JP4639881B2 - スローアウェイ式切削工具 - Google Patents

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Description

本発明はスローアウェイ式切削工具に関し、特にクランプねじを用いてスローアウェイチップを工具本体に固定するスローアウェイ式切削工具に関する。
この種のスローアウェイ式切削工具を図16および図17に例示する。図16に示すスローアウェイ式切削工具は、工具本体(1)に設けられたチップ座にスローアウェイチップ(2)を着脱可能に装着するスローアウェイ式切削工具である。スローアウェイチップ(2)は、上下面(8、9)を貫通する取付け穴に係合するクランプねじ(3)をチップ座の着座面(4)に設けられた雌ねじ孔(7)にねじ込むことによって工具本体(1)に固定される(例えば、特許文献1参照)。
上記のスローアウェイ式切削工具において、スローアウェイチップ(2)の交換やコーナーチェンジの作業では、当該スローアウェイチップ(2)を着脱するためにクランプねじ(3)を多数回転させなければならないことから上記の着脱作業に長い時間がかかっていた。特にスローアウェイ式カッタおよびエンドミルのように複数のスローアウェイチップを工具本体に装着するものでは上記の問題は顕著であった。
また、スローアウェイチップ(2)の交換およびコーナーチェンジは、片手でスローアウェイチップ(2)を支持しながら又はチップ座へ押圧しながら、片手でクランプねじの着脱操作を行わなければならないうえに、クランプねじは一般的にM2〜M5の小さいサイズであることから、作業性が非常に悪いことに加え、工具本体から抜取ったクランプねじを紛失してしまうおそれがあった。
一方、図17に示すスローアウェイ式切削工具は、スローアウェイチップ(20)のコーナーチェンジに要する時間を短縮することを目的としたものであり、チップポケット(17)の工具本体(11)外周側を向く壁面(17A)の、チップ座(18)の回転方向(T)のすぐ前方側に位置する箇所に、工具本体(11)内周側に凹む凹所(19)が形成されていて、当該凹所(19)は、スローアウェイチップ(20)をクランプねじ(25)の中心線(C)回りに回転させたときに、当該スローアウェイチップ(20)のコーナー部(23)が通過可能な大きさに形成されていることを特徴とするものである。
このような構成にすると、凹所(19)付近までスローアウェイチップ(20)を移動することができる程度にクランプねじ(25)を緩め、スローアウェイチップ(20)を凹所(19)付近までクランプねじ(25)に沿って移動させてから、クランプねじ(25)の中心線(C)回りに回転させると、スローアウェイチップ(20)のコーナー部(23)が凹所(19)の内部を通過していくことができるため、クランプねじ(25)を工具本体(11)から完全に抜取らずとも、コーナーチェンジを行うことが可能となる。そのため、スローアウェイチップ(20)のコーナーチェンジを行うのにかかる時間の短縮を図ることができる(例えば、特許文献2参照)。
特開昭51−145072号公報 特開2002−326114号公報
しかしながら、特許文献2に記載の従来切削工具では、チップ(20)のコーナーチェンジの時間短縮がはかられるものの、チップ(20)を交換する場合には、クランプねじ(25)を工具本体(11)から完全に抜取らなければならないため、この作業にかかる時間を短縮することができなかった。また、チップ(20)のコーナーチェンジにおいて、チップ(20)をチップ座(18)の回転方向(T)のすぐ前方に位置する凹所(19)付近に移動させた状態では、チップ(20)およびチップ座(18)に付着した切屑、切削油、異物等を完全に除去することが困難なため、チップ(20)をクランプするとき、これら切屑や切削油等をチップ(20)とチップ座(18)との間にはさみ込んでしまうことがあった。そのため、チップ(20)の破損やチップ座(18)の変形が生じ、チップ座(18)の修理又はボデー(11)の交換をしなければならなかった。また、チップ(20)のコーナー部(23)を通過させるために形成したボデー(11)内周側に凹む凹所(19)は、ボデー(11)強度の低下を招いてしまうおそれがあった。