JP4635472B2 - 車両運行計画作成方法及び装置並びにプログラム - Google Patents
車両運行計画作成方法及び装置並びにプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4635472B2 JP4635472B2 JP2004129261A JP2004129261A JP4635472B2 JP 4635472 B2 JP4635472 B2 JP 4635472B2 JP 2004129261 A JP2004129261 A JP 2004129261A JP 2004129261 A JP2004129261 A JP 2004129261A JP 4635472 B2 JP4635472 B2 JP 4635472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- search unit
- delivery
- optimization process
- vehicles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
運ぶべき荷物に関するデータすなわち配送オーダデータの入力および選択を促す計画作成データの選択処理工程と、
前記配送オーダデータ、車両運行計画作成に必要なマスタデータ、および、
積荷を探索単位とした最適化処理,納入先を探索単位とした最適化処理,1車両と1車両を探索単位とした最適化処理,1車両と2車両を探索単位とした最適化処理,運行サイクルを探索単位とした最適化処理および運行サイクルの平準化処理の組合せ、繰り返し回数、条件分岐、初期解作成および終了条件を記述した探索シナリオを読み込むデータ読み込み処理工程と、
各車両が得る車両収入と、各車両を運用する際にかかる車両運用コストとの差を合計したものを目的関数とし、前記車両収入は、配送運賃収入である配送料金と、ボーナスとして仮想的に組入れる仮想収入との和であり、また前記車両運用コストは、輸送に直接かかるコストとして計上される輸送コストと、ペナルティとして仮想的に組入れる仮想コストとの和であり、前記目的関数を最大化する探索処理を用い、前記配送オーダデータと前記マスタデータから前記探索シナリオに基づき、車両運行計画を作成する最適運行計画作成処理工程と、
作成した車両運行計画を出力するための車両運行計画出力工程と、を有することを特徴とする車両運行計画作成方法である。
前記積荷を探索単位とした最適化処理は、1つの積荷を探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、1車両内の1運行サイクルへの割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記納入先を探索単位とした最適化処理は、1車両内の1運行サイクル内の同一納入先のオーダをまとめたものを探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、1車両内の1運行サイクルへの割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記1車両と1車両を探索単位とした最適化処理は、1車両と同一ではない1車両を探索単位とし、ランダムに選択した車両同士の交換を繰り返し行う最適化処理であり、
前記1車両と2車両を探索単位とした最適化処理は、1車両とそれぞれ同一ではない2車両を探索単位としランダムに選択した2台の車両に積んである全ての荷物を1車両に移動し、1車両の積荷を2車両の一方に移動することを繰り返して行う最適化処理であり、
前記運行サイクルを探索単位とした最適化処理は、1車両内の1運行サイクルを探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、車両への割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記運行サイクルの平準化処理は、移動元車両の運行サイクルを、ランダムに選択した他の車両への移動を繰り返し行うことによって運行サイクルを平準化する平準化処理であることを特徴とした車両運行計画作成方法である。
運ぶべき荷物に関するデータすなわち配送オーダデータの入力および選択を促す計画作成データの選択処理手段と、
前記配送オーダデータ、車両運行計画作成に必要なマスタデータ、および、
積荷を探索単位とした最適化処理,納入先を探索単位とした最適化処理,1車両と1車両を探索単位とした最適化処理,1車両と2車両を探索単位とした最適化処理,運行サイクルを探索単位とした最適化処理および運行サイクルの平準化処理の組合せ、繰り返し回数、条件分岐、初期解作成および終了条件を記述した探索シナリオを読み込むデータ読み込み処理手段と、
各車両が得る車両収入と、各車両を運用する際にかかる車両運用コストとの差を合計したものを目的関数とし、前記車両収入は、配送運賃収入である配送料金と、ボーナスとして仮想的に組入れる仮想収入との和であり、また前記車両運用コストは、輸送に直接かかるコストとして計上される輸送コストと、ペナルティとして仮想的に組入れる仮想コストとの和であり、前記目的関数を最大化する探索処理を用い、前記配送オーダデータと前記マスタデータから前記探索シナリオに基づき、車両運行計画を作成する最適運行計画作成処理手段と、
