JP4624302B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は携帯端末に関し、特に携帯端末の通信品質を向上させる技術に関する。
近年、テレビ(TV)機能付きの携帯電話が徐々に普及してきている。特に2006年4月1日から始まった携帯電話向け地上デジタルTV放送であるワンセグ(ワンセグメント)放送は、アナログ放送と比べて移動中の受信に強く映像も鮮明であるため、ユーザから大きな期待を寄せられている。
TV機能付きの携帯端末の多くは、2軸回転ヒンジ等により横長画面に表示した時に映像が見やすくなるように設計されている。搭載されるアンテナとしては、主に下筐体に配置されたホイップアンテナが採用されており、TV放送を視聴する際には、ホイップアンテナを引出して使用されている。
特開2005−260701号公報
動画やTVなどの映像データを携帯端末で受信する場合には、その情報量の多さから、より高品位な通信が必要とされている。また映像データは表示画面が大きい方が見やすく、迫力も増すため、多くのTV機能付きの携帯電話では、横長表示にして映像データを大きく表示させて視聴できるように工夫された設計がなされている。一方で、表示画面が大きくなると、通信品質の劣化に伴う画質の劣化がより一層目立つようになるという問題が顕在化されるため、表示画面が大きくなればなるほど、より高品位な通信が必要となる。
通信品質を向上させるための手段の1つとして、イヤホンアンテナ等の比較的大型で良好なアンテナを外付けアンテナとして利用する方法が用いられている。しかしながら、イヤホンアンテナや外付けアンテナを使用する場合には、イヤホンや外付けアンテナを常に携帯しておく必要があること、特にイヤホンアンテナを使用する場合には、ケーブルの引回しによってアンテナ特性が大きく変動してしまう等の問題がある。
一方、通信品質を向上させるための別の手段として、ダイバーシティ受信技術が知られているが、上述のような映像データ等は主にUHF帯の低い帯域でサービスされるため、昨今の携帯電話機のような小型筐体内ではダイバーシティ用のサブアンテナとメインアンテナとの間の距離を十分に取ることが出来ず、空間ダイバーシティとしての効果や、アンテナ間相互結合による劣化が大きく良好なダイバーシティ効果が得られない。
また、下記特許文献1に記載の技術のように、上記の2点を組み合わせて、イヤホンアンテナと携帯電話に実装されたアンテナとでダイバーシティ受信を行う方法も提案されているが、前述のように、イヤホンを携帯する必要があり、引回しや使用方法によってイヤホンアンテナの特性が大きく変動するという問題が依然として残っている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、高い通信品質が求められる映像データを視聴する横長画面使用時において、より効率的となるダイバーシティアンテナの配置技術を提供することを目的とする。
本発明は、第1の筐体と、表示部を有する第2の筐体とを、第2の筐体の厚み方向と平行になるような回転軸を持つように回転可能な回転機構部とを有する携帯端末において、第1の筐体に配置された第1のアンテナと、第2の筐体に配置された第2のアンテナとを使用して表示部に表示するコンテンツのダイバーシティ受信を行い、第2の筐体を回転することにより第2のアンテナの長軸方向と前記第2のアンテナの長軸方向とが交差するように配置される状態で受信位置、特に、TVなどのコンテンツ受信位置となることを特徴とする。特に、略直交するように配置するのが好ましい。
本発明の携帯端末を例えば手に持って、TV等の横長表示の映像データを視聴する際に、多くのユーザは、まず表示部に映像を大きく映し出すために、表示部を縦長表示の状態から例えばソフト的に90度回転させ横長表示の状態にする。次に、表示部が実装されている第2の筐体を90度回転させる。このとき、第2の筐体及び表示部の長辺方向は水平面とほぼ平行な状態になり、内蔵アンテナに流れる電流も水平面と平行になるため偏波はほぼ水平偏波になる。それとともに、ホイップアンテナに流れる電流の方向と内蔵アンテナに流れる電流の方向とが直交するため、それぞれのアンテナの偏波面も直交することになる。従って、前記第1及び第2の2つのアンテナによって偏波ダイバーシティの効果が得ることができる。
以上のように、本発明の携帯端末によれば、携帯端末の表示部を横長表示状態にしてTV等の映像データを受信して視聴する場合において、より高品位な通信が可能となり、通信品質を改善することができる。
また、上記回転機構部が第1の筐体の上端部と第2の筐体の下端部とにそれぞれ接続されている構造を有する場合にも、第2の筐体を90度回転させ、表示部を横長表示にした場合に同様な効果が得られる。また、このような形状の携帯電話機は、第2の筐体を180度回転させた時、携帯電話機の全長が長くなるため、送話部が口元に近くなり、送話部がユーザの声を認識しやすくなる。また第2の筐体を回転させない場合は、携帯電話機の全長が短くなるため、持ち運びしやすい。
