JP2011108102A - ウェブサーバ、ウェブブラウザおよびウェブシステム - Google Patents

ウェブサーバ、ウェブブラウザおよびウェブシステム Download PDF

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Abstract

【課題】メモリリソースやウェブサービスへのアクセスが制限されている場合でもキャッシュを効率よく利用する。
【解決手段】ウェブブラウザ10は、表示画面に表示されたページに含まれる1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先を抽出する抽出部152と、リンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成するリクエスト作成部154と、リクエストをウェブサーバに送信する送信部156と、を備え、ウェブサーバ20は、リクエストを受信する受信部202と、受信したリクエストに応じたコンテンツを作成するコンテンツ作成部206と、コンテンツ作成部により作成されたコンテンツを記憶装置にキャッシュするキャッシュ部210と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウェブサーバ、ウェブブラウザおよびウェブシステム。
最近では、インターネット上の高性能なサーバで利用されていたウェブ技術が家庭内の機器(CE機器)でも利用されるようになってきている。これは、コンシューマ向けの組込み機器の性能が向上していることや、コンシューマ機器をネットワークを介して利用する機会が増えていることに起因している。しかし、CE機器のように計算リソースやメモリリソースが乏しい機器においては、従来、サーバ側で使われていた技術のすべてを利用することは難しく、少ないリソースで機能させるための工夫が必要となってくる。
ところで、ウェブサーバへのアクセスを高速化するための従来技術として、「キャッシュ技術」が広く利用されている。図11は、一般的なウェブサービスのキャッシュ技術について説明する説明図である。図11に示したように、「キャッシュ」には、ウェブサーバがデータベースから読み出した結果を保存しておくクエリキャッシュや、ウェブサーバが作成したページを保存しておくプロキシキャッシュや、ウェブブラウザ側で一度アクセスしたページを保存しておくアプリケーションキャッシュなど様々なキャッシュがある。
CE機器において、ウェブサービスを展開する場合にプロキシサーバを準備するのは困難であり、ブラウザ側でのキャッシュは頻繁に内容が書き換わる動的コンテンツを扱うのが難しかった。このため、キャッシュによる高速化を実現するためには、プロキシキャッシュ(ページキャッシュ)をサーバ内に包含するか、クエリキャッシュを用いる必要があった。
ページキャッシュもクエリキャッシュも不特定多数がアクセスする可能性があるウェブサーバではその効果を発揮する。例えば、ユーザが初めてアクセスしたページでも、他のユーザが事前にアクセスしていた場合にはキャッシュにヒットするパターンが考えられる。また、特許文献1では、部分ページ毎にキャッシュしておくことにより、ウェブサーバの処理負荷を軽減し、応答性を改善している。
特開2006−227671号公報 特開2000−311108号公報
しかし、上記特許文献1では、ユーザが最低でも一度はページにアクセスしておく必要があり、CE機器のウェブサービスのようにアクセスするユーザが限られている場合には、キャッシュが有効に機能しない場合が多いという問題があった。また、上記特許文献2では、ページのリンクに従って先読みしたページをあらかじめキャッシュして、ウェブサーバへのアクセスの高速化を実現している。しかし、特許文献2では、キャッシュメモリの容量限界に達するまでキャッシュしているため、メモリリソースに制限がある場合にはキャッシュが有効に機能しない場合が多いという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、メモリリソースやウェブサービスへのアクセスが制限されている場合でもキャッシュを効率よく利用することが可能な新規かつ改良されたウェブサーバ、ウェブブラウザおよびウェブシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ネットワークを介して接続されたウェブブラウザに表示された1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記リクエストに応じたコンテンツを作成するコンテンツ作成部と、前記コンテンツ作成部により作成された前記コンテンツを記憶装置にキャッシュするキャッシュ部と、を備える、ウェブサーバが提供される。
また、前記受信部により受信されたリクエストが、アクセスされていないリンク先のコンテンツを取得するためのダミーのリクエストか否かを判断する判断部を備え、前記コンテンツ作成部は、前記判断部により前記リクエストがダミーのリクエストであると判断された場合に、前記ダミーのリクエストに応じたコンテンツを作成してもよい。
また、前記判断部は、前記リクエストにダミーのリクエストであることを示すコマンドが付加されている場合に、前記リクエストがダミーのリクエストであると判断してもよい。
また、前記キャッシュ部は、前記記憶装置にキャッシュしたコンテンツのうち、前記ウェブブラウザに表示されているコンテンツのリンク先との親子関係に応じてコンテンツを削除してもよい。
また、前記リクエストに対応するコンテンツが前記キャッシュ部により前記記憶装置にキャッシュされている場合に、前記キャッシュされている前記コンテンツを前記ウェブブラウザに送信する送信部を備えてもよい。
また、前記判断部により、前記リクエストがダミーのリクエストではないと判断された場合に、前記コンテンツ作成部は、作成した前記コンテンツを、前記送信部を介して前記ウェブブラウザに送信してもよい。
