JP4643375B2 - 電圧制御システム - Google Patents

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本発明は、電圧制御システムに関し、特に電圧投入/切断の制御を行う電圧制御システムに関する。
ネットワーク環境の急速な発展とコンピュータの普及に伴って、情報通信ネットワークでは、多種多様なサービスが提供されている。情報通信ネットワーク上で、電源トラブルによるデータ喪失やシステム停止などが生じると、多大な損害を被るおそれがある。また、近年のLANやインターネットなどのネットワークの拡大や広域化によって、電源トラブルの影響は、一部の機器に留まらずシステム全体に波及してしまう。
このような状況において、電源の安定供給は、ネットワークシステムの安定稼動を支える最も重要な課題であり、保守性及び信頼性が高く、安定した電源を供給する電源システムの開発が強く求められている。
一般に情報通信装置では、外部から供給される電源電圧を、オンボード電源であるDC/DCコンバータによって、装置内の各デバイスが必要とする電圧へ変換している。
例えば、DC/DCコンバータによって、−48Vの電源電圧が3.3Vや5Vなどに変換され、これらの電圧が該当の各デバイスに供給される。また、DC/DCコンバータに対して電圧を投入したり、電圧を切断したりする制御(ON/OFF制御)は、電源制御用のMPUによって行われる。
図12は従来の電源供給周辺部のブロック構成を示す概略図である。電源供給周辺部100は、DC/DCコンバータ101、102−1〜102−n、電源フィルタ103、104−1〜104−n、電源制御用MPU105から構成される。
DC/DCコンバータ101は、外部電源(例えば、−48V)を電源制御用MPU105が必要とする電圧(例えば、3.3V)へ変換する。DC/DCコンバータ102−1〜102−nは、−48Vを装置内のデバイス#1〜#nが必要とする電圧(3.3Vまたは5Vなど)へそれぞれ変換する。
電源フィルタ103、104−1〜104−nは、DC/DCコンバータ101、102−1〜102−nからの出力信号をフィルタリングして、電源ラインを伝わる高周波ノイズを除去し、DC/DCコンバータ101、102−1〜102−nで変換された電圧を所定のデバイス#1〜#nへ供給する。
電源制御用MPU105は、電源フィルタ103を介して、DC/DCコンバータ101から供給される電圧によって稼動し、DC/DCコンバータ102−1〜102−nのそれぞれに対して、あらかじめ設定されている時間間隔で、電圧投入/切断の制御を実行する。
オンボード電源を制御する従来技術として、複数のオンボード電源の二次側出力を同時にターンオン/ターンオフさせる技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−165437号公報(段落番号〔0027〕〜〔0031〕,第1図)
上記の電源供給周辺部100において、電源制御用MPU105がDC/DCコンバータ101から供給される電圧によって稼動状態になると、電源制御用MPU105は、まず、DC/DCコンバータ102−1〜102−nそれぞれに対して電圧を投入していく。
DC/DCコンバータ102−1〜102−nに対して、電圧投入を行うタイミングは、一般的にはDC/DCコンバータ毎にそれぞれ異なる。例えば、DC/DCコンバータ102−1に電圧投入指示を与えてから20ms後に、DC/DCコンバータ102−2に電圧投入指示を与え、DC/DCコンバータ102−2に電圧投入指示を与えてから25ms後に、次のDC/DCコンバータ102−3に電圧投入指示を与えるといった具合である(切断する場合も通常は、DC/DCコンバータ毎に異なるタイミングで切断する(一括切断を行う場合もある))。
このため、従来では、ファームウェアやハードタイマによって、それぞれのタイミングのタイマ値をあらかじめ設定しておき、このタイマ値が示す時間間隔にもとづいて、電源制御用MPU105は、DC/DCコンバータ102−1〜102−nへの電圧投入/切断制御を実行していた。
しかし、設計変更などに伴う、装置に搭載されるデバイス変更が生じたような場合、その変更したデバイスへ電圧を供給するDC/DCコンバータの電圧投入/切断を行うタイミングは、デバイス変更前とは異なるタイミングとなる。