上記第1のアンテナ及び第2のアンテナを、ホイップアンテナ等の引出し可能なアンテナにより構成させることによって、それぞれのアンテナ特性が向上し通信品質がさらに改善する。
また、本発明の他の観点によれば、第1の筐体と第3の筐体とを開閉可能に接続するヒンジ部と、表示部等を有する第2の筐体と前記第3の筐体とを該第2の筐体の厚み方向と平行になるような回転軸を持つように回動可能に接続する回転機構部とを有する携帯端末において、第1の筐体に配置された第1のアンテナと、第2の筐体に配置された第2のアンテナを使用して前記表示部に表示するコンテンツのダイバーシティ受信を行い、第2の筐体を回転することにより第1のアンテナの長軸方向と第2のアンテナの長軸方向とが略直交するように構成されることを特徴とする携帯端末が提供される。
この携帯端末に関しても、第2の筐体を90度回転させて表示部を横長表示にした場合に、受信特性に関して同様の効果が得られる。また、ユーザが本携帯端末を机などに置いて見る場合には、ホイップアンテナと内蔵アンテナとがともに水平偏波となってしまい偏波ダイバーシティの効果は得られなくなるが、それぞれのアンテナに流れる電流が直交し、指向性が8の字状となるため、指向性ダイバーシティの効果を得ることができる。
以上のように、本携帯端末を横長表示にして映像データを受信、視聴する場合には、ユーザが手に持って見る時だけでなく、机などに置いて視聴する場合にも通信品質を改善することが可能である。
また上記第2の筐体の回転軸の位置が変動しても同様の効果が得られる。回転軸が動くことで90度回転した時のヒンジ部と第2の筐体との距離を調整することができるため、筐体設計上の(デザイン)の幅が広がる。
また、上記第1のアンテナ及び第2のアンテナを、ホイップアンテナ等の引出し可能なアンテナにすることにより、それぞれのアンテナ特性が向上し通信品質がさらに改善する。
また本発明の別の観点によれば、第1の筐体と表示部等が設けられた第2の筐体とを開閉可能及び直交方向に回転可能に接続する少なくとも2つ以上の回転軸を有するヒンジ部とを有する携帯端末において、第1の筐体に配置された第1のアンテナと、第2の筐体に配置された第2のアンテナを使用して表示部に表示するコンテンツのダイバーシティ受信を行い、第2の筐体を回転することにより第1のアンテナの長軸方向と第2のアンテナの長軸方向とが略直交することを特徴とする携帯端末が提供される。
上記第1のアンテナ及び第2のアンテナはホイップアンテナなどの引出し可能なアンテナを使用することによってアンテナ自体の特性が改善し通信品質が改善する。
本発明の携帯端末によれば、携帯端末の状態によって空間ダイバーシティ、偏波ダイバーシティ或いは指向性ダイバーシティの少なくとも2種類のダイバーシティ効果を得ることができ、システムの受信感度を向上することができるという利点がある。
ダイバーシティアンテナとは、2つの受信アンテナを使うアンテナのことを指し、例えば、偏波ダイバーシティ、空間ダイバーシティ、周波数ダイバーシティなどの様々なタイプが存在する。平野部ではテレビの電波は水平偏波と言う方法で送られるのが一般的であり、山間部では垂直偏波を用いることも多い。携帯端末や、車のように移動することで電波の状況が変化する用途では、フェージングによる影響が大きいためダイバーシティシステムを用いてできるだけ良好に受信しようとする。ダイバーシティシステムでは、複数(2本から4本程度)のアンテナエレメントを、それぞれ違った場所に配置する。例えば切替ダイバーシティや選択性ダイバーシティ等の場合は実際に受信に使用されているのは1本だけであり、それぞれの場所に一番適したエレメントを自動的に検出し切り替え、筐体などのボディーとの干渉を起こさないように、金属部とできるだけ離して用いるのが好ましい。またその他にも合成ダイバーシティなど様々な方式がある。
以下に、本発明の一実施の形態による携帯端末について、携帯電話機を例にして図面を参照しながら説明を行う。図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態による携帯電話機を示す図である。図1(A)は、携帯電話機を正面から見た図であり、図1(B)は携帯電話において液晶表示部14(表示部:液晶は例示であり、有機EL、LEDなどに基づく表示も含まれる。)が配置された第2の筐体11bを90度回転させた時の様子を示す図であり、図2はダーバーシティ受信の詳細を示したブロック図である。
携帯電話機は、デジタルTV/ラジオのチューナを備えており、さらに、操作部12等を有する第1の筐体11aと、液晶表示部14などを有する第2の筐体11bと、が回転機構部17によって接続されている。
また、図1(B)に示すように第2の筐体11bは、回転機構部17との接点を回転軸として第2の筐体11b自身の厚み方向と垂直となる平面上を少なくとも90度以上回転可能である(矢印AR1参照)。さらに、携帯電話機は、第1の筐体11aの口元(マイクの近辺)にセルラー用アンテナ18が配置されており、第1の筐体11aの上端部にTV/ラジオ用のホイップ式(引出し式)のアンテナ15が配置されており、第2の筐体11bにTV/ラジオ用のダイバーシティ受信用のアンテナ16が液晶表示部14の長辺方向と平行になるように配置されている。
