以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
以下の説明では、画像処理装置の一例としてMFP(Multi Function Peripheral)を例に説明するが、原稿を読み取る機能を備えた装置であれば、スキャナ、ファクシミリなどであってもよい。また、データをプリントデータに変換するプリンタドライバプログラムがインストールされたコンピュータであってもよい。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。図2は、MFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図1および図2を参照して、MFP100は、メイン回路110と、原稿を読み取るための原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送するための自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する画像を用紙等に形成するための画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給するための給紙部150と、ユーザインターフェースとしての操作パネル160と、を含む。メイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM113と、RAM114と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、ファクシミリ部117と、フラッシュメモリ118Aが装着されるカードインターフェース(I/F)118とを含む。CPU111は、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150および操作パネル160と接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部130から連続的に送られてくる画像を一時的に記憶する。
操作パネル160は、MFP100の上面に設けられ、表示部160Aと操作部160Bとを含む。表示部160Aは、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electroluminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部160Bは、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部160Bは、表示部160A上に設けられたタッチパネルをさらに含む。
通信I/F部112は、MFP100をネットワークに接続するためのインターフェースである。CPU111は、通信I/F部112を介してネットワークに接続された他のコンピュータとの間で通信し、データを送受信する。
ファクシミリ部117は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部117は、受信したファクシミリデータを、HDD116に記憶する、または画像形成部140に出力する。画像形成部140は、ファクシミリ部117により受信されたファクシミリデータを用紙に印刷する。また、ファクシミリ部117は、原稿読取部130が原稿を読み取って出力するデータまたはHDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
カードI/F118は、フラッシュメモリ118Aが装着される。CPU111は、カードI/F118を介してフラッシュメモリ118Aにアクセス可能である。CPU111は、カードI/F118に装着されたフラッシュメモリ118Aに記録されたプログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムは、フラッシュメモリ118Aに記録されたプログラムに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically EPROM)などの半導体メモリ等でもよい。