また、前記判断部により、前記リクエストがダミーのリクエストではないと判断された場合に、前記コンテンツ作成部は、前記リクエストに対応する、前記記憶装置にキャッシュされたコンテンツを、前記送信部を介して前記ウェブブラウザに送信してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、表示画面に表示されたページに含まれる1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先を抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された前記リンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成するリクエスト作成部と、前記リクエストを、ネットワークを介して接続されたウェブサーバに送信する送信部と、を備えるウェブブラウザが提供される。
また、前記リクエスト作成部は、アクセスされていないリンク先のコンテンツを取得するためのダミーのリクエストであることを示すコマンドを前記リクエストに付加してもよい。
また、前記抽出部は、表示領域に表示されている前記リンク先が静的コンテンツか動的コンテンツかを判定し、前記リンク先が動的コンテンツである場合に前記リンク先を抽出してもよい。
また、前記ダミーのリクエストに応じて前記ウェブサーバにより作成されたコンテンツは、記憶装置にキャッシュされるようにしてもよい。
また、前記リクエスト作成部は、アクセスされたリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成し、前記リクエストに応じたコンテンツを前記ウェブサーバから受信する受信部を備えてもよい。
また、前記リクエスト作成部は、アクセスされたリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成し、前記受信部は、前記リクエストに応じたコンテンツが前記記憶装置にキャッシュされている場合に、前記記憶装置にキャッシュされているコンテンツを受信してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ウェブサーバとネットワークを介して接続されたウェブブラウザは、表示画面に表示されたページに含まれる1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先を抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された前記リンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成するリクエスト作成部と、前記リクエストを前記ウェブサーバに送信する送信部と、を備え、前記ウェブサーバは、前記ウェブブラウザから送信された前記リクエストを受信する受信部と、前記受信部により受信した前記リクエストに応じたコンテンツを作成するコンテンツ作成部と、前記コンテンツ作成部により作成された前記コンテンツを記憶装置にキャッシュするキャッシュ部と、を備える、ウェブシステムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、ネットワークを介して接続されたウェブブラウザに表示された1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記リクエストに応じたコンテンツを作成するコンテンツ作成部と、前記コンテンツ作成部により作成された前記コンテンツを記憶装置にキャッシュするキャッシュ部と、を備える、ウェブサーバとして機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、表示画面に表示されたページに含まれる1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先を抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された前記リンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成するリクエスト作成部と、前記リクエストを、ネットワークを介して接続されたウェブサーバに送信する送信部と、を備える、ウェブブラウザとして機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、メモリリソースやウェブサービスへのアクセスが制限されている場合でもキャッシュを効率よく利用することができる。
本発明の実施形態に係るウェブシステムの概要を説明する説明図である。 同実施形態にかかるウェブブラウザのハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかるウェブブラウザおよびウェブサーバの機能構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる表示されたページに含まれるリンクについて説明する説明図である。 同実施形態にかかるダミーのリクエストについて説明する説明図である。 同実施形態にかかるリンク構造の一例を説明する説明図である。 同実施形態にかかるキャッシュに格納されているページの一覧である。 同実施形態にかかるリンク抽出処理の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかるリンクのリクエストキューへの追加処理を示すフローチャートである。 同実施形態にかかるリクエストメッセージを受信したウェブサーバの処理を示すフローチャートである。 一般的なウェブサービスのキャッシュ技術について説明する説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下に示す順序に従って、当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
