JP2010107709A - レンズ交換式撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源が切られた状態でのレンズの着脱を検出できるレンズ交換式撮像装置を提供する。
【解決手段】カメラ本体(100)は、レンズユニット(200)を着脱可能なボディマウント41と、光学像を撮像する撮像部(110)と、電力を供給する電源(160)と、前記電源が切られている状態で前記ボディマウントからレンズユニットが着脱されたことを検知可能な着脱検出部と、を備える。前記着脱検出部は、例えば、前記電源が切られている状態でも前記電源または別の電源から電力の供給を受けて、前記ロック部の禁止解除操作を検知するロック操作検知部(41e)と、前記電源が切られている状態でも前記電源または別の電源から電力の供給を受けて、前記ロック操作検知部の前記検知回数をカウントするカウンタ(59a)と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、レンズ交換可能なレンズ交換式撮像装置に関するものである。
近年、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を用いて、被写体像を電気信号に変換し、この電気信号をデジタル化して記録するデジタルカメラが普及している。
レンズ交換可能ないわゆるデジタル一眼レフカメラや、デジタルレンジファインダカメラなどにおいては、撮像素子の高画素化による画素サイズの微小化や、パソコン画面上で強拡大する鑑賞形態の変化などに対応するため、高精度な合焦精度を高速に達成すること、レンズの収差をカメラ側で補正し出力することが求められている。また、高解像な動画撮影も可能となり、高精度なレンズ制御も必須となってきている。
従って、交換レンズには、固体認識ID、収差、色、フォーカス、絞り、手振れ補正などに係る様々なレンズ情報を記憶しておき、カメラに装着した際にこれらレンズ情報を一括して送信することで、カメラはレンズに適した撮像制御を行うようにしている。
また、特許文献1に記載のカメラでは、電源ON時のレンズ交換を検知するため、レンズ着脱認識手段を設けている。そして、レンズ交換が検知されると、レンズ情報の一括送信を行っている。
特開平2-149075号公報
引用文献1のカメラでは、電源OFF時のレンズ交換を検知することができない。そのため、カメラの電源を入れるたびに一括送信をやり直す必要がある。このため、電源を入れてから撮影待機状態になるためにタイムラグが発生する。
これを解決するために、交換レンズの固体認識IDによって、前回電源が切られる前に装着されていたレンズと今回電源が入れられた際に装着されているレンズが同じであると判断したときは、前記一括送信をスキップするという方法が考えられる。しかし、前記方法では、例えば交換レンズに不具合があり、電源OFF時にレンズが一旦取り外されて修理が行われる、または、ファームアップがされるなどし、その後レンズ情報が変化している場合、その検知が出来ない。そのため、変更後のレンズ情報を入手せず、誤ったレンズ情報に基づいて各種制御をし、撮影をしてしまう可能性がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電源が切られた状態でのレンズの着脱を検出できるレンズ交換式撮像装置を提供することにある。
上記目的は、
レンズユニットを着脱可能なボディマウントと、
光学像を撮像する撮像部と、
電力を供給する電源と、
前記電源が切られている状態で前記ボディマウントからレンズユニットが着脱されたことを検知可能な着脱検出部と、
を備える、カメラ本体によって実現可能である。
本発明によれば、電源が切られた状態でのレンズの着脱を検出できるレンズ交換式撮像装置を提供することができる。これにより、例えば、修理などによりレンズ情報が変更されても、常に新しい初期データを更新することが可能となる、
なお、レンズ交換の着脱を検知できることによる効果は、レンズ情報を必要なときだけ入手することだけに限られない。例えば、レンズの着脱がなされた後に振動板に付着した埃を落とす動作を行う、又は、その動作を着脱がないときよりも長く、強く行うといった制御ができることなど、様々なことが実現可能となる。
本発明の実施形態に係るカメラシステムおよびカメラ本体について説明する。なお、以下の実施形態は本発明の一実施形態であり、本発明はこれらの実施形態に限定されない。
<第1実施形態>
(1:構成)
(1−1:カメラシステムの概要)
図1は、本発明の第1実施形態に係るカメラシステム1の斜視図である。カメラシステム1は、カメラ本体100とカメラ本体100に着脱可能なレンズユニット200とから構成される。図2は、カメラ本体100の斜視図である。図3は、カメラシステム1の機能ブロック図である。以下、各部の詳細について説明する。説明の便宜のため、カメラシステム1の被写体側を前、撮像面側を後ろ又は背、カメラシステム1の通常姿勢における鉛直上側を上、鉛直下側を下ともいう。
(1−2:カメラ本体の構成)
図4は、カメラシステム1の概略断面図である。また、図5は、カメラ本体の背面図である。カメラ本体100は、主に、CMOSイメージセンサー110と、CMOS回路基板113と、カメラモニタ120と、操作部130と、カメラコントローラー140を含むメイン回路基板142と、ボディマウント41と、電源160と、カードスロット170と、電子ビューファインダー180と、シャッターユニット190と、光学フィルタ114と、振動板115とを備える。なお、カメラ本体100は、ミラーボックス装置を有していない。また、カメラ本体100には、前から順に、ボディマウント41、シャッターユニット190、振動板115、光学フィルタ114、CMOSイメージセンサー110、CMOS回路基板113、メイン回路基板142、カメラモニタ120が配置されている。
CMOSイメージセンサー110は、レンズユニット200を介して入射される被写体の光学像を撮像して画像データを生成する。CMOSイメージセンサー110は、光電変換により電荷を蓄積可能な複数の画素が配列した光電変換層と、青色光のみを透過する青のカラーフィルターと緑色光のみを透過する緑のカラーフィルターと赤色光のみを透過する赤のカラーフィルターとが前記画素の前面に前記画素に1対1に対応して配列したカラーフィルター層とを有する。CMOSイメージセンサー110は、青色のカラーフィルターが配置された画素からの信号、緑色のカラーフィルターが配置された画素からの信号、赤色のカラーフィルターが配置された画素からの信号をそれぞれ増幅することが可能である。CMOSイメージセンサー110は、これらの信号に基づいて画像データを生成する。
生成された画像データは、ADコンバーター111でデジタル化される。ADコンバーター111でデジタル化された画像データは、カメラコントローラー140で様々な画像処理が施される。ここで言う様々な画像処理とは、例えば、ガンマ補正処理、ホワイトバランス補正処理、キズ補正処理、YC変換処理、電子ズーム処理、JPEG圧縮処理等である。
CMOSイメージセンサー110は、タイミング発生器112で制御されるタイミングで動作する。CMOSイメージセンサー110は、静止画像の撮像動作、及び、動画像の撮像動作等を行う。動画像の撮影動作には、スルー画像の撮影動作が含まれる。ここで、スルー画像とは、動画像の撮像後、メモリーカード171にデータを記録しない画像である。スルー画像は、主に動画像であり、動画像または静止画像の撮影のための構図を決めるためにカメラモニタ120および/または電子ビューファインダー180(以下、EVFとも言う)に表示されるものである。また、動画像の撮影動作には、動画像の記録動作も含まれる。動画像の記録動作とは、動画像の撮影動作およびメモリーカード171に動画データを記録する動作を含む動作である。なお、CMOSイメージセンサー110は被写体の光学像を撮像して電気的な画像信号に変換する撮像素子の一例である。撮像素子は、CCDイメージセンサー等を含む概念である。
