JP4645518B2 - 車両用マルチ電圧対応電源システム - Google Patents

車両用マルチ電圧対応電源システム Download PDF

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Description

本発明は、車両用マルチ電圧対応電源システムに関する。
オルターネーターで発電した電力を36Vバッテリーと42V系車載電気回路および機器(以下、車載ユニットという)へ供給しながら、DC−DCコンバーターを介して12Vバッテリーと14V系車載ユニットへ供給するようにした車両の給電回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開2001−145333号公報
しかしながら、従来の車両用給電回路では、36Vバッテリーから14V系車載ユニットへ電力を供給する必要があるため、次のような問題がある。42V系車載ユニットが最大電力を必要とするときに、12Vバッテリーへの充電、もしくは14V系車載ユニットへの給電を行っていると、42V系車載ユニットへ最大電力を供給できなくなるおそれがある。そのために、42V系車載ユニットへの最大電力供給時も12Vバッテリーへの充電と14V系車載ユニットへの給電を可能にする大容量の36Vバッテリーを用いる必要がある。
単一の電圧の電力を発電する発電手段から入力電圧が異なる複数の車載電気回路および機器(車載ユニット)へ電力を供給する車両用マルチ電圧対応電源システムにおいて、車載ユニットの入力電圧ごとに設けられ、発電手段の発電電圧から各入力電圧に変換する複数の電圧変換手段と、車載ユニットの入力電圧ごとに設けられ、各電圧変換手段により変換された電圧の電力を蓄電する複数の蓄電手段とを備え、車載ユニットから所要電圧と所要電力の情報を入手し、所要電圧と所要電力の情報に基づいて、車載ユニットの要求に応じて、車載ユニットに必要な電力を供給するために、複数の電圧変換手段および複数の蓄電手段の中から、車載ユニットが必要とする所要電力を所要電圧で供給可能な電圧変換手段および/または蓄電手段を選択する。
本発明によれば、各車載ユニットが必要とする電圧の電力を必要なときに確実に供給することができる。
《発明の第1の実施の形態》
図1は第1の実施の形態の構成を示す図である。第1の実施の形態の車両用マルチ電圧対応電源システムは、電圧生成/蓄電回路10、電圧選択回路20およびオルターネーター30を備えている。
電圧生成/蓄電回路10は、オルターネーター30により発電された単一電圧の電力から複数の電圧を生成し、各電圧ごとに電力を蓄電する。この一実施の形態では、32V、12V、5Vの3種類の電圧を生成し、各電圧ごとに電力を蓄電する例を示す。電圧生成/蓄電回路10は、第1〜第3の電圧生成部11,13,15と、第1〜第3の電力蓄電部12,14,16を備えている。
第1の電圧生成部11はオルターネーター30の発電電圧36Vから36Vを生成し、第1の電力蓄電部12へ蓄電する。また、第2の電圧生成部13はオルターネーター30の発電電圧36Vから12Vを生成し、第2の電力蓄電部14へ蓄電する。さらに、第3の電圧生成部15はオルターネーター30の発電電圧36Vから5Vを生成し、第3の電力蓄電部16に蓄電する。
なお、オルターネーター30の発電電圧は36Vであるから、そのまま電圧変換を行わずに42V高圧系の車載ユニット40へ給電するとともに、第1の電力蓄電部12へ蓄電しても構わないが、走行状態によってオルターネーター30の発電電圧が変動するため、この一実施の形態では36Vの電力を生成するのにDC/DCコンバーターのような第1の電圧生成部11を用いる。
電圧選択回路20は、電圧生成/蓄電回路10により生成された各電圧の電力の中から、電力を必要とする車載電気回路および機器(以下、車載ユニットという)の定格入力電圧、もしくは詳細を後述するが許容入力電圧範囲内の電圧を選択して供給する回路である。電圧選択回路20は、第1〜第3のスイッチ群21,22,23と電圧選択制御部24を備えている。
第1のスイッチ群21は、電動4WD駆動用モーターなどの高電圧、例えば42V系の車載ユニット40へ電力を供給するためのスイッチである。また、第2のスイッチ群22は、電動ミラー駆動用モーター、ドアロック・アクチュエーター、オーディオ機器などの中電圧、例えば9〜15V系の車載ユニット50へ電力を供給するためのスイッチである。さらに、第3のスイッチ群23は、エンジンコントロールユニットECU、A/Tコントローラーなどの低電圧、例えば3〜5V系の車載ユニット60へ電力を供給するためのスイッチである。
