としての物体のスイング速度が取得される。ここで、異なる時間に撮影された2つの画像情報の差分を取って2値化することにより、対応する2つの画素が両方とも背景の画素であれば、その2つの画素のデータがほぼ同じであるため、2つの画像情報中の背景情報が2値化画像から除去され、対応する2つの画素の一方が背景で他方が物体であれば、その2つの画素のデータは異なるため、各画像情報中の物体情報は除去されずに2値化画像に抽出される。さらに、ある時点の画像情報とこれよりも新しい画像情報との間、および、ある時点の画像情報とこれよりも古い画像情報との間で各々取得された隣り合う2値化画像間の論理積を取ることにより、各2値化画像に含まれる上記ある時点に撮影された物体情報が論理積画像に抽出される。また、場合によっては、画像情報中に物体の動きに追従する影ができることがあり、この影は2値化画像や論理積画像に抽出されてしまう。そこで、抽出手段において影を認識してこれを除外することにより、論理積画像から物体の動きに追従する影が除去され、影をバットとを誤認識することが防止される。さらに、対応する2つの画素の少なくとも一方が影の場合は各画素の色相値で差分され、この際に2つの画素が、影とされた背景と影とされていない背景、または、影とされた背景同士であればこの2つの画素の色相値はほぼ同じであるので影を含むこの背景は2値化画像から除去され、一方、2つの画素が、影とされた背景と影とされていない物体、影とされていない背景と影とされた物体、または、影とされた背景と影とされた物体であれば色相値が異なるのでこの物体は2値化画像に抽出される。
【0013】
また、抽出手段により抽出された論理積画像中の物体情報の時系列データを1つの画像に合成して合成画像を取得する合成手段を備え、測定点取得手段は当該合成画像上の物体情報に対して処理を行うことが好ましい。これにより、各時間の論理積画像に対して一々測定点取得を行うよりも高速に測定点取得が行われる。
【0014】
また、合成手段は、物体情報の時系列データに当該物体情報が撮影された時間情報を付して1つの画像に合成し、合成画像上において物体情報が撮影された時間を各々認識可能とすることが好ましい。これにより、1つの画像に合成した場合に、合成画像上の各々の物体情報の撮影時間が容易に認識され、高速に測定点取得が行われる。
【0015】
また、測定点取得手段は、スイングされる物体の先端を測定点とすることが好ましい。これにより、最高速度となる物体先端の速度がスイング速度として測定される。
【0016】
また、測定点取得手段は、抽出された物体の軸中心線を求める中心線取得手段と、当該中心線と物体とが重なる点のうち人のいる位置から最も遠方にある点を物体の先端の測定点として取得する最遠点取得手段とを備えることが好ましい。
これにより、物体先端の測定点が容易に取得される。
【0017】
また、出力手段は、さらに測定点取得手段により取得された測定点の位置の経時変化に基づいて、物体の測定点の軌跡を出力してもよい。これにより、物体のスイング軌跡が出力され、例えば、スイングした人や、コーチ等により、スイング軌跡が認識される。
【0018】
また、撮影手段により撮影された画像情報の所定領域を監視し、所定量以上の変化が発生したときに抽出手段を起動し、一定時間後に抽出手段を停止させる、スイング検知手段を備えることが好ましい。これにより、スイング速度の測定が自動的に開始される。
【0019】
また、抽出手段が起動する所定時間前に、音および光のうち少なくとも一方を発生して抽出手段の起動タイミングを人に通知する、タイミング通知手段を備えていてもよい。これにより、スイング速度測定開始のタイミングが人に通知され、これに合わせて人がスイングをすることが可能とされる。
【0020】
また、物体がバットであると、バットスイングの速度が測定されることになる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るスイング物体の速度測定装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0022】
図1は、本実施形態のスイング物体の速度測定装置を示す構成図である。本実施形態におけるスイング物体の速度測定装置1は、打者(人)10がスイングするバット(物体)11の速度を測定する装置であり、打者10がスイングする領域を経時的に撮影して画像情報を得る撮影装置(撮影手段)12と、撮影された画像情報に基づいてスイング速度を取得する解析装置15と、解析された結果を表示する表示装置14とを備える。
【0023】