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、工具本体へのスローアウェイチップの着脱作業の作業性向上および迅速化をはかり、さらに、コーナーチェンジの際スローアウェイチップの破損やチップ座の変形を防止したスローアウェイ式切削工具を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本発明は、スローアウェイチップ(10)の下面(10b)を工具本体(2)に設けたチップ座(5)の着座面(5a)に当接して載置するとともに、前記スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)に沿い且つ上下面(10a、10b)を貫通する取付け穴(13)に挿通されたクランプねじ(30)を前記チップ座(5)の着座面(5a)に設けられた雌ねじ穴(5d)にねじ込むことにより、前記スローアウェイチップ(10)を前記チップ座(5)に着脱自在に装着するスローアウェイ式切削工具(1)において、前記クランプねじ(30)を前記雌ねじ穴(5d)にねじ係合したまま所定量だけ緩めることにより、前記スローアウェイチップ(10)が前記チップ座(5)に着脱可能とされていることを特徴とするスローアウェイ式切削工具(1)である。
上記のスローアウェイ式切削工具(1)において、前記クランプねじ(30)は、押圧面(31A)を備えた頭部(31)と、ねじ部(32)と、前記頭部(31)と前記ねじ部(32)との間にある円筒部(33)と、からなり、前記スローアウェイチップ(10)の取付け穴(13)の内壁面には、少なくとも前記クランプねじ(30)の頭部(31)の押圧面(31A)により押圧される被押圧面(14)、および、前記内壁面を切欠くとともに前記スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)に対して平行又は傾斜して延びる一つ又は二つ以上のぬすみ部(15A)からなり、前記ぬすみ部(15A)は、前記スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)方向視で、前記軸心(CLt)を挟むようにして対向し且つ外側に向かって前記内壁面に凹みを形成する一対の凹部(15a)で構成され、且つ、一対の前記凹部(15a)の前記軸心(CLt)方向視の形状は、前記クランプねじ(30)の軸心(CLc)に対して所定の角度(α)で傾斜する方向でみた前記クランプねじ(30)の頭部(31)を挿脱可能な形状とされており、前記スローアウェイチップ(10)を前記所定の角度(α)で傾斜する方向に移動させることにより、前記クランプねじ(30)の頭部(31)が前記取付け穴(13)を挿脱可能とされている。
上記のスローアウェイ式切削工具(1)において、前記取付け穴(13)のスローアウェイチップ(10)の下面(10b)側の開口部周縁に沿って面取り(16)が形成されてもよい。
本発明のスローアウェイ式切削工具によれば、クランプねじを工具本体から抜取ることなく所定量緩めることによりスローアウェイチップをチップ座に着脱することができるので、この着脱作業の作業性向上および迅速化がはかれる。
クランプねじは工具本体から抜取られないため紛失することがなくなる。
コーナーチェンジするとき、スローアウェイチップがチップ座から完全に取外されるため、前記スローアウェイチップおよび前記チップ座に付着した切屑、切削油、異物等の除去を容易且つ確実に行えることから、前記スローアウェイチップの破損や前記チップ座の変形が防止できる。
例えば本発明はスローアウェイ式正面フライスに適用することができ、その実施の形態を図1〜図11に例示する。図1は、本スローアウェイ式正面フライスを先端面側からみた斜視図である。図2は図1に示すスローアウェイ式正面フライスに用いられるスローアウェイチップの平面図である。図3は図2に示すスローアウェイチップの端面図であり、(a)はS2−S2線切断部端面図、(b)はS3−S3線切断部端面図である。図4は図1に示すスローアウェイ式正面フライスに用いられるクランプねじの図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)はX矢視図、(d)はS4−S4線断面図である。図5〜図11は図1に示すスローアウェイ式正面フライスにおいてスローアウェイチップを工具本体(チップ座)から取外す状態を時系列的に示したS1−S1線断面図である。図12〜図15は図1に示すスローアウェイ式正面フライスに用いられるスローアウェイチップの他の形態を説明する平面図である。
