JP4626703B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
情報処理装置を中心とするインターネットのWeb技術分野において、最新ニュースなどをシンジケーションするために用いられるRSS(RDF(Resource Description Framework) Site Summary)の各バージョンやAtomなどのXML(Extensible Markup Language)応用技術が多用されはじめている。例えば、RSS−DEVワーキンググループによるRSS1.0がある。なお、シンジケーションとは更新情報/サマリー情報を配信、通知することをいう。
また、近年、モバイル機器の高性能化に伴い、モバイル機器からインターネット上のニュースサイトやブログなどのWEBコンテンツにシームレスにアクセスできるようになった。その中で、複数のWEBコンテンツをサムネイル画像として配置し、WEBコンテンツの一覧表示、選択表示、複写、削除、サイズ変更などの各種処理を操作可能とするアプリケーションが普及してきている。
しかしながら、モバイル機器の画面面積は限られているため、こういった複数のサムネイル画像を表示しようとすると、ひとつひとつの表示面積が小さくなってしまうため、一覧で表示するWEBコンテンツの数が増えるにつれ、視認性が低下するという問題が発生する。そのため、視認性を低下することなく一覧表示を可能にするために、WEBコンテンツの重要な部分を検出して、その部分を中心にクリッピングした情報を使用するといったアプローチが必要になる。ここで「どのようにWEBコンテンツの重要な部分を検出するか」が課題となる。
一般的な解決策としては、RSSなどのシンジケーション技術によって送信されるフィード情報に含まれる画像データやテキストサマリーを用いて、WEBコンテンツの差分情報のみを効率的に一覧表示する手法が考えられる。
しかしながら、この手法では、フィード情報を配信するインターネットサービスプロバイダ側によって、フィード情報にどこまでのWEBコンテンツの情報を含めるかを自由に決定できてしまうという制限がある。そのため、例えば、WEBコンテンツと関係のない広告画像データを含んだフィード情報が配信される状態が発生しうるという問題がある。また、著作権上の理由や通信速度上の理由で、画像データやテキストサマリーを何も含まないフィード情報が配信される状態が発生しうるという問題がある。
また、別の解決策としては、フィード情報に必須であるWEBコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)情報にアクセスし、WEBコンテンツをキャプチャして、その中から、写真の顔情報に基づいて重要な領域を検出し、最適なレイアウトを提案するという手法がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ブログのようなWEBコンテンツにおいては、タイトル画像部分や広告画像に顔画像がある場合も多く、逆に、更新された情報には顔情報が全くはいっていないという場合もあり、ブログの重要な領域を検出するには精度が不十分である。
特開2007−180651号公報
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、コンテンツの重要な領域を含み、かつ、小面積のサムネイル画像データを切り出すことが可能な、新規かつ改良された技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、閾値を記憶する記憶部と、コンテンツ配信装置と通信を行うことが可能な通信部と、第1コンテンツデータを、コンテンツ配信装置から通信部を介して受信し、第1コンテンツデータを第1画像データに変換して記憶部に記憶させ、第1コンテンツデータの一部または全部が更新されて生成された第2コンテンツデータを、コンテンツ配信装置から通信部を介して受信し、第2コンテンツデータを第2画像データに変換して記憶部に記憶させる入力制御部と、記憶部が記憶する第1画像データと第2画像データとについて対応する画素間における色情報の差分値を算出し、差分値が、記憶部が記憶する閾値を超える画素によって構成される領域である重心候補領域を抽出する重心候補領域抽出部と、重心候補領域抽出部が抽出した重心候補領域の一部または全部を含む領域である切り出し領域に相当するサムネイル画像データを第2画像データから切り出す切り出し制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
上記した切り出し制御部は、重心候補領域抽出部が抽出した重心領域を構成する画素の座標の平均値を重心座標として算出し、重心座標を基準として規定される所定の矩形領域を切り出し領域とすることとしてもよい。
動画広告領域抽出部をさらに備え、上記した入力制御部は、第2コンテンツデータを、コンテンツ配信装置から通信部を介して受信する処理と、第2コンテンツデータを第2画像データに変換して記憶部に記憶させる処理とを、複数回行うこととしてもよい。また、上記した動画広告領域抽出部は、入力制御部が記憶部に記憶させたそれぞれの第2コンテンツデータについて対応する画素間における色情報の差分値を算出し、差分値が、記憶部が記憶する閾値を超える画素によって構成される領域である動画広告領域を抽出し、動画広告領域を、重心候補領域から除外して重心領域を抽出することとしてもよい。また、上記した切り出し制御部は、動画広告領域抽出部が抽出した重心領域の一部または全部を含む領域を切り出し領域とすることとしてもよい。
上記した切り出し制御部は、動画広告領域抽出部が抽出した重心領域に含まれる矩形領域を切り出し領域とすることとしてもよい。
上記した切り出し制御部は、動画広告領域抽出部が抽出した重心領域の冒頭領域を切り出し領域とすることとしてもよい。
上記した切り出し制御部は、動画広告領域抽出部が抽出した重心領域に含まれる顔領域を切り出し領域とすることとしてもよい。
