JP4632124B2 - セラミックハニカムフィルタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、セラミックハニカムフィルタの製造方法に関し、詳しくは、セラミックハニカム構造体の端面を容器中のスラリーに浸漬して封止部を形成するセラミックハニカムフィルタの製造方法に関する。
ディーゼルエンジンなどの排気ガス中には炭素を主体とする微粒子状物質(パティキュレート・マター、以下「PM」という)が多量に含まれており、これが大気中に放出されると、人体や環境に悪影響を与える。このため、ディーゼルエンジンなどの排気系部品には、PMを捕捉するためのフィルタが搭載されている。図2は、排気ガス中のPMを捕集・浄化する、セラミックハニカムフィルタ(以下「ハニカムフィルタ」という)の一例を示し、(a)はその正面模式図、(b)は(a)でのE−E断面模式図である。図2のハニカムフィルタ10は、外周壁1の内側に隔壁2で仕切られて多数のセル3を有するセラミックハニカム構造体(以下「ハニカム構造体」という)10aの端面5a、5bが目封止40a、40bで交互に封止されている。
図2に示すハニカムフィルタ10において、排気ガスの浄化は以下の通り行われる。排気ガス(点線矢印で示す)は、端面5aに開口しているセル3から流入する。そして、排気ガス中に含まれるPMは、隔壁2を通過する際に隔壁2により捕集され、浄化された排気ガスは、端面5bに開口しているセル3から流出、大気中に放出される。
次に、従来の一般的なハニカム構造体10aの端面5a、5bへの目封止40a、40bの形成につき、図3(a)〜(c)を用いて説明する。図3(a)に示すように、ハニカム構造体10aの一方の端面5aを、容器41中のセラミック粉末と分散媒とを含有するスラリー6に浸漬すると共に容器の内底方向に押圧する(点線下矢印で示す)。これにより、スラリー6がハニカム構造体10aに粘着された封止用フィルム(図示せず)の開口から所定のセル3内に浸入する。その後、図3(b)に示すように、ハニカム構造体10aを容器41から取り出す(点線上矢印で示す)ことで、多数のセル3のうちの所定のセル3に封止部4aが形成される。同様に、図3(c)に示すように、他方の端面5bにおいても封止部4bを形成する。そして、所望により封止部4a、4bの焼成を行うことで端面5a、5bが目封止40a、40bで交互に封止されたハニカムフィルタ10としている。
しかし、封止部4a、4bには、図3(b)(c)に示すように、端面5a、5b側の封止部端部45a、45bにおいてヒケ7が生じることがある。これを図4(a)〜(d)により詳しく説明する。本来は、図4(a)のように形成されるべき封止部4が、図4(b)の丸で囲むように、端部45において封止部4にヒケ7が発生し、極端な場合は、図4(c)のように、ヒケ7が貫通孔7aとなることがある。そして、ヒケ7が貫通孔7aとなった場合には、図2のハニカムフィルタ10として使用した際に、貫通孔7aからPMが漏洩してしまうという問題がある。このため、従来は、図4(d)のように、セル3内にスラリーを余分に圧入して封止部4の長さ4dを長くして回避している。しかし、封止部4の長さ4dを長くした場合には、図2のハニカムフィルタ10として使用した際に、隔壁2の表面積、すなわちPMを捕捉するための面積が減少することになるので好ましくはない。
このような、封止部を形成する際のヒケ発生を防止しようとして、特許文献1には、図5(a)に示すように、セル3内に容器41中のスラリー6を圧入した後、スラリー6と容器41の内底面との間に空気層61を形成して、両者を一旦分離し、その後、ハニカム構造体10aを容器41から取り出す提案がされている。この特許文献1によれば、空気層61により、スラリー6を圧入時に封止部4に作用していた負圧が解除されるので、図4(b)のような封止部4の端部45へのヒケ7の発生や、図4(c)のような封止部4への貫通孔7aの発生を防止できるとしている。
また、特許文献2には、図5(b)に示すように、セル3内に容器(図示せず)中のスラリー6を圧入し、ハニカム構造体10aと容器を分離する際に、ハニカム構造体10aの端面5に付着しているスラリー6aを除去する提案がされている。特許文献2によれば、セル3内のスラリー6とセル3外のスラリーとを強制的に切り離すことで、負圧や粘性に起因したヒケの発生を防止できるとしている。
特開2004−25098号公報 特開2004−290766号公報
