JP4643557B2 - 通信受信機におけるマルチキャリア信号の自動利得制御のための方法および装置 - Google Patents

通信受信機におけるマルチキャリア信号の自動利得制御のための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4643557B2
JP4643557B2 JP2006503253A JP2006503253A JP4643557B2 JP 4643557 B2 JP4643557 B2 JP 4643557B2 JP 2006503253 A JP2006503253 A JP 2006503253A JP 2006503253 A JP2006503253 A JP 2006503253A JP 4643557 B2 JP4643557 B2 JP 4643557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer loop
agc
bits
signal
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006503253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006517770A (ja
Inventor
モントジョ、ジュアン
サルビ、ロハン・スドハカー
ブラック、ピーター・ジェイ.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2006517770A publication Critical patent/JP2006517770A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4643557B2 publication Critical patent/JP4643557B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/02Amplitude-modulated carrier systems, e.g. using on-off keying; Single sideband or vestigial sideband modulation
    • H04L27/08Amplitude regulation arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3078Circuits generating control signals for digitally modulated signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/18Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging
    • H03M1/181Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging in feedback mode, i.e. by determining the range to be selected from one or more previous digital output values
    • H03M1/183Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging in feedback mode, i.e. by determining the range to be selected from one or more previous digital output values the feedback signal controlling the gain of an amplifier or attenuator preceding the analogue/digital converter
    • H03M1/185Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging in feedback mode, i.e. by determining the range to be selected from one or more previous digital output values the feedback signal controlling the gain of an amplifier or attenuator preceding the analogue/digital converter the determination of the range being based on more than one digital output value, e.g. on a running average, a power estimation or the rate of change
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/0002Modulated-carrier systems analog front ends; means for connecting modulators, demodulators or transceivers to a transmission line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/28Systems using multi-frequency codes with simultaneous transmission of different frequencies each representing one code element
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/06Channels characterised by the type of signal the signals being represented by different frequencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

クロスリファレンス
この出願は、「少ない隣接セルを有するロージオメトリー(low geometry)における復調性能を改良すること」という発明の名称の、2003年2月1日に出願された、米国仮出願シリアル番号60/444,283からの優先権を主張する。
分野
この発明は、一般に通信の分野に関し、特に、通信受信機のマルチキャリア信号の自動利得制御に関する。
背景
一般に、信号の種々の形態の自動利得制御(AGC)が知られている。受信信号のためのAGCプロセスは、受信信号の復調プロセスの前に受信信号の歪レベルを制限することを可能にしてもよい。AGC動作は通常、受信信号の信号強度を閾値と比較することを含む。閾値レベルに対する信号強度レベルに応じて、受信機処理のために受信信号を増幅する増幅器は、増幅レベルを変えてもよい。他の観点において、増幅プロセスは、受信信号強度レベルに基づいて受信信号の減衰に変えてもよい。信号の適切な復調のために、受信機は通常、受信データを運ぶ信号の周波数レンジ外の信号をある程度までフィルタリングするフィルターを信号経路内に有していてもよい。結果として、受信信号強度レベルは主に帯域内信号の信号強度の表示である。信号のAGC処理の後、信号は、受信情報を抽出するために復調器に送られる。
しかしながら、マルチキャリア信号の受信処理のために、フロントエンドフィルターは、マルチキャリアの全帯域を許容する広域周波数帯域を有する。当業者は、マルチキャリア信号のための復調プロセスは、マルチキャリア信号内の各キャリアのための異なる復調プロセスを含むと理解するかもしれない。そのようなものとして、マルチキャリア信号の各キャリアは、独立したAGC処理を必要とするかもしれない。マルチキャリア信号のための広帯域フィルターを用いた場合、AGC処理は、マルチキャリア信号内のすべてのキャリアの信号強度の表示である。それゆえ、マルチキャリア信号のフロントエンドAGC処理および通信受信機内の各キャリアの独立したAGCプロセスおよび復調のための方法および装置のための必要性がある。
発明の概要
受信機は、対応する数の内部ループAGC処理および外部ループAGC処理を介してマルチキャリア信号を自動利得制御するように動作してもよい。減衰レベルを決定するために記載した外部ループ較正および動作モードは、内部ループが、受信信号の所望の部分に対して最小量子化歪を有するマルチキャリア信号の各キャリアに効率的に動作することを可能にする。制限された量の干渉を有するマルチキャリア信号を表すための第1のビット数は較正モード処理(calibration mode process)を介して決定される。第1のビット数は、外部ループAGCにおけるマルチキャリア信号の量子化を最大量子化レベルに供給する。受信信号電力推定値が所定の「ON」閾値に到達した後、外部ループAGCは、第1のビット数より大きい第2のビット数で動作され、第1のビット数と第2のビット数の差に従って可能な干渉の量子化を可能にする。受信信号電力推定値が所定の「OFF」閾値を下回るとき、外部ループAGCは、第1のビット数を使用するために切り替わる。さらに、外部ループAGCは、第1のビット数を使用するとき、減衰レベルを(非アクティブ状態または「OFF」状態)に決定してもよいし、第2のビット数を使用するとき、アクティブ状態または「ON」状態に切替えてもよい。ON閾値およびOFF閾値は、第1のビット数および第2のビット数を用いることとの間で前後に切り替わるヒステリシスを回避するために異なるレベルであってもよい。