作成した車両運行計画を出力するための車両運行計画出力手段と、を有することを特徴とする車両運行計画作成装置である。
前記積荷を探索単位とした最適化処理は、1つの積荷を探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、1車両内の1運行サイクルへの割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記納入先を探索単位とした最適化処理は、1車両内の1運行サイクル内の同一納入先のオーダをまとめたものを探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、1車両内の1運行サイクルへの割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記1車両と1車両を探索単位とした最適化処理は、1車両と同一ではない1車両を探索単位とし、ランダムに選択した車両同士の交換を繰り返し行う最適化処理であり、
前記1車両と2車両を探索単位とした最適化処理は、1車両とそれぞれ同一ではない2車両を探索単位としランダムに選択した2台の車両に積んである全ての荷物を1車両に移動し、1車両の積荷を2車両の一方に移動することを繰り返して行う最適化処理であり、
前記運行サイクルを探索単位とした最適化処理は、1車両内の1運行サイクルを探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、車両への割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記運行サイクルの平準化処理は、移動元車両の運行サイクルを、ランダムに選択した他の車両への移動を繰り返し行うことによって運行サイクルを平準化する平準化処理であることを特徴とした車両運行計画作成装置である。
コンピュータに、
運ぶべき荷物に関するデータすなわち配送オーダデータの入力および選択を促す計画作成データの選択処理と、
前記配送オーダデータ、車両運行計画作成に必要なマスタデータ、および、
積荷を探索単位とした最適化処理,納入先を探索単位とした最適化処理,1車両と1車両を探索単位とした最適化処理,1車両と2車両を探索単位とした最適化処理,運行サイクルを探索単位とした最適化処理および運行サイクルの平準化処理の組合せ、繰り返し回数、条件分岐、初期解作成および終了条件を記述した探索シナリオを読み込むデータ読み込み処理と、
各車両が得る車両収入と、各車両を運用する際にかかる車両運用コストとの差を合計したものを目的関数とし、前記車両収入は、配送運賃収入である配送料金と、ボーナスとして仮想的に組入れる仮想収入との和であり、また前記車両運用コストは、輸送に直接かかるコストとして計上される輸送コストと、ペナルティとして仮想的に組入れる仮想コストとの和であり、前記目的関数を最大化する探索処理を用い、前記配送オーダデータと前記マスタデータから前記探索シナリオに基づき、車両運行計画を作成する最適運行計画作成処理と、
作成した車両運行計画を出力するための車両運行計画出力処理と、を実行させるための車両運行計画作成プログラムである。
図5は、距離マスタと呼ばれるデータの項目の一例を示す。この距離マスタには、配送拠点から納入先、または納入先間の距離と移動速度に関するデータが含まれている。これらデータは、配送計画立案時に、配送時間の計算に用いる。
図6は、納入先マスタと呼ばれるデータの項目の一例を示す。この納入先マスタには納入先に関するデータが含まれている。納入先マスタに含まれている項目には、納入先での荷物の降ろし時間、納入先において荷物の降ろしが可能な時間帯等がある。これらも、距離マスタと同様に、配送計画立案時に、配送時間の計算に用いる。
図7は、運賃マスタと呼ばれるデータの項目の一例を示す。この運賃マスタには、配送距離に応じた品種毎の配送料金データに関する情報が含まれている。配送計画作成時において、各車両の得る収入を計算するときにこれらの情報を用いる。
図8は、配送拠点マスタと呼ばれるデータの項目の一例を示す。この配送拠点マスタには、それぞれの配送拠点での積み込み時間に関してのデータが含まれている。これらは、配送計画立案時に配送時間の計算に用いる。
(1)燃料費補正ボーナス: 例えば、使用車両の店社毎の配送距離毎の定額値を決めておき加算する。
(2)車両固定費補正ボーナス: 例えば、使用車両の店社毎の定額の値を決めておき加算する。
(3)配送料金補正ボーナス: 例えば、使用車両の店社毎の補正係数を、該当車両の配送料金に掛ける。
(4)配送先集約ボーナス: 例えば、1車両の1トリップに割り当てたオーダにおいて、同じ配送先のオーダ数−1に定額を掛ける。
(5)店社収益ボーナス: 例えば、使用車両の店社毎の店社収益重み係数を該当車両の収益に掛け、さらに店社収益バイアスを加算する。
(6)異距離積み合せボーナス(負) : 例えば、同一車両に配車した配送先間で直近の配送先から最遠の配送先間の移動時間に比例値(マイナス値)を掛ける。
(7)車両使用の負のボーナス: 例えば、使用車両数により負のボーナスを加えるもの。
以上のような仮想収入を導入することにより、仮想収入が大きい車両は目的関数が大きくなるため、優先的に選択されるようになる。