このとき、電圧投入/切断のタイミング変更処理を行う必要があるが、従来の構成では、ファームウェアやハードタイマによってタイミング値を固定値として持っていたため、対象ハード構成が変わる度に、ファームウェアを改版したり、ハードタイマを差し替えたりしなければならず、非常に手間がかかり、保守性を低下させるといった問題があった。
また、デバイスには部品毎に特性のばらつきがある。従来のように、電圧投入/切断のタイミングを固定値としてもっていると、このような部品のばらつきに柔軟に対応することができず、信頼性を低下させるといった問題があった。また、部品のばらつきを考慮した場合には、同じ部品を搭載しているカードであっても、カード毎に逐一タイミング設定を行う必要が生じることになる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、オンボード電源への電圧投入/切断のタイミングを自動的に判別制御して、保守性及び信頼性の向上を図った電圧制御システムを提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、電圧投入の制御を行う電圧制御システム1において、複数のオンボード電源11a−1〜11a−nから構成される電源部11と、オンボード電源11a−1〜11a−nに与えられる電圧投入指示の時間間隔の設定を行う場合に、オンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに電圧投入の指示を一定回数繰り返し与え、電圧投入の指示を与えた時から安定した電圧供給が行われるまでの出力安定時間を測定して、繰り返した回数分の測定値を取得する測定部12a、上位から送信された、オンボード電源11a−1〜11a−nに与える電圧投入指示の時間間隔であるタイミング情報を記憶し、通常運用状態で電圧投入を行う際には、記憶してあるタイミング情報にもとづいて、電圧投入の指示をオンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに順次与えて、オンボード電源11a−1〜11a−nを稼動させる電圧投入部12b、を含む電源制御部12と、から構成される通信カード10と、測定値を集計し、統計処理をして統計値を求め、統計値がオンボード電源11a−1〜11a−nの出力安定時間の規定値を超える場合には、規定値をタイミング情報と設定し、統計値が規定値を超えない場合には、統計値をタイミング情報と設定して、電源制御部12へ通知するタイミング情報解析部21と、を有することを特徴とする電圧制御システム1が提供される。
ここで、電源部11は、複数のオンボード電源11a−1〜11a−nから構成される。測定部12aは、オンボード電源11a−1〜11a−nに与えられる電圧投入指示の時間間隔の設定を行う場合に、オンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに電圧投入の指示を一定回数繰り返し与え、電圧投入の指示を与えた時から安定した電圧供給が行われるまでの出力安定時間を測定して、繰り返した回数分の測定値を取得する。電圧投入部12bは、上位から送信された、オンボード電源11a−1〜11a−nに与える電圧投入指示の時間間隔であるタイミング情報を記憶し、通常運用状態で電圧投入を行う際には、記憶してあるタイミング情報にもとづいて、電圧投入の指示をオンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに順次与えて、オンボード電源11a−1〜11a−nを稼動させる。タイミング情報解析部21は、測定値を集計し、統計処理をして統計値を求め、統計値がオンボード電源11a−1〜11a−nの出力安定時間の規定値を超える場合には、規定値をタイミング情報と設定し、統計値が規定値を超えない場合には、統計値をタイミング情報と設定して、電源制御部12へ通知する。