この発明の特徴、目的、および利点は、同一部に同符号を付した図面と共に下記に述べる詳細な説明からより明白になるであろう。
一般的に言えば、この発明の種々の観点は、対応する複数の数の内部ループおよび1つの外部ループAGC処理を介してマルチキャリア信号の自動利得制御のために動作するための受信機を提供する。
記載した外部ループ較正モードおよび動作モードは、受信信号の量子化のための少なくとも2つの異なるビット数に対して動作を提供する。この受信信号は、内部ループが、外部ループAGCのアナログ−デジタル変換器(ADC)が吸収してもよい不要な信号の量を最大化しながら、受信信号の所望の部分のための最小の量子化歪を有するマルチキャリア信号の各キャリアに効率的に動作することを可能にする。
吸収された不要信号は、内部ループAGC内のチャネルデジタル処理(DCP)ブロックの各々によって拒絶してもよい。ここに記載される1つ以上の例示実施形態は、無線データ通信システムとの関連で記載される。この文脈内での使用は、利点があるけれども、この発明の異なる実施形態を異なる環境または異なる構成に組み込んでもよい。一般に、ここに記載された種々のシステムは、ソフトウエア制御されたプロセッサー、集積回路またはディスクリートロジックを使用して形成してもよい。アプリケーションの全体にわたって参照してもよいデータ、命令、コマンド、情報、信号、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または粒子、光学フィールドまたは粒子またはそれらの組み合わせにより有利に表される。さらに、各ブロック図において示されるブロックは、ハードウエアまたは方法ステップを表してもよい。
より具体的には、この発明の種々の実施形態は、通信機械工業会(TIA)および他の標準機構により発行された種々の規格に概略が説明され開示されている通信規格に従って動作する無線通信システムに組み込んでもよい。そのような規格は、TIA/EIA−95規格、TIA/EIA−IS−2000規格、IMT−2000規格、UMTSおよびWCDMA規格、GSM規格、はすべてここに参照することにより組み込まれる。規格のコピーは、米国VA22201、アーリントン、2500ウイルソンブルバードにある通信機械工業会の規格および技術部門に手紙を書くことにより得てもよい。ここに参照することにより組み込まれる、UMTS規格として一般的に特定される規格は、フランスバルボン、デスルシオレス−ソフィアアンチポリス、650ルート(650 Route des Lucioles-SophiaAntipolis, Valbonne-France)にある3GPPサポートオフィスにコンタクトを取ることにより得てもよい。
図1は、信号を受信し、受信した信号の自動利得制御を行い、受信した信号を復調処理のためにアナログからデジタルに変換するための受信機部分100を描画する。
復調器は示されない。フロントエンドフィルター101は、帯域内周波数帯域幅に従って、受信号をフィルタリングする。帯域内周波数帯域幅は、フィルター101が情報を運ぶ信号を通過させ、他のすべての不要な信号をフィルタリングするように選択される。
フィルタリングされた信号は、AGC105により生成された自動利得制御(AGC)信号に従って受信信号を減衰または増幅するためにフロントエンド減衰器/増幅器102に渡される。アナログ/デジタル変換器(ADC)103は結果として生じる信号を変換し、その信号を復調器へ渡す。電力推定器回路104は、ADC103の出力において信号強度を決定する。この情報はAGC105に渡される。AGC105は推定された信号強度を閾値と比較する。信号強度が閾値未満なら、AGC105は、減衰器/増幅器102に受信信号の増幅レベルを増大するようにまたは受信信号の減衰レベルを減少するように指示する。信号強度が閾値より上なら、AGC105は減衰器/増幅器102に、受信信号の増幅レベルを減少するようにまたは受信信号の減衰レベルを増大させるように指示する。
閾値は、ADC103における入力レベルがADC103の量子化制限内に維持されるように選択される。そのようなものとして、ADC103の出力を受信する復調器は、ある程度不必要な歪がない信号上で動作する。
一般に、信号電力のデジタル計算は、ランダムプロセスに基づく。「x」が信号のサンプルを表示する場合、「E(x2)」は信号電力を表示する。信号電力「E(x2)」は、通常、「x」の分散、Var(x)、「x」の平均値のプラス二乗、「E2(x)」を同等として扱う。すなわち、E(x2)=Var(x)+E2(x)である。平均値が0の値に近い場合、信号電力は「x」の分散に等しい、すなわちE(x2)=Var(x)である。受信機フロントエンドは、例えば、共通に知られている直接変換プロセスに従って、ゼロ平均信号を作成するために信号のDC成分を除去するように動作してもよい。そのような場合、受信信号の平均値はゼロ値に近い。そのようなものとして、信号電力を計算することにより、Var(x)は、それに応じて決定してもよい。
ゼロ平均において、信号のサンプルの標準偏差(シグマ)は、E(x2)の平方根、すなわち、Var(x)の平方根と等しい。信号の処理ひずみを制限するために、信号を表わすのに必要なビット数は、信号サンプルの標準偏差に基づく。動作に必要な標準のビット数は、log2(シグマ+1)+1により表してもよい。4ビットのADCについては、最適のシグマは、最大信号対量子化雑音比を達成するのに3に等しいかもしれない。実際に信号振幅を表わすために2ビットが使用されてもよい。1ビットをサンプルの符号のために用意しておいてもよいし、1ビットをADC103入力の飽和を防ぐためにバックオフ(back-off)のために用意しておいてもよい。次に、信号のE(x2)はデジタルドメインに9ユニットを有していてもよい。4ビットADCの場合、わずかに20dBを下回る信号対量子化雑音比を生じ、最適入力信号レベルは、信号の複雑な処理の場合18(信号フェーズあたり9)に略等しい。ADC103によって生成されたデジタルサンプルは、適切な復調処理のために復調器にデジタル的に提示される。受信機部分100はまたダウンコンバーターミクサーおよび他のブロックを有していてもよいが、簡単化のために示されていない。さらに、フィルタリング処理は、いくつかのフィルタリングの段にわたって起こってもよい。
マルチキャリア信号は2以上の隣接するキャリア周波数信号または非隣接するキャリア周波数信号を構成する。フロントエンド処理の後、デジタル復調は、各キャリア上で独立しておよび異なる復調リソースで行われてもよい。図2を参照すると、この発明の種々の観点に従って動作することができるマルチキャリア受信機部分200のブロック図が示される。フィルター201、減衰器/増幅器202、ADC203、電力推定205およびAGC204の動作は、図1の対応するブロック図と類似している。フロントエンドフィルタリング201の帯域幅は、いくつかの隣接するキャリア(例えば3つの隣接するcdma2000キャリア)の帯域幅に対応していてもよい。同じ受信機が(3つの隣接するキャリアまでの)cdma2000マルチキャリア波形の処理およびWCDMAのために使用されるなら、フロントエンドフィルタリングの帯域幅は、5MHzのオーダー内にあってもよい。
チャネルデジタル処理(CDP)ブロック206−208は、受信したマルチキャリア信号の各キャリアのためにADCサンプルを処理する。キャリア信号毎に、内部ループAGCは、受け入れ可能な量子化レベルでキャリアに対応するデジタルサンプルを維持するように動作し、各キャリア信号の復調のために使用される復調器の制限内に信号レベルを限定する。例えば、CDP206、電力推定器214およびAGC209によって形成された内部ループAGCは、第1の復調器に渡されたデジタルサンプルの量子化を制御するように動作する。(図示されない)第1の復調器は、処理のためにDCP206により選択された信号に対応するキャリア信号により運ばれた情報を抽出するように動作する。DCP207、電力推定器213およびAGC210によって形成された第2の内部ループAGCは、第2の復調器に渡されたデジタルサンプルの量子化を制御するように動作する。(図示されない)第2の復調器は、処理のためにDCP207により選択された信号に対応するキャリア信号により運ばれた情報を抽出する。DCP208、電力推定器212およびAGC211によって形成された3番目の内部ループAGCは、第3の復調器に渡されたデジタルサンプルの量子化を制御するように動作する。(図示しない)第3の復調器は、処理のためにDCP208により選択された信号に対応するキャリア信号により運ばれる情報を抽出する。各DCP内の処理は、キャリア信号の各々に対して帯域外の不要な信号のための周波数拒絶を強調してもよいフィルタリングに伴われた、サンプリングレートダウンコンバージョンを含んでいてもよい。それゆえ、各DCPブロックは、キャリア信号の各々のための情報の処理のための信号に条件づけをする。
広域フロントエンドフィルタリングは、図1に示される単一キャリア実施における4ビットに比較して、例えば14ビットの多数のビットを有したADC203を使用することを必要とさせ、受信信号のデジタル表示における多数のレベルを供給することを必要とさせる。その結果、適切なフィルタリングおよびデジタル処理を可能にするために、DCP206−208は多数のレベルの受信デジタルサンプル上で動作してもよい。内部ループAGCは、各変調器のためのデジタルサンプルの形態で信号電力を制御する。4ビット復調器の場合、図1に示される単一キャリア受信機のためになされるように、内部ループAGCは、復調器に行くサンプルの電力を複雑なドメインにおける18の平均信号電力レベルに駆動する。受信機部分200のような、各広帯域受信機は、マルチキャリア信号の各キャリアに対して1つの外部ループAGCと1つの内部AGCループを有していてもよい。内部ループAGCがAGCブロックを介して計算する利得は、対応するDCPブロックに適用される。従って、DCPブロックは、信号利得を上昇させるか低減する。