(1)燃料費コスト: 車種クラス毎に走行に要する燃料費である。
(2)走行時間コスト: 配送にかかる時間に関するコストである。
(3)固定費コスト: 車両を利用する上で必要となる費用である。
(1)積載重量超過ペナルティ: トリップ毎に、車種クラス毎の最大積載量を超過した 重量に比例する。
(2)荷台サイズ超過ペナルティ: トリップ毎に、車種クラス毎の荷台長さを超過した 積荷長(該当車種クラスに可能な全ての積み方で最小となる長さ)に比例する。
(3)時刻指定遅延ペナルティ: 配送時刻が、配送指定終了時刻の配送余裕時間前の 時刻より遅延した時間に比例する。
(4)車輌利用可能時刻超過ペナルティ: 全トリップ終了時の帰還時刻が、車輌毎の 利用可能終了時刻を越えた時間に比例する。
(5)最大配送先数超過ペナルティ: トリップ毎に、最大配送先数を超過した場合、 その配送先数全てに比例する。
以上のような仮想コスト(ペナルティ)を導入することにより、実行不可能領域にまで探索が可能となり、より効率的な最適化計算を行うことが出来る。ただし、解としてはペナリティの値が0のものを採用する。
図10は、図1の最適運行計画作成処理12の処理フローを示す図である。ステップ20のデータ読み込みでは、最適運行計画作成手段で必要なデータを読み込み、最適運行計画作成処理の初期化を行う。読み込まれるデータは、前述した配送オーダデータ、車両マスタデータ、納入先マスタデータ、距離マスタデータ、運賃マスタデータ、拠点マスタデータ、仮想コストマスタデータおよび後述する探索シナリオである。
次にステップ21の探索シナリオ解釈では、読み込まれたデータのうち探索シナリオの解釈を行う。探索シナリオとは、初期解作成、各種探索単位による最適化処理、繰り返し回数、条件分岐、終了条件等を記述したものであり、人が事前に最適化する対象に応じて戦略的に入力・記憶させておく。
各種探索単位による最適化処理には、1オーダ(1つの積荷)と1車両内の1運行サイクル、1車両内の1運行サイクル内の同一納入先のオーダをまとめたものと1車両内の1運行サイクル、1車両と1車両内の1運行サイクル、1車両と同一ではない1車両、1車両とそれぞれ同一ではない2車両等の探索単位による最適化処理がある。
図14に探索シナリオの一例を記述したプログラムを示す。この探索シナリオを探索シナリオ解釈21では、図15のように処理フローとして解釈する。 この探索シナリオの例では、M個の初期解を作成し、作成した初期解を探索単位を変えながらの最適化をN回行うものである。図14のLOOP内のCARGOは、図15のステップ31(積荷を探索単位とした最適化処理31)に対応し、以下同様にDESTINはステップ32(納入先を探索単位とした最適化処理32)、TRUCKはステップ33(1車両と1車両を探索単位とした最適化処理33)、TRUCK1by2はステップ34(2車両と1車両を探索単位とした最適化処理34)、TRIPはステップ35(運行サイクルを探索単位とした最適化処理35)およびTRIP_DIVはステップ36(運行サイクルの平準化36)にそれぞれ対応している。
図15の積荷を探索単位とした最適化処理31と納入先を探索単位とした最適化処理32では、配送ロットの集約、調整を行う。図15の1車両と1車両を探索単位とした最適化処理33と1車両と2車両を探索単位とした最適化処理34では、利用する車両の種類の調整を行う。図15の運行サイクルを探索単位とした最適化処理35および運行サイクルの平準化36では、運行サイクルの調整を行う。
ステップ22では、ステップ21で解釈された最適化方法を実行する。
ステップ23では、探索シナリオによって探索された中から評価関数の値がもっとも良いものを選択し、最適運行計画作成処理を終了する。
以上が、本発明の核となる最適運行計画作成処理の概略処理フローである。では、図15の探索シナリオの処理フローを用いて、それぞれの探索方法(ステップ31〜36)について、詳述する。
ステップ30は、探索の基になる初期解をまず作成する。本発明の場合では、配送オーダデータを車両マスタで与えられた車両に積み付ける処理を行う。初期解は、例えば以下の4ステップを経て作成する。
(1)配送オーダデータを、納入先単位にグルーピングする。
(2)納入先単位にグルーピングしたデータを、拠点から近い順にソートする。
(3)(2)でソートされた順番に、車両マスタによって与えられた車両をランダムに並べ、積載重量を超えるまで割り付ける。
(4)(3)を荷物がなくなるまで繰り返す。車両が足らなくなった場合は、車両マスタ中に定義した傭車用の車両データを新たに生成して、荷物の積み付けを行う。
(1)指定による積載可否: 例えば、店社指定(図3参照)と呼ばれるものは、指定さ れた店社(輸送業者)以外の車両への積載を禁止するものがある。この他、車種ク ラス指定、荷姿(荷造りされた物の外見・形状)指定などがある。
(2)荷降し・荷積み制約: 配送する荷物を荷降し・荷積みする場所によって、荷降し ・荷積みにかかる時間または作業不可時間帯といった制約がある。
(3)配車優先制約: 先に説明した固定傭車、臨時傭車及び路線業者といった利用可能 な配車の間に、配車計画を行う上での優先制約が種々ある。
