JP4645893B2 - 車両企画支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータを利用した車両企画支援システムに係り、より詳細には、画面上に表示された仮想空間内での走行シミュレーションにおいて車両モデルをより正確に評価するための車両企画支援システムに係る。
新型車両の開発においては、先ず、車両企画として、車両のコンセプト(車両全体としての商品性)を踏まえて車両のパッケージング等が検討される。従来の車両企画における企画車両の評価は、企画車両の概要を表す多数の図面に基づいて行われていた。このため、企画車両の一部分を変更すると、多くの図面を書き直さなければならなかった。また、クレーモデルやモックアップモデル、更に試作車の製作には、多大なコストと時間がかかる。このため、クレーモデル等を作り直すような試行錯誤を何度も繰り返すことは困難であった。
そこで、本出願人は、車両企画をより効率的且つ効果的に行うために、車両企画支援プログラムを提案している(例えば、特許文献1)。かかる車両企画支援プログラムをコンピュータにより実行する車両企画支援システムによれば、画面上に車両の外形や車室内空間等に関する複数の車両モデルを変形可能に表示して車両企画を支援することができる。
特開2004−042747号公報
車両企画支援システムにおける企画段階では、企画した車両モデルについて種々の評価が行われる。かかる評価においては、車両モデルを、実物大の大きさで表示して、仮想空間内を走行させ、運転者からの視認性や、運転者の受ける圧迫感等といった操作時の状態を再現して評価が行われる。かかる評価を行う際には、評価者による評価のばらつきの発生を抑制するため、車両モデルの運転席の固定基準点から見た車両モデル及び背景画像を表示し、その画像を、評価者が画面前の規定位置から視認している。
また、企画した車両のパッケージング等を検討する際には、いわゆる見取り評価も行われる。見取り評価を行う際には、車両の内外の種々の視点から見た車両モデルを表示して、車室内の広さ等を評価する。
ところで、実物のモックアップモデルや試作車を作製して見取り評価を行う場合には、評価者の位置によって、試作車の見え方が異なる。すなわち、評価者の視点が移動すれば、評価者から見える試作車の様子も変化する。
これに対して、スクリーン等に表示した車両モデルについて見取り評価を行う場合には、評価者が移動しても、車両モデルの画像は連動して変化しない。このため、評価者が違和感を覚え、見取り評価が不正確となるおそれがあった。
そこで、本発明は、画面上に車両モデルを表示して車両の企画を支援する車両企画支援システムにおいて、車両モデルの見取り評価をより正確に行うことができる車両企画支援システムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の車両企画支援システムは、画面上に車両モデルを表示して車両の企画を支援する車両企画支援システムであって、車両データ及び仮想空間データを格納したデータベースサーバと、データベースサーバに格納された車両データを利用して、企画しようとする車両の車両モデルを構築するモデル構築手段と、モデル構築手段によって構築された車両モデルとデータベースサーバに格納された仮想空間データによって構成された仮想空間の背景画像とを合成した立体画像を生成するシミュレーション手段と、シミュレーション手段によって生成された立体画像を表示する評価用モニタ装置と、評価用モニタ装置に表示された立体画像を見る評価者の位置を検出する位置検出装置とを有し、シミュレーション手段は、車両モデルの運転席の固定基準点から見た車両モデル及び背景画像を、操作モード画像として生成する操作モード画像生成手段と、位置検出装置によって検出された評価者の位置から見た車両モデル及び背景画像を、評価者の位置の移動に合わせて、見取りモード画像として生成する見取りモード画像生成手段と、表示画面に表示させる画像を、操作モード画像と見取りモード画像との間で切り替える表示モード切替手段とを有することを特徴としている。
このように構成された本発明の車両企画支援システムによれば、車両モデルの見取り評価をより正確に行うことができる。
ところで、評価用モニタ装置は、通常、平面画面に車両モデルの見取りモード画像を表示する。しかし、シミュレーション画像は、実際の車両とは異なり、評価者が画面の裏側に回り込んでも、車両モデルの裏側の表示画像を見ることはできない。
そこで、本発明において好ましくは、表示モード切替手段は、評価用モニタ装置に表示される車両モデルの向きを切り替える。これにより、容易に任意の方向から車両モデルを見取り評価することができる。
また、本発明において好ましくは、見取りモード画像生成手段は、上記評価用モニタ装置に対する評価者の位置の縦方向、横方向及び遠近方向の移動に合わせて、見取りモード画像を変化させる。
このように、評価者の動きに連動して見取りモード画像が変化すれば、評価者に違和感を抱かせることを抑制して、より正確な評価を行うことができる。