各内部ループAGCは、同じまたは異なるAGC閾値を用いて異なる時間に異なる利得レベルを有していてもよい。内部ループAGCは、図1に示すように、従来の受信機のAGCループの時定数に匹敵する時定数を有していてもよい。時定数は100マイクロ秒のオーダーであってもよい。各内部ループAGCの時定数も異なってもよい。そのようなものとして、内部ループAGCは、互いに独立して動作してもよい。共同の外部/内部ループAGCの適切な動作は、外部ループAGCに、内部ループAGCの大きさよりも大きいいくつかの程度の大きさの時定数を有することを必要とするかもしれない。一例において、100ミリ秒のオーダーの値は、外部ループAGC時定数に対して合理的であるだろう。
この発明の種々の観点に従って、外部ループAGCは、信号の関心のある部分の歪を最小にし、なおかつADC203が吸収してもよい不要な信号の量を最大にするために必要であるフロントエンド減衰/増幅レベルを制御する。規準状態において、不要信号(帯域外信号)のレベルが無視できる場合、外部ループAGCは、信号をデジタル化するために少数のビットが使用されるようにADC203の入力において、任意の追加された受信機雑音を含む受信されたマルチキャリア信号電力レベルを制御する。少数のビットは、単一キャリア信号を処理するために使用されるビット数に匹敵していてもよい。そのような状態で、干渉レベルが無視できる場合、使用されるビット数は、4乃至6ビットの範囲にあってもよい。そのような状態(非アクティブ状態)で、外部ループAGCは「開」であり、信号の利得/減衰およびADC203の入力における受信機雑音を変えないかもしれない。他の条件(アクティブ状態)では、干渉のレベルが基準以上のものである場合、ADC203は、所望の信号と所望でない信号の組み合わせのデジタル化に適合するために多数のビットを使用する。信号処理が任意の受信機雑音を処理することを本質的に含むことに留意することは重要である。フロントエンドフィルタリングを通過する不要な信号の拒絶は、デジタル信号処理を介した内部ループDCPブロックの各々において起こる。DCPブロックはすべての不要な信号をできるだけ除去するように動作する。内部ループAGCの各々において、不要な信号は、マルチキャリア信号の他のキャリア信号および他の可能な干渉を含む。各DCPは、キャリアの1つの信号を処理する。
以下の表1は、(任意の受信機で発生された雑音を含む)所望の信号の処理のために維持されるADCのビット数と、ADCにより吸収することができる干渉信号との間のトレードオフを要約する。合計の許可されたシグマ(「σ」)は、信号と干渉に対処するシグマの組み合わせを含む。干渉と信号は独立した処理と考えられるので、合計シグマは、信号と干渉に割り当てられたシグマ二乗(「σ2」)の一次結合に基づく。
Figure 0004643557
表1から、フロントエンド受信機を飽和する前に不要な信号を表すための余地として左のビット数の重要性は明白である。所望の信号の信号対量子化雑音は、それを表すために割り当てられた少数のビット数を用いて低減してもよい。しかしながら、ADCは、代わりにADC内の不要信号の調整のためのさらなる余地を得るようにしてもよい。内部ループのDCPを介したフィルタリングは、ADC203を通過した帯域外の不要な信号を拒絶してもよい。
外部ループAGC203は、入力信号/雑音比が、不要信号がない状態での良好信号対量子化比を保証するビット数(例えば6ビット)であることを許容する。一例において、フロントエンド利得/減衰がこの条件で固定されるので、不要信号の電力が、表1に示されるレンジ内にある限り、信号/雑音を表わすこの小さなビット数は不要信号がある状態でさえ維持される。したがって、不要信号が存在するときでも、同じ信号対量子化比は維持されてもよい。内部ループDCPは、マルチキャリア信号の各キャリアのための復調処理の前に不要信号をたいがい拒絶する。不要信号の電力が表1で示される範囲より大きい場合、ADC203は多数のビット数を使用することに切り替わり、外部ループAGCは、完全ADC範囲(例えば、14ビット)に近づくために、所望の信号と所望でない信号を含む、入力信号のフロントエンド利得/減衰を制御してもよい。外部ループAGCは、表1において、上方向に(例えば、信号/雑音のために割り当てられた6ビットから3または4ビットに)効率的に移動する。最大減衰は外部ループAGCが信号/雑音表示のために少なくとも3ビットを維持することを可能にするように固定してもよい。そのような固定されたレベルを超えるより多くの減衰は、恐らく、関心のある信号を減衰させる。
概して言えば、方法と装置は、マルチキャリア信号を処理するための通信システム受信機を提供する。第1のビット数は、制限された量の干渉を有したマルチキャリア信号を表すために決定される。第1のビット数は、受信処理のための外部ループAGCにおけるマルチキャリア信号の量子化を、決定された第1のビット数により供給される最大量子化レベルに許容する。第1のビット数が受信信号の量子化のために使用されるとき、非アクティブ状態において、外部ループAGC利得/減衰は、所定のレベルに固定される。受信信号の電力推定値が「ON」閾値に到達したことを検出した後で外部ループAGCは、第1のビット数より多い第2のビット数で、アクティブ状態において動作される。この状態において、受信信号の量子化および可能な干渉は、第2のビット数に従い、外部ループAGCは「ON」となり信号レベルを制御するように動作する。内部ループチャネルDCPは、フロントエンドフィルタリングを通過した所望でない信号を拒絶するためのデジタル信号処理を提供する。外部ループにおいて、干渉を有したマルチキャリア信号が「OFF」閾値に到達した後で、外部ループAGCは、第1のビット数で動作し、「OFF」となり、アクティブ状態において、固定された利得/減衰レベルで動作する。
受信機部分200の較正モードおよび規則的な動作モードのために1つ以上のアルゴリズムを採用してもよい。第1のビット数が量子化処理のために使用されるとき、較正モードは、ブロック203のフロントエンド利得/減衰の固定値の適切な決定のために必要になるかもしれない。固定値は規則的な動作モード中に、外部ループAGCの非アクティブ状態のために使用される。受信機部分を製造またはインストールする場合および部品交換の場合に、較正モードを実行してもよい。
較正モードは、任意の不必要な信号のピックアップを防ぐために、受信機入力、すなわちフィルター201の入力を終了する必要があるかもしれない。そのような場合、ADC203は、受信機の熱雑音を介してデジタル化していてもよい。この動作モードの目的は、フロントエンド減衰を、ADCの入力における信号電力(熱雑音)が特定の所望の値に対応するような値に設定することである。言いかえれば、ADCは、熱雑音をデジタル化するために決定されたビット数を使用している。本来、CDMA信号は、雑音レベルを下回るので、動作モード期間中にマルチキャリア信号が存在するとき、同じビット数を使用してもよい。14ビットADCを使用してもよいので、AGCレべリングは、非常に高い信号対量子化比を達成する4乃至6ビットに設定してもよい。以下の表2は、異なるビット数で信号を表すためにAGCにより目標とされる標準偏差を要約する。
Figure 0004643557
CDMAの逆のリンクの規則的な動作は、3乃至4dBよりも高くないライズオーバーサーマル(rise over thermal)(ROT)を生じるかもしれない。それゆえ、4乃至6ビットに自動利得制御するために、終端された入力を用いて受信機を較正することおよび14ビットのADCを持つことは、すべての公称レンジに対して入力信号の適切なデジタル化を可能にするかもしれない。較正モードの場合、AGCブロックは、ADCの出力における所望の標準偏差を獲得するフロントエンド利得/減衰に収束するかもしれない。(例えば、ADCが6ビットに設定されるなら、σsetpoint=31)。収束した利得/減衰レベルの値は、外部ループAGC非アクティブ動作の固定された値として使用される。
図3は、較正のためのAGCブロック204の動作上のブロック図300を描く。
ブロック301の入力におけるσsetpointの値は、熱雑音レベルをデジタル化するために使用されるビット数に依存する。表2は、使用してもよい値のいくつかの例を提供する。
「Gloop」パラメーターは一次ループのためのループ利得であり、その値は、達成されるように望まれる時定数に依存する。最後に、AGCブロック204の出力における振幅減衰値を得るために、「dB」ドメインから線形ドメインへの変換が必要になるかもしれない。この減衰レベルは、そのアプリケーションに先立って適切に量子化されなければならないかもしれない。例えば、0.5dBの解像度の場合、和累積出力は、0.5dB分解能に量子化される。
