JP4626682B2 - 撮像装置 - Google Patents

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    • H04N23/60Control of cameras or camera modules

Description

本発明は、例えば着脱式レンズを用いて撮影を行う撮像装置に適用して好適な撮像装置に関する。
FT(Frame-Transfer Charge Coupled Devices)方式のCCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサを採用した撮像装置においては、信号電荷の読み出し中にイメージエリア(受光部)を遮光することが行われている。また、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを用いた撮像装置では、信号電荷の蓄積の同時性を得る目的で、電荷の読み出し時にイメージエリアを遮光することが行われている。イメージエリアを遮光する手法としては、ロータリシャッタを用いる手法が知られている。
例えば特許文献1には、撮像素子の撮像面の両側に発生するスミアのレベルの差を低減することができるシャッタ装置およびカメラについて記載されている。
特開2006−308841号公報
ところで、映画撮影用に使用されるビデオカメラ等においては、多彩な撮影効果を得るために、様々な種類の着脱式レンズ(以下、単にレンズとも称する)を交換して用いることが行われている。撮影現場では、素早く撮影をこなすために、着脱式のレンズを交換する際にその都度ビデオカメラの電源を遮断するようなことは行われない。このため、着脱式レンズの交換を行っている間は、ロータリシャッタも回転したままとなる。
つまり、着脱式レンズをレンズマウントから外した状態では、ユーザが直接手を触れられる位置にロータリシャッタが露出するとともに、そのロータリシャッタは回転していることになる。これは非常に危険なことであり、指の切断事故にも繋がりかねない。
このような事故を防ぐために、レンズマウントとロータリシャッタの間にガラス板等を挿入して、ロータリシャッタを直接手で触れられないようにすることも考えられる。このとき、レンズの最後端から焦点面までの光学的な距離、つまりバックフォーカスを保ちつつガラス板を挿入しようとすると、その分ロータリシャッタが撮像面に近づくことになる。
しかし、ロータリシャッタの配置位置が撮像面に近づくほど、撮像面内の各位置における露光タイミングのずれは大きくなってしまう。つまり、ロータリシャッタが右方向に回転している場合であれば、撮像面の左上端の位置が露光するタイミングと右下端の位置が露光するタイミングとにずれが生じてしまうことになる。逆に、ロータリシャッタをレンズの瞳の位置に近づけて配置するほど、撮像面内の各位置の露光タイミングのずれは小さくなる。
そのため、ロータリシャッタはレンズの射出瞳の位置になるべく近い位置に配置するほうがよい。図16に、レンズと撮像素子との間の距離と、ロータリシャッタの配置位置との関係を示してある。瞳の位置をA、撮像素子の直前の位置をEとしてあり、AからEまでの間の各位置を、Aから近い順にB,C,Dとして示してある。
図16において、レンズの上端を通って入射した光を遮断するために必要な幅を破線で示してあり、レンズの下端を通って入射した光を遮断するために必要な幅を一点鎖線で示してある。図16によれば、Aの位置に光を遮光するためのロータリシャッタを配置すれば、撮像素子の撮像面の上端Teと下端Beとを同時にかつ完全に遮光することができることが分かる。これらの理由から、ロータリシャッタはなるべくレンズの後玉に近い位置に配置することが好ましい。
ところが、ロータリシャッタの配置位置を瞳の位置に近づければ近づけるほど、レンズ交換時の危険は増してしまうという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ロータリシャッタの配置位置を撮像面に近い位置に移動させることなく、レンズ交換時に生じる危険を防止することを目的とする。
本発明の撮像装置は、レンズ部が取り外し自在なレンズマウント部と、レンズ部を通して入射される被写体の像光を光電変換して映像信号を生成する撮像素子とを備えた。また、撮像素子への入射光を遮光する遮光部と、撮像素子への入射光を透過する透過部とを有し、円周部に円周上の位置を示すマーキングが所定の等間隔で配置される円盤状のシャッタと、円盤状のシャッタを駆動するシャッタ駆動モータとを備えた。さらに、レンズ部の脱着状態を検出する検出部と、ユーザにより指定されたフレームレートに基づいてシャッタの回転数を制御するとともに、検出部がレンズ部が取り外されたことを検知した場合に、シャッタ駆動モータにシャッタを停止させるための制御信号を供給するシャッタ制御部と、シャッタに配置されたマーキングに基づいて、シャッタの回転位置を検出するシャッタ位置検出部を備え、シャッタ制御部は、検出部でレンズ部の取り外しが検知された場合には、シャッタ位置検出部で検出されたシャッタの配置位置情報に基づいて、シャッタが撮像素子への入射光を遮光する位置で停止するよう制御するようにしたものである。
このようにしたことで、レンズが取り外された時には、シャッタ制御部からシャッタ駆動モータに、シャッタを停止させるための制御信号が供給される。
本発明によると、レンズが取り外された時にはシャッタ制御部からシャッタ駆動モータに、シャッタを停止させるための制御信号が供給されるため、ロータリシャッタの回転が停止するようになる。
従って、回転中のロータリシャッタがユーザの手に触れることがなくなるため、ロータリシャッタの配置位置を撮像面に近い位置に移動させる必要がなくなる。
以下、本発明の実施の形態の例を、図1〜図15を参照して説明する。本実施の形態の撮像装置は、着脱式のレンズが装着又は取り外しされる構成としたものであり、また、撮像素子から電荷の読み出しを行う期間、撮像面を遮光するためのロータリシャッタを有するものである。そして、着脱式レンズが取り外されたときに、ロータリシャッタの回転を所望の位相で停止する制御を行うものである。
本実施の形態は、以下の順序で説明する。
1.第1の実施の形態における撮像装置の内部構成例
2.第1の実施の形態[レンズの着脱状態を電気的に検知してシャッタの回転を制御する場合の構成例]
3.第1の実施の形態の変形例[第1の実施の形態において、シャッタの回転制御と制動制御とを別モジュールとして構成した場合の例]
4.第2の実施の形態[レンズの着脱状態の検出結果に応じて、シャッタの回転制御と制動制御とを電気的に切り替える場合の構成例]
