JP2959657B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2959657B2
JP2959657B2 JP5135441A JP13544193A JP2959657B2 JP 2959657 B2 JP2959657 B2 JP 2959657B2 JP 5135441 A JP5135441 A JP 5135441A JP 13544193 A JP13544193 A JP 13544193A JP 2959657 B2 JP2959657 B2 JP 2959657B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J1/00Circuit arrangements for dc mains or dc distribution networks
    • H02J1/10Parallel operation of dc sources
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J9/00Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting
    • H02J9/04Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source
    • H02J9/06Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems
    • H02J9/061Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems for DC powered loads

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を駆動源とする電
子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電池を主たる電源として用いる電
子機器においては、複数の電池を備え、負荷の種類や電
子機器の動作モードに応じて供給する電池を変更する場
合がある。
【0003】図23は従来のバックアップメモリ付き電
子機器の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、電源がオンされているときには、本体電子回路10
1には、主電池102からの電圧が、DC−DCコンバ
ータ103を介して定電圧化されて供給され、同時に、
バックアップメモリ104にも、その定電圧化された電
圧が供給される。一方、電源がオフされているとき(バ
ックアップ時)には、主電池102が存在し、且つその
電池容量が十分残っている場合には、主電池102から
簡易な定電圧回路105を介して定電圧化された電圧が
バックアップメモリ104に供給され、主電池が存在し
ない場合またはその電池容量が低下している場合には、
バックアップ用電池106からの電圧が直接バックアッ
プメモリ104に供給される。ここで、一般に、主電池
には、乾電池又はニッカド電池、ニッケル水素電池、リ
チウムイオン二次電池等の二次電池が用いられ、バック
アップ用電池には、リチウム電池が使用される。
【0004】図24は、従来の電子機器の他の一例の概
略構成を示すブロック図である。この電子機器は同種類
の電池を複数個備え、図23と同一の主電池102と、
これと同一電圧を発生する小型の補助電池107とをス
イッチ108で切り替えることにより、電子機器本体1
09に供給する電源を変更する。即ち、通常は主電池1
02を使用し、主電池102の容量が低下したり、停電
したりしたときのみに、補助電池107に切り替えるよ
うに構成されている。
【0005】また、図25は、従来の電子機器のさらに
他の一例の概略構成を示すブロック図であり、電卓等の
小型携帯用電子機器を示している。一般に、この種の電
子機器は、ロジック系負荷110と表示系負荷(例えば
液晶)111とを有し、ロジック系負荷110には主電
池102の電圧が直接供給され、表示系負荷111に
は、主電池102から昇圧回路112を介して昇圧され
た電圧が供給される。ここで、ロジック系負荷110を
主電池102により直接駆動するのは、これにより余分
な回路を設けないために、電子機器が小型化し、電力効
率が向上するという利点があるためである。
【0006】なお、電源、ライト、ハードディスク等の
ピーク負荷特性機器を有する電子機器において、電子機
器全体がシステムクロックにより動作しているときに、
そのピーク負荷特性機器の動作により電子機器全体の電
圧が降下し、これにより当該ロジック系負荷ならびにマ
イクロプロセッサの動作が影響を受ける場合がある。特
に、電源として電池を使用した電子機器においては、こ
の電圧降下によりロジック系負荷ならびにマイクロプロ
セッサの動作が影響を受け、誤動作を生ずる場合があっ
た。このため、ACアダプタを電源とする電子機器では
電源容量を総負荷容量よりもかなり大きくし、電池を電
源とする電子機器では電池の容量がある程度残っていて
も、機器の使用を禁止するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の複数の電池を備えた電子機器では、各電池は各負荷
の機能毎に割り付けられているので、電子機器の動作状
態や電池の残量に拘らず、電池と負荷との接続関係は常
に一定に保たれている。そのため、電池は常に単一の動
作を行っている。即ち、負荷に対して電圧を供給してい
るときには、供給のみを行い、その他の動作、例えば、
充電等を並行して行うことができるように構成されてい
ない。
【0008】また、最近の高度な電子機器においては、
ロジック系負荷は、その低電圧化の傾向と省エネとによ
り電池による直接駆動、即ち、定電圧制御回路を介さな
い駆動を行う要望が高まっている。この要望を満足する
ために、ロジック系負荷とこれ以外のデバイス系負荷
(液晶、ハードディスク等)とにそれぞれ別個の電池を
接続する構成をとることができるが、双方の消費電力に
差があるために容量の異なった電池を接続する必要があ
る。これにより、各電池はその接続された負荷に限定さ
れて使用されるのみであり、電池を使用する自由度は制
限される。例えば、ある電池の残容量が低下した場合
に、代わりに他の電池を使うことはできなかった。
【0009】そのため、従来の電子機器は、図26に示
すように、容量の大きな組電池113を1個のみ用い
て、この組電池113から出力された電圧をDC−DC
コンバータ114により各負荷に応じた電圧に変換して
供給するように構成されていた。したがって、直接駆動
を行いたいロジック系負荷も、他の負荷と同様に、常に
定電圧制御回路(DC−DCコンバータ114)を介し
て駆動させなければならないという問題があった。さら
に、組電池113を用いているので、バックアップ時、