較正が実行されるときはいつでも、ループは複数の時定数(5つの時定数は十分であろう)を待つことにより収束することが可能となる。「Atten」および「σ」の平均値は、いくつかのランに対して得てもよい。平均化はスピードが重視されないので、それゆえファームウエアにおけるさらなる計算を回避するためにソフトウエアで実行してもよい。減衰値の精度に依存してσの値は、目標値σsetpointに近づいてもよいし、またはさらに離れてもよい。少数のビット数が量子化に使用されるとき、得られた平均減衰値は外部ループAGCのための公称減衰になってもよい。この値は、外部ループレギュラー動作モードにおいて使用される、固定された減衰値(Atten0)のために使用される。同時に、類似の動作を内部ループのために実行して、較正処理の一部として内部ループAGCs利得値の平均値を記憶してもよい。内部ループAGCs利得値の使用は、記載した他の部分において明瞭になるかもしれない。
規則的な動作モードは、この動作モードのステートマシンを示す以下の状態遷移図からより理解されるかもしれない:
Figure 0004643557
非アクティブ状態期間中、外部ループAGCは開であり、それゆえ、フロントエンド減衰は、較正(Atten0)期間中に得た値に固定される。しかしながら、受信機はADC203の出力における合計電力を監視し続ける。測定されたσがある閾値(Thr0)を超えるときはいつでも、状態の変化がトリガーされ、プロセスは、非アクティブ状態からアクティブ状態に移動する。受信機がかなりのレベルの不要信号以上を受信しているときはいつでも、アクティブ状態になるまたはアクティブ状態に移動することが望ましい。アクティブ状態において一度、外部ループAGCは、閉じてもよく、AGC処理がADCの入力/出力において、あるビット数を提供することを可能にする。完全にADCダイナミックレンジを利用するために、外部ループAGCはAGCを13ビット(ADCのフルレンジ未満の1つ)に試みてもよい。アクティブ状態において、2、3のオプションがあってもよい。第1のオプションは最大フロントエンド減衰レベルをセットすることである。そうすることにより、最小ビット数が割り当てられ、ADC入力において、信号/雑音入力を表す。第2のオプションは、最大フロントエンド減衰に関して任意の制約を設定していない。最大フロントエンド減衰に関して任意の制約を設定しないことにより、関心のある信号は、ADCが生成した信号から除去してもよい。効率的に、第1のオプションは、アクティブ状態セットポイントへのループを閉じないおよびそれゆえいくつかのさらなる飽和を可能にすることを犠牲にして、関心のある信号に割り当てられた最小ビット数を保存する。不要信号電力が大きくて、許容された最大減衰に対して大幅にADCを飽和するなら、関心のある信号の復元もまた不可能になるかもしれない。しかしながら、減衰があまり厳しくない場合、信号は復元可能かもしれない。
(フロントエンド減衰前に)フロントエンド入力、すなわち(σ×Atten)に参照される測定されるσが、(Thrl×Atten0)として示される、ある閾値を下回るとき、処理は、ADCがデフォルトフロントエンド減衰Atten0を有した入力信号をデジタル化できるということを知って、非アクティブ状態に戻るかもしれない。非アクティブ状態において、アルゴリズムはループを開いてもよく、デフォルトフロントエンド減衰(Atten0)を復元してもよい。アクティブ状態から非アクティブ状態へのトリガリングに多少のヒステリシスを追加するために、および逆の場合も同様に、Thr1は、Thr0よりも小さい値に設定してもよい。「Thr1」は、「OFF」閾値と呼ばれ、「Thr0」は「ON」閾値と呼ばれる。
図4は、ライズオーバーサーマル(ROT)の決定のための記載に関連した(マルチキャリア信号のためのキャリアの1つのための)受信機部分の操作上のブロック図400を再び示す。DCP405を介した利得は、固定部と可変部からなる。固定部は、等しく熱雑音上の上昇のレベルおよび熱雑音のレベルの大きさに寄与し、したがって、ROT推定に寄与しないかもしれない。可変部は、ブロック405−407によって形成された内部ループAGC利得(G)から成る。ADC402を介して標準偏差圧縮を無視すると、残された唯一の可変部は、ブロック401のフロントエンド減衰である。それゆえ、ROTは
Figure 0004643557
のように書いてもよい。
但し、
Atten0は、較正から得られた公称減衰である。
G0は、構成期間中に記憶された内部AGCループ利得である。
Attenは、フロントエンド減衰器の現在使用されている値である。
Gは、内部AGCループにおいて使用される現在使用されている平均利得である。
σoは、較正モードおよび通常動作モードのための内部ループAGCにより目標とされる標準偏差である。
受信信号強度(RSSI)は、受信機フロントエンドの雑音レベルに等価な値によりROT値をオフセットすることにより、容易に推定してもよい。受信機雑音レベルは、受信機の製造中に決定してもよいし、または種々の設計基準に基づいて周知の値にあらかじめ決定してもよい。そのようなものとして、受信機は、内部ループ及び外部ループAGC処理を介してマルチキャリア信号を自動利得制御するように動作してもよい。減衰レベルを決定するために記載した外部ループ較正および動作モードは、内部ループが、受信信号の所望の部分のための最小量子化歪を有するマルチキャリア信号の各キャリア上で効率的に動作することを可能にする。
更に、わずかの隣接セルを備えたロージオメトリーにおける復調性能を改善することは改善された定義かもしれない。「PilotDrop」という用語は、アクティブセットまたは候補セット内のパイロットのためのパイロットドロップタイマーを開始するために、加入者局またはアクセス端末により使用される値を意味する。PilotDropの値はネットワークによって加入者局に伝えられてもよい。概念的に、PilotDropの値は、信号強度の閾値を設定する。この閾値を下回ると、パイロットはもはや復調のために使用されるべきでない。「PilotDropTimer」という用語は、タイマー値を意味する。このタイマー値の後で、アクティブセットまたは候補セットのメンバーであり、その強度は、PilotDropにより指定される値より大きくならないパイロットのためにアクセス端末により行動が取られる。パイロットがアクティブセットのメンバーならば、RouteUpdateまたは類似のメッセージを接続された状態で送信してもよい。パイロットが候補セットのメンバーならば、パイロットは隣接セットに移動してもよい。「アクティブセット」という用語は、現在アクセス端末にサービスしているセクターに関連した(パイロットのPNオフセットおよびパイロットのCDMAチャネルにより指定される)パイロットの1セットを意味する。接続が開いているとき、セクターは、アクセス端末に割り当てられたフォワードトラヒックチャネル、リバーストラヒックチャネル、およびリバース電力制御チャネルがあるとき、アクセス端末にサービスしていると考えられる。接続が開いていないとき、セクターは、アクセス端末がそのセクターの制御チャネルを監視しているとき、アクセス端末にサービスしていると考えられる。「候補セット」という用語は、アクティブセットにないが、パイロットを送信するセクターがアクティブセット内に含まれるための良好な候補であることを示すために十分な強度を有したアクセス端末により受信される、(パイロットのPNオフセットおよびパイロットのCDMAチャネルにより指定される)パイロットの1セットを意味する。復調器は、フィンガーのレーキを有したレーキ受信機を含んでいてもよい。フィンガーは、復調器内のメインリソースとして考慮されてもよく、制限されている。各フィンガーを使用して、入力信号の1つのパスを追跡し復調してもよい。それゆえ、複数の指を有することにより、パスダイバーシティーを利用してもよい。最適の性能は、制限のある量のリソース、すなわち、フィンガーを復調器内に効率的に割り付けることにより達成されるかもしれない。「フィンガーロック」および「ロック閾値」の概念はこの目的を達成するために使用されてもよい。復調器は、そのフィンガーの各々により追跡されるパイロットの強度を連続的に監視するために使用してもよい。この監視から、復調器は、「インロック」または「ロック外」としてフィンガーの各々にラベルを付けることができる。このラベルは「フィンガーロックステータス」として表示される。図1は、パイロット信号強度の関数としてフィンガーロックステータスの一例を示す。この特定の例の場合、ヒステリシスは、ステータスの遷移内に存在する。復調器の1つの実施形態では、ある時間量ロック外であったフィンガーを割り当て解除するアルゴリズムがあってもよい。復調処理のためにパイロットを破棄しなければならないとき、ネットワークは、PilotDrop値を使用して加入者局に伝えてもよい。事実、パイロットの信号強度がPilotDropTimerより長い時間期間、PilotDrop閾値を下回るときはいつでも、加入者局は、復調のためにそのパイロットを破棄してもよく、空の1つのフィンガーを有するであろう。ネットワークオペレータは、ネットワークがネットワークトポロジー、隣接セルの数等に依存してもよい、独自のネットワークのためのPilotDropの値を最適化するように試みてもよい。復調器の一実施形態において、フィンガーロック閾値とPilotDrop閾値との間のリンクは、性能を最適化するために存在していてもよい。過去に、フィンガーロック閾値は固定されたモデムパラメーターだった。