〔1〕本実施形態の目的
〔2〕ウェブシステムの概要
〔3〕ウェブブラウザのハードウェア構成
〔4〕ウェブブラウザおよびウェブサーバの機能構成
〔5〕ウェブシステムの動作の詳細
まず、本実施形態の目的について説明する。最近では、インターネット上の高性能なサーバで利用されていたウェブ技術が家庭内の機器(CE機器)でも利用されるようになってきている。これは、コンシューマ向けの組込み機器の性能が向上していることや、コンシューマ機器をネットワークを介して利用する機会が増えていることに起因している。しかし、CE機器のように計算リソースやメモリリソースが乏しい機器においては、従来、サーバ側で使われていた技術のすべてを利用することは難しく、少ないリソースで機能させるための工夫が必要となってくる。
ところで、ウェブサーバへのアクセスを高速化するための従来技術として、「キャッシュ技術」が広く利用されている。図11は、一般的なウェブサービスのキャッシュ技術について説明する説明図である。図11に示したように、「キャッシュ」には、ウェブサーバがデータベースから読み出した結果を保存しておくクエリキャッシュや、ウェブサーバが作成したページを保存しておくプロキシキャッシュや、ウェブブラウザ側で一度アクセスしたページを保存しておくアプリケーションキャッシュなど様々なキャッシュがある。
CE機器において、ウェブサービスを展開する場合にプロキシサーバを準備するのは困難であり、ブラウザ側でのキャッシュは頻繁に内容が書き換わる動的コンテンツを扱うのが難しかった。このため、キャッシュによる高速化を実現するためには、プロキシキャッシュ(ページキャッシュ)をサーバ内に包含するか、クエリキャッシュを用いる必要があった。
ページキャッシュもクエリキャッシュも不特定多数がアクセスする可能性があるウェブサーバではその効果を発揮する。例えば、ユーザが初めてアクセスしたページでも、他のユーザが事前にアクセスしていた場合にはキャッシュにヒットするパターンが考えられる。また、部分ページ毎にキャッシュしておくことにより、ウェブサーバの処理負荷を軽減し、応答性を改善している技術も開示されている。
しかし、上記技術では、ユーザが最低でも一度はページにアクセスしておく必要があり、CE機器のウェブサービスのようにアクセスするユーザが限られている場合には、キャッシュが有効に機能しない場合が多いという問題があった。そこで、上記のような事情を一着眼点として、本発明にかかるウェブシステム1が創作されるに至った。本実施形態にかかるウェブシステム1によれば、メモリリソースやウェブサービスへのアクセスが制限されている場合でもキャッシュを効率よく利用することが可能となる。
〔2〕ウェブシステムの概要
次に、図1を参照して、ウェブシステム1の概要について説明する。図1は、ウェブシステム1の概要を説明する説明図である。ウェブシステム1には、ウェブブラウザ10、ウェブサーバ20などが含まれる。図1では、ユーザが、クライアント機器として動作するウェブブラウザ10を用いてウェブサーバ20のページを閲覧する場合について説明する。
まず、ユーザ操作に応じて、ウェブブラウザ10が所望のアドレスにアクセスすると、ウェブサーバ20にアドレス先のページを取得するためのリクエストを発行する、そして、ウェブブラウザ10からリクエストを送信されたウェブサーバ20は、必要に応じたデータベースにアクセスしながらリクエストに対応するページを作成する。そして、ウェブサーバ20は、作成したページをウェブブラウザ10に送信する。
ウェブブラウザ10は、ウェブサーバ20から送信されたページを取得すると、表示領域に当該ページを描画する。また、ウェブブラウザ10は、送信されたページ内に含まれるリンクを解析する。そして、ウェブブラウザ10は、リンク先のコンテンツが静的コンテンツか動的コンテンツかを判定する。リンク先のコンテンツが動的コンテンツの場合には、リンク先のコンテンツを要求するリクエストをリクエストキューに追加する。
ウェブブラウザ10は、リクエストキューに追加されたリクエストにダミーであることを示すコマンドを付加して、ダミーリクエストをウェブサーバ20に送信する。ウェブサーバ20は、送信されたリクエストがダミーのリクエストか否かを判別して、ダミーのリクエストであった場合には、ページを作成し、作成したページをウェブブラウザ10に送信せずにキャッシュに格納する。
ウェブブラウザ10から送信されたリクエストがダミーのリクエストでなかった場合には、キャッシュにリクエストに対応するページが格納されているか否かを確認して、ページが格納されている場合は当該ページをウェブブラウザ10に送信する。一方、ページが格納されていない場合には、ページを作成し、作成したページをウェブブラウザ10に送信する。
上記したように、本実施形態では、ユーザによりアクセスされたアドレスに対してのみでなく、表示されているページのリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストをウェブサーバ20に送信する。ウェブブラウザ10は、表示領域に表示されており、未だアクセスされていないリンク先のリクエストには、アクセスされていないリンク先のコンテンツを取得するためのダミーのリクエストであることを示すコマンドを付加する。ウェブサーバ20は、ウェブブラウザ10から送信されたリクエストがダミーのリクエストであるか否かを判断して、ダミーのリクエストである場合には、リクエストに対応するページ(コンテンツ)を作成して直ぐにキャッシュに格納する。一方、リクエストがダミーのリクエストではない場合に、リクエストに対応するページを作成してウェブブラウザ10に送信する。