即ち、負荷に供給するべき電圧が低いときには、簡易な
定電圧回路を介して組電池の電圧をドロップさせなけれ
ばならず、無駄な電力が消費されるという問題があっ
た。
【0010】また、充電開始後すぐに従来の電子機器を
携帯して外出しなければならない場合には、充電を止め
なければならず、外出先でその電子機器を使用するとき
に、電池の残容量不足のために機器が使用できないとい
う問題があった。
【0011】また、ピーク負荷特性機器を有する従来の
電子機器では、電源容量を必要以上に大きくするために
コスト増を招き、また、これにより装置の大型化を招く
という問題があった。さらに、電源容量を大きくして
も、ピーク負荷の影響を全て除去し、電子機器の誤動作
を完全に防止することは困難であった。
【0012】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、複数の電池の使用の自由度を高めて電池の使用効率
を向上すると共に、消費電力の低減化を図り、充電直後
の急用に対応することが可能な電子機器を提供すること
を第1の目的とする。
【0013】更に、本発明は、小容量の電池の使用を可
能にしてコストの低減化および装置の小型化を図り、誤
動作等のピーク負荷の影響を排除することが可能な電子
機器を提供することを第2の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の電子機器は、第1および第2
の電圧値を上下限値とする電圧値間の電圧値で駆動され
る第1の負荷と、前記第1および第2の電圧値間の電圧
値以外の第3の電圧値で駆動される第2の負荷と、前記
第1および第2の負荷を駆動するための第1および第2
の電池とを備えた電子機器において、前記第1および第
2の負荷と前記第1および第2の電池とを接続する接続
手段であって、その接続関係を変更可能なものと、前記
第1および第2の電池の各出力電圧をそれぞれ検出する
検出手段と、前記接続手段によって前記第1の負荷に接
続された電池の、前記検出手段によって検出された出力
電圧が前記第1の電圧値より高い電圧値であるときに
は、当該電池の出力電圧を前記第1および第2の電圧値
間の電圧値に降圧して前記第1の負荷に印加し、該検出
された出力電圧が前記第1および第2の電圧値間の電圧
値であるときには、当該電池の出力電圧をそのまま前記
第1の負荷に印加し、該検出された出力電圧が前記第2
の電圧値より低い電圧値であるときには、当該電池の出
力電圧を前記第1および第2の電圧値間の電圧値に昇圧
して前記第1の負荷に印加するように制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
【0015】好ましくは、前記制御手段は、前記接続手
段によって前記第2の負荷に接続された電池の出力電圧
を前記第3の電圧値に変圧して前記第2の負荷に印加す
ることを特徴とする。 また、好ましくは、前記接続手段
は、前記検出手段によって検出された第1および第2の
電池の出力電圧の差が所定値以上に開いたときには、前
記第1の負荷に接続されている電池を前記第2の負荷に
接続変更するとともに、前記第2の負荷に接続されてい
る電池を前記第1の負荷に接続変更することを特徴とす
る。 さらに、好ましくは、前記接続手段は、前記検出手
段によって検出された第1および第2の電池の各出力電
圧が共に前記第2の電圧値より低くなったときには、前
記第1および第2の電池を直列にして前記第1の負荷に
接続することを特徴とする。
【0016】上記第2の目的を達成するため、請求項5
に記載の電子機器は、システムクロックを発生するシス
テムクロック発生手段と急峻な負荷特性(ピーク負荷特
性)を有するピーク負荷特性機器とを備えた電子機器に
おいて、前記ピーク負荷特性機器をオンするための信号
を出力する出力手段と、該出力手段によって前記ピーク
負荷特性機器をオンするための信号が出力されたときか
ら所定の時間を計時する計時手段と、該計時手段によっ
て計時が行われている間、前記システムクロック発生手
段から発生されシステムクロックの供給を停止、また
は、当該システムクロックを分周するシステムクロック
制御手段を有することを特徴とする。
【0017】請求項1に記載の発明の構成に依れば、
続手段によって第1の負荷に接続された電池の、検出手
段によって検出された出力電圧が第1の電圧値より高い
電圧値であるときには、当該電池の出力電圧は第1およ
び第2の電圧値間の電圧値に降圧して前記第1の負荷に
印加され、該検出された出力電圧が前記第1および第2
の電圧値間の電圧値であるときには、当該電池の出力電
圧はそのまま前記第1の負荷に印加され、該検出された
出力電圧が前記第2の電圧値より低い電圧値であるとき
には、当該電池の出力電圧は前記第1および第2の電圧
値間の電圧値に昇圧して前記第1の負荷に印加される。
好ましくは、接続手段によって第2の負荷に接続された
電池の出力電圧は第3の電圧値に変圧されて当該第2の
負荷に印加される。 また、好ましくは、前記検出手段に
よって検出された第1および第2の電池の出力電圧の差
が所定値以上に開いたときには、前記第1の負荷に接続
されている電池は前記第2の負荷に接続変更されるとと
もに、前記第2の負荷に接続されている電池は前記第1
の負荷に接続変更される。 さらに、好ましくは、前記検
出手段によって検出された第1および第2の電池の出力
電圧が共に前記第2の電圧値より低くなったときには、
前記第1および第2の電池は直列にされて前記第1の負
荷に接続される。
【0018】また、請求項5に記載の発明の構成に依れ
ば、計時手段によって計時が行われている間、即ち、ピ
ーク負荷特性機器に対してオンするための信号が出力さ
れたときから所定の時間、システムクロック制御手段に
よりシステムクロックの供給が停止され、または、当該
システムクロックが分周される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0020】図1は、本発明に係る電子機器の第1実施
例の概略構成を示すブロック図である。
【0021】同図において、本実施例の電子機器は、本
発明の特徴を成す電池の動的接続回路1と機器本体2と
により構成されている。
【0022】電池の動的接続回路1は、機器本体2を駆
動するための電源である同一タイプ且つ同一容量の電池
3,4と、該電池3,4の端子電圧を監視する電圧モニ
タ5と、電池3,4を充電するための充電制御部6と、
電池3,4と機器本体2との接続系統を切り替えるため
のスイッチ7〜12と、定電圧制御回路であるDC−D
Cコンバータ13,14とにより構成されている。
【0023】また、機器本体2は、CPU、メインメモ
リ、バックアップメモリ、RTC(リアルタイムクロッ
ク)等の演算・制御素子から成るロジック系負荷15
と、表示装置(液晶、バックライト等)、記憶装置(ハ
ードディスクドライブ(HDD)、フロッピーディスク