また、本発明において好ましくは、見取りモード画像生成手段は、見取りモード画像中の車両モデルを、仮想空間内の水平面内で回転させて表示するターンテーブルモード画像を生成する。これにより、車両モデルのシミュレーションにおいても、実物の車両をターンテーブルに載せて回転させながら見取り評価を行うのと同様に見取り評価を行うことができる。
このように、本発明によれば、画面上に車両モデルを表示して車両の企画を支援する車両企画支援システムにおいて、車両モデルの見取り評価をより正確に行うことができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の車両企画支援システムの実施形態を説明する。
(1.システム全体)
まず、図1を参照して、実施形態における車両企画支援システムの概要を説明する。図1は、本実施形態の車両企画支援システムの基本構成を示すブロック図である。
本実施形態による車両企画支援システム1は、画面上に車両モデルを表示して車両の企画を支援する車両企画支援システムであって、コンピュータ2と、車両データ及び仮想空間データを格納したデータベースサーバ4と、車両モデルの立体画像を表示する評価用モニタ装置6と、評価用モニタ装置に表示された立体画像を見る評価者の位置を検出する位置検出装置7とから構成されている。
(1.(1)コンピュータ)
このコンピュータ2は、CPU8、ROM10、RAM12,記憶部14、入力部16、表示部18、画像処理部20、及び通信部22を有し、これらは互いにシステムバスを介して接続されている。
入力部16は、命令やデータ等を外部から入力するキーボードや、マウス等である。
ROM10には、コンピュータ2を起動させるブートプログラム等が格納されている。
記憶部14は、ハードディスクドライブ等の記憶装置である。この記憶部14は、企画支援プログラム格納部を有し、そこにモデル構築部の機能、及びシミュレーション部の機能をそれぞれ実現するための企画支援プログラム30(図2参照)が格納されている。
RAM12は、車両企画支援システム上で実行される企画支援プログラム30や各種のデータを一時的に記憶するためのプログラム領域や、データの書込みや読出しを行うためのデータ領域を有する。
CPU8は、中央演算装置であり、一般的なコンピュータの演算処理に加え、企画支援プログラム30(図2参照)による処理を実行する。
画像処理部20は、CPU8からの指令に基づいて表示させようとするデータを演算処理して、表示部18又は評価用モニタ装置6に表示させる。
表示部18は、液晶ディスプレイ等であり、画像処理部20で演算処理された車両モデルやデータを表示する。
通信部22は、無線又は有線の通信回線を介して、データベースサーバ4、評価用モニタ装置6及び他のコンピュータ(図示せず。)との間で情報を送受信するものである。
(1.(2)データベース)
次に、図2を参照して、データベースサーバ4について説明する。
データベースサーバ4には、図2に示すように、種々の車両データや仮想空間データがそれぞれ格納された種々のデータベースが含まれている。
これらのデータベースのうち、基準データベース60、外観データベース62、外観パーツデータベース64、内装データベース66及び内装パーツデータベース68には、それぞれ、車両モデルのテンプレートとなる「車両データ」が格納されている。「車両データ」は、車両に関する寸法や角度の諸元値をパラメータ(変数)として、車両の形状や乗員姿勢等を規定したデータである。
基準データベース60には、車両モデルのうちの後述する基準モデルのテンプレートとなる、主要寸法データ、乗員データ及びアンダーボディデータの車両データが格納されている。
外観データベース62には、車両モデルのうちの後述する外観モデルのテンプレートとなる、外観データであるエクステリアデータの車両データが格納されている。
外観パーツデータベース64には、車両モデルのうちの後述する外観パーツモデルのテンプレートとなる、ドアデータ及びガラスデータの車両データが格納されている。
内装データベース66には、車両モデルのうちの後述する内装モデルのテンプレートとなる、上部インテリアデータ及び下部インテリアデータの車両データが格納されている。
内装パーツデータベース68には、車両モデルのうちの後述する内装パーツモデルのテンプレートとなる、インパネデータ、コンソールデータ及びシートデータの車両データが格納されている。
さらに、これらの各データベース60〜68の車両データには、それぞれ、後述するモーフィング画面表示プログラムによる処理を実行する際に、諸元どうしを関連づけて、車両の各部分の形状や配置の整合性を保つためのルールデータが含まれる。
また、データベースサーバ4のベンチマーク車両データベース70には、既存車種の各部の寸法や角度等の諸元値のデータが車種ごとに格納されている。これらのデータは、企画車両の形状や各部の配置を変更するベースとなるベース車両や、企画車両の比較対照となるベンチマーク車両のデータとして使用される。
また、データベースサーバ4の規制値データベース72には、レギュレーション上、又は車両設計上の制約値に関するデータが格納されている。これらのデータは、例えば、国内外の衝突安全基準で定められたバンパ高さ等の具体的な数値や、車両企画の段階に応じて許容することができる範囲を各諸元(ルーフ高さ等の諸元項目)に対して規定した規定値で構成されている。