入力部をさらに備え、上記した入力制御部は、入力部を介して、ユーザから切り出し形式を示す切り出し形式情報の入力を受け付けると、切り出し形式情報を記憶部に記憶させ、上記した切り出し制御部は、記憶部が記憶する切り出し形式情報が示す切り出し形式によって規定される領域を切り出し領域とすることとしてもよい。
出力制御部と表示部とをさらに備え、上記した出力制御部は、切り出し制御部が第2画像データから切り出したサムネイル画像データを、表示部を介して表示することとしてもよい。
上記した切り出し制御部が第2画像データから切り出したサムネイル画像データを、通信部を介して送信する出力制御部をさらに備えることとしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、コンテンツの重要な領域を含み、かつ、小面積のサムネイル画像データを切り出すことが可能な技術を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。なお、説明は以下の順序で行う。
1. 本実施形態の概要
2. 情報処理システムの構成
3. 情報処理装置のハードウェア構成
4. 情報処理装置の動作概要
5. 情報処理装置の機能構成
6. 情報処理装置の動作
7. 本実施形態による効果
[1.本実施形態の概要]
本発明の実施形態では、ブログのようなシンジケーション型WEBコンテンツの更新前後において、一般的に、WEBコンテンツの基本的なレイアウトおよび背景デザインに大きな変更はなされないという状況に着目する。具体的には、WEBコンテンツを一枚の画像として扱い、更新前後における画像の差分から、WEBコンテンツの重要領域を推定し、サムネイル画像表示のレイアウトに活用する。また、不要な広告領域を推定し、サムネイル表示のレイアウトに活用する。以下でその仕組みを説明する。
[2.情報処理システムの構成]
まず、本発明の実施形態にかかる情報処理システムについて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる情報処理システムの構成を示す図である。以下、図1を用いて本発明の実施形態にかかる情報処理システムについて説明する。
図1に示したように、本発明の実施形態にかかる情報処理システム10は、情報処理装置100と、コンテンツ配信装置200と、を含んで構成される。図1に示した情報処理システム10は、ネットワーク300を介して情報処理装置100とコンテンツ配信装置200との間でデータをやりとりするものである。ネットワーク300の種類は特に限定されないが、例えば、インターネット等によって構成されている。情報処理装置100がコンテンツ配信装置200に対してフィード情報の取得リクエストを送信すると、コンテンツ配信装置200は、フィード情報を情報処理装置100に配信する。情報処理装置100は、フィード情報に記述された、画像ファイルを指定する情報を含んだ取得リクエストを送信すると、コンテンツ配信装置200は、指定された画像ファイルを情報処理装置100に配信する。情報処理装置100は、フィード情報に記述された、WEBページ格納先を指定するURLを含んだ取得リクエストを送信すると、コンテンツ配信装置200は、指定されたURLのWEBページを情報処理装置100に配信する。
情報処理装置100は、例えば、携帯電話機のような、モバイル機器等である。本実施形態では、情報処理装置100の一例としてモバイル機器を使用する場合について説明するが、情報処理装置100は、ユーザが持ち運ぶことが可能な機器に限定されるものではなく、据え置きタイプの機器であってもよい。図1には、情報処理装置100が1台のみネットワーク300に接続されているが、その台数は特に限定されるものではない。情報処理装置100の内部構成については後に詳述する。
コンテンツ配信装置200は、例えば、情報処理装置100からの要求に従い、情報処理装置100にコンテンツデータを配信するものである。コンテンツ配信装置200が配信するコンテンツデータの種類は、表示部に表示するもとになるデータであれば特に限定されるものではない。ここでは、コンテンツ配信装置200は、コンテンツデータとしてブログなどのWEBコンテンツデータを配信するWEBサーバとして機能する場合について説明する。
ネットワーク300は、情報処理装置100、コンテンツ配信装置200を双方向通信又は一方向通信可能に接続する通信回線網である。ネットワーク300は、例えば、インターネット、電話回線網、衛星通信網、同報通信路等の公衆回線網や、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)、Ethernet(登録商標)、ワイヤレスLAN等の専用回線網などで構成されており、有線/無線を問わない。
以上、本発明の実施形態にかかる情報処理システム10について説明した。次に、本発明の実施形態にかかる情報処理装置100の構成について説明する。
[3.情報処理装置のハードウェア構成]
図2は、本発明の実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。以下、図2を用いて本発明の実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2に示したように、本発明の実施形態にかかる情報処理装置100は、RAM(Random Access Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)104と、入力インタフェース106と、ネットワークインタフェース108と、不揮発性メモリ110と、表示装置112と、を含んで構成される。
RAM102は、CPU104において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶するものである。
CPU104は、演算処理装置および制御装置として機能し、不揮発性メモリ110、RAM102に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置100内の動作全般またはその一部を制御するものである。
入力インタフェース106は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作するものである。また、入力インタフェース106は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントローラ(いわゆる、リモコン)であってもよいし、情報処理装置100の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器であってもよい。さらに、入力インタフェース106は、例えば、上記のユーザが操作するものを用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU104に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置100のユーザは、この入力インタフェース106を操作することにより、情報処理装置100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
ネットワークインタフェース108は、例えば、ネットワーク300に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。ネットワークインタフェース108は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデム等である。このネットワークインタフェース108は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で画像信号等を送受信することができる。また、ネットワークインタフェース108に接続されるネットワーク300は、有線または無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信等であってもよい。
不揮発性メモリ110は、情報処理装置100の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。この不揮発性メモリ110は、CPU104が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した音響信号データや画像信号データなどを格納する。
表示装置112は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなど、取得した情報をユーザに対して視覚的に通知することが可能な装置で構成される。表示装置112は、例えば、情報処理装置100が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置112は、情報処理装置100が行った各種処理により得られた結果を、テキストまたはイメージで表示する。
以上、本発明の各実施形態に係る情報処理装置100の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
以上、本発明の実施形態にかかる情報処理装置100のハードウェア構成について説明した。次に、本発明の実施形態にかかる情報処理装置100の動作概要について説明する。
[4.情報処理装置の動作概要]
図3は、本発明の実施形態にかかる情報処理装置の動作概要を示す図である。以下、図3を用いて(適宜図1および図2参照)本発明の実施形態にかかる情報処理装置の動作概要について説明する。
図3に示すように、サムネイル画像表示画面120を構成する各サムネイル画像は、情報処理装置100によって11枚のWEBページのそれぞれのページから切り出された重要な領域に相当するものである。各サムネイル画像を切り出す技術については後に詳述する。また、サムネイル画像表示画面120は、情報処理装置100が備える表示装置112に表示されることとしてもよく、情報処理装置100以外の装置が備える表示装置に表示されることとしてもよい。サムネイル画像表示画面120は、ユーザがアプリケーションの起動操作を行うと表示装置に表示される。
図3に示した例では、サムネイル画像表示画面120には、サムネイル画像が11枚並べられて表示されているが、表示されるサムネイル画像の枚数は特に限定されるものではない。また、図3に示した例では、それぞれのサムネイル画像の形状が矩形となっているが、サムネイル画像の形状は特に限定されるものではなく、例えば、楕円や円等であってもよい。また、図3に示した例では、それぞれのサムネイル画像について大きさが統一されていないが、それぞれのサムネイル画像について同じ大きさであるとしてもよい。
ユーザがサムネイル画像表示画面120を構成するサムネイル画像のうちのいずれかを選択すると、WEBブラウザが起動し、サムネイル画像表示画面120からWEBページ130に遷移する。図3には、情報処理装置100の入力インタフェース106がタッチパネルで構成され、サムネイル画像表示画面120の最下段の右から2枚目のサムネイル画像がユーザの人差し指等である接触部410によって接触されて選択された様子が示されている。
以上、本発明の実施形態にかかる情報処理装置100の動作概要について説明した。次に、本発明の実施形態にかかる情報処理装置100の機能構成について説明する。
[5.情報処理装置の機能構成]
図4は、本発明の実施形態にかかる情報処理装置の機能構成を示す図である。以下、図4を用いて(適宜図1乃至図3参照)本発明の実施形態にかかる情報処理装置の機能構成について説明する。
図4に示すように、情報処理装置100は、通信部150と、表示部160と、記憶部170と、制御部180とを備えるものである。ただし、サムネイル画像表示画面120を表示する装置が情報処理装置100以外の場合には、情報処理装置100は表示部160を備えないこととしてもよい。
入力部140は、入力インタフェース106等によって構成され、ユーザから情報の入力を受け付けて制御部180に出力するものである。
通信部150は、ネットワークインタフェース108等によって構成され、コンテンツ配信装置200と通信を行うことが可能にされたものである。通信部150は、コンテンツ配信装置200から受信した情報を制御部180に出力し、制御部180から入力された情報をコンテンツ配信装置200に送信する。
表示部160は、表示装置112等によって構成され、制御部180から入力された情報を表示するものである。
記憶部170は、ブックマーク情報171、フィード情報172、閾値173等を記憶するものである。ここでは、記憶部170がフィード情報172を記憶することとするが、フィード情報172が使用されない場合には、記憶部170がフィード情報172を記憶していなくてもよい。閾値173は、情報処理装置100の製造段階で記憶部170に記憶されることとしてもよく、情報処理装置100の製造後にユーザが入力部140を介して記憶部170に記憶させることとしてもよい。閾値173は、例えば、「0」であるとしてもよいが、他の値であってもよい。
制御部180は、入力制御部181と、重心候補領域抽出部182と、切り出し制御部184とを備えるものである。また、制御部180は、動画広告領域抽出部183をさらに備えることとしてもよく、出力制御部185をさらに備えることとしてもよい。制御部180については、後に詳述する。
図5は、本発明の実施形態にかかるブックマーク情報のデータ構造例を示す図である。以下、図5を用いて(適宜図1乃至図4参照)本発明の実施形態にかかるブックマーク情報のデータ構造例について説明する。
ブックマーク情報171は、ブログタイトル171aと、ブログリンク171bと、切り出し形式171cとを含んで構成される。
ブログタイトル171aは、ブログのタイトルを示すものである。ユーザは、例えば、情報処理装置100を用いてブログの内容を取得して閲覧し、その後も閲覧する可能性が高いブログについては、情報処理装置100を用いてそのタイトルを取得してブログタイトル171aに設定しておく。ここでは、ブログタイトル171aは、ブログのタイトルであるとしたが、ブログのタイトルに限らずにWEBページのタイトルであるとしてもよい。
ブログリンク171bは、ブログのアドレスを示すものである。ユーザは、例えば、情報処理装置100を用いてブログの内容を取得して閲覧し、その後も閲覧する可能性が高いブログについては、情報処理装置100を用いてそのアドレスを取得してブログリンク171bに設定しておく。ここでは、ブログリンク171bは、ブログのアドレスであるとしたが、ブログのタイトルに限らずにWEBページのアドレスであるとしてもよい。
切り出し形式171cは、ブログのページからサムネイル画像を切り出す形式を示すものである。ユーザは、例えば、情報処理装置100を用いてブログタイトル171aおよびブログリンク171bに対応させて切り出し形式171cを設定しておく。切り出し形式171cとして設定される値の種類については後に詳述する。
図6は、本発明の実施形態にかかるフィード情報のデータ構造例を示す図である。以下、図6を用いて(適宜図1乃至図4参照)本発明の実施形態にかかるフィード情報のデータ構造例について説明する。
フィード情報172は、タイムスタンプ172aと、未読フラグ172bと、記事タイトル172cと、記事リンク172dと、サムネイル画像172eと、画像数172fと、画像ファイル1(172g)と、画像ファイル2(172h)と、画像ファイル3(172i)とを含んで構成される。フィード情報172は、例えば、情報処理装置100からの要求に従って、コンテンツ配信装置200から送信されるものであり、ブックマーク情報171に設定されているブログのうち、更新されたブログについての情報等を含むものである。また、以下では、ブログのページを記事と呼ぶこととする。したがって、ブログが更新されるたびに、新たに記事が生成される。
タイムスタンプ172aは、各記事に対して付与されるものである。ここでは、タイムスタンプ172aは、ブログが更新されるたびに情報処理装置100によって1ずつ加算されながら付与されるものとし、フィード情報172に設定されている全ブログに対して通しで付与されるものであるとする。
未読フラグ172bは、記事を既に読んだか否かを示すものである。ユーザが情報処理装置100を用いて記事を取得すると、未読フラグ172bの値は、「1:未読」から「0:既読」に切り替わるものとする。
記事タイトル172cは、記事のタイトルを示すものである。記事のタイトルは、記事に埋め込まれているものであってもよいし、記事に付与されているものであってもよい。記事リンク172dは、記事のアドレスを示すものである。サムネイル画像172eは、記事から切り出されたサムネイル画像の保存先を示すものである。画像数172fは、記事に含まれる画像の数を示すものである。
画像ファイル1(172g)、画像ファイル2(172h)、画像ファイル3(172i)は、記事に含まれる画像の保存先を示すものであり、画像数172fと同数の保存先が設定される。ここでは、図6において、画像数172fの最大値が「3」であるため、画像の保存先は3つとしているが、3つに限定されるものではなく、画像数172fの最大値に合わせて適宜変更することができる。
図7は、本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明するための説明図(その1)である。以下、図7を用いて(適宜図1乃至図4参照)本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明する。
入力制御部181は、第1コンテンツデータ(WEBページ161bのもとになるデータ)を、コンテンツ配信装置200から通信部150を介して受信し、第1画像データに変換して記憶部170に記憶させる。また、入力制御部181は、第1コンテンツデータの一部または全部が更新されて生成された第2コンテンツデータ(WEBページ161aのもとになるデータ)を、コンテンツ配信装置200から通信部150を介して受信し、第2コンテンツデータを第2画像データに変換して記憶部170に記憶させる。
重心候補領域抽出部182は、記憶部170が記憶する第1画像データ(WEBページ161bから変換された画像データ)と第2画像データ(WEBページ161aから変換された画像データ)とについて対応する画素間における色情報の差分値を算出する。重心候補領域抽出部182は、算出した差分値が、記憶部170が記憶する閾値173を超える画素によって構成される領域である重心候補領域を抽出する。図7には、重心候補領域抽出部182が、WEBページ161bに貼り付けられている画像161dと、WEBページ161aに貼り付けられている画像161cとについて対応する画素間における色情報の差分値が閾値173を超えていると判断した例を示している。この場合には、重心候補領域抽出部182は、重心候補領域として画像161cが存在する領域を抽出する。
切り出し制御部184は、重心候補領域抽出部182が抽出した重心候補領域の一部または全部を含む領域である切り出し領域に相当するサムネイル画像データを第2画像データから切り出す。図7には、切り出し制御部184が、切り出し領域161eとして、重心候補領域抽出部182が抽出した重心候補領域(画像161cが存在する領域)の全部に相当するサムネイル画像データを第2画像データから切り出す例を示している。
このような構成によれば、WEBページ161aの重要な領域を含み、かつ、小面積のサムネイル画像データを切り出すことが可能となる。
図8は、本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明するための説明図(その2)である。以下、図8を用いて(適宜図1乃至図4参照)本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明する。
図8に示すように、WEBページ162aには、動画広告領域162cが含まれている場合がある。この場合には、重心候補領域抽出部182が重心候補領域として動画広告領域162cも抽出してしまうことが想定される。しかし、動画広告領域162cは、WEBページ162aの重要な領域であることは想定しにくい。そこで、重心候補領域から動画広告領域162cを除外することが求められる。
図9は、本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明するための説明図(その3)である。以下、図9を用いて(適宜図1乃至図4参照)本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明する。
重心候補領域から動画広告領域162cを除外するために、制御部180は、動画広告領域抽出部183をさらに備えることとしてもよい。その場合には、入力制御部181は、第2コンテンツデータを、コンテンツ配信装置200から通信部150を介して受信する処理と、受信した第2コンテンツデータを第2画像データに変換して記憶部170に記憶させる処理とを、複数回行う。図9には、1回目に、第2コンテンツデータ(WEBページ162gのもとになるデータ)を受信して処理を行い、2回目に、第2コンテンツデータ(WEBページ162aのもとになるデータ)を受信して処理を行う場合の例を示している。2回目の処理は、1回目の処理が行われてから所定の時間経過後(例えば、100ms経過後)に行われる。
動画広告領域抽出部183は、入力制御部181が記憶部170に記憶させたそれぞれの第2コンテンツデータについて対応する画素間における色情報の差分値を算出する。動画広告領域抽出部183は、算出した差分値が、記憶部170が記憶する閾値173を超える画素によって構成される領域である動画広告領域162cを抽出する。
図10は、本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明するための説明図(その4)である。以下、図10を用いて(適宜図1乃至図4参照)本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明する。
動画広告領域抽出部183は、抽出した動画広告領域162cを、重心候補領域(画像161cが存在する領域と動画広告領域162c)から除外して重心領域(画像161cが存在する領域)を抽出する。
切り出し制御部184は、動画広告領域抽出部183が抽出した重心領域(画像161cが存在する領域)の一部または全部を含む領域を切り出し領域162eとする。図10には、切り出し制御部184が、切り出し領域162eとして、動画広告領域抽出部183が抽出した重心領域(画像161cが存在する領域)の全部に相当するサムネイル画像データを第2画像データから切り出す例を示している。
このような構成によれば、WEBページ162aに動画広告領域162cが含まれている場合であっても、WEBページ162aの重要な領域を含み、かつ、小面積のサムネイル画像データを切り出すことが可能となる。
切り出し制御部184は、重心候補領域抽出部182が抽出した重心領域を構成する画素の座標の平均値を重心座標162hとして算出し、算出した重心座標162hを基準として規定される所定の矩形領域を切り出し領域とすることとしてもよい。重心座標162hを基準として規定される所定の矩形領域とは、例えば、重心座標162hが対角線の交点となるような矩形領域等である。
動画広告領域抽出部183が抽出した重心領域は、必ずしも矩形領域であるとは限らない。このような場合に、切り出し制御部184は、動画広告領域抽出部183が抽出した重心領域に含まれる矩形領域を切り出し領域とすることとしてもよい。
動画広告領域抽出部183が抽出した重心領域は、必ずしも画像領域のみからなるとは限らず、文字等を含んでいる可能性もある。重心領域が文字等を含んでいる場合には、重心領域の冒頭領域に存在する文字がそのWEBページ162aのタイトルや要約を示している場合が多い。また、重心領域の冒頭領域はWEBページ162aの重要な領域である場合が多い。したがって、切り出し制御部184は、動画広告領域抽出部183が抽出した重心領域の冒頭領域を切り出し領域とすることとしてもよい。
動画広告領域抽出部183が抽出した重心領域には、顔領域が含まれている可能性もある。重心領域が顔領域を含んでいる場合には、顔領域がWEBページ162aの重要な領域である場合が多い。したがって、切り出し制御部184は、動画広告領域抽出部183が抽出した重心領域に含まれる顔領域を切り出し領域とすることとしてもよい。
切り出し制御部184が重心領域からサムネイル画像データを切り出す形式は、ユーザによって設定されることとしてもよい。その場合には、出力制御部185は、入力部140を介して、ユーザから切り出し形式を示す切り出し形式情報171cの入力を受け付けると、入力を受け付けた切り出し形式情報171cを記憶部170に記憶させる。切り出し制御部184は、記憶部170が記憶する切り出し形式情報171cが示す切り出し形式によって規定される領域を切り出し領域とする。
また、デフォルトの切り出し形式情報が記憶部170に記憶されていることとしてもよい。その場合に、ユーザによって切り出し形式情報171cの入力がなされない場合には、切り出し制御部184は、デフォルトの切り出し形式情報が示す切り出し形式によって規定される領域を切り出し領域としてもよい。
切り出し制御部184が第2画像データ(WEBページ161aから変換された画像データ)から切り出したサムネイル画像データは、出力制御部185によって出力されることとしてもよい。例えば、出力制御部185は、切り出し制御部184が第2画像データから切り出したサムネイル画像データを、表示部160を介して表示する。サムネイル画像データが表示部160を介して表示されると、例えば、サムネイル画像表示画面120に示したような画面が表示される。
また、例えば、出力制御部185は、切り出し制御部184が第2画像データから切り出したサムネイル画像データを、通信部150を介して他の装置に送信することとしてもよい。その場合には、切り出し制御部184が第2画像データから切り出したサムネイル画像データが、他の装置の表示部に表示される。
以上、本発明の実施形態にかかる情報処理装置の機能構成について説明した。次に、本発明の実施形態にかかる情報処理装置の動作について説明する。
[6.情報処理装置の動作]
図11は、本発明の実施形態にかかる情報処理装置の動作を示すフローチャートである。以下、図11を用いて(適宜図1乃至図10参照)本発明の実施形態にかかる情報処理装置の動作について説明する。なお、以下では、ブログのWEBページを取得する処理について説明するが、取得対象のデータは、ブログのWEBページに限定されず、一般的なWEBページ、表示装置に表示される内容のもとになるコンテンツデータ等であればよい。また、以下において、エントリとは、ブログの記事のことであり、ブログのWEBページが更新されるたびに新たに生成されるものである。
まず、ユーザが入力部140を介してアプリケーションを起動すると、入力制御部181は、通信部150を介して、フィード情報をコンテンツ配信装置200から読み込む(ステップS1)。フィード情報はXMLなどのマークアップ言語で記述されており、フィード情報をパースして登録されているすべてのブログの各エントリ(一般的には、10の最新エントリが使用される)のURLリスト(記事リンク172d)を取得する。入力制御部181は、例えば、ブックマーク情報171に登録されている情報をもとにフィード情報を取得する。
次に、入力制御部181は、取得したフィード情報に含まれるURLリストをもとに、コンテンツ配信装置200からWEBページ(コンテンツデータ)をネットワーク300(インターネット)経由で取得する(ステップS2)。入力制御部181は、取得したWEBページ(コンテンツデータ)を画像データとして記憶部170に記憶させる(ステップS3)。入力制御部181は、例えば、ブラウザ画面をキャプチャする、ブラウザエンジンのAPIを使用する、WEBAPIでキャプチャする、などの様々な技術によってWEBページを画像データに変換する。画像データは、例えば、画像ファイル1(172g)に記憶される。
入力制御部181は、フィード情報に含まれるブログの各エントリの数だけステップS2およびステップS3を実行したか否かを判断する(ステップS4)。なお、アプリケーション起動時に毎回すべてのWEBページを取得すると、情報処理装置100に大きな負荷がかかる。そのため、アプリケーションの前回起動時に取得したWEBページのURLと同じURLのWEBページについては取得を省略するなどの制御を行うこととしてもよい。
入力制御部181は、フィード情報に含まれるブログの各エントリの数だけステップS2およびステップS3を実行していない場合には(ステップS4で「No」)、ステップS2に戻る。入力制御部181は、フィード情報に含まれるブログの各エントリの数だけステップS2およびステップS3を実行した場合には(ステップS4で「Yes」)、各WEBページの取得回数が所定の回数に達したか否かを判断する(ステップS5)。ここで、所定の回数とは、例えば、2回、3回等であるが、複数回であれば特に限定されるものではない。入力制御部181は、各WEBページの取得回数が所定の回数に達していないと判断した場合には(ステップS5で「No」)、ステップS2に戻り、例えば、100msなどの所定の時間経過後に、同じWEBページを再度取得する。入力制御部181が、各WEBページの取得回数が所定の回数に達したと判断した場合には(ステップS5で「Yes」)、重心候補領域抽出部182は、同一ブログの別エントリから画像データの差分値を算出し、算出した差分値をもとに重心候補領域を抽出する(ステップS6)。
重心候補領域抽出の処理について説明する。重心候補領域抽出部182は、表示対象のエントリ(WEBページ162a)を変換して得た画像データと、そのひとつ前のエントリ(WEBページ162b)を変換して得た画像データとにおいて対応する画素の色情報を比較する。重心候補領域抽出部182は、表示対象のエントリ(WEBページ162a)を変換して得た画像データにおいて各画素の色情報から、そのひとつ前のエントリ(WEBページ162b)を変換して得た画像データの対応する座標の色情報を差し引くと、画像161cおよび動画広告(動画広告領域162cに存在する動画)を取得できる(画像163a参照)。ブログのWEBページにおいて、背景画像、タイトル、静的な広告コンテンツ等は、各エントリで共通のものを使用することが一般的である。そのため、更新された情報(画像161cおよび動画広告(動画広告領域162cに存在する動画))のみが取得される。この画像を2値化して得た画像を画像164aとする。しかし、この画像164aの中には、Flashなどで実装された動的な広告コンテンツが含まれており、完全な差分情報とはいえない。
そこで、次に、動画広告領域抽出部183は、別の時間に取得した同一エントリについて対応する画素の色情報の差分を算出し、動画広告領域を抽出する(ステップS6)。動画広告領域抽出部183は、表示対象のエントリ(WEBページ162a)を変換して得た画像データと、別の時刻に取得した、表示対象のエントリと同一のエントリ(WEBページ162g)を変換して得た画像データとにおいて対応する画素の色情報を比較する。重心候補領域抽出部182は、表示対象のエントリ(WEBページ162a)を変換して得た画像データにおいて各画素の色情報から、同一エントリ(WEBページ162b)を変換して得た画像データの対応する座標の色情報を差し引くと、動画広告(動画広告領域162cに存在する動画)を取得できる(画像163b参照)。ブログのWEBページにおいて、動きのあるコンテンツは別の時間で静止画として画像化すると色情報に差分が発生するので、動画広告(動画広告領域162cに存在する動画)のみが取得される。この画像を2値化して得た画像を画像164bとする。
動画広告領域抽出部183は、画像164aの値から画像164bの値を、対応する画素について減算することによって、動画広告領域162cを除去し、重心領域(画像161cが存在する領域)を抽出する(ステップS8)。
切り出し制御部184は、重心領域に基づいてサムネイル画像データを切り出し(ステップS9)。出力制御部185は、切り出し制御部184が切り出したサムネイル画像データに基づいて、サムネイル画像を表示部160に表示する(ステップS10)。切り出し制御部184は、重心領域(画像161cが存在する領域)を構成する各画素の座標の平均値を重心座標162hとして算出することとしてもよい。切り出し制御部184は、重心座標162hによって規定される任意の領域を抽出することで、ブログのWEBページの差分領域を効率よく抽出することが可能になる。
[7.本実施形態による効果]
本実施形態によれば、ブログのようなシンジケーション型WEBコンテンツにおける重要な領域を抽出し、抽出した重要な領域を、小面積の表示装置に表示することができる。これによって、視認性が高く、かつ広告情報を除去したサムネイル画像レイアウトを実現できるという効果がある。
また、本実施形態においてRSSフィードで配信される情報を利用することで、ISP(Internet Services Provider)側の制限によりRSSフィードで十分な情報が取得できない場合にも、精度の高い情報領域抽出が可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の実施形態にかかる情報処理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかる情報処理装置の動作概要を示す図である。 本発明の実施形態にかかる情報処理装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかるブックマーク情報のデータ構造例を示す図である。 本発明の実施形態にかかるフィード情報のデータ構造例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明するための説明図(その1)である。 本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明するための説明図(その2)である。 本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明するための説明図(その3)である。 本発明の実施形態にかかる制御部が有する機能について説明するための説明図(その4)である。 本発明の実施形態にかかる情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 情報処理システム
100 情報処理装置
102 RAM
104 CPU
106 入力インタフェース
108 ネットワークインタフェース
110 不揮発性メモリ
112 表示装置
120 サムネイル画像表示画面
140 入力部
150 通信部
160 表示部
170 記憶部
171 ブックマーク情報
172 フィード情報
173 閾値
180 制御部
181 入力制御部
182 重心候補領域抽出部
183 動画広告領域抽出部
184 切り出し制御部
185 出力制御部
200 コンテンツ配信装置
300 ネットワーク

Claims (12)

  1. 閾値を記憶する記憶部と、
    コンテンツ配信装置と通信を行うことが可能な通信部と、
    第1コンテンツデータを、前記コンテンツ配信装置から前記通信部を介して受信し、当該第1コンテンツデータを第1画像データに変換して前記記憶部に記憶させ、前記第1コンテンツデータの一部または全部が更新されて生成された第2コンテンツデータを、前記コンテンツ配信装置から前記通信部を介して受信し、当該第2コンテンツデータを第2画像データに変換して前記記憶部に記憶させる入力制御部と、
    前記記憶部が記憶する前記第1画像データと前記第2画像データとについて対応する画素間における色情報の差分値を算出し、当該差分値が、前記記憶部が記憶する前記閾値を超える画素によって構成される領域である重心候補領域を抽出する重心候補領域抽出部と、
    前記重心候補領域抽出部が抽出した前記重心候補領域の一部または全部を含む領域である切り出し領域に相当するサムネイル画像データを前記第2画像データから切り出す切り出し制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記切り出し制御部は、