このように、ユーザにより未だアクセスされていないリンク先のページを先読みするだけでなく、ウェブブラウザ10の表示領域に表示されているリンク先のページのみを先読みすることにより、メモリリソースが制限されている場合でも、効率よくページをキャッシュしておくことが可能となる。また、ウェブサービスへのアクセスが制限されており過去にアクセスされる可能性の低いリンク先でも、表示領域に表示されているリンク先を抽出することにより、アクセスされる可能性の高いリンク先を効率よくキャッシュすることが可能となる。
〔3〕ウェブブラウザのハードウェア構成
以上、ウェブシステム1の概要について説明した。次に、図2を参照して、ウェブブラウザ10のハードウェア構成について説明する。図2では、ウェブブラウザ10のハードウェア構成について説明しているが、ウェブサーバ20のハードウェア構成もウェブブラウザ10と同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。
図2は、ウェブブラウザ10のハードウェア構成を示すブロック図である。ウェブブラウザ10は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ホストバス104と、ブリッジ105と、外部バス106と、インタフェース107と、入力装置108と、出力装置110と、ストレージ装置(HDD)111と、ドライブ112と、通信装置115とを備える。
CPU101は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってウェブブラウザ10内の動作全般を制御する。また、CPU101は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM102は、CPU101が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM103は、CPU101の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス104により相互に接続されている。
ホストバス104は、ブリッジ105を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス106に接続されている。なお、必ずしもホストバス104、ブリッジ105および外部バス106を分離構成する必要はなく、一のバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置108は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイク、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU101に出力する入力制御回路などから構成されている。ウェブブラウザ10のユーザは、該入力装置108を操作することにより、ウェブブラウザ10に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置109、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Display)装置およびランプなどの表示装置と、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置で構成される。出力装置109は、例えば、再生されたコンテンツを出力する。具体的には、表示装置は再生された映像データ等の各種情報をテキストまたはイメージで表示する。一方、音声出力装置は、再生された音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置110は、本実施形態にかかるウェブブラウザ10の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含むことができる。ストレージ装置110は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置110は、ハードディスクを駆動し、CPU101が実行するプログラムや各種データを格納する。また、このストレージ装置110には、後述の、アイテム、識別番号などを記憶する。
ドライブ111は、記憶媒体用リーダライタであり、ウェブブラウザ10に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ111は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体24に記録されている情報を読み出して、RAM103に出力する。
通信装置112は、例えば、通信網50に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置112は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、ワイヤレスUSB対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
〔4〕ウェブブラウザおよびウェブサーバの機能構成
以上、ウェブブラウザ10のハードウェア構成について説明した。次に、図3を参照して、ウェブブラウザ10およびウェブサーバ20の機能構成について説明する。図3はウェブブラウザ10およびウェブサーバ20の機能構成を示すブロック図である。図3に示したように、ウェブブラウザ10は、抽出部152、リクエスト作成部154、送信部156、受信部158、表示部160などを備える。
抽出部152は、ウェブブラウザ10の表示領域に表示されたページに含まれるリンク先を抽出する機能を有する。ここで、図4を参照して、表示されたページに含まれるリンクについて説明する。図4は、表示されたページに含まれるリンクについて説明する説明図である。図4に示したように、ブラウザに描画されたページ50には、複数のリンク先が表示されている。抽出部152は、ページ50に含まれているすべてのリンク先を抽出せずに、ブラウザの表示画面上56で視認可能なリンク先のみを抽出する。