5.第3の実施の形態[検出用ピンと板ばねによりレンズの着脱状態を物理的に検知して、シャッタの回転制御と制動制御とを物理的に切り替える場合の構成例]
6.第4の実施の形態[検出用ピンと板ばねによりレンズの着脱状態を物理的に検知するとともに、ブレーキシューによって物理的にシャッタを停止させる場合の構成例]
7.第5の実施の形態[検出用ピンと板ばねによりレンズの着脱状態を物理的に検知するとともに、ブレーキシューを電気的に制御する場合の構成例]
8.第6の実施の形態[レンズ側とカメラ側に設けたコネクタによってレンズの着脱状態を検知する場合の構成例]
9.第6の実施の形態の変形例[ICによる通信によってレンズの着脱状態を検知する場合の構成例]
1.撮像装置の全体構成例
図1は、本実施の形態の撮像装置の内部構成例を示した図である。本実施の形態の撮像装置は、滑らかにフレームレート(Frame Per Second;以下FPSと称する)を変化させながら撮影する可変速撮影の機能を有するものであり、FPSの値は、後述する操作入力部等から受け付けるようにしてある。
このような撮像装置においては、ユーザ等より任意の値のFPSが指定された場合には、FPSの値に応じた撮影間隔で、撮像素子2での撮像が行われる。カメラシステム全体を駆動するフレーム同期周波数をP_Fとすると、フレーム同期周波数P_FとFPSは、下記に示す関係で使用される。
P_F≧FPS
例えば、240P(240frames/s progressive)で駆動可能な撮像装置であれば、フレーム同期周波数は240Pに設定されるが、この場合、FPSの値は、ユーザ等によって1〜240Pまでの範囲内の任意の値に設定される。フレーム同期周波数P_Fと映像信号との位相関係は、P_F=FPSである場合のみ一定の位相関係に固定することもできるが、それ以外の場合はロックすることができない。つまり一般に不定と考えてよく、FPSの値は、フレーム同期周波数P_Fに縛られることなく、P_Fを超えない範囲内で自由に設定することができる。
図1に示す撮像装置は、レンズ1と、レンズ1を通して入射した被写体の像光を光電変換して映像信号を生成する撮像素子2と、撮像素子2のイメージエリアを所定の間隔で開口又は遮光するロータリシャッタ3とを備える。また、ロータリシャッタ3を回転駆動させるシャッタ駆動モータ4と、シャッタ駆動モータ4を制御するシャッタ制御部5と、ロータリシャッタ3の回転位置(回転位相)を検出してシャッタ制御部5に出力するシャッタ位置検出部6を備える。
撮像装置はさらに、撮像素子2の動作を制御する撮像素子制御部7と、信号処理部8と、映像信号出力部9と、タイミング制御部10と、操作入力部11とを備える。
[撮像装置の内部構成例の詳細]
撮像素子2は、例えばCMOSセンサで構成される。ロータリシャッタ3は、光を透過する開口部を2箇所有する円板であり、シャッタ駆動モータ4の制御に基づいて回転する。図2に、ロータリシャッタ3の構成例を示してある。ロータリシャッタ3は、図中に斜線で示した2箇所遮光部Clのと、それ以外の部分である開口部Opとで構成され、ロータリシャッタ3が一回転する間に、遮光と開口とが2回繰り返されるよう構成してある。なお、本実施の形態ではロータリシャッタ3に2箇所の遮光部Clを設けた例を挙げたが、この構成に限定されるものではなく、1箇所等に設けるようにしてもよい。
このように構成されたロータリシャッタ3の開口部Opが撮像素子2のイメージエリアの前面に配置された回転位置のときには、レンズ1から入射した被写体光がイメージエリアに取り込まれて、受光信号が蓄積される。一方、撮像素子2のイメージエリアの前面に遮光部Clが配置されたときには、イメージエリアには受光信号が蓄積されない。
ロータリシャッタ3の円板の円周部には、円周上の位置を示す白と黒のマーキングMaが、例えば1周に30個等、所定の等間隔で配置されている。シャッタ位置検出部6は、ロータリエンコーダ(図1では図示略)がこれらのマーキングを読み取ることによりロータリシャッタ3の回転位置(位相)を検出する。具体的には、図示せぬセンサで黒のマーキングを読み取ったタイミングでパルス信号Paを立ち上げ、白のマーキングを読み取るとパルス信号を立ち下げる。
ロータリシャッタ3の円周上に設けられた黒のマーキングのうち、1周に1箇所だけ他とは形状を変えてあり、シャッタ位置検出部6は、ロータリエンコーダがこのマーキングMbを読み取ったタイミングで、パルス幅の異なるパルス信号Pbを生成してシャッタ制御部5に供給する。なお、本実施の形態では、他とは形状を異ならせたマーキングMb(第2の印)を1周で1箇所設けるようにしたが、これに限定されるものではなく、1周に2箇所等に設けるようにしてもよい。
シャッタ制御部5は、シャッタ位置検出部6から入力されるパルス信号Paの出力回数をカウントするカウンタ(図1においては図示略)を備えている。このカウンタの値は、パルス信号Pbが入力されるタイミングでリセットされる。これによりシャッタ制御部5は、カウンタによるカウント値Crによって、ロータリシャッタ3が撮像素子2を実際に遮光しているか否かといった、ロータリシャッタ3の物理的な配置位置情報を把握することができる。
またシャッタ制御部5は、操作入力部11から入力されたFPS情報に基づいて、後述するタイミング制御部10から供給されるフレーム同期信号に同期しながらロータリシャッタ3の回転数を制御する。シャッタ制御部5には、FPS情報とともに、シャッタ位置検出部6から出力されたシャッタ位置情報も入力される。そしてこれらの情報に基づいて、FPS情報により定まるロータリシャッタ3の目標回転位置(位相)と、シャッタ位置検出部6で検出された実際の回転位置(位相)との誤差を吸収する方向に修正したモータ制御信号を生成して、シャッタ駆動モータ4に供給する。つまり、シャッタ位置検出部6とシャッタ制御部5とシャッタ駆動モータ4とで、フィードバックループが形成されている。
撮像素子制御部7は、後述するタイミング制御部10から供給されるフレーム同期信号に同期しながら、撮像素子2の図示せぬ水平・垂直走査回路を駆動して、信号電荷の読み出しの制御を行う。
信号処理部8は、撮像素子2から読み出された映像信号に対して、映像信号の黒レベルを一定の基準値に固定するためのクランプ処理や、輪郭を強調する輪郭強調処理、表示デバイスのガンマ特性に合わせてガンマ値を調整するガンマ補正等の信号処理を施す。そして、これらの処理が施された映像信号を、映像信号出力部9を通して撮像装置に接続された図示せぬ記録装置等に出力する。
タイミング制御部10は、フレーム同期信号を生成してシャッタ制御部5と撮像素子制御部7に供給する。操作入力部11は、例えばボタンやスイッチ、つまみ等で構成され、ユーザからFPSの入力を受け付けた場合には、その値をシャッタ制御部5に出力する。