(4)不通地域の積み合わせ禁止: 1トリップ(運送1サイクル)内で積み合せられる 配送先の組合せで配送先間の往来が出来ない配送先の積み合せは不可とする。これ は例えば、道路事情、地理的な制約による不通地域、店社(運送業者)の営業区域 による制約などがある。。
(5)トリップ毎最遠配送距離制限: トリップ回数毎に配送可能な距離の最大制限を設 け、制限を超える積み合わせは不可とする。
以上が主な制約条件であるが、この他、積荷長制限など配送条件等により種々の制限がある。
Tripと車両の全ての組み合わせを作成し、図30に示すようにその順序をランダムに並べる(ステップ502)。途中は割愛するが、ステップ515で、移動元車両の順序個数を越えれば、評価関数を計算(ステップ516)して、探索終了とする。
2 マスタ管理サーバ
3 受発注システム
4 プリンター
5 コンピュータネットワーク
10 計画作成データの選択処理
11 データ読み込み処理
12 最適運行計画作成処理
13 車両運行計画表示処理
14 車両運行計画送信処理
Claims (5)
- 複数の配送拠点で集荷作業を行い、複数の納入先に配送する車両の運行計画を作成する方法において、
運ぶべき荷物に関するデータすなわち配送オーダデータの入力および選択を促す計画作成データの選択処理工程と、
前記配送オーダデータ、車両運行計画作成に必要なマスタデータ、および、
積荷を探索単位とした最適化処理,納入先を探索単位とした最適化処理,1車両と1車両を探索単位とした最適化処理,1車両と2車両を探索単位とした最適化処理,運行サイクルを探索単位とした最適化処理および運行サイクルの平準化処理の組合せ、繰り返し回数、条件分岐、初期解作成および終了条件を記述した探索シナリオを読み込むデータ読み込み処理工程と、
各車両が得る車両収入と、各車両を運用する際にかかる車両運用コストとの差を合計したものを目的関数とし、前記車両収入は、配送運賃収入である配送料金と、ボーナスとして仮想的に組入れる仮想収入との和であり、また前記車両運用コストは、輸送に直接かかるコストとして計上される輸送コストと、ペナルティとして仮想的に組入れる仮想コストとの和であり、前記目的関数を最大化する探索処理を用い、前記配送オーダデータと前記マスタデータから前記探索シナリオに基づき、車両運行計画を作成する最適運行計画作成処理工程と、
作成した車両運行計画を出力するための車両運行計画出力工程と、を有することを特徴とする車両運行計画作成方法。 - 請求項1記載の車両運行計画作成方法において、
前記積荷を探索単位とした最適化処理は、1つの積荷を探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、1車両内の1運行サイクルへの割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記納入先を探索単位とした最適化処理は、1車両内の1運行サイクル内の同一納入先のオーダをまとめたものを探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、1車両内の1運行サイクルへの割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記1車両と1車両を探索単位とした最適化処理は、1車両と同一ではない1車両を探索単位とし、ランダムに選択した車両同士の交換を繰り返し行う最適化処理であり、
前記1車両と2車両を探索単位とした最適化処理は、1車両とそれぞれ同一ではない2車両を探索単位としランダムに選択した2台の車両に積んである全ての荷物を1車両に移動し、1車両の積荷を2車両の一方に移動することを繰り返して行う最適化処理であり、
前記運行サイクルを探索単位とした最適化処理は、1車両内の1運行サイクルを探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、車両への割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記運行サイクルの平準化処理は、移動元車両の運行サイクルを、ランダムに選択した他の車両への移動を繰り返し行うことによって運行サイクルを平準化する平準化処理であることを特徴とした車両運行計画作成方法。 - 複数の配送拠点で集荷作業を行い、複数の納入先に配送する車両の運行計画を作成する装置において、
運ぶべき荷物に関するデータすなわち配送オーダデータの入力および選択を促す計画作成データの選択処理手段と、
前記配送オーダデータ、車両運行計画作成に必要なマスタデータ、および、
積荷を探索単位とした最適化処理,納入先を探索単位とした最適化処理,1車両と1車両を探索単位とした最適化処理,1車両と2車両を探索単位とした最適化処理,運行サイクルを探索単位とした最適化処理および運行サイクルの平準化処理の組合せ、繰り返し回数、条件分岐、初期解作成および終了条件を記述した探索シナリオを読み込むデータ読み込み処理手段と、
各車両が得る車両収入と、各車両を運用する際にかかる車両運用コストとの差を合計したものを目的関数とし、前記車両収入は、配送運賃収入である配送料金と、ボーナスとして仮想的に組入れる仮想収入との和であり、また前記車両運用コストは、輸送に直接かかるコストとして計上される輸送コストと、ペナルティとして仮想的に組入れる仮想コストとの和であり、前記目的関数を最大化する探索処理を用い、前記配送オーダデータと前記マスタデータから前記探索シナリオに基づき、車両運行計画を作成する最適運行計画作成処理手段と、