これらの閾値は典型的にモデム内に設定された。ネットワークがPilotDropの低値を伝えることができるいくつかの状況を描くことができる。それは、ネットワークが、モバイルに見えるパイロットがほとんどないことを予期していることを意味するであろう。例えば、ほとんど隣接セルを有さない非常に大きな地方または郊外の場合、加入者局は、多くのパスダイバーシティーを有さないたった1つの強いパイロットをたいていは見るであろう。したがって、大体の場合、復調器はフィンガーが制限されないであろう。実際には、パイロットがどんなに弱く見えても任意のパイロットを仮想的に追跡する余裕があるということもあり得る。セルの端において、入手可能なパイロットが非常に弱いので公称フィンガーロック閾値は、復調器にパイロットを追跡させず、復調させないであろうことは起こりえる。それゆえ、復調器の一実施形態において、PilotDropは、フィンガーロック閾値の値にリンクしてもよい。リンクは、ほとんど特定のアプリケーション、全面的な設計パラメーターあるいは当業者によって関連性があると考えられる任意の他の要因に依存するものすべてであってよい。リンクはレンジに依存していてもよく、言い換えれば、PilotDropの典型的な値に対して、フィンガーロック閾値は、それらのデフォルト値に残されてもよい。しかしながら、予期しないlowPilotDrop値がネットワークにより伝えられるなら、それは、端末におけるフィンガーロック閾値内の変化をトリガーするかもしれない。端末におけるフィンガーロック閾値の変更は、フィンガーがインロックに維持されるレンジを拡張してもよく、それゆえ、弱いパイロットの復調を可能にしてもよい。あるいは、PilotDropとフィンガーロック閾値との間のリンクは線形かもしれない。ある場合には、2つの間のより複雑なマッピングスキームが使用されるかもしれない。ヒステリシスにより下限および上限フィンガーロック閾値の間に差分があるかもしれない。復調器は下限および上限の閾値との間で同じ比を維持するように構成してもよい。あるいはこの比は変更してもよい。ヒステリシスは、フィンガーロック閾値に組み込まれているので、フィンガー「インロック」状態に戻ることは、長い時間期間を必要とし、その期間に加入者局に送信されたフレームまたはパケットは失われるかもしれない。デフォルトフィンガーロック閾値を通常の値より低く変更することにより、復調器は、弱い信号のためのパス上にフィンガーを維持してもよく、それゆえ復調器の性能を改良する。さらに、チャネル条件が回復するとすぐに、データを復調する復調器の応答時間は改善するかもしれない。
当業者は、ここに開示した実施の形態に関連して記載した種々の実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウエア、コンピュータソフトウエアまたは両方の組合せで実施してもよいことを理解するであろう。このハードウエアとソフトウエアの互換性を明瞭に説明するために、種々の実例となる部品、ブロック、モジュール、回路、およびステップが一般にそれらの機能性の観点から上に記載された。そのような機能性がハードウエアまたはソフトウエアとして実現されるかは特定のアプリケーションおよび全体のシステムに課せられた設計制約に依存する。熟達した職人は、各特定のアプリケーションに対して記載した機能性を変形した方法で実施することができるが、そのような実施の判断は、この発明の範囲を逸脱するものとして解釈されるべきでない。
ここに開示された実施の形態に関連して記載された種々の実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサー、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理装置、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウエアコンポーネント、またはここに記載した機能を実行するように設計されたいずれかの組合せを用いて実施または実行してもよい。汎用プロセッサーは、マイクロプロセッサーであってよいが、別の方法では、プロセッサーは、いずれかの一般的なプロセッサー、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってよい。プロセッサーはまた、計算装置の組合せとしても実施できる。例えば、DSPとマイクロプロセッサーの組合せ、複数のマイクロプロセッサー、DSPコアと協力した1つ以上のマイクロプロセッサーまたはいずれかの他のそのような構成として実施してもよい。
ここに開示された実施の形態に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウエアにおいて、プロセッサーにより実行されるソフトウエアモジュールにおいて、または両者の組合せにおいて直接具現化してもよい。
ソフトウエアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、脱着可能ディスク、CD−ROM、または技術的に知られているその他のいずれかの形態の記憶媒体に常駐してもよい。例示記憶媒体は、プロセッサーに接続される。そのようなプロセッサーは記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができる。別の方法では、記憶媒体は、プロセッサーに集積可能である。プロセッサーと記憶媒体はASICに存在してもよい。ASICはユーザ端末に存在してもよい。別の方法では、プロセッサーと記憶媒体はユーザ端末内のディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。
好適実施の形態の上述の記載は当業者がこの発明を製作または使用することを可能にするために提供される。これらの実施の形態に対する種々の変更は当業者には容易に明白であろう、そしてここに定義される包括的原理は発明力の使用なしに他の実施の形態に適用可能である。従って、この発明は、ここに示した実施の形態に限定されることを意図したものではなく、ここに開示した原理と新規な特徴に一致する最も広い範囲が許容されるべきである。
図1は、受信信号を処理するための受信機部分を描写する。 図2は、この発明の種々の観点に従って動作可能な受信マルチキャリア信号を処理するための受信機部分を描写する。 図3は、マルチキャリア信号を受信するための受信機の内部ループまたは外部ループの利得を制御するための自動利得制御動作可能なブロック図を描写する。 図4は、マルチキャリア信号を受信するための受信機部分の外部ループおよび内部ループを描写する。

Claims (9)

  1. 下記を具備する、マルチキャリア信号を処理するための通信システム受信機のための方法:
    前記処理のために外部ループ自動利得制御(AGC)において、前記マルチキャリア信号の干渉レベルが基準以下である場合、前記マルチキャリア信号の量子化に関する第1のビット数をAGC電圧を調整するキャリブレーションにより決定する;
    前記マルチキャリア信号の電力推定値が前記外部ループAGCを動作させるための閾値に到達しないとき、受信処理のための外部ループAGCにおけるマルチキャリア信号の量子化を、決定された第1のビット数により供給される最大量子化レベルで行うように、前記外部ループの減衰レベルが固定値に固定された前記減衰レベルの非アクティブ状態における第1のビット数で外部ループAGCを動作させ、前記マルチキャリア信号の電力推定値が、前記外部ループAGC動作させるための閾値に到達すると、前記外部ループAGCが、前記第1のビット数より多い、前記減衰レベルのアクティブ状態における第2のビット数で、受信信号の量子化および可能な干渉の量子化を制御するように外部ループAGCを動作させる;
    前記受信信号の前記電力推定値が、前記外部ループAGC非動作にするための閾値に到達すると、前記減衰レベルのアクティブ状態における第2のビット数から、前記減衰レベルの非アクティブ状態における第1のビット数に切替えるように前記外部ループAGCを動作する。
  2. さらに下記を具備する、請求項1に記載される方法:
    前記外部ループAGCを含む外部ループ信号処理を介して渡された不要な信号をチャネルデジタル処理(DCP)ブロックにより拒絶するための内部ループデジタル信号処理。
  3. 下記を具備する、マルチキャリア信号を処理するための通信システム受信機のための装置:
    前記マルチキャリア信号の干渉レベルが基準以下である場合、外部ループ自動利得制御(AGC)が、AGC電圧を調整するためのキャリブレーションにより決定された第1のビット数により供給される最大量子化レベルで動作するように、前記外部ループの減衰レベルが固定値に固定された前記減衰レベルの非アクティブ状態における第1のビット数で、前記外部ループAGCを動作させ、前記マルチキャリア信号の電力推定値が、前記外部ループAGC動作させるための閾値に到達するとき前記外部ループAGCが、前記減衰レベルの非アクティブ状態における第1のビット数より多い、前記減衰レベルのアクティブ状態における第2のビット数で受信信号の量子化および可能な干渉の量子化を制御するように前記外部ループAGCを動作させ、前記受信信号の前記電力推定値が、前記外部ループAGC非動作にするための閾値に到達するとき前減衰レベルのアクティブ状態における第2のビット数から前減衰レベルのアクティブ状態における第1のビット数に切替えるように構成された外部ループAGC
  4. さらに下記を具備する、請求項3に記載された装置:
    前記外部ループAGCを含む外部ループ信号処理を介して渡された不要な信号を拒絶するため内部ループデジタル信号プロセッサー。
  5. 下記を具備する通信システムのための方法:
    マルチキャリア信号の干渉レベルが無視できる場合、外部ループ自動利得制御(AGC)が、AGC電圧を調整するためのキャリブレーションにより決定された第1のビット数で動作するように、前記外部ループの減衰レベルが固定値に固定された前記減衰レベルの非アクティブ状態における第1のビット数で、および前記マルチキャリア信号の電力推定値が前記外部ループAGCを動作させるための閾値に到達するとき、前記外部ループAGCが、前記減衰レベルの非アクティブ状態における第1のビット数より多い、前記減衰レベルのアクティブ状態における第2のビット数で前記マルチキャリア信号を量子化する外部ループAGCの動作に従って前記マルチキャリア信号の利得を制御する。