また、HDD116に記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワークに接続された他のコンピュータが、MFP100のHDD116に記憶されたプログラムを書換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、ネットワークに接続された他のコンピュータからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD116に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図3は、MFPが備えるCPUが有する機能の一例を示す機能ブロック図である。図3を参照して、MFP100が備えるCPU111は、複数の画像を受け付ける画像取得部51と、レイアウトを生成するレイアウト生成部53と、レイアウトに含まれる空白ページ数を算出する空白ページ算出部55と、レイアウトに従って画像を形成する際の料金を算出する料金算出部57と、複数のレイアウトを一覧表示するレイアウト表示部59と、複数のレイアウトのいずれか1つの選択を受け付ける選択受付部65と、レイアウトの変更を受け付ける変更受付部67と、複数の画像を選択されたレイアウトで形成する画像形成制御部71と、を含む。
画像取得部51は、複数の画像を取得し、取得された複数の画像をレイアウト生成部53に出力する。具体的には、ユーザが操作部160Bに原稿画像を読み取る原稿読取指示を入力する場合、画像取得部51は、操作部160Bから原稿読取指示が入力される。画像取得部51は、原稿読取指示が入力されると原稿読取部130に原稿画像を読み取らせ、原稿読取部130が原稿画像を読み取って出力する画像を、原稿読取部130から取得する。画像取得部51は、原稿読取部130が複数枚の原稿を読み取る場合、複数の画像を取得する。画像取得部51は、複数の画像をレイアウト生成部53および画像形成制御部71に出力する。画像取得部51は、複数の画像を、原稿読取部130が複数枚の原稿を読み取る順に、並べて出力する。また、複数の画像ごとに順番を付して出力するようにしてもよい。
また、画像取得部51は、HDD116に記憶されているデータのファイル名を表示し、ユーザが操作部160Bに表示されたファイル名を選択する指示を入力する場合、画像取得部51は、操作部160Bから選択されたファイル名を受け付ける。画像取得部51は、選択されたファイル名のデータをHDD116から読み出し、プリントに適した複数の画像を生成する。画像取得部51は、複数の画像をレイアウト生成部53および画像形成制御部71に出力する。画像取得部51は、データに予め定められているページ順に複数の画像をページ順に並べて出力する。また、複数の画像ごとに順番を付して出力するようにしてもよい。
レイアウト生成部53は、HDD116に予め記憶されている複数のレイアウト条件を読出し、読み出した複数のレイアウト条件ごとに、画像取得部51から入力される複数の画像を用紙に配置した複数のレイアウトを生成する。レイアウトは、複数の画像を縮小した複数のサムネイルと、複数のサムネイルそれぞれを配置する位置と、画像を形成する用紙のサイズとを定める。位置は、用紙の順番と、表裏のいずれかを示す値とを含む。レイアウト生成部53は、生成した複数のレイアウトを、レイアウト表示部59、空白ページ算出部55および料金算出部57に出力する。
ここで、レイアウト生成部53が生成するレイアウトについて説明する。図4は、複数の画像の一例を模式的に示す図である。ここでは、原稿読取部130が7頁の混載原稿を読み取って出力する例を示している。図中、各原稿の上に、複数の原稿それぞれのページ数および原稿のサイズとを示す。たとえば、第1ページ目の原稿に形成された画像201の上に記載の記号「1(A4)」は、原稿の第1ページで、A4サイズであることを示し、第2ページ目の原稿に形成された画像202の上に記載の記号「2(A3)」は、原稿の第2ページで、A3サイズであることを示す。なお、図4では、各原稿に形成される画像201〜207を便宜的に数字で示している。
次に、複数のレイアウト条件の一例を示す。複数のレイアウト条件のうち第1レイアウト条件を次のように定める。
(1)用紙の両面に原稿の画像を形成する。
(2)画像のサイズと同じサイズの用紙に画像を形成する。
(3)用紙の表裏に形成する2つの画像のサイズが異なる場合、裏面に空白ページを挿入する。
また、複数のレイアウト条件のうち第2レイアウト条件を次のように定める。
(1)用紙の両面に原稿の画像を形成する。
(2)用紙の表裏に形成する2つの画像のサイズが異なる場合、2つの画像のサイズのうち大きいサイズの用紙に画像を形成する。
また、複数のレイアウト条件のうち第3レイアウト条件を次のように定める。
(1)第1レイアウト条件と第2レイアウト条件それぞれのレイアウトを組み合わせ、用紙の両面に原稿の画像を形成する。
(2)用紙の表裏に形成する2つの画像のサイズが異なる場合、裏面に空白ページを挿入する。
(3)用紙の表裏に形成する2つの画像のサイズが異なる場合、2つの画像のサイズのうち大きいサイズの用紙に画像を形成する。