しかしながら、本発明者らが試験した結果、特許文献1に提案される、図5(a)に示すような方法では、次のような問題があった。スラリー6と容器41の内底面との間に空気層61を形成する際、必然的に端面5は容器41から引き上げられる状態となるので、封止部4の端部45にヒケ7が発生することがあった。さらに、封止部に含まれる水分は隔壁にしか移動できないので、封止部の端部におけるヒケ7の発生を抑えることができなかった。また、特許文献2に提案される、図5(b)に示す方法では、セル3内のスラリー6とセル3外のスラリーとを強制的に切り離す際に、端面5にあるスラリー6の一部も除去されるので、封止部の端部45でヒケ7を発生させることがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、隔壁によって仕切られた多数のセルを有するセラミックハニカム構造体の端面を容器中のスラリーに浸漬させ、所定の前記セル内にスラリーを導入して封止部を形成するハニカムフィルタの製造方法であって、封止部の端部のヒケ発生を少なくすることができるハニカムフィルタの製造方法を得ることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、隔壁によって仕切られた多数のセルを有するハニカム構造体の端面を容器中のスラリーに浸漬させ、所定の前記セル内にスラリーを導入して封止部を形成するセラミックハニカムフィルタの製造方法であって、前記封止部が形成されたセラミックハニカム構造体を前記容器と相対的に略水平方向に移動して取り出し、取り出されたセラミックハニカム構造体の端面を吸水性部材に接触させることを特徴とする。
上記構成で、封止部が形成されたセラミックハニカム構造体を容器と相対的に略水平方向に移動して取り出し、取り出されたセラミックハニカム構造体の端面を吸水性部材に接触させることで、封止部に含まれる水分が隔壁へ移動するのみならず、吸水性部材の側にも移動することから、封止部端部での固化も行われ、封止部端部のヒケ発生を少なく抑えることができる。
ここで、吸水性部材とは、例えば、布タオル、ペーパータオル、吸水シート、吸水マット、スポンジ、皮革、発泡体、多孔質体等、水分を吸収することができるものであればいかなるものでも使用することができる。なかでも、吸水によって吸水性部材が破損して吸水が十分に行われなくなり難いもの、接触する際にセラミックハニカム構造体の端面が破損され難いもの、さらに、接触させた際に、セラミックハニカム構造体が安定して載置できるものが好ましい。このような点から、吸水性部材を構成する素材としては、有機物からなるものが好ましく、特に、パルプ、ポリプロピレン不織布、ポリスチレン、ポリエステル、ポリビニルアルコール等を含むもの、或いは、これらの1種または2種以上で組合せられるものが好ましい。
本発明の別の発明は、隔壁によって仕切られた多数のセルを有するセラミックハニカム構造体の端面を容器中のスラリーに浸漬させ、所定の前記セル内にスラリーを導入して封止部を形成するセラミックハニカムフィルタの製造方法であって、前記セラミックハニカム構造体の端面に封止材層を形成し、該セラミックハニカム構造体を前記封止材層と共に前記容器と相対的に略水平方向に移動して取り出し、取り出されたセラミックハニカム構造体の端面に形成された封止材層に吸水性部材を接触させることを特徴とする。
上記構成で、ハニカム構造体の端面に封止材層を形成するのは次の理由による。ヒケは封止材層の表面から内部の封止部に向って発生するので、封止材層の表面にヒケが発生したとしても、ヒケの深さが浅い場合には、ヒケが封止材層のみで止まり、内部の封止部にまでヒケが到達しないようにすることができるからである。
本発明の別の発明において、前記吸水性部材に接触させた後、該封止材層を除去することが好ましい。この構成とするのは次の理由による。ヒケは封止材層の表面から内部の封止部に向って発生するが、ヒケの深さが深い場合には、ヒケが封止材層のみでなく、内部の封止部にまで到達していることがあるので、このような場合、封止材層を除去する際に、ヒケが生じた封止部のヒケ部位に封止材層を埋め込むことで、ヒケ発生の少ない封止部とすることができるからである。
本発明の別の発明において、前記封止材層の厚さを、0.5〜2mmとして形成していることが好ましい。この構成とするのは、封止材層の厚さが薄い場合、ヒケが封止材層のみでなく内部の封止部に達し易くなることと、ヒケが生じた封止部のヒケ部位を埋めるための封止材が不足し、ヒケ部位を完全に埋め込むことができずに、ヒケのない封止部とすることができないからである。このことから、封止材層の厚さは0.5mm以上であることが好ましい。一方、封止材層の厚さが厚い場合、容器から取り出されたセラミックハニカム構造体の端面に吸水性部材を接触させて脱水を行う際、封止材層が厚いことから、封止部の水分が封止材層を通して吸水性部材の側に移動し難くなり、封止部にヒケが生じ易くなるのである。このことから、封止材層の厚さは2mm以下であることが好ましい。
以下、実施の形態の数例を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施の形態1)
