JP4641806B2 - 半導体装置の製造方法及び半導体基板 - Google Patents
半導体装置の製造方法及び半導体基板 Download PDFInfo
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また、本発明の他の観点によれば、半導体ウェハ上に、複数の半導体チップを形成する工程と、前記複数の半導体チップの各々に対して検査を行う工程と、前記複数の半導体チップのうちの不良チップ上に、構造物を形成する工程と、前記半導体ウェハを覆うように、前記構造物と色彩が異なる樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層の表層部を研磨又は切削することにより、前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
また、本発明の更に他の観点によれば、半導体ウェハ上に、複数の半導体チップを形成する工程と、前記複数の半導体チップの各々に対して検査を行う工程と、前記複数の半導体チップのうちの不良チップ上に、構造物を形成する工程と、前記半導体ウェハを覆うように、前記構造物と色彩が異なり、感光性樹脂よりなる樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層を露光及び現像することにより、前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の第1実施形態による半導体基板及び半導体装置の製造方法について図1乃至図8を用いて説明する。図1は本実施形態による半導体基板の構造を示す概略図、図2は本実施形態による半導体基板の半田バンプが形成された状態を示す断面図、図3乃至図8は本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程図である。
本発明の第2実施形態による半導体装置の製造方法について図9を用いて説明する。図9は本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。なお、第1実施形態による半導体基板及び半導体装置の製造方法と同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略し或いは簡略にする。
本発明の第3実施形態による半導体装置の製造方法について図10及び図11を用いて説明する。図10及び図11は本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。なお、第1実施形態による半導体基板及び半導体装置の製造方法と同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略し或いは簡略にする。
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
半導体ウェハ上に、複数の半導体チップを形成する工程と、
前記複数の半導体チップの各々に対して検査を行う工程と、
前記複数の半導体チップのうちの不良チップ上に、構造物を形成する工程と、
前記半導体ウェハを覆うように、前記構造物と色彩が異なる樹脂層を形成する工程と、
前記樹脂層の表層部を除去することにより、前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記1記載の半導体装置の製造方法において、
前記樹脂層を形成する工程の前に、前記半導体チップ上に電極を形成する工程を更に有し、
前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程では、前記樹脂層の表層部とともに前記電極の上部をも除去することにより、前記電極の上面をも前記樹脂層の表面から露出させる
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記1又は2記載の半導体装置の製造方法において、
前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程では、前記樹脂層の表層部を研磨又は切削することにより、前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記1又は2記載の半導体装置の製造方法において、
前記樹脂層を形成する工程では、感光性樹脂よりなる前記樹脂層を形成し、
前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程では、前記樹脂層を露光及び現像することにより、前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記1記載の半導体装置の製造方法において、
前記樹脂層を形成する工程の後、前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程の前に、前記半導体チップに達する開口部を前記樹脂層に形成する工程と、前記開口部内及び前記樹脂層上に導体膜を形成する工程とを更に有し、
前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程では、少なくとも前記構造物の上面が露出するまで前記導体膜及び前記樹脂層を研磨除去することにより、前記開口部内に前記導体膜よりなる電極を形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記1乃至5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程では、前記樹脂層の表層部及び前記構造物の上部を除去することにより、前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記2又は5記載の半導体装置の製造方法において、
前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程の後、前記樹脂層の表面の高さを低くすることにより、前記電極の上部を前記樹脂層の表面から突出させる工程を更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記7記載の半導体装置の製造方法において、
前記電極の上部を前記樹脂層の表面から突出させる工程では、熱処理を行うことにより前記樹脂層を収縮させて、前記樹脂層の表面の高さを低くする
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記7記載の半導体装置の製造方法において、
前記電極の上部を前記樹脂層の表面から突出させる工程では、前記樹脂層の表層部を除去することにより、前記樹脂層の表面の高さを低くする
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記7乃至9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記電極の上部を前記樹脂層の表面から突出させる工程の後、前記電極の上部に接続された半田バンプを形成する工程を更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
半導体ウェハ上に形成された複数の半導体チップと、
前記複数の半導体チップのうちの不良チップ上に形成された構造物と、
前記半導体ウェハを覆うように形成された樹脂層とを有し、
前記構造物の色彩が前記樹脂層の色彩と異なっており、
前記構造物の上面が前記樹脂層の表面から露出している
ことを特徴とする半導体基板。
付記11記載の半導体基板において、
前記半導体チップ上に形成され、上面が前記樹脂層の表面から露出した電極を更に有する
ことを特徴とする半導体基板。
付記12記載の半導体基板において、
前記電極の上部は、前記樹脂層の表面から突出している
ことを特徴とする半導体基板。
付記13記載の半導体基板において、
前記電極の上部に接続された半田バンプを更に有する
ことを特徴とする半導体基板。
10…半導体ウェハ
12…半導体チップ
12NG…不良チップ
14…不良チップマーク
16…配線(電極パッド)
18…電極
18a…積層膜
18b…Cu膜
20…樹脂層
22…半田バンプ
24…フォトレジスト膜
26…開口部
28…開口部
Claims (7)
- 半導体ウェハ上に、複数の半導体チップを形成する工程と、
前記半導体チップ上に電極を形成する工程と、
前記複数の半導体チップの各々に対して検査を行う工程と、
前記複数の半導体チップのうちの不良チップ上に、構造物を形成する工程と、
前記半導体ウェハを覆うように、前記構造物と色彩が異なる樹脂層を形成する工程と、
前記樹脂層の表層部とともに前記電極の上部を除去することにより、前記構造物の上面と前記電極の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体ウェハ上に、複数の半導体チップを形成する工程と、
前記複数の半導体チップの各々に対して検査を行う工程と、
前記複数の半導体チップのうちの不良チップ上に、構造物を形成する工程と、
前記半導体ウェハを覆うように、前記構造物と色彩が異なる樹脂層を形成する工程と、
前記樹脂層の表層部を研磨又は切削することにより、前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体ウェハ上に、複数の半導体チップを形成する工程と、
前記複数の半導体チップの各々に対して検査を行う工程と、
前記複数の半導体チップのうちの不良チップ上に、構造物を形成する工程と、
前記半導体ウェハを覆うように、前記構造物と色彩が異なり、感光性樹脂よりなる樹脂層を形成する工程と、
前記樹脂層を露光及び現像することにより、前記構造物の上面を前記樹脂層の表面から露出させる工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体ウェハ上に形成された複数の半導体チップと、
前記複数の半導体チップのうちの不良チップ上に形成された構造物と、
前記半導体ウェハを覆うように形成された樹脂層とを有し、
前記構造物の色彩が前記樹脂層の色彩と異なっており、
前記構造物の上面が前記樹脂層の表面から露出している
ことを特徴とする半導体基板。 - 請求項4記載の半導体基板において、
前記半導体チップ上に形成され、上面が前記樹脂層の表面から露出した電極を更に有する
ことを特徴とする半導体基板。 - 請求項5記載の半導体基板において、
前記電極の上部は、前記樹脂層の表面から突出している
ことを特徴とする半導体基板。 - 請求項6記載の半導体基板において、
前記電極の上部に接続された半田バンプを更に有する
ことを特徴とする半導体基板。
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2005
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