作成した車両運行計画を出力するための車両運行計画出力手段と、を有することを特徴とする車両運行計画作成装置。 - 請求項3記載の車両運行計画作成装置において、
前記積荷を探索単位とした最適化処理は、1つの積荷を探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、1車両内の1運行サイクルへの割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記納入先を探索単位とした最適化処理は、1車両内の1運行サイクル内の同一納入先のオーダをまとめたものを探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、1車両内の1運行サイクルへの割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記1車両と1車両を探索単位とした最適化処理は、1車両と同一ではない1車両を探索単位とし、ランダムに選択した車両同士の交換を繰り返し行う最適化処理であり、
前記1車両と2車両を探索単位とした最適化処理は、1車両とそれぞれ同一ではない2車両を探索単位としランダムに選択した2台の車両に積んである全ての荷物を1車両に移動し、1車両の積荷を2車両の一方に移動することを繰り返して行う最適化処理であり、
前記運行サイクルを探索単位とした最適化処理は、1車両内の1運行サイクルを探索単位とし、この探索単位をランダムな順序によって、車両への割り当てを繰り返し行う最適化処理であり、
前記運行サイクルの平準化処理は、移動元車両の運行サイクルを、ランダムに選択した他の車両への移動を繰り返し行うことによって運行サイクルを平準化する平準化処理であることを特徴とした車両運行計画作成装置。 - 複数の配送拠点で集荷作業を行い、複数の納入先に配送する車両の運行計画を作成するために、
コンピュータに、
運ぶべき荷物に関するデータすなわち配送オーダデータの入力および選択を促す計画作成データの選択処理と、
前記配送オーダデータ、車両運行計画作成に必要なマスタデータ、および、
積荷を探索単位とした最適化処理,納入先を探索単位とした最適化処理,1車両と1車両を探索単位とした最適化処理,1車両と2車両を探索単位とした最適化処理,運行サイクルを探索単位とした最適化処理および運行サイクルの平準化処理の組合せ、繰り返し回数、条件分岐、初期解作成および終了条件を記述した探索シナリオを読み込むデータ読み込み処理と、
各車両が得る車両収入と、各車両を運用する際にかかる車両運用コストとの差を合計したものを目的関数とし、前記車両収入は、配送運賃収入である配送料金と、ボーナスとして仮想的に組入れる仮想収入との和であり、また前記車両運用コストは、輸送に直接かかるコストとして計上される輸送コストと、ペナルティとして仮想的に組入れる仮想コストとの和であり、前記目的関数を最大化する探索処理を用い、前記配送オーダデータと前記マスタデータから前記探索シナリオに基づき、車両運行計画を作成する最適運行計画作成処理と、
作成した車両運行計画を出力するための車両運行計画出力処理と、を実行させるための車両運行計画作成プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004129261A JP4635472B2 (ja) | 2003-09-25 | 2004-04-26 | 車両運行計画作成方法及び装置並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003332662 | 2003-09-25 | ||
JP2004129261A JP4635472B2 (ja) | 2003-09-25 | 2004-04-26 | 車両運行計画作成方法及び装置並びにプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005122679A JP2005122679A (ja) | 2005-05-12 |
JP4635472B2 true JP4635472B2 (ja) | 2011-02-23 |
Family
ID=34621985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004129261A Expired - Fee Related JP4635472B2 (ja) | 2003-09-25 | 2004-04-26 | 車両運行計画作成方法及び装置並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4635472B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5338305B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2013-11-13 | Jfeスチール株式会社 | 車両運行計画作成方法及び装置 |