CMOS回路基板113は、CMOSイメージセンサー110を駆動制御する回路基板である。また、CMOS回路基板113は、CMOSイメージセンサー110からの画像データに所定の処理を施す回路基板である。CMOS回路基板113は、タイミング発生器112を含む。また、CMOS回路基板113は、ADコンバーター111を含む。CMOS回路基板113は、撮像素子を駆動制御し、および/または撮像素子からの画像データにAD変換等の所定の処理を施す撮像素子回路基板の一例である。
カメラモニタ120は、表示用画像データが示す画像等を表示する。表示用画像データは、カメラコントローラー140で作成される。表示用画像データは、画像処理された画像データや、カメラシステム1の撮影条件、操作メニュー等を画像として表示するためのデータ等である。カメラモニタ120は、動画像も静止画像も選択的に表示可能である。カメラモニタ120は、液晶ディスプレイを有する。
カメラモニタ120は、カメラ本体100に設けられている。本実施形態では、カメラ本体100の背面に配置されているが、カメラ本体のどこに配置されていてもよい。カメラモニタ120は、カメラ本体100に対する表示面の角度が変更可能である。具体的には、カメラ本体100は、カメラ本体100とカメラモニタ120との間にヒンジ121を有している。ヒンジ121は、カメラ本体100の左端に配置されている。ヒンジ121は、具体的には第1のヒンジと第2のヒンジを有する。具体的には第1のヒンジを中心に、カメラモニタ120は左右方向に回転可能である。また、第2のヒンジを中心に、上下方向にも回転可能である。
なお、カメラモニタ120はカメラ本体100に設けられた表示部の一例である。表示部としては、他にも、有機EL、無機EL、プラズマディスプレイパネル等、画像を表示できるものを用いることができる。また、表示部は、カメラ本体100の背面でなく、側面や上面等、他の場所に設けてもよい。
電子ビューファインダー180は、カメラコントローラー140で作成された表示用画像データが示す画像等を表示する。EVF180は、動画像も静止画像も選択的に表示可能である。また、EVF180とカメラモニタ120とは、同じ内容を表示する場合と、異なる内容を表示する場合とがある。これらは、カメラコントローラー140によって制御される。EVF180は、画像等を表示するEVF用液晶モニタ181と、EVF用液晶モニタの表示を拡大するEVF用光学系182と、使用者が目を近づける接眼窓183とを有する。
なお、EVF180もまた、表示部の一例である。カメラモニタ120と異なる点は、使用者が目を近づけて見るためのものであることである。構造上の相違点は、EVF180が接眼窓183を有するのに対してカメラモニタ120は接眼窓183を有しない点である。
また、EVF用液晶モニタ181は、透過型液晶の場合はバックライト(不図示)を、反射型液晶の場合はフロントライト(不図示)を設けることで表示輝度を確保する。EVF用液晶モニタ181は、EVF用モニタの一例である。EVF用モニタは、有機EL、無機EL、プラズマディスプレイパネル等、画像を表示できるものを用いることができる。有機ELのような自発光デバイスの場合は、照明光源は必要ない。
操作部130は、使用者による操作を受け付ける。操作部130は、使用者により操作される。操作部130は、レリーズ釦131を含む。レリーズ釦131は使用者によるシャッター操作を受け付ける。操作部130は、電源スイッチ132を含む。電源スイッチ132は、カメラ本体100の上面に設けられた回転式のダイアルスイッチである。第1の回転位置で電源がOFFとなり、第2の回転位置で電源がONとなる。操作部は、使用者による操作を受け付けることができればよく、ボタン、レバー、ダイアル、タッチパネル等を含む。
カメラコントローラー140は、CMOSイメージセンサー110等の各部を含むカメラ本体100全体を制御する。カメラコントローラー140は、電源160からの電力の供給が停止した状態でシャッターユニット190が開口状態を保持するようにシャッターユニット190を制御する。また、カメラコントローラー140は、操作部130からの指示を受け付ける。カメラコントローラー140は、レンズユニット200を制御するための信号を、ボディマウント41及びレンズマウント71を介して、レンズコントローラー240に送信する。そして、レンズユニット200の各部を間接的に制御する。すなわち、カメラコントローラー140は、カメラシステム1全体を制御する。また、カメラコントローラー140は、ボディマウント41及びレンズマウント71を介して、レンズコントローラー240から各種信号を受信する。カメラコントローラー140は、制御動作や画像処理動作の際に、DRAM141をワークメモリとして使用する。なお、カメラコントローラー140はボディ制御部の一例である。カメラコントローラー140は、メイン回路基板142上に配置されている。
カードスロット170は、メモリーカード171を装着可能である。カードスロット170は、カメラコントローラー140からの制御に基づいて、メモリーカード171を制御する。具体的には、カードスロット170は、メモリーカード171に画像データを格納する。カードスロット170は、メモリーカード171から画像データを出力する。また、メモリーカード171に動画データを格納する。カードスロット170は、メモリーカード171から動画データを出力する。
メモリーカード171は、カメラコントローラー140が画像処理により生成した画像データを格納可能である。例えば、メモリーカード171は、非圧縮のRAW画像ファイルや圧縮されたJPEG画像ファイル等を格納できる。また、メモリーカード171は、内部に格納する画像データ又は画像ファイルを出力できる。メモリーカード171から出力された画像データ又は画像ファイルは、カメラコントローラー140で画像処理される。例えば、カメラコントローラー140は、メモリーカード171から取得した画像データ又は画像ファイルを伸張などして表示用画像データを生成する。
メモリーカード171は、さらに、カメラコントローラー140が画像処理により生成した動画データを格納可能である。例えば、メモリーカード171は、動画圧縮規格であるH.264/AVCに従って圧縮された動画ファイルを格納できる。また、メモリーカード171は、内部に格納する動画データ又は動画ファイルを出力できる。メモリーカード171から出力された動画データ又は動画ファイルは、カメラコントローラー140で画像処理される。例えば、カメラコントローラー140は、メモリーカード171から取得した動画データ又は動画ファイルを伸張して表示用動画データを生成する。なお、メモリーカード171は記憶部の一例である。記憶部は、メモリーカード171のようにカメラ本体100に着脱可能なものでもよく、カメラ本体100に固定されているものでもよい。
電源160は、カメラシステム1で使用するための電力を供給する。電源160は、例えば、乾電池であってもよいし、充電池であってもよい。また、電源コード等により外部から供給される電力をカメラシステム1に供給するものであってもよい。
ボディマウント41は、着脱可能なレンズユニット200を保持する。ボディマウント41は、レンズユニット200のレンズマウント71と機械的及び電気的に接続可能である。ボディマウント41とレンズマウント71とを介して、カメラ本体100とレンズユニット200との間で、データおよび/または制御信号を送受信可能である。具体的には、ボディマウント41とレンズマウント71とは、カメラコントローラー140とレンズコントローラー240との間で、データおよび/または制御信号を送受信する。ボディマウント41は、電源160から受けた電力を、レンズマウント71を介してレンズユニット200全体に供給する。