ブラウザの表示画面56で視認可能なリンク先のみを抽出することは、ユーザがクリックしそうなリンク先を予測することとなる。これは、画面上で視認可能であれば、ユーザにより次にクリックされる可能性が高いためである。抽出部152は、例えば、ページ50の表示画面56に含まれるリンクE、リンクF、リンクI、リンクJなどを抽出する。抽出部152は、抽出したリンク先の情報をリクエストキュー(図示せず)に一時的に格納してもよい。以下では、上記したように、表示画面に視認可能なリンクを、ユーザによりクリック可能性の高いリンクであるとしたが、かかる例に限定されず、ユーザのクリック履歴を考慮して、ユーザのクリック可能性の高いリンクを予想して抽出するようにしてもよい。
また、抽出部152は、抽出したリンク先が静的コンテンツか動的コンテンツかを判定し、動的コンテンツであると判定した場合に、リンク先をリクエストキューに格納するようにしてもよい。リンク先が静的コンテンツか、動的コンテンツかは、例えば、リンクアドレスの拡張子から判断することができる。例えば、リンク先が
http://static.jp.sony.com.image.abc.png
であった場合には、上記リンク先はpngファイルなので、静的コンテンツであると判断することができる。図3に戻り、抽出部152は、抽出したリンク先の情報をリクエスト作成部154に提供する。
リクエスト作成部154は、抽出部152により抽出されたリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成する機能を有する。上記したように、抽出したリンク先の情報がリクエストキューに格納されている場合には、リクエスト作成部154は、リクエストキューに格納されているリンク先についてのリクエストを作成する。このとき、リクエスト作成部154により作成されるリクエストは、ユーザ操作によりアクセスされていないリンク先のコンテンツを取得するためのダミーのリクエストである。
ここで、図5を参照して、リクエスト作成部154により作成されるダミーのリクエストについて説明する。図5に示したように、リクエスト作成部154は、一般的なHTTPリクエストの拡張ヘッダに、リクエストがダミーであることを示すダミーコマンド「X−Request−Type:dummy」を挿入する。図3に戻り、リクエスト作成部154は、作成したダミーリクエストを送信部156に提供する。上記では、表示されているページに含まれるリンクを抽出してダミーのリクエストを送信したが、かかる例に限定されず。ページに含まれるすべてのリンク先について抽出してダミーのリクエストを送信してもよい。
送信部156は、リクエスト作成部154から提供されたダミーリクエストをウェブサーバ20に送信する機能を有する。送信部156は、例えば、HTML5の一機能でありJava(登録商標)Scriptによるバッググラウンド処理により、ダミーリクエストを送信することができる。また、ブラウザにバックグラウンド処理を実行可能な機能を有していてもよい。ウェブブラウザ10の送信部156からダミーリクエストを送信されたウェブサーバ20は、リクエストがダミーであった場合には、作成したページをウェブブラウザ10に返答せずにキャッシュに保存する。ウェブサーバ20によるページの作成およびページのキャッシュ保存については後で詳細に説明する。
受信部158は、ダミーではないリクエストに対してウェブサーバ20が作成したページを受信したり、キャッシュに格納されているページを受信したりする機能を有する。受信部158は、受信したページを表示部160に提供する。表示部160は、受信部158により提供されたページを表示画面に表示する。以上、ウェブブラウザ10の機能構成について説明した。
次に、ウェブサーバ20の機能構成について説明する。ウェブサーバ20は、受信部202、判断部204、コンテンツ作成部206、データベース208、キャッシュ部210、キャッシュ212、送信部214などを備える。受信部202は、ウェブブラウザ10により送信されるリクエストを受信して、判断部204に提供する。受信部202により受信されるリクエストは、ユーザによりアクセスされたリンク先についてのリクエストや、ユーザによりアクセスされていないリンク先についてのダミーのリクエストなどである。
判断部204は、受信部202により受信されたリクエストがダミーのリクエストであるか否かを判断する機能を有する。上記したように、ダミーのリクエストには、「X−Request−Type:dummy」などのダミーコマンドが含まれているため、判断部204は、リクエストにダミーコマンドが含まれている場合に、当該リクエストがダミーであると判断する。
コンテンツ作成部206は、データベース208に格納されている各種コンテンツの情報を用いて、リクエストに対応するページを作成する機能を有する。判断部204によりリクエストがダミーのリクエストではないと判断された場合には、コンテンツ作成部206は、作成したページを送信部214に提供する。一方、リクエストがダミーのリクエストであると判断された場合には、コンテンツ作成部206は、作成したページをキャッシュ部210に提供する。
キャッシュ部210は、コンテンツ作成部206により作成されたコンテンツをキャッシュ212にキャッシュする機能を有する。キャッシュ212は、本発明の記憶装置の一例であって、高速にデータを読み書きすることが可能な記憶装置である。ここで、キャッシュするとは、コンテンツを、高速にデータを読み書き可能な記憶装置(キャッシュ212)に格納することを意味する。