また、データベースサーバ4の仮想空間データベース74には、車両モデルを評価用モニタ装置6でシミュレーション表示する際に仮想空間の背景画像を構成するための仮想空間データが格納されている。この仮想空間データには、建築物、道路、交差点、信号、歩行者、他の車両等のオブジェクトのデータが含まれる。また、仮想空間の背景画像には、例えば、市街地の背景画像や、高速道路の背景画像、及び山岳有料道路の背景画像等、種々の道路の背景画像が含まれる。
(1.(3)評価用モニタ装置)
次に、図3を参照して、評価用モニタ装置6について説明する。
図3に示すように、評価用モニタ装置6は、プロジェクタ24と、平面スクリーン26とを備えている。プロジェクタ24は、画像処理部20で演算処理された情報に基づいて、車両モデルを平面スクリーン26に後方から投影する。そして、平面スクリーン26の前方に位置する車両企画者(企画車両の評価や、車両企画支援システムの操作等を行う者)が、それらの車両モデルを表示する画面28を見ることができるようになっている。これにより、評価用モニタ装置6により、試作車を製作しなくても、車両企画者が企画車両の検討や評価を行うことができる。
(1.(4)位置検出装置)
次に、図3を参照して、位置検出装置7について説明する。
位置検出装置7は、評価用モニタ装置6に表示された立体画像を見る評価者700の位置を検出するものである。図3に示すように、本実施形態の位置検出装置7は、評価者に取り付けた位置基準マーク720と、その位置基準位置マーク720の位置を検出する2台の位置検出カメラ710a及び710bとから構成されている。そして、本実施形態では、位置検出カメラ710a及び710bによって検出れた位置基準マーク720に対して一定の位置を、評価者の視点の位置としている。
なお、図3では、位置基準マーク720を便宜的にピン形状で表示しているが、位置基準マーク720としては、任意好適な形状の機材を使用することができる。例えば、立体映像を見るためのヘッドトラックに目印を付けてもよいし、電波を発信させたり、光を放射させるようにしてもよい。また、図3では、位置検出カメラ710a及び710bを設けた例を示しているが、評価者700の位置を検出することができるものならば、任意好適な機材を使用することができる。
(2.企画支援プログラム)
次に、企画支援プログラム30、及び、企画支援システムにおける企画支援プログラムによる処理の流れの概要について説明する。
図3に示すように、企画支援プログラム30には、データベースサーバ4に格納された車両データを利用して、企画しようとする車両の車両モデルを構築するためのモデル構想プログラム32と、モデル構築手段によって構築された車両モデルを立体画像として評価用モニタ装置6に表示するシミュレーションプログラム34とが含まれている。
本実施形態では、コンピュータ2でモデル構想プログラム32による処理を実行して車両モデルを構築する。ここでは、上記車両モデルとして、上記評価用モニタ手段に表示して企画車両の各部のレイアウトによって定まるパッケージング等に関する検討、評価を行う。図4に車両モデルに含まれる各モデルを示す。
さらに、コンピュータ2でシミュレーションプログラム34による処理を実行して、車両モデルを表示して、企画車両の評価を行う。
(2.1モデル構想プログラム)
まず、企画支援プログラム30のうちのモデル構想プログラム32、及び、そのプログラムの処理をコンピュータ2により実行することによる車両企画支援について説明する。
図3に示すように、モデル構想プログラム32には、諸元値入力プログラム(諸元値入力画面表示プログラム)36、車両モデルデータ生成プログラム38、及びモーフィング画面表示プログラム40が含まれている。
また、シミュレーションプログラム34には、シミュレーション画像表示プログラム44が含まれている。
(2.1(1)諸元値入力プログラム)
まず、構想モデルプログラムのうち、諸元値入力プログラム36について説明する。
諸元値入力プログラム36は、車両企画者の入力等に基づいて「諸元値データ」を生成するためのプログラムである。ここで、「諸元値データ」とは、企画車両の車型や車両寸法を決定する寸法等の諸元値等をいう。また、車型とは、スポーツ、セダン、トラックなどの車両のタイプをいう。
そして、諸元値入力プログラム36により入力された諸元値を利用して、以下に説明する車両モデルデータ生成プログラムにより、車両モデルのための車両モデルデータが生成される。
(2.1(2)車両モデルデータ生成プログラム)
次に、モデル構成プログラムのうち、車両モデルデータ生成プログラム38について説明する。
車両モデルデータ生成プログラム38は、諸元入力プログラム36によって入力された諸元値データ、及びデータベースサーバ4に格納されている車両データに基づいて、企画車両の「車両モデルデータ」を生成するためのプログラムである。車両モデルデータは、例えば、データベースサーバ4からテンプレートとして読み出した車両データに諸元値データを代入して生成され、例えば、3次元座標データの集合により構成される。そして、この車両モデルデータにより、企画車両の形態としての「車両モデル」の表示が可能となる。
