JP4647155B2 - パチンコ機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め設定した移行条件が満たされた場合に遊技者に有利な特別遊技状態に移行するようにしたパチンコ機に係り、特に、特別遊技状態において、複数種類の図柄を所定の配列で変動表示する図柄表示装置を備えたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機には、所定の移行条件が満たされた場合に特別遊技状態に移行し、例えば変動入賞装置を開放するなどして遊技者に大きな利益をもたらすことができるようにしたものがある。この種のパチンコ機は、通常、図柄表示装置と始動口とを備えて構成したものが一般的である。図柄表示装置は、例えば、3つの表示領域を有した液晶表示器によって構成されており、各表示領域においてそれぞれ複数の図柄を可変表示することが可能である。始動口は、図柄表示装置の始動契機となるもので、遊技球の検出手段を具備している。
【0003】
この種のパチンコ機では、始動口へ遊技球が入球すると、検出手段による遊技球の通過検出を契機として図柄表示装置が可変表示を開始し、所定の変動時間経過後に順次停止図柄を表示する。この表示した停止図柄が予め設定した大当たり図柄(例えば「111」や「222」など)である場合には、特別遊技状態に移行し、例えば通常時においては閉成している変動入賞装置が開放するようになる。この結果、この変動入賞装置に対する入球数が短時間に大量となるため、遊技者に対して極めて大きな利益を与えることができるようになる。また、無人のパチンコ機の場合には、始動口への遊技球の入球がない状態で、パチンコ機に客を呼び込むために、図柄表示装置にサービス状態の変動表示を行わせている。
【0004】
こうした図柄の変動時間は略一定であるため、例えば、特別遊技状態において、遊技球が始動入賞口に入賞または始動ゲートを通過してから図柄が確定表示されるまでの時間、即ち、当たり外れの結果待ちの時間が長くなるため、複数の遊技球が連続して始動入賞口に入賞または始動ゲートを通過した場合などには、最後の遊技球に対する図柄の確定表示がなされるまでに要する時間がきわめて長時間となって遊技者のいらだちの原因になる。
【0005】
そこで、図柄の変動時間の変更に関して、特開2000−61089号の弾球遊技機が提案されている。この提案では、複数の遊技球が連続して始動口に入賞した場合などに図柄の変動時間を短縮させることにより、無効な始動入賞を減らし、遊技客が感じるストレスを軽減することを実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、始動口への入賞率は、盤面の釘調整によつて変化するものであり、その釘調整にしてもホールの営業形態・地域性等によってまちまちである。場合によっては始動口入賞率が大幅に低下することもあり、その際にも、(変動時間の短縮により)始動記憶の消化が早まるわけであるから、始動記憶がなくなりやすくなり、最終的には、遊技球を発射しているのに図柄は変動していない、始動がまったく途切れた状態、という遊技客にとってはあまりにも不快な状況に陥りやすくなるという可能性があった。
【0007】
本発明は上記の間題点を解決する為になされたものであり、図柄の変動時間を自由に設定できるようなパチンコ機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、打球が始動口へ入球または始動ゲートを通過したときに、始動記憶として記憶するとともに遊技者に有利な特別遊技状態に移行し、前記始動記憶に基づいて図柄表示装置が特別遊技状態の変動表示を開始するように構成されたパチンコ機において、前記特別遊技状態の図柄の変動表示における前記図柄表示装置の図柄の変動時間が始動記憶に応じて設定されている複数の設定値列を有する図柄変動時間テーブルが入力され、設定値が変更されることにより前記図柄変動時間を変更可能に構成し、始動記憶数が「0」であって、遊技客の付いていない状態において、遊技客の興趣を高めるような図柄の変動時間に変更して前記図柄表示装置に図柄の変動表示を行わせることで、客を呼び込むためのサービス状態の変動表示を行うように構成したことを特徴とするパチンコ機である。