ドライブ、ICカード等)、通信制御部、入力装置(キ
ーボード、デジタイザ等)等から成るデバイス系負荷1
6とにより構成されている。ここで、ロジック系負荷1
5は、最近はICの低電圧化と省エネとにより3.3V
で駆動され、電源オフ時にもバックアップ用に一部の電
源がオン状態になっている。
【0024】電池の動的接続回路1において、電池3,
4は、特に最近実用され始めたリチウムイオン二次電池
を使用している。ここで、リチウムイオン二次電池を使
用するのは、電池電圧が高く(平均3.6V)、重量・
体積エネルギー密度が高く(高容量)、自己放電が少な
く、残容量が分かり易く、容易に充電できる等の数多く
の利点があるからである。残容量が分かり易いのは、リ
チウムイオン二次電池の端子電圧は放電に従って直線的
に低下する(4.2V〜2.8V)ために、この端子電
圧を監視すれば、電池の残容量を検知することができる
からである。
【0025】電圧モニタ5は、前述したように電池3,
4の端子電圧を監視し、CPU(図示せず)は、この端
子電圧により電池3,4の残容量を判別して、後述する
方法により電池3,4の接続系統をスイッチ7〜12を
制御することにより変更する。また、電池3,4の残容
量を判別した結果、充電が必要なときには、CPUは充
電制御部6に電池3または電池4の充電を指示する。な
お、リチウムイオン二次電池の充電は、定電圧充電(電
流制限付き)により行われる。
【0026】DC−DCコンバータ13は、ロジック系
負荷15に供給される電圧を生成する定電圧制御回路で
あり、電池3,4またはACアダプタ(図示せず)から
供給される電圧を3.3Vに変換する。なお、バックア
ップ時にDC−DCコンバータ13に供給される電圧
は、DC−DCコンバータ13からの出力ではなく、シ
リーズ回路(図示せず)からの出力を使用している。さ
らに、ロジック系負荷15には、スイッチ12により、
電池3,4からの直接駆動による電圧とDC−DCコン
バータ13による電圧とが選択されて印加される。
【0027】DC−DCコンバータ14は、デバイス系
負荷16に供給される電圧を生成する定電圧制御回路で
あり、電池3,4から供給される電圧をデバイス系負荷
16に必要な電圧、例えば、5V,12V,−20V等
の電圧に変換する。電源オフ時には、DC−DCコンバ
ータ14の出力は全てオフされるように構成されてい
る。
【0028】以下、以上のように構成された電子機器の
電池3,4の接続系統を説明する。図2は、図1の電池
3,4の端子電圧とロジック系負荷15の駆動方式との
関係を示す図であり、縦軸は電圧Vを示し、横軸は時間
tを示している。
【0029】ロジック系負荷15に供給される電圧の許
容範囲は3.3V±10%であるため、その供給電圧は
3.0V〜3.6Vの範囲にあることが必要である。し
たがって、電池3,4の端子電圧が3.6Vより高いと
き、即ち、t0〜t1の間ではDC−DCコンバータ13
を介してその端子電圧を3.3Vに降圧(降圧定電圧制
御)する。
【0030】次に、電池3,4の端子電圧が3.0V〜
3.6Vの範囲にあるとき、即ち、t1〜t2の間では、
電池3,4の出力電圧を直接ロジック系負荷15に供給
(直接駆動)する。これは、DC−DCコンバータ13
を介すことにより電力効率を低下させないようにするた
めである。したがって、どちらか一方の電池の端子電圧
がこの電圧範囲に入れば、その電池を優先してロジック
系負荷15に接続してロジック系負荷15の直接駆動に
当てる。また、電池3,4の端子電圧がともにこの電圧
範囲に入っていれば、適時接続を交替させるように制御
を行う。
【0031】さらに、電池3,4の端子電圧が低下し、
ロジック系負荷15に供給される電圧の許容範囲を下回
ったとき、即ち、t2以降では、DC−DCコンバータ
13を介してその端子電圧を3.3Vに昇圧(昇圧定電
圧制御)する。
【0032】図3は、電池3,4の端子電圧と接続・駆
動モードとの関係を示す状態遷移図である。同図中、縦
軸はロジック系負荷15に接続されている電池の端子電
圧VAを示し、横軸はデバイス系負荷16に接続されて
いる電池の端子電圧VBを示している。また、矢印はモ
ード変更を示している。
【0033】モード1は、電池3,4の端子電圧がとも
に3.6V以上あり、電池3,4がロジック系負荷15
またはデバイス系負荷16のどちらの負荷に接続されて
いてもよいモードである。
【0034】モード2は、電池3,4の内どちらか一方
の端子電圧が前記ロジック系負荷15を直接駆動する電
圧範囲に入り、その電池をロジック系負荷15に接続さ
せるモードである。
【0035】モード3は、電池3,4の端子電圧がとも
に低下し、一方の電池の端子電圧は3.0V以下にな
り、他方の電池の端子電圧は直接駆動の電圧範囲にある
が、後者の電池は消費電力の大きいデバイス系負荷16
に接続し、前者の電池は昇圧するためにDC−DCコン
バータを介してロジック系負荷15に接続するモードで
ある。
【0036】モード4は、電池3,4の端子電圧がとも
に3.0V以下になり、電池3,4を直列に接続して、
その電圧をDC−DCコンバータ13,14に供給する
モードである。このとき、リチウムイオン二次電池は残
容量に拘らず内部インピーダンスが一定であるために、
双方の電池3,4の残容量が異なっていても直列接続に
よる弊害は生じない。
【0037】モード5は、電池3,4の内、一方の電池
が充電直後であり、他方の電池が殆ど残容量がないとき
に、前記一方の電池のみで機器全体の駆動を行うように
するモードである。
【0038】さらに、シャットダウンモードは、電池
3,4の端子電圧がともに2.8V以下になり、電池の
寿命に限界が見えてくるためにこれ以上の機器の使用を
禁止して、バックアップのみを確実に行うモードであ
る。
【0039】図4は、電池3,4の端子電圧と各モード
との推移を示す図であり、縦軸は電圧Vを示し、横軸は
時間tを示している。図4(a)はモード1からモード
2を介してモード3への推移を示し、図4(b)はモー
ド5からモード4を介してシャットダウンモードへの推
移を示している。なお、電池3,4はともに充電直後の
状態を想定しているために、電池3,4の端子電圧の初
期値はともに4.2Vになっている。
【0040】図4(a)において、まず、電池3がロジ
ック系負荷15(端子電圧VA)に接続され、電池4が
デバイス系負荷16(端子電圧VB)に接続されて、モ
ード1の状態になる。次に、消費電力の大きいデバイス
系負荷16の端子電圧VBが端子電圧VAより早く電圧
降下し、時間t1で3.6Vになると、電池の接続を逆
に切換え、即ち、電池3をデバイス系負荷16に接続
し、電池4をロジック系負荷15に接続するように変更
する(モード2)。
【0041】次に、この接続状態で電圧が低下すると、
端子電圧VAと端子電圧VBの電圧関係が逆転し、その差
が一定電圧(例えば、0.2V)以上になったとき(時