(4)(2)および(3)の条件は、空白ページが少なくなる条件を適用する。
換言すれば、第3レイアウト条件で生成されるレイアウトは、第1レイアウト条件および第2レイアウト条件で配置した2つのレイアウトのうち、空白ページ数が少なくなるレイアウトを採用したレイアウトである。
図5は、第1レイアウト条件で生成される第1レイアウトの一例を示す図である。図5は、図4に示した原稿を読み取って得られる画像を、第1レイアウト条件に従って配置することにより生成される第1レイアウト311を示す。図5を参照して、第1ページの画像201と第2ページの画像202とのサイズが異なるため、A4サイズの第1用紙の表面211Aに第1ページの画像201が配置され、第1用紙の裏面211Bに空白ページが挿入される。第2ページの画像202と、第3ページの画像203とはサイズが異なるので、A3サイズの第2用紙の表面212Aに第2ページの画像202が配置され、第2用紙の裏面212Bに空白ページが配置される。第3ページの画像203と、第4ページの画像204とはサイズが異なるので、A4サイズの第3用紙の表面213Aに第3ページの画像203が配置され、第3用紙の裏面213Bに空白ページが配置される。同様に、A3サイズの第4用紙の表面214Aに第4ページの画像204が配置され、第4用紙の裏面214Bに空白ページが配置され、A4サイズの第5用紙の表面215Aに第5ページの画像205が配置され、第5用紙の裏面215Bに空白ページが配置される。そして、第6ページの画像206と、第7ページの画像207とはサイズが同じなので、A3サイズの第6用紙の表面216Aに第6ページの画像206が配置され、第6用紙の裏面216Bに第7ページの画像207が配置される。
図6は、第2レイアウト条件で生成される第2レイアウトの一例を示す図である。図6は、図4に示した原稿を読み取って得られる画像を、第2レイアウト条件に従って配置することにより生成される第2レイアウト321を示す。図6を参照して、第1ページの画像201と第2ページの画像202とのサイズが異なり、第2ページの画像202が大きいので、A3サイズの第1用紙の表面221Aに第1ページの画像201が配置され、第1用紙の裏面221Bに第2ページの画像202が配置される。第3ページの画像203と第4ページの画像204とのサイズが異なり、第4ページの画像204が大きいので、A3サイズの第2用紙の表面222Aに第3ページの画像203が配置され、第2用紙の裏面222Bに第4ページの画像204が配置される。第5ページの画像205と第6ページの画像205とのサイズが異なり、第6ページの画像206が大きいので、A3サイズの第3用紙の表面223Aに第5ページの画像205が配置され、第3用紙の裏面223Bに第6ページの画像206が配置される。最後の第7ページの画像207は、A3サイズの第4用紙の表面224Aに配置される。
図7は、第3レイアウト条件で生成される第3レイアウトの一例を示す図である。図7は、図4に示した原稿を読み取って得られる画像を、第3レイアウト条件に従って配置することにより生成される第3レイアウト331を示す。図7を参照して、第1ページ〜第4ページの画像201〜204は、第2レイアウト条件で配置するほうが、空白ページが少ないので、A3サイズの第1用紙の表面231Aに第1ページの画像201が配置され、第1用紙の裏面231Bに第2ページの画像202が配置される。そして、A3サイズの第2用紙の表面232Aに第3ページの画像203が配置され、第2用紙の裏面232Bに第4ページの画像204が配置される。
さらに、第5ページ〜第7ページの画像205〜207は、第1レイアウト条件で配置するほうが、空白ページが少ないので、A4サイズの第3用紙の表面233Aに第5ページの画像205が配置され、第3用紙の裏面233Bに空白ページが配置される。そして、A3サイズの第4用紙の表面234Aに第6ページの画像206が配置され、第4用紙の裏面234Bに第7ページの画像207が配置される。
図3に戻って、空白ページ算出部55は、入力される複数のレイアウトごとに、空白ページの数を算出し、算出した複数のレイアウトごとの空白ページ数をレイアウト表示部59に出力する。第1レイアウト条件における空白ページは、A4サイズの3ページとA3サイズの2ページであり、第2レイアウト条件における空白ページは、A4サイズの3ページとA3サイズの1ページであり、第3レイアウト条件における空白ページは、A4サイズの3ページである。したがって、空白ページ数は、第3レイアウト、第2レイアウト、第1レイアウトの順に小さい。なお、ここでは、空白ページ数の順に並べ替えるようにしたが、空白ページの面積の順に並べ替えるようにしてもよい。
