JP4645727B2 - アンテナ装置、受信装置および電波時計 - Google Patents

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Description

この発明は、電波信号を受信するアンテナ装置および受信装置、ならびに、タイムコードが含まれる標準電波の受信を行う電波時計に関する。
一般に、線状アンテナ、巻線型のバーアンテナ、平面アンテナなど、様々なアンテナが知られている。また、標準電波を受信する電波時計などでは、小さな時計本体にアンテナを搭載する必要があることから巻線型のバーアンテナが用いられている。
また、本発明に関連する従来技術として、特許文献1,2には、磁気抵抗効果素子によって電波の磁界成分に反応することで電波信号を受信するアンテナ装置が開示されている。また、特許文献3には、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)作製技術により形成した振動板に磁性体の薄膜を形成し、この振動板を振動させつつ、この振動板の共振周波数の変化を検出して外部磁場の測定を行う共振型磁気センサが開示されている。
特開2000−188558号公報 特開2007−124335号公報 特開2005−201775号公報
線状アンテナや巻線型のバーアンテナなど、一般的なアンテナには小型化に限界がある。線状アンテナでは受信周波数帯に応じた長さが必要となるし、巻線型のバーアンテナではコアが短くなると反磁界の影響によって実効Q値(共振ピークの鋭度)や感度が低下する。
また、巻線型のバーアンテナでは、巻線コイルとコアに生じる磁束の変化によって、金属が近接していると、そこに渦電流を発生させ、この渦電流の発生によって感度が著しく低下するという課題がある。
また、上記従来の磁気抵抗効果素子を用いたアンテナ装置では、受信素子自体が周波数特性を持たないため帯域外の電波による妨害に対して非常に弱いという課題がある。例えば、磁気抵抗効果素子によって受信された信号を増幅した後、フィルタ回路によって所定の周波数帯域の信号を抽出する構成では、帯域外の電波による妨害があった場合に、この電波受信によって増幅回路の動作が飽和してしまい、それにより所望の特性が得られなくなるという現象が生じる。また、受信信号を増幅する前に通過帯域の狭いフィルタ回路を設けると小型化が難しくなる。
この発明の目的は、アンテナの小型化、高感度化、耐妨害性の向上を図れるアンテナ装置、受信装置ならびに電波時計を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
所定の固有振動数で振動する特性を有するとともに外部磁界を受けて変位する振動体と、
該振動体の運動を電気信号に変換する変換手段と、
を備え、
前記振動体を共振させる周波数帯の電波信号が到来したときに、当該電波信号の磁界成分によって前記振動体が共振し、この共振が前記変換手段により電気信号に変換されることで、当該周波数帯の電波信号が電気信号となって取り込まれることを特徴とするアンテナ装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のアンテナ装置において、
前記振動体および前記変換手段は、1チップの基板上に形成されていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のアンテナ装置において、
前記振動体は、
1又は複数の箇所が支持された梁部と、
該梁部の変位する箇所に固着された磁性体と、
を有し、
前記磁性体に磁力を及ぼす磁石を更に備えていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のアンテナ装置において、
前記梁部は、長手方向が基板に沿った向きで前記基板より浮いた状態でスペーサーを介して前記基板に固定され、
前記磁石は、永久磁石であり、前記梁部と前記基板との間で前記基板上に固定されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項3記載のアンテナ装置において、
前記磁石は、前記振動体が形成されたモジュールに対して、後付けされる構成であることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項3記載のアンテナ装置において、
前記梁部は、長手方向が基板に沿った向きで前記基板より浮いた状態でスペーサーを介して前記基板に固定され、
前記磁石は、コイル磁石であり、前記梁部の上方、下方、或いは周囲に形成されていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1記載のアンテナ装置において、
前記変換手段は、
前記振動体と共用または前記振動体に形成された第1電極と、
該第1電極と対向して形成された第2電極とを有し、