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、「釘調整」で設定されたスタート(始動口入賞率)とは無関係に特別遊技状態の変動表示における図柄変動時間を自由に設定できるので、図柄の変動状態により遊技客が不快な状況に陥ることを回避でき、遊技客の興趣を高め快適に遊技させることができる。また、客の付いていないパチンコ機に客を呼び込むことができるので、空いた状態のパチンコ機の数が減少し、パチンコホールにおけるパチンコ機の利用状態を大幅に改善できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の1実施の形態について説明する。図1は、本発明に係るパチンコ機の遊技盤1の正面図であって、この遊技盤1の表面側にガイドレール11で囲まれる遊技部12を形成し、遊技部12内の中央上部寄りには、複数の図柄を可変表示可能な特別図柄表示装置2、遊技部12を流下する球Bの流入が困難な羽根34の閉成状態と流入が容易な羽根34の開成状態とに変換可能な普通電動役物31からなる始動口3、遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置4、及びアウト口13を上から順に配設する。
【0013】
また、上記普通電動役物31の左右側方には、当該普通電動役物31を作動させるための通過チャッカ14が配設してある。そして、遊技部12の適宜位置には、一般入賞口15、16やサイドランプ17、風車18、ランプ風車19等を配設し、図示していない障害釘が配設してある。
【0014】
先ず、上記のような盤面を有するパチンコ機におけるゲ−ムを簡単に説明する。遊技者が発射した打球が始動口3に入球すると、特別図柄表示装置2が図柄の可変表示を開始する。そして、所定時間経過後、停止表示する図柄の組合せを判定し、予め定めた特定の組み合わせとなった場合に大当りとなって、大入賞口4aを開放して変動入賞装置4を遊技者に有利な第2状態に変換する。このとき、特別図柄表示装置2が変動表示中に始動口3へ入球した球は、最大4個まで記憶可能であり、判定後、再び可変表示を開始する。尚、特別図柄表示装置2の上部には、始動口3への入球による始動記憶数を表示する10個のLED等からなる始動記憶表示装置33が設けられている。
【0015】
上記普通電動役物31の始動口3の羽根34を開放するための条件は適宜に設定できる。例えば、遊技盤1の適宜な位置、図示の実施形態では当該普通電動役物31の左右に設けた通過チャッカ14を打球が通過し、この打球を球検出器14aが検出すると、例えば普通電動役物31に並設した7セグメント発光ダイオードからなるデジタル表示器で構成した普通図柄表示装置35が数字を高速で変動表示し、停止したときに所定の数値を表示している場合を当りに設定し、この普通電動役物31を所定時間開放する。放球口53は始動口3へ入球した球Bを、再び始動口3へ入球可能なように、始動口3の上方に設けた開口である。
【0016】
図2は、上記のパチンコ機の制御系のブロック図である。即ち、図2において、CPUを中心にしてROM100及びRAM101を設けて構成された主制御部P1には、入力ポートP2を介して前記した特別図柄始動スイッチSW1の他、普通図柄始動スイッチSW2、継続スイッチSW3、10カウントスイッチSW4が接続される一方、出力ポートP3を介して特別図柄表示装置2の他、普通図柄表示装置35、始動記憶表示装置33、大入賞口4aの作動ソレノイドSOL1、普通電動役物31の作動ソレノイドSOL2、ランプ表示装置45、効果音発生装置SND及び賞球払出装置REPが接続され、主制御部P1及び入出力ポートP2,P3は制御装置Pを形成している。入出力ポートP2,P3はホールコンピュータPCと接続されている。
【0017】
遊技者が発射した打球が、始動口3に入球して、特別図柄始動スイッチSW1がこの球を検出すると、検出信号を制御装置Pへ送り、この検出信号に基づいて特別図柄表示装置2における図柄の変動表示を開始する。
【0018】
一方、制御装置Pは、上記検出信号に基づいて当り外れを決定するための図柄当落乱数を読み込み、この乱数に基づいて特別図柄表示装置2に表示する図柄を制御し、予め定められた規定の変動時間で表示演出を行なった後、乱数に基づく図柄で停止表示するように制御する。