2.第1の実施の形態
[撮像装置の構成例]
次に、図3を参照して、第1の実施の形態における撮像装置での、レンズの着脱状態検知用の構成の例を説明する。図3Aは、レンズ1が装着された状態を示し、図3Bはレンズ1が取り外された状態を示している。図3A及び図3Bに示した撮像装置は、筐体150のレンズ1が取り付けられる部分にレンズマウントMtを構成してあり、レンズ1を通して入射される光の光路上に撮像素子2を配置してある。そして、レンズ1の後端部分と撮像素子2との間にロータリシャッタ3を配置してあり、ロータリシャッタ3を駆動するシャッタ駆動モータ4も図示してある。
シャッタ駆動モータ4は、シャッタ制御部5の制御に基づいて駆動するものであり、シャッタ制御部5には、ロータリシャッタ3の回転又は停止を指示する信号が、マイクロプロセッサ110から供給される。レンズマウントMtの裏側(撮像素子2側)のレンズ1取り付け用の開口部分近辺には、LED(Light Emitting Diode)やレーザダイオード等で構成される発光素子101xと、フォトセンサ等で構成される受光素子101rとを取り付けてある。受光素子101rは、発光素子101xから出射された光を受光した場合には所定のレベルの電圧をマイクロプロセッサ110に出力し、受光しなかった場合には、電圧レベルが所定レベルまで上昇しない。
マイクロプロセッサ110は、受光素子101rから電圧が印加されなかった場合は、レンズ1が筐体150に装着されたと判断して、シャッタ制御部5に対して回転を指示する回転制御信号を供給する。一方、受光素子101rから電圧が印加された場合には、レンズ1が筐体150から取り外されたと判断して、シャッタ制御部5に対して停止を指示する制動制御信号を供給する。
シャッタ制御部5は、マイクロプロセッサ110から回転制御信号が入力された場合には、シャッタ駆動モータ4に対して回転を指示するモータ制御信号を供給し、マイクロプロセッサ110から制動制御信号が入力された場合には、シャッタ駆動モータ4に対して停止を指示するモータ制御信号を供給する。そしてシャッタ駆動モータ4は、回転を指示するモータ制御信号を受信した場合には、ロータリシャッタ3に回転方向の動力を加え、停止を指示するモータ制御信号を受信した場合には、ロータリシャッタ3に停止方向の動力を加える。シャッタ制御部5の詳細については後述する。
[マイクロプロセッサの動作例]
次に、図4を参照して、マイクロプロセッサ110の処理の例を説明する。マイクロプロセッサ110では、まず、受光素子101rからの電圧印加の有無に基づいてレンズ1の着脱状態が検出され(ステップS1)、レンズ1が装着されているか否かの判断が行われる(ステップS2)。レンズ1の装着が確認された場合、つまり、受光素子101rから電圧が印加されなかった場合には、回転制御信号を生成してシャッタ制御部5に出力する(ステップS3)。レンズ1の装着が確認されなかった場合、つまり、受光素子101rから電圧が印加された場合には、制動制御信号を生成してシャッタ制御部5に出力する(ステップS3)。
[シャッタ制御部の構成例]
次に、図5を参照して、第1の実施の形態におけるシャッタ制御部5の構成例について説明する。シャッタ制御部5は、目標値設定部51と、変化率設定部52と、マスタカウンタ53とを備える。また、第1のカウンタ54と、第2のカウンタ55と、位相比較部56と、ローパスフィルタ(以下、LPFと称する)57と、増幅部58と、停止フラグ格納部59と、同期フラグ格納部60と、コマンドシーケンサ61と、を備える。
目標値設定部51には、ロータリシャッタ3の毎秒目標回転数(以下、目標値と称する)が入力される。操作入力部11(図1参照)を介してFPSが指定された場合にはその値が格納され、FPSの指定がない場合には、通常設定時のフレームレートが書き込まれる。
変化率設定部52には、目標値設定部51に設定された目標値が入力される。また、現在ロータリシャッタ3に対し指示している回転速度(現在値)を保持している。そして、現在の回転数におけるトルク特性に応じて、シャッタ駆動モータ4がオーバーシュートすることなく追随可能な直近の回転目標値を算出する。ここでの直近回転目標値の算出は、シャッタ駆動モータ4のトルク−回転数特性や、ロータリシャッタ3のイナーシャ等を考慮して行う。変化率設定部52は、現在値を目標値に近づける方向に向けて、シャッタ駆動モータ4が追従可能な直近回転目標値を随時計算してマスタカウンタ53に出力する。
マスタカウンタ53は、変化率設定部52から入力される直近回転目標値に応じて、カウントの間隔を変えてカウントを行い、カウント値をパルス列Pc,Peで第1のカウンタ54に供給する。ここでいうパルス列PcとPeは、前述したパルス信号Pa及びPbと同一の形式である。第1のカウンタ54は、マスタカウンタ53から供給されるパルス列Pc,Peを、第2のカウンタ55で生成されるパルス信号Pdと同じ形式にデコード(変換)してパルス信号Pfとし、位相比較部56に出力する。
第2のカウンタ55は、ロータリシャッタ3に設けられたマーキングMaを検出するセンサFaからの出力された検出情報(パルス信号Pa,Pb)に基づいて、マーキングMaの読み取り回数をカウントしてパルス信号Pdを生成し、位相比較部56に出力する。
位相比較部56は、第1のカウンタ54から出力されるパルス信号Pfと第2のカウンタ55から出力されるパルス信号Pdとの位相を比較して、両カウンタ間でのカウント値のずれ量を検出する。そして、検出したずれ量に応じた電圧(誤差信号)をLPF57に印加する。
LPF57は、位相比較部56から出力された誤差信号に含まれる高周波成分を除去して増幅部58に出力する。増幅部58は、LPF57から出力された位相差に比例する直流電圧に基づいて位相差を吸収する方向の制御電圧を生成して、シャッタ駆動モータ4に供給する。
停止フラグ格納部59には停止フラグが格納されており、停止フラグの値は、マイクロプロセッサ110からシリアルライン(図示略)等を通して制動制御信号が供給された場合にオンにされる。一方、同期フラグ格納部60には同期フラグが格納されており、同期フラグの値は、マイクロプロセッサ110から同期指令信号が供給された場合にオンにされる。