間t2)、再度、電池3,4の接続を変更する。
【0042】そして、電池3,4のどちらか一方の端子
電圧が3.0V以下になったとき(時間t3)、モード
3に移行し、さらに端子電圧VA,VBが低下する(時間
4)と、モード4に移行する。
【0043】また、図4(b)において、電池3,4の
内、一方の電池のみが十分な残容量を有しているときに
は、その電池のみでロジック系負荷15およびデバイス
系負荷16を駆動する(モード5)。そして、さらに電
池3,4の端子電圧が低下すると、時間t5でモード4
に移行し、時間t6でシャットダウンモードに移行す
る。
【0044】図5〜図7は、それぞれモード2、モード
4、モード5のスイッチ7〜12の接続状態の一例を示
している。
【0045】図8〜図11は、各モードのモード遷移を
行うサブルーチンの手順を示すフローチャートである。
前記CPUは所定の時間毎にタイマ割り込みを発生さ
せ、その割り込み処理において、常に電圧モニタ5によ
り電池3,4の端子電圧を監視するとともに現在のモー
ドに応じたサブルーチン処理を行う。即ち、電池3,4
の端子電圧と現在のモードとを比較して、現在のモード
を継続するか、または、他のモードに遷移させるかを決
定する。
【0046】図8は、モード1の処理手順を示すサブル
ーチンのフローチャートである。
【0047】現在のモードがモード1のときには、この
サブルーチンがコールされ、まず、端子電圧VA,VBが
ともに3.6V以上になっているか否かを判別し(ステ
ップS1)、3.6V以上になっているときには、本サ
ブルーチン処理を終了する。一方、ステップS1で、端
子電圧VA,VBの一方が3.6Vを下回っているときに
は、ステップS2で、スイッチ12の接続を端子1に切
り替えて、ロジック系負荷15には電池3,4からの出
力が直接供給されるようにし、スイッチ10,11の接
続を切り替えて、電池3,4とロジック系負荷15およ
びデバイス系負荷16との接続を逆転させる。次に、ス
テップS3で、現在のモードをモード2に変更して、本
サブルーチン処理を終了する。
【0048】図9は、モード2およびモード4の処理手
順を示すサブルーチンのフローチャートである。
【0049】モード2では、まず、ステップS11で端
子電圧VA,VBがともに3.0V以上となっているか否
かを判別し(ステップS11)、3.0V以上になって
いるときにはステップS12に進み、端子電圧VAと端
子電圧VBとの差が0.2V以上か否かを判別し、その
差が0.2Vより小さいとき、即ち、図4で時間t2
なる前のときには、本サブルーチン処理を終了する。一
方、ステップS12で、時間t2になったときには、ス
テップS13で、図8のステップS2と同様に、スイッ
チ10,11の接続を切り替えた後に、本サブルーチン
処理を終了する。
【0050】また、ステップS11で、端子電圧VA,
VBがともに3.0V以上でないとき、即ち、端子電圧
VBが3.0Vより小さいときには、ステップS14に
進み、端子電圧VBが2.8V以上であるか否かを判別
し、端子電圧VBが2.8V以上のときにはステップS
15に進み、図8のステップS2と同様にして、スイッ
チ12、スイッチ10,11の接続を切り替えた後、本
サブルーチン処理を終了する。一方、ステップS14
で、端子電圧VBが2.8Vより小さいときにはステッ
プS17に進み、前述したシャットダウンモード処理を
行い、ステップS18で、バックアップ状態に入った後
に、本サブルーチン処理を終了する。
【0051】また、モード4では、ステップS21で、
端子電圧VA,VBがともに2.8V以上となっているか
否かを判別し、ともに2.8V以上のときには本サブル
ーチン処理を終了し、一方、ともに2.8V以上のとき
には、モード2のステップS17,S18の処理を行っ
た後に、本サブルーチン処理を終了する。
【0052】図10は、モード3の処理手順を示すサブ
ルーチンのフローチャートである。
【0053】モード3では、まず、ステップS31で端
子電圧VBが3.0V以上か、または、端子電圧VAが
2.8V以上3.0V未満であるか否かを判別し、この
範囲以外のときには、本サブルーチン処理を終了する。
一方、ステップS31の判別結果がその範囲以内にある
ときには、ステップS32に進み、スイッチ9,10,
11の接続をそれぞれ端子1に切り替え、スイッチ8の
接続を端子1から端子2へ切り替え、スイッチ7の接続
を端子2から端子1へ切り替える。即ち、電池3,4を
直列に接続してDC−DCコンバータ12,13に供給
する。なお、ステップS32中、xは端子番号が如何な
る番号であってもよいことを示している。
【0054】次に、ステップS33で、現在のモードを
モード4に変更し、ステップS34で、充電要求フラグ
をセットする。図示しない他のルーチンでは、この充電
要求フラグを常に監視し、該フラグがセットされている
ときには、充電制御部15は充電するべき電池を充電
し、充電が終了すると充電要求フラグをリセットする。
【0055】図11は、モード5の処理手順を示すサブ
ルーチンのフローチャートである。
【0056】モード5では、まず、ステップS41で端
子電圧VAが2.8V以上であるか否かを判別し、端子
電圧VAが2.8V以上のときには、本サブルーチン処
理を終了する。
【0057】一方、端子電圧VAが2.8V未満のとき
にはステップS42に進み、図10のステップS32と
同様にして、スイッチ7〜9を切り替えた後に、現在の
モードをモード4に変更し(ステップS43)、充電要
求フラグをセットした(ステップS44)後に、本サブ
ルーチンを終了する。
【0058】以上のようにして、電池3,4の端子電圧
に応じて動作モードを変更するので、電池の残容量に応
じて電池を適切な負荷に接続することができ、充電中に
外出しなければならないときにも、2個の電池の残容量
を使用することにより外出先においてこの電子機器を使
用することができる。また、一方の電池電圧がロジック
系負荷15の直接駆動に適当な電圧範囲内のときには、
その電池が優先してロジック系負荷15に接続され、他
方の電池がデバイス系負荷16に接続されるので、電池
3,4と機器本体2との最適な接続が可能になる。さら
に、電池3,4の容量がともに低下したとき、双方の電
池3,4を直列に接続するようにしたので、最も重要な
要素に集中して最後まで電源を供給することができる。
【0059】なお、各スイッチを切り替えるタイミング
で、誤動作が起こらないようにその期間において、機器
全体の動作を一時ホールドし、また、各回路網で十分な
容量のコンデンサを接続しておくことは言うまでもな
い。
【0060】また、本実施例では、スイッチ7〜12と
して全てリレーのような機械式スイッチを使用したが、
これに限らずMOSトランジスタ等の半導体スイッチ等
でもよく、スイッチングできればどのような手段であっ
てもよいことは言うまでもない。さらに、電池としてリ
チウムイオン二次電池を用いたが、他の二次電池でもよ