撮影装置12は、打者10の頭上3〜4mの位置に設置され、図2に示すように、撮影される画像情報20の中心付近に打者10が位置し、スイングするときに打者10の回りを回転するバット11の先端19(測定点)がその画像情報20の範囲に全て含まれ、さらに、投手(図示せず)が画像情報20の図示左方向に位置するように設定されている。そして、この画像情報20は、バット11と打者10の他に、背景24である、グランド25、ホームベース22等、さらに場合によっては打者10の影23やバット11の影26等を含んでおり、図1に示すように、信号線16を介して解析装置15に経時的に入力される。
【0024】
解析装置15は、図3のブロック図に示すように、CPUである制御装置50を備え、この制御装置50は、撮影装置12により経時的に撮影された画像情報20から背景24を除去しバット11を所定時間毎に抽出するバット抽出手段(抽出手段)31と、抽出された各時間におけるバット11に時間情報を付加して一つの画面に合成して合成画面を得る合成手段35と、合成画面上の各々の時間のバット11に対してその先端19を設定し、その位置を取得するバット先端取得手段(測定値取得手段)36と、取得されたバット11の先端19の位置の経時変化に基づいてバット11の先端19の速度を取得する速度取得手段39と、得られたバット11の先端19の速度、合成画面およびバット11の先端19の軌跡等を出力する出力手段40と、撮影装置12により撮影された画像の一部を監視し、スイングが開始したと判断したらバット抽出手段31以降の処理を開始させるスイング検知手段30と、同様な機能を達成するように構成されている。
【0025】
また、解析装置15は、制御装置50の処理手順をプログラムの形で格納しているHDD62と、所定の情報を一時的に記憶するメモリ61と、操作者の指示を制御装置50に伝えるキーボード64およびマウス63とを備えている。
【0026】
つぎに、HDD62に書き込まれているプログラムに従い実行される解析装置15の処理手順について図4に示すフロー図を参照して説明する。
【0027】
最初に、ステップ1(S1)において、スイング検知処理を行う(スイング検知手段30)。まず、図2に示すように、撮影装置12により撮影された画像情報20のうち、特定領域21のデータを取得する。この特定領域21は、打者10の背中側のスイング領域の一部であり、構えている打者10がスイングを開始したときに一番最初にバット11が通過するところである。そして、特定領域21の最新の画像情報20と一つ前の時間(所定時間前)の画像情報20との差分計算を行って、この差分値と所定の基準値とを比較し、この差分値が所定の基準値以上であればスイングが開始されたと判断し、図4に示すように、ステップ2(S2)のバットの抽出処理を開始する。また、差分値が所定の基準値未満である場合は、スイングがまだ開始されていないと判断し、特定領域21の監視を続ける。
【0028】
これにより、打者10のスイング開始が検知され、スイング速度の測定が自動的に開始されるようになっている。また、差分値が所定の基準値以下の場合はスイング開始と判断しないので、ノイズ等による誤検知が防止されている。
【0029】
つぎに、ステップ2(S2)において、画像情報20からバット11の抽出を行う(バット抽出手段31)。この手順を、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0030】
まず、ステップ11(S11)において、図6に示すように、最初の時間(t)の画像情報20aとそのつぎの時間(t+Δt)の画像情報20bを取得する。これらの画像情報20a,20bは、バット11a,11bだけでなく、バット11a,11bの影26a,26b、ホームベース22a,22b、打者10a,10b、打者10a,10bの影23a,23bおよびグラント25a,25b等を含んでいる。
【0031】
つぎに、ステップ12(S12)において、時間(t)と時間(t+Δt)との画像間で対応する2つの画素の各色成分のデータを取得する。そして、ステップ13(S13)において、各々の画素につき明度値と彩度値とを計算し、2つの画素とも明度値および彩度値の少なくとも一方が所定値以上であれば、2つの画素とも影の部分ではないと判断し、ステップ14(S14)において、対応する2つの画素の各色成分毎に差分を行い、各々の差分値の絶対値の和をとってその画素の差分値とし、これを所定のしきい値で2値化する(差分手段32)。
【0032】