本発明の電圧制御システムは、オンボード電源それぞれに電圧投入の指示を一定回数繰り返し与え、電圧投入の指示を与えた時から安定した電圧供給が行われるまでの出力安定時間を測定する。そして、測定結果からオンボード電源に与える電圧投入指示の時間間隔であるタイミング情報を求め、通常運用状態で電圧投入を行う際には、このタイミング情報にもとづいて、電圧投入の指示をオンボード電源に順次与えて稼動させる構成とした。これにより、オンボード電源への電圧投入のタイミングが自動的に判別制御されるので、対象ハード構成が変わったような場合でも、保守者が逐一ファームウェアを改版したり、ハードタイマを差し替えたりといった面倒な作業が不要となり、保守性及び信頼性の向上を図ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は電圧制御システムの原理図である。電圧制御システム1は、通信カード10と上位装置20とから構成されて、電圧投入の制御を行うシステムである。
通信カード10は、電源部11と電源制御部12から構成され、電源部11はオンボード電源(OBP:On Board Power supply unit)11a−1〜11a−nと電源フィルタ13−1〜13−nを含み、電源制御部12は、測定部12a、電圧投入部12bを含む。
オンボード電源11a−1〜11a−nは、外部電源を通信カード内のデバイス#1〜#nが必要とする電圧へ変換し、例えば、DC/DCコンバータに対応する。
電源フィルタ13−1〜13−nは、オンボード電源11a−1〜11a−nからの出力信号をフィルタリングして、電源ラインを伝わる高周波ノイズを除去し、オンボード電源11a−1〜11a−nで変換された電圧を所定のデバイス#1〜#nへ供給する。
測定部12aは、オンボード電源11a−1〜11a−nに与える電圧投入指示の時間間隔の設定(または設定変更)を行う場合に、最適値を求めるための測定処理を行う。具体的には、オンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに電圧投入の指示を一定回数繰り返し与え、電圧投入の指示を与えた時から安定した電圧供給が行われるまでの出力安定時間を測定して、繰り返した回数分の測定値を取得する。
電圧投入部12bは、上位装置20に含まれるタイミング情報解析部21から送信された、オンボード電源11a−1〜11a−nに与える電圧投入指示の時間間隔であるタイミング情報を記憶し、通常運用状態で電圧投入を行う際には、記憶してあるタイミング情報にもとづいて、電圧投入の指示をオンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに順次与えて、オンボード電源11a−1〜11a−nを稼動させる。
タイミング情報解析部21は、通信カード10の全体制御を行う上位装置20側に位置しており、測定部12aでの測定値を集計し、統計処理をして統計値を求める(統計処理の際は、最も有効な統計的推測法(平均値や標準偏差値等)を選択する)。
そして、求めた統計値がオンボード電源11a−1〜11a−nの出力安定時間の規定値を超える場合には、規定値をオンボード電源11a−1〜11a−nに与える電圧投入指示の時間間隔である最適なタイミング情報として電源制御部12へ通知する。また、統計値が規定値を超えない場合には、統計値を最適なタイミング情報として電源制御部12へ通知する。
なお、電源制御部12を稼動させるオンボード電源は、オンボード電源11a−1〜11a−nとは別に、通信カード10内に設けられており(図示せず)、通信カード10が筐体(シャーシ)に挿入すると、電源制御部12は、そのオンボード電源を通じて電圧が供給されて(電源制御部12のリセットも含めて)稼動するものである。また、上位装置20は、図示しない保守端末と接続可能であり、保守者からの指示を通信カード10に設定したり、システム運用状態を保守者へ通知したりすることができる。
図2は電圧制御システム1の動作フローを示す図である。設計変更などによる通信カード10の改版により、オンボード電源11a−1〜11a−nに与える電圧投入指示の時間間隔の設定変更を要する場合に行われる動作について示している。
〔S1〕iに1を設定する。
〔S2〕測定部12aは、オンボード電源11a−iの電圧供給の出力安定時間の測定を行う。このとき、オンボード電源11a−iに電圧投入の指示を与え、電圧投入の指示を与えた時から安定した電圧供給が行われるまでの出力安定時間を測定する。このような測定をN回繰り返し、N個の測定値を取得する(電圧投入して出力安定時間を測定し、一旦電圧を切断して、再び電圧投入して測定するといったことをN回繰り返す)。
