JP4630786B2 - 生化学処理装置、dna増幅精製装置、該装置を含むdna検査装置 - Google Patents

生化学処理装置、dna増幅精製装置、該装置を含むdna検査装置 Download PDF

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Description

本発明は検体を生化学処理するための生化学処理装置に関する。特に、検体DNAを検査するDNA検査装置において使用する増幅および精製を行なう装置に関するものである。
核酸の塩基配列の解析、核酸試料中の標的核酸の検出を迅速・正確に行なうものとして、DNAマイクロアレイに代表されるプローブ担体を用いたハイブリダイゼーション反応を利用した方法が多く提案されている。DNAマイクロアレイとは、標的核酸と相補的な塩基配列を有するプローブを、ビーズ、ガラス板等の固相上に高密度で固定したものであり、これを用いた標的核酸の検出は一般に以下のような工程を有する。
第1の工程として、PCR法に代表される増幅方法によって、標的核酸を増幅する。具体的には、まず、核酸試料中に第1及び第2のプライマを加え、酵素の存在下で温度サイクルをかける。第1のプライマは標的核酸の一部と特異的に結合し、第2のプライマは標的核酸と相補的な核酸の一部と特異的に結合する。標的核酸を含む二本鎖核酸と第1及び第2のプライマが結合すると伸長反応によって標的核酸を含む二本鎖核酸が増幅される。(以降、第1PCRと呼ぶ。)
十分に標的核酸を含む二本鎖核酸が増幅された後に、未反応のプライマや核酸の断片など、増幅された二本鎖核酸以外のものを精製によって除去する。精製には磁性粒子に二本鎖核酸を吸着させる方法やカラムフィルタを利用したものなどが知られている。
精製を終了した核酸試料中に第3のプライマを加えて温度サイクルをかける。第3のプライマは、酵素、蛍光物質、発光物質等で標識されており、標的核酸と相補的な核酸の一部と特異的に結合する。標的核酸に相補的な核酸と、第3のプライマが結合すると伸長反応によって標識された標的核酸が増幅されるのである。(以降、第2PCRと呼ぶ。)
結果として、核酸試料中に標的核酸が含まれている場合は標識された標的核酸が生成され、核酸試料中に標的核酸が含まれない場合は標識された標的核酸は生成されない。
第2の工程として、この核酸試料をDNAマイクロアレイに接触させ、DNAマイクロアレイのプローブとハイブリダイゼーション反応させる。プローブと相補的な標的核酸がある場合は、プローブと標的核酸がハイブリッド体を形成する。
第3の工程として、標的核酸の検出を行なう。プローブと標的核酸がハイブリッド体を形成しているかどうかは、標的核酸の標識物質によって検出が可能であり、これにより特定の塩基配列の有無を確認できる。
この複数の工程を1つの装置で連続的に処理する装置に関して特許文献1で開示されている。移動可能な分注機により容器内に必要な液体を搬送して反応させる構成となっている。
特開平7−107999号公報
生化学反応装置では試薬によっては、試薬の劣化を防ぐ必要がある。とりわけ生化学反応を行なうために重要な酵素は、常温で劣化し生化学反応に使用できなくなる場合があるため所定の温度以下に保冷する保冷部が必要である。これを装置内の限られたスペースで取り扱うには試薬の保冷部と反応部を近接させて配置させる必要がある。ところが増幅工程においては反応部では約55℃〜95℃の間でサーマルサイクルを行なうため保冷部を近接させて配置すると保冷部にサーマルサイクルの温度が伝わる可能性がある。また、増幅後の精製工程を限られたスペースに配置しなければならないという課題もある。
特許文献1では装置を上面から見て左側に精製部、中央に加温部、右側に保冷部が配置されて容器を搬送させる構成となっている。このように各部分が離れた配置となっているため装置全体の幅が大きくなるとともに、容器を搬送させる距離が長くなり検査時間が長くなってしまうという課題があった。