く、充電をしないならば、一次電池でもよい。また、2
組の電池にかぎるものではないことはいうまでもない。
【0061】次に、本発明に係る電子機器の第2実施例
を説明する。
【0062】前記第1実施例は電池の容量に応じてその
接続系統を変更するのに対して、本実施例は機器本体2
の負荷変動に応じて接続系統を変更する点のみが異なる
ので、本実施例は前記第1実施例と同一の装置を用い、
モード遷移のみを変更する。
【0063】図12は、本実施例のモード遷移を示す図
である。同図に示すように、現在の電子機器は、省エネ
の観点から種々の状態モードを有している。ここで、パ
ワーダウンモードは、表示および入力デバイスをオン状
態、HDDをオフ状態、CPUクロックを停止状態にす
るモードであり、スリープモードは、さらに表示をオフ
状態にするモードであり、シャットダウンモード(サス
ペンドモード)は、バックアップ部分を除いて全ての機
能をオフ状態にするモードである。これらのモードの状
態遷移の要因は図12に示してある。例えば、動作モー
ド時に、何も入力しないで所定の時間が経過すると、パ
ワーダウンモードに移行する。さらに、所定の時間が経
過するとスリープモードに移行するというように、モー
ド遷移が行われる。
【0064】前記パワーダウンモードにおける接続系統
は前記第1実施例のモード1〜5に従って変更される。
また、スリープモードおよびシャットダウンモードにお
ける接続系統は、図13に示す状態に従って変更され
る。このとき、図13に示すように、基本的には1個の
電池(端子電圧VAを供給する電池)により機器本体2
が駆動される。
【0065】まず、このモードに入ったときに、電池
3,4の内、端子電圧の高い方の電池が端子電圧VAに
なるように接続され、以下、図13に従って電池の接続
系統を変更していく。即ち、端子電圧VAが状態(a)
(4.2>VA≧3.6)のときは、ロジック系負荷1
5には、図1のDC−DCコンバータ13を介して降圧
された電圧が供給され、端子電圧VAが状態(b)
(3.6>VA≧3.0)のときには、ロジック負荷
15はDC−DCコンバータ13を介せずに直接駆動さ
れる。また、端子電圧VAが3.0V未満になると、端
子電圧VAは、もう一方の電池から電圧が供給されると
いうように、接続系統が切り替えられる。なお、接続系
統を切り替える際には、一瞬、前記CPUが起動され、
前記スイッチ7〜12を切り替える。一般に、この切り
替えは、ユーザに分からないように行われる。
【0066】図14は、図13の状態(b)の接続系統
の一例を示す図である。例えば、動作時のモードがモー
ド2(図5)の場合に、本機器がスリープモードに入る
と、図14に示す接続系統になる。即ち、スイッチ8〜
11が図14のように切り替わり、電池3のみから機器
本体2に電圧が供給される。
【0067】以上のようにして、本実施例の構成によ
り、サスペンド時やスリープ時に、一方の電池のみバッ
クアップ供給用電源とし、他方の電池を休養または単独
で充電させることが可能になった。
【0068】また、本実施例では、負荷変動に関しての
簡単な適用例を示したが、これに限らず、パワーマネー
ジメントに従った予想されるべき負荷変動とともに、通
常動作のなかで大きな負荷入力によって系が乱れてしま
うことが認められる場合も安全サイドに接続変更するよ
うにしてもよい。
【0069】次に、本発明に係る電子機器の第3実施例
を説明する。
【0070】前記第1および第2実施例は、基本的に電
池のみで機器本体2を駆動している場合の接続系統を示
す例であるのに対して、本実施例は、ACアダプタが機
器本体2に接続されているときには、そのACアダプタ
から機器本体2に電圧を供給する点が異なる。
【0071】図15は、本実施例の電子機器の概略構成
を示すブロック図である。図15は、図1に対して、A
Cアダプタ21が追加され、これに伴ってダイオード2
2,23が追加された点のみが異なるので、図12と図
1との対応する要素には同一符号を付し、その詳細な説
明を省略する。
【0072】ACアダプタ21は、ダイオード22を介
して、スイッチ10の端子1に接続され、スイッチ9の
出力側は、ダイオード23を介して、スイッチ10の端
子1に接続されている。さらに、ACアダプタ21は充
電制御部6にも電圧を供給している。
【0073】ACアダプタ21使用時は、動作、パワー
ダウン、スリープ、シャットダウンの全てのモードにお
いて、スイッチ10,11は端子1に接続され、スイッ
チ12は端子2に接続される。ただ、ACアダプタ21
は瞬断や抜け等の危険があるために、必ず一方の電池が
接続されている。ここでは、電池3が接続されている。
なお、電池を接続することにより、ACラインノイズを
吸収するという大きな効果も生ずる。
【0074】また、充電制御部6には、ACアダプタ2
1により電圧が供給されているので、電池3の端子電圧
が3.0V以下で、前記第1実施例で説明した充電フラ
グがセットされているときには、この供給電圧を用いて
充電が行われる。
【0075】なお、リチウムイオン二次電池の場合に
は、充電電圧が4.2Vを超えると問題があるため、1
つ充電する方が制御し易いという面があるが、これ
に限らず、接続系統を変更すれば、リチウムイオン二次
電池を直列接続にして充電することができることは言う
までもない。
【0076】次に、本発明に係る電子機器の第4実施例
を説明する。
【0077】本実施例は、電子機器の周囲の環境(例え
ば、温度)が変化した場合に、その環境に適応するよう
に構成した一例である。
【0078】電池は一般的に電気化学反応によって電流
を取り出している。本実施例で使用しているリチウムイ
オン二次電池は、酸化還元反応によるイオンの流れを取
り出しているので発熱が少ないという利点の反面、低温
環境下では電池の自己発熱が少なく放電に不利な場合も
ある。もちろん、電気化学反応を原理とする電池でも低
温に対しては不利である。
【0079】そこで本実施例は電子機器の置かれている
環境の温度を検知し、それに応じて電池の接続系統を変
更するものである。
【0080】図16は、その一例として低温時のモード
遷移図(図3は常温)を示す。モード3を除去し一方の
電池の電圧が3.0V以下になった時点で直列接続(モ
ード4)に切換え、双方が3.0V以下になった時シャ
トダウンモードに入るようにする。
【0081】本実施例の電子機器では、現在の温度を測
定するためのセンサを備え(図示せず)、低温の切り替
えは5℃〜10℃を目安にする。
【0082】以上説明したように、第1〜第4実施例で
は、電子機器の状態として電子機器の電池容量、負荷、
温度等の変動に応じて電池の接続系統を変更することに
より、電池の使用効率を向上させ、省エネを図り、電池
の寿命を延ばすことが可能となる。
【0083】以下、本発明が解決する第2の目的を達成
する実施例について説明する。
【0084】図17は、本発明に係る電子機器の第5実