JP5974479B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2016-08-23 | Jfeスチール株式会社 | 輸送計画作成装置及び方法並びに輸送計画作成用プログラム |
CN112465180B (zh) * | 2019-09-09 | 2023-09-26 | 北京京东振世信息技术有限公司 | 车辆路径规划方法和装置 |
CN113222515B (zh) * | 2021-05-27 | 2024-07-19 | 咪咕文化科技有限公司 | 一种运单分配方法、装置、电子设备和存储介质 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000057477A (ja) * | 1998-08-07 | 2000-02-25 | N Plan:Kk | 輸送コスト管理装置 |
JP2001306663A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-11-02 | Yasuhiro Morimoto | 広告媒体を取入れた宅配管理システム |
JP2002104627A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-10 | Bike Kyuubin:Kk | 配送業務における車両の管理システム |
JP2002183481A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-28 | Hitachi Eng Co Ltd | 配車仲介装置および方法 |
JP2002183265A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 配車計画立案支援装置および方法、ならびに配車計画立案支援プログラムを記録した記録媒体 |
JP2002215745A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-08-02 | Toshiba Corp | 集配方法およびシステム、ならびにコンピュータ実行可能なプログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07234997A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-09-05 | Hitachi Eng Co Ltd | 配車計画立案方法及び配車計画立案システム |
JP3201303B2 (ja) * | 1997-02-18 | 2001-08-20 | 住友電気工業株式会社 | 車両運行計画作成方法、装置、車両運行システム、及び記録媒体 |
JPH11161697A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-18 | Fujitsu Ltd | 配送計画システム |
-
2004
- 2004-04-26 JP JP2004129261A patent/JP4635472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000057477A (ja) * | 1998-08-07 | 2000-02-25 | N Plan:Kk | 輸送コスト管理装置 |
JP2001306663A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-11-02 | Yasuhiro Morimoto | 広告媒体を取入れた宅配管理システム |
JP2002104627A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-10 | Bike Kyuubin:Kk | 配送業務における車両の管理システム |
JP2002183481A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-28 | Hitachi Eng Co Ltd | 配車仲介装置および方法 |
JP2002183265A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 配車計画立案支援装置および方法、ならびに配車計画立案支援プログラムを記録した記録媒体 |
JP2002215745A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-08-02 | Toshiba Corp | 集配方法およびシステム、ならびにコンピュータ実行可能なプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005122679A (ja) | 2005-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5338305B2 (ja) | 車両運行計画作成方法及び装置 | |
JP3161529B2 (ja) | 配車装置 | |
TWI792873B (zh) | 用於最佳化包裹之分類及載入的電腦實施系統及電腦實施方法 | |