具体的には、ボディマウント41は、ボディマウントリング151と、ボディマウント接点保持部152とを含む。ボディマウントリング151は、レンズユニット200のレンズマウントリング251との光軸まわりの回転位置関係により、レンズマウントリング251と嵌合している状態または嵌合していない状態となる。すなわち、ボディマウントリング151とレンズマウントリング251との回転位置関係が第1の状態である場合には、レンズマウントリング251はボディマウントリング151に嵌合しておらす、レンズマウントリング251はボディマウントリング151に対して光軸方向に移動可能である。また、第1の状態でレンズマウントリング251をボディマウントリング151に挿入し、レンズマウントリング251をボディマウントリング151に対して回転させると、レンズマウントリング251はボディマウントリング151に嵌合する。このときのボディマウントリング151とレンズマウントリング251との回転位置関係が第2の状態である。回転位置関係が第2の状態であるとき、ボディマウントリング151はレンズユニット200を機械的に保持する。そのため、ボディマウントリング151は強度が要求される。ボディマウントリング151は、金属で形成されているのが好ましい。ボディマウント接点保持部152は、複数の電気接点153を有する。電気接点153は、レンズマウント71が有する電気接点253とそれぞれ電気的に接続している。そして、ボディマウント41の電気接点153とレンズマウント71の電気接点253とによりボディマウント41とレンズマウント71とは電気的に接続可能である。また、ボディマウント41の電気接点153とレンズマウント71の電気接点253とにより電力、データおよび/または制御信号を送受信する。ボディマウント接点保持部152は、ボディマウントリング151とシャッターユニット190との間に配置されている。ボディマウント接点保持部152は、開口部を有する。
シャッターユニット190は、いわゆるフォーカルプレーンシャッターである。シャッターユニット190は、ボディマウント41とCMOSイメージセンサー110との間に配置される。シャッターユニット190は、シャッターユニット190は、開口状態を機械的に保持することができる。そして、シャッターユニット190は、カメラ本体100の電源が停止した状態で機械的に開口状態が保持されるようにカメラコントローラー140により制御される。機械的に保持するとは、電気の力を使わずに開口状態を保持するという概念である。例えば、物と物とを係合するものや、永久磁石によって保持するものである。
光学フィルタ114は、被写体光の高周波成分を取り除く光学的ローパスフィルタの機能を有する。具体的には、光学フィルタ114は、レンズユニット200により結像する被写体像をCMOSイメージセンサー110の画素のピッチよりも荒い解像となるように分離する。一般的にCMOSイメージセンサー等の撮像素子は、各画素にベイヤー配列と呼ばれるRGB色のカラーフィルターやYCM色の補色カラーフィルターが配されている。従って、1画素に解像してしまうと偽色が発生するばかりでなく、繰り返しパターンの被写体では醜いモアレ現象が発生する。さらに光学フィルタ114は、波長が
約700nm以上の近赤外光をカットするためのIrカットフィルタの機能も併せ持つ。
振動板115は、CMOSイメージセンサー110よりも前に配置され、CMOSイメージセンサー110への埃の付着を防ぐ。また、振動板115自身に付着した埃を振動により振り落とす。具体的には、振動板115は、透明の薄い板状部材が圧電素子を介して他の部材に固定された構成である。そして、圧電素子に交流電圧を印加して圧電素子を振動させ、板状部材を振動させる。
(1−3:レンズユニットの構成)
レンズユニット200は、光学系とレンズコントローラー240とレンズマウント71と絞りユニット260とレンズ筒290とを備える。レンズユニット200の光学系はズームレンズ210、OISレンズ220、および、フォーカスレンズ230を含む。光学系は、レンズ筒290の内部に収容されている。また、レンズ筒の外部には、ズームリング213とフォーカスリング234とが設けられている。
ズームレンズ210は、レンズユニット200の光学系で形成される被写体の光学像(以下、被写体像ともいう)の倍率、すなわち、光学系の焦点距離を変化させるためのレンズである。ズームレンズ210は、1枚又は複数枚のレンズで構成される。ズームレンズ210は、光学系の第1レンズ群L1と第2レンズ群L2とを含む。ズームレンズ210は、光学系の光軸AXと平行な方向に移動することにより焦点距離を変化させる。
ズームリング213は筒状の部材であり、レンズ筒290の外周面で回転可能である。ズームリング213は、焦点距離を操作するズーム操作部の一例であり、操作後の位置に応じて焦点距離が決定されるズーム操作部の一例である。
駆動機構211は、使用者によりズームリング213が操作されると、当該操作をズームレンズ210に伝え、ズームレンズ210を光学系の光軸AX方向に沿って移動させる。一例として、駆動機構211はカム機構を有し、ズームリング213の回転動作をズームレンズ210の直進動作に変換する。駆動機構211は、ズームレンズ駆動手段の一例である。
検出器212は、駆動機構211における駆動量を検出する。レンズコントローラー240および/またはカメラコントローラー140は、この検出器212における検出結果を取得することにより、光学系における焦点距離を把握することができる。また、レンズコントローラー240および/またはカメラコントローラー140は、この検出器212における検出結果を取得することにより、ズームレンズ(L1,L2等)のレンズユニット200内での光軸AX方向の位置を把握することができる。なお、駆動機構211は、ズームレンズ210を光軸AX方向に沿って移動できればよい。例えば、駆動機構211は、ズームリング213等の操作部の回転位置に従ってモータ等の駆動力発生部からの駆動力をズームレンズ210に伝え、ズームレンズ210をズームリング213の回転位置に対応する光軸AX方向の位置に移動するものであってもよい。
OISレンズ220は、レンズユニット200の光学系で形成される被写体像のぶれを補正するためのレンズである。具体的には、OISレンズ220は、カメラシステム1のぶれによって生じる被写体像のぶれを補正する。OISレンズ220は、カメラシステム1のぶれを相殺する方向に移動することにより、CMOSイメージセンサー110と被写体像との相対的なぶれを小さくする。具体的には、OISレンズ220は、カメラシステム1のぶれを相殺する方向に移動することにより、CMOSイメージセンサー110上の被写体像のぶれを小さくする。OISレンズ220は、1枚又は複数枚のレンズで構成される。アクチュエータ221は、OIS用IC223からの制御を受けて、光学系の光軸AXに垂直な面内でOISレンズ220を駆動する。
アクチュエータ221は、例えば、マグネットと平板コイルとで実現可能である。位置検出センサー222は、光学系の光軸AXに垂直な面内におけるOISレンズ220の位置を検出するセンサーである。位置検出センサー222は、例えば、マグネットとホール素子で実現可能である。OIS用IC223は、位置検出センサー222の検出結果及びジャイロセンサーなどのぶれ検出器の検出結果に基づいて、アクチュエータ221を制御する。OIS用IC223は、レンズコントローラー240からぶれ検出器の検出結果を得る。また、OIS用IC223は、レンズコントローラー240に対して、光学的像ぶれ補正処理の状態を示す信号を送信する。
なお、OISレンズ220は、ぶれ補正部の一例である。カメラシステム1のぶれによって生じる被写体像のぶれを補正する手段として、CCDからの画像データに基づいて補正した画像データを生成する電子式ぶれ補正を適用してもよい。また、カメラシステム1のぶれによって生じるCMOSイメージセンサー110と被写体像との相対的なぶれを小さくする手段として、CMOSイメージセンサー110を光学系の光軸AXと平行な垂直な面内で駆動する構成としてもよい。
フォーカスレンズ230は、光学系がCMOSイメージセンサー110上に形成する被写体像のフォーカス状態を変化させるためのレンズである。フォーカスレンズ230は、1枚又は複数枚のレンズで構成される。ズームレンズ210は、光学系の光軸AXと平行な方向に移動することにより被写体像のフォーカス状態を変化させる。
フォーカスモータ233は、レンズコントローラー240の制御に基づいて、フォーカスレンズ230が光学系の光軸AXに沿って進退するよう駆動する。これにより、光学系によりCMOSイメージセンサー110上に形成される被写体像のフォーカス状態を変化させることができる。フォーカスモータ233は、ズームレンズ210の駆動から独立してフォーカスレンズ230を駆動することができる。具体的には、フォーカスモータ233は、第2レンズ群L2を基準に、フォーカスレンズ230を光軸AX方向に駆動する。言い換えると、フォーカスモータ233は、第2レンズ群L2とフォーカスレンズ230との光軸AX方向の相対距離を変更可能である。フォーカスレンズ230とフォーカスモータ233とは第2レンズ群L2とともに光軸AX方向に移動する。従って、ズーム動作により第2レンズ群L2が光軸AX方向に移動すると、フォーカスレンズ230およびフォーカスモータ233も光軸AX方向に移動する。また、第2レンズ群L2が光軸AX方向に静止している状態でも、フォーカスモータ233は第2レンズ群L2を基準に、フォーカスレンズ230を光軸AX方向に駆動することができる。フォーカスモータ233は、DCモータやステッピングモータ、サーボモータ、超音波モータなどによって実現できる。フォーカスモータ233は、フォーカスレンズ駆動手段の一例である。
相対位置検出器231及び絶対位置検出器232は、フォーカスレンズ230の駆動状態を示す信号を生成するエンコーダである。相対位置検出器231は、磁気スケールと磁気センサーとを有し、磁気の変化を検出し磁気の変化に応じた信号を出力する。磁気センサーは、例えばMRセンサーである。絶対位置検出器232は、第2レンズ群L2に対するフォーカスレンズ230の原点位置を検出する原点検出器である。絶対位置検出器232は、例えばフォトセンサである。レンズコントローラー240は、絶対位置検出器232からの信号によりフォーカスレンズ230が原点にあることを認識する。このとき、レンズコントローラー240は、内部に設けたカウンタ243を値セットする。このカウンタ243は、相対位置検出器231から出力される信号により磁気変化の極値をカウントする。そして、フォーカスレンズ230を光軸AXと平行な第1の方向に移動するときに磁気変化の極値が検出されると、カウントを「+1」する。また、フォーカスレンズ230を光軸AXと平行な第1の方向と反対の第2の方向に移動するときに磁気変化の極値が検出されると、カウントを「−1」する。このようにして、レンズコントローラー240は、絶対位置である原点位置からの相対位置を検出することにより、第2レンズ群L2に対するフォーカスレンズ230の光軸AX方向の位置を把握可能である。また、上述のとおり、レンズコントローラー240は、第2レンズ群L2のレンズユニット200内での光軸AX方向の位置を把握可能である。従って、レンズコントローラー240は、フォーカスレンズ230のレンズユニット200内での光軸AX方向の位置を把握可能である。相対位置検出器231及び絶対位置検出器232は、フォーカスレンズ位置検出手段の一例である。フォーカスレンズ位置検出手段は、フォーカスレンズの位置を直接検出するものでもよく、フォーカスレンズに連動する機構部材の位置を検出するものでもよい。
絞りユニット260は、光学系を透過する光の量を調整する光量調整部材である。絞りユニット260は、光学系を透過する光の光線の一部を遮蔽可能な絞り羽根と、絞り羽根を駆動しその遮蔽量を変更して光量を調整する絞り駆動部とを有する。カメラコントローラー140は、CMOSイメージセンサー110が受けた光の量、静止画撮影を行うのか動画撮影を行うのか、絞り値が優先的に設定される操作がされているか等に基づいて、絞りユニット260に動作を指示する。
レンズコントローラー240は、カメラコントローラー140からの制御信号に基づいて、OIS用IC223やフォーカスモータ233などのレンズユニット200全体を制御する。また、検出器212、OIS用IC223、相対位置検出器231、原点位置検出器232などから信号を受信して、カメラコントローラー140に送信する。レンズコントローラー240は、カメラコントローラー140との送受信を、レンズマウント71及びボディマウント41を介して行う。レンズコントローラー240は、制御の際、DRAM241をワークメモリとして使用する。また、フラッシュメモリ242は、レンズコントローラー240の制御の際に使用するプログラムやパラメータを保存する。具体的には、フラッシュメモリ242には、レンズユニット200に関する各種情報(レンズ情報)が格納されている。このレンズ情報には、例えば、レンズユニット200のメーカー名、製造年月日、型番、ID、レンズコントローラー240にインストールされているソフトのバージョンおよびファームアップに関する情報などのレンズユニット200を特定するための型式に関する情報(レンズ特定情報)、レンズユニット200がOISレンズ220等の像ぶれを補正するための手段を搭載しているか否かに関する情報、像ぶれを補正するための手段を搭載している場合は、その型番および感度などの検出性能に関する情報、最大補正可能角度などの補正性能に関する情報(レンズ側補正性能情報)、像ぶれ補正を行うためのソフトのバージョンなどが含まれている。さらに、レンズ情報には、ぶれ補正部の駆動に必要な消費電力に関する情報(レンズ側消費電力情報)およびぶれ補正部の駆動方式に関する情報(レンズ側駆動方式情報)も含まれている。尚、フラッシュメモリ242は、カメラコントローラー140から送信された情報を格納可能である。
レンズマウント71は、レンズマウントリング251と電気接点253とを有する。ボディマウント41の電気接点153とレンズマウント71の電気接点253とによりボディマウント41とレンズマウント71とは電気的に接続可能である。また、ボディマウント41の電気接点153とレンズマウント71の電気接点253とにより電力、データおよび/または制御信号を送受信する。
(2:レンズ着脱検知)
(2.1:レンズロックピン動作の検知)
図6は、第1実施形態のレンズ着脱検知機構の概略構成図である。カメラ本体100のボディマウント41には、レンズユニット200が装着されている状態のとき、レンズマウント71のロックピン嵌合穴71bに嵌合し、レンズユニット200の回転を阻止するレンズロックピン41bが突出/押込可能に設けられている。更に、レンズロックピン41bは突出状態を保持するよう、レンズロックピン付勢バネ41fによって、突出方向に付勢されている。
レンズロックピン連動板41gは、レンズ着脱操作部材41cの操作力をレンズロックピン41bに伝えるための部材である。レンズロックピン連動板41gは、レンズロックピン41bと一体的に移動する。レンズロックピン連動板41gは、レンズ着脱操作部材41cと当接可能な位置まで延在している。
レンズ着脱操作部材41cは突出/押込可能に設けられている。更に、レンズ着脱操作部材41cは、操作時以外にガタつきが無いように、レンズ着脱操作部材付勢バネ41dにより、突出方向に付勢され、ガタが押えられている。
レンズユニット200をはずす場合、ユーザーは、レンズ着脱操作部材41cをカメラ本体100の内部に押し込むように押圧する。すると、レンズ着脱操作部材41cは、レンズ着脱操作部材付勢バネ41dの付勢力に抗して押し込まれ、レンズロックピン連動板41gに当接する。さらにレンズ着脱操作部材41cを押し込むと、レンズロックピン連動板41gと一体的に移動するレンズロックピン41bが、レンズロックピン付勢バネ41fの付勢力に抗して押し込まれる。その結果、レンズロックピン41bとレンズマウント71のロックピン嵌合穴71bの係合が解除され、レンズユニット200がカメラ本体100に対して回転可能となる。ユーザーは、ボディマウントリング151とレンズマウントリング251との回転位置関係が第1の状態となった位置でレンズユニット200をカメラ本体100から外す。また、ボディマウントリング151とレンズマウントリング251との回転位置関係が第1の状態となった位置で、レンズロックピン41bは突出状態に復帰する。
レンズ着脱操作検知スイッチ41eは、レンズ着脱操作部材41cが操作されたこと、および、レンズロックピン41bが押し込まれたことを検知可能である。具体的には、レンズ着脱操作部材41cが押し込まれたとき、または、レンズロックピン41bが押し込まれたとき、レンズロックピン連動板41gが押し込まれ、レンズロックピン連動板41gにより、レンズ着脱操作検知スイッチ41eが操作される。レンズユニット200がカメラ本体100から外されると、レンズロックピン41bは突出状態に復帰し、レンズ着脱操作検知スイッチ41eの操作が解かれる。
レンズユニット200を装着する場合、ユーザーは、ボディマウントリング151とレンズマウントリング251との回転位置関係が第1の状態となった位置から第2の状態となった位置までレンズユニット200を回転する。レンズロックピン41bは、第1の状態で突出状態であるが、第1の状態から第2の状態へレンズユニット200が回転する動作によってレンズマウント71に当接して押し込まれた状態となり、第2の状態になると、レンズマウント71のロックピン嵌合穴71bに嵌合し、突出状態となる。レンズユニット200を装着する場合、このレンズロックピン41bの動作に連動して、レンズ着脱操作検知スイッチ41eが操作される。
以上のように、レンズ着脱操作検知スイッチ41eは、レンズユニット200の着脱操作を行ったことを検知できる。
(2.2:電源ON時のレンズ着脱検知)
カメラ本体100の電源が入っている状態(電源ON時)では、レンズユニット200がはずされると、図6で示したレンズ着脱操作検知スイッチ41eが作動することにより、カメラコントローラー140は、レンズユニット200が着脱されたことを検知する。もしくは、カメラコントローラー140は、ボディマウント41の電気接点153とレンズマウント71の電気接点253の電気的接続状態からレンズユニット200が着脱されたことを検知する。
しかしながら、電源が切られた状態(電源OFF時)では、レンズユニット200とカメラ本体100の交信が行われておらず、レンズ着脱操作検知スイッチ41eの作動を認識することが出来ない。
(2.3:電源OFF時のレンズ着脱検知)
カメラ本体100は、電源OFF時のレンズ着脱検知を以下のように実現している。カメラ本体100にレンズユニット200が装着され、電源が切られた状態を想定し、フローチャートに沿って説明する。図7は、電源が切られた状態でレンズユニット200の着脱を検知する動作を示すフローチャートである。
電源が切られると、カウンタ59aが待機する(Step1)。具体的には、カウンタ59aには微弱電流を供給し続ける。このカウンタ59aは、例えばカメラ本体100に設けられた時計装置59に含まれており、電源スイッチ132が切られた状態でも、計時する必要があるため、微弱な電力が電源160から供給され続けている。この微弱な電力は、カメラ本体100で撮影を行うための電源160(バッテリーやACアダプターからのDC電源など)の他にも、時計計時用の内蔵電池(釦電池など)、又は、コンデンサーなどを用いてもよい。
カウンタ59aは、電源ON時にリセットされており、電源OFF時には0を示している。なお、電源OFFの動作時にカウンタ59aをリセットするようにしてもよい。
カメラ本体100の電源が切られた状態で、ユーザーがレンズ着脱操作部材41cを操作し、レンズユニット200をはずす動作を行うと、レンズ着脱操作検知スイッチ41eが作動し、カウンタ59aに1を加算し、カウントアップする(Step2)。
また、カメラ本体100の電源が切られた状態で、レンズユニット200が装着されると、レンズ着脱操作検知スイッチ41eが作動し、さらに、カウンタに1を加算し、カウントアップする(Step3)。
ここで、カメラ本体100の電源が入ると、カメラコントローラー140は、カウンタ59aの数値を確認する。カウンタ59aが0を示す場合は、カメラコントローラー140は、レンズユニット200の脱着が無かったと判断し、すぐに撮影準備動作に入ることが出来る(Step4)。
カウンタ59aが偶数でない、つまり奇数であった場合は、カメラコントローラー140は、レンズユニット200が未装着であると判断する(Step5A)。そして、カメラコントローラー140は、カメラモニタ120にその旨を表示し、停止する(Step6)。
カウンタ59aが偶数を示した場合は、カメラコントローラー140は、レンズユニット200の脱着はあったが、レンズユニット200は装着状態であるため、撮影準備に入ることが可能な状態であると判断する。しかし、レンズユニット200が電源を切る前と種類が違っていたり、同じIDのレンズユニット200であっても、修理などによりレンズ情報が異なっている可能性があるため、まず、カメラコントローラー140は、レンズ交信が可能なことを確認する(Step7)。ここで、レンズ交信とは、ボディマウント41とレンズマウント71とを介したカメラコントローラー140とレンズコントローラー240との通信のことである。
レンズ交信が可能な場合は、所定のデータ通信をやり直した上で、撮影準備動作に入る(Step8)。
レンズ交信が不可能な場合は、カメラコントローラー140は、ボディマウント41の準拠する規格に準拠していないレンズユニットが装着されていると判断する。例えば、サードパーティ製の交信ピンのないレンズユニットが接続されている場合、Tリングにより顕微鏡や望遠鏡に接続されている場合、サードパーティ製マウントアダプターなどでレンズユニットが装着されている場合等である。そして、所定の初期レンズ情報を破棄した上で撮影準備動作に入る(Step9)。
撮影準備動作が完了した時点で、カメラコントローラー140は、カウンタ59aを0にリセットする(Step10)。
(3:まとめ)
第1実施形態に係るカメラ本体100によれば、電源OFF時、すなわち、電源スイッチ132がOFFになっている状態でも、レンズユニット200の着脱が検知可能である。
また、カウンタ59aの値に応じてレンズユニット200が装着されているか否かを判定することが可能である。特に、ボディマウント41の準拠する規格に準拠していないレンズユニットが装着されているか否かについても判定可能である。
従来は、ボディマウント41の準拠する規格に準拠していないレンズユニットが装着されている場合に、レンズ情報交信が出来ないため、レンズユニットが装着されていないと認識し、すぐに撮影に進むことが出来ず、毎回カメラ本体側のメニュー操作で撮影を許可する作業が必要であったが、本実施形態のカメラ本体100によれば、この作業が不要である。
<第2実施形態>
(1:構成)第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
(2:レンズ着脱検知)
(2.1:レンズロックピン動作の検知)第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
(2.2:電源ON時のレンズ着脱検知)第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
(2.3:電源OFF時のレンズ着脱検知)
カメラ本体100は、電源OFF時のレンズ着脱検知を以下のように実現している。カメラ本体100にレンズユニット200が装着され、電源が切られた状態を想定し、フローチャートに沿って説明する。図8は、電源が切られた状態でレンズユニット200の着脱を検知する動作を示すフローチャートである。
Step1からStep4までは、第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
カメラ本体100の電源が入ると、カウンタ59aの数値を確認する。カウンタ59aが0以外の値を示す場合は、カメラコントローラー140は、レンズユニット200の脱着があったと判断する。そして、カメラコントローラー140は、ボディマウント41の電気接点153とレンズマウント71の電気接点253の電気的接続状態を確認する(Step5B)。
電気的接続がないと判断した場合、カメラコントローラー140は、レンズユニット200が未装着であると判断する(Step5B)。そして、カメラコントローラー140は、カメラモニタ120にその旨を表示し、停止する(Step6)。
電気的接続があると判断した場合、Step7からStep10について、第1実施形態と同様の動作を行う。
(3:まとめ)
第1実施形態に係るカメラ本体100によれば、電源OFF時、すなわち、電源スイッチ132がOFFになっている状態でも、レンズユニット200の着脱が検知可能である。
また、カウンタ59aの値に応じてレンズユニット200が装着されているか否かを判定することが可能である。特に、ボディマウント41の準拠する規格に準拠していないレンズユニットが装着されているか否かについても判定可能である。
なお、第2実施形態によれば、ボディマウント41の準拠する規格に準拠していないレンズユニットのうち、レンズマウント71の電気接点253を有していないものが装着された場合に、レンズユニットが装着されていないと判断される(Step5B)。一方で、第1実施形態によれば、レンズマウント71の電気接点253を有していないレンズユニットやアダプターが装着された場合であっても、レンズユニットが装着されていると判断される(Step5A)。
<第3実施形態>
(1:構成)
本実施形態のカメラシステム1の構成は、第1実施形態のカメラシステムと同様である。なお、レンズ着脱操作検知スイッチ41e、カウンタ59aは無くてもよい。
本実施形態では、ボディマウント41周辺に、レンズユニット200の着脱を検出する機構(レンズ着脱検出機構)が設けられている。
(2:レンズ着脱検知)
(2.1:レンズ着脱検出機構)
図9から10を用いて、レンズ着脱検出機構について説明する。
レンズ着脱検知レバー20は、ボディマウント41と一体的な固定物(不図示)にある軸20aを中心に回転自在に支持されている。レンズ着脱検知レバーバネ22は、ねじりコイルばねであり、ボディマウント41と一体的な固定物(不図示)にある軸22aにコイル部が挿入され、さらに、レンズ着脱検知レバーバネ22の腕部をチャージ及び、交差させて、腕部の一方ボディマウント41と一体的な固定物(不図示)にあるピン22bに係合し、他方がレンズ着脱検知レバー20の係合ピン20bに係合している。従って、レンズ着脱検知レバー20は、レンズ着脱検知レバーバネ22のバネ力により、時計回りまたは反時計回りに付勢されている。
レンズ脱記憶レバー23は、ボディマウント41と一体的な固定物(不図示)にある軸23aを中心に回転自在に支持されている。レンズ脱記憶レバーバネ24は、スナップスプリングであり、腕の一端は、ボディマウント41と一体的な固定物(不図示)にある軸24aに嵌められ、もう一端はレンズ脱記憶レバー23の係合ピン23bに嵌められている。従って、レンズ脱記憶レバー23はボディマウント41と一体的な固定物(不図示)にある2個のストッパー26の間で回転し、レンズ脱記憶レバーバネ24のバネ力でどちらかのストッパー26に当接した状態で停止している。
図9は、レンズユニット200が装着された状態におけるレンズ着脱検出機構の状態図である。レンズ着脱検知レバー20は、レンズマウント71のレンズバヨネット爪B71dにより、反時計回りに回転された状態である。レンズ着脱検知レバー20は、係合ピン20bが、レンズ着脱検知レバーバネ22の腕の間で係合しているため、前記反時計回りの回転で、上側の腕のみをチャージ方向に動かしている。従って、レンズ着脱検知レバー20には時計回りへの回転力が発生しているが、前記レンズバヨネット爪A71cに当接しているため、回転を阻止され静止している。
このとき、レンズ着脱検知レバー20のスイッチ当接部20cは、レンズ着検知スイッチ21を押圧し、レンズ着検知スイッチをONにしている。従って、カメラ本体100の電源ON時には、レンズ着検知スイッチ21のONを検出することで、レンズユニット200が装着状態であることが検出できる。
図10(A)は、レンズユニット200をはずすため、レンズユニット200をカメラ本体100に対して反時計回りに回転している途中のレンズ着脱検出機構の状態図である。レンズ着脱検知レバー20の斜面20eが、レンズバヨネット爪B71dから脱落し、切り欠き部71bに落ち込んだ状態である。このとき、レンズ着脱検知レバー20は、レンズ着脱検知レバーバネ22の付勢力だけが働くため、係合ピン20b、ピン22b、軸22aが一直線に並んだ状態(中立状態)となる。
図10(B)は、図10(A)よりさらに、レンズユニット200を反時計回りに回転している途中のレンズ着脱検出機構の状態図である。レンズ着脱検知レバー20の斜面20fが、レンズバヨネット爪A71cに押されて、時計回りに回転されている。このとき、図9とは逆に、レンズ着脱検知レバー20にはレンズ着脱検知レバーバネ22によって反時計回りへの回転力が発生しているが、前記レンズバヨネット爪B71dに当接しているため、回転を阻止されその状態で静止している。また、レンズ着脱検知レバー20が時計回りに回転するとき、レンズ脱記憶レバー当接面20dが、レンズ脱記憶レバー23のレンズ着脱検知レバー当接部23cを押圧する。そして、レンズ脱記憶レバー23は、反時計回りに回転し、レンズ脱記憶レバーバネ24のスナップアクションにより、もう一方(左側)のストッパー26に当接するまで反時計回りに回転する。レンズ脱記憶レバー23は、レンズ脱記憶レバーバネ24の付勢力により、この状態で静止する。
このとき、レンズ脱記憶レバー23のスイッチ当接部23dが、レンズ脱検知スイッチ25を押圧し、レンズ脱検知スイッチ25をONにしている。従って、カメラ本体100の電源ON時にレンズ脱検知スイッチ25のONを検出することで、レンズユニット200が少なくとも一回1以上はずされたことを検出することが出来る。
図11(A)はレンズユニット200をカメラ本体100からはずすことが可能な状態まで、レンズユニット200を反時計回りに回転した状態のレンズ着脱検出機構の状態図である。この状態で、レンズ着脱検知レバー20は、レンズ着脱検知レバーバネ22の付勢力により、中立状態で停止する。また、レンズ脱記憶レバー23は、レンズユニット200をはずした状態なので、レンズ脱記憶レバーバネ24のスナップアクションにより、反時計回りに回転した状態で静止し続け、レンズ脱検知スイッチ25をONした状態を維持する。
図11(B)はレンズユニット200を再度取り付け、撮影待機または、撮影動作を開始した状態のレンズ着脱検出機構の状態図である。レンズユニット200をカメラ本体100に装着するため、レンズユニット200をカメラ本体100に対して時計回りに回転すると、レンズバヨネット爪B71dによってレンズ着脱検知レバー20が反時計回りに回転される。しかし、この状態でも、レンズ脱記憶レバー23は、レンズ脱記憶レバーバネ24のスナップアクションにより、反時計回りに回転して静止した状態を維持する。従って、カメラ本体100の電源OFF時にレンズユニットがはずされ、その後、装着されたことを、電源が入れられた後にレンズ脱記憶レバーバネ24の状態をレンズ脱検知スイッチ25がONであるかどうかによって判定することで判定可能である。
判定後は、次の電源OFF時に備えて、レンズ着脱検知レバー20を時計回りに回転して右のストッパー26に当接した状態とする必要がある。そこで、レンズ着脱検知レバー20のシャッタチャージ部材当接面23eは、シャッタチャージ部材27の矢印方向の動きにより当接し、レンズ脱記憶レバー23を時計回りに回転することが出来るようにしている。つまり、撮影待機のためのシャッタチャージ動作、もしくは、撮影動作途中のシャッタチャージ動作により、レンズ脱記憶レバー23を時計周りに回転させることで、レンズ脱検知スイッチ25をOFFし、レンズユニット200とカメラ本体100との装着条件をリセットすることが可能となっている。
(2.2:電源ON時のレンズ着脱検知)
カメラ本体100の電源が入っている状態(電源ON時)では、レンズユニット200がはずされると、図9で示したレンズ着検知スイッチ21が作動することにより、カメラコントローラー140は、レンズユニット200が着脱されたことを検知する。もしくは、カメラコントローラー140は、ボディマウント41の電気接点153とレンズマウント71の電気接点253の電気的接続状態からレンズユニット200が着脱されたことを検知する。なお、後述の電源OFF時と同様の方法によりレンズユニット200が着脱されたことを検知してもよい。
(2.3:電源OFF時のレンズ着脱検知)
カメラ本体100は、電源OFF時のレンズ着脱検知を以下のように実現している。カメラ本体100にレンズユニット200が装着され、電源が切られた状態を想定し、フローチャートに沿って説明する。図12は、電源が切られた状態でレンズユニット200の着脱を検知する動作を示すフローチャートである。
電源スイッチ132がOFFされるまでに、シャッタチャージ動作により、レンズ着脱検知レバー20は時計回りに回転されて右のストッパー26に当接した状態となっている。そして、レンズ脱検知スイッチ25がOFFとなっている。なお、電源スイッチがOFFされたときに、レンズ着脱検知レバー20は時計回りに回転されて右のストッパー26に当接した状態としてもよい。
電源160がOFFの状態でも、レンズ着脱検出機構は動作可能である。レンズユニット200がカメラ本体100からはずされると、その動作によってレンズ着脱検知レバー20は反時計回りに回転されて左のストッパー26に当接した状態となる。そして、レンズ脱検知スイッチ25がONとなる。また、その後、レンズユニット200がカメラ本体100に装着されても、その動作によってレンズ着脱検知レバー20は回転せず、レンズ脱検知スイッチ25はONの状態を維持する。
ここで、カメラ本体100の電源が入ると、カメラコントローラー140は、レンズ脱検知スイッチ25の状態を確認する(Step12)。レンズ脱検知スイッチ25がOFFの場合には、カメラコントローラー140は、レンズユニット200の脱着が無かったと判断し、すぐに撮影準備動作に入る(Step13)。
レンズ脱検知スイッチ25がONの場合には、カメラコントローラー140は、レンズユニット200の脱着があったと判断する。そして、第5実施形態と同様に、Step5BからStep9の動作を行う。なお、Step5Bに変えて、第1実施形態のStep5Aと同様にレンズユニット200の装着の有無を検知してもよく、レンズ着検知スイッチ21のONまたはOFF状態に基づいて、レンズユニット200の装着の有無を検知してもよい。
撮影準備動作が完了した後、カメラコントローラー140は、シャッターチャージ動作により、レンズ着脱検知レバー20を時計回りに回転し右のストッパー26に当接した状態とする。そして、レンズ脱検知スイッチ25をOFFとする(Step14)。
(3:まとめ)
第3実施形態に係るカメラ本体100によれば、電源OFF時、すなわち、電源スイッチ132がOFFになっている状態でも、レンズユニット200の着脱が検知可能である。
<その他の実施の形態>
以上により、実施形態を説明した。しかし、本発明は、これらには限定されない。そこで、本発明の他の実施形態を本欄にまとめて説明する。
(A)第3実施形態において、レンズ脱記憶レバー23は、レンズユニットが外される動作に機械的に連動して位置状態を変え、その状態を機械的に保持し、レンズユニットが動作される操作によっては位置状態をかえないものとしたが、レンズユニットが外される動作によっては位置状態を変えず、レンズユニットが装着される動作に機械的に連動して位置状態を変え、その状態を機械的に保持するものでもよい。
(B)また、第3実施形態において、レンズ脱記憶レバー23は、電源ON時に第1の位置状態に駆動されてレンズロックピン41bと係合し、電源OFF時にレンズロックピン41bが操作されると契合が解除され、バネ等の付勢力によって第2の位置状態に変化してその状態を保持するものでもよい。
(C)第3実施形態において、電源ON時にシャッターチャージ動作によりレンズ脱記憶レバー23の位置状態を変化させたが、シャッターチャージ動作によらず、他の部材を駆動するためのモータ、他の部材の駆動力、または、専用に設けたモータによってレンズ脱記憶レバー23の位置状態を変化させてもよい。例えば、クイックターンミラーアップ力、クイックターンミラーダウン力、シャッターチャージ力、シャッター走行力、レンズ駆動力、絞り機動力等を用いてもよい。
(D)実施形態では、OISレンズ220を有する構成を例示したが、これは、本発明に必須の構成ではない。すなわち、手振れ補正機能を有することのない交換レンズを装着したカメラシステムにも本発明は適用可能である。
(E)電気接点153は、ボディマウントリング151により保持されてもよい。例えば、電気接点153を、ボディマウントリング151の内周と外周の間に設けても良い。
(F)実施形態では、カメラモニタ120とEVF180の両方を有していたが、カメラモニタ120とEVF180の一方のみを有する構成でもよい。
<実施形態の特徴>
上記実施形態において特徴的な部分を以下に列記する。なお、上記実施形態に含まれる発明は以下に限定されるものではない。
(1)カメラ本体は、
レンズユニットを着脱可能なボディマウントと、
光学像を撮像する撮像部と、
電力を供給する電源と、
前記電源が切られている状態で前記ボディマウントからレンズユニットが着脱されたことを検知可能な着脱検出部と、を備える。
これにより、電源が切られた状態でのレンズの着脱を検出できるレンズ交換式撮像装置を提供することができる。
なお、「電源が切られた状態」とは、電源160(電源の一例)からカメラコントローラー140(制御部の一例)への電力の供給が停止している状態のことを意味する。
(2)前記ボディマウントから前記レンズユニットを外す動作を禁止するロック部をさらに備え、
前記着脱検出部は、
前記電源が切られている状態でも前記電源または別の電源から電力の供給を受けて、前記ロック部の禁止解除操作を検知するロック操作検知部と、
前記電源が切られている状態でも前記電源または別の電源から電力の供給を受けて、前記ロック操作検知部の前記検知回数をカウントするカウンタと、を有する。
これにより、電源が切られた状態でも、微量の電力によって着脱検知部を実現可能である。
レンズロックピン41bはロック部の一例である。レンズ着脱操作検知スイッチ41eはロック操作検知部の一例である。カウンタ59aはカウンタの一例である。
(3)前記電源が入れられると、前記カウンタの値を確認し、前記カウンタの値が初期値でない場合に前記レンズユニットが着脱されたと判断する制御部をさらに備える。
カメラコントローラー140は、制御部の一例である。実施形態のカウンタの値0は初期値の一例である。
(4)前記制御部は、前記カウンタの値が初期値でない場合に、前記カウンタの値に応じて前記レンズユニットが装着されているか否かを判断する。
(5)具体的には、前記制御部は、前記カウンタの値の初期値よりも増加している量が偶数である場合に、前記レンズユニットが装着されていると判断する。実施形態では、一例として、初期値を0とし、カウンタの値そのものが初期値よりも増加している量となるようにしている。
(6)前記着脱検出部は、前記レンズユニットを前記ボディマウントから外す動作、または、前記レンズユニットを前記ボディマウントに装着する動作に機械的に連動して第1の位置状態から第2の位置状態に変化する位置状態変化部材を有する。
これにより、電源が切られた状態でも、着脱検知部を実現可能である。
レンズ着脱検知レバー20、レンズ脱記憶レバー23は、位置状態変化部材の一例である。
(7)前記着脱検出部は、前記位置状態変化部材の位置状態を検知する位置状態検知部をさらに有する。
レンズ着検知スイッチ21、レンズ脱検知スイッチ25は、位置状態検知部の一例である。
(8)前記位置状態変化部材は、前記電源が停止した状態で前記第1の位置状態から前記第2の位置状態に変化すると、前記第2の位置状態を機械的に保持する。レンズ脱記憶レバー23が、この位置状態変化部材の一例である。図9に示す状態が第1の位置状態であり、図10Bに示す状態が第2の状態である。
(9)位置状態変化部材は、前記レンズユニットを前記ボディマウントから外す動作、または、前記レンズユニットを前記ボディマウントに装着する動作のいずれか一方に機械的に連動して第1の位置状態から第2の位置状態に変化する。レンズ脱記憶レバー23が、この位置状態変化部材の一例である。図9に示す状態が第1の位置状態であり、図10Bに示す状態が第2の状態である。
(10)前記電源が入れられると、前記位置状態検知部の検出結果に基づいて前記位置状態変化部材が第2の位置状態である場合に、前記レンズユニットが着脱されたと判断する制御部をさらに備える。レンズ脱検知スイッチ25が、この位置状態検知部の一例である。また、カメラコントローラー140が制御部の一例である。
(11)前記電源が入れられているとき、前記位置状態変化部材を前記第2の位置状態から前記第1の位置状態に変化させる位置状態駆動部をさらに備える。
(12)前記位置状態駆動部は、前記電源からの電力の供給を受けて前記位置状態変化部材の位置状態を変化させる。
(13)前記位置状態駆動部は、別の部材の運動に連動して前記位置状態変化部材の位置状態を変化させる。シャッタチャージ部材27が、(11)〜(13)の位置状態駆動部の一例である。
(14)前記位置状態駆動部は、クイックターンミラーアップ力、クイックターンミラーダウン力、シャッターチャージ力、シャッター走行力、レンズ駆動力、絞り機動力のいずれかによって前記位置状態変化部材の位置状態を変化させる。
(15)前記制御部は、前記電源が入れられた際に前記ボディマウントから前記レンズユニットが着脱されたと判断した場合、前記レンズユニットからレンズ情報を取得するように制御する。
本発明は、カメラシステムに適用できる。具体的には、デジタルスチルカメラやムービーなどに適用可能である。
カメラシステム1の斜視図 カメラ本体100の斜視図 カメラシステム1のブロック図 カメラシステム1の概略断面図 カメラ本体100の背面図 レンズ着脱検知機構の概略構成図 電源が切られた状態でレンズユニット200の着脱を検知する動作を示すフローチャート 電源が切られた状態でレンズユニット200の着脱を検知する動作を示すフローチャート レンズユニット200が装着された状態におけるレンズ着脱検出機構の状態図 (A)レンズユニット200をカメラ本体100に対して反時計回りに回転している途中のレンズ着脱検出機構の状態図、(B)さらにレンズユニット200を反時計回りに回転している途中のレンズ着脱検出機構の状態図 (A)レンズユニット200をカメラ本体100からはずすことが可能な状態まで、レンズユニット200を反時計回りに回転した状態のレンズ着脱検出機構の状態図、(B)レンズユニット200を再度取り付け、撮影待機または、撮影動作を開始した状態のレンズ着脱検出機構の状態図 電源が切られた状態でレンズユニット200の着脱を検知する動作を示すフローチャート
符号の説明
1 カメラシステム
100 カメラ本体
20 レンズ着脱検知レバー
20a、22a、23a、24a 軸
20b、23b 係合ピン
20c、23d スイッチ当接部
20d レンズ脱記憶レバー当接面
20e、20f 斜面
21 レンズ着検知スイッチ
22 レンズ着脱検知レバーバネ
22b ピン
23 レンズ脱記憶レバー
23c レンズ着脱検知レバー当接部
23e シャッタチャージ部材当接面
24 レンズ脱記憶レバーバネ
25 レンズ脱検知スイッチ
26 ストッパー
27 シャッタチャージ部材
41 ボディマウント
41b レンズロックピン
41c レンズ着脱操作部材
41d レンズ着脱操作部材付勢バネ
41e レンズ着脱操作検知スイッチ
41f レンズロックピン付勢バネ
41g レンズロックピン連動板
59 時計装置
59a カウンタ
71 レンズマウント
71b ロックピン嵌合穴
71c レンズバヨネット爪A
71d レンズバヨネット爪B
110 CMOSイメージセンサー
111 ADコンバーター
112 タイミング発生器
113 CMOS回路基板
114 光学フィルタ
115 振動板
120 カメラモニタ
121 ヒンジ
130 操作部
131 レリーズ釦
132 電源スイッチ
140 カメラコントローラー
141、241 DRAM
142 メイン回路基板
151 ボディマウントリング
152 ボディマウント接点保持部
153、253 電気接点
160 電源
170 カードスロット
171 メモリーカード
180 電子ビューファインダー
180 EVF
181 EVF用液晶モニタ
182 EVF用光学系
183 接眼窓
190 シャッターユニット
200 レンズユニット
210 ズームレンズ
211 駆動機構
212 検出器
213 ズームリング
220 OISレンズ
221 アクチュエータ
222 位置検出センサー
223 OIS用IC
230 フォーカスレンズ
231 相対位置検出器
232 原点位置検出器
232 絶対位置検出器
233 フォーカスモータ
234 フォーカスリング
240 レンズコントローラー
242 フラッシュメモリ
251 レンズマウントリング
260 ユニット
290 レンズ筒

Claims (15)

  1. レンズユニットを着脱可能なボディマウントと、
    光学像を撮像する撮像部と、
    電力を供給する電源と、
    前記電源が切られている状態で前記ボディマウントから前記レンズユニットが着脱されたことを検知可能な着脱検出部と、
    を備える、カメラ本体。
  2. 前記ボディマウントから前記レンズユニットを外す動作を禁止するロック部と、
    をさらに備え、
    前記着脱検出部は、
    前記電源が切られている状態でも前記電源または別の電源から電力の供給を受けて、前記ロック部の禁止解除操作を検知するロック操作検知部と、
    前記電源が切られている状態でも前記電源または別の電源から電力の供給を受けて、前記ロック操作検知部の前記検知回数をカウントするカウンタと、を有する、
    請求項1に記載のカメラ本体。
  3. 前記電源が入れられると、前記カウンタの値を確認し、前記カウンタの値が初期値でない場合に前記レンズユニットが着脱されたと判断する制御部をさらに備える、
    請求項2に記載のカメラ本体。
  4. 前記制御部は、前記カウンタの値が初期値でない場合に、前記カウンタの値に応じて前記レンズユニットが装着されているか否かを判断する、
    請求項3に記載のカメラ本体。
  5. 前記制御部は、前記カウンタの値の初期値よりも増加している量が偶数である場合に、前記レンズユニットが装着されていると判断する、
    請求項3に記載のカメラ本体。
  6. 前記着脱検出部は、前記レンズユニットを前記ボディマウントから外す動作、または、前記レンズユニットを前記ボディマウントに装着する動作に機械的に連動して第1の位置状態から第2の位置状態に変化する位置状態変化部材を有する、
    請求項1に記載のカメラ本体。
  7. 前記着脱検出部は、前記位置状態変化部材の位置状態を検知する位置状態検知部をさらに有する、
    請求項6に記載のカメラ本体。
  8. 前記位置状態変化部材は、前記電源が停止した状態で前記第1の位置状態から前記第2の位置状態に変化すると、前記第2の位置状態を機械的に保持する、
    請求項6または7に記載のカメラ本体。
  9. 位置状態変化部材は、前記レンズユニットを前記ボディマウントから外す動作、または、前記レンズユニットを前記ボディマウントに装着する動作のいずれか一方に機械的に連動して第1の位置状態から第2の位置状態に変化する、
    請求項7から8のいずれかに記載のカメラ本体。
  10. 前記電源が入れられると、前記位置状態検知部の検出結果に基づいて前記位置状態変化部材が第2の位置状態である場合に、前記レンズユニットが着脱されたと判断する制御部をさらに備える、
    請求項8または9に記載のカメラ本体。
  11. 前記電源が入れられているとき、前記位置状態変化部材を前記第2の位置状態から前記第1の位置状態に変化させる位置状態駆動部をさらに備える、
    請求項8から10のいずれかに記載のカメラ本体。
  12. 前記位置状態駆動部は、前記電源からの電力の供給を受けて前記位置状態変化部材の位置状態を変化させる、
    請求項11に記載のカメラ本体。
  13. 前記位置状態駆動部は、別の部材の運動に連動して前記位置状態変化部材の位置状態を変化させる、
    請求項11または12に記載のカメラ本体。
  14. 前記位置状態駆動部は、クイックターンミラーアップ力、クイックターンミラーダウン力、シャッターチャージ力、シャッター走行力、レンズ駆動力、絞り機動力のいずれかによって前記位置状態変化部材の位置状態を変化させる、
    請求項11または12に記載のカメラ本体。
  15. 前記制御部は、前記電源が入れられた際に前記ボディマウントから前記レンズユニットが着脱されたと判断した場合、前記レンズユニットからレンズ情報を取得するように制御する、
    請求項3,4,5または10に記載のカメラ本体。
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