前記振動体の変位によって、前記第1電極と前記第2電極との間隔が変化することで、当該第1電極と第2電極とからなる電気容量の大きさが変化して、この電気容量の変化に対応する電気信号を出力する構成であることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のアンテナ装置において、
前記変換手段は、
更に前記第2電極の逆側で前記第1電極と対向して形成された第3電極を有し、
前記振動体の変位によって、前記第1電極と前記第2電極との間隔と、前記第1電極と前記第3電極との間隔とが、互いに正負逆向きに変化することで、前記第1電極と前記第2電極とからなる電気容量と前記第1電極と前記第3電極とからなる電気容量の大きさが逆向きに変化して、これら電気容量の変化に対応する電気信号を出力する構成であることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、
請求項1〜8の何れか1項に記載のアンテナ装置と、
前記アンテナ装置から出力される電気信号を増幅する増幅器と、
前記増幅器により増幅された信号に対して復調処理を行う復調器と、
を備え、
前記アンテナ装置により前記振動体を共振させる周波数帯の搬送波を受信して、前記復調器により当該搬送波から情報信号を復調することを特徴とする受信装置である。
請求項10記載の発明は、
請求項9記載の受信装置により標準電波を受信して、該標準電波に含まれるタイムコードを復調して時刻修正を行うことを特徴とする電波時計である。
本発明に従うと、アンテナの小型化、高感度化、耐妨害性の向上が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態の電波時計の全体を示す構成図である。
本発明の実施形態の電波時計1は、タイムコードを含む標準電波の受信を行うMEMSアンテナ10と、受信信号を増幅する増幅器101と、受信信号からタイムコードの検波を行う復調器としての検波器102と、時計の全体制御を行うマイクロコンピュータ103と、時刻の表示出力を行う時刻表示器104と、計時を行う計時カウンタ105等から構成される。これらの構成のうち、MEMSアンテナ10、増幅器101および検波器102によって受信装置としての電波受信部100が構成される。
電波受信部100は、例えば、MEMSアンテナ10を含めて、1個の半導体基板上に形成されたものである。また、この電波受信部100とともに、マイクロコンピュータ103や計時カウンタ105も含めて1個の半導体基板上に形成することも可能である。
この実施形態の電波時計1は次のように動作する。先ず、マイクロコンピュータ103は、計時カウンタ105の計時データに同期させて時刻表示器104の出力を更新していくことで現在時刻の表示制御を行う。さらに、マイクロコンピュータ103は、所定の時刻になった場合に、電波受信の制御プログラムを実行して、電波受信部100を作動させる。それにより、所定周波数帯(例えば60kHz)の搬送波により送信されている標準電波が電波受信部100で受信されてタイムコードが検波される。マイクロコンピュータ103は、検波されたタイムコードを入力し、このタイムコードから正確な現在時刻を求める。そして、計時カウンタ105の計時時刻にずれがある場合に、これを自動的に修正する。このような制御動作によって、常に正確な時刻表示が行われるようになっている。
図2は、本発明に係るMEMSアンテナの第1実施形態を示す斜視図、図3は、第1実施形態のMEMSアンテナを示す縦断面図、図4は、第1実施形態のMEMSアンテナの電気的な接続構成を示す回路図である。
第1実施形態のMEMSアンテナ10は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)作製技術を用いて半導体基板上に形成された極めて小さな(例えば数ミリメートル以下、或いは、ミクロンオーダーの大きさの)アンテナであり、電波信号の磁界成分を受けてこの受信電波を電気信号に変換するものである。
このMEMSアンテナ10は、図2や図3に示すように、基板11上に形成された梁部12と、梁部12の一部を固定している絶縁体からなるスペーサー15,15と、梁部12の可動範囲に形成された磁性体13と、梁部12の下側に固定された永久磁石14と、梁部12と共用または当該梁部12に形成された面状の電極(第1電極)16と、梁部12に対向する基板11上の部位に形成された面状の電極17(第2電極)等から構成される。そして、梁部12の周囲に空間を設けて梁部12が上下に変位可能な状態で樹脂19等により周囲が封止されてなる。
上記の構成のうち、梁部12と磁性体13によって振動体が構成され、電極16,17により梁部12の変位を電気信号に変換する変換手段が構成される。
梁部12は、例えば、多結晶シリコンなどを用いて薄膜堆積により形成されたものである。梁部12は、板状の構成であり、その長手方向が基板11に沿った向きで、一部の箇所(例えば両端部)がスペーサー15,15を介して基板11に固定され、他の部位が空間をあけて基板11上に浮いた状態になっている。梁部12の下側の空間は犠牲層エッチングなどにより形成することができる。そして、この固定されていない部位が基板11に対して上下に振動するようになっている。