    前記重心候補領域抽出部が抽出した前記重心領域を構成する画素の座標の平均値を重心座標として算出し、当該重心座標を基準として規定される所定の矩形領域を前記切り出し領域とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 動画広告領域抽出部をさらに備え、
    前記入力制御部は、
    前記第2コンテンツデータを、前記コンテンツ配信装置から前記通信部を介して受信する処理と、当該第2コンテンツデータを第2画像データに変換して前記記憶部に記憶させる処理とを、複数回行い、
    前記動画広告領域抽出部は、
    前記入力制御部が前記記憶部に記憶させたそれぞれの前記第2コンテンツデータについて対応する画素間における色情報の差分値を算出し、当該差分値が、前記記憶部が記憶する前記閾値を超える画素によって構成される領域である動画広告領域を抽出し、当該動画広告領域を、前記重心候補領域から除外して重心領域を抽出し、
    前記切り出し制御部は、
    前記動画広告領域抽出部が抽出した前記重心領域の一部または全部を含む領域を前記切り出し領域とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記切り出し制御部は、
    前記動画広告領域抽出部が抽出した前記重心領域を構成する画素の座標の平均値を重心座標として算出し、当該重心座標を基準として規定される所定の矩形領域を前記切り出し領域とする、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記切り出し制御部は、
    前記動画広告領域抽出部が抽出した前記重心領域に含まれる矩形領域を前記切り出し領域とする、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記切り出し制御部は、
    前記動画広告領域抽出部が抽出した前記重心領域の冒頭領域を前記切り出し領域とする、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 前記切り出し制御部は、
    前記動画広告領域抽出部が抽出した前記重心領域に含まれる顔領域を前記切り出し領域とする、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  8. 入力部をさらに備え、
    前記入力制御部は、
    前記入力部を介して、ユーザから切り出し形式を示す切り出し形式情報の入力を受け付けると、当該切り出し形式情報を前記記憶部に記憶させ、
    前記切り出し制御部は、
    前記記憶部が記憶する前記切り出し形式情報が示す切り出し形式によって規定される領域を前記切り出し領域とする、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  9. 出力制御部と表示部とをさらに備え、
    前記出力制御部は、
    前記切り出し制御部が前記第2画像データから切り出した前記サムネイル画像データを、前記表示部を介して表示する、
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記切り出し制御部が前記第2画像データから切り出した前記サムネイル画像データを、前記通信部を介して送信する出力制御部をさらに備える、
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 閾値を記憶する記憶部と、コンテンツ配信装置と通信を行うことが可能な通信部と、入力制御部と、重心候補領域抽出部と、切り出し制御部と、を備える、情報処理装置の当該入力制御部が、
    第1コンテンツデータを、前記コンテンツ配信装置から前記通信部を介して受信し、当該第1コンテンツデータを第1画像データに変換して前記記憶部に記憶させ、前記第1コンテンツデータの一部または全部が更新されて生成された第2コンテンツデータを、前記コンテンツ配信装置から前記通信部を介して受信し、当該第2コンテンツデータを第2画像データに変換して前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記重心候補領域抽出部が、
    前記記憶部が記憶する前記第1画像データと前記第2画像データとについて対応する画素間における色情報の差分値を算出し、当該差分値が、前記記憶部が記憶する前記閾値を超える画素によって構成される領域である重心候補領域を抽出するステップと、
    前記切り出し制御部が、
    前記重心候補領域抽出部が抽出した前記重心候補領域の一部または全部を含む領域である切り出し領域に相当するサムネイル画像データを前記第2画像データから切り出すステップと、
    を実行する、情報処理方法。
  12. コンピュータを、閾値を記憶する記憶部と、
    コンテンツ配信装置と通信を行うことが可能な通信部と、
    第1コンテンツデータを、前記コンテンツ配信装置から前記通信部を介して受信し、当該第1コンテンツデータを第1画像データに変換して前記記憶部に記憶させ、前記第1コンテンツデータの一部または全部が更新されて生成された第2コンテンツデータを、前記コンテンツ配信装置から前記通信部を介して受信し、当該第2コンテンツデータを第2画像データに変換して前記記憶部に記憶させる入力制御部と、
    前記記憶部が記憶する前記第1画像データと前記第2画像データとについて対応する画素間における色情報の差分値を算出し、当該差分値が、前記記憶部が記憶する前記閾値を超える画素によって構成される領域である重心候補領域を抽出する重心候補領域抽出部と、
    前記重心候補領域抽出部が抽出した前記重心候補領域の一部または全部を含む領域である切り出し領域に相当するサムネイル画像データを前記第2画像データから切り出す切り出し制御部と、
    を備える、情報処理装置として機能させるための情報処理プログラム。
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