すなわち、本発明は加熱部および保冷部を有する生化学処理装置において、装置の小型化、処理時間の短縮化に貢献する装置構成を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る生化学処理装置は、第1のウェルを配置して該第1のウェル内の溶液にサーマルサイクルを生ぜしめるサーマルサイクル部と、
前記第1のウェルに供給するための試薬類を有する第2のウェルを配置して、該第2のウェルの保冷を行なうための冷却部と、第3のウェルを配置して前記第1のウェル内にて処理された溶液を該第3のウェル内で精製するための精製部と、前記第1、第2および第3のウェル間で液体を移動させるためのピペットと、を有し、前記サーマルサイクル部と前記保冷部の間に、前記精製部が設けられている
ことを特徴とする生化学処理装置。
本発明に係る生化学反応装置は、加熱部、保冷部および精製反応部または試薬保持部が効率的に配置された載置部を有していることで、装置を小型化できる。特に、増幅精製装置におけるサーマルサイクル、保冷、精製といった各工程部を効率的に配置することにより装置を小型化することができる。
これにより、増幅精製装置を含むDNA検査装置の小型化も可能となる。
そして、各工程が近接しているので試薬、液体類を搬送する距離が従来よりも短くなる。これによって液体搬送中の液モレを防ぐことができるうえに処理時間の短縮化も可能となる。
増幅、ハイブリダイゼーション、検出の複数の工程を1つの装置で連続的に実施する装置の増幅部分を例に説明する。
少なくとも液体が収容可能な複数の収容部を有する容器(反応・保存容器と呼ぶ)には市販されている96ウェルのPCRマイクロプレートもしくはそれと同等の形状にウェルを形成したものを用いるとよい。この反応・保存容器にはPCR工程で用いる試薬類があらかじめ充填されている。容器の一方側は第1および第2PCRを実施するウェル、中央部分は精製の際に使用するウェル、もう一方側は精製および第1、第2PCRで用いる試薬が充填されたウェルとなっている。
増幅装置側は大きく分けてサーマルサイクル部、精製部、保冷部で構成されている。この3つが反応・保存容器を動かさなくても各機能を果たせる近接した位置関係で配置されている。
サーマルサイクル部は反応・保存容器と嵌合、密着する複数の凹部からなるアルミや銅合金などの熱伝導性の良い金属で形成したサーマルサイクルブロックとペルチェ素子やヒータなどで構成される。凹部の数は第1および第2PCRを実施するウェルと同数が形成されている。このサーマルサイクルブロックに反応・保存容器を嵌合させて第1および第2PCRを実施する。一般的には約92℃、55℃、72℃の3つの設定温度を各温度について所定時間保持し、このサイクルを40回程度(第1PCRにおいて)および25回程度(第2PCRにおいて)繰り返すものである。
サーマルサイクル部は反応・保存容器の上部にも加熱部を備えている。この加熱部はアルミや銅合金などの熱伝導性の良い金属により構成された加熱ブロックと、ペルチェ素子やヒータなどからなり、加熱ブロックに熱を与えることにより反応・保存容器を上部から加熱する。加熱ブロックは第1および第2PCRの際にPCR反応を行なうウェルの上部のみを覆う大きさに構成されており、保冷ウェルを加熱しないように構成されている。これによりウェル内壁面温度が上昇するので、蒸発して上昇してきた溶液が内壁面に付着して結露するのを防止することができる。
反応・保存容器の中央部に対向する位置には加熱または保冷を必要としない処理(精製)を行う精製部が配置されている。精製はウェルにあらかじめ充填された磁性粒子およびウェル近傍に配置した磁石を用いて行なう一般的な方法である。