本スローアウェイ式正面フライス(1)の工具本体(2)は、例えば炭素鋼、合金鋼等の鋼材からなり、図1に示すように軸心(CL)を中心とする略円盤状をなし、前記軸心(CL)に沿ってフライス穴(3)が先端面(2b)と後端面(2c)とを貫通して設けられ、後端面(2c)はアーバ等の保持具(図示しない)への取付け面となる。さらに、工具本体(2)の先端外周部には、外周面(2a)に沿って略等間隔に5つの切屑排出溝(4)が切欠き形成されるとともに、これら切屑排出溝(4)の回転方向(K)後方側を向く各々の壁面には、チップ座(5)が切欠き形成されている。チップ座(5)の底面が着座面(5a)となり、この着座面(5a)から切り上がり互いに略直角に交差する2つの壁面がスローアウェイチップ(10)を位置決めするための拘束面(5b、5c)となる。前記着座面(5a)には敷板固定ねじ(40)に螺合する雌ねじ穴(5d)が設けられる。
チップ座(5)には敷板(20)が装着されるが、この敷板(20)は、工具本体(2)と同一材質の鋼材、又は、工具本体(2)よりも硬質の材料、例えばHSS(高速度鋼)、工具鋼、超硬合金等のいずれかからなり、略正方形板状に成形され、その上面(20a)中央部には下面(20b)を貫通するザグリ穴(21)が設けられている。図5の断面図からわかるように敷板(20)は、その下面(20b)をチップ座(5)の着座面(5a)に当接載置されて、前記ザグリ穴(21)に挿通した敷板固定ねじ(40)をチップ座(5)の着座面(5a)に設けた雌ねじ穴(5d)にねじ込むことにより、チップ座(5)の着座面(5a)側に押圧され固定される。
図2および図3に示すようにスローアウェイチップ(10)は、略正方形板状をなすポジチップであり、その上面(10a)がすくい面となり前記上面(10a)の4つのコーナー部(11)と、隣り合うコーナー部(11)の間に延びる4つの辺稜部が主切刃(12)となる、4コーナー使用可能なものである。少なくとも前記コーナー部(11)および主切刃(12)は超硬合金、サーメット、セラミックス、もしくは、ダイヤモンドおよび/又はCBN焼結体等の硬質材料のいずれかからなる。さらに、図3からわかるように上面(10a)中央部には当該スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)に沿って下面(10b)を貫通する取付け穴(13)が形成されている。この取付け穴(13)の内壁面には、前記軸心(CLt)直角断面で前記軸心(CLt)側に向かって凸をなす湾曲面で構成された被押圧面(14)が形成されている。
一方、スローアウェイチップ(10)を固定するクランプねじ(30)は、図4に例示するようにおよそ円錐角を60°とした円錐台形状をなす頭部(31)と、雄ねじ部(32)と、前記頭部(31)と前記雄ねじ部(32)との間にあり双方に連なる円筒部(33)とからなる。頭部(31)のテーパ周面には押圧面(34)が形成される。
図5に例示するようにスローアウェイチップ(10)は、その下面(10b)をチップ座(5)の着座面(5a)に当接載置されて、その取付け穴(13)に挿通したクランプねじ(30)を敷板固定ねじ(40)の軸心に沿って設けられた雌ねじ穴(41)にねじ込むことによってチップ座(5)に螺着される。ここで、敷板固定ねじ(40)の軸心は、取付け穴(13)の軸心、すなわちスローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)に対して、チップ座(5)の2つの拘束面(5b、5c)の交差部のほぼ2等分線方向に前記交差部寄り若干量(スローアウェイチップの形状やサイズによるが例えば0mmを超え1.0mm未満の範囲の量)だけ芯ずらししてあるので、クランプねじ(30)の前記芯ずらしの方向に位置する押圧面(34)がスローアウェイチップ(10)の取付け穴(13)の被押圧面(14)を強く押圧することになり、当該スローアウェイチップ(10)はチップ座(5)の着座面(5a)および2つの拘束面(5b、5c)側に押圧固定される。ここで、スローアウェイチップ(10)は、すくい面となる上面(10a)が当該スローアウェイ式正面フライス(1)の回転方向(K)を向き、主切刃(12)となる辺稜部が工具本体(2)の外周面(2a)よりも外周側に突出するとともに前記工具本体(2)の軸心(CL)に略平行に延びるような姿勢でチップ座(5)に固定される。