料金算出部57は、入力される複数のレイアウトごとに、複数の画像を用紙に形成する場合の料金を、HDD116に予め記憶された料金テーブルを参照して算出する。料金算出部57は、算出した複数のレイアウトごとの料金をレイアウト表示部59に出力する。ここでは、1ページあたりの料金をA4サイズで30円、A3サイズで50円とし、両面印刷の場合は裏面の料金が半分となる料金テーブルに基づいて料金を算出する。この場合、第1レイアウト条件における料金は、A4表が3ページ(30円×3=90円)、A4裏が0ページ、A3表が3ページ(50円×3=150円)、A3裏が1ページ(25円×1=25円)なので、265円となる。また、第2レイアウト条件における料金は、A4表が0ページ、A4裏が0ページ、A3表が4ページ(50円×4=200円)、A3裏が3ページ(25円×3=75円)なので、275円となる。また、第3レイアウト条件における料金は、A4表が1ページ(30円×1=30円)、A4裏が0ページ、A3表が3ページ(50円×3=150円)、A3裏が3ページ(25円×3=75円)なので、255円となる。したがって、料金は、第3レイアウトが最も安く、第1レイアウトが最も高い。
レイアウト表示部59は、並べ替え部63と、関連付部61とを含む。関連付部61は、レイアウト生成部53から入力される複数のレイアウトごとに、空白ページ算出部55から入力される空白ページ数および料金算出部57から入力される料金を関連付ける。
並べ替え部63は、関連付部61により空白ページ数と料金とが関連付けられた複数のレイアウトを、空白ページ数または/および料金を並べ替えキーにして並べ替え、複数のレイアウトと、それらにそれぞれ関連付けられた空白ページ数および料金とを含むプレビュー画面を表示部160Aに表示する。このため、ユーザは、プレビュー画面を見て複数のレイアウトを視認することができ、それらのうちから所望のレイアウトを選択すればよいので、レイアウトを定めるための設定をする必要がない。
選択受付部65は、表示部160Aに表示されたプレビュー画面に含まれる複数のレイアウトのうちからユーザが操作部160Bに入力する選択指示に従って1つのレイアウトを選択し、選択したレイアウトを変更受付部67に出力する。
変更受付部67は、レイアウト条件の変更を受け付ける。具体的には、変更受付部67は、選択されたレイアウトを含む設定変更画面を表示部160Aに表示し、ユーザがレイアウトを変更する指示を操作部160Bに入力すると、変更指示を受け付ける。変更指示とは、空白ページを挿入する指示、用紙のサイズを変更する指示である。変更受付部67は、受け付けられた変更指示に従ってレイアウトを変更し、新たなレイアウトを生成し、生成した新たなレイアウトをレイアウト表示部59に出力する。このため、変更受付部67は、先に選択受付部65により選択され、設定変更画面に含まれるレイアウトを、変更後の新たなレイアウトで書き換える。変更受付部67は、新たなレイアウトを選択受付部65に出力する。
選択受付部65は、変更受付部67によりレイアウトの変更指示が受け付けられない場合は、選択されたレイアウトを画像形成制御部71に出力し、変更受付部67によりレイアウト条件の変更が受け付けられた場合は、変更受付部67から入力される新たなレイアウトを画像形成制御部71に出力する。
画像形成制御部71は、選択受付部65から入力されるレイアウトまたは新たなレイアウトに従って、画像取得部51から入力される複数の画像を配置したプリントデータを生成し、プリントデータを画像形成部140に出力し、画像形成部140に画像を形成させる。
図8は、プレビュー画面の一例を示す図である。図8を参照して、プレビュー画面300は、第1レイアウト条件に従って生成された第1レイアウト311に関する領域310と、第2レイアウト条件に従って生成された第2レイアウト321を関する領域320と、第3レイアウト条件に従って生成された第3レイアウト331に関する領域330と、を含む。
ここでは、空白ページ数を並べ替えキーとして並べ替えた場合におけるプレビュー画面300を示している。空白ページ数は、第1レイアウト311においてA4サイズが3ページ、A3サイズが2ページであり、第2レイアウト321においてA4サイズが3ページ、A3サイズが1ページであり、第3レイアウト331においてA4サイズが3ページである。従って、領域330、領域320、領域310の順に上から配列される。
ここで、第3レイアウト331に関する領域330を例に説明すると、領域330は、第3レイアウト331を表示する領域333と、「編集」の文字が表された編集ボタン335と、「印刷」の文字が表された印刷ボタン337と、プロパティを表示するプロパティ領域339と、を含む。
領域333は、第3レイアウトがそれに含まれる画像のサムネイルで表示される。また、領域333み、スクロールバーを有し、第3レイアウト331を表示する部分を移動させることが可能である。編集ボタン335が指示されると、後述する設定変更画面が表示部160Aに表示される。印刷ボタン337が指示されると、第3レイアウト331で画像が形成される。
プロパティ領域339は、画像が形成される出力用紙のサイズごとの枚数と、空白ページ数と、料金とを表示する領域を含む。ここでは、出力用紙のサイズごとの枚数として、A4が1枚、A3が3枚であることが表示され、空白ページ数として、A4が3ページであることが表示され、料金が255円であることが表示される。
図9は、設定変更画面の一例を示す図である。ここでは、図8に示したプレビュー画面において、第3レイアウトに関する領域330の編集ボタン335が指示された場合に表示される設定変更画面を示している。図9を参照して、設定変更画面400は、第3レイアウト331を表示する領域411と、「印刷」の文字が表された印刷ボタン413と、プロパティを表示するプロパティ領域415と、複数のボタン421〜426と、を含む。領域411は、スクロールバーを有し、第3レイアウト331を表示する部分を移動させることが可能である。印刷ボタン413が指示されると、領域411に表示されているレイアウトで画像が形成される。プロパティ領域415は、領域411に表示されているレイアウトにおける出力用紙のサイズごとの枚数と、空白ページ数と、料金とを表示する領域を含む。
ボタン421は、用紙のサイズを変更するためのボタンである。領域411に表示された画像201〜207のいずれかが指示された状態で、ボタン421がユーザにより指示されると、用紙のサイズを変更するためのサイズ変更画面が表示される。ユーザがサイズ変更画面で設定した用紙のサイズに、領域411に表示された第3レイアウト311に含まれる複数の画像のうちユーザがボタン321を指示した時点で指示されていた画像が配置された用紙のサイズが変更される。
ボタン422は、第1レイアウト条件に変更する指示を入力するためのボタンである。ボタン422が指示されると、領域411に表示されている第3レイアウト331が、第1レイアウト311に切り替わる。
ボタン423は、第2レイアウト条件に変更する指示を入力するためのボタンである。ボタン422が指示されると、領域411に表示されている第3レイアウト331が、第2レイアウト321に切り替わる。
ボタン424は、白紙を挿入する指示を入力するためのボタンである。領域411に表示された第3レイアウト311に含まれる複数の画像のいずれかが指示された状態で、ボタン424がユーザにより指示されると、画像201〜207のうちユーザがボタン321を指示した時点で指示されていた画像の前に空白ページが挿入される。空白ページのサイズは、画像201〜207のうちユーザがボタン321を指示した時点で指示されていた画像が配置された用紙のサイズと同じである。また、空白ページのサイズは、ボタン421が指示されることにより変更可能である。
ボタン425は、領域411に表示されたレイアウト、ここでは第3レイアウト331の保存を指示するためのボタンである。ボタン425が指示されると、第3レイアウトがHDD116に記憶される。ボタン426は、HDD116に記憶されているレイアウトを読み出し、領域411に表示する指示を入力するためのボタンである。
図10および図11は、レイアウト指定印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。レイアウト指定印刷処理は、MFP100が備えるCPU111が、レイアウト決定プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図10および図11を参照して、CPU111は、画像を取得したか否かを判断する(ステップS01)。画像を取得するまで待機状態となり、画像を取得したならば処理をステップS02に進める。原稿読取部130から画像が入力される場合、原稿読取部130が出力する画像を取得し、HDD116に記憶されたデータが指定される場合、HDD116からデータを読出し、読み出したデータをプリントに適した複数の画像を生成する。