〔S3〕測定部12aは、N個の測定値をタイミング情報解析部21へ通知する。
〔S4〕タイミング情報解析部21は、測定値を集計し、統計処理をして統計値を求める(例えば、簡単にはN個の測定値の平均値を求めるなど)。
〔S5〕タイミング情報解析部21は、統計値と、あらかじめ認識しているオンボード電源11a−iの出力安定時間の規定値とを比較する。統計値が規定値を超える場合はステップS6へいき、超えなければステップS7へいく。
〔S6〕タイミング情報解析部21は、規定値をオンボード電源11a−iに与える電圧投入指示の時間間隔であるタイミング情報として電源制御部12へ通知する。
〔S7〕タイミング情報解析部21は、統計値をオンボード電源11a−iに与える電圧投入指示の時間間隔であるタイミング情報として電源制御部12へ通知する。
〔S8〕電圧投入部12bは、タイミング情報解析部21から送信されたタイミング情報を記憶する(例えば、不揮発性メモリに記憶する)。
〔S9〕iをインクリメントする。
〔S10〕iがn(=デバイス用のオンボード電源の総台数)よりも小さいか等しい場合はステップS2へ戻り、そうでなければステップS11へいく。
〔S11〕電圧投入部12bは、通常運用状態で電圧投入を行う際には、記憶してあるタイミング情報にもとづいて、電圧投入の指示をオンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに順次与えて、オンボード電源11a−1〜11a−nを稼動させる。
図3は出力安定時間を示す図である。出力安定時間には、オンボード電源11a−i単体による安定した電圧供給がなされるまでの所要時間だけでなく、オンボード電源11a−iからの出力信号のフィルタリングを行う電源フィルタ13−iの電圧立ち上がり時間(電源フィルタ13−iは、抵抗やコンデンサ等のディスクリート素子からなるフィルタであり、RC時定数を考慮した時間である)と、オンボード電源11a−iから供給される電圧によって駆動するデバイス#iへのリセット時間(リセット信号をONしてから解除するまでの時間)とが含まれる。
すなわち、オンボード電源11a−iが安定状態になったということは、オンボード電源11a−iが電圧を供給するデバイス#iもリセットされて運用状態になっていることを含むものであり、このような状態になってから次のオンボード電源11a−(i+1)に対して電圧投入を行っていくことになる。
ここで、電圧投入のタイミングを制御する際の契機について説明する。オンボード電源11a−1〜11a−nに対して、電圧投入を複数回行って出力安定時間を測定し、タイミング情報を取得して、それぞれのオンボード電源11a−1〜11a−nにタイミング情報にもとづく電圧投入指示を与えて順次稼動させる電圧投入タイミング制御を実行する場合、電圧投入タイミング制御を実行する際の契機は、上位装置20からの通知によるものと、監視センサでの監視結果によるものとがある。
例えば、設計変更などにより通信カード10を改版し、保守者は、改版した通信カード10をシャーシに挿入する。このとき、挿入した通信カード10に対して(通信カード10に搭載されている複数のオンボード電源に対して)、電圧投入タイミング制御を施すことになるが、この場合、保守者は、上位装置20と接続する保守端末等を通じて、通信カード10に電圧投入タイミング制御を実行するためのコマンドを入力する。すると、上位装置20から電圧投入タイミング制御の指示が通信カード10内の電源制御部12に与えられて、上述のステップS1〜ステップS11に示したような制御が実行される。
または、通信カード10内にカード内の電圧変動を監視する監視センサを設けておく(この監視センサは電源制御部12に供給される電圧で稼動する)。保守者が、改版した通信カード10をシャーシに挿入すると、電源制御部12及び監視センサが起動し、監視センサがデバイス#1〜#nに対する電圧変動を検出する。電源制御部12は、その検出結果から電圧投入タイミング制御を実行することを自律的に判断し、上述のステップS1〜ステップS11に示したような制御を実行する。