施例の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、本実施例の電子機器は、機器本体に電圧を供給する
電源31と、ピーク負荷特性を有するモータや電球等か
ら成るピーク負荷特性機器32と、該ピーク負荷特性機
器32のオン・オフ制御を行う制御器33と、該制御器
33を含む電子機器全体の制御を司るマイクロプロセッ
サ34と、システムクロックを発生するクロック発生器
35と、クロック発生器35から発生されるシステムク
ロックを制御して、そのシステムクロックをマイクロプ
ロセッサ34に供給するクロック制御器36と、各種時
間を計時するタイマ37とにより構成されている。
【0085】クロック発生器35は、クロック制御器3
6を介して、マイクロプロセッサ34および制御器33
に接続され、システムクロックは電子機器全体に供給さ
れる。また、マイクロプロセッサ34は、制御器33お
よびクロック制御器36に接続され、その制御器33,
36の制御を行う。
【0086】図18は、図17のクロック制御器36の
詳細な構成を示すブロック図である。同図において、ク
ロック制御器36は、2個のDフリッププロップ41,
42と、タイマを構成するダウンカウンタ43と、カウ
ント値を設定するレジスタ44と、JKフリッププロッ
プ45と、AND回路46,47と、インバータ48と
により構成されている。
【0087】クロック発生器35から出力されたシステ
ムクロックCLKは、Dフリッププロップ41およびダ
ウンカウンタ43の各クロック入力端子に供給されると
ともにインバータ48を介してDフリッププロップ42
のクロック入力端子にも供給され、さらに、AND回路
47の一入力端子に供給される。また、システムリセッ
ト信号RSは、Dフリッププロップ41,42、ダウン
カウンタ43、JKフリッププロップ45の各リセット
端子に反転されて供給される。マイクロプロセッサ34
からの出力信号CPU−OUTは、Dフリッププロップ
41の入力端子Dに供給されるとともにAND回路46
の一入力端子に供給され、AND回路46の他の入力端
子には、Dフリッププロップ41の出力端子/Qの出力
が供給される。AND回路46の出力A46−OUT
は、ダウンカウンタ43のロード端子に供給されるとと
もに、JKフリッププロップ45の入力端子Jに供給さ
れる。
【0088】ダウンカウンタ43のデータ入力端子に
は、レジスタ44のデータ出力が供給され、ダウンカウ
ンタ43は、キャリー信号をキャリー出力端子COから
JKフリッププロップ45の入力端子Kに供給する。さ
らに、JKフリッププロップ45の出力端子Qからの出
力JK−OUTは、Dフリッププロップ42の入力端子
Dに供給される。Dフリッププロップ42の出力端子/
Qの出力D42−OUTは、AND回路47の他の入力
端子に供給され、前記システムクロックCLKと論理積
がとられて、マイクロプロセッサ34に信号CPU−C
LKとして供給される。
【0089】以下、以上のように構成された本実施例の
電子機器の制御処理を、図19のタイミングチャートを
参照して説明する。
【0090】図19は、図17のクロック制御器36の
動作タイミングを示すタイミングチャートである。同図
中の各信号は、上から順に、システムクロックCLK
(a)、マイクロプロセッサ34からの出力信号である
CPU−OUT(b)、AND回路46の出力信号A4
6−OUT(c)、ダウンカウンタ43のキャリー出力
CO(d)、JKフリッププロップ45の出力JK−O
UT(e)、Dフリッププロップ42の出力D42−O
UT(f)、AND回路47の出力であるCPU−CL
K(g)を示している。
【0091】通常、システムクロックCLKは、クロッ
ク発生器35から発生されると、その波形を保持したま
まクロック制御器36を通り抜けて、マイクロプロセッ
サ34に入力される。この状態はシステムリセット信号
RSによる初期化処理においても保持される。
【0092】まず、マイクロプロセッサ34は、ピーク
負荷特性機器32をオンするために、制御器33にオン
信号を出力する。この信号は、図19(b)のCPU−
OUTに示すタイミングで出力されたものとする。クロ
ック制御器36はこの信号CPU−OUTを監視し、図
18のDフリッププロップ41とAND回路46とによ
り、信号CPU−OUTは1ショット化されて、AND
回路46から出力される(図19(c)のA46−OU
T)。この信号A46−OUTによりJKフリッププロ
ップ45がセットされるとともに、ダウンカウンタ43
にレジスタ44の設定値、即ち、システムクロックCL
Kを停止する時間がロードされる。このレジスタ44の
設定値は、ピーク負荷特性機器32に大電流が流れる時
間よりも長い時間の値を設定しておく。
【0093】ダウンカウンタ43は、このロードされた
設定値をダウンカウントし終わると、キャリー信号を出
力端子COから出力し、JKフリッププロップ45をリ
セットする。したがって、JKフリッププロップ45の
出力JK−OUTは、信号A46−OUTのパルスの立
ち下がりでハイになり、その後キャリー出力信号COが
立ち上がり、システムクロックCLKが1クロック出力
された後にロウになる。
【0094】次に、出力信号JK−OUTが立ち下がっ
た後に、システムクロックCLKの立ち下がりに同期し
て、Dフリッププロップ42は出力端子/Qからハイを
出力する。このシステムクロックCLKの立ち下がりに
同期させることにより、ハザードの発生を防止させるこ
とができる。このようにして、AND回路47の出力C
PU−OUTは、Dフリッププロップ42の出力端子/
Qからロウが出力されている間、即ち、ピーク負荷特性
機器32に大電流が流れている間、クロックの出力を停
止する。したがって、ピーク負荷特性機器32による電
圧低下により発生するマイクロプロセッサ34の誤動作
を防止することが可能となる。
【0095】また、本実施例の他の制御処理例として
は、大電流が流れている時間より短い時間をレジスタ4
4に設定し、ダウンカウンタ43のカウントが終了した
後に、まだ大電流が流れているので、再度マイクロプロ
セッサ34をして信号CPU−OUTをハイにさせるよ
うな制御処理が考えられる。こうすることにより、ダウ
ンタウンタ43のカウントが終了する毎にCPU−CL
Kの出力が供給されるので、クロックの分周と同様の制
御処理を行うことができる。このとき、1回当たりのマ
イクロプロセッサ34の動作時間を短時間にすること
で、マイクロプロセッサ34の電源ラインに通常設置さ
れている電解コンデンサの働きによりマイクロプロセッ
サ34の電源電圧の低下を防止することができる。そし
て、この制御処理を行うことにより、マイクロプロセッ
サ34を完全に停止させないので、短時間の割り込み処
理等の他の処理も行うことができる。
【0096】図20は、本発明に係る電子機器の第6実
施例の概略構成を示すブロック図である。