本スローアウェイ式正面フライス(1)においては、スローアウェイチップ(10)は敷板(20)を介してチップ座(5)に取付けられているが、敷板(20)を省略してチップ座(5)に直に取付けられてもよい。
次に、本スローアウェイ式正面フライス(1)の特徴的な構成について説明する。図2に例示するようにスローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)方向視において、取付け穴(13)の内壁面には、外側に向かって凹みを有する曲線状の凹部(15a、15b)からなる2つのぬすみ部(15A、15B)が形成される。それぞれのぬすみ部(15A、15B)は前記軸心(CLt)を挟むようにして対向する一対の凹部(15a、15b)から構成され、本スローアウェイ式正面フライス(1)では、それぞれのぬすみ部(15A、15B)の対をなす凹部(15a、15b)の対向する方向(図2中の矢印Aおよび矢印Bの方向)がスローアウェイチップ(10)の辺稜部にほぼ平行になるように配置してあり、互いの前記対向する方向が略直角な関係にある。一方、スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)直角方向視で、ぬすみ部(15A、15B)、すなわち、それぞれの凹部(15a、15b)は、前記軸心(CLt)に対して略平行に延び、取付け穴(13)の内壁面を当該スローアウェイチップ(10)の上面(10a)および下面(10b)側に開口するように形成されている。
スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)方向視において、ぬすみ部(15A、15B)を構成する対をなす凹部(15a、15b)は、図4の(c)に示すようにクランプねじ(30)の軸心(CLc)に対して傾斜角(α)が30°で傾斜する方向(矢印X方向)でみたときの前記クランプねじ(30)の頭部(31)の輪郭形状である略楕円形状(図2中の2点鎖線で示す形状)よりも一回り大きく成形されている。
以上に説明した本スローアウェイ式正面フライスにおいて、スローアウェイチップ(10)をチップ座(5)から取外す方法について以下に説明する。チップ座(5)にスローアウェイチップ(10)を取付けた状態(図5参照)からクランプねじ(30)を所定量だけ緩める(図6参照)。その後、当該スローウェイチップ(10)をチップ座(5)の上方へ若干持上げながら、前記クランプねじ(30)の軸心(CLc)に対して当該スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)の傾斜角度(α)がおよそ30°になるまで傾斜させる(図7〜図10参照)。このとき、当該スローアウェイチップ(10)の取付け穴(13)に形成した二つのぬすみ部(15A、15B)のうちいずれか一方のぬすみ部(15A)を構成する一対の凹部(15a)の対向する方向(図11中の手前−奧方向)がチップ座(5)の着座面(5a)に対してほぼ平行な関係を保つように当該スローアウェイチップ(10)を傾斜させる。また、クランプねじ(30)を緩める量は、スローアウェイチップ(10)を上記の傾斜角度(α)まで傾斜させたとき、取付け穴(13)の内壁面がクランプねじ(30)の頭部(31)に干渉しない程度の量であり、且つ、雌ねじ穴(41)から抜取れない程度の量である。
上述のようにスローアウェイチップ(10)を傾斜させると、図2に示すように、前記一方のぬすみ部(15A)は前記傾斜方向視でクランプねじ(30)の頭部(31)(図2中の2点鎖線で示す)を挿脱し得る程度に一回り大きく形成されていることから、当該スローアウェイチップ(10)を前記傾斜方向に持上げることにより前記頭部(31)が前記ぬすみ部(15A)を通り抜け、当該スローアウェイチップ(10)をチップ座(5)から取外すことができる(図11参照)。一方、スローアウェイチップ(10)のチップ座(5)への取付け方法は、上記の取外す方法と逆の要領で行えばよい。
上述したとおり、本発明を適用したスローアウェイ式正面フライス(1)によれば、クランプねじ(30)を工具本体(2)から抜取ることなく所定量緩めることによりスローアウェイチップ(10)をチップ座(5)に着脱することができるので、この着脱作業の作業性向上および迅速化がはかれる。