以上説明したように、電圧制御システム1によれば、オンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに電圧投入の指示を与え、電圧投入の指示を与えた時から安定した電圧供給が行われるまでの出力安定時間を測定し、測定結果から最適なタイミング情報を求める。そして、このタイミング情報にもとづいて、電圧投入の指示を順次与えて稼動させる構成とした。
このような電圧投入タイミング制御を行うことで、オンボード電源11a−1〜11a−nへの電圧投入のタイミングが自動的に判別制御されるので、対象ハード構成が変わったり、搭載部品の特性にばらつきがあるような場合でも、保守者が逐一ファームウェアを改版したり、ハードタイマを差し替えたりといった面倒な作業が不要となり、保守性及び信頼性の向上を図ることが可能になる。
次に電圧切断の制御を行う電圧制御システムについて説明する。図4は電圧制御システムの原理図である。電圧制御システム2は、通信カード30と上位装置40とから構成されて、電圧切断の制御を行うシステムである。
通信カード30は、電源部11と電源制御部32から構成され、電源部11はオンボード電源11a−1〜11a−nと電源フィルタ13−1〜13−nを含み、電源制御部32は、測定部32a、電圧切断部32bを含む。
オンボード電源11a−1〜11a−nと電源フィルタ13−1〜13−nは図1と同じである。測定部32aは、オンボード電源11a−1〜11a−nに与えられる電圧切断指示の時間間隔の設定(または設定変更)を行う場合に、オンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに電圧切断の指示を一定回数繰り返し与える。そして、電圧切断の指示を与えた時から完全に電圧が切断されるまでの切断時間を測定して、繰り返した回数分の測定値を取得する。
電圧切断部32bは、上位のタイミング情報解析部41から送信されたタイミング情報を記憶し、通常運用状態で電圧切断を行う際には、記憶してあるタイミング情報にもとづいて、電圧切断の指示をオンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに順次与えて、オンボード電源11a−1〜11a−nを落としていく。
タイミング情報解析部41は、通信カード30の全体制御を行う上位装置40側に位置しており、測定部32aでの測定値を集計し、統計処理をして統計値を求める。そして、統計値がオンボード電源11a−1〜11a−nの切断時間の規定値を超える場合には、規定値をオンボード電源11a−1〜11a−nに与える電圧切断投入指示の時間間隔である最適なタイミング情報として電源制御部32へ通知する。また、統計値が規定値を超えない場合には、統計値を最適なタイミング情報として電源制御部32へ通知する。
なお、電源制御部32を稼動させるオンボード電源は、オンボード電源11a−1〜11a−nとは別に、通信カード30内に設けられており(図示せず)、通信カード30がシャーシに挿入すると、電源制御部32は、そのオンボード電源を通じて電圧が供給されて(電源制御部32のリセットも含めて)稼動するものである。また、上位装置40は、図示しない保守端末と接続可能であり、保守者からの指示を通信カード30に設定したり、システム運用状態を保守者へ通知したりすることができる。
図5は電圧制御システム2の動作フローを示す図である。設計変更などによる通信カード30の改版により、オンボード電源11a−1〜11a−nに与える電圧切断指示の時間間隔の設定変更を要する場合に行われる動作について示している。
〔S21〕iに1を設定する。
〔S22〕測定部32aは、オンボード電源11a−iの電圧切断の切断時間の測定を行う。このとき、オンボード電源11a−iに電圧切断の指示を与え、電圧切断の指示を与えた時から完全に電圧切断が行われるまでの切断時間を測定する。このような測定をN回繰り返し、N個の測定値を取得する(電圧切断して切断時間を測定し、一旦電圧を投入して、再び電圧切断して測定するといったことをN回繰り返す)。
〔S23〕測定部32aは、N個の測定値をタイミング情報解析部41へ通知する。
〔S24〕タイミング情報解析部41は、測定値を集計し、統計処理をして統計値を求める(例えば、簡単にはN個の測定値の平均値を求めるなど)。
〔S25〕タイミング情報解析部41は、統計値と、あらかじめ認識しているオンボード電源11a−iの切断の規定値とを比較する。統計値が規定値を超える場合はステップS26へいき、超えなければステップS27へいく。