電圧選択回路20の電圧選択制御部24はマイクロコンピューターとメモリなどの周辺部品を備え、車載ユニット40,50,60からの電力供給要求を受信し、必要な電圧の電力を車載ユニット40,50,60へ供給するように第1〜第3のスイッチ群21〜23と電圧生成/蓄電回路10の第1〜第3の電力蓄電部12,14,16を制御する。
オルターネーター30は交流発電機と整流器(ともに不図示)を備え、単一の電圧の電力を発電する。従来は12Vの発電電圧のものを使用する場合が多いが、車両電装系が42Vの高電圧系に移行するのにともない、この一実施の形態では発電電圧を36Vとした例を示す。なお、電気自動車や電動4WD車両では、電動用モーターと発電用ジェネレーターの両機能を併せ持つモータージェネレーターをオルターネーターの代わりに用いてもよい。
なお、車両には、上述した第1〜第3の車載ユニット40,50,60の他にも多くの車載ユニットが搭載されており、車載ユニットごとに定格電圧、定格電流(負荷電流)および許容入力電圧範囲が異なる。従来の車両では、オルターネーターにより発電された12Vの電力を入力し、各車載ユニット内で電圧を変換して定格電圧に昇圧または降圧して利用している。しかし、各車載ユニットで電圧変換を行うためには、DC/DCコンバーターやレギュレーターなどの電圧変換回路を車載ユニットごとに設置する必要がある上に、電圧変換回路の変換効率が悪いために(昇圧の場合で約85%、降圧の場合で約90%)電力損失が車載ユニットごとに発生している。また、車載ユニットを使用しないときでも車載ユニットへ数mA程度の暗電流が流れ、電力を消費している。この一実施の形態では、車載ユニットで電圧変換を行わず、車載ユニットへ必要なときに必要な電圧の電力を供給する。
図2は第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。このフローチャートにより、第1の実施の形態の動作を説明する。ステップ101において、オルターネーター30が単一の電圧、この一実施の形態では36Vの電力を発電する。ステップ102で、オルターネーター30により発電した電力を第1から第3の電圧生成部11,13,15により36V、12V、5Vの3種類の電圧の電力へ変換する。
ステップ103で、第1〜第3の電圧生成部11,13,15により生成された36V、12V、5Vの電力は、それぞれ第1〜第3の電力蓄電部12,14,16に蓄電される。ここで、各電力蓄電部12,14,16の電力残量が少ないときは、電力蓄電部12,14,16の端子電圧が低下しているため、電圧生成部11,13,15の出力電圧と電力蓄電部12,14,16の端子電圧とを等しくする作用が働いて各電力蓄電部12,14,16への電力の蓄電が行われる。電力蓄電部12,14,16の電力残量が多い場合には、それらの蓄電電力に電圧生成部11,13,15で生成された電力を加えて大きな電力需要を賄うことができる。
各車載ユニット40,50,60は、電圧選択回路20の電圧選択制御部14に対して必要な電圧の電力を要求する。ステップ104において、電圧選択制御部14は、各車載ユニット40,50,60から必要とする電圧と電力の要求を受信する。続くステップ105で、電圧選択制御部14は、各電力蓄電部12,14,16の電力残量を検出する。なお、電力蓄電部12,14,16の電力残量は、内蔵バッテリー(不図示)のSOC(State Of Charge)検出装置(不図示)により検出する。
ステップ106において、各車載ユニット40,50,60の要求電力と各電力蓄電部12,14,16の電力残量とを比較し、各車載ユニット40,50,60が必要とする電圧の電力を各電力蓄電部12,14,16から供給可能な否かを判別する。基本的には、必要な電圧の電力を電力蓄電部12,14,16から取り出せるか否かは、電力蓄電部12,14,16の電力残量から判断すればよい。車載ユニット40,50,60が必要な電圧の電力を供給可能な場合はステップ107からステップ108へ進み、スイッチ群21,22,23の各スイッチa、b、cを制御可能な信号に変換し、続くステップ109で必要な電圧の電力を供給するためにスイッチ群21,22,23の各スイッチa、b、cを制御する。そして、ステップ110で車載ユニット40,50,60が必要な電圧の電力を供給する。