Gharehgozli et al. | Robot scheduling for pod retrieval in a robotic mobile fulfillment system | |
US20080077464A1 (en) | Vehicle scheduling and routing with trailers | |
TW200945242A (en) | Dynamically routing salvage shipments and associated method | |
KR102680858B1 (ko) | 아이템 상호 연관 및 우선 순위 지정을 위한 컴퓨터화된 시스템 및 방법 | |
Burinskiene | Optimising forklift activities in wide-aisle reference warehouse | |
Martins et al. | Delivery mode planning for distribution to brick-and-mortar retail stores: discussion and literature review | |
CN113420928A (zh) | 订单调度方法、装置、设备及存储介质 | |
Alnahhal et al. | Efficient material flow in mixed model assembly lines | |
Bombelli et al. | The ground handler dock capacitated pickup and delivery problem with time windows: A collaborative framework for air cargo operations | |
Rijal et al. | Dynamics between warehouse operations and vehicle routing | |
Roohnavazfar et al. | A hybrid algorithm for the Vehicle Routing Problem with AND/OR Precedence Constraints and time windows | |
JP4635472B2 (ja) | 車両運行計画作成方法及び装置並びにプログラム | |
JP2985436B2 (ja) | 配送スケジューリング装置 | |
Özener | Solving the integrated shipment routing problem of a less-than-truckload carrier | |
JP2005096928A (ja) | 車両運行計画作成方法及び装置並びにプログラム | |
JP3163286B2 (ja) | 配車システム | |
Grunewald et al. | Multi-item single-source ordering with detailed consideration of transportation capacities | |
Curtois et al. | Towards collaborative optimisation in a shared-logistics environment for pickup and delivery operations | |
JP2013133198A (ja) | 車両運行計画作成装置及び方法並びに車両運行計画作成用プログラム | |
Crasnich et al. | An Integrated Approach to Design Innovation in Industrial Logistics | |
Ioannou et al. | Optimization of material handling in production and warehousing facilities | |
Romeira et al. | Minimizing the Non-value Task Times: A Pickup and Delivery Problem with Two-Dimensional Bin-Packing |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060921 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090609 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090806 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100511 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101026 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101108 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4635472 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |