JP4645200B2 - 回転電機のステータおよび回転電機 - Google Patents

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Description

この発明は、回転電機のステータおよび回転電機に関し、より特定的には流体によってコイルを冷却するための構造を有する回転電機のステータおよび回転電機に関する。
従来、モータ等の回転電機は、回転磁界を発生させるための複数のコイルを備えた中空円筒状のステータと、そのステータの内周側に配置された回転磁界の作用によって回転トルクを発生するロータとで構成されている。たとえば、このような回転電機は、近年注目を浴びている電気自動車やハイブリッド自動車および燃料電池自動車等に動力源として用いられる。
特開2000−197311号公報(特許文献1)には、このような回転電機のコイル冷却構造が開示されている。この冷却構造では、回転電機のアウタコアにコイルを固定する樹脂モールドの内部に、中空形状のバスバーをモールドしてこのバスバーで冷却路を形成する。このバスバーに絶縁オイルを流通させて樹脂モールド内のコイルの冷却を行なっている。
特開2000−197311号公報 特開平7−79544号公報
特開2000−197311号公報(特許文献1)に開示された冷却構造では、コイルと冷却通路との間に厚みの厚い樹脂が存在しているため、冷却能力が低いという問題がある。車両用動力源としてモータを使用する場合は大出力が要求されるためモータを負荷の厳しい条件で使用しなければならない。加えて車両は搭載スペースが限られているのでモータの小型化および軽量化が要求されている。
しかし、スペースの限られた車載用のモータとして一層の小型化を図ると、負荷の厳しい条件でモータを運転するとコイルやステータコアに熱がこもりやすくなる。したがって、コイルやステータコアで発生した熱を素早く放熱することにより、コイル配線に被覆されているエナメル被膜や、コイルとステータとの間の絶縁を確保するための絶縁紙の焼損を防止する工夫が必要となる。換言すれば、モータは、このような不具合が発生しない範囲の運転条件でしか使用できないため、放熱を良くする必要がある。
この発明は、ステータの冷却能力が向上した回転電機のステータおよび回転電機を提供することである。
この発明は、要約すると、回転電機のステータであって、ステータコアと、ステータコアに巻回されたコイルと、内部にロータを収容する環状形状を有し、コイルをモールドしてステータコアに固定支持する樹脂部とを備える。ロータの回転軸に垂直な樹脂部の面には、冷却のための流体をコイルに近づけるように導くための溝が設けられる。
好ましくは、溝の内壁からは、コイルのステータコアに巻回された部分の一部が樹脂部に埋没されていない状態で露出する。
好ましくは、溝は、環状形状であり、溝を構成する樹脂部の壁部には流体を流入させる第1の切欠部と流体を流出させる第2の切欠部とが設けられる。
より好ましくは、第1の切欠部は第2の切欠部よりも大きい。
好ましくは、溝の底部には、流体の流路を複数に分岐する仕切り壁が設けられる。
より好ましくは、溝は、環状形状であり、溝を構成する樹脂部の壁部には流体を流入させる第1の切欠部と流体を流出させる第2の切欠部とが設けられる。仕切り壁には、流体を流入させる第3の切欠部と流体を流出させる第4の切欠部とが設けられる。
この発明の他の局面に従うと、回転電機であって、冷却するための流体を循環させる循環装置と、循環装置から流体の供給を受けて流体供給口から流体を噴出するケースと、ケースに収容されるステータおよびロータとを備える。ステータは、ステータコアと、ステータコアに巻回されたコイルと、内部にロータを収容する環状形状を有し、コイルをモールドしてステータコアに固定支持する樹脂部とを含む。ロータの回転軸に垂直な樹脂部の面には、冷却のための流体をコイルに近づけるように導くための溝が設けられる。
好ましくは、溝の内壁からは、コイルのステータコアに巻回された部分の一部が樹脂部に埋没されていない状態で露出する。
好ましくは、溝は、環状形状であり、溝を構成する樹脂部の壁部には流体を流入させる第1の切欠部と流体を流出させる第2の切欠部とが設けられる。
より好ましくは、第1の切欠部は第2の切欠部よりも大きい。
好ましくは、溝の底部には、流体の流路を複数に分岐する仕切り壁が設けられる。
より好ましくは、溝は、環状形状であり、溝を構成する樹脂部の壁部には流体を流入させる第1の切欠部と流体を流出させる第2の切欠部とが設けられる。仕切り壁には、流体を流入させる第3の切欠部と流体を流出させる第4の切欠部とが設けられる。