【0097】本実施例が前記第5実施例に対して異なる
点は、電源31と制御器33との間に微小抵抗とディテ
クタとを並列接続した回路を挿入し、クロック制御器の
内部構成を変更した点のみであるので、図20におい
て、図17と対応する要素には同一符号を付し、その詳
細な説明は省略する。
【0098】図20において、本実施例の電子機器は、
電源31の出力側に電解コンデンサ51が接続され、電
解コンデンサ51の出力側はピーク負荷特性機器32に
流れる電流を検出する検出器である微小抵抗52および
微小抵抗52の両端の電圧値を検出するディテクタ53
の入力側に接続され、微小抵抗52およびディテクタ5
3の出力側は制御器33の入力側に接続されている。ま
た、ディテクタ53は、クロック制御器54に接続され
ている。
【0099】図21は、図20のクロック制御器54の
詳細な構成を示すブロック図である。同図中、クロック
制御器54は、図18のDフリッププロップ42、AN
D回路47、インバータ48からのみ構成され、これら
の要素の接続関係も図18の対応する要素の接続関係と
同一である。微小抵抗52の制御器33側はディテクタ
53の入力端子I1に接続され、微小抵抗52の電解コ
ンデンサ51側はディテクタ53の入力端子I2に接続
されている。ディテクタ53の出力端子Oは、Dフリッ
ププロップ42の入力端子Dに接続されている。
【0100】以下、以上のように構成された本実施例の
電子機器の制御処理を、図22のタイミングチャートを
参照して説明する。
【0101】図22は、図21のクロック制御器54の
動作タイミングを示すタイミングチャートである。同図
中の各信号は、上から順に、システムクロックCLK
(a)、微小抵抗52に流れる電流を変換した両端の電
圧VR(b)、ディテクタ53の出力DET−OUT
(c)、Dフリッププロップ42の出力D42−OUT
(d)、AND回路47の出力であるCPU−CLK
(e)を示している。
【0102】前述した第5実施例と同様に、通常、シス
テムクロックCLKは、クロック発生器35から発生さ
れると、その波形を保持したままクロック制御器36を
通り抜けて、マイクロプロセッサ34に入力される。こ
の状態はシステムリセット信号RSによる初期化処理に
おいても保持される。
【0103】まず、マイクロプロセッサ34は、ピーク
負荷特性機器32をオンするために、制御器33にオン
信号を出力する。
【0104】すると、ピーク負荷特性機器32に電解コ
ンデンサ51から大電流が流れ始める。このとき、電解
コンデンサ51によって電源31から大電流が流れ始め
るまでに、ある程度時間がある。この間に、システムク
ロックCLKを以下の制御処理により停止させる。
【0105】上述したように、前記大電流を微小抵抗5
2により電圧に変換した信号が、図22の信号VRであ
る。一瞬、電圧が上昇した後に、定常電圧になってい
る。この電圧は、ディテクタ53によりデジタル値に変
換され、信号DET−OUTとしてDフリッププロップ
42の入力端子Dに供給される。Dフリッププロップ4
2では、信号DET−OUTはシステムクロックCLK
に同期して、反転出力され、信号D42−OUTとして
AND回路47の一入力端子に供給される。AND回路
47は、信号D42−OUTとシステムクロックCLK
と論理積をとり、この結果を信号CPU−CLK(図2
2(e)のCPU−CLK)としてマイクロプロセッサ
34に供給する。このシステムクロックCLKの立ち下
がりに同期させることにより、ハザードの発生を防止さ
せることができる。
【0106】以上のようにして、本実施例においても、
前記第5実施例と同様に、AND回路47の出力CPU
−OUTは、Dフリッププロップ42の出力端子/Qか
らロウが出力されている間、即ち、ピーク負荷特性機器
32に大電流が流れている間、クロックの出力を停止す
る。
【0107】以上説明したように、第5および第6実施
例では、ピーク負荷による電圧低下が生じている間、マ
イクロプロセッサ34に供給されるシステムクロック
(CPU−CLK)を停止するので、マイクロプロセッ
サ34の誤動作を防止することが可能となる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、接続手段によって第1の負荷に接続され
た電池の、検出手段によって検出された出力電圧が第1
の電圧値より高い電圧値であるときには、当該電池の出
力電圧は第1および第2の電圧値間の電圧値に降圧して
前記第1の負荷に印加され、該検出された出力電圧が前
記第1および第2の電圧値間の電圧値であるときには、
当該電池の出力電圧はそのまま前記第1の負荷に印加さ
れ、該検出された出力電圧が前記第2の電圧値より低い
電圧値であるときには、当該電池の出力電圧は前記第1
および第2の電圧値間の電圧値に昇圧して前記第1の負
荷に印加されるので、複数の電池の使用の自由度を高め
て電池の使用効率向上すると共に、消費電力の低減化
を図ることが可能となる効果を奏する。
【0109】また、請求項5に記載の発明の構成によれ
ば、計時手段によって計時が行われている間、即ち、ピ
ーク負荷特性機器に対してオンするための信号が出力さ
れたときから所定の時間、システムクロック制御手段に
よりシステムクロックの供給が停止され、または、当該
システムクロックが分周されるので、小容量の電池の使
用を可能にしてコストの低減化および装置の小型化を図
り、誤動作等のピーク負荷の影響を排除することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器の第1実施例の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の電池の端子電圧とロジック系負荷の駆動
方式との関係を示す図である。
【図3】図1の電池の端子電圧と接続・駆動モードとの
関係を示す状態遷移図である。
【図4】図1の電池の端子電圧と各モードとの推移を示
す図である。
【図5】モード2における各スイッチの接続状態を示す
図である。
【図6】モード4における各スイッチの接続状態を示す
図である。
【図7】モード5における各スイッチの接続状態を示す
図である。
【図8】モード1の処理手順を示すサブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図9】モード2およびモード4の処理手順を示すサブ
ルーチンのフローチャートである。
【図10】モード3の処理手順を示すサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図11】モード5の処理手順を示すサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図12】第2実施例に係る電子機器のモード遷移を示
す図である。
【図13】第2実施例の電子機器のスリープモードおよ