梁部12の固有振動数は、梁部12の長さや厚みなどから所望の振動数に設定することが可能になっており、この実施の形態では標準電波の搬送波の周波数(例えば60kHz)と同一になるように設定されている。また、梁部12にSiGe(シリコン・ゲルマニウム)やその他の材料を適宜組み合わせることで、このような振動特性の温度補償を行うことも可能である。
梁部12に形成される面状の電極16や、基板11に形成される面状の電極17は、対向配置されて電気容量を構成するものであり、例えば、金属材料を蒸着して形成されるものである。この金属材料は磁化しないアルミなどを使用すると好ましい。なお、梁部12に電極16を形成する換わりに、梁部12を形成している材料自体をドーピング等することで導電性を付加した構成とし、この梁部12自体を電極としても良い。
電極16,17には、通常の半導体製造プロセスによって配線h1,h2が接続され、これらの配線h1,h2が基板11上に引き出された構成となっている。図3では、配線h1,h2を略して示しているが、実際には、基板11側の配線h2はそのまま基板11上のMEMSアンテナ10の外部まで引き出され、梁部16側の配線h1はスペーサー15にコンタクトホールを形成して基板11上まで導いた後、基板11上のMEMSアンテナ10の外部まで引き出されている。
スペーサー15,15は、例えば、絶縁性を持たせるためにシリコン酸化膜(SiO2)などにより形成されたものである。
基板11上の永久磁石14は、梁部12の磁性体13に磁力を及ぼすためのものであり、例えば、スパッタリングにより強磁性体の薄膜堆積により強磁性体のブロックを形成した後、この強磁性体のブロックに強い磁界を加えて該強磁性体を特定の方向に磁化させることで形成することができる。
梁部12上の磁性体13は、電波信号の磁界成分を受けて磁化することで、永久磁石14に対して斥力や引力を発生させて梁部12を変位させるように作用するものであり、例えば、スパッタリングを使用した磁性体(例えば軟磁性体)の薄膜堆積により形成することができる。
図4に示すように、MEMSアンテナ10の電極16,17は、梁部12が変位することで電気容量の大きさを変化させる可変容量Cvを構成するものである。半導体基板上には、この可変容量Cvと直列に容量素子C1が接続され、これらの直列回路に電圧E1が印加された構成になっている。このような構成により、梁部12が変位して可変容量Cvの容量値が変化することで、可変容量Cvの端子間に梁部12の変位に応じた電気信号(電圧)が出力されるようになっている。
なお、図4の容量素子C1の換わりに抵抗素子を可変容量Cvに直列接続しても同様の作用を得ることができる。
次に、上記構成のMEMSアンテナ10および電波受信部100の動作について説明する。
この実施形態のMEMSアンテナ10によれば、梁部12の固有振動数に対応した周波数帯(例えば60kHz)の標準電波が到来したときには、この電波信号の磁界成分が梁部12に作用力を及ぼして梁部12が共振するとともに、梁部12が電波信号の磁界成分の大きさに応じた変位を行う。
この梁部12の変位は可変容量Cvの容量変化となって、この容量変化に応じた電気信号がMEMSアンテナ10から増幅器101に出力される。この電気信号は到来した標準電波をほぼそのまま電気信号に変換した信号となる。そして、この電気信号が増幅器101で増幅され、その後、検波器102に送られてタイムコードが検波される。
一方、梁部12の固有振動数から外れた周波数帯の電波が到来したときには、この電波信号の磁界成分が梁部12に作用力を及ぼすが、梁部12の固有振動数から外れた周波数で振動する作用力なので、梁部12において吸収および打ち消されて梁部12は振動しない。従って、可変容量Cvの容量変化も生じず、MEMSアンテナ10の信号出力はほぼゼロとなる。
また、上記の標準電波とそれ以外の周波数帯の電波が入り混じって到来したときには、両者による作用がそれぞれ重なるように動作するので、梁部12の固有振動数から外れた周波数帯の電波はカットされ、標準電波のみがMEMSアンテナ10で抽出されて受信される。そして、標準電波の信号のみが増幅器101と検波器102に送られることとなる。
図5には、MEMSアンテナと従来のコイル型アンテナとの周波数特性を表わしたグラフを示す。
MEMS技術により形成される振動体は、帯域の狭い固有振動数の範囲でのみ大きな共振を行うといった周波数特性が得られる。そのため、上記構成のMEMSアンテナ10によれば、図5の実線に示すように、非常に高いQ値で、特定の周波数f0の電波のみを受信し、特定周波数f0から外れた電波を大幅にカットする特性を得ることができる。図5の点線にコイル型アンテナの周波数特性を比較用に示す。図5の実線と点線の特性線の比較から分かるように、MEMSアンテナ10のアンテナ自体の受信利得のQ値は、コイル型アンテナよりも非常に高いものとなる。
以上のように、この実施形態のMEMSアンテナ10によれば、MEMS技術を用いてアンテナの顕著な小型化を図ることができる。また、MEMSアンテナ10自体が狭帯域フィルタのように特定の周波数帯の電波信号のみを受信し、特定周波数帯から外れた電波の入力をカットするので、帯域外の信号入力を電波受信の段階で除去することができる。それにより、帯域外の電波の入力によって増幅段の動作が飽和し、この飽和によって受信感度が低下するといった不都合も生じない。
また、コイル型アンテナでは、電波受信に伴ってコイルやコアに比較的大きな磁束の変化が生じるため、周囲の金属に渦電流を発生させて、この渦電流の発生により受信感度が大幅に低下するという問題があったが、MEMSアンテナ10ではこのような渦電流を発生させないので、それによる受信感度が低下することもない。従って、周囲に金属があっても電波の入力を遮断することがなければ高い受信感度を実現できる。
また、MEMSアンテナ10として、梁部12に磁性体13を設け、梁部12の下方に永久磁石14を設けて、梁部12を振動させる構成を採用しているので、製造プロセスの単純化や製造コストの低減が図られている。また、永久磁石14が梁部12の磁性体13に磁力を及ぼすことにより、電波信号の磁界成分の作用による梁部12の変位を大きくとることができる。
また、基板11と梁部12とに互いに対向する面状の電極16,17を形成して、これら電極16,17からなる可変容量Cvにより梁部12の変位に応じた電気信号を出力する構成を採用しているので、比較的単純な構成により梁部12の変位を確実に電気信号へ変換することができる。
また、この実施形態の電波受信部100によれば、MEMSアンテナ10自体に帯域の狭いフィルタ特性が付与されているので、別途、狭帯域のフィルタなどを設ける必要がなく、回路の単純化や実装面積の削減を図ることができる。
また、この実施形態の電波時計1によれば、MEMSアンテナ10を含めて電波受信部100を極めて小型に構成できることから、腕時計本体など小さな装置にも余裕をもってアンテナや受信回路を搭載することができる。また、MEMSアンテナ10はコイル型アンテナのように周囲の金属に渦電流を発生させることがないので、時計内部に搭載する場合にアンテナの配置箇所の自由度が増すという効果が得られる。
[第2実施形態]
図6は、本発明に係るMEMSアンテナの第2実施形態を示す縦断面図である。
第2実施形態のMEMSアンテナ10Aは、梁部12の上方(基板11の逆側)にも電極を設けて、MEMSアンテナ10Aから比較的に大きな電気信号を取り出せるようにしたものであり、基本的な構成は第1実施形態と同様である。第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態のMEMSアンテナ10Aでは、梁部12の上方を覆うように板状の覆い板20を設け、この覆い板20に面状の電極(第3電極)21を形成している。覆い板20は、梁部12の自由な変位を妨げないように、例えば、スペーサー22,22を介して梁部12から浮いた状態に形成されている。
このような覆い板20は、例えば梁部12と同様の材料および製造プロセスによって形成することができる。また、覆い板20は、梁部12のように振動することがないように、例えば厚みを増したり硬度を増したりして形成されている。
電極21は梁部12の電極16と同様の材料および製造プロセスによって形成することができ、スペーサー22,22は梁部12を支持するスペーサー15,15と同様の材料および製造プロセスにより形成することができる。スペーサー22,22は、例えば、梁部12を支持するスペーサー15,15と重なる配置で形成されている。
図7は、第2実施形態のMEMSアンテナの電気的な接続構成を示す回路図である。
図7に示すように、上記の3つの電極17,16,21は、梁部12が変位することで各々の電気容量を変化させる2つの可変容量Cv,Cv2を構成するものである。詳細には、梁部12の電極16と基板11側の電極17によって一方の可変容量Cvが構成され、梁部12の電極16と覆い板20の電極21によってもう一方の可変容量Cv2が構成される。また、これら2つの可変容量Cv,Cv2は直列に接続され、これらの直列回路に定電圧E1が印加された構成にされる。
このような構成により、梁部12が変位すると、2つの可変容量Cv,Cv2の容量値が互いに正負逆向きに変化する。それにより、可変容量Cvの端子間に梁部12の変位に応じた電気信号が出力される。この構成によれば、図4に示した第1実施形態の回路と比較して、出力電圧の振幅をほぼ二倍近く大きくすることができる。
[磁石の配置構成の第1変形例]
図8は、MEMSアンテナにおける磁石の配置構成の第1変形例を示す斜視図である。なお、第1実施形態と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