例えば今、第1の車載ユニット40に属する電動4WD駆動用モーターから所要電圧12〜42V、所要電力1000Wの供給要求があった場合、第1のスイッチ群21のスイッチaをオン、スイッチbとcをオフにする制御信号を生成し、第1のスイッチ群21のスイッチa、b、cを制御する。また、第2の車載ユニット50に属するオーディオ装置から所要電圧9〜15V、所要電力200Wの供給要求があった場合、第2のスイッチ群22のスイッチbをオン、スイッチaとcをオフにする制御信号を生成し、第2のスイッチ群22のスイッチa、b、cを制御する。さらに、第3の車載ユニット60に属するECUから所要電圧5V、所要電力5Wの供給要求があった場合、第3のスイッチ群23のスイッチcをオン、スイッチaとbをオフにする制御信号を生成し、第3のスイッチ群のスイッチa、b、cを制御する。
このような制御を行った場合、図3に示すように、第1の電圧生成部11と第1の電力蓄電部12が第1のスイッチ群21を介して第1の車載ユニット40の電動4WD駆動用モーターへ接続され、36Vの高圧電力が供給される。また、第2の電圧生成部13と第2の電力蓄電部14が第2のスイッチ群22を介して第2の車載ユニット50のオーディオ装置へ接続され、12Vの中電圧電力が供給される。さらに、第3の電圧生成部15と第3の電力蓄電部16が第3のスイッチ群23を介して第3の車載ユニット60のECUへ接続され、5Vの低電圧電力が供給される。
一方、ステップ107で車載ユニット40,50,60が必要な電圧の電力を供給できないと判定された場合はステップ111へ進み、車載ユニット40,50,60が必要な電圧の電力と各電力蓄電部12,14,16の電力残量から、車載ユニット40,50,60が必要な電圧の許容範囲内で電力の供給が可能な否かを判断する。
例えば、車載ユニット40に属する電動4WD駆動用モーターは12〜42Vの間の電圧で動作可能であり、このモーターへの供給電圧の許容範囲は12〜42Vとなる。したがって、第1の電圧生成部11と第1の電力蓄電部12から36Vの所要電力を供給できない場合には、第1のスイッチ群21のスイッチbをオン、スイッチaとcをオフにし、第2の電圧生成部13と第2の電力蓄電部14から第1のスイッチ群21を介して第1の車載ユニット40の4WD駆動用モーターへ12Vの電力を供給し、12Vでモーターを駆動することができる。
なお、車載ユニットが必要な電圧の電力を供給可能な電圧系統が複数ある場合には、その車載ユニットの許容入力電圧範囲内で高い方の電圧を供給可能な系統を選択する。
また、第1の実施の形態の構成は、図4に示すように、複数の電圧を出力可能な1台のバッテリーモジュールとして扱い、このようなバッテリーモジュールを車両の各部位に対して個別に用意し、分散電源として利用することができる。バッテリーモジュールを設置する車両部位としては、ドアパネル、エンジンコンパートメント、インストルメントパネル、フロントエンドモジュール、メーターユニットなどがある。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、各車載ユニットからの要求に応じて必要な電圧の電力を供給することによって、車載ユニットごとに電圧変換回路を用意せずに、各車載ユニットへ必要な電圧の電力を効率よく供給することができる。
《発明の第2の実施の形態》
図5は第2の実施の形態の構成を示す。なお、図1に示す機器および回路と同様なものに対しては同一の符号を付して相違点を中心に説明する。第2の実施の形態の電圧生成/蓄電回路10Aは、第1〜第3の電圧生成部11A,13A,15A、第1〜第3の電力蓄電部12A,14A,16Aおよび電力配分制御部17Aを備えており、オルターネーター30により発電された36Vの電力から、所要電力が最大の車載ユニットを判断してその車載ユニットが必要な電圧の電力のみを生成し、生成した電力を蓄電せずに車載ユニットへ供給したり、予め蓄電した電圧の電力を所要電力が最大の車載ユニット以外の車載ユニットへ供給したりする機能を備えている。なお、この一実施の形態では第1の車載ユニット41として定格電圧36V、許容電圧範囲12〜42Vで動作する電動パワーステアリングEPS駆動用モーターとラジエーターファン駆動用モーターを例に上げて説明する。