本発明によれば、コイル−冷却油間の熱抵抗が大幅に低減され、回転電機の効率的な冷却が可能となる。したがって、負荷の厳しい条件で動作可能でかつ小型化された回転電機を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の回転電機のステータの正面図である。
図2は、図1におけるII−II断面における断面図である。
図1、図2を参照して、ステータ1は、ステータコア8と、ステータコア8のコア部にそれぞれ巻回されたコイル11〜22と、内部にロータを収容する環状の形状を有し、コイル11〜22を樹脂モールドしてステータコア8に固定支持する樹脂部2とを含む。
図2においては上下の断面とステータの円筒状の内側面が見えている。円筒状内側面にはステータコア8A〜8Eの頭部が見えている。
樹脂部2のロータと回転軸に垂直な面には、冷却のための流体である冷却油をコイル11〜22に近づけるように導くための溝部30が設けられている。この溝部30は樹脂部2から突出した壁部3,4,5によって構成されている。なおハイブリッド自動車では、冷却油としてATF(Automatic Transmission Fluid)が用いられることが多い。
溝部30の内壁からは、コイル11〜12の一部が樹脂部に埋没されていない状態で露出している。この露出している一部は、ステータコア8に巻回されたコイル部分の回転軸手前方向の部分である。冷却油が直接コイルに接触するのでコイルの熱が冷却油に伝達されやすく、冷却効率が向上する。
溝部30は、環状形状であり、溝部30を構成する樹脂部2の壁部には、冷却油を流入させる切欠部7と冷却油を流出させる切欠部6とが設けられる。切欠部7は切欠部6より大きく設定されており、これにより冷却油が溝の下側部分に溜まりやすいのでコイルは冷却油に浸漬状態となりやすく、さらに冷却効率が向上する。
ステータコアがコイルにセットされた後に成形型内部に挿入され、射出成形によって樹脂部2が形成される。この成形により樹脂部の断面形状を凹型として冷却油の通路となる溝部30が一体的に形成される。
冷却油は、重力方向上側の切欠部7から供給され、コイル11〜22を冷却しながらモールドで囲まれた環状の溝に沿って流れ、重力方向下側の切欠部6から順次排出される。
モールドで形成された溝部30の内部には、たとえば冷却油ができるだけコイル11〜22に均等にかかり、コイルから冷却油への熱伝達を良好にするために成形時に適宜冷却油を導くための突起部を溝部30の内部に設けてもよい。
なお、図1、図2に示した構成では、コイルの一部を樹脂モールドの外表面から剥き出しにした例を示したが、剥き出しにまではしなくても樹脂モールドに溝部を設けてコイルの近傍に冷却油を導くような構造とすればコイル冷却には一定の効果はある。
図3は、図1の切欠部7への冷却油の供給を説明するための回転電機50の断面図である。
図3を参照して、回転電機50は、ステータ1と、ステータ1の内部に配置されるロータ32と、ステータ1およびロータ32を収容するケース34と、ケース34に固定されロータ32の回転軸42を回転自在に支持するボールベアリング38,40と、回転軸42に取付けられケース34の外側に取付けられるオイルポンプ36とを含む。ステータ1はボルト53によってケース34に固定されている。
ケース34には、ケース内側の油溜まり44からオイルを吸込むためのオイル吸込路46およびオイルポンプ36から送出されるオイルを冷却のためにステータ1に供給するオイル吐出路48が設けられている。オイル吐出路48の終端部にはオイル吐出口51,52が設けられておりステータ1の切欠部7の中央部分に冷却油が供給される。
冷却油は、まずケース下部の油溜まり44からオイルポンプ36によって汲み上げられ、ケース34に設けられたオイル吸込路46からオイルポンプ36を介してオイル吐出路48を通りステータの切欠部7に供給される。供給された冷却油は、ステータ1を冷却した後重力落下により油溜まり44に戻る。油溜まり44とオイルポンプ36との途中にオイルクーラを入れてもよい。
溝部30は図1に示したように壁部3,4および5によって囲まれているため、冷却油はコイル11〜22の露出部の大部分にかかり、かつ重力方向下側のモールド切欠部6へと誘導される。このため、冷却油は図3のロータ32とステータ1との間のエアギャップには流れて行かない。
ステータ1とロータ32間のエアギャップに冷却油が入り込むと、これを剪断するために動力損失が発生する。壁部5が設けられているためこのような動力損失を防止することができる。
図4は、冷却油を供給する他の構成について説明するための図である。
図5は、図4のV−V断面における断面図である。
図4、図5は、図3で示したステータ1およびロータ32を備えた回転電機50の構成において、オイルポンプ36に換えてケース34外部に取付けられる冷却油を供給する構成を示している。