これにより、対応する2つの画素が、例えば、画像情報20a中のAと画像情報20b中のB、画像情報20a中のCと画像情報20b中のDのように、両方とも影ではない背景24の画素であれば、その2つの画素の3色成分値はほぼ同じであるために差分・2値化されて値が“0”になり、これらの背景24が2値化画像28aから除去される。また、対応する2つの画素が、たとえば、画像情報20a中のEと画像情報20b中のFのように、一方がバット11aまたは11bで他方が影ではない背景24であれば、その2つの画素の3色成分値は異なるために差分・2値化により値が“1”となり、2つの画像情報中の各々のバット11a,11bが2値化画像28aに抽出される。
【0033】
一方、ステップ13において、少なくとも一方の画素の明度値および彩度値が両方とも所定値未満であれば、その画素は影であると判断し、ステップ15(S15)において、対応する2つの画素の色相値を各々計算し、その色相値に基づく差分を行ってその絶対値をその画素の差分値とし、これを所定のしきい値で2値化する(影除外手段33)。これにより、対応する2つの画素が、例えば、画像情報20a中のGと画像情報20b中のHのように、両方とも背景24であって少なくとも一方が影である場合は、これら2つの画素の色相値はほぼ同じなので、差分・2値化されて値が“0”になり影を含むこの背景24は2値化画像28aから除去される。一方、対応する2つの画素が、例えば、画像情報20a中のIと画像情報20b中のJのように、影である背景24と影ではないバット11、影ではない背景24と影であるバット11、または、影である背景24と影であるバット11であれば、これら2つの画素の色相値は異なるので、差分・2値化により値が“1”となりバット11が2値化画像28aに抽出される。
【0034】
そしてステップ16(S16)において、全ての対応する画素について差分・2値化が完了するのを待つ。このようにして、時間(t)の画像情報20aと時間(t+Δt)の画像情報20bからそれぞれの時間におけるバット11a,11bのみが抽出され、グランド25a,25bや、バット11a,11bの影26a,26b等の背景24が除去された2値化画像28aを得る。この2値化画像28aは、バット11a,11bの画素が“1”という情報を有し、これ以外の部分が“0”という情報を有している。
【0035】
つぎに、ステップ17(S17)において、さらにそのつぎの時間(t+2Δt)の画像情報20cを取得する。そして、ステップ18(S18)〜ステップ22(S22)において、前述のステップ12〜ステップ16までと同様に、時間(t+Δt)の画像情報20bと時間(t+2Δt)の画像情報20cとの間で差分処理を行う。これにより、時間(t+Δt)のバット11bおよび時間(t+2Δt)のバット11cが抽出され、それ以外の背景が除去された2値化画像28bが得られる。
【0036】
つぎに、ステップ23(S23)において、これら2つの2値化画像28a,28bの論理積を演算する(論理積計算手段34)。これにより、2枚の2値化画像28a,28bから、時間(t+Δt)のバット11bのみが抽出された論理積画像29が得られる。
【0037】
そして、ステップ24(S24)において、このようなバット抽出処理を所望の数の時系列データに関して行ったかどうか検査し、行っていない場合には、ステップ18に戻って、同様の処理を続ける。
【0038】
続いて、図4に示すステップ3(S3)において、得られた論理積画像29中のバット11を1枚の画像に合成する処理を行う(合成手段35)。まず、得られた論理積画像29に対して時系列の順番毎に1,2,・・に相当する番号を付ける。そして、つぎのような方法で合成画像41(図7参照)を得る。すなわち、画素毎に、全論理積画像29中の対応する画素のデータを調査し、その画素のデータとして“1”を有する論理積画像29が全論理積画像29中一つだけ存在した場合は、その論理積画像29の上記時系列の番号を合成画像41の対応する画素のデータとして与え、一方、上記その画素のデータとして“1”を有する論理積画像29が全論理積画像29中に存在しないまたは2以上(後述のノイズ等)存在する場合は、“0”というデータを合成画像41の対応する画素のデータとして与える。これにより、各論理積画像29中のバット11bが時間情報を付与されつつ1つの画像上に合成されて、図7に示すような、合成画像41を得ることができる。
【0039】
このように、バット11が合成画像41に合成されるとともに、この合成画像41はバット11が撮影された時間情報を有していて、この合成画像41上のバット11に対して後述のバット11の先端取得処理が行われるので、個々の論理積画像29に対して一々先端取得処理をする場合に比して高速に先端の取得を行うことが可能となっている。また、“1”という情報を有する論理積画像29が全論理積画像29中に無いまたは2以上存在する場合は、合成画像41の対応する画素の情報として“0”を与え、合成画像41上でバット11としないので、上記差分手段で除去しきれなかった打者10等のノイズも除去されるようになっている。
【0040】
つぎに、ステップ4(S4)において、バット先端取得処理を行い、図7に示す合成画像41上の各時間のバット11d〜11mの先端19d〜19mの中心位置を取得する(バットの先端取得手段36)。
【0041】
まず、図8のフロー図に示すように、ステップ50(S50)において、図7に示す合成画像41を最上行から順に合成画像41の底辺に対して水平方向に一行毎にスキャンしてバット11の画素を探索し、バット11の画素が合成画像41の底辺に対して水平方向に連続する長さLxを取得する(図9参照)。そして、ステップ51(S51)において、Lxとバット11の幅に関連する最大長さLmaxとの大小関係を判定する。本実施形態では、Lmaxとしてバット11の最大幅の1.4倍を採用している。もし、LxがLmax以上である場合(図9(b)のLx3参照)は、合成画像41の底辺に対して水平に近い状態にバット11が向いている(たとえば、図7に示す合成画像41のバット11f等)と判断する。この場合、バット11の軸中心線44とバット11を水平スキャンする線とが交わらず(図9(b)のLx3参照)、合成画像41の底辺に対して水平方向のスキャンではこのバット11の軸中心線44を構成する点42を取得できないので、ステップ70(S70)において、この時間のバット11に関しては水平スキャンによる軸中心線44を構成する点42の取得を行わないことを設定するとともに、それまでに水平スキャンにより取得されたこの時間のバット11の中心点のデータがあれば破棄する。一方、LxがLmaxよりも小さいとき(図9(a)のLx1,Lx2参照)は、バット11が合成画像41の底辺に対して垂直に近い状態(たとえば、図7に示す合成画像41のバット11dや11e等)であると判断し、ステップ52(S52)に進む。
【0042】
ステップ52では、バット11の最大幅に関連する最小長さLminとLxとの大小関係を判断する。本実施形態では、このLminとしては、バット11の最大幅の0.7倍を採用している。もし、LxがLminよりも小さいときは、バット11の角部を横切る場合(図(9)のLx1参照)や、ノイズ等によりバット11の一部が欠落している場合(図10のLx4、Lx5参照)である可能性が高く、この場合Lx上にバット11の軸中心線44を構成する点42は存在しないため、点の取得は行わない。一方、LxがLmin以上であるとき(図9(a)のLx2参照)は、ステップ53(S53)において、このLxの中点を求めその座標をバット11の軸中心線44を構成する点42としてそのバット11の時間情報とともに取得する。そして、ステップ54(S54)において、合成画像41上の全ての行について各時間のバット11d〜11mの軸中心線44を構成する点42の取得を待つ。このようにして、合成画像41の底辺に対して垂直に近い状態のバット11(たとえば、図7に示す合成画像41の11d,11e,11g,11h,11i,11l,11m等)の軸中心線44を構成する点42の取得が行われる。
【0043】
つぎに、ステップ55〜ステップ59(S55〜S59)において、ステップ50〜ステップ54と同様の手順で、合成画像41を最左列から順に合成画像41の底辺に対して垂直方向に一列毎にスキャンして、主に合成画像41の底辺に対して水平に近い状態のバット11に関して、軸中心線44を構成する点42を取得する(図9(b)参照)。このようにして、合成画像41の底辺に対して垂直に近い状態のバット11(例えば、図7に示す合成画像41の11e,11f,11g,11i,11j,11k,11l等)の軸中心線44を構成する点42の取得が行われる。なお、合成画像41の底辺に対して約±45度程度傾いているバット11e,11g,11i,11l等は、水平スキャンと垂直スキャンの両方において軸中心線44を構成する点42が取得される。
【0044】
つぎに、ステップ60(S60)において、このようにして得られた各時間のバット11の各々の軸中心線44を構成する点42を直線近似して軸中心線44を求める(中心線取得手段37)。そして、ステップ61(S61)において、この軸中心線44と、この時間のバット11とが重なる点のうち、打者10から最も遠い点を検索し、この点をこの時間におけるバット11の先端19として取得する(最遠点取得手段38)。
【0045】
つぎに、図4に示すステップ5(S5)において、先端19の速度取得を行う(速度取得手段39)。ここでは、隣り合う時間のバット11の先端19の位置(例えば、図7に示す先端19dと先端19e)からこの間の画面上の移動距離を取得し、これを実際の距離に換算し、この移動距離と撮影装置12の画像取得の時間間隔とに基づいて、バット11の先端19の速度を取得する。
【0046】
そして、ステップ6(S6)において、結果の表示を行う(出力手段40)。ここでは、オペレータのキーボード64やマウス63による指示に基づいて、バット11のスイング速度としてのバット11の先端19の速度の経時変化(図12参照)、合成画像41、各時間におけるバット11の先端19を時間順に連結してして得たバット11の先端19の軌跡(図11参照)、最高速度等を表示装置14の画面上に出力する。
【0047】
以上のように、本実施形態のスイング物体の速度測定装置によれば、バット11のスイング領域を経時的に撮影して画像情報20を得、その画像情報20からバット11を抽出し、そのバット11上の先端19の位置を取得することにより、その先端19の位置の経時変化に基づいて先端19の速度としてのバット11のスイング速度が取得されるので、バット11に何ら手を加えることなく、遠隔測定が可能となっている。
【0048】
また、ある時点の画像情報20とこれよりも新しい画像情報20との間、および、ある時点の画像情報20とこれよりも古い画像情報20との間で、各々対応する画素について差分・2値化を行って2値化画像28を得、これら2値化画像28同士の論理積をとることにより論理積画像29中にバット11が抽出されるので、各時系列の画像情報20から効率的にバット11を抽出することが可能となっている。
【0049】
また、対応する2つの画素の少なくとも一方が影の場合は各画素の色相値で差分する影除外手段33を備えているので、影が論理積画像へ抽出されることが防止され、影をバット11と誤認識することなくバット11のみを抽出することが可能となっている。
【0050】
また、抽出された論理積画像29中のバット11の時系列データを1つの画像に合成する合成手段35を備え、バットの先端取得手段36は得られた合成画像41に対して処理を行っているので、各時間の論理積画像29に対して一々バットの先端の取得を行うよりも高速にバットの先端の取得が行われ、迅速にスイング速度を計測することが可能になっている。
【0051】
また、合成画像41は、バット11が撮影された時間情報を各々付与されていて、バットの先端取得手段36が合成画像41上で各々のバット11の撮影時間を容易に認識できるので、さらに迅速にスイング速度を計測することが可能になっている。
【0052】
なお、本発明に係るスイング物体の速度測定装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、他の条件等に応じて種々の変形態様をとることが可能である
【0053】
また、上記実施形態では、スイングされるバット11の先端19を全て含むような画像情報20を撮影装置12により取得しているが、これに限られず、例えば、ホームベース22付近等、バット11の先端19が通過する領域の一部を画像情報として取得し、その部分だけでスイング速度を取得しても構わない。また、撮影装置20は、打者10の3〜4メートル付近に設置されているが、これに限られず、バッティングセンターの打席の天井等打者10により近接した場所や、ドーム球場の天井等打者10からかなり離れた場所に設置しても構わず、また、ホームベース22の中に埋め込む等グランド側に設置しても構わない。
【0054】
また、上記実施形態では、迅速にスイング速度を計測し得るべく、論理積画像29に抽出されたバット11を一つの画像に合成し、この合成画像41に対してバット11の先端19の取得を行っているが、これに代えて、各々の論理積画像29に対してバット11の先端19の取得を行っても構わない。
【0055】
また、上記実施形態では、迅速にスイング速度を計測し得るべく、各時間の論理積画像29中のバット11に時間情報を付与したうえで一つの画像に合成することにより、この合成画像41上のバット11の撮影時間を各々認識可能としているが、これを行なわなくても構わない。
【0056】
また、上記実施形態では、測定点としてバット11の先端19を採用しているがこれに限られず、バット11の芯や、根本等、他の部分を測定するようにしてもよい。
【0057】
また、上記実施形態では、バットの先端取得手段36として、まずバット11の軸中心線44を取得し、その軸中心線44とバット11が重なる点のうち打者10から最も遠い点を先端19として取得しているが、これに限られず、例えば、単にバットを構成する画素のうち打者10から最も遠い点を先端19として取得するようにしてもよい。
【0058】
また、上記実施形態では、軌跡等を表示装置14に出力しているが、これを表示せず、スイング速度のみを表示しても構わない。また、必要に応じて、加速度や角速度等のデータを取得して出力しても構わない。
【0059】
また、上記実施形態では、打者10の背後の特定領域21を監視してスイングの開始を自動的に検知するスイング検知手段30を採用しているが、特定領域21はこの場所に限られず、また、画像情報20全体を監視しても構わない。また、このスイング検知手段30を採用しなくても構わず、これに代えて、例えば、音や光などによりスイング速度測定開始のタイミングを打者10に知らせるタイミング通知手段70を備えていても構わない。これにより、スイング測定開始のタイミングが人に通知され、このタイミングに合わせて人がスイングすることが可能となるので、バッティングセンター等においてスイング検知手段30を省いた安価なスイング速度測定装置を提供することができる。
【0060】
また、上記実施形態では、スイングされる物体としてバット11を採用しているがこれに限られず、テニス、バドミントン、卓球等のラケットや、ゴルフクラブ等でも構わない。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るスイング物体の速度測定装置によれば、物体のスイング領域を経時的に撮影して画像情報を得、その画像情報から物体情報を抽出し、その物体上の所定の測定点の位置を取得することにより、その測定点の位置の経時変化に基づいて測定点の速度としての物体のスイング速度が求められるので、物体に何ら手を加えることなく遠隔測定をすることが可能なスイング物体の速度測定装置を提供できる。また、異なる時間に撮影された2つの画像情報の差分を取って2値化することにより、対応する2つの画素が両方とも背景の画素であれば、その2つの画素のデータがほぼ同じであるため、2つの画像情報中の背景情報が2値化画像から除去され、対応する2つの画素の一方が背景で他方が物体であれば、その2つの画素のデータは異なるため、各画像情報中の物体情報は除去されずに2値化画像に抽出される。さらに、ある時点の画像情報とこれよりも新しい画像情報との間、および、ある時点の画像情報とこれよりも古い画像情報との間で各々取得された隣り合う2値化画像間の論理積を取ることにより、各2値化画像に含まれる上記ある時点に撮影された物体情報が論理積画像に抽出される。また、場合によっては、画像情報中に物体の動きに追従する影ができることがあり、この影は2値化画像や論理積画像に抽出されてしまう。そこで、抽出手段において影を認識してこれを除外することにより、論理積画像から物体の動きに追従する影が除去され、影をバットとを誤認識することが防止される。さらに、対応する2つの画素の少なくとも一方が影の場合は各画素の色相値で差分され、この際に2つの画素が、影とされた背景と影とされていない背景、または、影とされた背景同士であればこの2つの画素の色相値はほぼ同じであるので影を含むこの背景は2値化画像から除去され、一方、2つの画素が、影とされた背景と影とされていない物体、影とされていない背景と影とされた物体、または、影とされた背景と影とされた物体であれば色相値が異なるのでこの物体は2値化画像に抽出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のスイング物体の速度測定装置を示す構成図である。
【図2】図1中の撮影手段により撮影される画像情報を示す模式図である。
【図3】図1のスイング物体の速度測定装置のブロック図である。
【図4】図3中の制御装置の処理手順を示すフロー図である。
【図5】図4中のバット抽出処理の手順を示すフロー図である。
【図6】図4中のバット抽出処理の方法を示す説明図である。
【図7】図4中のバット合成処理により得られる合成画像を示す図である。
【図8】図4中のバット先端取得処理の手順を示すフロー図である。
【図9】図4中のバット先端取得処理における中心線取得方法を説明する図であり、(a)は、画像情報の底辺に対して垂直に近い状態にあるバットの中心線取得方法を示す図、(b)は、画像情報の底辺に対して水平に近い状態にあるバットの中心線取得方法を示す図である。
【図10】図4中のバット先端取得処理においてノイズ等により一部が欠落した不完全なバットの中心線取得方法を示す図である。
【図11】図3中の表示手段に表示されるバットの先端点とその軌跡の画像を示す図である。
【図12】図3中の表示手段に表示されるスイング速度の経時変化を示す図である。
【符号の説明】
1…スイング物体の速度測定装置、10,10a,10b…打者(人)、11,11a〜11m…バット(物体)、12…撮影装置(撮影手段)、19,19d〜19m…先端(測定点)、20,20a,20b,20c…画像情報、21…特定領域(所定領域)、28a,28b…2値化画像、29…論理積画像、30…スイング検知手段、31…バット抽出手段(抽出手段)、32…差分手段、33…影除外手段、34…論理積計算手段、35…合成手段、36…バットの先端取得手段(測定点取得手段)、37…中心線取得手段、38…最遠点取得手段、39…速度取得手段、40…出力手段、41…合成画像、44…軸中心線、70…タイミング通知手段。