上記では、コンテンツ作成部206により作成されたページ全体をキャッシュする場合について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、コンテンツ作成部206が、データベースにクエリーを発行して、クエリー結果を利用して動的にページの組み立てを行う場合には、当該クエリー結果のみをキャッシュ212にキャッシュするようにしてもよい。
また、キャッシュ212には、ユーザに実際にはアクセスされていないページが多数キャッシュされているため、ウェブサーバ20がメモリリソースの乏しい機器である場合には、不要なキャッシュを効率的に削除する必要がある。そこで、キャッシュ部210は、キャッシュされているページの関連性を考慮して、効率よくキャッシュされたページを削除する。ここで、図6および図7を参照して、キャッシュ部210による効率のよいページ削除について説明する。
図6は、あるページのリンク構造の一例を説明する説明図である。図6に示したように、Rootページを起点として、Link1−aを経由して、Link2−cに辿り着くものとする。このとき、本実施形態では、表示画面に表示されているリンク先、すなわち、図6の網掛けされたリンク先のページがキャッシュに格納されていることとなる。
図6のリンク構造を参照すると、Link2−cの次にクリックされる可能性の高いリンク先は、Link3−cであると判断することができる。また、Link3−cは、Link1−bよりもクリックされる可能性が高いと判断することもできる。
また、図7は、キャッシュ212に格納されているページの一覧であって、図6に示したリンク構造と対応している。図7に示したように、キャッシュ212には、格納されているページ自体と、該ページの親ページと、さらに親の親ページも関連付けて記憶している。そこで、Rootページからは、Link1−aからLink2−cに辿っているため、Link1−aおよびLink2−cを親ページに持たないページはアクセスされる可能性が低いと判断することができる。
そこで、キャッシュ部210は、Link1−aおよびLink2−cを親ページに持たないページをキャッシュ212から削除することにより、アクセスされる可能性の低いページを効率よく削除することが可能となる。この場合、RootとLink1−bが削除されるページの候補となるため、キャッシュ部210は、RootとLink1−bに削除(Delete)フラグを設定する。
また、ページを戻る可能性は低いと判断する場合には、Link2−cを親ページとするページのみを残して、その他をすべて削除してもよい。また、Link2−cを親ページとするページを削除するが、親の親ページがRootのページである場合には削除しないようにしてもよい。これは、Rootのページなど、親の親ページが重要なページである場合に有効である。
送信部214は、コンテンツ作成部206により作成されたページ、もしくは、既に作成されたキャッシュ212に格納されているページをウェブブラウザ10に送信する機能を有する。送信部214は、ウェブブラウザ10から送信されたリクエストがダミーリクエストではない場合に、該リクエストに対応するページをウェブブラウザ10に送信する。
上記では、データベース208とキャッシュ212は、別体の記憶装置としたが、かかる例に限定されず、同一の記憶装置であってもよい。また、キャッシュ212は、ウェブサーバ20に備えられているとしたが、かかる例に限定されず。ウェブサーバ20とは別体の装置にそなえられていてもよい。例えば、ウェブブラウザ10にキャッシュ212が備えられていてもよい。以上、ウェブサーバ20の機能構成について説明した。
〔5〕ウェブシステムの動作の詳細
次に、図8〜図10を参照して、ウェブシステム1の動作の詳細について説明する。まず、図8を参照して、表示されているページ内のリンクを抽出する処理について説明する。図8は、ウェブブラウザ10におけるリンク抽出処理の詳細を示すフローチャートである。図8に示したように、まず、ウェブブラウザ10の抽出部152は、表示領域に表示されているページ内のリンクを抽出する(S102)。そして、ステップS102において抽出したリンク先が静的コンテンツか否かを判定する(S104)。
ステップS104において、リンク先が静的コンテンツであった場合には、ステップS102において抽出した他のリンク先について、ステップS104の処理を実行する。ステップS104において、リンク先が静的コンテンツではない場合、すなわち、リンク先が動的コンテンツであった場合には、当該リンクをリクエストキューに登録する(S106)。そして、ステップS102において抽出したすべてのリンクについて静的コンテンツか否かを調べたか判定する(S108)。
ステップS108において、抽出したすべてのリンクについて静的コンテンツか動的コンテンツかを調べた場合には、ステップS110の処理を実行する。一方、ステップS108において、抽出したすべてのリンクについて調べていない場合には、ステップS103〜ステップS108の処理を繰り返す。そして、ステップS108において抽出したすべてのリンクについて調べた場合には、ステップS106においてリクエストキューに登録したリンクについて、ダミーリクエストをウェブサーバに送信する。上記したように、ステップS110においてダミーリクエストを送信する場合には、HTML5の一機能でありJavaScript(登録商標)によるバッググラウンド処理により、ダミーリクエストを送信することができる。
以上、ウェブブラウザ10におけるリンク抽出処理について説明した。次に、図9を参照して、ウェブブラウザ10におけるリンクのリクエストキューへの追加処理の詳細を説明する。図8では、抽出したリンクのすべてをリクエストキューに追加することとしていたが、ユーザが画面をすぐにスクロールしてしまった場合には、クリックされる可能性の低いリンクもリクエストキューに追加されてしまう。そこで、以下では、ユーザが画面をスクロールしたか否かに応じて、リンクをリクエストキューに追加するか否かの判断を行っている。