このウェルに核酸溶液、洗浄液、エタノールなどを別々に供給後、攪拌し核酸を磁性粒子に吸着させる。その後、通常ウェルから離れた位置にある磁石を精製ウェルに近づけることにより核酸付き磁性粒子を1ヶ所に保持し、ウェルに核酸付き磁性粒子を残してウェル内の溶液を吸引する。次にこのウェルに溶出液を供給し磁性粒子から核酸を分離させ、磁石を精製ウェルに近づけて磁性粒子を1ヶ所に保持し磁性粒子以外の溶液を吸引する。このようなステップを経て精製された核酸溶液を得る。
反応・保存容器のサーマルサイクル部と反対側に対向する位置には保冷部が配置されている。保冷部は反応・保存容器と嵌合、密着する複数の凹部からなるアルミや銅合金などの熱伝導性の良い金属で形成した冷却ブロックとペルチェ素子などで構成される。凹部の数は少なくとも試薬類が充填されたウェルと同数が形成されている。冷却ブロックは周囲を断熱部材で覆われている。
これらサーマルサイクル部、保冷部、精製部に対向するウェル間で溶液を移動させるピペットユニットが構成されている。ピペットユニットは先端に着脱可能なピペットチップを備えており、必要に応じて交換する。
反応・保存容器が装置にセットされてから実際に使用されるまでの間、保冷部は試薬を劣化させない温度で保存している。試薬の保存温度は4℃〜20℃程度の範囲であり、近接したサーマルサイクル部の温度(55〜92℃)の影響を受けないでこの温度を維持しなければならない。
保冷部とサーマルサイクル部の間に精製部を配置することにより距離をとってサーマルサイクル部と保冷部の温度が相互影響しないように構成されている。
また、このようにサーマルサイクル部、保冷部、精製部を配置することによりPCRマイクロプレートの限られたサイズを効率的に使っているので装置の小型化をはかれるとともに、溶液を供給、吸引するピペットの移動距離を短くすることもできる。
また、サーマルサイクル部と保冷部の間には、精製処理部に加えて、試薬、液体等の保存部を配置してもよい。この場合保存部に収容される材料は、精製部と同様、加熱または保冷を必要としない材料であることが好ましい。あるいは、廃液溜めとして構成する場合のように、その後の処理に影響の及ぼさない材料を保存するための保存部としてもよい。
(第1実施例)
DNA検査装置の増幅部分の例について説明する。
図1にDNA検査装置の概念図を示す。
DNA検査装置201は生体試料からDNAを抽出する抽出部202、DNAを増幅させる増幅部203、増幅したDNAをプローブDNAと結合させるハイブリダイゼーション部204、プローブDNAと結合したかどうか検出する検出部205からなる。抽出部、増幅部、ハイブリダイゼーション部、検出部の順番に検査工程が進む。
図2は反応・保存容器のウェル部分を示す斜視図である。
ウェル部分は市販されているポリプロピレン製のPCRマイクロプレート1もしくはそれと同等の形状に形成したものを用いており、8×12個のウェルが9mmピッチで構成されている。各ウェルの先端(底)部2は後述するサーマルサイクルブロック、冷却ブロックと嵌合する形状になっている。
図3はDNA検査装置の増幅部を正面から見たもので、反応・保存容器の構造およびウェル配置とサーマルサイクル部、保冷部、精製部との位置関係などを説明するものである。
図3は第1および第2PCR反応中の状態を示している。
反応・保存容器3は8×12個のウェルを1×12ウェルずつ12分割して利用し、同時に12検体の検査が可能となっている。
右側のウェルから説明する。1番右のウェル4は第2PCRを行なうウェルであり最初は空である。ウェル5は第1PCRを行なうウェルであり酵素試薬、プライマなどの溶液101があらかじめ充填されている。ウェル6、7は精製を行なうウェルであり最初にウェル7から使う。ウェル7にはあらかじめ磁性粒子溶液102が充填されており、ウェル6は空である。ウェル8には洗浄液103、ウェル9にはエタノール104、ウェル10には溶出液105、もっとも左側のウェル11には第2PCRで使う試薬、プライマなどの溶液106があらかじめ充填されている。この配列が図面鉛直方向に12列並んでいる。