クランプねじ(30)を工具本体(2)から抜取らずにスローアウェイチップ(10)のコーナーチェンジおよび交換作業が行えることから、クランプねじ(30)の操作を片手作業で行うことが非常に容易になるのにくわえ、前記作業中にクランプねじ(30)を紛失する問題が解消する。
本スローアウェイ式正面フライス(1)は、図17に示す従来スローアウェイ式切削工具に比較して以下のような利点がある。すなわち、本発明のスローアウェイ式正面フライス(1)では、スローアウェイチップ(10)をチップ座(5)から完全に取外してコーナーチェンジするため、前記スローアウェイチップ(10)および前記チップ座(5)に付着した切屑、切削油、異物等を完全に除去でき、再び前記チップ座(5)に取付けたとき、前記スローアウェイチップ(10)の破損や前記チップ座(18)の変形が解消できる。さらに、前記従来スローアウェイ式切削工具の、チップ(20)のコーナー部(23)を通過させるために形成した工具本体(11)内周側に凹む凹所(19)が不要なので工具本体(11)の強度低下がない。
本発明を適用したスローアウェイ式切削工具においては、ぬすみ部(15A、15B)は少なくとも一対設けられればよいが、本スローアウェイ式正面フライス(1)のように、略直角な関係にある二対のぬすみ部(15A、15B)が設けられれば、スローアウェイチップ(10)をチップ座(5)から取外すとき、当該スローアウェイチップ(10)を傾斜させる方向を適宜選択することが可能である。
スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)方向でみた、ぬすみ部(15A、15B)を構成している対をなす凹部(15a、15b)の形状については、クランプねじ(30)の軸心(CLc)に対して所定の傾斜角度(α)で傾斜する方向でみた頭部(31)の輪郭形状よりも大きくすればするほど、前記頭部(31)を前記ぬすみ部(15A、15B)に挿脱するのが容易になるが、過大になるとスローアウェイチップの強度低下や取付け穴(13)の内壁面における被押圧面(14)の確保が困難になるおそれがある。そのため、対をなす前記凹部(15a、15b)の形状は前記頭部(31)の輪郭形状を200%拡大した図形よりも小さくすべきであり、好ましくは170%拡大した形状、特に好ましくは150%拡大した形状よりも小さくすべきである。
スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)方向視で、ぬすみ部(15A、15B)を構成する凹部(15a、15b)は円弧状に形成されてもよい。その円弧の曲率半径(R1)を、クランプねじ(30)の円筒部(33)又は雄ねじ部(32)のいずれか大きい方の半径(R2)よりも大きくしてあることが好ましい。そうすれば、スローアウェイチップ(10)をチップ座(5)に着脱するとき、前記凹部(15a、15b)が前記クランプねじ円筒部(33)および雄ねじ部(32)との干渉を解消することができるため、当該スローアウェイチップをチップ座(5)に着脱する作業が容易且つ迅速に行える。
図3に例示するようにスローアウェイチップ(10)の下面(10b)中央部に開口する取付け穴(13)の開口部周縁には面取り(16)が形成されてもよい。そうすれば、前記開口部が拡大し、スローアウェイチップ(10)をクランプねじ(30)に対して傾けるとき、取付け穴(13)とクランプねじ(30)の頭部(31)、円筒部(33)および雄ねじ部(32)との干渉が避けられて当該スローアウェイチップ(10)の着脱作業が容易になる。面取り(16)は、図3に示す角度面取りに限らず曲線状面取りでもよい。面取り(16)の具体的な形状については、取付け穴(13)の内壁面に少なくとも被押圧面(14)およびぬすみ部(15A、15B)が残存するように形成されるとともに、面取りの角度(β)は幾何学的な制約からスローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)に対して0°より大きく且つ90°未満の範囲とする。曲線状面取りの場合、前記下面(10b)の開口部周縁における接線と前記軸心(CLt)とのなす角度についても上記の範囲に設定されるのが好ましい。