図9は、ウェブブラウザ10におけるリンクのリクエストキューへの追加処理を示すフローチャートである。図9に示したように、まず、ブラウザでページを描画する(S302)。そして、ステップS302において描画されたページのうち、表示画面内のリンクを抽出する(S304)。次に、n秒間(nは1以上の任意の秒数、例えば、2、3秒)経過するまで待つ(S306)。ステップS306において、n秒間経過するまで待つことにより、表示画面のスクロールがないことを確認することができる。
そして、ページがスクロールされたか否かを判定する(S308)。ステップS308において、ページがスクロールされていないと判定された場合には、ステップS304において抽出したリンクのすべてをリクエストキューに追加する(S310)。ステップS308において、ページがスクロールされたと判定された場合には、ステップS302の処理に戻る。
そして、ステップS310においてリクエストキューにリンクが追加された後に、リクエストキューに格納されている順にリンクに対応するリクエストをウェブサーバ20に送信する(S312)。ステップS312においては、リクエストキューの先頭のリンクから順にウェブサーバ20に送信されることとなる。
そして、リクエストキューが空であるか否かを判定する(S314)。ステップS314において、リクエストキューが空であると判定された場合には、再度、ページがスクロールされたか否かを判定して(S316)、ページがスクロールされていない場合には、リクエストキューに残っているリンクを順にウェブサーバ20に送信する。
一方、ステップS316において、ページがスクロールされたと判定された場合には、リクエストキューに格納されているリンクをフラッシュ(消去)する(S318)。ステップS318において、リクエストキューをフラッシュした後は、再度ステップS302の処理を繰り返す。
以上、ウェブブラウザ10におけるリンクのリクエストキューへの追加処理について説明した。次に、図10を参照して、リクエストメッセージを受信したウェブサーバの動作の詳細について説明する。図10は、リクエストメッセージを受信したウェブサーバの処理を示すフローチャートである。図10に示したように、まず、ウェブブラウザ10から送信されたリクエストを受信する(S202)。そして、ステップS202において受信したリクエストがダミーか否かを判定する(S204)。
ステップS204において、リクエストがダミーではないと判定された場合には、キャッシュ212にリクエストに対応するページが保持されているか否かを判定する(S210)。ステップS210において、キャッシュが保持されていると判定された場合には、ステップS214の処理を実行する。一方、ステップS210において、キャッシュが保持されていないと判定された場合には、リクエストに対応するページを作成する(S212)。そして、ステップS212において作成したページまたは、キャッシュ212に保持されているページをウェブブラウザに返答する(S214)。
また、ステップS204において、リクエストがダミーであると判定された場合には、ダミーのリクエストに対応するページを作成する(S206)。そして、ステップS106において作成したページをキャッシュ212に保持する(S208)。上記したように、ステップS208において、作成したページを保持するのではなく、データベースに対して発行したクエリーの結果のみをキャッシュ212に保持するようにしてもよい。
以上、リクエストメッセージを受信したウェブサーバの処理について説明した。上記したように、本実施形態では、ユーザにより未だアクセスされていないリンク先のページを先読みするだけでなく、ウェブブラウザ10の表示領域に表示されているリンク先のページのみを先読みすることにより、メモリリソースが制限されている場合でも、効率よくページをキャッシュしておくことが可能となる。上記したように、ウェブブラウザ10の表示領域がすぐにスクロールされた場合には、スクロール後の表示領域に表示されているリンク先を抽出することにより、アクセスされる可能性のより高いリンク先のページをキャッシュすることが可能となる。また、ウェブサービスへのアクセスが制限されており過去にアクセスされる可能性の低いリンク先でも、表示領域に表示されているリンク先を抽出することにより、アクセスされる可能性の高いリンク先を効率よくキャッシュすることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書のウェブブラウザ10およびウェブサーバ20の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。すなわち、ウェブブラウザ10およびウェブサーバ20の処理における各ステップは、異なる処理であっても並列的に実行されてもよい。
また、ウェブブラウザ10およびウェブサーバ20などに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述したウェブブラウザ10およびウェブサーバ20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
1 ウェブシステム
10 ウェブブラウザ
152 抽出部
154 リクエスト作成部
156 送信部
158 受信部
160 表示部
20 ウェブサーバ
202 受信部
204 判断部
206 コンテンツ作成部
208 データベース
210 キャッシュ部
212 キャッシュ
214 送信部

Claims (16)

  1. ネットワークを介して接続されたウェブブラウザに表示された1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記リクエストに応じたコンテンツを作成するコンテンツ作成部と、
    前記コンテンツ作成部により作成された前記コンテンツを記憶装置にキャッシュするキャッシュ部と、