ここで、ダイバーシティ受信用のアンテナ16のアンテナ形式は、ダイポール形式のアンテナが採用されている。また図2に示すように、本実施の形態による携帯電話機は、制御部19から切替部110に送信される制御信号によってアンテナ15あるいはアンテナ16と、TVチューナ111の接続を切替えることによって切替ダイバーシティ受信を行っている(受信切替部)。携帯電話機を手に持ってTVを視聴する場合、TVの映像は横長であるため、多くのユーザはより大きな画面で視聴するように、まず液晶表示部14の画面表示を例えばソフト的に90度回転させて縦長表示から横長表示に変更した後に(表示切り替え部)、図1(B)に示すように、第2の筐体11bを例えば90度回転させて使用することができる。
このとき、ダイバーシティ受信用のアンテナ16とホイップ式のアンテナ15とに流れる電流の方向は互いに直交しており、ダイバーシティ受信用のアンテナ16はほぼ水平偏波、ホイップ式のアンテナ15はほぼ垂直偏波となり、それぞれのアンテナの偏波が異なり、直交することから偏波ダイバーシティの効果が得られる。従って、本実施の形態による携帯電話機においては、携帯電話機における画面表示を横長表示にしてTV視聴等を行う際に、良好な受信感度を得ることができ、通信品質をより向上させることができるという利点がある。また、第2の筐体11bを回転させる場合ほどの大きな効果を得ることは期待できないが、第2の筐体11bを回転させない時でも2つのアンテナ間で空間ダイバーシティの効果を得ることができる。
尚、本実施の形態では、ダイバーシティ受信として切替ダイバーシティを使用したが、合成ダイバーシティやTVチューナを2台使用して行う選択性ダイバーシティなどのその他の方式のダイバーシティ受信の形態をとっても良く、同様な効果を得ることができる。また、効果に関しては、セルラー用のアンテナ18の配置場所には特に依存せず、同様の効果が得られる。また、コンテンツ視聴時に、2つのアンテナが略直交する状態になる例を示したが、必ずしも直交している必要はなく、交差するように配置されていれば、受信状態を向上させる効果が得られる。以下の実施の形態においても同様である。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照しながら説明を行う。図3A(A)〜(C)までは、本実施の形態による携帯電話機の様子を示す図であり、図3A(A)は携帯電話機を正面から見た図であり、図3A(B)は携帯電話機において液晶表示部24が配置された第2の筐体21bを90度回転させた様子(AR2)を示す図であり、図3A(C)は携帯電話機において液晶表示部24が配置された第2の筐体21bを図3A(A)に示す基準位置から180度だけ回転させた様子を示す図である(AR3)。
本実施の形態による携帯電話機の構成は、上記第1の実施の形態と同様であるが、第1の実施の形態における回転機構部17を設ける位置を変更し、第1の筐体21aの上端部と第2の筐体21bの下端部との重なっている部分を回転機構部27により接続した点が異なる。本実施の形態による効果は第1の実施の形態による効果と同様であるが、本実施の形態による携帯電話機の形状は、図3A(C)に示すように第2の筐体21bを180度回転させて第1の筐体21aの下端部と第2の筐体21bの上端部とが重なるような状態にすることで、持ち運び時にコンパクト化できるように構成されているため、液晶表示部24のサイズを大きくしても携帯電話機自体の最小形態における大きさが大きくなりすぎない点で優れている。
図3Bは、図3Aとは異なるアンテナの配置例を示す図である符号等は同じものを付している。図3Bの配置は、液晶部24を挟んで、内蔵アンテナ26とホイップアンテナ25との位置関係を逆転させている点である。このような配置でも、図3B(B)のようにした場合に2つのアンテナの電流の流れる方向が直交しているため2つのアンテナ間の干渉を小さくできる点で優れた配置である。尚、図3A、図3Bのいずれにも言えることであるが、できるだけ2つのアンテナが離れるように配置したほうが良い。
次に、本発明の第3の実施の形態による携帯電話機について図面を参照しながら説明を行う。図4(A)から(C)までは、本実施の形態による携帯電話機の構成を示す図であり、図4(A)は携帯電話機を正面から見た図であり、図4(B)は携帯電話機において液晶表示部が配置された第2の筐体31bを90度回転させた時の様子を示す図であり、図4(C)は、携帯電話機を後方から見た様子を示す図である。また、図5(A)は、携帯電話機を右側方から見た様子を示す図であり、図5(B)は第1の筐体31aと第2の筐体31bとを閉じて、ホイップアンテナを収納した状態を右側方から見た図であり、図5(C)は第1の筐体31aの長手方向の水平線と第2の筐体31bの長手方向の水平線が交わる角度が120度になるように携帯電話を開いた状態を右側方から見た様子を示す図である。
本実施の形態による携帯電話機は、デジタルTV/ラジオチューナを搭載しており、さらに操作部32等を有する第1の筐体31aと、液晶部34等を有する第2の筐体31bと、回転機構部37等を有する第3の筐体31cと、を有しており、第1の筐体31aと第3の筐体31cとがヒンジ部33において図5(B)に示すように開閉可能に接続されている。第2の筐体31bと第3の筐体31cとが回転機構部37によって接続され、図4(B)に示すように第2の筐体31bを少なくとも90度回転することが可能である。
また、本実施の形態による携帯電話機は、TV/ラジオ受信用のホイップアンテナ35を筐体31aのヒンジ部33付近に有し、ダイバーシティ受信用の内蔵アンテナ36を筐体31bの内部において液晶表示部34の長辺方向と平行になるように配置してある。また、内蔵アンテナ36のアンテナ形式は、ダイポールアンテナを使用している。さらに、携帯電話機の第2の筐体31bには、図示しない重力センサーが搭載されている。液晶表示部34の表示内容は、液晶表示部34の長辺方向が水平面と垂直に近い場合には縦長表示、逆に液晶表示部34の長辺方向が水平面と平行に近い場合は横長表示となるように設定されている。
本発明の第1の実施の形態において説明したように、TVの映像は横長が一般的であるため、大画面で視聴したい場合には、ユーザは、図4(B)のように第2の筐体31bを90度回転させる。すると、重力センサーによって液晶表示部34の表示画面は自動的に横長表示となる。このとき、内蔵アンテナ36とホイップアンテナ35における電流の流れる方向が直交し、内蔵アンテナ36はほぼ水平偏波、ホイップアンテナ35はほぼ垂直偏波となるため、上記2つのアンテナ35・36においては、偏波ダイバーシティの効果を得ることができる。
また、携帯電話機は、机などに置いてTV視聴をする形態も考えられるが、その場合に、液晶表示部34の映像を見やすくするため、筐体31aと筐体31bとの成す角を120度程度にして使用することが考えられる。このとき、内蔵アンテナ36とホイップアンテナ35とは、ともにほぼ水平偏波になるが、アンテナの電流の流れる向きが直交しそれぞれの指向性が8の字であることから、指向性ダイバーシティの効果を得ることができる。また、さほど大きな効果ではないが、筐体31bを90度回転させない場合にも、上記2つのアンテナ間には空間ダイバーティ効果がある。
以上のように、本実施の形態による携帯電話機では、第1の実施の形態の効果に加えて、机の上に置いてTVを視聴する場合に指向性ダイバーシティ効果を得るように構成することによって、その際の通信品質を改善することができるという利点がある。尚、この形態は、据え置きを主体として利用される携帯端末に適用するのがより好ましい。
次に、本発明の第4の実施の形態よる携帯電話機について図面を参照しながら説明を行う。図6A(A),(B)、図7(A)〜(C)は、本実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図6A(A)は携帯電話機を正面から見た図であり、図6A(B)は図6A(A)の状態から第2の筐体41bを90度回転させた状態を示す図であり、図7(A)から図7(C)までは、図6A(A)から図6A(B)に移行する様子を背面から見た図である。
本実施の形態による携帯電話機の構成は、上記第3の実施の形態と同様であり、図6(A)は図4(A)に対応する。第3の実施の形態との違いは、第3の実施の形態における回転機構部37を下記に示すように変更したことによって第2の筐体41bの回転軸を移動可能にした点が異なる。すなわち、図7(A)に示すように、第2の筐体41bの回転軸(AR8、AR9のように回転する)となる回転中心点に接続部47bが設けられており、第3の筐体41cに設けられたスリット47aにより上記接続部47bと第3の筐体41cとの接点はスリット47a上を図7(B)、(C)に示す上下の矢印の方向に沿って移動可能に接続されている。尚、符号41cは第3の筐体である。
本実施の形態における効果は第3の実施の形態における効果と同様であるが、上記のような工夫を移動機構に加えることによって、第2の筐体41bを90度回転させた時に、ヒンジ部43と第2の筐体41bとの間隔を調整すること、特に小さくすることができるため、さらに第2の筐体41b上にある接続部47bの位置を調整することによって、第2の筐体41bが90度回転した時に左右の対称、非対称を自由に調整することができる、携帯電話のデザインの幅が広がる。
図6Bは図6Aに対応する図であり、図6B(B)に示すように、第2の筐体41bを90度回転させた場合に、第1の筐体41aに対して左右が非対称、特に内蔵アンテナ46とホイップアンテナ45との距離が離れるようになるように左右非対称に構成している。このようにすると、互いのアンテナ特性が改善する。
次に、本発明の第5の実施の形態よる携帯電話機について図面を参照しながら説明を行う。図8(A)から図9(B)までは、本実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図8(A)は携帯電話機を正面から見た図であり、図8(B)は携帯電話機において液晶表示部54が配置された第2の筐体51bを90度回転させた時の様子を示す図であり、図9(A)は携帯電話機を右側方から見た図であり、図9(B)は第1の筐体51aと第2の筐体51bとを閉じ、ホイップアンテナ55を収納した状態を右側方から見た図である。
本実施の形態による携帯電話機は、デジタルアナログTV/ラジオチューナを搭載しており、さらに操作部52等が配置された第1の筐体51aと液晶表示部54等が配置された第2の筐体51bとを、開閉可能及び直交方向に回転可能になるように構成されたヒンジ部53により接続されている。
またTV/ラジオ受信用のホイップアンテナ55が第1の筐体51aのヒンジ部53に配置されており、ダイバーシティ受信用の内蔵アンテナ56が第2の筐体51bに液晶表示部54の長辺方向と平行になるように配置されている。上記携帯電話機においては、第1の実施の形態と同様の効果を発揮するが、本実施の形態による携帯電話機は折り畳み型であるため、表示画面のサイズを大きくしても、持ち運び時には携帯電話をコンパクトに収納できるという点が優れている。
図3Bと図8(B)とのアンテナの配置の違いは、第2の筐体が90度回転した時に、2つのアンテナがクロスしない(ある程度距離が保てる)ため、アンテナ間の結合が小さくなり、それぞれのアンテナの特性が若干改善するという利点がある。
次に、本発明の第6の実施の形態による携帯電話機について図面を参照しながら説明を行う。図10(A)から(C)までは、本実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図10(A)は、本実施の形態による携帯電話機を正面から見た図であり、図10(B)は携帯電話機において液晶表示部64が配置された第2の筐体61bを90度回転させた状態を背面から見た図であり、図10(C)は棒状アンテナ66を引出した状態を背面から見た図である。
本実施の形態による携帯電話機の基本的な構成は、第4の実施の形態の場合と同様であり、回転機構部67に関して矢印AR12のように第2の筐体61bが回転する。第4の実施の形態における携帯電話機におけるダイバーシティ受信用の内蔵アンテナ46を本実施の形態では棒状アンテナ66に置き換えた構成を有している点が異なる。棒状アンテナ66は、図10(C)に示すように、引出し可能に第2の筐体61bの背面に液晶表示部64の長辺方向と平行に収納されている。棒状アンテ66は、収納時には第4の実施の形態における内蔵アンテナ46とほぼ同等の特性を有することになるが、棒状アンテナ66を引出した時には、筐体(アンテナのGND)から遠ざかるため、アンテナ特性が改善する。すなわち、ダイバーシティの説明の部分において説明したように、アンテナはGNDや金属物と近いと特性が悪くなる。そこで、GNDから遠ざけるという目的でアンテナを引し出し可能にしている。棒状アンテナ66の特性が改善することによってさらに通信品質を改善することが可能となる。
次に、本発明の第7の実施の形態による携帯電話機について図面を参照しながら説明を行う。図11(A)、(B)、図12は、本実施の形態による携帯電話機を示す図であり、携帯電話の構成は、第1の実施の形態と後述する1点を除き同じであり、図11(A)、(B)、図12は図1(A)、(B)、図2にそれぞれ対応する。
本実施の形態による携帯電話機は、第1の実施の形態による携帯電話機における第2の筐体11bに重力センサー112を追加した点が異なる。重力センサー112が第2の筐体11bにおける重力を検出することによって、重力センサー112から送信される信号によって制御部19は第2の筐体11bが縦長状態であるか横長状態であるかに関する判断をすることができる。切替部110は、制御部19からの制御信号よって、第2の筐体11bが縦長の場合にはホイップ式のアンテナ15とTVラジオチューナ111とを接続し、第2の筐体11bが横長の場合には第1の実施の形態と同様に、アンテナ15とアンテナ16とを切替える。
上記構成に基づく効果は、第1の実施の形態の場合と同様であるが、本実施の形態による携帯電話機では、図1(A)に示すような第2の筐体11bが縦長の時にはダイバーシティ受信の効果があまり得られないためダイバーシティ受信は実行せずにホイップ式のアンテナ15のみを使用し、図11(B)のように第2の筐体11bが横長になった場合のみダイバーシティ受信を実行するように制御する。尚、本実施の形態では、第2の筐体11bの状態(配置)を判断するために重力センサーを利用する例を示したが、その他の判断手段、例えばメカニカルに位置を判定する手段を利用しても同様の効果が得られることはいうまでもない。
次に、本発明の第8の実施の形態による携帯電話機について図面を参照しながら説明を行う。図13(A)、(B)は、本実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図13(A)は本実施の形態による携帯電話機を正面から見た図であり、図13(B)は本実施の形態による携帯電話機において液晶表示部が配置された第2の筐体81bを90度回転させた場合の様子(AR13)を示す図である。
本実施の形態による携帯電話機の構成は、一部を除き第1の実施の形態の場合と同じであるが、セルラー用のアンテナ88を第1の筐体81aの上端部に配置し、第1の筐体81aの短辺方向と平行に無線LAN用メインアンテナ86が配置され、第2の筐体81bの短辺方向と平行に無線LAN用サブアンテナ85が配置される。上記メインアンテナ86及びサブアンテナ85とで、ダイバーシティ受信を行う点が異なる。
尚、上記構成において通信を行う際は、メインアンテナ86は送受信に使用し、サブアンテナ85は受信のみに使用する。
上記第1から第7までの実施の形態では、第2の筐体の長辺方向にダイバーシティ受信用のアンテナを配置している。一方、第8の実施の形態では、第2の筐体81bの短辺方向にダイバーシティ受信用のアンテナ85を配置している。短辺方向におけるアンテナとしては、比較的周波数が高い(波長が短い)アンテナであるため、一例としてBTのダイバーシティも利用可能であるが、一般的には無線LANのダイバーシティ受信を利用する。またセルラー用のアンテナでダイバーシティをしても良い。セルラー用のアンテナの送信の影響に関しては、アンテナ間のisolationに大きく依存するが、少なからず影響はある。この対策としては、それぞれのアンテナにノッチフィルタ等を使用して影響が出ないようにすることができる。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、無線LANを使用して映像データを受信する場合に図13(B)に示すように第2の筐体81bが90度回転した時に、メインアンテナ86とサブアンテナ85におけるそれぞれの電流の流れる方向が直交するため、偏波ダイバーシティが成り立ち、受信感度が改善する。
尚、このアンテナの構成は、第2から第5までの各実施の形態による携帯電話機に適用しても同様な効果が得られる。
次に、本発明の第9の実施の形態による携帯電話機について図面を参照しながら説明を行う。図14(A)、(B)及び図15は、本実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図14(A)は、本実施の形態による携帯電話機を正面から見た図であり、図14(B)は本実施の形態による携帯電話機において液晶表示部24が配置された第2の筐体21bを90度回転させた様子(AR14)を示す図であり、図15は図14(A)における内蔵アンテナ26の棒状形状をメアンダ形状に変更した例を示す図である。
本実施の形態による携帯電話機の構成例は、基本的に第2の実施の形態による携帯電話機と同様であるが、第2の実施の形態におけるホイップアンテナ25の代わりに、第1の筐体21aに第1の筐体の長辺方向と平行になるように内蔵アンテナ95を配置した点が異なる。得られる効果は第2の実施の形態の場合と同様である。また内蔵アンテナ26は、偏波面がほぼ同じであれば図15に示すように、メアンダ形状のアンテナ26’に変更しても良く、その効果は基本的に変わらない。また内蔵アンテナ95をメアンダ形状にしても同様である。
以上に説明したように、本実施の形態による形態電話機においては、ダイバーシティ受信を形成する2つのアンテナの偏波が直交する例について説明したが、実際には垂直から多少ずれた状態においても、偏波ダイバーシティの効果を得ることができる。
また、以上の実施の形態中には、第2の筐体を横長状態にした時に、厳密にいうとダイバーシティ受信を行う2つのアンテナの長軸方向が直交しないものもあるが、図3(B)や図5(C)のような角度から見たときに直交しているように見えていれば、ダイバーシティ受信を行う2つのアンテナの偏波はほぼ直交していることになるため、偏波ダイバーシティの効果を得ることができる。
以上のように、本実施の形態による携帯電話機は、携帯電話機の状態によって空間ダイバーシティ、偏波ダイバーシティ或いは指向性ダイバーシティの少なくとも2種類のダイバーシティ効果を得ることができるため、テレビ受信部などのシステムの受信感度を向上することができるという効果がある。尚、上記の例では、携帯電話機を例にして説明したが、その他、携帯端末やノート型PCなど、通信機能を備えた携帯テレビなどの家電機器にも応用可能である。
本発明は、テレビ放送等の表示機能を有する携帯電話機に利用可能である。
本発明の第1の実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図1(A)は、携帯電話機を正面から見た図であり、図1(B)は携帯電話において液晶部が配置された第2の筐体11bを90度回転させた時の様子を示す図である。 図1におけるダーバーシティ受信の詳細を示したブロック図である。 図3A(A)〜(C)までは、本発明の第2の実施の形態による携帯電話機の様子を示す図であり、(A)は携帯電話機を正面から見た図であり、(B)は携帯電話機において液晶表示部24が配置された第2の筐体11bを90度回転させた様子を示す図であり、(C)は携帯電話機において液晶表示部24が配置された第2の筐体11bを(A)に示す基準位置から180度だけ回転させた様子を示す図である。 図3Aにそれぞれ対応する図であり、図3Bは、図3Aとは異なるアンテナの配置例を示す図である。 図4(A)から(C)までは、本発明の第3の実施の形態による携帯電話機の構成を示す図であり、図4(A)は携帯電話機を正面から見た図であり、図4(B)は携帯電話機において液晶表示部が配置された第2の筐体31bを90度回転させた時の様子を示す図であり、図4(C)は、携帯電話機を後方から見た様子を示す図である。 図5(A)は、携帯電話機を右側方から見た様子を示す図であり、図5(B)は第1の筐体31aと第2の筐体31bとを閉じて、ホイップアンテナを収納した状態を右側方から見た図であり、図5(C)は第1の筐体31aの長手方向の水平線と第2の筐体31bの長手方向の水平線が交わる角度が120度になるように携帯電話を開いた状態を右側方から見た様子を示す図である。 図6A(A)、(B)は、本発明の第4の実施の形態による携帯電話機を示す図であり、(A)は携帯電話機を正面から見た図であり、(B)は(A)の状態から第2の筐体41bを90度回転させた状態を示す図である。 図6Bは図6Aに対応する図であり、図6B(B)に示すように、第2の筐体41bを90度回転させた場合に、第1の筐体41aに対して左右が非対称、特に内蔵アンテナ46とホイップアンテナ45との距離が離れるようになるように左右非対称に構成している。 図7(A)〜(C)は、本実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図6A(A)から図6A(B)に移行する様子を背面から見た図である。 図8(A)、(B)は、本発明の第5の実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図8(A)は携帯電話機を正面から見た図であり、図8(B)は携帯電話機において液晶表示部54が配置された第2の筐体51bを90度回転させた時の様子を示す図である。 本実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図9(A)は携帯電話機を右側方から見た図であり、図9(B)は第1の筐体51aと第2の筐体51bとを閉じ、ホイップアンテナ55を収納した状態を右側方から見た図である。 図10(A)から(C)までは、本発明の第6の実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図10(A)は、本実施の形態による携帯電話機を正面から見た図であり、図10(B)は携帯電話機において液晶表示部64が配置された第2の筐体61bを90度回転させた状態を背面から見た図であり、図10(C)は棒状アンテナ66を引出した状態を背面から見た図である。 図11(A)、(B)は、本発明の第7の実施の形態による携帯電話機を示す図であり、携帯電話の構成は、図1(A)、(B)に対応する図である。 図11におけるダーバーシティ受信の詳細を示したブロック図であり、図2に対応する図である。 図13(A)、(B)は、本発明の第8の実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図13(A)は本実施の形態による携帯電話機を正面から見た図であり、図13(B)は本実施の形態による携帯電話機において液晶表示部が配置された第2の筐体81bを90度回転させた場合の様子を示す図である。 本発明の第9の実施の形態による携帯電話機を示す図であり、図14(A)は、本実施の形態による携帯電話機を正面から見た図であり、図14(B)は本実施の形態による携帯電話機において液晶表示部24が配置された第2の筐体11bを90度回転させた様子を示す図である。 図14(A)における内蔵アンテナ26の棒状形状をメアンダ形状に変更した例を示す図である。
符号の説明
11a、21a、31a、41a、51a、61a、81a: 第1の筐体
11b、21b、31b、41b、51b、61b、81b: 第2の筐体
11c、31c、41c: 第3の筐体
12、22、32、42、52、62、82: 操作部
14、24、34、44、54、64、84: 液晶部
15、25、35、45、55、65:ホイップアンテナ
16、26、36、46、56、95: 内蔵アンテナ
85:サブアンテナ
86:メインアンテナ
66:棒状アンテナ
19:制御部
110:切替部
111:TV/ラジオチューナ
112:重力センサー
18、88:セルラー用アンテナ

Claims (11)

  1. 第1の筐体と、
    表示部を有する第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを略同一平面上で回転させる接続機構部と、
    前記第1の筐体に配置された第1のアンテナと、
    前記第2の筐体に配置された第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナと接続するチューナまたは無線受信部と、
    有する携帯端末において、
    前記チューナまたは前記無線受信部が前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとを用いてコンテンツを受信し、前記表示部が前記コンテンツを表示するときに、前記第1の筐体と前記第2の筐体との相対的な回転により前記第1のアンテナの長軸方向と前記第2のアンテナの長軸方向とが交差する第1の状態と、交差しない第2の状態とを切り替えられる
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 第1の筐体と、
    表示部を有する第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを接続する接続機構部と、
    前記第1の筐体に配置された第1のアンテナと、
    前記第2の筐体に配置された第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナと接続するチューナまたは無線受信部と、
    を有する携帯端末において、
    前記チューナまたは前記無線受信部が前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとを用いてコンテンツを受信し、前記表示部が前記コンテンツを表示するときに、前記第2の筐体は前記第1の筐体に対して横長状態となる第1の状態と、縦長状態となる第2の状態とをとることができ、
    前記第1の状態では前記第1のアンテナの長軸方向と前記第2のアンテナの長軸方向とが直交して配置され、前記第2の状態では前記第1のアンテナの長軸方向と前記第2のアンテナの長軸方向とが平行に配置される
    ことを特徴とする携帯端末。
  3. 前記表示部が前記第1の筐体に対して横長状態で配置されているときに、前記第1のアンテナの前記長軸方向と前記第2のアンテナの前記長軸方向とを略直交にす
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 前記第1の状態において、前記ンテンツの切替ダイバーシティ受信、合成ダイバーシティ受信、または選択性ダイバーシティ受信を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  5. 前記接続機構部は、前記第1の筐体の上端部と前記第2の筐体の下端部とを接続することを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 前記第2の状態ではダイバーシティ受信を行わず、前記第1の状態では前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとのダイバーシティ受信に切り替える受信切替部を有する
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは、少なくとも一方が筐体から引出し可能であることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の携帯端末。
  8. 前記接続機構部は、
    前記第2の筐体と前記接続機構部とを回転可能に接続する回転機構部と、
    前記接続機構部と前記第1の筐体とを開閉可能に接続するヒンジ部と、
    を有することを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の携帯端末。
  9. さらに前記表示部におけるコンテンツ表示サイズを可変とする表示サイズ変更部を有し、前記第1の状態において、前記第2の状態のときより大きなコンテンツ表示サイズで前記コンテンツを表示させる
    ことを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の携帯端末。
  10. 前記第2の状態から前記第1の状態に変化する際に、前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して非対称になるよう回転し、回転した結果、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの距離が回転前より離れる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項に記載の前記携帯端末が、デジタル放送受信機能付きの携帯電話機であることを特徴とする携帯端末。
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