ロータ32の回転軸42には出力ギヤ152が固定されている。ギヤ150は、出力ギヤ152よりも大径に構成されており、モータケース34外においてそれらが相互に噛み合わされている。ギヤ150の下部は、第1油室154内に貯留されている潤滑油に浸漬されている。
第1油室154には、隔壁156によって区分された第2油室158が併設されており、潤滑油はそれぞれに貯留される。第2油室158は、図3の油溜り44に通じている。隔壁156は、高さ方向の中間部に絞り油路(オリフィス)160を備えているため、第2油室158に貯留されている潤滑油は、絞り油路160を通して流入量を制限されつつ第1油室154内に供給されることとなる。
また、出力ギヤ152の上方には油受け板162がほぼ水平に配置されており、それとギヤボックス164との間の空間166内には、冷却油供給口118が1対設けられている。
そのため、ロータ32の回転軸42の回転に伴って、出力ギヤ152に噛み合わされている大径ギヤ150が水平方向に伸びる回転軸168回りに回転すると、第1油室154内に貯留されている潤滑油が大径ギヤ150により掻き上げられる。
そして、潤滑油は、空間166に送り込まれて冷却油供給口118を通してモータケース34内に冷却油として供給される。すなわち、回転電機は、その回転軸42の回転に伴って第1油室154内の冷却油が供給されることにより、その回転電機自身を冷却することとなる。なお、冷却油供給口118は図4のオイル吐出路48に相当する。
このとき、第1油室154内に貯留された潤滑油は、それに下部を浸漬された大径ギヤ150が回転軸42の回転に伴って回転することによって掻き上げられ、モータケース34内に供給される。第1油室154に第2油室158から供給される潤滑油の量は、隔壁156に設けられている絞り油路160で制限される。そのため、第1油室154内に貯留される潤滑油が一定量に保たれるので、潤滑油が過剰となってそこに浸漬される大径ギヤ150の攪拌抵抗による損失を抑制しつつ、モータケース34内に十分な量の冷却油を供給して回転電機を安定して冷却することができる。
図6は、実施の形態1における冷却油の流れについて説明するための図である。
図6を参照して、冷却油は、重力方向上側の切欠部7から供給され、コイル11〜22を冷却しながらモールドで囲まれた環状の溝に沿って流れ、重力方向下側の切欠部6から順次排出される。
溝部30は図1に示したように壁部3,4および5によって囲まれているため、冷却油はコイル11〜22の露出部の大部分にかかり、かつ重力方向下側のモールド切欠部6へと誘導される。このため、冷却油は図3のロータ32とステータ1との間のエアギャップには流れて行かない。
ステータ1とロータ32間のエアギャップに冷却油が入り込むと、これを剪断するために動力損失が発生する。壁部5が設けられているためこのような動力損失を防止することができる。
以上説明したように、実施の形態1に示した冷却構造では、コイルを一部剥き出しとしているので樹脂モールドを介することによる熱抵抗分が減少し放熱経路がコイルの発熱から直接冷却油に伝達される経路となる。このため、コイル−冷却油間の熱抵抗が大幅に低減され、モータの効率的な冷却が可能となる。したがって、負荷の厳しい条件で動作可能でかつ小型化された回転電機を実現することができる。
なお、実施の形態1では、コイルの一部を樹脂モールドの外表面から剥き出しにした例を示したが、剥き出しにまではしなくても樹脂モールドに溝部を設けてコイルの近傍に冷却油を導くような構造とすればコイル冷却には一定の効果はある。
[実施の形態2]
図7は、実施の形態2のステータ200の形状を示した図である。
図7を参照して、ステータ200は、図1に示したステータ1の構成に加えて溝部30の中央部分に冷却油の流路を複数に分岐するための仕切り壁202,204をさらに設けた点が図1に示したステータ1と異なる。他の部分の構成については、ステータ200は図1のステータ1と同様であるので説明を繰返さない。
図8は、図7のVIII−VIII断面における断面図である。
図8を参照して、溝部300は仕切り壁204によって2つに区切られ、2つに区切られた溝部300の各々の底部にはコイル14が一部露出している。このようにオイル流路を分割することにより、冷却油ができるだけコイル11〜22に均等にかかり冷却がより良好に行なわれる。図7におけるP1,P2部分は、このように流路を分割することにより冷却油がかかりやすくなり特に冷却効率が向上する部分である。