12はアルミなどで構成されたラミネートフィルムで96個のウェル開口部に接着もしくは溶着などにより固定されている。これにより外部からの異物混入を防ぐことができる。ウェルから溶液を吸引およびウェルに溶液を吐出する前に穴あけカッターでフィルム12を破る方式となっている。
13はシリコンゴム製の蓋、14は蓋を保持する部材、15は蓋13および蓋保持部材14を回動可能に保持する支点軸であり、支点軸15には蓋13および蓋保持部材14がウェル4、5を密閉する方向に付勢する不図示のねじりコイルバネが取り付けられている。16は支点軸15を回動可能に保持する軸受部である。ウェル部分に市販のPCRマイクロプレートを利用する場合、軸受部16は接着もしくはネジ止めなどでPCRマイクロプレートの縁部分17に固定される。またはPCRマイクロプレートに相当する部分と軸受部を一体化して作成してもよい。
蓋13はウェル4、5のみ12列計24ウェルを覆う大きさに構成されており後述する加熱ブロックと同等の大きさになっている。
18はサーマルサイクル部に配置されたサーマルサイクルブロックでアルミや銅合金などの熱伝導性の良い金属により構成され24個のウェル(穴部)が形成されている。
その下部にはサーマルサイクルブロック18を加熱するペルチェ素子19が配置されており、その接触面を完全に密着させて熱を確実に伝えるためのグリス(不図示)が塗布されている。グリス以外で同様な効果を得るものとして熱伝導性の良いシート材料もある。
ペルチェ素子19は反応・保存容器3の12列のウェルをすべて均一に加熱できる個数で配置されている。
ウェル4、5がサーマルサイクルブロック18と対向しており、外周がウェル内壁と密着する寸法関係となっている。
なお、サーマルサイクルブロック18は周囲を樹脂で形成された断熱部材(不図示)で覆われており周囲に熱が逃げないように構成されている。
ウェル6、7の間には磁石20、磁石固定部材21、磁石回動支点22が配置され、磁石20、磁石固定部材21は精製工程における磁性粒子捕集のときは図3の23の位置にある。磁石20、磁石固定部材21は各列に対応し合計12個、磁石回動支点22に回動可能に保持されている。磁石回動支点22は後述する保持板32に形成された不図示の軸受手段により保持されている。磁石固定部材21は磁石20と反対側の端部が不図示のソレノイドと連結されている。磁性粒子をウェルの壁面に集中させたいときはソレノイドに電流を流して磁石固定部材21を引き込むことにより磁石20が23の位置まで上昇してくる。
24は保冷部に配置された冷却ブロックでアルミや銅合金などの熱伝導性の良い金属により構成され48個のウェル(穴部)が形成されている。
その下部には冷却ブロック24を冷却するペルチェ素子25が配置されており、その接触面を完全に密着させて熱を確実に伝えるためのグリス(不図示)が塗布されている。グリス以外で同様な効果を得るものとして熱伝導性の良いシート材料もある。
ペルチェ素子25は反応・保存容器3の12列のウェルをすべて均一に保冷できる個数で配置されている。
ウェル8〜11までが冷却ブロックと対向しており、外周がウェル内壁と密着する寸法関係となっている。
なお、冷却ブロック24は周囲を樹脂で形成された断熱部材(不図示)で覆われており周囲の温度影響を受けにくくしている。
26は反応・保存容器3を上部から加熱するユニットであり、27はアルミや銅合金により構成された加熱ブロックである。加熱ブロック27はウェル4、5の上部のみを覆う大きさに構成されており、ウェル6〜11を加熱しないように構成されている。加熱ブロック27の上部にはペルチェ素子28が配置されており、その接触面を完全に密着させて熱を確実に伝えるためのグリス(不図示)が塗布されている。
ペルチェ素子28の上部には金属材料で形成された冷却ブロック29が、上記と同様に接触面にグリスを介して固定されている。ペルチェ素子28の裏から放熱するときにこの冷却ブロック29によって冷却を促進させる。
冷却ブロック29は出入口を備えた中空構造になっており、その出入口に接続された不図示の配管を介して冷却水が流れる構造となっている。
30は上面に開口31を備え、加熱ブロック27、ペルチェ素子28および冷却ブロック29を保持し、かつ断熱する部材である。
加熱ブロック27、ペルチェ素子28、冷却ブロック29、保持部材30が一つのユニット(天板ユニット)として構成されており、この天板ユニット26が不図示の駆動手段により、図中右方へ移動可能に構成されている。この天板ユニット26は反応・保存容器3の12列のウェルをすべて均一に加熱できるような幅で構成されている。
天板ユニット26は増幅時に反応・保存容器3のウェル4、5と密着する位置にあって上部から加熱する。
反応・保存容器3とサーマルサイクルブロック18、冷却ブロック24を嵌合させ、後述する保持板32を上昇させることにより反応・保存容器3を天板ユニット26に対して押圧している。これにより反応・保存容器3のウェル外周とサーマルサイクルブロック18、冷却ブロック24の密着性が向上しウェルへの熱伝導性がよくなる。
ペルチェ素子19、25の下にはこれらサーマルサイクル部、保冷部、精製部全体を保持する保持板32が配置されており、装置のベース33に不図示の軸受で支持されたリードスクリュー34および不図示のモータおよび駆動伝達系により図中上下に一体で駆動される。
保持板32の下面には金属材料で形成された水冷ブロック35、36が、上記と同様に接触面にグリスを介して固定されている。水冷ブロック35、36はペルチェ素子19、25の対向する位置にそれぞれ固定されておりペルチェ素子19、25の下面からの冷却を促進させる。ペルチェ素子19の下に配置される方は磁石固定部材21と干渉しない位置関係に配置されており、図中には点線で位置を示す。
冷却ブロック35、36は出入口を備えた中空構造になっており、出入口に接続された不図示の配管を介して冷却水が流れる構造となっている。
点線37であらわされているのは反応・保存容器3をセットするキャリッジ部で不図示のモータおよび駆動伝達系を介して図面鉛直方向に配置されているリードスクリュー38およびガイドシャフト39により前後にキャリッジ部37を駆動する。点線37の高さは反応・保存容器3をセットする高さであり、キャリッジ37が装置前面にあるときに反応・保存容器をセットする。キャリッジ37が装置後方に駆動されて反応・保存容器3がサーマルサイクル部、保冷部、精製部と対向する位置に到達すると停止する。このとき保持板32は図3で示される位置より下方、反応・保存容器3とぶつからない位置にある。その後、リードスクリュー34で保持板32を図3の位置まで上昇させる。
次にDNA検査装置の動作について説明する。
なお、以降は1列(1検体分)の動きを説明するが他の列も同様に動作している。
図4は図3の上面図であり天板ユニット26およびその他を除いた要部をあらわしたものである。
使用者が反応・保存容器3を点線40の位置にあるキャリッジ37にセットすると不図示の駆動モータ、リードスクリュー38によって反応・保存容器3を後方(図中上方)に搬送する。実線の位置まで到達するとリードスクリュー38によって支持板32が上昇し、図5の状態となる。
図5は図3よりも支持板32がわずかに下にあり加熱ブロック27と蓋13は接触していない。
すでに不図示の抽出部によって血液、尿などの生体試料から公知の手段により抽出された核酸を含む溶液をウェル5へ移動させる。
核酸溶液の移動にはピペットを用いる。
図6はピペットを用いて核酸溶液をウェル5へ吐出している様子をあらわしたものである。
41は先端に着脱可能に取り付けられたピペットチップ42を介して溶液の供給・吐出・攪拌を行なうピペット部、およびその搬送部でモータ、リードスクリューなどから構成される。ピペット部は不図示のピペット搬送部により上下前後左右に移動可能に構成されている。
この他、ピペットチップの図中右側にウェルを密閉しているフィルムに穴をあけるカッター部、周辺には未使用のピペットチップを保持しておくピペットホルダ部、および使用済みピペットチップを収容するピペット廃却部などが構成されている。カッター部はピペット搬送部で所定の位置に搬送される。(以上不図示)
あらかじめフィルム12のウェル5に対向する部分にカッター部で穴をあけておきピペットチップ42がウェル5内に進入できる状態になっている。
なお、穴をあける前に天板ユニット26および蓋13は不図示の駆動機構によりそれぞれ右方へ移動および略90回転させて、ウェル4、5の上面が開放状態にしておく。
図中右方にある抽出部から核酸溶液を吸引したピペットチップ42をウェル5の上方まで移動後、下降させてウェル5内に進入させ、所定の深さまで進入させたら核酸溶液を吐出する。
その後、ウェルにピペットチップを入れたまま吸引、吐出を所定回数繰り返し、あらかじめ充填されていた試薬類とじゅうぶんに混合(攪拌)する。
混合を終了したらピペット部41を反応・保存容器3上から退避させ、天板ユニット26および蓋13を図5の状態にしておく。
その後、リードスクリュー34により保持板32を上昇させて図3の状態にする。
このとき蓋13は保持板32を天板ユニット26に付勢することによりウェル1ヶ所あたり50〜100gf、場合によってはそれ以上の力で押圧される構造となっている。
図3の状態で第1PCRを開始する。約92〜55〜72℃の間を所定の保持時間、サイクル数で実施することにより試料管内の核酸が増幅される。第1PCRの間、保冷部は試薬類が劣化しない温度、例えば4℃程度に維持される。サーマルサイクル部(ウェル4、5)と保冷部(ウェル8〜11)は要部を不図示の断熱部材で覆われている上に、間に精製部(ウェル6、7)を配置しているためある程度の距離が確保されている。
このように配置することによってサーマルサイクル部と保冷部の温度が相互に影響を与えないようになっている。
第1PCR終了後、精製工程が始まる。
図7は増幅産物中の核酸を磁性粒子に吸着させた後、磁石20で磁性粒子を集めて核酸付き磁性粒子43以外をピペットチップ42に吸引した状態を示している。
ウェル5内の溶液ピペットチップ42により吸引しウェル7に吐出する。(事前にカッター部によりウェル7に穴をあけておく)
次にウェル7にあらかじめ充填されている磁性粒子溶液102とウェル5から移動した溶液をピペットチップ42で攪拌し、核酸を磁性粒子にじゅうぶん吸着させた後、磁石20を図7の位置まで上昇させて核酸付き磁性粒子43をウェル7内壁の1ヶ所に集中させる。ここで図7のようにピペットチップ42により核酸付き磁性粒子43以外を吸引し不図示の廃液処理部分に吐出する。なお第1PCRが終了したらサーマルサイクルブロックの温度は室温程度にしてよい。
次に磁石20をウェル7から遠ざけて、ウェル8に穴をあけて中の洗浄液103を吸引しウェル7へ移動させ、ピペットチップ42により攪拌し、磁石20を上昇させて核酸付き磁性粒子をウェル8内壁の1ヶ所に集中させる。ここでピペットチップ42により核酸付き磁性粒子43以外を吸引し(図7と同様の状態である)不図示の廃液処理部分に吐出する。
この流れと同様にウェル9のエタノール104をウェル7に移動させて核酸付き磁性粒子43以外を吸引して不図示の廃液処理部に吐出する。
ここで精製工程中の洗浄工程終了である。
最後に核酸付き磁性粒子43から核酸を溶出させる工程に移る。
ウェル7内の溶液およびウェル10の溶出液をウェル6へ移動し、洗浄液、エタノールのときと同様に攪拌、放置を経て磁石20により1ヶ所に磁性粒子を集める。溶出液によって磁性粒子から核酸が離れており、この溶液が精製を経て得られた核酸溶液である。これをウェル6から所定量吸引して(図7と同様の状態である)ウェル4に移動させる。あらかじめ任意のタイミングでカッター部によりウェル4に穴をあけておく。
ここで精製工程終了である。
次にウェル11に穴をあけて第2PCRで使用する溶液106をウェル4に移動させ、ピペットチップ42により攪拌する。攪拌が終了したら図5の状態を経て図3の状態とし、第2PCRを開始する。すでに試薬類はすべて使い切っているので第2PCRの間は冷却ブロック24の冷却を停止してもよい。
第2PCRが終了したら天板ユニット26および蓋13を図6の状態として、ピペットチップ42によりウェル5から増幅産物を不図示のハイブリダイゼーション部に移動させる。移動が終了し、再度図3の状態にしてから保持板32を下降させてキャリッジ部37を手前に搬送すると反応・保存容器3をDNA検査装置から取り外し可能な状態となる。
図3で説明したように反応・保存容器3にあらかじめ充填しておく溶液を使用する順番に配置し、未使用(穴をあけていない)ウェル上を溶液を吸引したピペットチップがなるべく通過しないように構成した。こうした配列にすることにより仮にピペットチップから溶液が落下しても、未使用ウェルに落下する可能性は小さいので増幅工程および精製工程に影響を与えることはない。
(第2実施例)
上記実施例では反応・保存容器として各ウェルが9mmピッチで構成された市販のPCRマイクロプレートもしくはそれと同等な形状のものを用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。必要に応じてさらに狭いピッチもしくは多少大きいピッチで構成された反応・保存容器およびサーマルサイクルブロック、保冷ブロックを用いても良い。ウェル個数も96個に限定されるものではなく試薬種類、処理したい検体数に応じて適切な数を設定すれば良い。
また、ウェル形状も先端がテーパ上になった円筒に限らず他の形状でも良い。サーマルサイクルブロックおよび保冷ブロックとウェルが密着可能で、かつ精製可能に構成されていればよい。
(第3実施例)
上記実施例では反応・保存容器3には増幅工程に関わる試薬類のみが充填されていたが、他の工程(抽出・ハイブリ・検出)の試薬が一緒に充填されていてもよい。
その際、温度管理不要のもの、温度により劣化しない溶液は保冷部とサーマルサイクル部の間のウェルに充填してもよい。
(第4実施例)
上記実施例では精製に磁性粒子と磁石を用いているがカラムフィルタを用いても良い。
図8〜10はその説明図であり上記実施例と同じ符号は一部省略してある。
反応・保存容器3の構成および充填されている試薬類の配置は上記実施例と同じである。
図8で44はカラムフィルタであり45はその中に固定されたフィルタを示している。第1PCRが終了したら不図示の駆動機構により12個のカラムフィルタをウェル7上に保持する。次にウェル5内の第1PCR後の溶液とウェル8内の洗浄液をピペットチップ42でカラム44の中に順次吐出する。図8は溶液を吐出した状態を示しており46は第1PCR溶液と洗浄液の混合液である。
図9は混合液46を加圧してフィルタ45を通過させた状態を示している。カラム44の上方に不図示の駆動機構により加圧ポンプ47を密着させて図中下方へ加圧する。これにより混合液46の中の核酸がフィルタ45に吸着しその他の成分がフィルタ45を通過してウェル7に集まる。
図8、9の流れと同様にウェル9のエタノールをカラム44内に移動させた後、加圧ポンプ47で加圧して不要なものをウェル7に集める。
次にカラム44をウェル6上に移動させて保持する。ウェル10の溶出液105をカラム44の中に吐出した後、図10のように加圧ポンプ47をカラム44上方に密着させて図中下方へ加圧する。これによりフィルタ45に吸着していた核酸が溶出液とともにウェル6に集まる。この溶液48が精製された核酸溶液であり、ここで精製が終了する。カラム44をウェル6上から退避させて核酸溶液48をピペットチップで吸引する。
この後の動作は上記実施例と同じである。この実施例においてもサーマルサイクル部と保冷部の間に精製部が配置されており、上記実施例と同様の効果を得られる。
本発明のDNA検査装置の概念図 本発明の反応・保存容器のウェル部分を示す斜視図 本発明のDNA検査装置の増幅部正面図 本発明のDNA検査装置の増幅部上面図 本発明のDNA検査装置の増幅部正面図(増幅開始前の状態) 本発明のDNA検査装置の増幅部正面図(核酸溶液を吐出している状態) 本発明の精製工程を示す図 実施例4のDNA検査装置の増幅部正面図(混合液をカラムに吐出した状態) 実施例4のDNA検査装置の増幅部正面図(混合液を加圧してフィルタを通過させた状態) 実施例4のDNA検査装置の増幅部正面図(核酸溶液をウエルに溶出した状態)
符号の説明
1 PCRマイクロプレート
3 反応・保存容器
4 第2PCRを行なうウェル
5 第1PCRを行なうウェル
6、7 精製を行なうウェル
8 洗浄液103が充填されたウェル
9 エタノール104が充填されたウェル
10 溶出液105が充填されたウェル
11 第2PCR用溶液106が充填されたウェル
12 フィルム
13 蓋
18 サーマルサイクルブロック
19 サーマルサイクル用ペルチェ素子
20 磁石
24 冷却ブロック
25 保冷用ペルチェ素子
26 天板ユニット
32 保持板
34 リードスクリュー
35、36 水冷ブロック
37 キャリッジ部
38 リードスクリュー
40 反応・保存容器3をセットする位置
42 ピペットチップ
101 プライマなどの溶液101
102 磁性粒子溶液

Claims (6)

  1. 複数のウェルを用いて生化学処理を行うための生化学処理装置であって、
    第1のウェルを配置して該第1のウェル内の溶液にサーマルサイクルを生ぜしめるサーマルサイクル部と、
    前記第1のウェルに供給するための試薬類を有する第2のウェルを配置して、該第2のウェルの保冷を行なうための冷却部と、
    第3のウェルを配置して前記第1のウェル内にて処理された溶液を該第3のウェル内で精製するための精製部と
    前記第1、第2および第3のウェル間で液体を移動させるためのピペットと、
    を有し、
    前記サーマルサイクル部と前記保冷部の間に、前記精製部が設けられている
    ことを特徴とする生化学処理装置。
  2. 少なくとも標識された標的核酸を増幅させるためのPCRを行う前記第1のウェル、
    核酸溶液の精製を行う前記第3のウェル、
    前記PCRにて用いられる溶液を収容する前記第2のウェル、
    この順序で配列して一体化された反応・保存容器を有する請求項1記載の生化学処理装置。
  3. 前記サーマルサイクル部が前記第1のウェルに接触するサーマルサイクルブロックを有し、前記保冷部が前記第2のウェルに接触する冷却ブロックを有し、前記サーマルサイクルブロックと前記冷却ブロックとを保持する上下に移動可能な保持板をさらに有する請求項1記載の生化学処理装置。
  4. 前記サーマルサイクル部は、前記第1のウェルの上方に加熱ユニットを有する請求項1記載の生化学処理装置。
  5. 前記精製部の前記第3のウェルに接続するカラムフィルタを備える請求項1記載の生化学処理装置。
  6. 前記精製部の前記第3のウェルに磁石が近づくように動く、磁石固定部材を備える請求項1記載の生化学処理装置。
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