図示しないが、スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)直角方向視において、ぬすみ部(15A、15B)の凹部(15a、15b)を、スローアウェイチップ(10)の下面(10b)側に近づくにしたがって外方へ向かって直線状又は曲線状に傾斜させた場合にも上記の効果とほぼ同一の効果を奏する。その場合、取付け穴(13)の被押圧面(14)の強度を保つために、前記軸心(CLt)に対する凹部(15a、15b)の傾斜角度(曲線状に傾斜させた場合には当該曲線の両端部を結んだ直線の傾斜角度)は0°よりも大きく且つ75°以下の範囲に設定すべきである。
本スローアウェイ式正面フライス(1)では、クランプねじ(30)の頭部(31)の円錐台形状部の円錐角が60°であることから、スローアウェイチップ(10)の着脱作業におけるクランプねじ(30)の軸心(CLc)に対する当該スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)の傾斜角度(α)は、およそ30°としているが、前記頭部(31)の円錐台形状部の円錐角や前記頭部(31)自体の形状の変更に応じて適宜変更可能である。前記傾斜角度(α)が過小になると、スローアウェイチップ(10)の取付け穴(13)に設けたぬすみ部(15A、15B)の形状が大きくなるため当該スローアウェイチップ(10)の強度が低下するか、もしくは、被押圧面(14)を確保することができなくなるおそれがあり、逆に前記傾斜角度(α)が過大になると、スローアウェイチップ(10)と、クランプねじ(30)の円筒部(33)および雄ねじ部(32)とが干渉するおそれがあることから、前記傾斜角度(α)は15°〜75°の範囲の角度とするのが好ましい。
ぬすみ部(15A、15B)の形状は、当該スローアウェイチップ(10)をクランプねじ(30)の軸線(CLc)に対して所定の傾斜角度(α)で傾斜した方向で、前記クランプねじ(30)の頭部(31)を挿脱可能とする形状であれば、曲線状、円弧状に限らず、図13〜図16に例示したコ字状又はU字状のように変更可能である。
以上の実施の形態では、略正方形平板状をなすスローアウェイチップ(10)を用いたスローアウェイ式正面フライス(1)について説明したが、スローアウェイチップ(10)の形状は本実施の形態に限定されず、クランプねじ(30)を用いてチップ座(5)に固定されるものであれば、例えば多角形平板状又は略円形平板状等の多様な形状のものに広く適用可能である。また、切削工具においても、スローアウェイ式正面フライスに限定されず、スローアウェイチップをねじ止めするものであれば、例えば、スローアウェイ式バイト、エンドミル、ドリル、サイドカッタ、ボーリングカッタ、リーマ、ピンミラーカッタ等、あらゆる切削工具に適用可能である。
本発明を適用したスローアウェイ式正面フライスを先端面側からみた斜視図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスに用いられるスローアウェイチップの平面図である。 図2に示すスローアウェイチップの端面図であり、(a)はS2−S2線切断部端面図、(b)はS3−S3線切断部端面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスに用いられるクランプねじの図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)はX矢視図、(d)はS4−S4線断面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスにおいてスローアウェイチップを工具本体(チップ座)に取付けた状態を示すS1−S1線断面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスにおいてスローアウェイチップを工具本体(チップ座)から取外す状態を示すS1−S1線断面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスにおいてスローアウェイチップを工具本体(チップ座)から取外す状態を示すS1−S1線断面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスにおいてスローアウェイチップを工具本体(チップ座)から取外す状態を示すS1−S1線断面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスにおいてスローアウェイチップを工具本体(チップ座)から取外す状態