コマンドシーケンサ61は、停止フラグ格納部59と同期フラグ格納部60に格納されたフラグのオン/オフ情報に基づいて、マスタカウンタ53と第1のカウンタ54と第2のカウンタ55に、制御信号を供給する。例えばコマンドシーケンサ61からマスタカウンタ53に対して、ロータリシャッタ3の回転を徐々に減速して停止させるようなパルス列PcとPeが供給される。また、停止フラグ格納部59の停止フラグがオンになっていることを検知した場合には、シャッタ駆動モータ4がロータリシャッタ3を所望の回転位相で停止制御できるように、マスタカウンタ53に制御信号を供給する。この場合、マスタカウンタ53は変化率設定部52からの直近回転目標値は無視し、徐々にパルス間隔を広げたパルス列PcとPeを作り出してロータリシャッタ3の回転を遅くし、最終的には停止させるようなパルス列を生成して第1のカウンタ54に出力する。ロータリシャッタ3の停止位置は、ユーザが操作入力部11等を介して設定可能としてある。具体的には、停止時にロータリシャッタ3をその羽根が撮像素子2を遮光する位置に停止させる設定や、撮像素子2への入射光を透過する位置に停止させる設定等を切り替えられるようにしてある。
コマンドシーケンサ61には、マスタカウンタ53で発せられるパルス列PcとPeとが入力される。そして、位相比較部56で位相の比較が行いやすい最適な周波数を随時計算して、求められた周波数に応じてフレーム同期信号を分周して第1のカウンタ54と第2のカウンタ55に供給する。これは、LPF57の設計を簡単にして制御系を安定させるための回路上の工夫であって、シャッタ駆動モータ4の速度制御には影響のないことである。
このように構成されたシャッタ制御部5において、マイクロプロセッサ110から回転制御信号が供給された場合には、ロータリシャッタ3の現在の回転数(現在値)が目標値設定部51に設定された目標値に近づくように、サーボ制御が行われる。また、マイクロプロセッサ110から制動制御信号が入力された場合には、サーボ制御によりロータリシャッタ3が停止される。このとき、停止時にロータリシャッタ3をその羽根が撮像素子2を遮光する位置に停止させる設定がされている場合には、ロータリシャッタ3が撮像素子2を遮光する位置で停止する。また、撮像素子2への入射光を透過する位置に停止させる設定がされている場合には、ロータリシャッタ3が撮像素子2への入射光を透過する位置で停止する。
従って、図3に示した撮像装置において、レンズ1が取り外された場合には、受光素子101rで出力された電圧がマイクロプロセッサ110に印加が出力され、マイクロプロセッサ110で制動制御信号が生成される。そして、マイクロプロセッサ110から供給された制動制御信号を受信したシャッタ制御部5において、予め定められた回転位置でロータリシャッタ3が停止するように制御が行われる。また、同期フラグがオンになったときは、そのタイミングでマスタカウンタ53がリセットされる。このような制御は、例えば2台のカメラ間でメカシャッタの回転位相を揃えたい場合等に使用される。
[第1の実施の形態における効果]
上述した第1の実施の形態によれば、レンズ1が取り外されると、撮像装置側でそれが検知されてロータリシャッタ3の回転が自動的に停止されるため、回転中のロータリシャッタ3の羽根にユーザが誤って振れてしまう危険を防止することができる。
また、ユーザの指や指輪その他が回転中のロータリシャッタ3に触れてしまった場合には、精密に製造されたシャッタの寸法に狂いが生じてしまうことがあり、これによってロータリシャッタ3の回転が不安定になって露光時間が不正確になってしまうことがあった。本実施の形態の撮像装置によれば、ユーザの手が回転中のロータリシャッタ3に触れることがなくなるため、このような問題が生じることがなくなる。これにより、撮像装置の製造メーカにおいては、保守にかかる費用の低減を図ることができる。また、撮像装置の貸し出しを行う企業等においては、レンタル中の撮像装置が故障してしまった場合に稼動できないカメラに対して発生する、補償金等の損失を節減することができるようになる。
また、本実施の形態によれば、ロータリシャッタ3を停止させる際に、撮像素子2を遮光する位置に停止させることができるため、レンズ1を交換する際に撮像素子2やその周辺の光学部品に塵芥等が付着してしまうことを防ぐことができる。
さらに、本実施の形態によれば、ロータリシャッタ3を停止させる際に、撮像素子2への入射光を透過する位置に停止させることも可能となるため、このような設定を行うことで、撮像素子2等に付着した塵芥等を除去しやすくなる。つまり、ユーザがメンテナンスを行いやすくなる。
3.第1の実施の形態の変形例
次に、上述した第1の実施の形態の変形例について、図6を参照して説明する。図6において、図3と対応する箇所には同一の符号を付してあり、詳細な説明は省略する。図6Aは、レンズ1が装着された状態を示し、図6Bはレンズ1が取り外された状態を示す。
図6A及び図6Bに示した撮像装置においては、図3におけるシャッタ制御部5の代わりに、制動制御部120と回転制御部130とを設けてあり、制動制御部120への入力と回転制御部130への入力とがスイッチ素子102によって切り替わるようにしてある。スイッチ素子102は、例えば電圧制御スイッチとして構成してあり、可動接点102mと固定接点102fa、固定接点102fbよりなる。可動接点102mはシャッタ駆動モータ4に接続してあり、固定接点102faは制動制御部120に接続してあり、固定接点102fbは回転制御部130に接続してある。
そして、マイクロプロセッサ110から制動制御信号が入力された場合、つまりレンズ1が筐体150から取り外された場合には、図6Aに示されるように、可動接点102mの接続先が、制動制御部120と接続された固定接点102faに切り替わる。また、回転制御信号が入力された場合、つまりレンズ1が筐体150に装着された取り外された場合には、図6Bに示されるように、可動接点102mの接続先が、回転制御部130と接続された固定接点102fbに切り替わる。
回転制御部130は、タイミング制御部10(図1参照)から供給されるフレーム同期信号に同期して、ユーザより指定されるFPS等により定まるロータリシャッタ3の目標回転数と実際の回転数との誤差をするようなサーボ制御を行う。制動制御部120は、マイクロプロセッサ110から出力された制動制御信号を、スイッチ素子102を介して受信した場合に、シャッタ駆動モータ4に供給する電力をゼロにする制御を行う。もしくは、ロータリシャッタ3の現在の回転数の情報に基づいて、制動制御信号の受信をトリガとしてシャッタ駆動モータ4に対して、回転制御時とは逆の電圧をかけるようにしてもよい。この場合は、ロータリシャッタ3の停止を検出した場合にシャッタ駆動モータ4への電圧の供給を停止することで、ロータリシャッタ3が逆方向に回転してしまうこともなくなる。
制動制御時にもサーボ制御を行わせることで、第1の実施の形態における撮像装置と同様に、ロータリシャッタ3停止時のシャッタの撮像素子2に対する配置位置を、所望の位置とすることができるようになる。
4.第2の実施の形態
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。図7において、図3、図6と対応する箇所には同一の符号を付してあり、詳細な説明は省略する。図7Aは、レンズ1が装着された状態を示し、図7Bはレンズ1が取り外された状態を示す。
[撮像装置の構成例]
図7に示した撮像装置は、マイクロプロセッサ110は備えず、受光素子101rの受信結果を直接スイッチ素子102に出力させるように構成したものである。受光素子101rは光を受信すると、所定の値の電圧をスイッチ素子102に出力する。スイッチ素子102の可動接点102mは、電圧が印加された場合には回転制御部130に接続された固定接点102fbと接続し、電圧の印加がなかった場合には、制動制御部120に接続された固定接点102faと接続する。
可動接点102mはシャッタ駆動モータ4と接続してあるため、スイッチ素子102が回転制御部130と接続された場合には、回転制御部130の制御に基づいてシャッタ駆動モータ4が駆動することにより、ロータリシャッタ3が回転する。スイッチ素子102が制動制御部120と接続された場合には、制動制御部120の制御に基づいてシャッタ駆動モータ4が駆動することにより、ロータリシャッタ3が停止する。
[撮像装置の動作の例]
図7A及び図7Bに示した撮像装置では、レンズ1が装着されると受光素子101rでは光が受信されなくなり、これを受けてスイッチ素子102の接続先が回転制御部130に切り替わるため、ロータリシャッタ3は回転するようになる。一方、レンズ1が取り外された場合には、受光素子101rで光が受信されるため、これを受けてスイッチ素子102の接続先が制動制御部120側に切り替わり、ロータリシャッタ3の回転が停止するようになる。
5.第3の実施の形態
次に、図8を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。図8において、図3、図6、図7と対応する箇所には同一の符号を付してあり、詳細な説明は省略する。図8Aは、レンズ1が装着された状態を示し、図8Bはレンズ1が取り外された状態を示す。
[撮像装置の構成例]
図8A及び図8Bに示した撮像装置は、レンズ1の着脱状態を電気的に検出するのではなく、検出用ピン104と板ばね105によって、物理的に検出するように構成したものである。図8において、図3、図6、図7と対応する箇所には同一の符号を付してあり、詳細な説明は省略する。図8Aは、レンズ1が装着された状態を示し、図8Bはレンズ1が取り外された状態を示す。
図8A及び図8Bに示した撮像装置には、レンズ1が取り付けられる開口部分に近接する位置に孔を設けてあり、そこに所定の長さを有する検出用ピン104を可動自在な状態で貫通させてある。レンズマウントMtの裏面には板ばね105を設けてあり、検出用ピン104は、板ばね105によって、常にレンズ1側に押し出す方向の力が加えられている。
[撮像装置の動作の例]
図8Aに示すように、レンズ1が撮像装置に装着されると、検出用ピン104が撮像装置の内側の方向に押し出され、その端部がスイッチ103を押圧する。スイッチ103は、可動接点102mと固定接点103faと固定接点103fbによって構成され、可動接点102mの接続先は、検出用ピン104により加えられる物理的な力によって切り替えられる。図6や図7に示した撮像装置と同様に、可動接点102mはシャッタ駆動モータ4に接続してあり、固定接点103faは制動制御部120に接続してあり、固定接点103fbは回転制御部130に接続してある。
そして、レンズ1の装着時には検出用ピン104が撮像装置の内部に押し出されるため、この力を受けて、図8Aに示されるように、可動接点102mの接続先が回転制御部130に接続された固定接点103fbに切り替えられる。また、レンズ1の取り外し時には検出用ピン104が撮像装置の外側に押し出されるため、図8Bに示されるように、検出用ピン104の端部がスイッチ103から離れる。これにより、可動接点102mの接続先は、制動制御部120に接続された固定接点103faに切り替えられる。このように、レンズ1の装着又は非装着を物理的に検出して、ロータリシャッタ3の回動制御と制動制御とを物理的に切り替える構成としてもよい。
6.第4の実施の形態
次に、図9を参照して、本発明の第4の実施の形態について説明する。図9において、図3、図6、図7、図8と対応する箇所には同一の符号を付してあり、詳細な説明は省略する。図9Aは、レンズ1が装着された状態を示し、図9Bはレンズ1が取り外された状態を示す。
[撮像装置の構成例]
図9A及び図9Bに示した撮像装置は、図8に示した構成から制動制御を行うモジュールを削除し、代わりに板ばね105の先端にブレーキシュー106を設けたものである。ブレーキシュー106がロータリシャッタ3に接触することで、ロータリシャッタ3が停止される。
[撮像装置の動作の例]
このような構成において、レンズ1が撮像装置に装着されると、検出用ピン104が撮像装置の内部に押し込まれ、板ばね105も撮像装置の内側の方向に曲げられる。これにより板ばね105の先端に設けられたブレーキシュー106がロータリシャッタ3から離れるとともに、板ばね105の背面に設けた突起部分が、開閉スイッチ107を押圧する。なお、検出用ピン104の端部が直接開閉スイッチ107を押圧する構成としてもよい。
開閉スイッチ107の2つの端子のうち、一方は回転制御部130に接続してあり、もう一方はシャッタ駆動モータ4に接続してある。レンズ1が装着されて検出用ピン104が撮像装置内部に押し込まれ、開閉スイッチ107の接片が押されることにより、図9Aに示されるように開閉スイッチ107の両接点が接続される。開閉スイッチ107が閉じることによって、回転制御部130からシャッタ駆動モータ4に対してモータ制御信号が供給されるようになり、ロータリシャッタ3が回転する。
レンズ1が撮像装置から取り外されると、図9Bに示されるように、板ばね105の力によって検出用ピン104が撮像装置の外側(レンズ側)の方に押し出され、開閉スイッチ107の接片が回転制御部130側の端子から離れる。それとともに、板ばね105の先端に設けられたブレーキシュー106がロータリシャッタ3に接触することにより、ロータリシャッタ3の回転が停止する。
7.第5の実施の形態
次に、図10を参照して、本発明の第5の実施の形態について説明する。図10において、図3、図6、図7、図8、図9と対応する箇所には同一の符号を付してあり、詳細な説明は省略する。図10Aは、レンズ1が装着された状態を示し、図10Bはレンズ1が取り外された状態を示す。
[撮像装置の構成例]
図10A及び図10Bに示した撮像装置は、ロータリシャッタ3の回転を停止するブレーキシュー106を、ソレノイド108によって電気的に制御する構成としたものである。先端部にブレーキシュー106を設けたソレノイド108を、ロータリシャッタ3の背面に配置してあり、ソレノイド108と制動制御部120との間を開閉スイッチ107aで接続してある。また、回転制御部130とシャッタ駆動モータ4との間も開閉スイッチ107bで接続してある。
制動制御部120とソレノイド108とを接続する開閉スイッチ107aの接片は、検出用ピン104に押されることで撮像装置の内部側に倒れ、制動制御部120とソレノイド108との接続は切断される。検出用ピン104が接触していないときには、開閉スイッチ107aの両接点が接続され、制動制御部120の制御に基づいてソレノイド108がロータリシャッタ3の方向に直進する。これにより、ソレノイド108の先端に設けられたブレーキシュー106がロータリシャッタ3に接触するため、ロータリシャッタ3の回転が停止する。
回転制御部130とシャッタ駆動モータ4とを接続する開閉スイッチ107bは、開閉スイッチ107aの配置位置よりも奥(撮像装置内部側)に配置してある。開閉スイッチ107bの接片は、検出用ピン104が接触していない場合はレンズ1側に倒れており、その状態では、回転制御部130とシャッタ駆動モータ4との間は遮断されている。開閉スイッチ107bの接片は、検出用ピン104によって押されると回転制御部130側の接点に接続し、これにより回転制御部130とシャッタ駆動モータ4とが電気的に接続される。そして、回転制御部130の制御に基づいてシャッタ駆動モータ4が駆動し、ロータリシャッタ3が回転する。
[撮像装置の動作の例]
このように構成した撮像装置において、レンズ1が筐体150に装着されると、図10Aに示されるように検出用ピン104が撮像装置内に押し込まれ、開閉スイッチ107aが開く。これによって制動制御部120とソレノイド108との接続が切断される。これと同時に、撮像装置内に押し込まれた検出用ピン104が開閉スイッチ107bを押し、開閉スイッチ107bが閉じる。開閉スイッチ107bが閉じることで、回転制御部130とシャッタ駆動モータ4との間が電気的に接続されるため、回転制御部130の制御に基づいてロータリシャッタ3が回転するようになる。
一方、レンズ1が筐体150から取り外されると、図10Bに示されるように、板ばね105の力によって検出用ピン104が撮像装置の外側(レンズ側)の方に押し出され、開閉スイッチ107bの接片が回転制御部130側の端子から離れる。それとともに、開閉スイッチ107aが閉じ、制動制御部120とシャッタ駆動モータ4とが電気的に接続される。これによって、開閉スイッチ107aに接続されたソレノイド108がロータリシャッタ3の方向に直進し、ソレノイド108の先端に取り付けられたブレーキシュー106がロータリシャッタ3に接触することにより、ロータリシャッタ3の回転が停止する。
8.第6の実施の形態
次に、図11〜図13を参照して、本発明の第6の実施の形態について説明する。図11において、図3、図6、図7、図8、図9、図10と対応する箇所には同一の符号を付してあり、詳細な説明は省略する。図11Aは、レンズ1が装着された状態を示し、図11Bはレンズ1が取り外された状態を示す。
[撮像装置の構成例]
図11A及び図11Bに示した撮像装置は、レンズ1側に設けた電気的応答部201及びコネクタCnと、撮像装置側に設けたコネクタCcとを用いて、レンズ1の着脱状態を検出するように構成したものである。撮像装置側のコネクタCcは、プルアップされた信号線によってマイクロプロセッサ110と接続してあり、回路構成の詳細を図12に示してある。
図12に示した回路では、マイクロプロセッサ110とコネクタCcを繋ぐ信号線は、10kΩのプルアップ抵抗を付けて3VのVccに繋いであり、同時に、コネクタCcのマイクロプロセッサ110に接続されていない方の端子を、グランド(GND)に繋げてある。このように構成した回路において、レンズ1側のコネクタCnと撮像装置側のコネクタCcとが勘合すると、信号線はグランド電位となる。一方、コネクタCnとコネクタCcとが離されると、マイクロプロセッサ110には3Vの電流が流れるようになる。つまりマイクロプロセッサ110では、信号線を通して印加される電圧の大きさによって、レンズ1の着脱状態を検知することができる。
図13のフローチャートに、本例におけるマイクロプロセッサ110の処理例を示してある。まずマイクロプロセッサ110では、入力電圧が検出され(ステップS11)、次に入力電圧が1.5V以上であるか否かが判断される(ステップS12)。そして、入力電圧が1.5V以上である場合には、レンズ1が装着されていると判断して回転制御信号を出力(ステップS13)、入力電圧が1.5V未満である場合には、レンズ1が取り外されたと判断して制動制御信号を出力する(ステップS14)。
図11Aに戻って説明を続けると、マイクロプロセッサ110は、レンズ1の装着を検知した場合には回転制御信号をスイッチ素子102に供給し、レンズ1の取り外しを検知した場合には制動制御信号をスイッチ素子102に供給する。
スイッチ素子102の可動接点102mはシャッタ駆動モータ4と接続してあり、固定接点102faは制動制御部120に、固定接点102fbは回転制御部130に接続してある。そして、マイクロプロセッサ110より回転制御信号が供給された場合には、可動接点102fmが回転制御部130側の固定接点102bと接続し、マイクロプロセッサ110より制動制御信号が供給された場合には、可動接点102fmが制動制御部120側の固定接点102aと接続する。
スイッチ素子102の可動接点102mが回転制御部130側の固定接点102bと接続された場合には、マイクロプロセッサ110から出力された回転制御信号に基づいて回転制御部130でモータ制御信号が生成され、シャッタ駆動モータ4に供給される。これにより、ロータリシャッタ3が回転する。
スイッチ素子102の可動接点102mが制動制御部120側の固定接点102aと接続された場合には、マイクロプロセッサ110から出力された制動制御信号に基づいて制動制御部120でモータ制御信号が生成され、シャッタ駆動モータ4に供給される。これにより、ロータリシャッタ3が停止制御される。
[撮像装置の動作の例]
このような構成において、レンズ1が筐体150に装着されることで、レンズ1側のコネクタCnと撮像装置側のコネクタCcとが勘合する。この場合はマイクロプロセッサ110への入力電圧は0Vとなるため回転制御信号が生成されてスイッチ素子102に供給される。スイッチ素子102の可動接点102mは、回転制御信号が入力されると固定接点102fbと接続され、これにより回転制御部130とシャッタ駆動モータ4とが電気的に接続される。そして、シャッタ駆動モータ4の駆動によってロータリシャッタ3が回転する。
レンズ1が筐体150から取り外された場合には、レンズ1側のコネクタCnと撮像装置側のコネクタCcとが離れることになる。この場合は、マイクロプロセッサ110への入力電圧は3Vとなるため制動制御信号が生成されてスイッチ素子102に供給される。スイッチ素子102の可動接点102mは、制動制御信号が入力されると固定接点102faと接続され、これにより制動制御部120とシャッタ駆動モータ4とが電気的に接続される。そして、ロータリシャッタ3が停止制御されるようになる。
9.第6の実施の形態の変形例
次に、図14及び図15を参照して、本発明の第6の実施の形態の変形例について説明する。図14において、図12と対応する箇所には同一の符号を付してある。本例では、レンズ1側のコネクタCnと撮像装置側のコネクタCcとをICバスで接続したものであり、マスタ側の撮像装置側でスレーブ側のレンズ1との接続状態を監視することで、レンズ1の着脱状態を検出する構成としてある。
図14に示すように、レンズ1側にはICインタフェースとしてのROM(Read Only Memory)202を搭載してあり、データが伝送されるsdaラインとクロックが伝送されるsclラインを介してコネクタCnと接続してある。また、レンズ1にはスレーブアドレスを割り振ってある。撮像装置側も、コネクタCcとマイクロプロセッサ110とを、sdaライン及びsclラインで接続してある。
図14に示した構成におけるマイクロプロセッサ110の処理の例を、図15にフローチャートで示してある。マイクロプロセッサ110は、まずスレーブアドレスを出力し(ステップS21)、スレーブアドレスを受信した場合にスレーブから返信されるアクノリッジ(以下ACKと称する)信号を受信したか否かを判断する(ステップS22)。ACK信号を受信していない場合には、コネクタCnとコネクタCcとが切断されていると考えられるため、レンズ1が取り外されたと判断して停止制御信号を出力する(ステップS23)。
ACK信号を受信した場合には、コネクタCnとコネクタCcとが勘合していると考えられるため、レンズ1が装着と判断して回転制御信号を出力する(ステップS24)。このように、レンズ1の着脱状態を、IC規格に基づく信号のやりとりによって検出する構成としてもよい。
本発明の第1の実施の形態による撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるロータリシャッタの構成例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態による撮像装置の構成例を示す説明図であり、Aはレンズが装着された状態を示し、Bはレンズが取り外された状態を示す。 本発明の第1の実施の形態によるマイクロプロセッサの処理の例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態によるシャッタ制御部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例による撮像装置の構成例を示す説明図であり、Aはレンズが装着された状態を示し、Bはレンズが取り外された状態を示す。 本発明の第2の実施の形態による撮像装置の構成例を示す説明図であり、Aはレンズが装着された状態を示し、Bはレンズが取り外された状態を示す。 本発明の第3の実施の形態による撮像装置の構成例を示す説明図であり、Aはレンズが装着された状態を示し、Bはレンズが取り外された状態を示す。 本発明の第4の実施の形態による撮像装置の構成例を示す説明図であり、Aはレンズが装着された状態を示し、Bはレンズが取り外された状態を示す。 本発明の第5の実施の形態による撮像装置の構成例を示す説明図であり、Aはレンズが装着された状態を示し、Bはレンズが取り外された状態を示す。 本発明の第6の実施の形態による撮像装置の構成例を示す説明図であり、Aはレンズが装着された状態を示し、Bはレンズが取り外された状態を示す。 本発明の第6の実施の形態によるレンズ側と撮像装置側との接続形態を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態によるマイクロプロセッサの処理の例を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態の変形例によるレンズ側と撮像装置側との接続形態を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態の変形例によるマイクロプロセッサの処理の例を示すフローチャートである。 従来の、瞳とロータリシャッタと撮像素子との位置関係の例を示す説明図である。
符号の説明
1…レンズ、2…撮像素子、3…ロータリシャッタ、4…シャッタ駆動モータ、5…シャッタ制御部、6…シャッタ位置検出部、7…撮像素子制御部、8…信号処理部、9…映像信号出力部、10…タイミング制御部、11…操作入力部、51…目標値設定部、52…変化率設定部、53…マスタカウンタ、54…第1のカウンタ、55…第2のカウンタ、56…位相比較部、57…ローパスフィルタ、58…増幅部、59…停止フラグ格納部、 60…同期フラグ格納部、61…コマンドシーケンサ、101r…受光素子、101x…発光素子、102…スイッチ素子、102a,102b…固定接点、102m…可動接点 103…スイッチ、104…検出用ピン、105…板ばね、106…ブレーキシュー、107,107a,107b…開閉スイッチ、108…ソレノイド、110…マイクロプロセッサ、120…制動制御部、130…回転制御部、150…筐体、201…電気的応答部、202…ROM

Claims (9)

  1. レンズ部が着脱自在なレンズマウント部と、
    前記レンズマウント部に装着されたレンズ部を通して入射される被写体の像光を光電変換して映像信号を生成する撮像素子と、
    前記撮像素子への入射光を遮光する遮光部と、前記撮像素子への入射光を透過する透過部とを有し、円周部に円周上の位置を示すマーキングが所定の等間隔で配置される円盤状のシャッタと、
    前記円盤状のシャッタを回転駆動するシャッタ駆動モータと、
    前記レンズ部の脱着状態を検出する検出部と、
    ユーザにより指定されたフレームレートに基づいて前記シャッタの回転数を制御するとともに、前記検出部が、前記レンズ部が取り外されたことを検知した場合に、前記シャッタ駆動モータに前記シャッタを停止させるための制御信号を供給するシャッタ制御部と
    前記シャッタに配置された前記マーキングに基づいて、前記シャッタの回転位置を検出するシャッタ位置検出部を備え、
    前記シャッタ制御部は、前記検出部でレンズ部の取り外しが検知された場合には、前記シャッタ位置検出部で検出された前記シャッタの配置位置情報に基づいて、前記シャッタが前記撮像素子への入射光を遮光する位置で停止するよう制御する
    撮像装置。
  2. 前記検出部は、発光素子と、前記発光素子からの出射光を受信し受光に応じて検出信号を出力する受光素子を有し、
    前記シャッタ制御部は、前記レンズ部が装着されたことによる前記受光素子が出力する検出信号で、前記シャッタを丁氏させる制御信号を出力する
    請求項記載の撮像装置。
  3. 前記シャッタ制御部は、前記シャッタを回転させる制御を行う回転制御部と、前記シャッタを停止させる制御を行う制動制御部とよりなり、
    前記シャッタ駆動モータと前記回転制御部又は、前記シャッタ駆動モータと前記制動制御部とを接続するスイッチとを備え、
    前記スイッチは、前記シャッタの回転又は停止を指示する制御信号を出力する制御部から前記シャッタを回転させるための制御信号が入力された場合は前記回転制御部に接続され、前記制御部から前記シャッタを停止させるための制御信号が入力された場合には前記制動制御部に接続される
    請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記検出部は、発光素子と、前記発光素子からの出射光を受信し受光に応じて検出信号を出力する受光素子を有し、前記レンズ部が装着されたことによる前記受光素子が出力する検出信号で前記レンズ部の脱着状態を検出し、
    前記シャッタ駆動モータと前記回転制御部又は、前記シャッタ駆動モータと前記制動制御部とを接続するスイッチとを備え、
    前記スイッチは、前記受光素子から電圧が印加された場合は前記制動制御部に接続され、前記受光素子からの電圧の印加がなかった場合には前記回転制御部に接続される
    請求項記載の撮像装置。
  5. 前記検出部は、前記レンズ部が装着される際に加わる力により当該撮像装置内に押し込まれる検出用ピンと、前記検出用ピンに対して当該撮像装置の外側へ押し出す力を常に加えるばね部材とよりなり、
    前記シャッタ制御部は、前記シャッタを回転させる制御を行う回転制御部と、前記シャッタを停止させる制御を行う制動制御部とよりなり、
    前記シャッタ駆動モータと前記回転制御部又は、前記シャッタ駆動モータと前記制動制御部とを接続するスイッチとを備え、
    前記スイッチは、前記検出用ピンに押圧された場合は前記回転制御部に接続され、前記検出用ピンによる押圧がない場合には、前記制動制御部に接続される
    請求項記載の撮像装置。
  6. 前記検出部は、前記レンズ部が装着される際に加わる力により当該撮像装置内に押し込まれる検出用ピンと、前記検出用ピンに対して当該撮像装置の外側へ押し出す力を常に加えるとともに、その先端部に、前記シャッタの回転を停止させるブレーキシューが取り付けら得られたばね部材とよりなり、
    前記シャッタ制御部は、前記シャッタを回転させる制御を行う回転制御部であり、
    前記回転制御部と前記シャッタ駆動モータとの間に接続された開閉スイッチを備え、
    前記検出用ピンが当該撮像装置内に押し込まれた場合は、前記ブレーキシューが前記シャッタから離れるとともに、前記開閉スイッチが閉じて前記回制御部と前記シャッタ駆動モータとが電気的に接続され、前記検出用ピンが当該撮像装置内に押し込まれていない場合には、前記ブレーキシューが前記シャッタに接触するとともに、前記開閉スイッチが開いて前記回制御部と前記シャッタ駆動モータとの電気的な接続が遮断される
    請求項記載の撮像装置。
  7. 前記検出部は、前記レンズ部が装着される際に加わる力により当該撮像装置内に押し込まれる検出用ピンと、前記検出用ピンに対して当該撮像装置の外側へ押し出す力を常に加えるばね部材とよりなり、
    前記シャッタ制御部は、前記シャッタを回転させる制御を行う回転制御部と、前記シャッタを停止させる制御を行う制動制御部とよりなり、
    前記シャッタの回転を停止させるブレーキシューが先端部に取り付けられたソレノイドと、
    前記ソレノイドと前記制動制御部との間に接続された第1の開閉スイッチと、
    前記シャッタ駆動モータと前記回転制御部との間に接続された第2の開閉スイッチとを備え、
    前記検出用ピンが当該撮像装置内に押し込まれた場合は、前記第1の開閉スイッチが開いて前記制動制御部と前記ソレノイドとが電気的な接続が遮断されるとともに、前記第2の開閉スイッチが閉じて前記回転制御部と前記シャッタ駆動モータとが電気的に接続し、前記検出用ピンが当該撮像装置内に押し込まれていない場合には、前記第1の開閉スイッチが閉じて前記制動制御部と前記ソレノイドとが電気的に接続され、前記ソレノイドが直進して前記シャッタに接触するとともに、前記第2の開閉スイッチが開いて前記回転制御部と前記シャッタ駆動モータとの電気的接続が遮断される
    請求項記載の撮像装置。
  8. 前記検出部は、前記レンズ部側に設けられた第1のコネクタと、当該撮像装置側に設けられた第2のコネクタとよりなり、
    前記第2のコネクタと前記シャッタの回転又は停止を指示する制御信号を出力する制御部との間を接続する信号線をプルアップするとともに、
    前記制御部は、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの勘合を検知した場合は、前記シャッタを回転させるための制御信号を出力し、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとが離れていることを検知した場合には、前記シャッタを停止させるための制御信号を出力する
    請求項1記載の撮像装置。
  9. 前記検出部は、前記レンズ部側に設けられた第1のコネクタと、当該撮像装置側に設けられた第2のコネクタとよりなり、
    前記シャッタ制御部に対して、前記シャッタを回転又は停止させる制御信号を出力する制御部を備え、
    前記シャッタの回転又は停止を指示する制御信号を出力する制御部は、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの勘合を検知した場合は、前記シャッタを回転させるための制御信号を出力し、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとが離れていることを検知した場合には、前記シャッタを停止させるための制御信号を出力する
    請求項1記載の撮像装置。
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