先ず、コージェライト生成原料粉末に、成形助剤、造孔剤を適量添加し、混合、混練してセラミック坏土を生成する。次に、坏土を押出し成形用金型を用いて押出し成形し、切断して、直径270mm×長さ300mmの成形体とし、続いて、乾燥、焼成してハニカム構造体とし、さらに、ハニカム構造体の端面を研削加工する。次に、ハニカム構造体の両端面に封止用フィルムを貼着した後、封止部を形成するセルにあわせて封止用フィルムを穿孔する。
次に、ハニカム構造体の端面のセル内に封止部を形成する。図1は、実施の形態1に係る、ハニカム構造体の端面に封止部を形成するための説明図を示し、(a)はハニカム構造体10aを容器11(分割容器11a、11b)中のスラリー6に浸漬している状態、(b)は一方の分割容器11bをずらした後、ハニカム構造体10aを分割容器11aから取り出している状態、(c)は取り出したハニカム構造体10aの端面5に吸水性部材12を接触させている状態、(d)は封止材層9を除去している状態、(e)はハニカムフィルタ10の端面5aに封止部4aが形成された状態、(f)はハニカムフィルタ10の両端面5a、5bに封止部4a、4bが形成された状態、の各々断面模式図である。
先ず、図1(a)で、スラリー6を貯留する容器11は、分割容器11a、11bを組み合わせることで一体となるようにしている。また、容器11は、ハニカム構造体10aの外周壁1より若干大きい内径11dとして、容器11の内径11dとハニカム構造体10aの端面5近傍の外周壁1との隙間を小さくしている。そして、ハニカム構造体10aの一方の端面5aを容器11中のスラリー6に浸漬すると共に容器11の内底面11c方向に押圧力Pで押圧し、セル3内にスラリー6を圧入する。そして、押圧力Pを調整することで、ハニカム構造体10aの端面5aのセル内に封止部4aと、厚さtが0.5〜2mmとなるように封止材層9を形成する。次に、図1(b)に示すように、容器11を形成する一方の分割容器11bを、図で右方に移動(点線矢印A)した後、ハニカム構造体10aを、他方の分割容器11aと相対的に略水平方向である内底面11cに沿って移動(点線矢印B)して取り出す。次に、図1(c)に示すように、容器11から取り出したハニカム構造体10aの端面5aに形成された封止材層9に吸水性部材12を接触させ、封止部4aと封止材層9に含まれている水分を吸水性部材12の側に移動させる。さらに、図1(d)に示すように、封止用フィルム(図示せず)の上から、ヘラ28などで厚さtの封止材層9を除去した後、封止用フィルムを剥がす。これにより、若しも封止材層9の表面91にヒケ7が発生し、これが封止部4aにまで到達していたとしても、封止材層9を除去する際に、封止材層9の一部が封止部4aまで到達しているヒケ7を埋め、結果として端部45aにヒケ7の少ない封止部4aとすることができる。
そして、他方の端面5bにおいても同様に封止部4bを形成した後(図1(f))、この封止部を焼成して封止部の端部45a、45bへのヒケ発生を少なくすることができるセラミックハニカムフィルタとすることができる。
尚、本発明の実施の形態では、押出し成形後に乾燥、焼成されたハニカム構造体を用いたが、押出し成形後に乾燥のみをされた、焼成されていないハニカム構造体を用いることもできる。
以下、具体的な実施例について説明する。
カオリン、タルク、シリカ、アルミナなどの粉末を調整して、質量比で、SiO:48〜52%、Al:33〜37%、MgO:12〜15%を含むようなコージェライト生成原料粉末とし、これにメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のバインダー、潤滑剤、造孔材としてグラファイトを添加し、乾式で十分混合した後、規定量の水を添加、十分な混練を行って可塑化したセラミック杯土を作成した。次に、押出し成形用金型を用いて坏土を押出し成形し、切断して、直径270mm×長さ300mmの成形体とした。次に、成形体を、乾燥、焼成させ、セル壁33が、厚さ0.3mm、気孔率65%、平均細孔径20μm、セルピッチ1.5mmのコージェライト質ハニカム構造体10aを得た。
次に、ハニカム構造体10aの端面5a、5bを研削加工し、両端面5a、5bに封止用フィルムを貼着し、封止するセルに該当するフィルム部を市松模様に開孔した。次に、実施の形態1に係る方法で封止部を形成した。すなわち、図1に示すようにハニカム構造体10aを、コージェライト生成原料粉末にメチルセルロースほかを混合して粘度を5〜300Pa・sとしたスラリー6に浸漬し、押圧する際の押圧力Pを0.005〜0.05MPaの範囲で調整し、ハニカム構造体10aの一方の端面5aに、封止部4aとともに、厚さtの封止材層9を形成した。ここで、押圧力Pは、ハニカム構造体の端面5a、5bでの隔壁の単位面積当たりに作用する荷重を示す。