JP4637687B2 - 複合組成物、複合組成物の製造方法ならびに成形体および膜 - Google Patents
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膨潤性層状珪酸塩の珪酸塩層と、を含み、
前記珪酸塩層は、前記卵白タンパク質中に分散されている。
前記混合液を撹拌した後、該混合液から水分を除去すること、を含む。
膨潤性層状珪酸塩の珪酸塩層と、を含み、
前記珪酸塩層は、前記卵白タンパク質中に分散されている。
本発明の複合組成物は、卵白タンパク質と、膨潤性層状珪酸塩の珪酸塩層と、を含み、前記卵白タンパク質中に、珪酸塩層が分散されているものである。以下の説明では、まず、卵白タンパク質および珪酸塩層について説明し、その後、複合組成物中での分散状態について説明する。
まず、卵白タンパク質について説明する。卵白タンパク質は、本発明の複合組成物の母材となる。卵白タンパク質とは、卵白に含まれるタンパク質のことであり、本発明の複合組成物は、卵白を原料として製造されることとなる。卵白としては、たとえば、生卵白、冷凍卵白、乾燥卵白、特定の卵白タンパク質(例えばリゾチームなど)を除去した卵白等が挙げられる。生卵白は、鶏卵等を割卵し、卵黄を分離して得られるものである。なお、卵白は脱糖処理を施されたものであってもよい。
次に、珪酸塩層について説明する。
また、本発明の複合組成物には、材料物性の改良(柔軟性の付与)および成形性改善を目的として、可塑剤が含まれていることが好ましい。
次に、本発明の複合組成物の製造方法について説明する。本発明の複合組成物の製造方法は、卵白タンパク質、膨潤性層状珪酸塩および水を含む混合液を調製し、前記混合液を撹拌した後、該混合液から水分を除去すること、を含む。
本発明の成形体は、上述の複合組成物を用いて加熱成形を行うことにより得られる。最も簡易な方法は、熱プレス法である。熱プレス法の他には、射出成形や圧縮成形などの従来よく用いられる溶融成形法も可能である。
本発明の膜は、卵白タンパク質と、膨潤性層状珪酸塩の珪酸塩層と、を含み、この珪酸塩層は、前記卵白タンパク質中に分散されている膜である。つまり、本発明にかかる複合組成物からなる膜である。そのため、天然由来の卵白を利用した膜を提供することができる。また、本発明の膜に含まれる珪酸塩層は、板状の結晶であり、板状結晶のなす面が膜の面と平行になるように分散できることで、気体分子の通過経路長が大幅に長くなることとなり、気体透過性の低い膜を提供することができる。そのため、本発明にかかる膜を、包材として用いる場合、中に包まれる所与の物質が酸素などの気体に曝されることを抑制できることとなる。
5.1.成形体
次に、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。なお、以下の実施例では、本発明の複合組成物を用いて成形体を形成して評価したため、成形性を向上させるために水あるいは尿素を可塑剤として用いた。また、本発明は、その要旨の範囲内にある限り下記の実施例に限定されることはない。
ビーカーに乾燥卵白Kタイプ(キユーピー株式会社製)30gを秤量し、蒸留水100gと混合し、メカニカルスターラーを用いて室温下60分間混合した。一方、ビーカーの50gの蒸留水に、陽イオン交換容量が100ミリ当量/100gである合成フッ素雲母(コープケミカル社製「ソマシフME−100」)3gを投入した。その後、ホモミキサーで室温下60分間撹拌し、水によって膨潤、劈開した合成フッ素雲母の水分散液を調製した。その後、両者を混合し、メカニカルスターラーを用いて室温下60分間撹拌した。その後、該混合液をシャーレに浅く張り、50℃の熱風乾燥器中で24時間乾燥させた。乾固物を回収後、乳鉢で粉砕し、比較例7にかかる複合組成物の粉末を得た。この複合組成物を120℃で5分間予備加熱した後、600kg/cm2で15分間熱プレスして板
状の成形体を得た。
ビーカーに乾燥卵白Kタイプ30gを秤量し、蒸留水100gと混合し、メカニカルスターラーを用いて室温下30分間混合した。次に、SDS(ドデシル硫酸ナトリウム、アルドリッチ社製)0.6gを加えて、さらに30分間撹拌した。一方、ビーカーの50gの蒸留水に、比較例7と同様の合成フッ素雲母3gを投入した。その後、ホモミキサーで室温下60分間撹拌し、水によって膨潤、劈開した合成フッ素雲母の水分散液を調製した。その後、両者を混合し、メカニカルスターラーを用いて室温下60分間撹拌した。その後、該混合液をシャーレに浅く張り、50℃の熱風乾燥器中で48時間乾燥させた。乾固物を回収後、乳鉢で粉砕し、さらに、得られた粉体の全量に対して、尿素(ナカライテスク社製)9gが配合されるように、引き続き、乳鉢で混合して、実施例1にかかる複合組成物の粉末を得た。この複合組成物を比較例7と同様にプレスして、実施例1にかかる成形体を得た。
膨潤性層状珪酸塩である合成フッ素雲母の含有量が異なる他は、実施例1と同様にして実施例2にかかる複合組成物を得た。得られた複合組成物を用いて、比較例7と同様にプレスして、実施例2にかかる成形体を得た。
膨潤性層状珪酸塩として、陽イオン交換容量が100ミリ当量/100gであり、スメクタイト族の一つであるモンモリロナイト(クニミネ工業社製「クニピア−F」)3gを用いた他は、実施例1と同様にして実施例3にかかる複合組成物を得た。得られた複合組成物を用いて、比較例7と同様にプレスして、実施例3にかかる成形体を得た。
ビーカーに乾燥卵白30gを秤量し、蒸留水150gと混合し、メカニカルスターラーを用いて室温下30分間混合した。次に、SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)0.6gを加えて、さらに90分間撹拌し、卵白の水分散液を調製した。その後、該混合液をシャーレに浅く張り、50℃の熱風乾燥器中で48時間乾燥させた。乾固物を回収後、乳鉢で粉砕し、さらに、得られた粉体の全量に対して尿素(ナカライテスク社製)9gが配合されるように、引き続き、乳鉢で混合して、比較例1にかかる複合組成物の粉末を得た。この複合組成物を用いて、120℃で5分間予備加熱した後、600kg/cm2で15分間熱プレスして板状の比較例1にかかる成形体を得た。
比較例2では、膨潤性層状珪酸塩である合成フッ素雲母の配合量が異なる他は、比較例7と同様にして複合組成物を得た。得られた複合組成物を用いて、比較例7と同様にして、比較例2にかかる成形体を得た。
膨潤性層状珪酸塩である合成フッ素雲母の配合量が異なる他は、比較例7と同様にして複合組成物を得た。得られた複合組成物を用いて、比較例7と同様にプレスして比較例3にかかる成形体を得た。
乾燥卵白30gに対して、タルク(日本タルク社製「マイクロエースL-1」)3gを用いた他は、比較例7と同様にして複合組成物を調製し、乾燥、粉砕後、得られた複合組成物の粉末を熱プレスすることにより比較例4にかかる成形体を得た。
上述の実施例および比較例により得られた複合組成物および成形体について下記の評価を行い、その評価結果を表1に示す。なお、表1には、評価結果とともに、実施例および比較例にかかる複合組成物を製造する際の各化合物の構成割合について、卵白タンパク質を100質量部としたときの値を示す。
得られた複合組成物の粉末を磁性ルツボに精秤し、500℃に保持した電気炉で15時間焼却処理した後の残渣を無機灰分として、下記の式(1)に従って無機灰分率を求めた。これにより、複合組成物に含まれる膨潤性層状珪酸塩の含有割合を確認することができる。得られた結果は、表1に示す。
{無機灰分質量(g)}/{焼却処理前の試料の全質量(g)}×100・・(1)
(複合組成物の珪酸塩層の分散状態の評価(WAXD))
複合組成物の粉末をアルミニウム製の枠に詰め、広角X線回折装置(リガク電機社製、RAD−rB型)を用いて、40kV-20mAの出力で発生させたCu−Kα線を照射し、ステップ幅0.02、走査速度4.00/minの条件下に散乱強度測定を行った。
×:僅かでもピークが認められる
実施例および比較例により得られた板状の成形体をJIS K6251ダンベル状3号試験片に打ち抜き試験片とした。測定には株式会社島津製作所製オートグラフAG−5000Eを用い、クロスヘッド速度50mm/minとし、ブランク材として膨潤性層状珪酸塩を配合しない卵白成形体を用い、膨潤性層状珪酸塩を配合することに伴う引張強度、引張弾性率の変化を調べた。
実施例および比較例により得られた板状の成形体をJIS K6251ダンベル状3号試験片に打ち抜き試験片とした。この試験片(厚さ1.6mm)の長手方向の成形品端部20mmを片持ち固定し、120℃のオーブンで10分間熱処理した後の自重による倒れこみ量を測定した。この値が大きいほど形態保持性が低く、耐熱性に劣ることがわかる。
次に、本発明の実施例として、膜を製造した場合について説明する。本発明は、その要旨の範囲内にある限り下記の実施例に限定されることはない。
実施例4では、まず、混合液(1)を調製した。ビーカーに100gの蒸留水と、合成フッ素雲母(コープケミカル社製「ソマシフME−100」)2gを投入し、その後、ホモミキサー(4000rpm)で室温下60分間撹拌した。このとき、最終的に液温が
20℃となるように冷却しつつ撹拌を行った。ついで、この合成フッ素雲母の水分散液に乾燥卵黄(キユーピー株式会社製「乾燥卵黄No.1」)0.23gおよびSDS(ドデシル硫酸ナトリウム、アルドリッチ社製)0.11gを加えて、ホモミキサーにて10分間撹拌した。このとき、最終液温は、20℃となるように冷却しつつ撹拌を行った。その後、乾燥卵白Kタイプ(キユーピー株式会社製)5.7gを混合し、ホモミキサー(6000rpm以上)により、最終液温が20℃になるよう冷却しつつ、2時間撹拌した。ついで遠心分離機により脱泡することで、混合液(1)が調製された。得られた混合液(1)の固形分濃度は、7.4重量%であった。
次に、混合液(2)を調製した。混合液(2)は、混合液(1)の調製で用いた合成フッ素雲母を合成スメクタイト(コープケミカル社製「ルーセンタイト SWN」)に変更した点以外は、混合液(1)の調製方法と同様にして調製された。得られた混合液(1)の固形分濃度は、7.4重量%であった。
比較例5では、まず、混合液(3)の調製を行った。混合液(3)では、合成フッ素雲母が添加されていない以外は、混合液(1)と同様に調製した。なお、原料の混合量は、表2に示す通りである。得られた混合液(1)の固形分濃度は、7.5重量%であった。
比較例6では、いずれの膜が形成されていないPETフィルムを準備した。
(密着性)
実施例4、5にかかる膜について、基材であるPETフィルムに形成した膜の剥がれ(密着性)を評価した。密着性の評価では、実施例4、5により形成された膜付きPETフィルムを、表3に示す温度に設定した熱風乾燥器に30min放置した後、膜の剥がれ状態を下記の基準により評価した。なお、実施例4および実施例5の膜厚については、下記表4に示す。
×:基材から剥離する箇所がある。
実施例4、5および比較例5、6にかかる膜について、JIS K7126B法に準拠した試験を行い、ガスバリア性を評価した。以下に測定条件を示す。
測定雰囲気:23℃、0%RH
試験ガス:酸素100%
透過面積:50cm2
透過面:基材となるPETフィルム側がセンサー側
測定点:1点
上記測定法により求められた結果を表4に示す。
Claims (12)
- 解鎖処理が施された卵白タンパク質と、
膨潤性層状珪酸塩が劈開した珪酸塩層と、を含み、
前記膨潤性層状珪酸塩は、前記卵白タンパク質100質量部に対して0.5〜100質量部であり、かつ、
前記珪酸塩層は、前記卵白タンパク質中に分散されている、複合組成物。 - 請求項1において、
前記珪酸塩層の少なくとも一部は、前記卵白タンパク質中に分子レベルで分散されている、複合組成物。 - 請求項1または2において、
前記膨潤性層状珪酸塩は、スメクタイト族、バーミキュライト族および雲母族から選ばれる少なくとも一種である、複合組成物。 - 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記卵白タンパク質は、鶏卵の卵白タンパク質に由来するタンパク質の混合物または乾燥卵白を原料とする、複合組成物。 - 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
少なくとも尿素および水の少なくとも一方を含む可塑剤が混合されている、複合組成物。 - 卵白タンパク質、膨潤性層状珪酸塩、タンパク質変性剤および水を含む混合液を調製し、
前記混合液を撹拌した後、該混合液から水分を除去すること、を含み、
前記膨潤性層状珪酸塩は、前記卵白タンパク質100質量部に対して0.5〜100質量部の量で用いられる、複合組成物の製造方法。 - 請求項6において、
前記混合液の調製は、前記卵白タンパク質および前記タンパク質変性剤を含む水溶液と、前記膨潤性層状珪酸塩が分散された分散液とを混合することで行われる、複合組成物の製造方法。 - 請求項6において、
前記混合液の調製は、前記膨潤性層状珪酸塩が分散された分散液に、前記卵白タンパク質および前記タンパク質変性剤を添加することで行われる、複合組成物の製造方法。 - 請求項6ないし8のいずれかに記載の複合組成物の製造方法により製造される、複合組成物。
- 請求項1ないし5、9のいずれかに記載の複合組成物を加熱して形成される、成形体。
- 解鎖処理が施された卵白タンパク質と、
膨潤性層状珪酸塩が劈開した珪酸塩層と、を含み、
前記膨潤性層状珪酸塩は、前記卵白タンパク質100質量部に対して0.5〜100質量部であり、かつ、
前記珪酸塩層は、前記卵白タンパク質中に分散されている、膜。 - 請求項11において、
前記珪酸塩層の少なくとも一部は、前記卵白タンパク質中に分子レベルで分散されている膜。
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