びシャットダウンモードにおける接続系統の推移を示す
図である。
【図14】図13の状態(b)の接続系統の一例を示す
図である。
【図15】本発明に係る電子機器の第3実施例の概略構
成を示すブロック図である。
【図16】第3実施例に係る電子機器のモード遷移を示
す図である。
【図17】本発明に係る電子機器の第5実施例の概略構
成を示すブロック図である。
【図18】図17のクロック制御器の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図19】図17のクロック制御器の動作タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図20】本発明に係る電子機器の第6実施例の概略構
成を示すブロック図である。
【図21】図20のクロック制御器の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図22】図21のクロック制御器の動作タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図23】従来のバックアップメモリ付き電子機器の概
略構成を示すブロック図である。
【図24】従来の電子機器の他の一例の概略構成を示す
ブロック図である。
【図25】従来の電子機器のさらに他の一例の概略構成
を示すブロック図である。
【図26】従来の電子機器のさらに他の一例の概略構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
7〜12 スイッチ(制御手段) 35 クロック発生器(システムクロック生成手段) 36,54 クロック制御器(システムクロック制御手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長崎 克彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭47−31320(JP,A) 特開 昭47−31321(JP,A) 特開 昭50−152601(JP,A) 特開 昭56−138343(JP,A) 特開 昭58−97719(JP,A) 特開 昭58−97720(JP,A) 特開 昭58−97721(JP,A) 特開 昭61−269718(JP,A) 特開 平3−203525(JP,A) 特開 平4−54617(JP,A) 特開 平4−193033(JP,A) 特開 平5−324117(JP,A) 特開 平5−336601(JP,A) 特開 平3−135341(JP,A) 特開 平4−55924(JP,A) 実開 昭56−122118(JP,U) 実開 昭57−52724(JP,U) 実開 昭62−22634(JP,U) 実開 平5−71917(JP,U) 米国特許3928791(US,A) 米国特許3930192(US,A) 米国特許4143283(US,A) 米国特許4412137(US,A) 米国特許4413220(US,A) 米国特許478452(US,A) 米国特許4814631(US,A) 米国特許5121046(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/00 - 1/32 H02J 1/00 - 1/16 H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36 H02J 9/00 - 9/08 PCI(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の電圧値を上下限値とす
    る電圧値間の電圧値で駆動される第1の負荷と、前記第
    1および第2の電圧値間の電圧値以外の第3の電圧値で
    駆動される第2の負荷と、前記第1および第2の負荷を
    駆動するための第1および第2の電池とを備えた電子機
    器において、 前記第1および第2の負荷と前記第1および第2の電池
    とを接続する接続手段であって、その接続関係を変更可
    能なものと、 前記第1および第2の電池の各出力電圧をそれぞれ検出
    する検出手段と、 前記接続手段によって前記第1の負荷に接続された電池
    の、 前記検出手段によって検出された出力電圧が前記第1の
    電圧値より高い電圧値であるときには、当該電池の出力
    電圧を前記第1および第2の電圧値間の電圧値に降圧し
    て前記第1の負荷に印加し、 該検出された出力電圧が前記第1および第2の電圧値間
    の電圧値であるときには、当該電池の出力電圧をそのま
    ま前記第1の負荷に印加し、 該検出された出力電圧が前記第2の電圧値より低い電圧
    値であるときには、当該電池の出力電圧を前記第1およ
    び第2の電圧値間の電圧値に昇圧して前記第1の負荷に
    印加するように制御する制御手段とを有することを特徴
    とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記接続手段によって
    前記第2の負荷に接続された電池の出力電圧を前記第3
    の電圧値に変圧して前記第2の負荷に印加することを特
    徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記接続手段は、前記検出手段によって
    検出された第1および第2の電池の出力電圧の差が所定
    値以上に開いたときには、前記第1の負荷に接続されて
    いる電池を前記第2の負荷に接続変更するとともに、前
    記第2の負荷に接続されている電池を前記第1の負荷に
    接続変更することを特徴とする請求項1に記載の電子機
    器。
  4. 【請求項4】 前記接続手段は、前記検出手段によって
    検出された第1および第2の電池の各出力電圧が共に前
    記第2の電圧値より低くなったときには、前 記第1およ
    び第2の電池を直列にして前記第1の負荷に接続するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 システムクロックを発生するシステムク
    ロック発生手段と急峻な負荷特性(ピーク負荷特性)を
    有するピーク負荷特性機器とを備えた電子機器におい
    て、前記ピーク負荷特性機器をオンするための信号を出力す
    る出力手段と、 該出力手段によって前記ピーク負荷特性機器をオンする
    ための信号が出力されたときから所定の時間を計時する
    計時手段と、 該計時手段によって計時が行われて いる間、前記システ
    ムクロック発生手段から発生されシステムクロックの
    供給を停止、または、当該システムクロックを分周する
    システムクロック制御手段を有することを特徴とする
    電子機器。
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