〔S26〕タイミング情報解析部41は、規定値をオンボード電源11a−iに与える電圧切断指示の時間間隔であるタイミング情報として電源制御部32へ通知する。
〔S27〕タイミング情報解析部21は、統計値をオンボード電源11a−iに与える電圧切断指示の時間間隔であるタイミング情報として電源制御部32へ通知する。
〔S28〕電圧切断部32bは、タイミング情報解析部41から送信されたタイミング情報を記憶する(例えば、不揮発性メモリに記憶する)。
〔S29〕iをインクリメントする。
〔S30〕iがn(=デバイス用のオンボード電源の総台数)よりも小さいか等しい場合はステップS22へ戻り、そうでなければステップS31へいく。
〔S31〕電圧切断部32bは、通常運用状態で電圧投入を行う際には、記憶してあるタイミング情報にもとづいて、電圧切断の指示をオンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに順次与えて、オンボード電源11a−1〜11a−nを落としていく。
以上説明したように、電圧制御システム2によれば、オンボード電源11a−1〜11a−nそれぞれに電圧切断の指示を一定回数繰り返し与え、電圧切断の指示を与えた時から完全に電圧切断が行われるまでの切断時間を測定する。そして、測定結果からオンボード電源11a−1〜11a−nに与える電圧切断指示の時間間隔であるタイミング情報を求め、通常運用状態で電圧切断を行う際には、このタイミング情報にもとづいて、電圧切断の指示をオンボード電源11a−1〜11a−nに順次与えて落としていく構成とした。
このような電圧切断タイミング制御を行うことで、オンボード電源11a−1〜11a−nへの電圧切断のタイミングが自動的に判別制御されるので、対象ハード構成が変わったり、搭載部品の特性にばらつきがあるような場合でも、保守者が逐一ファームウェアを改版したり、ハードタイマを差し替えたりといった面倒な作業が不要となり、保守性及び信頼性の向上を図ることが可能になる。
次に電圧制御システム1、2を適用した通信システムの構成及び動作について説明する。図6は通信システムの装置構成を示す図である。通信システム3は、シャーシ110、上位装置60から構成される。シャーシ110には通信カード#0〜#n(図中、CARD#0〜#n)が挿入され、通信カード#0〜#nそれぞれは、LANを通じて上位装置60と互いに通信を行うことができる。
図7は通信カード#0〜#nの構成を示す図である。通信カード#0〜#n(総称する場合は通信カード50と呼ぶ)は、オンボード電源11a−0〜11a−n、電源フィルタ13−0〜13−n、IPMC(PICMG3.0規格 IPMI(Intelligent Platform Management Interface)制御用のMPU)51、リセット制御デバイス52、監視センサ53から構成される。
オンボード電源11a−1〜11a−nと電源フィルタ13−1〜13−nは図1と同じである。IPMC51は、図1、図4で上述した電源制御部12、32の機能を有し、オンボード電源11a−1〜11a−nに対する電圧投入/切断(ON/OFF)制御を実行する。
また、IPMC51は、リセット制御デバイス52を介し、オンボード電源11a−1〜11a−nから電圧供給を受けて駆動するデバイス#1〜#nのリセット制御を行う。監視センサ53は、通信カード50内の電圧変動や温度変動を監視し、監視結果をIPMC51へ送信する。IPMC51は、監視結果にもとづき、電圧投入タイミング制御または電圧切断タイミング制御を実行する。
次に通信システム3に対する電圧投入動作について説明する。図8は電圧投入タイミング制御の動作フローであり、図9は算出されたタイミング情報で電圧投入されるシーケンスを示す図である。なお、説明を簡単にするために、3台のオンボード電源11a−1〜11a−3を対象にして、オンボード電源11a−1→11a−2と、オンボード電源11a−2→11a−3との2つの時間間隔(タイミング情報)を求めるものとし、測定を3回行うものとする。
〔S41〕外部電源(−48V)がIPMC51用のオンボード電源11a−0に供給され、−48V→1.3Vと変換する(なお、オンボード電源11a−0〜11a−nはすべて、−48Vから1.3Vへの変換を行うものとする)。