そして、ハニカム構造体10aを容器11と相対的に略水平方向である内底面11cに沿って移動させて取り出し、ハニカム構造体10aの端面5aに、吸水性部材として(株)クレシア製のキムタオルを接触させ、封止部4aと封止材層9に含まれている水分を脱水した。そして、脱水後、必要により封止材層の除去を実施し、封止用フィルムを剥がして封止部を形成した。一方、比較例として、ハニカム構造体10aを容器から取り出す方法、ハニカム構造体端面の脱水の有無、封止材層の厚さ、封止材層除去の有無の条件を変えて封止部を形成した。その実施条件を表1に示す。なお、表1において、「取り出し方」欄の(1)、(2)は、(1)はハニカム構造体を容器と相対的に略水平方向に移動させて取り出す方法、(2)はハニカム構造体を容器の内底面から上方に引き上げて取り出す方法を示す。また、ヒケ発生率(%)は、(封止部端部45a、45bでヒケが発生したセル数)/(全体の封止を要するセル数)とした。
Figure 0004632124
表1に示すように、実施例1〜は、ハニカム構造体を容器と相対的に略水平方向である内底面に沿って相対的に移動させて容器から取り出し吸水性部材で、封止部6と封止材層9に含まれている水分を脱水しているので、封止部端部でのヒケの発生率が0.5〜2.5%と小さかった。さらに、実施例は、封止材層9の厚さが0.5〜2.0mmと、本発明の好ましい範囲であったので、封止部端部でのヒケの発生率が0.5〜0.8%とさらに小さくなっている。一方、比較例1〜3は、ハニカム構造体10aを容器から取り出す際、ハニカム構造体を容器の内底面から上方に引き上げて取り出したので、封止部端部でのヒケの発生率が30〜40%と大きくなっている。
実施の形態1に係る、ハニカム構造体の端面に封止部を形成するための説明図を示し、(a)はハニカム構造体10aを容器11(分割容器11a、11b)中のスラリー6に浸漬している状態、(b)は一方の分割容器11bをずらした後、ハニカム構造体10aを分割容器11aから取り出している状態、(c)は取り出したハニカム構造体10aの端面5に吸水性部材12を接触させている状態、(d)は封止材層9を除去している状態、(e)はハニカムフィルタ10に封止部4が形成された状態、(f)はハニカムフィルタ10の両端面5a、5bに封止部4a、4bが形成された状態の各々断面模式図である。 排気ガス中のPMを捕集・浄化する、セラミックハニカムフィルタの一例を示し、(a)はその正面模式図、(b)は(a)のE−E断面図である。 ハニカム構造体10aの端面5a、5bへの封止部4a、4bの形成についての説明図である。 ハニカムフィルタ10の封止部4へのヒケ7発生の模式図である。 (a)は特許文献1に提案される封止方法、(b)は特許文献2に提案される封止方法である。
符号の説明
10:ハニカムフィルタ(セラミックハニカムフィルタ)
10a:ハニカム構造体(セラミックハニカム構造体)
1:外周壁
2:隔壁
3:セル
4、4a、4b:封止部
45、45a、45b:封止部の端部
5、5a、5b:端面
6:スラリー
6a:端面に付着しているスラリー
7:ヒケ
7a:貫通孔
9:封止材層
91:封止材層の表面
11:容器
11a、11b:分割容器
11c:内底面
11d:内径
21:アウトサイド治具
21a、21b:アウトサイド分割治具
21d:内径
28:ヘラ
40a、40b:目封止
61:空気層
P:押圧力
t:封止材層の厚さ

Claims (4)

  1. 隔壁によって仕切られた多数のセルを有するセラミックハニカム構造体の端面を容器中のスラリーに浸漬させ、所定の前記セル内にスラリーを導入して封止部を形成するセラミックハニカムフィルタの製造方法であって、前記封止部が形成されたセラミックハニカム構造体を前記容器と相対的に略水平方向に移動して取り出し、取り出されたセラミックハニカム構造体の端面を吸水性部材に接触させることを特徴とするセラミックハニカムフィルタの製造方法。
  2. 隔壁によって仕切られた多数のセルを有するセラミックハニカム構造体の端面を容器中のスラリーに浸漬させ、所定の前記セル内にスラリーを導入して封止部を形成するセラミックハニカムフィルタの製造方法であって、前記セラミックハニカム構造体の端面に封止材層を形成し、該セラミックハニカム構造体を前記封止材層と共に前記容器と相対的に略水平方向に移動して取り出し、取り出されたセラミックハニカム構造体の端面に形成された封止材層に吸水性部材を接触させることを特徴とするセラミックハニカムフィルタの製造方法。
  3. 前記吸水性部材に接触させた後、該封止材層を除去することを特徴とする請求項に記載のセラミックハニカムフィルタの製造方法。
  4. 前記封止材層の厚さを、0.5〜2mmとして形成していることを特徴とする請求項または請求項に記載のセラミックハニカムフィルタの製造方法。
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