ステップS02においては、HDD116に記憶されている複数のレイアウト条件のうちから1つを読出す。次のステップS03においては、レイアウト条件に従って、ステップS01において取得された複数の画像のサムネイルを含むレイアウトを生成する(ステップS03)。そして、レイアウト条件に従って、ステップS01において取得された複数の画像を形成する際の料金を算出し(ステップS04)、算出された料金をレイアウトに関連付ける(ステップS05)。次に、ステップS03において生成されたレイアウトに含まれる空白ページ数を算出し(ステップS06)、算出された空白ページ数をレイアウトに関連付ける(ステップS07)。
ステップS08においては、次に選択するべきレイアウト条件が存在するか否かを判断する。未選択のレイアウト条件が存在すれば処理をステップS02に戻し、存在しなければ処理をステップS09に進める。処理をステップS09に進める場合、HDD116に記憶されている複数のレイアウト条件と同じ数の複数のレイアウトが生成される。
ステップS09においては、ソートキーに料金が設定されているか否かを判断する。ソートキーに料金が設定されていれば処理をステップS10に進め、そうでなければ処理をステップS11に進める。ステップS11においては、ソートキーに空白ページ数が設定されているか否かを判断する。ソートキーに空白ページ数が設定されていれば処理をステップS12に進め、そうでなければ処理をステップS13に進める。ソートキーは、予め設定しておくようにしてもよいが、表示部160Aにソートキーの設定画面を表示し、ユーザが設定できるようにしてもよい。
ステップS10においては、生成された複数のレイアウトを料金をキーにして並べ替え、処理をステップS13に進める。並べ替え順は、降順または昇順のいずれであってもよいが、昇順が好ましい。料金が安くなるレイアウトが優先して先に表示されるので、料金が安くなるレイアウトを選択し易くなる。
ステップS12においては、生成された複数のレイアウトを空白ページ数をキーにして並べ替え、処理をステップS13に進める。並べ替え順は、降順または昇順のいずれであってもよいが、昇順が好ましい。ページ数が少ないレイアウトが優先して先に表示されるので、ページ数が少ないレイアウトを選択しやすくなる。ステップS11において、ソートキーに空白ページ数が設定されていないと判断された場合、生成された複数のレイアウトを並べ替えることなく、処理をステップS13に進める。
ステップS13においては、複数のレイアウトを表示部160Aに表示し、処理をステップS14に進める。ステップS10またはステップS12において、複数のレイアウトが並べ替えられた場合、並べ替えられた複数のレイアウトが表示されるので、料金の安くなるレイアウト、または空白ページの少ないレイアウトを選択し易くなる。
ステップS14においては、表示された複数のレイアウトのうちからいずれか1つが選択されたか否かを判断する。1つのレイアウトが選択されたならば処理をステップS15に進め、そうでなければ処理をステップS22に進める。
ステップS15においては、選択されたレイアウトを変更する指示を受け付けたか否かを判断する。変更指示を受け付けたならば処理をステップS16に進め、そうでなければ処理をステップS22に進める。表示部160Aに設定変更画面を表示し、ユーザが設定変更画面に従って、表示されているレイアウトを変更する変更指示を操作部160Bに入力したならば変更指示を受け付ける。ステップS16においては、受け付けられた変更指示に従って、ステップS01において取得された複数の画像のサムネイルを含む新たなレイアウトを生成する。
そして、新たなレイアウトで、ステップS01において取得された複数の画像を画像形成する際の料金を算出し(ステップS17)、算出された料金を新たなレイアウトに関連付ける(ステップS18)。次に、ステップS16において生成された新たなレイアウトに含まれる空白ページ数を算出し(ステップS19)、算出された空白ページ数を新たなレイアウトに関連付ける(ステップS20)。そして、生成された新たなレイアウトを、料金および空白ページ数とともに表示部160Aに表示する(ステップS21)。
次に、印刷指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS22)。操作部160Bが備えるスタートキーが指示されたならば印刷指示を受け付ける。印刷指示を受け付けたならば処理をステップS23に進め、そうでなければ処理をステップS14に戻す。処理をステップS14に戻す場合、ソートキーを設定しなおすことにより、異なるキーで並べ替えなおした複数のレイアウトが表示される。
ステップS23においては、ステップS14において選択されたレイアウト、または、ステップS16で生成された新たなレイアウトで、ステップS01において取得された複数の画像を配置した画像を用紙に形成する。これにより、複数のレイアウトのうちから所望のレイアウトを選択することができ、所望のレイアウトで画像を配置した用紙を出力させることができる。