    を備える、ウェブサーバ。
  2. 前記受信部により受信されたリクエストが、アクセスされていないリンク先のコンテンツを取得するためのダミーのリクエストか否かを判断する判断部を備え、
    前記コンテンツ作成部は、前記判断部により前記リクエストがダミーのリクエストであると判断された場合に、前記ダミーのリクエストに応じたコンテンツを作成する、請求項1に記載のウェブサーバ。
  3. 前記判断部は、前記リクエストにダミーのリクエストであることを示すコマンドが付加されている場合に、前記リクエストがダミーのリクエストであると判断する、請求項2に記載のウェブサーバ。
  4. 前記キャッシュ部は、前記記憶装置にキャッシュしたコンテンツのうち、前記ウェブブラウザに表示されているコンテンツのリンク先との親子関係に応じてコンテンツを削除する、請求項1〜3のいずれかに記載のウェブサーバ。
  5. 前記リクエストに対応するコンテンツが前記キャッシュ部により前記記憶装置にキャッシュされている場合に、前記キャッシュされている前記コンテンツを前記ウェブブラウザに送信する送信部を備える、請求項1〜4のいずれかに記載のウェブサーバ。
  6. 前記判断部により、前記リクエストがダミーのリクエストではないと判断された場合に、
    前記コンテンツ作成部は、作成した前記コンテンツを、前記送信部を介して前記ウェブブラウザに送信する、請求項2〜5のいずれかに記載のウェブサーバ。
  7. 前記判断部により、前記リクエストがダミーのリクエストではないと判断された場合に、
    前記コンテンツ作成部は、前記リクエストに対応する、前記記憶装置にキャッシュされたコンテンツを、前記送信部を介して前記ウェブブラウザに送信する、請求項2〜6のいずれかに記載のウェブサーバ。
  8. 表示画面に表示されたページに含まれる1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された前記リンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成するリクエスト作成部と、
    前記リクエストを、ネットワークを介して接続されたウェブサーバに送信する送信部と、
    を備える、ウェブブラウザ。
  9. 前記リクエスト作成部は、アクセスされていないリンク先のコンテンツを取得するためのダミーのリクエストであることを示すコマンドを前記リクエストに付加する、請求項8に記載のウェブブラウザ。
  10. 前記抽出部は、表示領域に表示されている前記リンク先が静的コンテンツか動的コンテンツかを判定し、前記リンク先が動的コンテンツである場合に前記リンク先を抽出する、請求項8または9のいずれかに記載のウェブブラウザ。
  11. 前記ダミーのリクエストに応じて前記ウェブサーバにより作成されたコンテンツは、記憶装置にキャッシュされる、請求項9または10のいずれかに記載のウェブブラウザ。
  12. 前記リクエスト作成部は、アクセスされたリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成し、
    前記リクエストに応じたコンテンツを前記ウェブサーバから受信する受信部を備える、請求項8〜11のいずれかに記載のウェブブラウザ。
  13. 前記リクエスト作成部は、アクセスされたリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成し、
    前記受信部は、前記リクエストに応じたコンテンツが前記記憶装置にキャッシュされている場合に、前記記憶装置にキャッシュされているコンテンツを受信する、請求項12に記載のウェブブラウザ。
  14. ウェブサーバとネットワークを介して接続されたウェブブラウザは、
    表示画面に表示されたページに含まれる1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された前記リンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成するリクエスト作成部と、
    前記リクエストを前記ウェブサーバに送信する送信部と、
    を備え、
    前記ウェブサーバは、
    前記ウェブブラウザから送信された前記リクエストを受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記リクエストに応じたコンテンツを作成するコンテンツ作成部と、
    前記コンテンツ作成部により作成された前記コンテンツを記憶装置にキャッシュするキャッシュ部と、
    を備える、ウェブシステム。
  15. コンピュータを、
    ネットワークを介して接続されたウェブブラウザに表示された1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記リクエストに応じたコンテンツを作成するコンテンツ作成部と、
    前記コンテンツ作成部により作成された前記コンテンツを記憶装置にキャッシュするキャッシュ部と、
    を備える、ウェブサーバとして機能させるためのプログラム。
  16. コンピュータを、
    表示画面に表示されたページに含まれる1または2以上のリンク先のうち、表示領域に表示されているリンク先を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された前記リンク先のコンテンツを取得するためのリクエストを作成するリクエスト作成部と、
    前記リクエストを、ネットワークを介して接続されたウェブサーバに送信する送信部と、
    を備える、ウェブブラウザとして機能させるためのプログラム。
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