〔S42〕IPMC51は、オンボード電源11a−0から1.3Vが供給され、所定時間のパワーオンリセット信号を受ける。
〔S43〕IPMC51は、自身が他デバイスを制御可能になる時間が経過したら、オンボード電源11a−1に電圧投入(電圧投入(A−1)とする)行う。
〔S44〕IPMC51は、オンボード電源11a−1の出力安定時間を測定し、上位装置60に測定値を通知する。1回目の測定値を25msとする。
〔S45〕IPMC51は、ステップS44の処理と並行して、電圧投入(A−1)から十分な時間(例えば、1秒)の経過後に、オンボード電源11a−2へ電圧投入(電圧投入(B−1)とする)を行う。
〔S46〕IPMC51は、オンボード電源11a−2の出力安定時間を測定し、上位装置60に測定値を通知する。1回目の測定値を26msとする。以後、ステップS43〜ステップS46までの測定を所定回数繰り返す。
すなわち、ここでの全体の測定処理として、オンボード電源11a−1に対して、電圧投入A−1〜A−3を行って、3つの測定値を取得する。同様に、オンボード電源11a−2に対して、電圧投入B−1〜B−3を行って、3つの測定値を取得する。
〔S47〕オンボード電源11a−1の測定値が、1回目:25ms、2回目:25ms、3回目18msであったとすると、上位装置60はこれらの測定値の統計処理を行って統計値を生成する。ここでは簡単に平均をとるとすれば、平均値は22.6msとなる。
〔S48〕オンボード電源11a−1の出力安定時間の規定値が20ms±2msとする(この規定値はオンボード電源すべてに設けられており、IPMC51はあらかじめ認識している)。上位装置60は、算出した平均値と規定値とを比較する。ここでは、平均値は規定値を超えるため、規定値の方を選択する(平均値が規定値を超えない場合は平均値を選択する)。
すなわち、オンボード電源11a−1に電圧投入を行ってから、次のオンボード電源11a−2へ電圧投入を行うまでの時間間隔(タイミング情報)を20msと設定することになる。なお、オンボード電源11a−2に対してもステップS47、S48と同様の処理を行って最適なタイミング情報を求める。オンボード電源11a−2のタイミング情報としては、22msが求められたとする。
〔S49〕上位装置60は、タイミング情報20ms、22msをIPMC51へ送信する。
〔S50〕IPMC51は、タイミング情報20ms、22msを不揮発性メモリ等に記憶させる。そして、通常運用時には、記憶してあるタイミング情報を用いてオンボード電源11a−1〜11a−3に対して順次電圧投入を行って、オンボード電源11a−1〜11a−3を算出した時間間隔で立ち上げていく。
次に通信システム3の電圧切断動作について説明する。図10は電圧切断タイミング制御の動作フローであり、図11は算出されたタイミング情報で電圧切断されるシーケンスを示す図である。なお、図11のPPC(PowerPC)は電源制御用プロセッサであり、IWUは電源切断制御を行うモジュール名であり、BUSSWは、IWUとオンボード電源11a−1〜11a−3とを接続するスイッチインタフェースである。
〔S61〕IPMC51よりPPCにPOWER OFF準備通知を行う(切断時時間条件A)。
〔S62〕PPCよりIWUに電源切断制御通知を行う(切断時時間条件B)。
〔S63〕PPCは、IPMCに対し電源切断制御通知応答を通知する(即時)。
〔S64〕IPMC51は、切断時時間条件Cの時間内に切断時IPMCデバイス制御7を実施する。
〔S65〕IPMC51は、切断時時間条件Dの時間内に切断時IPMC POWOFF制御8aを実施する。
〔S66〕IPMC51は、切断時時間条件Eの時間内に切断時IPMC POWOFF制御8bを実施する。
〔S67〕切断時IPMC POWOFF制御8bを実行してから、各電源断までの時間を測定する(結果 110msとする)。
〔S68〕切断時IPMC POWOFF制御8cを実行する。そして、ステップS61〜S68を指定回数分繰り返す(3回とする)。1回目:110ms、2回目:110.2ms、3回目:109.4msだったとする(平均:109.86ms)。
〔S69〕上位装置60に通知する