車両モデルデータ生成プログラム38には、図3に示すように、基準モデルデータ生成プログラム46、外観モデルデータ生成プログラム48、外観パーツモデルデータ生成プログラム50、内装モデルデータ生成プログラム52及び内装パーツモデルデータ生成プログラム54が含まれる。これらのプログラムによる処理を実行することにより、企画車両の車両モデルのための車両モデルデータが生成される。
(2.1(2)(a)基準モデル生成プログラム)
基準モデルデータ生成プログラム46による処理を実行することにより、データベースサーバ4に格納されている基準データベース60に基づいて、基準モデル80のための基準モデルデータが生成される。基準モデル80は、企画車両における乗員配置等のパッケージングや企画車両の基本的な諸元値を規定するモデルである。
基準モデル80には、図4に示すように、主要寸法モデル82、乗員モデル84及びアンダーボディモデル86が含まれる。基準モデル80のうち、これらの個々のモデル82、84及び86により、或いは、これらのモデル82、84及び86を組み合わせた基準モデル80により、乗員配置等のパッケージングや車両の基本的な諸元値を検討、評価することができる。
ここで、図5(a)に、主要寸法モデル82の表示例を示す。主要寸法モデル82は、車両の外枠82a、グランド(地面に相当)82b、車輪82c等に関するモデルであり、車両の外枠の寸法、ホイールベースの長さ、車輪の寸法等の諸元値で規定される。
次に、図5(b)に乗員モデル84の表示例を示す。乗員モデル84は、乗員マネキン84a、ステアリング84b、ペダル84c及び視界条件84d等に関するモデルである。
乗員マネキン84aは、乗員配置や姿勢を検討するためのものであり、国内外の基準に準じた一定の形状及び寸法を有している。この乗員マネキン84aは、乗員配置及び姿勢を特定するための種々の寸法や角度の諸元で規定される。この諸元には、例えば、ヒップポイントに対する頭頂やかかとの位置、最前列を2列目の乗員間の距離等が含まれる。なお、ここで寸法には、各部分間の相対距離も含まれる。
ステアリング84b及びペダル84cは、それらの乗員に対する配置を検討するためのものであり、それらの形状及び寸法は一定である。ステアリング84b及びペダル84cは、例えば、それらのヒップポイント又はかかとに対する相対距離や角度の諸元で規定される。視界条件84dは、アイポイントから車両の前後両方に上下に拡がる角度等の諸元で規定される。
次に、図5(c)にアンダーボディモデルの表示例を示す。アンダーボディモデル86は、ダッシュパネル86a、フロアパネル86b及びサイドシル86c等の車体の下部構造に関するモデルである。このアンダーボディモデル86は、ダッシュパネル86a及びフロアパネル86bを構成する数枚のパネルのそれぞれの寸法や角度、サイドシル86cの寸法等の諸元値で規定される。
(2.1(2)(b)外観モデルデータ生成プログラム)
また、外観モデルデータ生成プログラム52による処理を実行することにより、データベースサーバ4に格納されている外観データベース62に基づいて、外観モデル90のための外観モデルデータが生成される。外観モデル90は、企画車両の外観イメージ等を規定するモデルである。外観モデル90には、図4に示すように、エクステリアモデル92が含まれる。
外観モデル90により、企画車両の外観イメージ等を検討することができる。さらに、外観モデル90を基準モデル80と組み合わせることにより、車両の弧住空間等のパッケージングをより詳細に検討することができる。
ここで、図6(a)にエクステリアモデル92の表示例を示す。エクステリアモデル92は、バンパ及びボンネットを含む車両の外板に関するモデルである。エクステリアモデル92は、車両の外形に関する種々の寸法や角度の諸元値で規定される。諸元値には、例えば、ホイールベース、フロントオーバーハング、リアオーバーハング、カウルポイントの位置、ルーフトップ高さ、ピラー部の傾斜角度等が含まれる。
(2.1(2)(c)外観パーツモデルデータ生成プログラム)
また、外観パーツモデルデータ生成プログラム100による処理を実行することにより、データベースサーバ4に格納されている外観パーツデータベース64に基づいて、外観パーツモデル100のための外観パーツモデルデータが生成される。外観パーツモデル100は、企画車両の外観の一部を構成するドアやウインドウガラスの形状や配置を個別に規定するモデルである。外観パーツモデル100には、図4に示すように、ドアモデル102及びガラスモデル104が含まれている。
ここで、図7(a)〜図7(c)に、ドアモデル102の表示例を示す。ドアモデル102は、前後ドアの開口フランジ102a、前後サイドドアの外板及びサッシュ102b、及び、リフトゲートの外板及びサッシュ102cに関するモデルである。また、図7(b)〜図7(d)に、ガラスモデル104の表示例を示す。ガラスモデル104は、フロントウインドウ、フロントクォータウインドウ、サイドウインドウ、リアクォータウインドウ及びリアウインドウの各ガラスに関するモデルである。これらのモデルは、それぞれの形状及び配置に関する種々の寸法や角度の諸元値で規定される。