この変形例のMEMSアンテナ10Bは、永久磁石14Bから磁性体13に及ぼす磁力の大きさを増加させた構成例を示すものである。図8に示すように、この変形例のMEMSアンテナ10Bは、永久磁石14Bを一方に長い形態とし、その長手方向を梁部12と交差する向きにして、永久磁石14Bの一端を梁部12の下方に位置させ、他端を梁部12から離れた位置に配置したものである。そして、永久磁石14Bの長手方向の一端側と他端側とにそれぞれ磁極が現われるように磁化させている。
このような永久磁石14Bの構成によれば、永久磁石14Bの一端側から他端側にかけて空間を通して閉じた経路で磁束が生じ、この閉じた経路の磁束が梁部12の磁性体13を貫く構成とすることができる。このような磁界によって、比較的大きな磁力を永久磁石14Bから磁性体13へ及ぼすことができる。
[磁石の配置構成の第2変形例]
図9は、MEMSアンテナにおける磁石の配置構成の第2変形例を示す斜視図である。第1実施形態と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
この変形例のMEMSアンテナ10Cは、永久磁石14Cを一方に長く且つカーブした形態とし、その一端を梁部12の下方に位置させ、一端から他端にかけて一旦梁部12から離れる方向に伸びたのちにカーブして再び梁部12に近接する形態に形成したものである。そして、永久磁石14Cの長手方向の一端側と他端側とにそれぞれ磁極が現れるように磁化させる。
このような永久磁石14Cの構成によれば、永久磁石14Cの一端側から他端側にかけて空間を通じて閉じた経路で磁束が生じ、且つ、永久磁石14Cの一端部と他端部の距離が短くなっているので、より多くの磁束が磁性体13を貫くこととなって、永久磁石14Cから磁性体13へ大きな磁力を及ぼすことが可能となる。
[磁石の配置構成の第3変形例]
図10と図11には、MEMSアンテナにおける磁石の配置構成の第3変形例を示す斜視図と縦断面図とを示す。なお、図10の斜視図において図11の覆い板20やスペーサー22,22の図示を省略している。また、第1実施形態や第2実施形態と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
この変形例のMEMSアンテナ10Dは、梁部12の磁性体13に磁力を与える永久磁石14Dを、基板11上にMEMS技術によって形成するのではなく、他の構成をMEMS技術により基板11上に形成してモジュール化した後、外から後付けしたものである。
例えば、図10や図11に示すように、梁部12や磁性体13が樹脂等で覆われて封止された上に、永久磁石14Dを固定する構成とする。永久磁石14Dの一方の磁極を磁性体13の近傍に配置することで、効率的に多くの磁束が磁性体13を貫くようにすることができる。
なお、梁部12の磁性体13に適宜な磁力を及ぼすことができれば、永久磁石14Dの配置は制限されるものではない。例えば、梁部12の横側に永久磁石を固定したり、梁部12が形成された基板11やモジュールから離間した箇所に永久磁石を固定するようにしても良い。
このような構成によれば、MEMSアンテナ10Dの半導体製造プロセスから永久磁石14Dを形成する工程を省くことができるので、MEMSアンテナ10Dの製造プロセスの単純化を図ることができる。また、磁石の大きさ、形状、配置の自由度が増すという効果も奏される。
[第3実施形態]
図12は、本発明に係るMEMSアンテナの第3実施形態を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は基板面の平面図である。
第3実施形態のMEMSアンテナ10Eは、梁部12の磁性体13に磁力を与える構成として、永久磁石の替わりにコイル磁石(電磁石)25を適用したものである。その他の構成は第1実施形態のものとほぼ同様であり、同様の構成は同一符号を付して説明を省略する。
コイル磁石25は、図12(b)に示すように、配線を複数回巻回してなり、この巻回された配線に定電流を流すことで所定の磁力を磁性体13に及ぼすものである。この実施形態においては、コイル磁石25は、基板11上の磁性体13の下方に配置されている。
このコイル磁石25は、例えば、基板11上の電極17Eを形成する蒸着工程においてマスクパターンにコイル磁石25の配線パターンを付加することで、電極17Eと同時に形成されたものである。図12(b)に示すように、電極17Eの中央部位に隙間171が設けられ、この部位にコイル磁石25の巻回配線が形成されている。巻回された配線は多層配線により内側の配線が外側に引き出されている。
また、電極17Eの中央部位から一方の端部にかけてスリット172が形成され、このスリット172の部位に、コイル磁石25の巻回配線から外部の端子T25a,T25bまで伸びる引き出し線が形成されている。このように電極17Eにスリット172を設けて、電極17Eがコイル磁石25の巻回配線の全周を取り囲まないようにすることで、コイル磁石25に電流を流すときや停止させるときに、電極17Eの巻回配線の周りで、巻回配線を周回するような渦電流が生じることを回避して、この渦電流によりコイル磁石25に影響が生じないようにされている。
この第3実施形態のMEMSアンテナ10Eによれば、電波受信時にコイル磁石25に定電流を流すことでコイル磁石25から磁性体13に所定の磁力を及ぼすことができる。そして、第1実施形態と同様の動作によって所定周波数帯の電波受信を行うことができる。
また、この第3実施形態のMEMSアンテナ10Eによれば、MEMSアンテナ10Eの半導体製造プロセスから永久磁石を形成する工程を省くことができるので、MEMSアンテナ10Eの製造プロセスの単純化を図ることができる。
また、コイル磁石25に流す電流を調整することで、コイル磁石25から梁部12の磁性体13に及ぼされる磁力の大きさを変化させることもできるという効果が得られる。
[コイル磁石の配置構成の第1変形例]
図13には、MEMSアンテナにおけるコイル磁石の配置構成の第1変形例を表わした縦断面図を示す。なお、第1実施形態〜第3実施形態と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
この変形例のMEMSアンテナ10Fは、コイル磁石25Fを覆い板20に形成して、コイル磁石25Fの配置を梁部12の上方(基板11の反対側)としたものである。この変形例においても、コイル磁石25Fの巻回配線や引き出し線は、覆い板20の電極21を形成する半導体製造プロセスにおいてマスクパターンにコイル磁石25の配線パターンを付加することで形成されたものである。
このようなコイル磁石25Fの配置としても、電波受信時にコイル磁石25Fに定電流を流すことで、コイル磁石25Fから磁性体13に所定の磁力を及ぼして、第1〜第3実施形態と同様の作用によって電波受信を行うことができる。また、第3実施形態と比較して、基板11の電極17と梁部12の電極16とからなる可変容量の電極面積を大きくとることができるので、梁部12の変位によって大きな容量変化を発生させて振幅の大きな電気信号を出力させることができる。
[コイル磁石の配置構成の第2変形例]
図14には、MEMSアンテナにおけるコイル磁石の配置構成の第2変形例を表わした斜視図を示す。なお、第1実施形態と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
この変形例のMEMSアンテナ10Gは、梁部12の磁性体13に磁力を及ぼすコイル磁石25Gを、梁部12の周囲に設けたものである。具体的には、基板11上に配線を形成する通常の半導体製造プロセスによって、梁部12を取り巻くように巻回配線を形成してこれをコイル磁石25Gとしている。
このようなコイル磁石25Gによっても、電波受信時にコイル磁石25Gに定電流を流すことで、コイル磁石25Gから磁性体13に所定の磁力を及ぼして、第1実施形態と同様の作用で電波受信を行うことができる。
以上のように、本発明の実施形態のMEMSアンテナ10,10A〜10Gによれば、アンテナの顕著な小型化、高感度化、並びに、耐妨害性の向上を図ることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施形態では、MEMSアンテナをシリコン基板上に形成した例を示したが、シリコン基板に限られず、例えば、ガラス基板や有機材料などの上に集積化することもできる。また、振動体として両端が支持され中央部位が上下に振動する梁部12を例示したが、例えば、片持支持されたカンチレバー型の振動体を適用したり、音叉構造の振動体を適用したりしても良い。
また、上記実施形態では、梁部12の一部に磁性体13を形成した例を示したが、梁部12の全体に磁性体を薄く形成するようにしても良い。また、梁部12自体を磁性体から構成するようにしても良い。また、電波信号の磁界成分を受けて磁性体のみで変位する大きさの電波信号を受信する構成であれば、磁性体に磁力を及ぼす磁石を省略しても良い。
その他、実施の形態で示した細部構造は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態の電波時計の全体を示す構成図である。 本発明に係るMEMSアンテナの第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態のMEMSアンテナを示す縦断面図である。 第1実施形態のMEMSアンテナの電気的な接続構成を示す回路図である。 MEMSアンテナと従来のコイル型アンテナとの周波数特性を示したグラフである。 本発明に係るMEMSアンテナの第2実施形態を示す縦断面図である。 第2実施形態のMEMSアンテナの電気的な接続構成を示す回路図である。 MEMSアンテナにおける磁石の配置構成の第1変形例を示す斜視図である。 MEMSアンテナにおける磁石の配置構成の第2変形例を示す斜視図である。 MEMSアンテナにおける磁石の配置構成の第3変形例を示す斜視図である。 MEMSアンテナにおける磁石の配置構成の第3変形例を示す縦断面図である。 本発明に係るMEMSアンテナの第3実施形態を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は基板面の平面図である。 MEMSアンテナにおけるコイル磁石の配置構成の第1変形例を示す縦断面図である。 MEMSアンテナにおけるコイル磁石の配置構成の第2変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 電波時計
10,10A〜10G MEMSアンテナ(アンテナ装置)
11 基板
12 梁部
13 磁性体
14,14B〜14D 永久磁石
15 スペーサー
16 電極(第1電極)
17 電極(第2電極)
20 覆い板
21 電極(第3電極)
25,25F,25G コイル磁石
Cv,Cv2 可変容量
100 電波受信部(受信装置)
101 増幅器
102 検波器(復調器)
103 マイクロコンピュータ
104 時刻表示器
105 計時カウンタ

Claims (10)

  1. 所定の固有振動数で振動する特性を有するとともに外部磁界を受けて変位する振動体と、
    該振動体の運動を電気信号に変換する変換手段と、
    を備え、
    前記振動体を共振させる周波数帯の電波信号が到来したときに、当該電波信号の磁界成分によって前記振動体が共振し、この共振が前記変換手段により電気信号に変換されることで、当該周波数帯の電波信号が電気信号となって取り込まれることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記振動体および前記変換手段は、1チップの基板上に形成されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記振動体は、
    1又は複数の箇所が支持された梁部と、
    該梁部の変位する箇所に固着された磁性体と、
    を有し、
    前記磁性体に磁力を及ぼす磁石を更に備えていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  4. 前記梁部は、長手方向が基板に沿った向きで前記基板より浮いた状態でスペーサーを介して前記基板に固定され、
    前記磁石は、永久磁石であり、前記梁部と前記基板との間で前記基板上に固定されていることを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
  5. 前記磁石は、前記振動体が形成されたモジュールに対して、後付けされる構成であることを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
  6. 前記梁部は、長手方向が基板に沿った向きで前記基板より浮いた状態でスペーサーを介して前記基板に固定され、
    前記磁石は、コイル磁石であり、前記梁部の上方、下方、或いは周囲に形成されていることを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
  7. 前記変換手段は、
    前記振動体と共用または前記振動体に形成された第1電極と、
    該第1電極と対向して形成された第2電極とを有し、
    前記振動体の変位によって、前記第1電極と前記第2電極との間隔が変化することで、当該第1電極と第2電極とからなる電気容量の大きさが変化して、この電気容量の変化に対応する電気信号を出力する構成であることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  8. 前記変換手段は、
    更に前記第2電極の逆側で前記第1電極と対向して形成された第3電極を有し、
    前記振動体の変位によって、前記第1電極と前記第2電極との間隔と、前記第1電極と前記第3電極との間隔とが、互いに正負逆向きに変化することで、前記第1電極と前記第2電極とからなる電気容量と前記第1電極と前記第3電極とからなる電気容量の大きさが逆向きに変化して、これら電気容量の変化に対応する電気信号を出力する構成であることを特徴とする請求項7記載のアンテナ装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載のアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置から出力される電気信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器により増幅された信号に対して復調処理を行う復調器と、
    を備え、
    前記アンテナ装置により前記振動体を共振させる周波数帯の搬送波を受信して、前記復調器により当該搬送波から情報信号を復調することを特徴とする受信装置。
  10. 請求項9記載の受信装置により標準電波を受信して、該標準電波に含まれるタイムコードを復調して時刻修正を行うことを特徴とする電波時計。
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