実施の形態2に係る発明は、実施の形態1に係る発明の奏する効果に加えて、複数のコイルをより均等に冷却することが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の回転電機のステータの正面図である。 図1におけるII−II断面における断面図である。 図1の切欠部7への冷却油の供給を説明するための回転電機50の断面図である。 冷却油を供給する他の構成について説明するための図である。 図4のV−V断面における断面図である。 実施の形態1における冷却油の流れについて説明するための図である。 実施の形態2のステータ200の形状を示した図である。 図7のVIII−VIII断面における断面図である。
符号の説明
1,200 ステータ、2 樹脂部、3,4,5 壁部、6,7 切欠部、8,8A〜8E ステータコア、11〜22 コイル、30,300 溝部、32 ロータ、34 ケース、36 オイルポンプ、38,40 ボールベアリング、42,168 回転軸、46 オイル吸込路、48 オイル吐出路、50 回転電機、51,52 オイル吐出口、53 ボルト、108 出力軸、118 冷却油供給口、150 ギヤ、152 出力ギヤ、154,158 油室、156 隔壁、160 絞り油路、162 油受け板、164 ギヤボックス、166 空間、202,204 仕切り壁。

Claims (12)

  1. ステータコアと、
    前記ステータコアに巻回されたコイルと、
    内部にロータを収容する環状形状を有し、前記コイルをモールドして前記ステータコアに固定支持する樹脂部とを備え、
    前記ロータの回転軸に垂直な前記樹脂部の面には、冷却のための流体を前記コイルに近づけるように導くための溝が設けられ
    前記溝は、前記ロータの回転軸に沿う方向に突出した前記環状形状の外周側の第1の壁部と内周側の第2の壁部に挟まれて形成される、回転電機のステータ。
  2. 前記溝の内壁からは、前記コイルの前記ステータコアに巻回された部分の一部が前記樹脂部に埋没されていない状態で露出する、請求項1に記載の回転電機のステータ。
  3. 前記溝は、環状形状であり、
    前記溝を構成する前記樹脂部の壁部には前記流体を流入させる第1の切欠部と前記流体を流出させる第2の切欠部とが設けられる、請求項1または2に記載の回転電機のステータ。
  4. 前記第1の切欠部は前記第2の切欠部よりも大きい、請求項3に記載の回転電機のステータ。
  5. 前記溝の底部には、前記流体の流路を複数に分岐する仕切り壁が設けられる、請求項1に記載の回転電機のステータ。
  6. 前記溝は、環状形状であり、
    前記溝を構成する前記樹脂部の壁部には前記流体を流入させる第1の切欠部と前記流体を流出させる第2の切欠部とが設けられ、
    前記仕切り壁には、前記流体を流入させる第3の切欠部と前記流体を流出させる第4の切欠部とが設けられる、請求項5に記載の回転電機のステータ。
  7. 冷却するための流体を循環させる循環装置と、
    前記循環装置から前記流体の供給を受けて流体供給口から前記流体を噴出するケースと、
    前記ケースに収容されるステータおよびロータとを備え、
    前記ステータは、
    ステータコアと、
    前記ステータコアに巻回されたコイルと、
    内部に前記ロータを収容する環状形状を有し、前記コイルをモールドして前記ステータコアに固定支持する樹脂部とを含み、
    前記ロータの回転軸に垂直な前記樹脂部の面には、冷却のための流体を前記コイルに近づけるように導くための溝が設けられ
    前記溝は、前記ロータの回転軸に沿う方向に突出した前記環状形状の外周側の第1の壁部と内周側の第2の壁部に挟まれて形成される、回転電機。
  8. 前記溝の内壁からは、前記コイルの前記ステータコアに巻回された部分の一部が前記樹脂部に埋没されていない状態で露出する、請求項7に記載の回転電機。
  9. 前記溝は、環状形状であり、
    前記溝を構成する前記樹脂部の壁部には前記流体を流入させる第1の切欠部と前記流体を流出させる第2の切欠部とが設けられる、請求項7または8に記載の回転電機。
  10. 前記第1の切欠部は前記第2の切欠部よりも大きい、請求項9に記載の回転電機。
  11. 前記溝の底部には、前記流体の流路を複数に分岐する仕切り壁が設けられる、請求項7に記載の回転電機。
  12. 前記溝は、環状形状であり、
    前記溝を構成する前記樹脂部の壁部には前記流体を流入させる第1の切欠部と前記流体を流出させる第2の切欠部とが設けられ、
    前記仕切り壁には、前記流体を流入させる第3の切欠部と前記流体を流出させる第4の切欠部とが設けられる、請求項11に記載の回転電機。
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