〔S70〕規定値110ms±0.1ms以上という条件を持つとした場合、平均値は規定値以下であるため、上位装置60は、切断時時間条件Fを110ms以上確保する電源制御をするよう該当シャーシに通知する(ただし、複数回行っても状況が変わらない場合、故障もしくは設計ミスが想定されるので上位装置60側で最終的には判断する)。または、平均値が規定値以内であった場合、平均値を切断時時間条件Aとして配下シャーシに通知する。
電圧制御システムの原理図である。 電圧制御システムの動作フローを示す図である。 出力安定時間を示す図である。 電圧制御システムの原理図である。 電圧制御システムの動作フローを示す図である。 通信システムの装置構成を示す図である。 通信カードの構成を示す図である。 電圧投入タイミング制御の動作フローを示す図である。 算出されたタイミング情報で電圧投入されるシーケンスを示す図である。 電圧切断タイミング制御の動作フローを示す図である。 算出されたタイミング情報で電圧切断されるシーケンスを示す図である。 従来の電源供給周辺部のブロック構成を示す概略図である。
符号の説明
1 電圧制御システム
10 通信カード
11 電源部
11a−1〜11a−n オンボード電源
12 電源制御部
12a 測定部
12b 電圧投入部
13−1〜13−n 電源フィルタ
20 上位装置
21 タイミング情報解析部

Claims (3)

  1. 電圧投入の制御を行う電圧制御システムにおいて、
    複数のオンボード電源から構成される電源部と、前記オンボード電源に与えられる電圧投入指示の時間間隔の設定を行う場合に、前記オンボード電源それぞれに電圧投入の指示を一定回数繰り返し与え、電圧投入の指示を与えた時から安定した電圧供給が行われるまでの出力安定時間を測定して、繰り返した回数分の測定値を取得する測定部、上位から送信された、前記オンボード電源に与える電圧投入指示の時間間隔であるタイミング情報を記憶し、通常運用状態で電圧投入を行う際には、記憶してある前記タイミング情報にもとづいて、電圧投入の指示を前記オンボード電源それぞれに順次与えて、前記オンボード電源を稼動させる電圧投入部、を含む電源制御部と、から構成される通信カードと、
    前記測定値を集計し、統計処理をして統計値を求め、前記統計値が前記オンボード電源の出力安定時間の規定値を超える場合には、前記規定値を前記タイミング情報と設定し、前記統計値が前記規定値を超えない場合には、前記統計値を前記タイミング情報と設定して、前記電源制御部へ通知するタイミング情報解析部と、
    を有することを特徴とする電圧制御システム。
  2. 前記タイミング情報解析部は、前記オンボード電源からの出力信号のフィルタリングを行う電源フィルタの電圧立ち上がり時間と、前記通信カードに搭載されて、前記オンボード電源から供給される電圧によって駆動するデバイスへのリセット時間と、を前記オンボード電源の出力安定時間に含めて、前記タイミング情報を設定することを特徴とする請求項1記載の電圧制御システム。
  3. 電圧切断の制御を行う電圧制御システムにおいて、
    複数のオンボード電源から構成される電源部と、前記オンボード電源に与えられる電圧切断指示の時間間隔の設定を行う場合に、前記オンボード電源それぞれに電圧切断の指示を一定回数繰り返し与え、電圧切断の指示を与えた時から完全に電圧が切断されるまでの切断時間を測定して、繰り返した回数分の測定値を取得する測定部、上位から送信された、前記オンボード電源に与える電圧切断投入指示の時間間隔であるタイミング情報を記憶し、通常運用状態で電圧切断を行う際には、記憶してある前記タイミング情報にもとづいて、電圧切断の指示を前記オンボード電源それぞれに順次与えて、前記オンボード電源を落としていく電圧切断部、を含む電源制御部と、から構成される通信カードと、
    前記測定値を集計し、統計処理をして統計値を求め、前記統計値が前記オンボード電源の切断時間の規定値を超える場合には、前記規定値を前記タイミング情報と設定し、前記統計値が前記規定値を超えない場合には、前記統計値を前記タイミング情報と設定して、前記電源制御部へ通知するタイミング情報解析部と、
    を有することを特徴とする電圧制御システム。
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