第1の電圧生成部11Aはスイッチ11aとDC/DCコンバーター11bが直列に接続され、また第2の電圧生成部13Aはスイッチ13aとDC/DCコンバーター13bが直列に接続され、さらに第3の電圧生成部15Aはスイッチ15aとDC/DCコンバーター15bが直列に接続されている。一方、第1の電力蓄電部12Aはスイッチ12aと36Vバッテリー12bが直列に接続され、また第2の電力蓄電部14Aはスイッチ14aと36Vバッテリー14bが直列に接続され、さらに第3の電力蓄電部16Aはスイッチ16aと36Vバッテリー16bが直列に接続されている。
電力配分制御部17Aは、スイッチ11a、13a、15aを制御して第1〜第3の電圧生成部11A、13A、15Aの作動と停止を選択し、オルターネーター30で発電した36Vの電力から36V、12V、5Vの内の所要電力が最大の車載ユニットへ供給する電圧を生成する。電力配分制御部17Aはまた、スイッチ12a、14a、16aを制御して第1〜第3の電力蓄電部12A、14A、16Aに電力の蓄電を行うか否かを選択する。
ここで、電圧生成部11A、13A、15Aで消費する電力はオルターネーター30の発電電力の15〜20%になることがあり、車載ユニット41,50,60へ供給できない損失分となる。そこで、この第2の実施の形態では、所要電力が最大の車載ユニットへ供給する電圧の電圧生成部のスイッチのみをオンし、それ以外の電圧生成部のスイッチをオフにする。これにより、所要電力が最大の車載ユニットへ電力を供給する電圧生成部のみが動作し、それ以外の電圧生成部は停止するので、停止した電圧生成部の電力損失がなくなる。なお、停止した電圧生成部では、車載ユニットの要求に応じて予め蓄電された電力蓄電部の電力を供給する。
図6は第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。このフローチャートにより、第2の実施の形態の動作を説明する。なお、図2に示す処理と同様な処理を行うステップに対しては同一の符号を付して相違点を中心に説明する。曲がりくねった道を走行するときは、頻繁でかつ大きな操舵角のステアリング操作が必要である。ステアリング操作に関しては、特に、ステアリングの切り始めや停車時における据え切りで電力消費が最大になり、1000Wを超える大電力が必要となることがある。そこで、曲がりくねった道路をオーディオ装置を作動させながら走行する場合を例に上げて、第2の実施の形態の動作を説明する。
ステップ104で各車載ユニット41,50,60から必要とする電圧と電力の要求を受信した後、ステップ201、202において最大電力を必要とする車載ユニットを検出する。ここでは、第1の車載ユニット41の電動パワーステアリング駆動用モーターが最大電力を必要とする場合を例に上げて説明する。この実施の形態では、最大電力を必要とする電動パワーステアリング駆動用モーターにオルターネーター30で発電したすべての電力を供給する。
ステップ203において、第1の電圧生成部11Aを作動させ、第2および第3の電圧生成部13A、15Aの動作を停止するために、スイッチ11aをオン、スイッチ13aと15aをオフに制御可能な信号に変換する。また、第2の車載ユニット50のオーディオ装置と第3の車載ユニット60のエンジンコントロールユニットECUを作動させる必要があるので、第2および第3の電力蓄電部14A、16Aを利用可能にするとともに、第1の電力蓄電部12Aを回路から切り離すために、スイッチ14aと16aをオン、スイッチ12aをオフに制御可能な信号に変換する。続くステップ204で、スイッチ制御信号によりスイッチ11a〜16aを制御する。
これにより、3種類の電圧生成部11A、13A、15Aの内の36V電圧を生成する第1の電圧生成部11Aのみが動作し、12Vと5Vの電圧生成部13A、15Aは停止する。したがって、電圧生成部13Aと15Aを動作させたときの電力消費が節約できる。また、第2と第3の電力蓄電部14A、16Aがそれぞれ第2と第3のスイッチ群22、23へ接続され、第2の電力蓄電部14Aの12V電力が第2のスイッチ群22を介して第2の車載ユニット50のオーディオ装置へ供給され、第3の電力蓄電部16Aの5V電力が第3のスイッチ23を介して第3の車載ユニット60のエンジンコントロールユニットECUへ供給される。
一方、第1の電力蓄電部12Aは第1のスイッチ群21から切り離され、オルターネーター30で発電された36Vの電力は、第1の電力蓄電部12Aへ蓄電されず、すべて第1のスイッチ群21を介して第1の車載ユニット41の電動パワーステアリング駆動用モーターへ供給される。以上の制御を行った場合の等価回路を図7に示す。