を示すS1−S1線断面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスにおいてスローアウェイチップを工具本体(チップ座)から取外す状態を示すS1−S1線断面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスにおいてスローアウェイチップを工具本体(チップ座)から取外した状態を示すS1−S1線断面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスに用いられるスローアウェイチップの他の形態を説明する平面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスに用いられるスローアウェイチップの他の形態を説明する平面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスに用いられるスローアウェイチップの他の形態を説明する平面図である。 図1に示すスローアウェイ式正面フライスに用いられるスローアウェイチップの他の形態を説明する平面図である。 従来スローアウェイ式切削工具を説明する図である。 他の従来スローアウェイ式切削工具を説明する図である。
符号の説明
1 スローアウェイ式正面フライス(スローアウェイ式切削工具)
2 工具本体
4 切屑排出溝
5 チップ座
5a 着座面
5d 雌ねじ穴
10 スローアウェイチップ
10a 上面
10b 下面
13 取付け穴
14 被押圧面
15A、15B ぬすみ部
15a、15b 凹部
16 面取り
30 クランプねじ
31 頭部
31A 押圧面
40 敷板固定ねじ
41 雌ねじ穴

Claims (2)

  1. スローアウェイチップ(10)の下面(10b)を工具本体(2)に設けたチップ座(5)の着座面(5a)に当接して載置するとともに、前記スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)に沿い且つ上下面(10a、10b)を貫通する取付け穴(13)に挿通されたクランプねじ(30)を前記チップ座(5)の着座面(5a)に設けられた雌ねじ穴(5d)にねじ込むことにより、前記スローアウェイチップ(10)を前記チップ座(5)に着脱自在に装着するスローアウェイ式切削工具において、
    前記クランプねじ(30)を前記雌ねじ穴(5d)にねじ係合したまま所定量だけ緩めることにより、前記スローアウェイチップ(10)が前記チップ座(5)に着脱可能とされるように、
    前記クランプねじ(30)は、押圧面(31A)を備えた頭部(31)と、ねじ部(32)と、前記頭部(31)と前記ねじ部(32)との間にある円筒部(33)と、からなり、
    前記スローアウェイチップ(10)の取付け穴(13)の内壁面には、少なくとも前記クランプねじ(30)の頭部(31)の押圧面(31A)により押圧される被押圧面(14)、および、前記内壁面を切欠くとともに前記スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)に対して平行又は傾斜して延びる一つ又は二つ以上のぬすみ部(15A)からなり、
    前記ぬすみ部(15A)は、前記スローアウェイチップ(10)の軸心(CLt)方向視で、前記軸心(CLt)を挟むようにして対向し且つ外側に向かって前記内壁面に凹みを形成する一対の凹部(15a)で構成され、
    且つ、一対の前記凹部(15a)の前記軸心(CLt)方向視の形状は、前記クランプねじ(30)の軸心(CLc)に対して所定の角度(α)で傾斜する方向でみた前記クランプねじ(30)の頭部(31)を挿脱可能な形状とされており、
    前記スローアウェイチップ(10)を前記所定の角度(α)で傾斜する方向に移動させることにより、前記クランプねじ(30)の頭部(31)が前記取付け穴(13)を挿脱可能とされていることを特徴とするスローアウェイ式切削工具。
  2. 前記取付け穴(13)の前記スローアウェイチップ(10)の下面(10b)側の開口部周縁に沿って面取り(16)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスローアウェイ式切削工具。
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