【0019】
しかし、図柄の変動表示中であったり、大当り中では、始動口3に打球が入球して特別図柄始動スイッチSW1がオンしても、直ちに図柄の変動表示を開始することができないので、この入球については、始動記憶として制御装置Pの記憶手段P4に一旦記憶される。即ち、特別図柄始動スイッチSW1の検出に基づいて取得した図柄当落乱数を記憶する。
【0020】
そして、特別図柄表示装置2における図柄の変動表示が可能な状態になったときに、上記記憶した乱数に基づいて図柄の変動表示を開始し、当該乱数に基づく変動パターンで図柄を表示すると共に停止させるように構成してある。
【0021】
次に、本発明の実施の形態における図柄の変動時間の変更についての説明に先だって、最近のパチンコホールにおけるパチンコ機での図柄の変動時間の現状について説明しておく。
【0022】
多数のパチンコ機を管理運営するパチンコホールが利益を確保する手段として、その店舗の営業形態に応じた釘調整を行っている、ということはよく知られている。この際の「釘調整」というのは主に、スタート(始動口入賞率)と呼ばれるデータを調整するために行われている。店にとっては「スタート」が最も重要なデータであり、この「スタート」の加減によって店の利益が変化することになる。
【0023】
最近の機種の場合、スタートは分間6.0回程度に設定されている。ただし、ホールの営業形態(交換率)によっては、分問5.5回で営業する場合もあるし、分間6.5回の場合もある。また、ホールの開店時やイベント、或いは平常営業時など、同じ店舗でも状況に応じてその都度調整され、変化する。(表1参照)
【0024】
【表1】
Figure 0004647155
【0025】
ここでスタート値というのは、始動の回り具合(図柄の抽選回数〉を表している。すなわち、スタートを低く抑えた釘調整では始動口への遊技球入賞率は下がり、結果「始動の途切れ」(客が玉を発射しているのに、図柄が変助していない、台が全く動いていない状態)というのが頻発する。これはすなわち、スタートを低く抑えた調整にすると、遊技客が体感的に感じ取れるということであり、特にそのようなスタートが低い台は客に敬遠される、といった傾向があった。
【0026】
現行の機種は始動の記憶として最大4個までの保留機能があるが、始動の保留個数が少ないときには図柄変動時間を長く設定している。例えば表2のように図柄の変動時間を設定している。
【0027】
【表2】
Figure 0004647155
【0028】
この場合、仮に保留個数が少なくなり保留が途切れる危険性が高くなっている状態でも、保留0個或いは1個の時の変動時間がかなり長く設定されているから、ここで再度始動口に入賞する可能性が上がり、その分、始動の途切れを抑えることができる。
【0029】
しかし、それも「ある程度」のスタート値の場合だけである。ホールによっては極端にスタートを下げて営業せざるを得ない場合も当然あり、その時は遊技客がずっと打ちっ放しだったとしても始動口に遊技球がずっと入賞せず、ついには始動が途切れてしまうことが多々頻発する。
【0030】
発明者は、このようなパチンコホールにおけるパチンコ機での図柄の変動時間の現状の問題の解消について研究していたが、最近になって、ホールの営業形態(交換率)とは無関係にホール側で図柄の変動時間を変更し、遊技客の興趣を高め快適に遊技させるような図柄の変動時間に設定すれば、上記の図柄の変動時間に係る現状の問題を解消できることが分った。
【0031】
以下、図3のフローチャートを参照して、図柄の変動時間が変更される場合における本実施の形態のパチンコ機の動作について説明する。
図柄制御において、ステップS1として図柄の変動時間の変更設定が、営業開始前か、営業終了時点でパチンコ機に遊技客の付いていない状態での図柄の変動時間の設定について説明する。
【0032】
図柄の変動時間の設定には、表3に示す8つの時間テーブルを使用している。
【0033】
【表3】
Figure 0004647155
【0034】
ホールは、各台の変動時間設定として、上の図柄変動時間テーブルに従った設定を選択できる。例えば設定を4にすれば、上のテーブルから4番のテーブルが選択され、台の変動時間に反映されるようになる。また、保留数(始動記憶数)が「0」であることは、客の付いていないパチンコ機に客を呼び込むために、図柄表示装置にサービス状態の変動表示を行わせているパチンコ機での図柄変動時間設定である。
【0035】
そして、図柄変動時間設定を手動により行う場合には、例えば、図4(a),図4(b)に示すように遊技盤1の裏面に取付けられた主基板20に設けた操作部Sを操作して、制御装置Pの図柄変動時間設定手段P5の図柄変動時間を変更設定する。図4(b)に示す操作部Sには鍵穴S1が形成されており、ホールの作業者は専用の鍵を使用して操作部Sの鍵穴S1に鍵を差し込み、鍵の角度を変える度に内部的な設定として表3の図柄変動時間テーブルから選択したテーブル番号が取得され、鍵穴S1の横の表示部S2にそのときの設定値が表示される。このとき、選択したテーブルに応じて、各パチンコ機の変動時間がそれぞれに反映されて設定され、また、主基板20に設ける手動の操作部Sは、図5(a),図5(b)に示すようにを複数の押しボタンb1,b2,…による選択スイッチS3で構成することもできる。
【0036】
次に、営業中における図柄の変動時間の設定について説明する。営業中は、店内に客がいるため、手動による設定はせずにホールコンピュータを使用しての設定が望ましい。
【0037】
ここで、ホールコンピュータによる図柄の変動時間の設定について説明する。
ホールの作業者がホールコンピュータを操作して、ホールコンピュータから全台に対する設定変更を手動で行う場合には、ホールコンピュータ側に設定値を予め入力しておく。ホールコンピュータの管理台番号に設定値を入力する例を表4に示す。
【0038】
【表4】
Figure 0004647155
【0039】
その後、ホールの作業者がホールコンピュータを操作して、ホールコンピュータから各台に信号を出力し、台の設定値を変更する。各台に設定値が入力されると、図6に示すように、各台(パチンコ機)の内部的な選択テーブルが決定する。
【0040】
ホールコンピュータから全台に対する設定変更を自動で行う場合には、ホールコンピュータに各台(パチンコ機)の分間スタートデータを照合させ、そのスタート値に対して最も適当と考えられる図柄変動時間設定値を算出し、自動的にその設定値を各台に出力させるようにする。最適な設定値の算出方法は、予めホールコンピュータに内蔵させる。例えば、スタートデータが低い台は、長い変動時間設定(表3:テーブル1や2など)にするようなプログラムを組み込んでおく。
【0041】
ホールコンピュータが各台(パチンコ機)の分間スタートデータを照合し、最適な図柄変動時間設定値を算出した例を表5に示す。
【0042】
【表5】
Figure 0004647155
【0043】
その後、ホールコンピュータから各台に各々算出された設定が出力され、台の設定値が変更されて図7に示すように、台(パチンコ機)の内部的な選択テーブルが自動的に決定する。
【0044】
上記したホールコンピュータによる図柄の変動時間の設定は、図柄の変動開始図柄が停止し、変動中でないときに行うようにし、客の付いていないパチンコ機に客を呼び込むために、図柄表示装置にサービス状態の変動表示を行わせているとき、及び打球が始動口へ入球して特別遊技状態の変動表示を行わせているときには、図柄の変動時間の設定をしないようにする。
【0045】
ここで再び図3のフローチャートを参照して、図柄の変動時間が変更される場合における本実施の形態のパチンコ機の動作について引き続き説明する。
営業中における図柄の変動時間の設定について主制御部P1は、ステップ2で打球が始動口へ入球したか否かを判断し、始動口への入球がなければステップ3に移行して始動記憶の有無を確認し、始動記憶があればステップ4に移行して乱数を読み込みステップ5に移行し、始動記憶がなければ「リターン」に移行して最初からやり直す。
【0046】
また、ステップ2で始動口への入球があると判断されればステップ4に移行して乱数を読み込みステップ5に移行する。ステップ5では、変動中(図柄の変動表示が行われている)か否かを判断し、変動中であれば「リターン」に移行して最初からやり直す。また、変動中でなければステップ6に移行してホールコンピュータに図柄の変動時間の設定が可能であることを示す情報信号が送信される。ホールコンピュータPCでは、この情報信号を受けてホールコンピュータPCの図示しない表示部に図柄の変動時間の設定が可能であることを示す表示がなされる。
【0047】
ホール側では、店舗の営業状況を判断して、ホールの作業者がホールコンピュータを操作して、ホールコンピュータから各台に信号を出力し、各台(パチンコ機)の設定値を変更し、図柄の変動時間の変更設定がなされる。以下、この一連の動作が繰り返される。
【0048】
また、人手が無い場合にはホールの作業者が操作できないので、このような場合には、ホールコンピュータは自動的に各台(パチンコ機)の分間スタートデータを照合させ、そのスタート値に対して最も適当と考えられる図柄変動時間設定値を算出し、自動的にその設定値を各台に出力し、各台(パチンコ機)の設定値を変更し、図柄の変動時間の設定がなされるようにする。以下同様に、この一連動作が繰り返される。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、「釘調整」で設定されたスタート(始動口入賞率)とは無関係に特別遊技状態の変動表示における図柄変動時間を自由に設定できるので、図柄の変動状態により遊技客が不快な状況に陥ることを回避でき、遊技客の興趣を高め快適に遊技させることができる。
【0050】
また、図柄表示装置がサービス状態の変動表示を行う場合にも、図柄表示装置の変動時間を自由に設定できるので、客の付いていないパチンコ機に客を呼び込むことで空いた状態のパチンコ機の数が減少し、パチンコホールにおけるパチンコ機の利用状態を大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図2】図1に示すパチンコ機の制御系のブロック図である。
【図3】本発明に係る図柄変動時間設定のフローチャートである。
【図4】(a)は遊技盤の裏面に主基板が取付けられた状態を示す概略図である。
(b)は(a)に示す主基板の操作部の第1の構成を示す概略図である。
【図5】(a)は図4(a)に示す主基板の操作部の第2の構成を示す概略図である。
(b)は(a)に示す主基板の操作部の拡大図である。
【図6】手動操作によりホールコンピュータで決定された各台の内部的な選択テーブルを示す概略図である。
【図7】ホールコンピュータの自動出力により決定された各台の内部的な選択テーブルを示す概略図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 特別図柄表示装置
3 始動口
4 変動入賞装置
4a 大入賞口
11 ガイドレール
12 遊技部
13 アウト口
14 通過チャッカ
14a 球検出器
15,16 一般入賞口
17 サイドランプ
18 風車
19 ランプ風車
31 普通電動役物
33 始動記憶表示装置
34 羽根
35 普通図柄表示装置
45 ランプ表示装置
SND 効果音発生装置
REP 賞球払出装置
100 ROM
101 RAM
B 球
P 制御装置
P1 主制御部
P2 入力ポート
P3 出力ポート
P4 記憶手段
P5 図柄変動時間設定手段
SW1 特別図柄始動スイッチ
SW2 普通図柄始動スイッチ
SW3 継続スイッチ
SW4 10カウントスイッチ
SOL1 作動ソレノイド
SOL2 作動ソレノイド
PC ホールコンピュータ

Claims (1)

  1. 打球が始動口へ入球または始動ゲートを通過したときに、始動記憶として記憶するとともに遊技者に有利な特別遊技状態に移行し、前記始動記憶に基づいて図柄表示装置が特別遊技状態の変動表示を開始するように構成されたパチンコ機において、
    前記特別遊技状態の図柄の変動表示における前記図柄表示装置の図柄の変動時間が始動記憶に応じて設定されている複数の設定値列を有する図柄変動時間テーブルが入力され、
    設定値が変更されることにより前記図柄変動時間を変更可能に構成し、始動記憶数が「0」であって、遊技客の付いていない状態において、遊技客の興趣を高めるような図柄の変動時間に変更して前記図柄表示装置に図柄の変動表示を行わせることで、客を呼び込むためのサービス状態の変動表示を行うように構成したことを特徴とするパチンコ機。
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