曲がりくねった道路を走行する場合にはエンジン回転数が高くなりがちなため、それに応じて水温が高くなり、電動ラジエーターファンが動作することが考えられる。ただし、電動パワーステアリングEPSと電動ラジエーターファンはともに、始動時のフリクションが高いために始動時は最大電力を必要とするが、動作中は常に最大電力を必要とするものではない。そこで、各車載ユニットの始動時にのみ、オルターネーターによって発電された最大電力を供給できればよいため、そのタイミングを考慮してスイッチング制御を行う。すなわち、最大電力が必要となるタイミングのみ、オルターネーターによって発電されたすべての電力を供給し、それ以外の場合には、各所要電圧のバッテリーから電力供給を行うものとし、これにより、上述したスイッチング制御の間隔を短くすることができる。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、最大電力を必要とする車載ユニットに対してオルタネーターで発電されたすべての電力を供給するとともに、前もって蓄電しておいた電力をそれ以外の車載ユニットへ供給することによって、ある車載ユニットで大電力が必要な場合でも、すべての車載ユニットへ確実に必要な電圧の電力を供給することができる。
《発明の第3の実施の形態》
第3の実施の形態の構成は図5に示す第2の実施の形態と同様であり、図示と説明を省略する。この第3の実施の形態では、電圧生成/蓄電回路10Aの電力配分制御部17Aに対して車両情報やナビゲーション情報が入力される。この第3の実施の形態では、入手した車両情報やナビゲーション情報に基づいて電源システムの利用シーンを推測し、推測結果の利用シーンに応じて動作させるべき車載ユニットへ必要な電圧の電力を確実に供給するとともに、推測結果の利用シーンに応じてオルタネーターによる発電電力と予め蓄電した電力の二系統の電力を選択して利用する。
ここでは、エンジン(不図示)の水温情報を利用した電動ラジエーターファンへの電力供給動作を例にあげて説明する。曲がりくねった道路を走行する場合は、車速が低いのにエンジン回転数が高くなる傾向があり、エンジン冷却水温が100度近くまで上昇する可能性がある。このような場合は走行風圧のみによるラジエーターの冷却が不十分となり、電動ラジエーターファンを作動させる必要がある。
エンジン冷却水温の情報は、エンジンコントローラー(不図示)から車両のCAN(Car Area Network)を介して入手可能である。電圧生成/蓄電回路10Aの電力配分制御部17Aはエンジン冷却水温情報を入手し、水温が予め設定したしきい値を超えたら電動ラジエーターファンを作動させるために第1の電圧生成部11Aのみを作動させる。そして、第1の電圧生成部11AのDC/DCコンバーター11bによりオルターネーター30で発電した36Vのすべての電力から同電圧の電力を生成する。
ただし、走行速度が低い場合やエンジン回転数が低い場合には、オルターネーター30の発電量が減少するため、電動ラジエーターファンが必要とする電力を発電できないおそれがある。このような場合には、車両情報から車速とエンジン回転数の情報を入手し、これらの情報を利用することによって一時的に第1の電力蓄電部12Aから電力を供給し、上記の問題を回避することができる。
また、ナビゲーション情報に基づいてこれから走行する環境や現在走行している環境を認識することが可能であり、予め大電力が必要となる車載ユニットを推定し、そのときに同時に動作する可能性のある車載ユニットの電力を予め蓄電しておくことができる。これにより、ある車載ユニットへ大電力を供給しているときでも、他の車載ユニットへ、電力蓄電部のバッテリーから必要な電圧の電力を十分に供給することができる。
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、車両情報やナビゲーション情報を利用し、電圧生成部11A、13A、15Aと電力蓄電部12A、14A、16Aを選択制御することによって、オルターネーター30の発電量の変動に影響されることなく、走行環境および条件に合わせて各車載ユニットへ必要な電圧の電力を供給できる。
なお、上述した第1から第3の実施の形態を適宜組み合わせて実施することももちろん可能である。
また、上述した第1から第3の一実施の形態では、36Vの電力を発電するオルターネーターから36V、12V、5Vの3種類の電圧の電力を生成する例を示したが、オルターネーターの発電電圧と生成する電圧の種類および電圧値は上述した一実施の形態に限定されない。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、オルターネーター30が発電手段を、第1〜第3の電圧生成部11,13,15が電圧変換手段を、第1から第3の電力蓄電部12,14,16が蓄電手段を、電圧選択制御部24および電力配分制御部17Aが制御手段を、スイッチ11a、13a、15aが電源開閉手段を、スイッチ12a、14a、16aが負荷開閉手段を、第1から第3のスイッチ群21,22,23が給電開閉手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項との対応関係になんら限定も拘束もされない。
以上説明したように、一実施の形態によれば、単一の電圧の電力を発電するオルターネーターから入力電圧が異なる複数の車載ユニットへ電力を供給する車両用マルチ電圧対応電源システムにおいて、車載ユニットの入力電圧ごとに設けられ、オルターネーターの発電電圧から各入力電圧に変換する複数の電圧生成部と、車載ユニットの入力電圧ごとに設けられ、各電圧生成部により変換された電圧の電力を蓄電する複数の電力蓄電部とを備え、電力供給が必要な車載ユニットに対し、複数の電圧生成部および複数の電力蓄電部の中から、車載ユニットの入力電圧に対応する電圧生成部および/または電力蓄電部を選択するようにしたので、各車載ユニットが必要とする電圧の電力を必要なときに確実に供給することができる。
また、一実施の形態によれば、各電圧生成部の入力側にスイッチを設け、各スイッチを制御して電力供給を行う電圧の電圧生成部または充電が必要な電力蓄電部に対応する電圧生成部のみを作動させるようにしたので、電力供給と充電が不要な電圧生成部を確実に停止させることができ、無駄な電力損失をなくすことができる。
一実施の形態によれば、各電力蓄電部にそれぞれ直列にスイッチを設け、各スイッチを制御して電力供給を行う電圧の電力蓄電部のみを車載ユニットへ接続するようにしたので、電力供給が不要な電圧の電力蓄電部が車載ユニットへ接続されて車載ユニットへ暗電流が流れるのを避けることができ、無駄な電力消費をなくすことができる。
一実施の形態によれば、電圧生成部および電力蓄電部と車載ユニットとの間にスイッチを設け、電力供給が必要な車載ユニットのみを電圧生成部および/または電力蓄電部へ接続するようにしたので、電力供給が必要な車載ユニットだけに、必要なときだけ給電が行われ、電力供給が不要な車載ユニットへ暗電流が流れるのを避けることができ、無駄な電力消費をなくすことができる。
一実施の形態によれば、各電圧生成部の入力側にスイッチを設けるとともに、各電力蓄電部にそれぞれ直列にスイッチを設け、車載ユニットから所要電圧と所要電力の情報を入手し、各電圧生成部の入力側に設けたスイッチを制御して最大電力を必要とする電圧の電圧生成部のみを作動させ、各電力蓄電部と直列に設置したスイッチを制御して最大電力以外の電圧の電力蓄電部を車載ユニットへ接続するようにしたので、最大電力が必要な車載ユニットへオルターネーターの発電電力を優先的に供給しながら、それ以外の車載ユニットへも確実に所要電圧の電力を供給することができる。
一実施の形態によれば、オルターネーターの発電電力のみで車載ユニットの所要最大電力をまかなえない場合は、各電力蓄電部と直列に設置したスイッチを制御して最大電力を必要とする電圧の電力蓄電部を車載ユニットへ接続し、電圧生成部と電力蓄電部の両方から最大電力を供給するようにしたので、車載ユニットで必要な最大電力を確実に供給することができる。
一実施の形態によれば、ナビゲーション装置から走行環境および条件に関する情報を入手し、それらの情報に基づいて電圧ごとの電力需要を予測し、予測電力重要に応じて予め電力蓄電部への蓄電を行うようにしたので、あらゆる走行環境および条件下においても各車載ユニットへ所要電圧の所要電力を確実に供給することができる。
一実施の形態によれば、上述した車両用マルチ電圧対応電源システムを複数個、車両の異なる部位に設置して分散電源としたので、電力源として汎用性をもたせるとともに、各部位に対して設置しやすくすることができる。
第1の実施の形態の構成を示す図 第1の実施の形態の動作を示すフローチャート 第1の実施の形態による電力供給例を示す図 第1の実施の形態の変形例を示す図 第2の実施の形態の構成を示す図 第2の実施の形態の動作を示すフローチャート 第2の実施の形態による電力供給例を示す図