<レイアウト条件の変形例>
上述したレイアウト条件は、混載原稿を両面印刷する場合のレイアウト条件について説明したが、画像の向きが異なる複数の原稿を用紙の片面または両面に印刷する場合、画像を用紙に配置する複数の方法があり、複数の方法ごとにレイアウト条件を異ならせることができる。
図12は、画像の向きが異なる2つの原稿の一例を模式的に示す図である。図12を参照して、ここでは、原稿読取部130が2頁の原稿を読み取って出力する例を示している。図中、各原稿の上に、複数の原稿それぞれのページ数および原稿のサイズとを示す。たとえば、第1ページ目の原稿の画像251のサイズはA4であり方向は縦長の縦方向である。第2ページ目の原稿の画像252のサイズはA4であり方向は横長の横方向である。なお、図では、画像の上下方向をわかりやすくするために、便宜的に「ABCDE」または「abcde」の文字を含む画像としている。
複数のレイアウト条件のうち第4レイアウト条件は、「横方向の画像を時計回りに90度回転させて縦長の用紙に配置する。」であり、第5レイアウト条件は、「横方向の画像を反時計回りに90度回転させて縦長の用紙に配置する。」であり、第5レイアウト条件は、「横方向の画像を縮小して縦長の用紙に配置する。」である。
図13(A)〜(C)は、変形例におけるレイアウト条件で生成されるレイアウトの一例を示す図である。図13(A)〜(C)は、図12に示した原稿を読み取って得られる画像を、第4レイアウト条件、第5レイアウト条件および第6レイアウト条件それぞれに従って配置することにより生成される第4レイアウト、第5レイアウトおよび第6レイアウトを示す。
図13(A)を参照して、第2ページの画像252が横方向の画像なので、A4サイズの第1用紙261に第1ページの画像251が配置され、第2用紙262に第2ページの画像252を時計回りに90度回転させた画像が配置される。
図13(B)を参照して、第2ページの画像252が横方向の画像なので、A4サイズの第1用紙271に第1ページの画像251が配置され、第2用紙272に第2ページの画像252を反時計回りに90度回転させた画像が配置される。
図13(C)を参照して、第2ページの画像252が横方向の画像なので、A4サイズの第1用紙281に第1ページの画像251が配置され、第2用紙282に第2ページの画像252を縮小した画像が配置される。
以上説明したように、MFP100は、複数の異なる条件それぞれに従って、複数の画像を少なくとも1枚の用紙にそれぞれ配置することにより、複数のレイアウトが生成され、表示された複数のレイアウトのうちから1つの選択が受け付けられる。このため、ユーザは、複数の画像を配置する条件を設定する必要がないので、複数の画像を出力する際の操作が容易となる。
また、複数のレイアウト毎に料金が算出され、複数のレイアウト毎に算出された料金に基づき定まる順に配列して複数のレイアウトが表示されるので、配列する順で料金の高低を通知することができる。また、ユーザは、料金を参考にしてレイアウトを選択することができる。
また、複数のレイアウト毎に空白ページ数が算出され、複数のレイアウト毎に算出された空白ページ数に基づき定まる順に配列して複数のレイアウトが表示されるので、配列する順で空白ページ数の多少を通知することができる。また、ユーザは、空白ページ数を参考にしてレイアウトを選択することができる。
また、レイアウトの変更が受け付けられ、新たなレイアウトが生成されので、レイアウトを容易に生成することができる。
なお、上述した実施の形態においては、画像処理装置の一例としてMFP100を例に説明したが、図10および図11に示した処理を実行するためのレイアウト決定方法およびそのレイアウト決定方法をコンピュータに実行させるためのレイアウト決定プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
51 画像取得部、53 レイアウト生成部、55 空白ページ算出部、57 料金算出部、59 レイアウト表示部、61 関連付部、63 並べ替え部、65 選択受付部、67 変更受付部、71 画像形成制御部、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115 EEPROM、116 HDD、117 ファクシミリ部、118 カードI/F、118A フラッシュメモリ、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、160 操作パネル、160A 表示部、160B 操作部。