Claims (9)

  1. 人によりスイングされる物体のスイング領域を経時的に撮影して画像情報を出力する撮影手段と、
    前記画像情報から前記物体の情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された物体の情報に対して所定の測定点を設定し、その位置を取得する測定点取得手段と、
    前記測定点の位置の経時変化に基づいて前記測定点の速度を取得する速度取得手段と、
    前記取得された速度を前記物体のスイング速度として出力する出力手段と、
    を備え
    前記抽出手段は、ある時点の前記画像情報とこれよりも新しい前記画像情報との間、および、前記ある時点の前記画像情報とこれよりも古い前記画像情報との間で、各々対応する画素について差分を行って差分値を得、当該差分値を所定のしきい値で2値化して2値化画像を得る差分手段と、当該2値化画像同士の論理積をとって論理積画像を得る論理積計算手段とを備え、当該論理積画像中の物体情報を前記ある時点の前記画像情報中から抽出された前記物体の情報とし、
    前記抽出手段は、前記画像情報中の影を認識し、当該影が前記論理積画像へ抽出されることを防ぐ影除外手段を含み、
    前記差分手段は、ある時点の前記画像情報とこれよりも新しい前記画像情報との間、および、前記ある時点の前記画像情報とこれよりも古い前記画像情報との間で、各々対応する2つの画素の双方について明度値および彩度値の少なくとも一方が所定値以上であれば、影がないとして当該対応する2つの画素の明度値および彩度値毎に差分を行って差分値を得、対応する2つの画素の少なくとも一方の画素の明度値および彩度値が所定値未満であれば、影があるとして前記影除外手段が当該対応する2つの画素の色相値に基づく差分を行って差分値を得、いずれかの差分値を所定のしきい値で2値化して2値化画像を得ることを特徴とする、スイング物体の速度測定装置。
  2. 前記抽出手段により抽出された前記論理積画像中の前記物体情報の時系列データを1つの画像に合成して合成画像を取得する合成手段を備え、前記測定点取得手段は当該合成画像上の物体情報に対して処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載のスイング物体の速度測定装置。
  3. 前記合成手段は、前記物体情報の時系列データに当該物体情報が撮影された時間情報を付して1つの画像に合成し、前記合成画像上において前記物体情報が撮影された時間を各々認識可能とすることを特徴とする、請求項2に記載のスイング物体の速度測定装置。
  4. 前記測定点取得手段は、前記スイングされる物体の先端を測定点とすることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスイング物体の速度測定装置。
  5. 前記測定点取得手段は、前記抽出された物体の軸中心線を求める中心線取得手段と、当該中心線と前記物体とが重なる点のうち前記人のいる位置から最も遠方にある点を前記物体の先端の測定点として取得する最遠点取得手段とを備えることを特徴とする、請求項4に記載のスイング物体の速度測定装置。
  6. 前記出力手段は、さらに前記測定点取得手段により取得された前記測定点の位置の経時変化に基づいて、前記物体の測定点の軌跡を出力することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のスイング物体の速度測定装置。
  7. 前記撮影手段により撮影された画像情報の所定領域を監視し、所定量以上の変化が発生したときに前記抽出手段を起動し、一定時間後に前記抽出手段を停止させる、スイング検知手段を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のスイング物体の速度測定装置。
  8. 前記抽出手段が起動する所定時間前に、音および光のうち少なくとも一方を発生して前記抽出手段の起動タイミングを前記人に通知する、タイミング通知手段を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のスイング物体の速度測定装置。
  9. 前記物体は、バットであることを特徴とする、請求項1〜8に記載のスイング物体の速度測定装置。
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