符号の説明
10、10A 電圧生成/蓄電回路
11、11A 第1の電圧生成部
12、12A 第1の電力蓄電部
13、13A 第2の電圧生成部
14、14A 第2の電力蓄電部
15、15A 第3の電圧生成部
16、16A 第3の電力蓄電部
17A 電力配分制御部
20 電圧選択回路
21 第1のスイッチ群
22 第2のスイッチ群
23 第3のスイッチ群
24 電圧選択制御部
30 オルターネーター

Claims (8)

  1. 単一の電圧の電力を発電する発電手段から入力電圧が異なる複数の車載電気回路および機器(以下、車載ユニットという)へ電力を供給する車両用マルチ電圧対応電源システムであって、
    車載ユニットの入力電圧ごとに設けられ、前記発電手段の発電電圧から各入力電圧に変換する複数の電圧変換手段と、
    車載ユニットの入力電圧ごとに設けられ、前記各電圧変換手段により変換された電圧の電力を蓄電する複数の蓄電手段と、
    車載ユニットから所要電圧と所要電力の情報を入手し、前記所要電圧と所要電力の情報に基づいて、車載ユニットの要求に応じて、車載ユニットに必要な電力を供給するために、前記複数の電圧変換手段および前記複数の蓄電手段の中から、車載ユニットが必要とする所要電力を所要電圧で供給可能な電圧変換手段および/または蓄電手段を選択する制御手段とを備えることを特徴とする車両用マルチ電圧対応電源システム。
  2. 請求項1に記載の車両用マルチ電圧対応電源システムにおいて、
    前記各電圧変換手段の入力側に電源開閉手段を設け、
    前記制御手段は、前記各電源開閉手段を制御して電力供給を行う電圧の前記電圧変換手段または充電が必要な前記蓄電手段に対応する前記電圧変換手段のみを作動させることを特徴とする車両用マルチ電圧対応電源システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用マルチ電圧対応電源システムにおいて、
    前記各蓄電手段はそれぞれ直列に負荷開閉手段を備え、
    前記制御手段は、前記各負荷開閉手段を制御して電力供給を行う電圧の前記蓄電手段のみを車載ユニットへ接続することを特徴とする車両用マルチ電圧対応電源システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用マルチ電圧対応電源システムにおいて、
    前記電圧変換手段および前記蓄電手段と車載ユニットとの間に給電開閉手段を備え、
    前記制御手段は、電力供給が必要な車載ユニットのみを前記電圧変換手段および/または前記蓄電手段へ接続することを特徴とする車両用マルチ電圧対応電源システム。
  5. 請求項1に記載の車両用マルチ電圧対応電源システムにおいて、
    前記各電圧変換手段の入力側に電源開閉手段を備えるとともに、前記各蓄電手段はそれぞれ直列に負荷開閉手段を備え、
    前記制御手段は、車載ユニットから所要電圧と所要電力の情報を入手し、前記電源開閉手段を制御して最大電力を必要とする電圧の前記電圧変換手段のみを作動させ、前記負荷開閉手段を制御して最大電力以外の電圧の前記蓄電手段を車載ユニットへ接続することを特徴とする車両用マルチ電圧対応電源システム。
  6. 請求項5に記載の車両用マルチ電圧対応電源システムにおいて、
    前記制御手段は、前記発電手段の発電電力のみで車載ユニットの所要最大電力をまかなえない場合は、前記負荷開閉手段を制御して最大電力を必要とする電圧の前記蓄電手段を車載ユニットへ接続し、前記電圧変換手段と前記蓄電手段の両方から最大電力を供給することを特徴とする車両用マルチ電圧対応電源システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用マルチ電圧対応電源システムにおいて、
    前記制御手段は、ナビゲーション装置から走行環境および条件に関する情報を入手し、それらの情報に基づいて電圧ごとの電力需要を予測し、予測電力需要に応じて予め前記蓄電手段への蓄電を行うことを特徴とする車両用マルチ電圧対応電源システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用マルチ電圧対応電源システムを複数個、車両の異なる部位に設置して分散電源とすることを特徴とする車両用マルチ電圧対応電源システム。
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