  6. 前記マルチキャリア信号の利得を制御することは、さらに、前記受信信号の前記電力推定値が、前記外部ループAGC非動作にするための閾値に到達すると、前記アクティブ状態における前記第2のビット数から前記非アクティブ状態における前記第1のビット数に切替えることをさらに具備する、請求項5に記載される方法。
  7. さらに、下記を具備する、請求項5に記載の方法:
    内部ループデジタル信号処理を介して、前記外部ループAGCを含む外部ループ信号処理を介して渡された不要な信号をチャネルデジタル処理(DCP)ブロックにより拒絶する。
  8. 下記を具備する、マルチキャリア信号を処理するための装置:
    前記マルチキャリア信号の干渉レベルが基準以下である場合、外部ループ自動利得制御(AGC)が、AGC電圧を調整するためのキャリブレーションにより決定された第1のビット数で動作するように前記外部ループの減衰レベルが固定値に固定された前記減衰レベルの非アクティブ状態における第1のビット数で、および前記マルチキャリア信号の電力推定値が前記外部ループAGCを動作させるための閾値に到達するとき、前記外部ループAGCが、前記減衰レベルの非アクティブ状態における第1のビット数より多い、前記減衰レベルのアクティブ状態における第2のビット数で前記マルチキャリア信号を量子化するための手段を含む、前記マルチキャリア信号の利得を制御するための外部ループAGC;および
    前記受信信号の前記電力推定値が前記外部ループAGCを非動作にするための閾値に到達するとき、前記減衰レベルのアクティブ状態における第2のビット数から、前記減衰レベルの非アクティブ状態における第1のビット数に切り換える手段。
  9. さらに、下記を具備する、請求項8に記載の装置:
    前記マルチキャリア信号の各キャリアの前記外部ループAGCを含む外部ループ信号処理を介して渡された不要な信号を拒絶する内部ループデジタル信号プロセッサー。
JP2006503253A 2003-02-01 2004-02-02 通信受信機におけるマルチキャリア信号の自動利得制御のための方法および装置 Expired - Fee Related JP4643557B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US44428303P 2003-02-01 2003-02-01
US10/437,203 US7995684B2 (en) 2003-02-01 2003-05-12 Method and apparatus for automatic gain control of a multi-carrier signal in a communication receiver
PCT/US2004/002927 WO2004071005A1 (en) 2003-02-01 2004-02-02 Method and apparatus for automatic gain control of a multi-carrier signal in a communication receiver

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006517770A JP2006517770A (ja) 2006-07-27
JP4643557B2 true JP4643557B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=32775969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006503253A Expired - Fee Related JP4643557B2 (ja) 2003-02-01 2004-02-02 通信受信機におけるマルチキャリア信号の自動利得制御のための方法および装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US7995684B2 (ja)
EP (1) EP1588517B1 (ja)
JP (1) JP4643557B2 (ja)
KR (1) KR101040548B1 (ja)
CN (1) CN1757194B (ja)
AT (1) ATE368978T1 (ja)
BR (1) BRPI0407127A (ja)
CA (1) CA2514884A1 (ja)
DE (1) DE602004007887T2 (ja)
MX (1) MXPA05008215A (ja)
WO (1) WO2004071005A1 (ja)

Families Citing this family (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030127950A1 (en) * 2002-01-10 2003-07-10 Cheng-Hui Tseng Mail opening bag for preventing infection of bacteria-by-mail
US7995684B2 (en) 2003-02-01 2011-08-09 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for automatic gain control of a multi-carrier signal in a communication receiver
CN1759551B (zh) * 2003-03-14 2010-05-12 美商内数位科技公司 时槽化数据传输的强化自动增益控制机制
US20050089123A1 (en) * 2003-10-23 2005-04-28 Solon Spiegel Circuit method and system for automatic gain control
US7292830B1 (en) * 2004-03-31 2007-11-06 Nortel Networks Limited Receiver gain management
US20070054642A1 (en) 2004-07-26 2007-03-08 Manish Bhardwaj Automatic gain control (AGC) for multichannel/wideband communications system
US7742444B2 (en) 2005-03-15 2010-06-22 Qualcomm Incorporated Multiple other sector information combining for power control in a wireless communication system
US7030795B1 (en) 2005-05-17 2006-04-18 Motorola, Inc. Digital automatic gain control method and device
US8750908B2 (en) 2005-06-16 2014-06-10 Qualcomm Incorporated Quick paging channel with reduced probability of missed page
US9055552B2 (en) 2005-06-16 2015-06-09 Qualcomm Incorporated Quick paging channel with reduced probability of missed page
WO2007050983A1 (en) 2005-10-27 2007-05-03 Qualcomm Incorporated A method and apparatus for transmitting and receiving mcwflab1 over f-ssch in wireless communication system
US20090207790A1 (en) 2005-10-27 2009-08-20 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for settingtuneawaystatus in an open state in wireless communication system
JP4898360B2 (ja) * 2005-11-16 2012-03-14 三星電子株式会社 自動利得制御装置
CN100407872C (zh) * 2005-11-28 2008-07-30 华为技术有限公司 基站内异频硬切换确定多径位置的方法
JP2007243606A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Sony Corp 信号増幅装置
JP4843397B2 (ja) * 2006-07-20 2011-12-21 株式会社日立国際電気 受信装置
WO2008077274A1 (en) * 2006-12-25 2008-07-03 Thomson Licensing Method and device for automatic gain control
US8676223B2 (en) * 2007-03-23 2014-03-18 Qualcomm Incorporated Backhaul communication for interference management
EP2145205B1 (en) 2007-05-01 2019-09-18 QUALCOMM Incorporated Position location for wireless communication systems
US8412227B2 (en) 2007-05-18 2013-04-02 Qualcomm Incorporated Positioning using enhanced pilot signal
US9119026B2 (en) * 2007-05-18 2015-08-25 Qualcomm Incorporated Enhanced pilot signal
US9078269B2 (en) 2007-09-21 2015-07-07 Qualcomm Incorporated Interference management utilizing HARQ interlaces
US8824979B2 (en) * 2007-09-21 2014-09-02 Qualcomm Incorporated Interference management employing fractional frequency reuse
US9137806B2 (en) 2007-09-21 2015-09-15 Qualcomm Incorporated Interference management employing fractional time reuse
US9066306B2 (en) 2007-09-21 2015-06-23 Qualcomm Incorporated Interference management utilizing power control
US9374791B2 (en) 2007-09-21 2016-06-21 Qualcomm Incorporated Interference management utilizing power and attenuation profiles
US8948095B2 (en) 2007-11-27 2015-02-03 Qualcomm Incorporated Interference management in a wireless communication system using frequency selective transmission
US8867456B2 (en) * 2007-11-27 2014-10-21 Qualcomm Incorporated Interface management in wireless communication system using hybrid time reuse
US20100007355A1 (en) * 2008-07-10 2010-01-14 Litepoint Corporation Method for testing radio frequency (rf) receiver to provide power correction data
EP2184851B1 (en) * 2008-11-07 2016-10-05 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and device to control the gain of a radio receiver
KR101201207B1 (ko) * 2008-12-02 2012-11-15 한국전자통신연구원 다중밴드 ofdm 시스템의 수신기에서 이득 제어 장치 및방법
CN101494894B (zh) * 2008-12-31 2011-01-19 中兴通讯股份有限公司 反向功率控制方法及控制装置
US8160527B2 (en) * 2009-03-30 2012-04-17 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Automatic gain control in multi-carrier wireless systems
US8547913B2 (en) * 2010-02-02 2013-10-01 Apple Inc. Apparatus and methods for signal reception based on network load estimations
US10580088B2 (en) * 2010-03-03 2020-03-03 The Western Union Company Vehicle travel monitoring and payment systems and methods
EP2367385B1 (en) * 2010-03-19 2012-05-16 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (publ) Technique for automatic gain control in a multi-carrier communication system
US9065584B2 (en) 2010-09-29 2015-06-23 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for adjusting rise-over-thermal threshold
EP2512044B1 (en) * 2011-04-14 2015-08-26 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and device for automatic gain control
US9661579B1 (en) * 2013-05-03 2017-05-23 Marvell International Ltd. Per-tone power control in OFDM
US9287901B2 (en) * 2013-09-20 2016-03-15 Broadcom Corporation Receiver for carrier aggregation
TWI575890B (zh) * 2015-10-19 2017-03-21 瑞昱半導體股份有限公司 通訊接收端及其自動增益控制方法
US9853752B2 (en) * 2016-03-31 2017-12-26 Nxp B.V. Method and system for generating a received signal strength indicator (RSSI) value that corresponds to a radio frequency (RF) signal
US10812216B2 (en) 2018-11-05 2020-10-20 XCOM Labs, Inc. Cooperative multiple-input multiple-output downlink scheduling
US10659112B1 (en) 2018-11-05 2020-05-19 XCOM Labs, Inc. User equipment assisted multiple-input multiple-output downlink configuration
US10756860B2 (en) 2018-11-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. Distributed multiple-input multiple-output downlink configuration
US10432272B1 (en) 2018-11-05 2019-10-01 XCOM Labs, Inc. Variable multiple-input multiple-output downlink user equipment
KR20210087089A (ko) 2018-11-27 2021-07-09 엑스콤 랩스 인코퍼레이티드 넌-코히어런트 협력 다중 입출력 통신
US11063645B2 (en) 2018-12-18 2021-07-13 XCOM Labs, Inc. Methods of wirelessly communicating with a group of devices
US10756795B2 (en) 2018-12-18 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment with cellular link and peer-to-peer link
US11330649B2 (en) 2019-01-25 2022-05-10 XCOM Labs, Inc. Methods and systems of multi-link peer-to-peer communications
US10756767B1 (en) 2019-02-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment for wirelessly communicating cellular signal with another user equipment
US10735057B1 (en) 2019-04-29 2020-08-04 XCOM Labs, Inc. Uplink user equipment selection
US10686502B1 (en) 2019-04-29 2020-06-16 XCOM Labs, Inc. Downlink user equipment selection