これらドアモデル102及びガラスモデル104により、外観の一部を構成するドアやウインドウガラスの形状や配置を個別に検討することができる。さらに、外観パーツモデル100を外観モデル90と組み合わせることにより、車両の外観イメージ等をより詳細に検討することができる。
(2.1(2)(d)内装モデルデータ生成プログラム)
また、内装モデルデータ生成プログラム52による処理を実行することにより、データベースサーバ4に格納されている内装データベース66に基づいて、内装モデル110のための内装モデルデータが生成される。内装モデル110は、企画車両の内装を構成するトリムやトップシーリング等の形状及び配置に関する種々の寸法や角度を規定するモデルである。内装モデル110には、図4に示すように、上部インテリアモデル112及び下部インテリアモデル114が含まれる。
ここで、図8(a)に内装モデル110の表示例を示す。内装モデル110は、上部インテリアモデル112は、ピラートリム112a及びトップシーリング(ルーフヘッダ、ルーフレール及びルーフのトリム)112bに関するモデルである。
さらに、図8(b)に下部インテリアモデル112の表示例を示す。下部インテリアモデル114は、前後ドア及びリフトゲートのトリム114a、カウルサイドトリム114b、Bピラー下部トリム114c、リアサイドトリム114d及びスカッフプレート114eに関するモデルである。
(2.1(2)(e)内装パーツモデルデータ生成プログラム)
また、内装パーツモデルデータ生成プログラム54による処理を実施することにより、データベースサーバ4に格納されている内装パーツデータベース68に基づいて、内装パーツモデル120のための内装パーツモデルデータが生成される。内装パーツモデル120は、企画車両の内装の一部を構成するインパネやコンソールやとシートの配置や形状に関する種々の数値や角度を規定するモデルである。
内装パーツモデル120には、図4に示すように、インパネモデル122、コンソールモデル124及びシートモデル126が含まれている。インパネモデル122及びコンソールモデル124は、それらの配置に関する寸法や角度の諸元の諸元値データで規定される。また、シートモデル126は、シート配置、シート幅、ヘッドレス上下位置、シートバック角度等に関する寸法(距離)や角度の諸元の諸元値データで規定される。
ここで、図9にこれらモデルの表示例を示す。インパネモデル122、コンソールモデル124及びシートモデル126は、ダッシュボード等を含むインパネ、このインパネと連続しているコンソール及び複数のシートに関するモデルである。これらのモデルは、それらの車室内における配置を検討するためのものであり、一定の形状を有している。
上述した車両モデルデータ生成プログラム38による処理を実施するに当たっては、個々のモデルデータ生成プログラム46〜54により、各車両モデル互いに独立に生成し、それぞれ検討することができる。例えば、主要寸法モデル82により、車両の全体の大きさを、また、乗員モデル84により、車両の内部空間を、さらに、エクステリアモデル92により、車両の外観イメージを、それぞれ別個に検討することができる。
次いで、図10に示すように、これらのモデルを重ね合わせて表示することにより、互いの干渉状態等を視覚的に確認することができる。
図10に示す例では、乗員モデル84の乗員の頭が動く範囲を示す空間エリアの一部分(図中の斜線部分)が、外観モデルのルーフから飛び出してしまっている。そこで、車両企画者は、このような干渉状態を解消するために、乗員モデルのヒップポイントを下げたり、外観モデルのルーフの高さを上げたりといった調整をして、各車両モデルを再検討することができる。
そのような車両モデルの調整は、以下に説明するモーフィング画面表示プログラムにより容易に行うことができる。
(2.1(3)モーフィング画面表示プログラム)
次に、モデル構想プログラムのうち、モーフィング画面表示プログラムについて説明する。
モーフィング画面表示プログラムは、車両モデルデータ生成プログラム38により生成されたモデルデータに基づいて、表示部18の画面上に車両モデルを表示し、且つ、その車両モデルを表示しながら変形させるためのプログラムである。モーフィング画面表示プログラムには、図3に示すように、3次元モーフィング画面表示プログラム58と、2次元モーフィング画面表示プログラム56とが含まれている。
(2.1(3)(a)3次元モーフィング画面表示プログラム)
コンピュータで3次元モーフィング画面表示プログラム58による処理を実行することにより、3次元モーフィング画面が表示される。
ここで、図11及び図12に、3次元モーフィング画面の表示例を示す。図11に示すように、3次元モーフィング画面では、車両モデルを任意の視点から見た3次元的な形状を、その視点に合わせて遠近感が出るよう表示することができる。また、図10に示したように、外観モデル90や乗員モデル84等の個々の車両モデルを任意に組み合わせて表示してもよいし、個々の車両モデルを別個に表示してもよい。
また、図12に示すように、3次元モーフィング画面では、車両モデルの車幅方向に断面に沿って、乗員モデル84、内装モデル112,114、内装パーツモデル122,126の車室内の様子を表示させることもできる。
そして、図11に示す3次元モーフィング画面では、表示した車両モデルを、図中丸印で示す、各部分の寸法や角度の起点となる諸元ポイントをマウスでドラッグすることにより、各部分の形状及び配置の変更をすることができるようになっている。変更後の諸元値は、自動的に形成され、諸元値データに反映される。
なお、図11では、「A」で示すような一部分の諸元ポイントだけを表示している。
この3次元モーフィング画面で表示さえる車両モデルは、3次元形状を表示するため全ての諸元値が反映され、且つ、変形された場合に形状及び配置の整合性を保つために、諸元どうしを関連づけるルールデータが全て組み込まれて表示される。このため、任意の諸元ポイントをマウスでドラッグすると、その諸元ポイントを起点する寸法や角度が変更されると共に、ルール付けされた関連するその他の寸法や角度が全て連動して変更される。その結果、車両モデルを、各部分の形状や配置の整合性を保ちつつ変形させることができる。
例えば、外形を表すエクステリアモデル92では、ルーフ長さを変更すると、そのルーフとのつながりを保つように、ピラー部の角度も連動して変更され、連動して変更され、さらに、内装を表す上部インテリアモデル112のトップシーリング(天井内張り)の長さも合わせて変更される。このようなルールデータは、ミニバンやセダンといった車型ごとに異なるように設定される。例えば、ルーフの前縁を後方に移動させた場合、ミニバンでは、フロントピラーの角度を保ったままボンネットが後方に延び、一方、スポーツタイプでは、フロントピラーの傾斜角度が小さくなるようになっている。
このように、3次元モーフィング画面では、車両企画者は、車両形状の全体的なイメージを容易に掴むことができ、車両モデルの3次元的なイメージを見ながら、感覚的に車両形状を様々に変形させて、車両を企画することができる。
(2.1(3)(b)2次元モーフィング画面表示プログラム)
また、コンピュータで2次元モーフィング画面表示プログラムによる処理を実行することにより、2次元モーフィング画面が表示される。2次元モーフィング画面では、車両を側面、平面又は正面から見た所定の断面、及び主要な形状に関する諸元値のみを選択的に組み込んだ車両モデル(2次元車両モデル)が表示される。
ここで、図13に、2次元モーフィング画面の表示例を示す。図13の(a)〜(c)は、それぞれ、2次元モーフィング画面の、側面図表示、平面図表示、及び正面図表示の一例である。これらの2次元モーフィング画面では、車両モデルは、所定の断面及び主要な形状が直線や曲線で表示される(モーフィング形状表示)。例えば、図13(a)では、側面図表におけるモーフィング形状表示として、車両中間面の断面上に表れるルーフやカウル等の形状、及び側面形状を特徴付けるベルトライン形状等の主要な形状が太線で表示されている。
さらに、モーフィング形状表示される形状に関する諸元値について、諸元項目、諸元値及びそれらを規定する寸法線が表示される(諸元値表示)。例えば、図13(a)では、諸元項目として、「Wheel base」、「***」等が表示され、また、諸元値として「2400」、「・・・」等が表示されている。
このように、2次元モーフィング画面では、車両企画者は、寸法線を表示して、寸法や角度の諸元値を直接数値入力して変更することもでき、また、形状を変更する際に、どの諸元をドラッグすれば良いかを容易に判断することができる。また、車両形状の全体的なイメージを容易に掴むことができ、車両モデルの3次元的なイメージを見ながら、感覚的に車両形状を様々に変形させて、車両を企画することができる。
(2.2シミュレーションプログラム)
次に、図3に示す企画支援プログラム30のうち、シミュレーションプログラム34について説明する。シミュレーションプログラム34は、車両モデルデータに基づいて、車両モデルを評価用モニタ装置6に立体表示させるためのプログラムである。
図14に、シミュレーションプログラム34に対応する機能ブロック図を示す。この機能ブロック図では、コンピュータ2においてシミュレーションプログラム34による処理を実行して、構築した車両モデルを、データベースサーバに格納された仮想空間データによって構成された仮想空間の背景画像と合わせた立体画像を生成して評価用モニタ装置6に表示させる機能をシミュレーション部220として表す。また、モデル構想プログラム30による処理を実行して、データベースサーバに格納された上記車両データを利用して、企画しようとする車両の車両モデルを構築する機能をモデル構築部210として表す。
シミュレーション部220は、図14に示すように、車両モデルの運転席の固定基準点から見た車両モデル及び背景画像を、操作モード画像として生成する操作モード画像生成部222と、位置検出装置7によって検出された評価者700の位置から見た車両モデル及び背景画像を、評価者700の位置の移動に合わせて、見取りモード画像として生成する見取りモード画像生成部224と、評価用モニタ装置6に表示させる画像を、操作モード画像と上記見取りモード画像との間で切り替える表示モード切替部226とを有する。
なお、操作モード画像生成部222の機能は、操作モード画像生成プログラム71による処理をコンピュータ2で実行することにより実現される。また、見取りモード画像生成部224は、見取りモード画像生成プログラム73による処理をコンピュータ2で実行することにより実現される。さらに、表示モード切替部226の機能も、表示モード切替プルグラム75による処理をコンピュータ2で実行することにより実現される。なお、表示モード切替部226に対する表示モード切替指示は、例えば、コンピュータ2の入力部16(図1参照)により行うとよい。
ここで、図15に、操作モード画像の一例として、車両モデルが仮想空間内の市街地の道路上を走行する様子を運転者の視点から見た画像を示す。このような画像により、車両企画者は、運転席からの視認性、運転者の感じる圧迫感等の視界に関する評価や、背景画像と合わせた車両の外観等の評価を行う。図15に示す操作モード画像では、評価者よって評価がばらつかないように、運転者の固定された視点(アイポイント)から見た画像が表示される。
なお、評価用モニタ装置6には立体映像が表示されるが、図15をはじめとするシミュレーション画像を示す図面では、便宜的に、平面画像を示す。
また、本実施形態では、シミュレーション部220に表示モード切替部226が設けられているので、表示画像を、操作モード画像と見取りモード画像との間で簡単に切り替えることができる。
ここで、図16に、見取りモード画像の一例を示す。図16に示す見取りモード画像では、車両モデルの外形部分を省略して、車室内の様子を車両モデルの斜め上から見下ろした様子を表示している。このような見取りモード画像を表示することにより、パッケージの評価において、車室内の広さ等を容易に評価することができる。
見取りモード画像を表示する見取り評価モードでは、評価者の視点を、車両モデルの内側及び外側の任意の位置に設定することができる。そこで、例えば、見取り評価モードにおいては、視点のおおよその位置を選択できるように、コンピュータ2の表示部18(図1参照)に、図17に示すような更なる種々の表示モード切替用の画面を表示させることができる。図17中のインテリア評価モードを選択すると、車両モデルの内側から見た車両モデルの車室内の見取りモード画像が表示される。また、エクステリア評価モードを選択すると、車両モデルの外側から見た車両モデルの外観の見取りモード画像が表示される。
ここで、図18(a)及び(b)に、インテリア評価モードにおける見取りモード画像の表示例を示す。図18(a)は、助手席付近から車室内の斜め後方を見た様子を示す画像である。また、図18(b)は、ダッシュボード付近から車室内の後方を見た様子を示す画像である。
そして、評価者700が、スクリーン26に対して、例えば、右側に移動すると、表示画像の視点も右側に移動する。すなわち、評価者700の移動に連動して、表示されている車両モデルが、その移動分に対応する角度だけ回転する。これにより、見取りモード画像における車両モデルの見え方が、より実際の車両の見え方に近づくため、評価者の感じる違和感が少なくなる。その結果、車両モデルの見取り評価をより正確に行うことができる。
なお、位置検出装置7によって、評価者の位置だけでなく、評価者の視線の方向も検知して、評価者の視線の向きにも対応して、視線の向きに合わせるように、画面表示を変化させることが望ましい。
ところで、本実施形態の評価用モニタ装置6では、平面スクリーン26に、プロジェクタ24によって画像28を投影している(図3参照)。このため、評価者がスクリーン26の裏側に回り込んでも、連動して、車両モデルの裏側を表示することはできない。そこで、本実施形態では、図17に示した選択画面から任意の評価モードを選択することにより、評価用モニタ装置6に表示される車両モデルの向きを切り替える。すなわち、図17に示すフロント評価モード、リヤ評価モード又はサイド評価モードを選択すると、それぞれ、車両モデルの正面、後面又は側面の見取りモード画像が表示される。
ここで、図19(a)及び(b)に、エクステリア評価モードにおける見取りモード画像の表示例を示す。図19(a)は、フロント評価モードを選択したときの車両モデルの表示例である。また、図19(b)は、リア評価モードを選択したときの車両モデルの表示例である。
いずれの評価モードを選択した場合においても、評価用モニタ装置6に対する評価者700の位置の縦方向、横方向の移動及び、遠近方向の移動に連動して、見取りモード画像が変化する。即ち、評価者の視点移動に合わせて表示画像が変化するので、評価者がシミュレーション画像に違和感を感じることが少なく、従って、より正確な見取り評価を行うことができる。
さらに、図17に示すモード切替用の画面においてターンテーブルモードを選択すれば、例えば、図19(a)又は(b)に示す見取りモード画像中の車両モデルを、仮想空間内の水平面内で回転させて表示することができる。これにより、実物の車両をターンテーブルに載せて回転させながら見取り評価を行う場合と同様に、評価用モニタ装置6に表示されたターンテーブルモード画像を見て見取り評価を行うことができる。
上述した各実施形態においては、本発明を特定の条件で構成した例について説明したが、本発明は種々の変更及び組み合わせを行うことができ、これに限定されるものではない。
また、本発明において、手段とは、必ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能が、ソフトウエアによって実現される場合も包含する。また、一つの物理的手段の機能が二以上の物理的手段により実現されてもよいし、二以上の物理的手段の機能が一つの物理的手段により実現されてもよい。
本発明の実施形態における車両企画支援システムの基本構成を示すブロック図である。 実施形態における車両企画支援システムの企画支援プログラムの構成、データベースの構成及びデータの概念的な流れを示す図である。 実施形態における車両企画支援システムの評価用モニタ装置の基本構成を示す斜視図である。 実施形態における車両モデルに含まれる各モデルを説明するための図である。 (a)は、基準モデルの主要寸法モデルの一例を示す図であり、(b)は、基準モデルの乗員モデルの一例を示す図であり、(c)は、基準モデルのアンダーボディーモデルの一例を示す図である。 外観モデルのエクステリアモデルの一例を示す図である。 外観パーツモデルのドアモデル(a〜c)及びガラスモデル(d)の一例を示す図である。 (a)は、内装モデルの上部インテリアモデルの一例を示す図であり、(b)は、内装モデルの下部インテリアモデルの一例を示す図である。 内装パーツモデルのインパネモデル、コンソールモデル及びシートモデルの一例を示す図である。 乗員モデル、外観モデル及び内装モデルを組み合わせた車両モデルの一例を示す図である。 車両モデルを表示する3次元モーフィング画面の一例である。 車両モデルの車室内を表示する3次元モーフィング画面の一例である。 (a)は、車両モデルを表示する2次元モーフィング画面の側面図表示の一例であり、(b)は、その平面図表示の一例であり、(c)は、その正面図表示の一例である。 シミュレーションプログラム34に対応する機能ブロック図である。 仮想空間内で車両モデルが市街地の道路上を走行する様子を運転種の視点から見たシミュレーション画像を示す図である。 見取りモード画像の表示例である。 表示モード切替用の選択画面の一例である。 (a)及び(b)は、インテリア評価のための見取りモード画像の表示例である。 (a)及び(b)は、エクステリア評価のための見取りモード画像の表示例である。
符号の説明
1 車両企画支援システム
2 コンピュータ
4 データベースサーバ
6 評価用モニタ装置
7 位置検出装置
30 企画支援プログラム
32 モデル構想プログラム
34 シミュレーションプログラム
36 諸元値入力プログラム
38 車両モデルデータ生成プログラム
40 モーフィング画面表示プログラム
71 操作モード画像生成プログラム
73 見取りモード画像生成プログラム
75 表示モード切替プログラム
210 モデル構築部
220 シミュレーション部
222 背景画像選択部
224 背景画像補正部
226 画像合成表示部
228 車室内画像補正部
710a、710b 位置検出カメラ
720 位置基準マーク

Claims (4)

  1. 画面上に車両モデルを表示して車両の企画を支援する車両企画支援システムであって、
    車両データ及び仮想空間データを格納したデータベースサーバと、
    上記データベースサーバに格納された上記車両データを利用して、企画しようとする車両の車両モデルを構築するモデル構築手段と、
    上記モデル構築手段によって構築された車両モデルと上記データベースサーバに格納された仮想空間データによって構成された仮想空間の背景画像とを合成した立体画像を生成するシミュレーション手段と、
    上記シミュレーション手段によって生成された立体画像を表示する評価用モニタ装置と、
    上記評価用モニタ装置に表示された立体画像を見る評価者の位置を検出する位置検出装置と、
    を有し、
    上記シミュレーション手段は、
    車両モデルの運転席の固定基準点から見た車両モデル及び背景画像を、操作モード画像として生成する操作モード画像生成手段と、
    上記位置検出装置によって検出された上記評価者の位置から見た車両モデル及び背景画像を、上記評価者の位置の移動に合わせて、見取りモード画像として生成する見取りモード画像生成手段と、
    上記表示画面に表示させる画像を、上記操作モード画像と上記見取りモード画像との間で切り替える表示モード切替手段と、
    を有する
    ことを特徴とする車両企画支援システム。
  2. 上記表示モード切替手段は、上記評価用モニタ装置に表示される車両モデルの向きを切り替えることを特徴とする請求項1記載の車両企画支援システム。
  3. 上記見取りモード画像生成手段は、上記評価用モニタ装置に対する評価者の位置の縦方向、横方向及び遠近方向の移動に合わせて、見取りモード画像を変化させる請求項1又は2記載の車両企画支援システム。
  4. 上記見取りモード画像生成手段は、見取りモード画像中の車両モデルを、仮想空間内の水平面内で回転させて表示するターンテーブルモード画像を生成する請求項1乃至3の何れか一項に記載の車両企画支援システム。
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