US11411778B2 (en) 2019-07-12 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Time-division duplex multiple input multiple output calibration
US11411779B2 (en) 2020-03-31 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Reference signal channel estimation
US11665031B1 (en) * 2020-10-05 2023-05-30 Synopsys, Inc. Tuning analog front end response for jitter tolerance margins

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338906A (ja) * 1989-07-05 1991-02-20 Pioneer Electron Corp 受信装置
JPH04341027A (ja) 1991-05-17 1992-11-27 Fujitsu Ltd マルチキャリア信号の無線受信装置
US5852630A (en) * 1997-07-17 1998-12-22 Globespan Semiconductor, Inc. Method and apparatus for a RADSL transceiver warm start activation procedure with precoding
KR100283379B1 (ko) * 1998-11-16 2001-03-02 정선종 병렬 다단 간섭 제거 장치
US6480528B1 (en) * 1999-06-11 2002-11-12 Qualcomm Incorporated Automatic gain control for improved decoding of multi-carrier signal
US6504863B1 (en) * 1999-09-07 2003-01-07 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for adaptive bit resolution in a digital receiver and digital transmitter
KR100680075B1 (ko) 1999-09-13 2007-02-09 유티스타콤코리아 유한회사 코드 분할 다중 접속방식 이동통신 기지국 시스템의 무선주파수 수신장치에서 에프에이간 전력레벨 제어장치
CN1475056A (zh) * 2000-10-10 2004-02-11 �����ּ�����˾ 用于时分双工接收器的自动增益控制
US6799024B2 (en) * 2001-12-18 2004-09-28 Motorola Inc. Method and apparatus for automatic gain control compensation in a wireless communication system
JP3933953B2 (ja) * 2002-02-08 2007-06-20 パイオニア株式会社 複数の局部発振周波数を用いる受信機のagc回路
JP2003298418A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Fujitsu Ltd 誤差自動較正機能付きアナログ/ディジタル変換器
WO2003105390A2 (en) * 2002-06-07 2003-12-18 Interdigital Technology Corporation System and method for a direct conversion multi-carrier processor
US7995684B2 (en) 2003-02-01 2011-08-09 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for automatic gain control of a multi-carrier signal in a communication receiver

Also Published As

Publication number Publication date
KR20050096967A (ko) 2005-10-06
ATE368978T1 (de) 2007-08-15
US7995684B2 (en) 2011-08-09
KR101040548B1 (ko) 2011-06-16
EP1588517B1 (en) 2007-08-01
EP1588517A1 (en) 2005-10-26
MXPA05008215A (es) 2005-11-04
DE602004007887D1 (de) 2007-09-13
JP2006517770A (ja) 2006-07-27
CN1757194B (zh) 2010-09-29
WO2004071005A1 (en) 2004-08-19
CA2514884A1 (en) 2004-08-19
DE602004007887T2 (de) 2008-04-17
BRPI0407127A (pt) 2006-01-10
CN1757194A (zh) 2006-04-05
US20040151264A1 (en) 2004-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4643557B2 (ja) 通信受信機におけるマルチキャリア信号の自動利得制御のための方法および装置
KR100329673B1 (ko) 직각수신기에서dc오프세트소거및자동이득제어를위한방법및장치
US6963733B2 (en) Method and apparatus for reducing the effect of AGC switching transients
JP5746979B2 (ja) 帯域幅及び遅延広がりに基づく自動利得制御
AU664806B2 (en) Method and apparatus for control of an analog to digital converter
US7536159B2 (en) Automatic gain control using signal and interference power to obtain extended blocking performance
US6038435A (en) Variable step-size AGC
US6804501B1 (en) Receiver having gain control and narrowband interference detection
US7565125B2 (en) Telecommunications receiver with automatic gain control
EP1787398B1 (en) Proactive gain control system for communications receivers
US20040097209A1 (en) Automatic gain control apparatus and methods
KR20050073576A (ko) 동적으로 프로그램 가능한 수신기
US20080240312A1 (en) Radio receiver having a multi-state variable threshold automatic gain control (agc) for fast channel scanning acquisition and method for using same
KR20030067687A (ko) 무선 수신기
TWI378667B (ja)
EP1538745B1 (en) A mobile communication terminal apparatus, a variable gain amplifier circuit and a gain control circuit
US20040162043A1 (en) System and method for compensating receiver gain using a mixed signal technique by implementing both automatic gain control (AGC) and bit-normalization
CN102638882B (zh) 一种自动增益控制的实现方法和装置
US20040063417A1 (en) Method and apparatus for reducing DC offset in a wireless receiver
JP4514545B2 (ja) ノイズの検出器、無線機、及びノイズの検出方法
US7496337B2 (en) Method for controlling LNA gain state
JP3885625B2 (ja) 自動受信利得制御方法及び装置
JP2004363865A (ja) 受信回路
JP2006254248A (ja) 受信装置
JP2002051090A (ja) 可変伝送レート信号復調処理回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100907

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4643557

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees